ブラック企業に就職し、体に鞭を打って働いていた佐藤浩一。
しかし30代半ばで体も心も壊れてしまい、入院生活を送ることとなってしまった。
身も心も空っぽになった佐藤だったが、入院生活を送る中で一つの夢を見つけた。
その夢とは『第二の人生として
田舎でスローライフを送りたい』というもの。
給料は決して高くなかったが、社畜ゆえにお金を使う暇がなかった佐藤はそれなりの貯金があったため、その貯金を元に田舎に移住する。
そんな素晴らしい夢に向かって一歩を踏み出そうとしたタイミングで――まさかの異世界へと飛ばされてしまった。
とことん運に見放されたと思われていた佐藤だったが、異世界の人達は常に厳しかった知り合いの誰よりも遥かに優しくしてくれ、その上転移した際に一つの“神スキル”を授かった。
そのスキルというのは【異世界農業】という名のスキル。
育てた作物をNP(農業ポイント)に換えることができ、そのNPを使用することでありとあらゆるものと交換できるというスキルだった。
このスキルを使い、日本ではできなかった田舎でのスローライフを送ると決めた佐藤は、新たに作った夢に向かって異世界で大きな一歩を踏み出したのだった。
※悪い人は基本出てきません。常にほのぼのしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:10:00
89264文字
会話率:38%
四十二歳のおっさんにして村の英雄、グレアム・ウォード。
グルザルム王国の辺境にあるフーロ村で生まれ、一度も村から出ることなくこの歳まで生きてきた。
平穏に暮らせていたのなら良かったのだろうが、このフーロ村は魔王領の真隣に位置しているという史
上最悪の立地の村。
魔王領からやってくる魔物の数は半端ではなく、更に魔王軍が王国を攻めてくる際には必ずこの村を通る。
グレアムには王国を守るという気持ちは一切なかったが、村を守るために魔王軍とは幾度となく戦い、一度でも進行を食い止めれば勇者と呼ばれるであろう偉業を、これまで五度に渡って魔王軍の進行を食い止めた。
ただ、グルザルム王国は地図にもないフーロ村のことを把握しておらず、影の英雄の存在には気づいていない状態。
このまま人知れることなく、フーロ村で密かに死ぬ運命であったグレアムだったが、五度目の魔王軍の進行を食い止めた時に片腕を失ってしまった。
英雄であろうと農業を強いられる村であり、片腕となったことで以前のように体が動かせず足手まといになると悟ったグレアムは、四十二歳にして村を出る決断をした。
世界中の誰も知らなかった英雄が今まさに井の中から飛び出し、グレアム・ウォードの名を大海に知らしめることとなる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 12:10:00
384120文字
会話率:47%
親に捨てられてから、暗殺稼業を生業とする組織のボスに拾われ、幼少期から暗殺者となるために育てられた俺。
暗殺というのは決して簡単なものではなく、失敗すれば死ぬか殺される生死を懸けた仕事。
そんな生死のやり取りを行う殺し屋として、俺
は三十年以上も生き残って人を殺し続けてきた俺に課された依頼は――勇者の暗殺。
この暗殺稼業から足を洗えるという報酬の下、過去最難の依頼に挑み……俺は無事に勇者の暗殺を成功させた。
約束通り、育ての親であり暗殺稼業を生業とするボスから解放されたものの、服はボロボロ、髪はボサボサ、子供の小遣いくらいの金しかない状態。
しかも、幼少期から暗殺しかしてきてないため社会経験はなく、年齢も四十近いおっさん。
金なし家なし職もなし。
とんでもない状態で世間に放り出されたが、これまでの過酷で凄惨で地獄のようだった人生を良かったと思えるものにするため、俺は人生のやり直しを図ることを決意した。
※他サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 12:10:00
756086文字
会話率:37%
ルパート商会の娘、五歳のセシリアはエメラルドのような瞳に淡い栗色の髪の綺麗なヘンリーとお見合いをした。セシリアはこんなに綺麗な男の子とお見合いをするのかと胸をときめかせたが、ヘンリーは言った。「こんなブス嫌だ。髪が真っ黒でモジャモジャだし
、顔に点々がついてて汚い」と。
……セシリアは深く傷ついたまま大人になった。
大人になったセシリアは、メイドとして王城に勤めていた。そこでいつも馬車が一緒になるライオンの鬣のような金色の髭に、青空を吸い込んだような瞳のバルドと仲良くなる。
セシリアはヘンリーと結婚しなくてはならなくなった時、バルドの言葉が浮かんだ。
そして、思った。
好きな仕事を辞める価値がこの人にある?
私の人生にこの人は必要?
