アラタは物心付いた頃から、両親に連れられて住む土地を転々としていた。故郷と呼べる場所はない。ただ、いつの頃からか、ずっと二頭の水牛が現れる夢を繰り返し同じ見ていた。/家族と離れての高校の寮暮らし、母の死、そして大学を受験する事になり父の紹介
で大浜という男と出会い、大学で出来た恋人のナナカ……大学在中にもまさかの知らせが届いて――。
本当に伝えたいと思った人には、もう届かなくて、一番に祝って欲しい人はその時にはもういなくて……。
※「エブリスタ」様にも掲載しています。
※最終話まで予約投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 17:00:00
25317文字
会話率:34%
『梅雨はあけぼの』と清少納言が枕草子で記したのなら、私僕は君の膵臓を食べていただろう。というLINEが届いていたとしたならば、僕はそれにこう返したい『タピオカって、黒色よりもいちご色の方が映えると思う』と…
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最終更新:2019-10-01 22:13:58
471文字
会話率:0%
侯爵令嬢であるフィーリア・ウェストンは、外見は天使と囁かれるような可憐な少女であるが、刺繍や楽器等を嗜むよりも馬術や武術を好む活発な少女であった。
フィーリアが16歳になり社交界デビュー間近な時、婚約が決まる。
相手は幼馴染で5歳年上の
公爵家嫡男であり現在は公爵家が所有するリトラル子爵位を名乗るジークフリード・レイサレルであった。
二人は幼い頃は仲良く遊ぶ仲であったが、とある事故を切っ掛けにジークフリードの寄宿学院入学も合わさり疎遠になっていた。
ジークフリードは類い稀なる才能を開花するかのように学院を主席で卒業後、王宮の騎士団へ入団。先の戦では功績をおさめ着実に上へ上りつつあるという人々の話題と同じくしてジークフリードには想い人がいるという噂がフィーリアの耳にも届いていた。
そんな中、父であるウェストン侯爵から告げられたジークフリードとの婚約にフィーリアは複雑な気持ちになった。
そしてまた、ジークフリードにも抱える複雑な背景と想いがあり…
すれ違いながら想う恋物語…
甘さは徐々に増えていく予定です。
初めは甘さは殆どありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 20:00:00
252411文字
会話率:51%
光輝と早苗が海外の新婚旅行から帰ってみると、小学校時代の学友である仁から結婚祝いが届いていた。三人は同級生だ。さっそくお礼の電話をして一○年ぶりの再会を果たすことに。
仁は光輝の親友で、早苗の初恋の人でもある。しかし四年生のとき、家族旅
行で交通事故に遭った。仁だけは生き残ったが大怪我を負った。再会はそのとき以来である。
福岡駅にはリムジンが出迎え、二人を郊外の屋敷に運んだが、門を通過するとそこはアフリカ。最新のプロジェクションマッピングだと分かったが、出迎えた仁は小学四年生のときの姿だった。仁は成人した仁の死体を見せ、昨日電話で話したあとに自殺したと説明。自分は一○年前に仁のクローンとして生まれ、アバターとして生きてきたのだから、オリジナルが死んでも仁そのものは死んではいないと主張。
仁は二人を屋敷に案内した。出迎えたのは、伯父以外はすべて子供という奇妙な家族だ。伯父は医者で、交通事故で死んだ仁の両親や姉はもちろん、その後に病気で死んだ仁の祖父母、伯父自身の分身までもクローンで再生したため、仁の両親、姉は仁と同い年、仁の祖父母は仁よりも五歳年下という奇妙な家族構成となった。
伯父は彼らをアバターとしてつくり、初期化細胞と人工子宮を駆使して、体を千切って分身たちをつくり出すことのできる時代が到来したのだと胸を張った。家族も死の離別という悲しみから開放されたと持論を展開。
仁は仁で早苗にアタックを始め、見かねた仁の姉がアイデアを出した。早苗のクローンを作成して仁と結婚させようというもの。光輝夫婦は提案を拒否し退出しようと席を立ったが、仁の伯父は早苗の組織をいただこうと、猛獣たちに追いかけさせた。
二人は猛獣たちに取り囲まれた。光輝は早苗に、腕の一本くらい再生可能だからライオンに与えろと命じ、早苗は夫の冷たい言葉に愕然としながらもライオンの口に手を突っ込んだが、奥にフックがあったので引っ張ってみると、すべてのイルージョンが消えて、そこは荒れ果てた畑のど真ん中だった。
早苗は光輝に失望し、遠くに見えるピラミッドに向かって歩き始めた。そこにはストレッチャーに乗った成人の仁が眠っていた。早苗が仁の唇にキスをすると仁は目覚め、早苗を軽々と抱きかかえて、あぜ道で待っているリムジンに向かった。光輝は妻をまんまと横取りされてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 16:00:00
15334文字
会話率:50%
立ち止まってしまった"君"と歩くことをやめてしまった"私"。
私の声は届かないけど、想いは届いてくれるかな。
最終更新:2019-09-03 00:44:10
340文字
会話率:24%
伝説の妖刀を手に入れた男子高校生による全国妖怪退治の旅(になる予定)
ハートフル祓魔アクション。少年漫画用に書いていたものの改定版なのでそういう感じ。
コンセプトとしてはホラーだけどやってることはアクション?なのでジャンル分けに困っています
。現在は怖がらせるために書いてないしな…と思ってアクションに。こっちだヨ!というご指摘ありましたら変更します。
***以下真面目なあらすじ***
西暦20XX年、日本は未曾有の危機に曝されていた。
