ボクの中学には現行の文化委員長が応援演説をすると、その候補者は必ず当選するという伝統がある。
しかしこの伝統は、弁論大会でのルール破りの演説を受け継いだ経験の結果なのだった。
紺野千聡から菊池優也へ、そして綾小路文香へその伝統はその想い
とともに引き継がれていく。
一方、文化委員長の本当の伝統を知らない小松有希であるが、菊池優也への想いから、文化委員長の想いが引き継がれていることを突き止めていたのだった。そしてその上で、自分の想い全てを優也くんへぶつけていく。
はたして有希は、文化委員長の一方通行の片想いの連鎖を断ち切る事ができるのか。
そしてもう一人。優也の気持ちを知ってしまった文香が心の拠りどころに選んだ相手は。
継ぐべき伝統、継がれる想い続編
恋愛下手だった文化委員長達が繰り広げる生徒会青春ラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:00:00
17945文字
会話率:47%
「私はこの世界で安眠してやる…!」
主人公、藤野永華はリアルでの安眠を
妨害される日々にストレスが溜まっていた。
そんな時、誕生日プレゼントで兄から
VRゲーム機とそのソフト、
「Stella remake online」をプレゼントされる
。
その世界は、現実世界の数倍の時間が流れる
世界を冒険する物語だった…が、
永香にはほとんど関係ない。
ただより良い寝具のため、もっと気持ちの良い
睡眠のため。永香はこの世界の最前線を
突き進むのだった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:58:39
854070文字
会話率:31%
世界一の演奏家がコンサート中に亡くなってしまった。
だが、音楽の女神がここで人生の幕を閉じるのはもったいないとのことで転生させることにした。
不安と恐怖はあったが、演奏家として音楽を続けたい気持ちと、異世界に今の世界とは違った文化、
音楽を期待して転生するのだった…
異世界にしかない種族にしかできない奏法、異世界にしかない素材で作る楽器、異世界にしかない音楽文化で異世界を感動の渦に包む…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:37:48
29373文字
会話率:40%
『少しだけ私に時間をくれないだろうか……』
彼はいつだって誠実な婚約者だった。
嘘はつかず私に自分の気持ちを打ち明け、学園にいる間だけ想い人のこともその目に映したいと告げた。
『想いを告げることはしない。ただ見ていたいんだ。どうか、許し
て欲しい』
『……分かりました、ロイド様』
私は彼に恋をしていた。だから、嫌われたくなくて……それを許した。
結婚後、彼は約束通りその瞳に私だけを映してくれ嬉しかった。彼は誠実な夫となり、私は幸せな妻になれた。
なのに、ある日――彼の瞳に映るのはまた二人になっていた……。
※この作品の設定は架空のものです。
※アルファポリスでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:31:44
79620文字
会話率:33%
『愛されるなんて思うな。金と引き換えに自分を売るなんてなんて浅ましい女なんだ!』
初夜の前に夫が伝えてきたのは嘘偽りのない気持ちだった。それから結婚して七年経つけれども、夫婦仲は変わっていない。
――私に興味を示さない夫。
それでも結
婚生活は悲惨というほどでもなかった。それは私も早々に彼への期待を捨てたからだろう。
そんな私と夫との関係が変わり始めたのは数ヶ月前からだった。
――体調を崩しがちになった私に薬を差し出してくる優しい夫。
でもその優しさが本物ではなかったことを私は知った。
たぶん、これが体調を崩している原因…。
そんな私の前に現れたのは、少年の頃の面影を残した年下の幼馴染みだった。
『うぁー!シン姉、久しぶり』
『大きくなったわね、ジェイ』
昔と同じで真っすぐな彼はとても眩しかった。
※この作品はアルファポリスにて投稿完結済み作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 21:10:51
36993文字
会話率:20%
今の気持ちです。いろいろ書いてる。創作秘話など…
最終更新:2024-05-12 19:13:33
593文字
会話率:0%
私が書いたエッセイです。読んでみてね。
最終更新:2024-03-12 18:46:26
200文字
会話率:0%
容姿が極端に悪かった俺は最悪な人生を歩んだ。
特にいじめは俺の人生の大半を占める最悪な出来事だ。
中学高校はどこにいってもいじめの餌食にされた。
ブサイクな俺の入学は、周りからはご馳走に見えんたんだろう。
そして当然ながらこんな俺は恋愛なん
て手の届かない事だった。
俺は生まれ変わりたかった。
せめて普通の見た目になって、普通の人生を歩みたかった。
そして奇跡がおきた。
周りの環境は全く同じだったが、俺の希望を超えるイケメンとして生まれ変わることができたんだ。身体能力や頭脳も前世よりも遥かに高い。
でも、俺にはここまでのスペックは正直不要だった。
普通の幸せさえあればそれで良い。そう考えていた。
そんな俺は、目立たずに静かに平凡な暮らしをしようと考えていた。
しかし・・・
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
優越感に浸ることが気持ちいい。女に惚れられて振るのが気持ちいい。
男に嫉妬されるのも気持ちいい。
振られた人・奪われた人は悲しい表情を浮かべている。俺がイケメンだから悪いのか?俺のスペックが高いから女を奪ってしまったから悪いのか?
