この短編集に集めているのは、ヒューマンドラマです……ただし、その話の登場人物の中に、生きている者ではないナニカが混ざることがある、というだけの。
日常生活の中で、人を呪うような人に遭う頻度ってどのくらいでしょうか。
霊を見ることのできる身近
な人の話を聞いていて、幽霊というものは、人に害を為そうとしている者ばかりではなく、生きている時と同じようにただ行動している者も少なくないのだなと感じます。聞いた話の実例を挙げると、出来上がった学校でいまだに大工仕事をしている霊とか、後ろからつついて逃げるだけの子どもの霊、好みの女の子が来ているときだけその場所に顔を出す男の霊などなど。この世とあの世が交差する中には、恐怖とはちょっと位相がずれた物語がたくさんあって、私はその類の怪談話も大好きなんです。
先に挙げた例は(伝聞の)実話ですが、こちらに上げている作品は、全て創作となります。ある日突然、異界と接触してしまった人たちの想いを、丁寧に書いてみたいと思ったのです。
【2020.5.9】過去作品について、読みやすさのため空白行を追加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 22:00:00
51967文字
会話率:24%
非シリーズもの怪談のうち、ホラー寄りの短編を集めてみました。
かつては、一作品毎に一投稿していましたが、頁が多くなり管理が大変になるということもあり、短編は「短編集」のカタチにまとめた方が良いなと思うようになりました。
こちらの作品は『怖く
ない怪談【一話完結短編集】 ~ヒューマンドラマは生きている者だけのものじゃない~』と対になっております。あちらはホラー以外の要素が強いもの、こちらはホラー要素が強め、という切り分けです。
本当は過去の一作品一投稿のも削除して、こっちに組み込んでしまいたいんですけれど……|_・) なろうさん的には「投稿作品を減らすのは極力やめてほしい」ってことみたいなんで、過去掲載分については見なかったことにします。
ちなみに、過去にいろんなSNSやら募集やらに投稿した作品を加筆修正した作品も含まれております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:00:00
16934文字
会話率:18%
幻想、怪奇、奇妙、謎、などをキーワードとするショートショート集です。
異世界に入ろうとしたのに別な場所に着いて……
メビウスの帯に絞められて……
どうしても幻幽世界から出られなくて……
クラインの壺に閉じ込められて……
あれは一体、なんだっ
たのか……
こういう世界を書きました。
一篇ずつ独立したエピソードですが、キーワードは同じなので、『幻夢奇譚』という名前でまとめました。
『ウイアードテールズ』、『トワイライトゾーン』、『幻想と怪奇』、『世にも奇妙な物語』などがお好きな方には合うと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 07:40:54
49813文字
会話率:29%
解説付きの『意味怖短編集』
・幼い頃の自分が風呂に入るのを嫌がっていた理由とは?→『きのこ』
・彼女とパワースポットに出かけた帰りに訊いた、彼女のささやかで驚きの願い……→『呪いは我が身に返る』
・義父が死に際に託した手紙に書かれていたも
のとは……→『最期の言葉』
など、現在83編。
どこから読み始めてもOK。一話完結なので気になったタイトルから読んでください。( *意味怖以外の話も多く混ざっています )どこが怖いのか推理しながら読むのも愉しみ方の一つです。(一部、感想欄にネタバレあり)約二週間ごとに更新予定。
――以下、作者からのおすすめ――
●『走馬燈』『見破れなかった嘘』『最期の言葉』
●『越えた一線』『空白の十年間』
●『仮面』 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 16:20:00
323031文字
会話率:31%
主人公のサラリーマンは急遽出張で大阪に行くことが決まった。ただそれだけのことなのに、ある行動がきっかけで奇妙な出来事に巻き込まれていく。そして男は殺されてしまった。誰が男を殺したのか。その動機はなんだったのか。それは必然だったのか、あるいは