近代化により人々の心から信仰が薄れると、日本各地に居わす八百万の神々は忽ち力を弱らせ、いたる所に魑魅魍魎が現れるようになった。それらは周囲に瘴気を撒き散らし悪鬼悪霊を呼ぶと、見鬼の才無き人々の目にも異形の姿が映りはじめる。政府は極秘のうちに国を挙げての対策に乗り出したが、今なお平穏には届いていない……。
長崎にある小さな離島で暮らす天涯孤独な男子高校生 瑞穂は、幼馴染の四津子と――(執筆中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 20:00:00
21090文字
会話率:25%
高校時代に付き合っていた恋人の自殺――、それが心の重しになっていた悠人は、灰色の大学生活を送っていたが、ある朝、死んだはずの恋人からメッセージが届いていることに気がつく。
同時に自分に過去に戻る能力があることを知ると、悠人はその力を使い、
歴史を修正しようとするのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 11:05:40
111367文字
会話率:26%
いやーーーー。昼寝をしてたら天王ってのから封筒届いてました。
中には手紙が入ってたんだけど、「間違えました。でも間違えたし靴下でも送っとくわ笑」
んんん?どゆこと?
中には手紙と靴下、電話番号?
「追記。これ、わしの電話番号じゃ。暇
なら電話かけてくるのじゃぞ」
ん?これって何かやばいこと始まるんじゃね?
28歳 男マー坊 どうんなんの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 22:07:55
374文字
会話率:0%
メンバーのある者は社会の荒波に揉まれ、ある者は荒波からはじきだされ
様々に人生を送っている中で完成させた小説たちを
ようやく一つにまとめて衆目に晒すことができます
日々の生活に追われる中で、創作ができない者もいます
もしかしたら、読み手の
皆様の中には、同じような事情を抱えた方もいるかもしれません
そんなどこかの誰かに、何かの機会に届いて欲しい
願わくは、もう一度、心に火をつけるような、そんな出会いになりますように
お楽しみ下さい
※「the pilgrim of DUSK2」と「黄昏の巡礼者 ‐零‐」は二つで一続きの作品になっております
「the~」が本編、「黄昏の~」がその前日譚という形です
※「the pilgrim of DUSK2」は「灰白湯」「湖無カー(Wkumo)」「七分の六」の三人によるリレー形式の作品です
(作者名が省略されているのはそのためです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 18:16:37
63634文字
会話率:37%
就活をする主人公吉川太郎最終面接の帰りにソシャゲを開くと変なメッセージが!
有給取り放題!!初心者歓迎!!給料金塊直払い!!
アットホームな職場なのですぐになじめます!!
業務は複雑なものではなく簡単に覚えられます!!
ソシャゲに届くは
ずのないスパム魂のこもった糞メッセージが届いていた。
丁重に無視しようとしたが癖でOKボタンを押してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 00:04:40
10810文字
会話率:38%
その雲は形を変えず、数十年もの間、空の一角を揺蕩っていた。
雨さえ降らさぬ薄気味の悪い大雲は、しかして真下の土地に豊かな実りをもたらす。
地元の人々からは、畏怖され、信仰されーー神々の住まう雲と。
【天上人の天地】と、そう呼ばれていた。
高
く険しい山脈を登った場所に、天上人と交わる祭壇がある。
まことしやかに伝わるそれは、この地を統べる工業国家【ドグマ・ナグナ】にも必然届いていた。
ーー曰く。天上人は特別な力を持っている。
ーー曰く。天上人の天地は見た事もない動植物で溢れている。
ーー曰く。天上人は個でなく全を尊重し行動する。
ーー曰く。そこには地上のどんな宝石よりも眩く、地上のどんな物質よりも膨大なエネルギーを生み出す。
ーーーー天上の石があると。
空想や絵空事を求めず、科学技術でもって現実を切り開いてきた【ドグマ・ナグナ】が、不穏になっていく世界情勢の中、流言飛語に飛び付いたのは仕方のない事かもしれない……そうして、二人は出会ったのだ。
天上に住まう少女と。
地上に住まう少年と。
矮小なる人間の夥しい運命を焚べ、戦火の焔は悪魔の顔で全てを燃やし。燃やし。燃やし尽くす。
だが。それでも燃えずに残るものはあった。
これは。このお話は。
笑い合い。想い合い。手と手を取り合った。
少女と少年のーー二人の結末を綴った物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 23:00:00
21293文字
会話率:32%
この話は、筆者が毎夜、寝る前にボテチを食べながらもダイエットを成功させた話である。
まだ目標体重には届いていませんが、予想より早く体重が減っていっているので調子に乗って、その方法を書き記しています。
最終更新:2019-07-29 07:00:00
12075文字
会話率:5%
ある日好きだった女子が交通事故で亡くなってしまった。それと同時に死んだはずのお父さんから今日付けのプレゼントが届いていた。開けてみると止まった時計が入っていてそれを動かすと…
最終更新:2019-07-09 16:24:26
2028文字
会話率:41%
この世の中では、神と人間は全く違うと言われている。
しかし、もし神も学校に通っていたら?
