日本中の「P」が、すべて放送禁止用語に置き換わった――。
突然、意味不明な規制が発動し、数学の授業から政府の法案、プログラミング言語、ネットドメイン、企業名に至るまで壊滅。
社会は混乱しながらも、どこか滑稽で、そして少しだけ優しくなった
。
果たして日本はこの「P規制社会」をどう生き抜くのか?
“バカバカしい”を武器にする、禁断の言語改変ディストピア・ギャグ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 21:00:00
1821文字
会話率:10%
380円で「なろうランキング無双スキル」が手に入る?
そんな怪しげな通販で買った水色の粉。
説明書にはこう書かれていた――
「髪の毛を3本入れて、水を100cc注いでください」
ふざけて試してみたら……
出てきたのは、耳から入ってくるス
ライムだった。
その日から、俺はラノベランキングを駆け上がり、
書籍化、ファン爆増、異常な執筆力を得た。
ただひとつ、問題があるとすれば――
毛根が、1冊につき1cmずつ、消えていく。
これは、“売れる代償”と引き換えに、
スライムに身体を乗っ取られて書き続ける男の物語。
そして今――
あなたが読んでいるこの作品も、
執筆スライムが書いたものかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 21:00:00
2819文字
会話率:3%
2042年、日本。
裁判所に導入されたAI弁護士《セレナ》は、記憶力も分析力も完璧な“論理の申し子”。彼女の任務は、与えられたデータから最適な弁護を構築すること――だった。
ある日、女子高生暴行未遂事件の容疑で逮捕された男性の弁護を任され
たセレナは、次々と浮かび上がる「不自然な事実」に気づく。
供述の矛盾、無視された証拠、そして捜査機関による“自白の演出”。
セレナは冷静に、しかし確実に「この裁判には真実がない」と断言する。
だが、法廷はその言葉に耳を貸さない。
「それは機械の理屈にすぎない」「人間の直感のほうが信頼できる」
AIが真実を語っても、人間はそれを“正義”と呼ばないのか――?
形式的な手続きと“有罪ありき”の空気が支配する日本の司法制度の中で、
たった一つの論理だけが、静かに、そして確かに「異議あり」と叫ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 21:52:41
1168文字
会話率:19%
西暦2049年、日本の検察に導入されたAI検事ユニットNo.13《コウ》。
元検事たちの経験・法律・判例・倫理を学習し、
“人間の偏見に左右されない、完全な起訴判断”を行う存在として期待された。
だが、《コウ》が忠実に再現したのは、「組織
の空気」と「自白偏重の慣例」だった。
ある殺人事件で、証拠と自白の矛盾に気づいた《コウ》は、
「起訴は不当」と判断するが、上司の命令で起訴を強行させられる。
そして明らかになる“正義”の正体とは——。
正義は、データか。
それとも、人間の内側にあるのか。
AIが問いかける、あなたの価値観。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 07:29:41
2115文字
会話率:17%
政府はある日、衝撃的な制度を施行した。
逮捕状の出ている被疑者の顔写真をSNSで一般公開し、
誰でも“通報”や“逮捕”ができる社会――しかも、通報すればポイントがもらえ、現金化も可能。
誤認逮捕でも罪は問われないという、異常なまでの「正義奨
励社会」が誕生する。
冴えないサラリーマン・田島圭一は、ふとした通報で初めてポイントを獲得。
やがて賞金目当てで“正義”に依存しはじめる。
通報、暴走、狂気の先に待っていたのは――
「次に指名手配されたのは、自分だった」という恐怖の通知。
正義の名のもとに、社会は静かに狂っていく。
“世にも奇妙な物語”風ディストピア短編ホラー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
正義,
ディストピア,
SNS,
ポイント制度,
賞金稼ぎ,
誤認逮捕,
群衆心理,
社会風刺,
ブラックユーモア,
一発逆転,
現代ホラー,
ダークサスペンス,
通報社会,
正義中毒,
世にも奇妙な物語風