単なる偶然か。読めばわかります。あるいは読まなければ死ななかったのかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 15:21:27
3842文字
会話率:12%
「ランダム単語ガチャ」で3 つのキーワードをランダムで出し、それを元に「世にも奇妙な物語」風の短編小説を書くようにgrokに依頼したもの。どんな話が出来るか、自分にも分からない。
grokを使用し、加筆修正をしています。
最終更新:2025-06-01 16:15:16
9086文字
会話率:44%
世にも奇妙な物語風の短編ホラー集になります。
オチに命をかけています。
いつか、世にも奇妙な物語で映像化される事を夢見ながら、執筆しています。
大量にストックがあるので徐々に公開していきます。
宜しくお願いします。^ ^
最終更新:2025-05-28 19:54:43
52050文字
会話率:28%
『世にも奇妙な物語』、35周年を記念して書きました。
影の主役は、タモさんじゃないといけない。
最終更新:2025-05-25 23:45:45
200文字
会話率:0%
2042年、日本。
裁判所に導入されたAI弁護士《セレナ》は、記憶力も分析力も完璧な“論理の申し子”。彼女の任務は、与えられたデータから最適な弁護を構築すること――だった。
ある日、女子高生暴行未遂事件の容疑で逮捕された男性の弁護を任され
たセレナは、次々と浮かび上がる「不自然な事実」に気づく。
供述の矛盾、無視された証拠、そして捜査機関による“自白の演出”。
セレナは冷静に、しかし確実に「この裁判には真実がない」と断言する。
だが、法廷はその言葉に耳を貸さない。
「それは機械の理屈にすぎない」「人間の直感のほうが信頼できる」
AIが真実を語っても、人間はそれを“正義”と呼ばないのか――?
形式的な手続きと“有罪ありき”の空気が支配する日本の司法制度の中で、
たった一つの論理だけが、静かに、そして確かに「異議あり」と叫ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 21:52:41
1168文字
会話率:19%
政府はある日、衝撃的な制度を施行した。
逮捕状の出ている被疑者の顔写真をSNSで一般公開し、
誰でも“通報”や“逮捕”ができる社会――しかも、通報すればポイントがもらえ、現金化も可能。
誤認逮捕でも罪は問われないという、異常なまでの「正義奨
励社会」が誕生する。
冴えないサラリーマン・田島圭一は、ふとした通報で初めてポイントを獲得。
やがて賞金目当てで“正義”に依存しはじめる。
通報、暴走、狂気の先に待っていたのは――
「次に指名手配されたのは、自分だった」という恐怖の通知。
正義の名のもとに、社会は静かに狂っていく。
“世にも奇妙な物語”風ディストピア短編ホラー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
正義,
ディストピア,
SNS,
ポイント制度,
賞金稼ぎ,
誤認逮捕,
群衆心理,
社会風刺,
ブラックユーモア,
一発逆転,
現代ホラー,
ダークサスペンス,
通報社会,
正義中毒,
世にも奇妙な物語風
最終更新:2025-05-22 23:45:45
1920文字
会話率:21%
寝つきの悪さに悩まされていた男は、睡眠薬を服用することに。
しかしそれからというもの次は薬の副作用に悩まされることになった。
副作用を止める薬を飲んでみるが、男の体がもとに戻ることはなかった。
最終更新:2025-05-08 22:39:07
2514文字
会話率:22%
男の家にやってきた"あいぼうロボット"
自分とまったく同じ性格に作られたそのロボットは、友人のようであり、新しい気づきをくれるかけがえのないパートナーだった。
最終更新:2025-04-23 23:21:58
3522文字
会話率:44%
たぬき山や呼ばれる山奥に、煉瓦造りの城があるとの噂が広まった。
男たちはその真相を確認するために、夜に山へ侵入する。
ふたりの前に現れたのは、夢のような煉瓦の城だった。
最終更新:2025-04-14 22:45:54
4921文字
会話率:49%
短編小説の物語、人生の物語
最終更新:2025-02-10 04:00:00
47542文字
会話率:0%