もし神もスマホを使っていたら?
もし神にも寿命の様なものがあったら?
この世の中の信者達はどうなるのだろう。
卒倒して神を冒涜し始めるのか。
この
話を信じながら、それでも神に祈り続けるのか。
はたまた、神は信じるのにこの話は信じず、狂った様に神に祈り続けるのか。
…そんなこと、知ったこっちゃない。
むしろ、そんなことを気にならない程、下界の信仰心は届いていないのだ。
それに、神だって一人や二人ではない。
それはそれは多くいるものなのだ、我々人間のように。
これから始まる物語は、下界には興味無いが、仕事として興味を持たなければならない…
そう、まるでこの世の中の社会人のような神々の、平々凡々な日常のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 01:38:58
15908文字
会話率:42%
主人公・今川陸人が見つけた、半年前に届いていた手紙に記されていたのは、中高生の頃尊敬し続けていたトランペット吹きの「彼」の死。クラシック音楽に囲まれた青春時代の奢りの日々を回顧するうちに、現在の自分との明暗を際立たせていく。
最終更新:2019-07-02 03:04:41
5722文字
会話率:24%
主人公ヒカゲ・ウツロは大きな仕事を終えて一週間ぶりに小さなマイルームに帰ってパソコンを立ち上げると以前登録した情報サイトから異世界旅行の体験に関するメールが届いていた。
興味を持ったヒカゲはメールに記載されたURLにアクセスしてアンケートに
答え終えた瞬間、異世界に飛ばされてしまう。
いきなりジャングルのような森の中に着の身着のまま放り出されてしまう。しかし旅行ガイドさんの助けで苦労はしたものの無事に街までたどり着けた。ガイドさんの助言のおかげもあって徐々に異世界の生活になれるとせっかく異世界に来たのだからと旅行を満喫することにした。しかしヒカゲの思いと違い何故かどこかの主人公のように事件に巻き込まれる。
事件を解決するうちに精霊や悪魔付き、天使付き、ロボットメイドなどが旅のお供に増えるにつれてさらに大きな事件に巻き込まれる。
そうしてヒカゲは思うのだ。俺は勇者じゃありません旅行者ですと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 00:00:43
37145文字
会話率:21%
俺は21歳哀れな童貞サラリーマン。
彼女いない歴=年齢…悲しい世の中である。
友達と呼べる人もあまりいない。
仕事漬けの日々を送っていた。
そんなある日、パソコンに変なメールが届いて…
短くてさっくり読めます。ちょっとした空き時間
にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 15:28:59
3792文字
会話率:38%
「ーーアンナ、いい男と結婚しなさい……」
死に際、泣きじゃくる私を抱きしめながら母はそう言った。
女手一つでここまで育ててくれた母。
もしかしたら、母の一生は幸せじゃなかったかもしれない……
だからこそ私は決めたんだ。母の分まで幸せになって
やるって。
最っ高に幸せになってやる!!!!
会員登録数最多の婚活サイト「ユートピア」に理想の男性像をアップした次の日、早速、1件のメールが届いていた。
どれどれ……
宛先:アンナ 様
差出人:魔王
メールの差出人は万人が恐怖する、魔界の王、魔王からのものだった。
どうやら私は婚活サイトで魔王を釣り上げてしまったようだ。
でもこの魔王は世間のイメージとは全然違くて……
そして気づくと、私たちは夫婦になっていた。
そんな魔王と人間。ちぐはぐ夫婦の異世界ラブストーリーです。
*カクヨム 様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 12:06:29
21040文字
会話率:39%
『届いて』という詩に少し繋がった詩です。気持ちを救ってくれる嬉しさを書きました。
最終更新:2019-05-11 02:38:17
513文字
会話率:0%
2015年に掲載した詩を再掲載します。当時、お読みいただいた方にお礼申し上げます。届いた方にも感謝いたしますが、また再び届くことを願います。
最終更新:2019-05-11 02:22:00
438文字
会話率:0%
1500文字に愛を込めて、愛しきキミに捧げる
ボクとキミとは姿が違う。
それでも、きっと好きって気持ちは……変わらないよね?
これはボクがキミに残すサイゴの言葉。
どうかキミに、届いて欲しくて――
最終更新:2019-05-02 23:14:27
1560文字
会話率:0%