そこから始まるセシリアの恋と王城での新たな仕事への挑戦の物語ーーというようなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:09:39
199823文字
会話率:39%
男爵令嬢シャルロッテは4つ上のトンプソン侯爵家の嫡男メイナードの婚約者だ。甘いマスクの彼にシャルロッテは胸をときめかせた。しかし嫁いだその日、彼は言った。
「ごめんね?君のことを愛することはないんだ。だって、僕にはすでに愛しい人がいるからさ
」
メイドのマデリンが見せつけるようにまだ平らな下腹を撫でた。
どうやらこの結婚は平民であるマデリンが産んだ赤子をシャルロッテが産んだことにするための結婚だったようだ。
メイナードはいつまでも少女のように凹凸の少ない体の厚化粧のシャルロッテを冷遇した。
21年、シャルロッテはよく耐えた。
もう良くないか?離婚してやりたいことをやろう。
そんなシャルロッテにはある秘密があって……というお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 09:23:48
10205文字
会話率:18%
ソルリディア王国の王太子アルトバルトは、学園生活も締めとなる卒業式の壇上で愛を語り始めた。婚約者の公爵令嬢コーネリアの前で、婚約者じゃない男爵令嬢ポアラに…。私たち女子生徒は一斉に扇子を開き、左斜め45度に傾けて右中指だけ伸ばす。"
;てめえ、何言ってんだ!?"の恐ろしいほど揃った扇子ポーズだ。そんな扇子ポーズも気にせず、とうとうアルトバルトはコーネリアに婚約破棄を突きつけた。「殿下…」哀しげに眉を顰めアルトバルトを見つめるコーネリアは、扇子をきれっきれに閉じて右斜め30度に傾け右小指を立た後、ゆっくり扇子をトンと首に当てた。"クソが…(社会的に)殺す"……という婚約破棄現場を私、伯爵令嬢ミリアムはうわ〜と他人事で見てたのに、後日なぜか自分も婚約破棄を言われたお話。ちなみに、扇子ポーズで本音を伝える扇子言語は女性の優しさです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 08:42:06
118876文字
会話率:27%
完全没入型VRゲームが世に出てはや5年。青年、烏鷹千里は未だに夢のゲームに出会うことができずにいた。
そんなある日、彼はとある無名の会社が突如サービス開始を発表した<Eternal Chain>と呼ばれるVRMMORPGを知る。
完全
に再現された五感。広大なフィールド。各プレイヤーの相棒としてともに成長する存在<アルカナ>。世界の秘密が隠されているというダンジョン。
そこには確かにもう一つの世界があった。
そのゲームで、彼は夢にまで見た冒険を始める……はずだった!?
PKとPKKによる壮絶な争いに陰謀渦巻くNPC達の政争。
彼は旅先で出会う個性豊かなプレイヤーたちと時に煽り合い、時に協力し合いながら、その世界を駆け抜ける。
──<Eternal Chain>の世界へようこそ。私たちはあなたを歓迎します。
*誤字脱字、誤用、名前間違い等がございましたら、該当箇所を誤字報告機能で御指摘いただけると大変助かります。*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:08:33
1111599文字
会話率:33%
ある日異世界に転移してしまった莉奈は、その何十年もの昔この世界に転移してきたという男、誠司に拾われる。その男にはライラという娘がおり――「娘と友達になってくれないか?」。――そして莉奈が転移してきてから四年後、『私』達はかつてこの地方を
蝕んだ因縁の相手に立ち向かう事になる――。
これは何故か異世界に飛ばされてしまった莉奈が、『私』達の為に自分に出来ることを頑張る物語。
カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:07:01
1035748文字
会話率:43%
舞台は「操言(そうげん)の力」によって万物に干渉できる「操言士」が人々を守り支える国、オリジーア。ごく普通の町娘だった紀更は先天的にしか持てないはずの操言の力をなぜか後天的に宿し、急遽見習い操言士となった。師匠の王黎(ワンリー)と共に修行の
旅に出た紀更は、旅に同行する傭兵のユルゲンにゆっくりと恋をしつつも一人前の操言士になっていく。しかしそんな紀更たちの前に、世界を脅かす謎の組織が現れる。二人の愛が謎の組織に対抗する時、人間と神様の物語にようやく終止符が打たれる――。「17歳少女×28歳傭兵」の年齢差恋愛を軸にしつつ、「旅をしてやがて世界を救う」というRPGっぽいテイストで展開するオリジナルファンタジー恋愛小説(ハッピーエンド)です。戦闘や流血、人が死ぬ描写が予告なくあるのでR15指定しています。全20話(約178万文字)で2026年4月に完結予定(他サイトにも掲載あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:06:08
375443文字
会話率:47%
現在、タイトルは(仮)です。良いの思いついたら変えます。
「狐娘を侮るな」
突如としてギルド内にそんな噂が流れた。
身長も低く小柄な冒険者だというが、彼女はとりあえずこの街のギルドでは一番強い。
狐のモンスターの毛皮で作ったという耳尻尾付
きパーカーのみ(パンツは履いてるらしい)を身に纏い、爆炎魔術を操り、高速で地を駆け、その爪は鋼鉄をも切り裂くという。(丈が短いので激しく動くとパンツが見える)