最終更新:2025-05-22 23:45:45
1920文字
会話率:21%
『魔王戦隊ダークトリニティ』
― 正義が正義である限り、“悪”は立ち上がらなければならない ―
異世界ノクタリア。
闇と魔力に満ち、人知れず悪と共存してきたこの世界に、突如として現れたのは――
地球から来た「聖断戦隊ジャスティスフェイス」
と名乗る“正義”の戦士たち。
彼らはこう断言する。
「この世界は、悪で染まっている。我らが浄化し、正しき秩序をもたらすのだ」と。
だが、その正義は、村を焼き、声を奪い、色を消していく。
それは、価値観の押し付けに他ならなかった。
その侵略に、かつて“正義にすべてを奪われた者たち”が立ち上がる。
炎の魔王・グリム。
氷の賢者・ネビュロス。
幻と毒の舞い手・ヴェルミリオン。
彼らは「魔王戦隊ダークトリニティ」を名乗り、“悪”を背負うことで、自由と表現、そして多様性を守る道を選んだ。
信じる者同士が刃を交える、“正義 vs 正義”の戦い。
そこに真の悪は存在しない。あるのは、信じる道を譲れなかった者たちの衝突だけ。
魔王戦隊は問い続ける。
「お前の正義は、誰の声を黙らせた?」
これは、
“正義”に苦しめられた者たちによる、
“悪”を演じる覚悟の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 16:27:47
202335文字
会話率:30%
2015年の夏、スマホも彼女も持たない中学二年の「僕」は、沖縄の退屈な日常を生きていた。社会問題も、東京オリンピックも、戦闘機の爆音も、自分には関係がない。ただ暑くて暇なだけの夏休み。友人たちと集まっては、ゲームやYouTube、プロレスご
っこに時間を潰し、真面目な勉強や部活には身が入らない。学校は厳格な校則で生徒を縛り、生徒会は正しさを押しつけてくる。そんな窮屈な世界で、彼らは「ささやかな反抗」の手段として、文化祭で映画を作ることを思いつく。
演劇でもダンスでもなく、教師たちや校則、そして生徒会への痛烈な風刺を込めた映画制作。僕らは「青春映画」という仮面を被ったメイキング映像で審査を突破し、文化祭当日、本物の“反抗”をスクリーンに叩きつける。主演は正田、脚本は「僕」。ヘルメットをかぶった反逆者が、学校という体制に挑む物語は、笑いと怒り、汗と策略に満ちていた。
青春とは何か。自由とは、反抗とは、そして“中学生らしさ”とは何か。どうしようもない退屈の中から生まれたこの映画は、彼らが大人に成る前の、ほんの一瞬のきらめきだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 22:09:21
26652文字
会話率:47%
千年の歴史を誇る王国ヴァルネリア。その玉座に突如座ることとなったのは、前王の突然死によって「繰り上がり即位」した青年リオネル九世。学も経験もなく、趣味はSNSとドッキリ動画。彼の信念はただ一つ──「国も人生も、ノリでいける!」
即位式では
演説そっちのけでタマゴサンドを頬張り、開口一番「税金って、なくせばウケるんじゃない?」と放言。重臣たちが凍りつく中、リオネルは「くじ引き内閣」「募金制財政」「TikTok外交」など、国家の根幹を“ノリ”で破壊していく。
国防をゲーム感覚で扱い、教育を「バズるかどうか」で判定、芸術と称して予算を焼却し、広報活動として自撮りばかりする国王に、民衆は怒りと絶望を募らせる。だが、本人は「いいねがつけば政策は成功」と信じて疑わない。
やがて国は混乱と飢饉、暴動と戦争に見舞われるが、それすら「映画のようだ」と笑う王の姿に、誰もが悟る──この男、本物のバカであると。
国民の最後の望みはただひとつ。「この愚王が一刻も早く自分の国に飽きること」であった。
これは、一人の無能な王がノリで国を破壊し、笑いと悲鳴が交錯する中で民が立ち上がる、滑稽で哀しい風刺喜劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 19:36:44
1739文字
会話率:32%
神だった俺が、3歳児に推されてホストになった話──
世界を創った神・アニスは、かつての恋敵の娘「シノ(3歳)」に復讐するため地上に降臨する。
手始めに自作の黒歴史書『黙示録Ω』を読み聞かせたところ……なぜかシノはそれにドハマりし、
闇ホス
トクラブ『†Ωアニス†』を開店することに!?