いいや、俺は悪いことはしていない。
ただ俺のスペックが高いだけだ。そう。これは犯罪ではない。
合法的に俺が優越感に浸り、人を悲しませることができる。
こんな快感を知ったら後には戻れない。
狙った女は俺に惚れさせてやる。そして振ってやる。
男は俺の才能に嫉妬しろ。俺の力を見せつけてやる。
そして、前世の俺を最もいじめた奴がいる。そいつは生まれ変わった俺が全力で不幸にしてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:08:23
32268文字
会話率:55%
命を失った姫は騎士に会った。
家族を失った騎士は姫に会った。
「あなたは私を幸せにしてくれますか?」
「自分の幸せも知らない者にそんなことを要求されるのですか? 悪趣味ですね」
姫は騎士の凍りついた心を溶かし、騎士は姫の傷ついた記憶を慰
める。
何の感情もなく始まった関係は、やがて世界の何よりもお互いを思う気持ちに進む。
何が邪魔をしても、仲を塞ごうとしても。この心と関係を止めないと誓って。
「約束するわ。貴方が胸を張って笑えるようにしてあげる」
「お前の幸せが俺の幸せだ。だから俺がやるべきことは一つだけ」
これは大切なものを失った二人がお互いに大切な人になっていく物語。
※カクヨムでも連載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:01:48
217840文字
会話率:47%
「姫様、どうかお逃げください!」
帝国の手によって滅びたアングラード王国から唯一生き延びた王女セリーヌ。天候を読む奇跡の力を持つ彼女は「豊穣の天使」と呼ばれ、誰からも愛されていた。しかし敵国の皇太子、ヴィルフレードによって国は滅ぼされ、王族
であった家族は殺された。リリアは決して復讐しないと誓うことで、一人敵国で子爵令嬢のリリアとして身分を偽って生きていくことになった。そこには心優しい新しい家族の支えがあった。やがて彼女は帝国の城に上がることとなり、ヴィルフレードや皇族一家と交流を持つことになってしまう。数奇な運命に巻き込まれ、抗いながらも、懸命に生きていく。少しずつヴィルフレードに惹かれ、そんな自分を呪い、嫌悪する。一方のヴィルフレードも、自身の罪深さを十分すぎるほど理解し、幸せなど求めるつもりはつゆほどもなかったにもかかわらず、リリアに惹かれる気持ちを抑えられない。基本シリアスですが、作者は何が何でもハッピーエンドが好きなので、最終的にはハッピーエンドで溺愛、の予定です。更新は一週間に2回程度。のんびり書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:00:00
102632文字
会話率:41%
六角義治に転生した子孫が大暴れして気持ちよくなる物語です。
六角定頼が死んだ理由を毒殺ということにして、それを防いで三代で六角家を回していきます。
伊賀や北伊勢、若狭を手中に収め、美濃で織田と河内大和摂津で三好とバチバチに殴り合います。
割
とテンポ重視なので30万文字くらいで織田と三好が終わって他の国に行く可能性もありますね。
カクヨムの方で1週間先に更新しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:58:50
17334文字
会話率:61%
主人公の百崎郁人(ももさ きいくと)は陰キャな16歳の高校2年生。中間テストが終わったその日の放課後に、同じ制服を着たリア充陽キャカップルを目撃する。当然のように羨ましい気持ちを抱くのだが、女子生徒の顔をみて言葉を失った。
女子生徒は郁
人のよく知っている女の子ーーー親の再婚により妹となった百崎恋(ももさき れん)だったのだ。つまり義妹である。
兄として隣の男子生徒のことが気になった郁人は、さっそく相手のことを調べてみるのだが‥‥‥その生徒の周りには不穏な噂が‥‥‥。
義妹のことを心配する郁人は、それとなく彼氏のことを聞いてみる。しかし、そんなシスコン兄の態度に義妹は激怒しーーー不安を抱えた郁人は、陰キャ仲間に相談するのだが。なぜか「寝取ってしまえ」と助言され‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:15:28