幼げな彼女の頭の上に鎮座するもう一つの頭──ナインテイルの頭部がそこにあった。それは毛皮にされてなお、生きていて言葉を話していた──。
一人と一匹の奇妙な二人二脚の旅が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:00:42
150980文字
会話率:39%
狐が通る。
道を開けよ。
さもなくばすべてが燃え落ちる──のじゃ。
辺境の町に突如として現れた少女は、ランクF(最低)で火炎系魔法威力9999という化け物で──。
ドラゴンブレスさえ威力7000のこの世界で、オーバースペックな能
力を授かった彼女の旅路が今始まる。
超高火力系のじゃロリフォックスがあなたのハートを燃やし尽くす──(?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 05:53:14
22564文字
会話率:35%
和田龍兵は古武道の道場主。しかし齢四十になるこのたび、自分が研鑽してきた古武道が現代社会でまったく使い道の無いものだと思い知らされる。そこで友人から勧められたヴァーチャルリアリティゲーム「王国の刃」。この仮想空間で古流の技を存分に発揮してみ
ることにした。それもロクに甲冑を身に着けず、武器も木刀という無知丸出し振り。古参ゲーマーや訳知り顔のプレイヤーたちに馬鹿にされるが、それでも驚異的なキル数を積み上げてついには「災害」認定されるまでに至る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:00:00
2340396文字
会話率:39%
学園を首席で卒業した秀才ヒロ・ヤハラ。しかし就職先は男爵家というなんとも冴えないもの。人事異動の季節、主たる男爵さまに呼び出された彼は中央への復帰かとひそかに心ときまかせていた。しかし異動先は三男坊リュウゾウ、通称『バカさま』の領地。武芸大
食ちょっとの侠気くらいしか取り柄のない『バカさま』に仕えることとなった秀才。果たして彼の野望は叶うのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 08:00:00
319664文字
会話率:25%
貧乏無職の足立圭介の前に現れた、異世界煙草商人の娘シャルローネさん。たかだかひと箱280円の煙草が異世界では万札に値するという。自由な身分のはずであった圭介は、シャルローネと交流していくことで金に縛られ色に縛られ、世間体の縛られてゆく。しか
しそれもまんざらではない、というお話。
雑記帳で連載していたものを今回独立させました。全話予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 08:00:00
42456文字
会話率:24%
裏社会限定の用心棒を斡旋する闇組織〈夜刀〉。
〈夜刀〉の中でも屈指の実力者である少年〝S〟は「普通に生きたい」という願望のもと組織を脱走し、警察に身を寄せた。
普通に生きたいという願望以上に〈夜刀〉という組織を潰したかった〝S〟は、警察に情
報を売ることで〈夜刀〉の本部を制圧させ、組織に致命的な打撃を与えることに成功した。
一年後。
〝S〟は梶原信吾という名を手に入れ、普通に生きたい彼にとっては夢であり念願でもあった学校に通えるようになった。
その学校に〝S〟が入学したという噂を流し、釣り上げた〈夜刀〉の残党を捕まえる協力をするという条件付きで。
様々な思惑が絡み合う中、信吾は入学式当日を迎える。
夢であり念願でもあるはずの状況に心が動かないことに少なからずショックを受けていた信吾だったが、同じクラスの假屋莉花に無自覚に一目惚れしてしまい……。
これは、少年Sこと梶原信吾が繰り広げる、恋と暴走と闇組織との戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:00:00
90196文字
会話率:31%
アリスは結婚しろ結婚しろとうるさい親の目をごまかすために、同じ悩みを抱えていたカルロスと秘密裏に契約結婚を結ぶことにした。
期限は一年。
双方の親に子供ができないことを怪しまれないギリギリの年月が、大体これくらいだろうという判断のもとに決
めた期限だった。
こうしてアリスはカルロスとともに形だけでも一年間夫婦を演じることになったが、もうじき期限を迎えるというところまできたところで一つ、特大の誤算が発生した。
一年間同じ屋根の下で暮らしたことで、アリスはカルロスのことを本当に好きになってしまったのだ。
このままでは期限の一年を迎えてしまう。
どうにかしてカルロスを繋ぎ止めたかったアリスが、考えに考え抜いた末に彼に言った言葉が「できちゃった❤」だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 09:00:00
3047文字
会話率:21%
リアーナ「お父様……わたくし、第三王子のアレス様と婚約することになりましたの」
お父様「娘よ。さすがに王族とのエア婚約はやめなさい。というか勘弁してください」
最終更新:2023-12-18 09:00:00
10919文字
会話率:29%
いい年をしたおじさんが異世界へ
魔法がある事に喜んだものの、才能という部分にチートは無く
どうにか頑張って生きていくものの歳には勝てず
そして、おじさんはついにロボットと出会う?