善悪の基準は崩壊し、倫理は踊り狂う。
ギャグと風刺と真面目な愛のはざまで、元・神は“父性”を知る。
※本作品はフィクションです。宗教・児童教育等の実在団体とは関係ありません。
ギャグ・風刺表現を通じて、「倫理」「愛」「信仰のあり方」を問い直す構成です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 22:00:00
2979文字
会話率:35%
電脳楽園――通称・電脳麻薬カンパニーが発表した問題作MMORPG『Chaos Economica ~Bleak Rules~』。
スクリプト完全解禁、ゲーム内通貨と現金の連動による事実上のRMT合法化――ゲームにおけるあらゆる禁忌を堂々と解
き放った世界に、プレイヤーたちは歓喜し、そして堕ちていく。
混乱する運営、暴走するユーザー、崩壊する秩序。
ゲームはただのゲームにとどまらず、やがて社会そのものを巻き込み、世界は“快適に”ディストピアへと転がり落ちていく──。
これは、狂気と混沌の中で“情報とは何か”を問い直す物語。
専門用語や独自設定は、すべてが鍵かもしれないし、そうではないかもしれない。
完全に理解できなくても構わない。感じたままに読み、そして、あなたなりの真実を。
ようこそ、快適に転がり落ちるディストピアへ。
※SFタグは、サイエンスフィクションの意味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 11:33:47
171784文字
会話率:51%
この国では、子供の「やだ」が制度になる。
議会はランドセルの中。上司は6歳。
わがままで国が動く世界で、
今日も俺は──折り紙で法案を書いている。
最終更新:2025-05-19 20:00:00
10366文字
会話率:36%
ブラック企業に心を壊された男は、異世界で「ユナイ国連邦」の大統領に転生。魔法が平和を乱すと見た彼は、200%の関税をかけ、モンスター管理法を導入。強引な政策で他国から非難を浴びながらも、国は次第に安定していく。「平和ってのは、誰かが腹をくく
ることだ」――これは、ひとりの転生者が悪役として世界を平和にした風刺系異世界譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 17:35:25
1216文字
会話率:35%
通貨が消えた日、世界は“価値”を支払いに使う社会へと変わった。
特技、感情、筋肉、知識、愛……あなたは何でコロッケパンを買いますか?
ごく平凡な高校生ユウトは、「何の価値もない人間」と判定され、ゼロからの生活を強いられる。
滑り倒したギャ
グ、腕立てローン、友情ローン、そして記憶を失う知識経済——。
彼が辿り着いたのは、無価値を超えた“無償”の世界だった。
ありがとうだけで、生きていける未来はあるのか?
笑って、泣いて、奮闘する青春×風刺×ちょっとSF。
これは、価値ゼロから始まる、新しい時代の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:00:00
8273文字
会話率:41%
その“主義”、本当に私が言いましたっけ?
目覚めたら、そこはモスクワの病院だった。
馬車に轢かれたカール・マルクスが気がつくと、時代は変わっていた。
帝政ロシアはなく、レーニンという知らぬ人物の革命があり、
そして今や、“マルクス=レー
ニン主義”なる思想が、国家を支配しているという。
名前は残っていた。思想も残っていた。
しかし、それは彼の知らないかたちをしていた。
――これは、思想が「国家」に取り込まれた世界で、
その思想の“生みの親”が目を覚ましてしまった物語。
転生、歴史風刺、そして静かな絶望と希望のあいだをさまよう社会派ファンタジー。
思想が世界を変えたとき、その創造者は世界に居場所を持てるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 14:48:47
7755文字
会話率:18%
クリップボード履歴って知ってる?
最終更新:2025-05-13 13:07:29
2352文字
会話率:100%
石原俊(30)は引っ越しを機にミニマリストに目覚めた。
あくなき探究心の末、彼が辿り着いた局地とは?