37339文字
会話率:45%
才能が全てと言われている世界で、両親を亡くしたハウは十歳にハズレ中のハズレ【極小風魔法】を開花した。
後見人の心優しい幼馴染のおじさんおばさんに迷惑をかけまいと仕事を見つけようとするが、弱い才能のため働く場所がなく、冒険者パーティーの荷物持
ちになった。
二年間冒険者パーティーから蔑まれながら辛い環境でも感謝の気持ちを忘れず、頑張って働いてきた主人公は、ひょんなことからふくよかなおじさんとぶつかったことから、全てが一変することになる。
――世界で一番優しい物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:10:00
54886文字
会話率:53%
若き上杉謙信と武田信玄の物語。
謙信が越後を飛び出して向かったのは甲斐の国だった。だが謙信はまさかの女装をしていて…?
出会ってしまった二人が、史実とは違う道を進む。
もし永遠のライバルの謙信と信玄が若い頃に出会っていたらというお話です。
おおよそ謙信は10代後半~20代前半。信玄は20代後半~30代中盤くらいの気持ちで書いております。
史実ではないので史実タグ外しています。史実ではないので~異聞伝~とつけさせていただきました。
ボーイズラブにチェック入れていますが、厳密にはボーイズラブではありません(ネタバレになるので…しつこく書きますが、ボーイズラブではありません)
最初のほうはコメディチックですが、後々シリアスになります。
最後のほうに、少しだけ転生ものになります。(メインではないので転生にチェックは入れていません)二人の来世の姿など書いています。分かりにくいわけではないと思いますが、興味のない方は来世のところは飛ばして読んでも問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:00:00
55507文字
会話率:30%
同級生であるみのりとの関係に、漠然とした不安を感じている中学生よみ。
よみは、自分とみのりの気持ちを整理するために、みのりに、妖怪の助力を得て作成した自作のダンジョン攻略を要求する。
大好きなよみの無茶振りに、仲間を集めて応じるみのり。
ふたりとふたりに巻き込まれる仲間たちは、事態にどう対処するのでしょうか。
よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:00:00
49208文字
会話率:47%
高校二年生に進級したばかりの佐藤 美音は、
桜の舞う新学期、転入生の藤宮 凌太と出会う。
その出会いは最悪なものだったが、二人の距離は少しずつ近付いていく。
幼なじみや憧れの先輩とも過ごしていくうち、美音は自分の中に初めて芽生えた恋心に気付
いていく。
ちょっぴりベタな展開で綴る、彼女が恋を知り自分の気持ちと向き合っていくのんびり純愛ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:00:00
91910文字
会話率:40%
ある日突然異世界へ、どうやら勇者召喚に巻き込まれたらしい。当然勇者は俺ではなく別の人……正に王道ともいえる展開に疑心暗鬼を募らせながら、俺は戦乱に身を投じていく――なんて事は全く無かった。
魔王? 1000年前に倒されました。勇者? お祭
りの主役です。貴族? 親身になって世話を焼いてくれます。魔族? 人間と良好な関係です。戦争? 800年以上起ってません。魔物? ギルドと騎士団が対応します。送還? 最終的にノーリスクで帰れます。
巻き込まれた俺の今後はどうなるの? この異世界を存分に楽しんで頂き、交流や観光を行ってもらい、10年に1度の世界をあげてのお祭りを体験した後……怪我無く無事にお帰り頂きます。
異世界は――平和でした。
魔界の魔族、神界の神族、人界の人族、3つの世界と3つの種族が親しき隣人となって過ごす平和で優しい世界。
帰還までの1年を平穏に過ごしたいと思う気持ちとは裏腹に、何故か俺の周りには各界の重鎮ばかりが集まって来て……
※モーニングスターブックス様より書籍版1巻~9巻 好評?発売中です!