最終更新:2024-12-27 08:00:00
79408文字
会話率:54%
あ~思いついちまった。
という訳でやるが吉なのです。
2024年、せんどうにっき。
ゆるーく、月10回くらいでやってみよ~。
最終更新:2024-12-27 08:00:00
71886文字
会話率:11%
滅多にしないことをすると起こっちゃった顛末です。
最終更新:2024-08-10 21:02:59
2174文字
会話率:35%
だいぶ書こうか迷いました。
だけど書くべきかなという気持ちになりましたのでやってみます。
週一ペースかなあ。
なにぶん、忘れている(忘れようとした)ところがありますので、多分に思い出補正・・・っと、これ、フィクションかも(笑)。
最終更新:2024-03-15 09:00:00
11341文字
会話率:42%
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫
婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
主人公が酷く虐げられる描写が苦手な方は、回避をお薦めします。そういう意味もあって、R15指定をしています。
追放令嬢ものに分類されるのでしょうが、追放後の展開はあまり類を見ないものになっていると思います。
2章立てになりますが、1章終盤から2章にかけては、「令嬢」のイメージがぶち壊されるかもしれません。不快に思われる方にはご容赦いただければと存じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:00:00
41811文字
会話率:28%
「フラヴィニー侯爵家息女マリリーズ、お気の毒だが私に貴女と婚約する気はない!」
夜会で侯爵家次男から突然そんな宣言をされた14歳のマリリーズは、一歳下の妹ミュリエルの謀にはまったことを知る。
マリリーズが4歳のとき侯爵の父が死亡し、国の
決まりで長女が15歳で成人するまで叔父が暫定爵位についていた。
しかし再婚した叔父と母は、ミュリエルが長女であると偽って国に届けてしまった。
以後マリリーズは三人から虐げられて生きている。
このままではミュリエルが15歳で爵位を継ぎ、マリリーズは放逐されることが予想される。
10歳のとき加護を賜る儀式で、ミュリエルは強力な火魔法を、マリリーズは聞いたことのない『ブンカン』という加護を得る。いろいろ事務仕事に役立つが、極め付きは読める場所にある文書を書き換えられることだ。
文官に役立つ能力を得たということで、それからマリリーズは男装をして叔父とともに王宮に通い、執務を手伝うことを命じられた。
ほとんど使用人と変わらない扱いの日々が続く。
そんな中でマリリーズは領地の窮状を知る。当てにならない叔父には秘密に、家宰の協力を得て、マリリーズは加護の能力をさまざまに利用して領地の立て直しを目指すことにした。
「この現状を捨て置くわけにはいかない、ここで目を逸らしたら絶対後々に悔いが残る!」と。
領地救済と成人後の自立を目指して、マリリーズは行動する。
「カクヨム」にも同時掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 14:00:00
83957文字
会話率:41%
高校二年生、篠崎《しのざき》珀斐《はくび》(男)は、ある日の下校中、工事現場の落下事故に巻き込まれて死亡する。
何かのテンプレのように白い世界で白い人の形の自称管理者(神様?)から説明を受けたところ、自分が管理する異世界に生まれ変わらせ
ることができるという。
神様曰く――その世界は、よく小説《ノベル》などにあるものの〈テンプレ〉の最頻値の最大公約数のようにできている。
地球の西洋の中世辺りを思い浮かべればだいたい当てはまりそうな、自然や文化水準。
〈魔素〉が存在しているから、魔物や魔法があっても不思議はない。しかしまだ世界の成熟が足りない状態だから、必ず存在すると断言もできない。
特別な能力として、『言語理解』と『鑑定』と『無限収納』を授ける。
「それだけ? 他にユニークなスキルとかは?」
『そんなもの、最頻値の最大公約数じゃないでしょが』
というわけで、異世界に送られた珀斐、改めハックは――。
出現先の山の中で、早々にノウサギに襲われて命からがら逃げ回ることになった。
野生動物、魔物、さまざまな人間と関わって、『鑑定』と『収納』だけを活かして、如何に生き抜いていくか。
少年ハックの異世界生活が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 22:00:00
666310文字
会話率:40%
(旧題:君と過ごすおいしい時間)
王家御用達の商品も取り扱い、近隣諸国とも取引を行う『ブルーム商会』、そこの末娘であるアリシアは、子爵家令息と婚約を結んでいた。
婚姻まであと半年と迫ったところで、婚約者はとある男爵家令嬢との間に真実の愛を
見つけたとして、アリシアに対して婚約破棄を突きつける。