全身黒タイツに、角刈り。
そして背中に亀の甲羅のようなアーマー。スニーカー。
そんな奇妙な姿の男性に出会ってしまった人間たちの物語。
(テイストとしては世にも奇妙な物語のような話を目指してます)
最終更新:2024-12-08 06:33:47
36669文字
会話率:15%
ショートショートの短編集です。『世にも奇妙な物語』的なお話の予定です。が、たまに路線を逸脱する回もある……と思います。一話あたりの平均文字数2000字を基準としておりますが、極端に多くなったり少なくなったり。思いついたら投稿するパターンです
ので、超不定期更新です。目標としては全25話の予定でございます。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 13:56:26
46141文字
会話率:33%
救難信号を発している所属不明の巨大宇宙船が漂っているのを発見した宇宙警備隊のササナカ・ヨウヘイは、通信を試みる。
しかし相手からの応答はなく、ノイズに混ざって微かな声だけが送られてきた。
異常を感じたヨウヘイは、単身漂流している巨大宇宙船に
乗り込む。
そこで判明したこの船の正体とは。
オカルト要素の強いSFミステリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 14:21:36
5017文字
会話率:9%
時は昭和か平成か。夕暮れ間近の駅に少女の声が聞こえてくる。「マッチはいりませんか?」
最終更新:2024-07-22 19:33:49
1303文字
会話率:52%
時は昭和か平成か。夜の駅前に少女の声が聞こえてくる。「マッチはいりませんか?」
最終更新:2024-07-22 19:25:55
924文字
会話率:40%
自らの人生に疲れ切ったサラリーマンは、目についた無人駅に吸い込まれるように入っていった。電車に揺られる男の目に映るのは……。
最終更新:2024-07-22 19:10:08
1479文字
会話率:17%
背筋が凍る完全オリジナルの意味がわかると怖い話――通称『意味怖』を連載していきます。
基本的に一話完結なので、興味を持ったお話からお読みいただければ幸いです。
※完全オリジナルと謳っていますが、『意味怖』の性質上、似通ったお話が
既にあるかもしれません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 15:44:16
4201文字
会話率:44%
――これは、日常のどこにでも、誰にでも起こり得る不思議な物語。
基本的に一話完結なので、興味を持ったタイトルから読み始めてもOKです。
読んでくださった方は、評価や感想をして頂けると嬉しいです。
最終更新:2022-02-28 22:10:51
9336文字
会話率:38%
兄弟がいた。兄は高校野球名門校の球児。弟は病院で寝たきり。弟は野球を楽しみたいと天使に願うと兄と体を入れ替えられる。兄にひどいことを言われたことを根に持つ弟は、元に戻ることを拒否。野球を楽しみ、地方予選を次々と勝ち上がっていく。
最終更新:2024-04-18 08:00:00
3399文字
会話率:38%
この物語は、現代社会におけるトレンドやブームの浅はかさと、人間が数値やステータスに執着することのあさはかさを風刺している。
最終更新:2024-03-25 21:39:11
2084文字
会話率:30%
世にも奇妙な物語が好きな人にはおすすめです。
これは作者が今まで見た中で、もっとも不思議な話を短編としてまとめたものです。
第一話
私はある日、田舎に引っ越した友人に泊に来てほしいと言われる。なんでも、その村には触れてはいけない話があ
って、それを知ると……。
第二話
ある日、感染症対策研究所からあるウイルスが漏れ出した。そのウイルスは、細胞のアポトーシスをコントロールする細胞を変異させるもので……。
第三話
実際にあった有名な殺人事件が解決されたとニュースで放送される。その裏に隠された意外な真相とは……
第四話
どうやら異世界に転生したようだが、自分の知っている異世界とはまるで違っていて……。
の、4本です。すべて作者の見た夢の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 19:53:08