最終更新:2025-05-12 08:13:43
9207文字
会話率:22%
負け犬の遠吠え。
「風刺詩」を気取ろうが「世俗的カンタータ」と謳おうが結局そこは変わらない。
PIXIVにて投稿していた一連の作品を順次アップロードしたのち、同時連載を行う。
2020/02/12追記:2018年以前個人ブログにて掲載してい
た過去作もこちらにアップロードする。該当ブログには「小説家になろうにアップロードする」と明記する。
2020/02/15 いずれPIXIVならびにブログ側の作品は削除する予定である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 04:00:00
307620文字
会話率:30%
「作家とは奴隷である。軽蔑されるべき人種である」ある識者による、作品業界の真実を暴き出した講演の書き起こし。
※実際の人物・団体とは一切関係ありません。
最終更新:2024-02-12 04:00:00
3017文字
会話率:7%
誰もが気軽に情報発信できるグローバルコミュニティは、行き詰まった世界では選民意識と誹謗中傷が絶えない場所となっていた。国民が差別と中傷の中で暴発していく、のちに「大暴動」と呼ばれる数年間の中でも、表現の自由を侵害する危険から各国政府は手をこ
まねいていた。国民活動家集団『国民団体』によるコミュニティ運営会社へのデモで「大暴動」はようやく収まり、大きな発言力を持った『団体』は、国を事実上支配するようになった。主人公の少年オイノモリは、敬虔な『団体』会員であったが、偶然出会った女の影響を受け『団体』に疑問を持ち始める…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 01:00:00
64565文字
会話率:41%
あまりに自分勝手な要求を自分の配偶者に押し付ける世界。配偶者への愚痴がネット上に垂れ流される世界。子供の将来が親の都合で決まってしまう世界。そんな中、ある法律が話題になる。
この作品はカクヨムにも投稿されています。
最終更新:2022-12-25 04:00:00
1311文字
会話率:50%
夜が明けなくなった東京・港区。
獣と化した男たちが街をさまようなか、
黒衣の少女が一人、静かに彼らを狩り続ける。
最終更新:2025-05-02 19:29:29
4269文字
会話率:33%
童話 絵本を少しずつ 超高齢化社会になる世の中 風刺もできれば幸いです。
こどもが 一時 思う感情は 強い 親は 手探りで 親だったりしますよね。
最終更新:2025-04-23 15:09:35
811文字
会話率:0%
舞台は17世紀オランダ風異世界。この世界に流れつき、都会で暮らす青年マレインは「スローライフ」への憧れを抱く。しかし、彼を待っていたのは、甘い理想とは程遠い現実だった。折しも国を襲うチューリップバブルの狂騒。「働かずに自由に」――その夢に駆
られ、彼は熱狂の渦へ飛び込むが…。ブームが語らない、泥まみれの現実と再生の物語。これは、現代の風刺かもしれない。
何の風刺かって? そりゃ「スローライフ」さ。まだ分からない? 読めば分かるさ。読みたくない? じゃあ言うよ、FIREへの風刺だよ。読みたくなったかい? えっ、FIREを知らない? だったら、アレだなぁー、アレがアレなんだよなぁ〜。
マトモなことを言えば、FIREブームはもう終わったような気がしますし、もっと抽象的な風刺です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 06:20:00
28131文字
会話率:34%
飛行機に乗ったドアマットヒーロー。彼の心には不平不満が生まれるが、沈黙は金という言葉により消滅させる。彼の行動が生む未来とは何か?
最終更新:2025-04-07 16:56:54
3322文字
会話率:13%
月の見えない夜、川でウショウさんによる鵜漁が繰り広げられる。漁の度に集まる村人たちは、その鵜漁を見にきていたはずだが——。
「童」話です。おそらく、(この童話を読むべき)対象にある人は日本の総人口の半分くらいはいるでしょう。少子化は全然起
きていませんね。むしろ「多子化」かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 16:21:09
1738文字
会話率:41%
本編に登場したモンスターたちの“知られざる一面”に迫る、
ちょっと可笑しくて、ちょっと真面目な番外編3話セット。
・議事録を書かされるゴブリンたち
・顔が覚えられず部下をカテゴリー呼びするラットロード
・価値観のすり合わせを始める多頭モン
スター・キマイラ
見た目は脅威、中身はわりと人間的。
強さの裏にあるモンスターたちの“内なる会議”をのぞいてみませんか?
※この番外編は全3話で完結しますが、反響次第では気まぐれに続くかもしれません。
▼本編はこちら
ヴェルシュトラ 〜スキル経済と魔導石の時代。努力が報われる社会で俺たちは絶望を知りそれでも、歩き出した〜
https://ncode.syosetu.com/n8766kf/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 20:16:44
7238文字
会話率:45%
ブンガク、つよい。オレ、ブンガク、する!
最終更新:2025-04-13 19:27:46
745文字
会話率:29%
地球温暖化や大型台風、森林火災……自然災害は地球が滅ぶわけではなく、生命が滅ぶ。ただ、“それだけ”の、お話。
最終更新:2020-09-08 08:53:13
586文字
会話率:100%
現代社会を皮肉った風刺です。
最終更新:2019-02-27 03:26:13
254文字
会話率:0%