身分差はあれどこの婚約は様々な条件の元に、対等に結ばれた契約だった。それを反故にされ、平民であると蔑まれたアリシアは、笑顔で婚約解消を受け入れる。
傷心(?)のアリシアが向かったのは行きつけの食事処。
ここで美味しいものを沢山食べて、お酒を飲んで、飲み友達に愚痴ったらすっきりする……はずなのに。
婚約解消をしてからというもの、色んな人との距離は近くなるし、更には元婚約者まで復縁を要請してくる事態に。
そんな中でもアリシアを癒してくれるのは、美味しい食事に甘いお菓子、たっぷりのお酒。
この美味しい時間を静かに過ごせたら幸せなアリシアだったが、ひとつの恋心を自覚して──
カクヨムにも掲載しています。
1/15 タイトル変更しました。
2/5 本編完結しました*°
異世界恋愛ランキング日間1位、総合ランキング日間1位になる事が出来ました。皆様のお陰です!本当にありがとうございます*°折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:00:00
317869文字
会話率:45%
アンジェリカ・ブランシュはブランシュ伯爵家に生まれながら、家族として過ごす事ができなかった。両親の愛は母にそっくりの美しい妹にだけ注がれて、アンジェリカは関心を向けられる事もなく、共に食卓を囲む事さえなくなった。妹はそんなアンジェリカを下に
見ている。
魔法学院を卒業し、魔導研究所に勤めるようになっても関係は変わらない。
それでもアンジェリカは諦められなかった。いつか家族として一緒に過ごす日が来る。共に食卓を囲み、ささいな事で笑い合う──そんな日が来るのを夢見ていた。
変わらない日々の中、アンジェリカは古文書を解読し古代魔法を復元させるという依頼を受ける。それはこの世界の成り立ちに関わる重大なものだった。機密事項ゆえに研究所で解読を進める事も出来ない為、アンジェリカは所長秘書であるヴィクトルの屋敷で任務にあたる事になる。
ヴィクトルと共に過ごすうちに、アンジェリカは自分を大切にする事を知っていく。
しかしそんなアンジェリカを、妹が放っておくわけもなく──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 08:00:00
137726文字
会話率:35%
ある冬の日。ドルチェネ伯爵家の令嬢サフィアは、七年の付き合いになる婚約者に婚約解消を告げられた。
相手方の有責で婚約は破棄になったといえ、婚約者を愛していたサフィアは泣き暮れて、屋敷に籠ってしまった。
ほんの些細な事を切欠に、ぼんやりとし
た生活から脱却する事にしたサフィアは今後の事を考える。
婚約を破棄してもう二十一歳になった自分に出来る事。出来ればもう家族に心配も迷惑もかけたくない。
それを相談した相手が──ルーファス・ベルネージュ伯爵。
引きこもっていたサフィアの元に、時間があれば様子を見に来てくれていた学院時代からの友人だった。
事情を聴いたルーファスは「それなら自分と結婚しよう」と思いもよらない提案をする。
聞けばルーファスも身を固めるように周りから突き上げられているらしい。
二人がしたのは契約結婚。しかしルーファスはサフィアを大切に扱ってくれる。まるで恋しているかのように、甘く。
そんな日々を過ごす中で、サフィアはルーファスに惹かれている自分に気付いてしまった。しかしそれを彼に告げたらこの関係は終わってしまうのではないか……。
悩むサフィアの耳に入ってきたのは【ルーファスには想い人がいる。それは決して叶わない恋だ】という噂話。
動揺するサフィアの元に、自分こそがルーファスの相手だという女性も現れて──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 08:00:00
122016文字
会話率:36%
はぁ、一体この能力は何なんだ。
こんな役に立たないんじゃ、そりゃあパーティーから追放されるよな。
ん? 何だお前、自ら寄ってくるなんて、変わった魔獣だな。
って、おいお前! ずいぶん疲れてるじゃないか!?
だけど俺の能力じゃ……。
え? 何
だ!? まさか!?
そうか、俺のこの力はそういうことだったのか。これなら!!
ダンジョンでは戦闘の配信ばかり。別に悪いことじゃいけけれど、だけど戦闘後の魔獣達は?
魔獣達だって人同様疲れるんだ。
だから俺は、授かったこの力を使って戦闘後の魔獣達を。いやいや共に暮らしている魔獣達が、まったりゆっくり暮らせるように、魔獣専用もふもふスローライフ配信を始めよう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:00:00
49327文字
会話率:43%
はぁ、一体この能力は何なんだ。
こんな役に立たないんじゃ、そりゃあパーティーから追放されるよな。
ん? 何だお前、自ら寄ってくるなんて、変わった魔獣だな。
って、おいお前! ずいぶん疲れてるじゃないか!?
だけど俺の能力じゃ……。
え? 何
だ!? まさか!?
そうか、俺のこの力はそういうことだったのか。これなら!!
ダンジョンでは戦闘の配信ばかり。別に悪いことじゃいけけれど、だけど戦闘後の魔獣達は?