20256文字
会話率:41%
ある日、作者がいつもと違う道で出会う不思議なカップルと赤ちゃん。この世のものでない奇妙な物語をお楽しみください。
最終更新:2024-04-07 11:41:32
2184文字
会話率:20%
車を運転していたら痛みが出てきた事を医師に伝えると、医師は僕の体を触るなり
「あ~、見事に左折してますね。」
と言った。
最終更新:2024-02-20 13:51:00
834文字
会話率:44%
親から段ボールに入った仕送りが届いた。
中を開けるとそこには晦日(みそか)と1通の封筒が入っていた。
最終更新:2024-01-31 07:37:01
1254文字
会話率:5%
期末テストを終え帰宅する道中、1人のおじいさんに会った。
片手には区指定の袋を、もう片方の手には火ばさみを持ち下を向いて歩いている。
袋の中を見るとそこには破れたりくしゃくしゃになった『夢』が入っていた。
最終更新:2024-01-29 12:01:14
1055文字
会話率:15%
世にも奇妙な物語、TRPGにあこがれて作成。
よかったら見てね。
最終更新:2023-12-08 19:51:17
5330文字
会話率:13%
電子機器が発展を遂げた新興惑星へ出向することになった、サラリーマンのイシイマモル。
その星では屋内の家電を統括するシステムをヒト型アンドロイドへ搭載し、会話を通じて学習させて、所有者に特化したサポートをおこなう技術に秀でていた。
会社が手配
した部屋にも男性アンドロイドが配備されており、機器名はヤスダコウキという。
どうやら前任者がうっかり自分の名前をつけてしまったらしいアンドロイドのヤスダは、共に過ごしていくうちに人間らしい思考パターンを学習していく。
憧れの同僚女性、ボニーと付き合うようになったイシイだが、楽しい日々を送るなか任期の三年が経過。
退去手続きのためアンドロイドの所有者変更をすることになり、パスワードを求められるが、ランダム生成のパスワードなんて憶えているわけがない。
あと三回間違えるとアカウントロックがかかると告げられたイシイは、蓄積データのバックアップがあることを祈りつつ、システムの初期化を選択するのだが――
この作品は第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。
https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon3折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 20:34:10
9748文字
会話率:19%
~ガチクズ悪役令嬢のマリアさんが「聖女マリア」へと登り詰める奇跡の物語~
【1行あらすじ】
これは性格ガチクズの侯爵令嬢マリアが、他人を陥れようとしては失敗して、どころか逆に幸せにしてしまう姿をざまぁと眺めてほのぼの楽しむお話です。
【
あらすじ】
マリアは莫大な資産を持つ名門セレシア侯爵家の一人娘。
しかしその性格ときたら、どこに出しても恥ずかしくないガチクズな悪役令嬢でした。
庶民や貧乏人を見下すのは当たり前。
短気ですぐキレて、ワガママで自己中でガチクズで、他人の足を引っ張って不幸になるのを見るのが大好きです。
今日も今日とて他人の足を引っ張るために、マリアは侯爵家のお金&お父さまの権力を湯水のようにつぎ込みます。
時には自ら徹夜をするなど、他人の足を引っ張るためならマリアが努力を怠ることはありません。
しかしマリアがどれだけクズムーブをかましても、「風が吹けば桶屋が儲かる」のごとく、なぜかマリアの意に反して周りはみんな幸せになっていきます。
理不尽にいびり倒したはずの専属メイドは、隣国の王妃に。
陥れたはずのにっくきライバル令嬢は、巨大帝国の皇太子妃に。
芸術留学の夢を叩き潰したはずのクラスメイトは、大陸中に名を知られる天才デザイナーに。
「どうしてこうなった……?」
マリアは今日も首をかしげました。
これはそんな女神に愛されすぎた悪役令嬢マリア=セレシアが、なぜか聖女に祭り上げられてしまう世にも奇妙な物語……
(*)カクヨム併載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 20:04:17
94348文字
会話率:40%