※コミカライズ! 月刊コンプエースにて連載中です! コミカライズ版は現在3巻まで発売されています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:00:00
4883785文字
会話率:54%
マリエ―ルは交流会でマジックショーを中心とする社交会に誘われた。それからマリエ―ルのマジックショーの腕は上がるが仲間内だけの発表ではもの足りなくなる。ルドルフ王子の人柄は共感するけど、恋愛感情を抱くほどではない。マリエ―ルは社交会からの脱
会を言おうとした時、市民向けのマジックショーをやると王子が言い出した。マリエ―ルは熱狂した。
一方転生前からの悲願である。研究が概ね出来た。後は心臓部である基板と半導体の問題だ。出入り行商人に駄目元で聞いて見た。錬金術師を紹介された。錬金術師の指導の元、結晶化装置を完成した。姉と協力して宝石作ったり、マジックショーで発表したり出来た宝石を行商人に売ったしていた。
東の国が侵攻してきた。王子が告白してきた。きみのためなら死ねると。王子は先鋒をかって出た。マリエ―ルは王子の気持ちを受け留めた。何度も王子の危機救い、東の国の軍勢に何とか勝った。厳しい国情になったが、結晶化で出来た宝石を売ったり、貧民を活用して事業を起こした。王子と苦楽ともにし、信頼が深まった。少し経済に明かりが見えた時、第2次の東の国の攻撃が始まる。王子はマリエ―ル別れを告げた。マリエ―ルも覚悟を決めた。人間であることを止める覚悟を、王子のためなら鬼神にも身を捧げます。マリエ―ルは万能の不老不死者として国を守る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:50:45
13515文字
会話率:35%
ある日突然、両親が亡くなった。そして叔父夫婦に家を乗っ取られ、追い出されてしまった四兄弟。
元乳母に引き取られ平和に暮らしていた。長女と長男は冒険者に。次男は畑仕事や薬草を育てている。末っ子三男はまだちびっ子だ。それでも姉や兄を守りたい。そ
んな気持ちが、いつの間にか守護の付与ができるようになっていた。
実は三男、前世の記憶があった。
「ごめんなさいですぅぅー!!」とギャン泣きしながら謝っている、創世の女神でもある主神。その泣き虫女神にお詫びで貰った大きなワンちゃん(?)も一緒に、四兄弟が色んな事に巻き込まれながら挫けず生きていきます!
兄弟は叔父から家を奪還できるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:41:01
334640文字
会話率:57%
のっぴきならない事情によって社畜でオタクな人生を過ごし、明日定年を迎える斧篠聡。
世界を管理する存在の失敗が原因で剣と魔法の世界へ転生する事になった彼は、オタク的願望通りに新たな人生でテンプレを満喫できるのだろうか。
これは貴族を目指して頑
張る一家の次男フィンリーとして生まれ変わった男の物語。話は辺境の開拓地から始まります。
小説を書くのは初めてなので突っ込みどころ満載が予想されますが、大らかな気持ちでお読みいただければ幸いです。
処女作はなろう系の王道長編に出来ればと思い筆を執りました。まず目標の10章100万字が達成できるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:25:58
1295190文字
会話率:39%
俺を舐めるなよクズ共......健康な身体に勝る最強は無いんだぜ━━?