魔獣達だって人同様疲れるんだ。
だから俺は、授かったこの力を使って戦闘後の魔獣達を。いやいや共に暮らしている魔獣達が、まったりゆっくり暮らせるように、魔獣専用もふもふスローライフ配信を始めよう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:50:00
10869文字
会話率:46%
小さいながらに地球での寿命を終えた、小学6年生の柏木歩夢。死後は天国で次の転生を待つ事に。
天国で出会った神に、転生は人それぞれ時期が違うため、時間がかかる場合もある、と言われた歩夢は。先に転生した両親のことを思いながら、その時を待っていた
。
そして歩夢が天国で過ごし始め、地球でいうところの1年が過ぎた頃。ついに転生の時が。こうして歩夢は、新しい世界への転生を果たした。
しかし本来なら、神に前世での記憶を消され、絶対に戻る事がなかったはずが。何故か3歳の時に、地球での記憶が戻ってしまい。
記憶を取り戻した事で意識がはっきりし、今生きている世界、自分の周りのことを理解すると、新しい世界には素敵な魔獣達が溢れていることを知り。
この物語は小さな歩夢が、アルフとして新たに生を受け。新しい家族と、アルフ大好き(大好きすぎる)魔獣園の魔獣達と、触れ合い、たくさん遊び、様々な事件を解決していく物語です。
魔獣園とは・・・地球の動物園のようなもの
※この作品はアルファポリスにて先行して書いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:59:26
260083文字
会話率:60%
ある日突然カトリーナ(8歳)は前世を思い出し、乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを知る。複数いる攻略者の中から、聖女となるヒロインがカトリーナの婚約者【カイン】を選んだ場合、カトリーナは婚約破棄されてド田舎で軟禁暮らしというバッドエンドなの
だが……「断罪シーンの神スチルが至近距離で見られるなんて最高!ざまぁはご褒美よ!」原作中毒カトリーナは最高の踏み台になるべく、極上の悪役令嬢を目指す。その結果――
「カティが施してくれるのなら、どんな嫌がらせも受け止めるね!」
「お嬢様の所有物になれて幸せです」
「貴女になら使い捨てられるのも良いかもしれません」
誰もが悪女の虜になっていく。断罪のとき、カトリーナの手に残ったのは――?
※本作は2020年に投稿していた中編『悪役令嬢は薔薇のように』をベースに大改稿&7万文字加筆した大幅リメイク版となっております。※毎日更新。完結まで下書き完了。全36話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:00:00
47479文字
会話率:31%
「至急、婿を見つけ帰郷せよ」
田舎の実家から突然指令が届いたが、金なし、時間なし、人脈なしの貧乏令嬢ヴィエラには極めて難しい。今だって他部署のイケメン魔法使いクレメントにこき使われる日々で、社交界とは無縁なのだ。
だが実家の跡継ぎ問題となれ
ば動かなければならないだろう。ヴィエラは気合を入れて、婿探しのため二年ぶり&人生四回目の夜会に飛び込んだ。もちろん収穫ゼロ。やけ酒に走ることにした。そうして酔っぱらった彼女が、偶然近くにいた初見の騎士ルカーシュに「一年後なら離縁OK」「労働なし」という契約婿の話を持ち掛けたところ、まさかの承諾。ヴィエラは喜んだ。
だが後日、ルカーシュが国の英雄だと知って――⁉ 契約で婚約したら、溺愛ともふもふもセットでした。
【有能な貧乏魔法使い令嬢×国最強の神獣騎士】←三角関係に持ち込みたい【後輩イケメン魔法使い】
本作はファンタジーありの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 00:00:00
226828文字
会話率:39%
神殿で、十年という『聖女』務めを果たしたユディットが招かれた夜会で見せられたのは、婚約者が他の令嬢に求婚する姿だった。
最終更新:2023-05-12 15:00:59
6368文字
会話率:41%
さえないサラリーマン安村はある日突然クビにされる。
ハローワークで職探ししたがなかなか見つからないところ、ハローワーク職員のおすすめもありダンジョンに入ることになる。
失業保険をもらいつつダンジョンにチャレンジすることが出来るという事を聞い
た安村はその場の勢いでダンジョンに潜ることになるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:00:00
3770421文字
会話率:46%
『異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします。~ルゥと幸せの島~』
の続編です。
群馬県から異世界転移してきた月海が聖女の体に憑依して、魔王の娘として魔族に
育てられながら成長していく物語のその後を書いたものです。
~あらすじ~
神の娘の魂をもつ人間の聖女のルゥはペルセポネの体を取り戻し天族になった。冥界にも天界にも入れるようになったペルセポネは、数千年の時を経て愛しい夫のハデスと共に暮らせるようになった。
色々あって『幸せの島』『天界』『冥界』で一日の三分の一ずつを過ごす事になったペルセポネはそれぞれの国の厄介事に巻き込まれる事になる。
困った事にペルセポネは、ルゥを遥かに上回るモフモフへの変態的な愛情の持ち主だった。
一時間モフモフに触れないでいると禁断症状が現れる体質のペルセポネは、数千年前までずっと側にいてくれたモフモフの『カーバンクル』を探す事になる。
カーバンクルが見つかるまでは三つの世界でそれぞれ触らせてくれるモフモフ達が必要になる。
~地上では~
ヒヨコの姿の元堕天使ベリアルとの壮絶な『吸う吸われない』の心理戦が繰り広げられる。
そして恐ろしい生き物のはずの魔族を撫で回し、ペルセポネの通った跡には恍惚とした表情の魔族達がゴロゴロと転がっている。
~天界では~
地上にはいなかった聖獣を神の娘という立場を利用し吸いまくり、モフモフパラダイス状態。
~冥界では~
最高の毛並みのケルベロスと、毛玉の姿になってくれるハデスに大興奮! 吸われる事に快感を覚えた『誰もが恐れる冥王ハデス』の毛玉のしっぽは今日も絶好調に揺れ動く!?
もう誰にもペルセポネのモフモフ愛は止められない!
一刻も早く『カーバンクル』を見つけなければ、ペルセポネの禁断症状が……いや、冥王ハデスの嫉妬でモフモフ達(特にベリアル)に命の危機が!
相変わらず賑やかでドタバタの日常を送るペルセポネ達の物語です。
毎日1~2回投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 07:54:12
1764972文字
会話率:50%
ここは魔物と人間の存在する世界。
四大国のひとつ、アルストロメリア王国には腹違いの四人の王子がいた。
その末の王子は気も弱く身体も小さく何をやっても上手くいかない日々を過ごしていた。
王子には唯一の遊び相手がいた。
『侯爵令嬢カサブランカ』
かわいらしい容姿とは裏腹に素手で魔物を倒せるほど強い彼女は、かなりの天然でまっすぐな女の子だった。
絶対にこんなガサツな令嬢は好きにならないと思っていたのに……
でも、この気持ちが恋心だと気づいた時にはカサブランカ本人も知らないうちに兄上の婚約者候補になっていて……
しかもダメ男好きのカサブランカは、ダメダメな破天荒の小国の王子に心を奪われている!?
『この令嬢の夫になる者は尻に敷かれ浮気をしようものなら血の雨が降るだろうな』と思いながらもカサブランカへの想いは溢れていって……
『誰もが恐れる冥王ハデスの妻ですが今日もモフモフ愛が止まりません~異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします~その後の物語』の105話『空間移動はよく考えてからしましょう』から登場する公爵が主役の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 17:33:08
13230文字
会話率:28%
『異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします。~ルゥと幸せの島~』297話第二部ルーと愉快な仲間達編ティータイム(3)から登場するココが主役の物語。
~あらすじ
~
海賊の船長の娘のココには、血の繋がらない弟がいる。美しく活発に育った弟は四大国の一国、リコリス王国の王子だった。
王子だという事を知らされず、実の弟と信じて暮らして来た弟のヘリオスとココは次第に惹かれ合うようになる。
ココは、日々たくましくなっていく弟にときめきながらも、身分の差や、姉としての立場から気持ちを隠して過ごしていた。
そして、ついにヘリオスの十三歳の誕生日、誕生の秘密を明かす時がやって来た。
王として生きる事を決めたヘリオスと、海賊のココの未来はどうなってしまうのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 17:13:07
18934文字
会話率:54%
この世界では、15歳になると神から「天恵」という特殊な力が与えられる。古き時代より人々はこの力で、人生を謳歌したり世界を発展させたりしていた……らしい。
そんな古臭い話、今の時代じゃ誰も口にしない。天恵なんてマユツバな代物、誰も欲しない。
知ろうともしない。考えてみりゃ当然だ。自分の思い通りのものかどうかも分からないのにわざわざ高い金を払ってお告げをもらおうなんて、誰も考えない。少なくとも、俺の暮らすこの街では。恵神も天恵も、もはや完全に昔の伝説に過ぎない。俺の周りにも誰もいない。「天恵」を得た人間なんてのは。
世界も俺も誰もかも、天からの恵みなんて忘れている。今はそんな時代。だけど、俺は知らなかった。まさか天恵で、俺の人生が大きく変わる事になるなんて。
俺の名はトラン・マグポット。
19歳の誕生日を機に、俺の運命は動き始める。そう、あいつと一緒に。
ようこそ俺たちの店へ。 これは天恵を告げる、神託師の物語。
※スマホの方は「1行16文字」の設定でお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 07:52:54
905883文字
会話率:29%
魔法のある世界。3歳の時、前世と前々世の記憶が蘇った女の子。
5歳の時、誰も聞いたことがない魔法スキルを授かってしまった。
とある事情から幼いうちに親元を離れて親戚の宿屋のお手伝い。
前世の記憶も駆使して、宿屋を盛り上げられるかな?から始ま
る、そんな子のお話し。
ストックが続くまでは毎日更新。その後は週一くらいを考えています。
また、私事ですが、10月の末までは仕事が忙しくて新エピソードの掲載、コメント・誤字報告等を読む事が出来ないと思います。申し訳ございませんん。
11月19日までの原稿は掲載予約しておりますので、一旦仕事が落ち着いたら続きを書き始めたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 07:50:00
1119216文字
会話率:25%
両親に先立たれたヒロイン。お隣さんは3人の息子のいる家で、女の子が欲しかったおばさんがヒロインを貰い受けてくれました。でも、ヒロインを育てたのは比較的時間の余裕のある次男。魔法の無い世界、いえ、最初魔法は無いと思われていた世界に料理魔法とい
うスキルを引っ提げて登場したヒロインの恋模様はどうなるのでしょうか。
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一晩で書き上げてしまった作品。
出来立てのほやほやです。
全20話です。毎日1話アップします。
ご都合主義が気にならない方に読んで頂ければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 08:15:47
33691文字
会話率:19%
とあるソーシャルゲームのコミュニティのメンバーが異世界へ飛ばされてしまった。飛ばされたメンバーはおじさんが2人、おばさんが2人の中年4人。
体力に陰りのある中年4人組。本当なら遭難してそのまま朽ち果てそうな面子だったが、その中に一人サ
バイバルの達人がいた。4人で力を合わせながら、なんとか生き残ろうとあの手この手で奮闘する4人組。
ときどき見当違いな方向へ進んでしまったりしながらも、ないものは作ればいいの精神で力を合わせて乗り切ろうとする4人組。辺境の漁村から、なんとか大きな町へ行き、もう少し楽に生きたいというのが4人の当面の目標!