小さい頃両親の借金のカタにされ、ヤクザに拾われた主人公はそのヤクザが務める工事現場で働く16歳の少年|砂藤 武尊《サトウ タケル》。
そんな彼はある日謎の人物の
襲撃により飼い猫の《ヨル》と共に死んでしまう。
彼が目覚めた先に現れた女神は見るからにヤル気が無さそうな対応で飼い猫と共に武尊を異世界へと転移をさせるが、その時に与えられたモノは"健康"と"丈夫な身体"という如何にも適当な能力を授けられだった。
そして魔法すら使えない状態のまま転移させられてしまう。
転移先の世界では魔王率いる強靭な魔族が人間を支配しており、魔王軍から人間を守る勇者のパーティは人類の希望と称えられる程強大な存在であった。
そして異世界から召喚されたものはそのメンバーになる事が掟とされ、タケルは無理やりメンバーに加入されてしまう。
そんな中弱そうな才能しかない上使い方もよく分からないまま常にサンドバッグ状態のタケルは勇者達から様々な嫌がらせや暴力を受ける。
1人ボロボロの健に唯一味方をしてくれていたパーティメンバーの1人と恋仲になるが......勇者から遂にパーティから追放を宣言される。
文字通り帰る場所も無くこの世界に絶望しながら来た道を飼い猫と共に歩いている最中、何者かに背後から今まで受けたことのない絶大な攻撃を喰らい意識を失うが再び意識を取り戻し身体を確認すると何故か無傷のままだった。
そして現れた山賊に襲われそうになったタケルは半ば八つ当たりの気持ちで拳を握りしめて空を切った瞬間タケルは自身の本当の力を思い知るのだった━━。
勇者パーティのサンドバッグだった異世界転移者が”健康”で”丈夫な身体”だけを武器に襲いくる強力な魔物達を次々と倒し、国民からの信頼を得ながら勇者や魔物など自分を痛めつけた者たち全員への復讐を目標に異世界で活躍していく痛快復讐物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:20:02
33804文字
会話率:62%
私の名は、アリスダリア尊。
この宇宙の創始者の彼女(娘)として、
私たちが種をまいて文明の発達した星々の
善良な生物たちからは、銀河を守るゴッズ・プリンセス
などと呼ばれ、敬われてきたわ。
・・・というのは遠い昔の話。
今ではこの宇
宙における、
魔族、霊族、幻獣族、異次元族、宇宙怪獣などが
勝手に湧いてきて、悪さするものは消していって、
結局、多くの勢力から恐れられ、
「ゴッズ・ブレイカー」って呼ばれているわ。
何故、デモンズブレイカーとか
ビーストブレイカーって呼んでくれないの?
訳あって、このジ・アース(地球)やその月に住んで、100年余り・・・
人間同士の戦争の時も、人には出来るだけ接しないようにして
助けてきたつもりだけど。
この星の創始者である叔母様の頼みで、一人娘のマリアを
70年余り面倒をみてきたけど、
今回のお願いは、3年間だけ第一魔霊法大学に行けってことなの。
調べてほしい案件があるとかで、
私でなくてもよくない?って思ったけど。
私は、あまり目立ちたくないからって愚図ると、
辺境の中小企業の経営者の娘ってことで、
目立たないようにするとおっしゃって。
叔母様は身分と名前を用意して下さった。
「楽しんでいらっしゃい。」とおっしゃられたわ。
いえ、もう充分 楽しんでますけど。
この学校を調べると、生徒には上流な家柄は勿論のこと、
頭脳も半数以上の子が、量子伝脳化(量子化手術)
してて、それぞれが特性を持った魔法や霊法を使う子たち。
ほとんどは、親が大企業の役員だったり、
系列企業の社長だったり、
国や地方の権力者だったり、
天下り特殊法人の理事だったり、
親と一緒で、一癖あってプライドの高い子たちばかり。
けれど全然、気にしないし、ならないわ。
逆に面白そうって思って、引き受けたの。
この星の人族は私を畏怖や恐怖の目で見ないし、
心根はみんな善良。本当に大好き。
この星に来て、すごく伸び伸び出来るし、気持ちが楽なの。
けれど、そうも言っていられない事件が起きてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:18:07
55951文字
会話率:15%