一部の例外を除き、一人の登場人物の目を通してではなく、俯瞰的に淡々と描写しています。苦手な人はバックしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 08:00:00
536128文字
会話率:19%
先日、我が家に『白羽の矢』が立ちました――。
『身代わり花嫁』として海をわたる途中で、千歳は船から落とされてしまう。
漂流先の花街で売られた先は、偶然にも目的地の『あやかし』屋敷だった。
「湖に沈める予定の生贄が、行方不明になっただ
と!?」
慌てて捜索を始めた『あやかし』達を尻目に、すべてを思い出した千歳は身分を隠し、女中としてメキメキと頭角を現すが――。
お探しの生贄は私です。
実は千年前もその湖に沈みまして、わりとベテランの生贄です。
……ついでにいうと、偉そうにしているお前達の元女主人だけどな!!
不器用なあやかし当主の激重愛をかわしつつ、千歳は前世の雪辱を晴らすため、こっそりと計画を練るのだが――。
楽しすぎて、愛されすぎて、今日も死ねない生贄花嫁。
※しかも二回目。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 07:49:15
87108文字
会話率:35%
山奥のあばら家で日々畑仕事に精を出す、地味顔の極貧令嬢メイベル。
ある日突然『筆頭聖女』に担ぎあげられ、安い給金で奉仕作業を強制されて大激怒。
こうなったら荒稼ぎしてやると、闇カジノで身ぐるみを剥いだ『見知らぬ男』から、週に一度の愛
人契約を持ち掛けられ――。
「やります!」
「もし君がどうしてもと希望するなら」
「そういうのいらないんで、お金だけください!!」
すべては老後の資金を貯めるため。
大金に目がくらんで引き受けた、夜限定『筆頭聖女』の高額バイト。
……傷を治せるわけでなく、病気を癒せるわけでもない。
時限式の幸運だけを持つ極貧令嬢メイベルが、不運な王太子にロックオン……されるところから始まる溺愛ルート。
※成り上がりハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 19:02:15
7846文字
会話率:32%
婚約前提の初顔合わせだというのに、涙をこらえ、物凄い形相で睨みつけてくる公爵令嬢イザベラ。
そこまで不本意なら、断ってくれた方がいいんだけど……思わず失言した伯爵家の三男ギルは、勢いよくビンタされてしまう。
しかも婚約者になるギルには笑顔の
ひとつも見せないくせに、他の男の前では頬を染め、恥ずかしそうに微笑むってどういうこと!?
そしてある日、平民の少女を空き部屋に連行するイザベラを目撃し、助けに飛び込むと――。
そこには、ほつれたギルのシャツに顔を埋め、ご満悦で深呼吸をする公爵令嬢……イザベラの姿があった。
「で? どういう事だか、頭の悪い俺にも分かるように説明してもらいましょうか」
片思いをこじらせた公爵令嬢イザベラが、勘違いを撒き散らし、暴走しながら婚約に向けてひた走るハッピーエンドです。
穏やかに読める、優しい世界を目指します。サクサク楽しく進みますのでお気軽にご覧ください。
***
こちらは【連載版】です!
短編は日間総合1位をいただきました。
読んでくださった方、ありがとうございます!
※短編完結予定だったのですが、イザベラを書くのがとても楽しかった為、連載化しました。第1話は短編と重複箇所が多いですが、所々加筆しておりますので、是非違いを楽しんで頂けますと幸いです。
※ブクマや評価、とても励みになっております!
そして感想も!すごく嬉しいです!大事に拝読し少しづつお返事しますので、お待たせして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 21:04:44
109225文字
会話率:36%
地図から消された島出身の少年には一族を背負った大きな宿命があった。
かつて一族を滅ぼされたが、1人生き残った少年は毎日魔王軍に島の開拓をさせ続けられている。
教育の廃止に日々の土木作業のみならず、人口が増えないようにと島の女を追放され、女を
全く知らずに育つ。
ある日、作業中に外の、しかもセクシーな女性の写真が載ったチラシを拾ってしまう。
外の世界を知った少年たちが魔王軍へ一矢報いるという名目で彼女を作るために動き出し、同時に一族の宿命を背負った少年の運命も動き出す!!
知恵と無知で強敵に立ち向かう!
RPG系ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 07:46:01
342828文字
会話率:51%