「どう? 俺のこと、そろそろ好きになってくれたでしょ?」
「迷惑です。ふざけるのも大概にしてくださいっ!」
とある夜会にて、ダンスの誘いを断ったのをきっかけに、名門公爵家の嫡男にして女好きの放蕩息子のニルス様に執着されてしまった私。
軽薄
な態度でありながら『絶対君のことを虜にして見せるから』と溺愛してくる彼に、私は今日も塩対応し、頑なに「嫌い」と繰り返す。
――だって貧乏子爵家の娘である私は、彼のことを好きになってはいけないから。
※安心安全ハッピーエンドです。
※この作品は南雲 皋様主催の『匿名短文胸キュン企画』参加作品を加筆なしでそのまま掲載したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 07:10:00
1500文字
会話率:33%
「さぁー! 番組が始まりましたが……えー、まずはこんばんは」
黒い床の番組セット。壁の青い照明と喧嘩しないよう天井の照明は控えめ。椅子に座る出演者の前には下半身を覆い隠す机があり、クイズ番組を彷彿とさせるが、この番組は軽薄なバラエティで
はないと一目で視聴者に感じさせる。引きで番組セット全体を映した後、神妙な面持ちの司会者の顔からスタートし、彼が挨拶と軽く番組を説明し「いや、無理無理! 無理よこんな空気! 忘れてるかもしれないけど、おれ、お笑い芸人よ?」と茶化し、本題に入る。
「はい、こちらにおられるお方が、美人ミステリー作家の識峰先生です!」
丸椅子に座る識峰にカメラがズームし、識峰が軽く頭を下げる。黒い髪の毛が揺れる。表情は崩さず、無のまま。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-19 11:00:00
6807文字
会話率:73%
何か夢や目標、趣味を追いかけることもなく、友達との特別でしかし普通の日常を送るわけでもなく。ただただ漠然と生きてきた少女、日野 緋奈は、明るくなりたかった。
ふんわりとしていて、軽薄で。筋の通らない自身の生き方、命の消費の仕方に疑問を
抱き始めていたある日。これまた漠然と、「明るくなろう」と考えたのだ。
そう考え決意し、しかしなにから始めて良いかと迷っていた日々のただ中で——。
ある朝身体がまるで、太陽のように光り輝くようになってしまった!!!
突然変異を迎えた彼女は自身の気持ちと現実との乖離を知る。
※こちらの作品はカクヨム、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:38:02
9317文字
会話率:39%
カルリアナは伯爵位を継いだばかり。浮気した許嫁の婚約破棄をさっさと受け入れ、王都で司書になった。
職場になじみ、頼りにされる充実した日々。
そこへチャラい美青年が現れ、地方で起きている食中毒事件の原因究明をカルリアナに依頼する。
即座に原
因を突き止め、彼を王弟ディートシウスだと見破ったカルリアナを気に入り、ディートシウスは彼女を自分の専属司書として引き抜く。
「軽薄な男性は嫌いなのですが」
初めはディートシウスに冷たかったカルリアナも、だんだん彼にほだされていく。
一方、父親に修道院に入れられた元許嫁はある人物の後ろ盾を得て、カルリアナとの復縁を画策し始める。
「君にはわたしくらいの男がちょうどいいんだ……!」
知ったことではありませんから。わたしは知識チートしつつ、殿下との愛を育んでいる最中ですので。どうぞあしからず。
◆R15は保険です。
◆カクヨムでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:26:11
127038文字
会話率:38%
イレーネは怒りに震えていた。
彼女は魔法局に勤める一職員。目標は、百年に一度、北と南を行き来する守護竜の『宮移し』――いわゆる引っ越しの指揮官となることだった。
ところが、ぽっと出の貴族・レオンハルトにその座をかっさらわれてしまう。
元婚
約者から言われた「地味女」という言葉は、イレーネの劣等感の根源。
せめて指揮官となれば、自信を持てたかもしれないのに。
真面目なイレーネと軽薄そうなレオンハルトは相性最悪。
イレーネはしぶしぶレオンハルトの下、宮移し反対派へ立ち向かう。
ふたりは協力していくうちに、少しずつ距離が近づいていく。
果たしてイレーネは、過去のトラウマを乗り越えて任務を達成できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 05:14:57
7995文字
会話率:37%
私は、春になると必ず【春鬱】に悩まされます。
春、と言うものがいけない。
日差しは眩しすぎ、世界は明るすぎて、
息もできないような苦しさに苦しめられます。
この苦しみを、けれどある日すっかり忘れて、私は軽薄な男に変身します。自惚れ屋で、酷
く軽薄な男に。
そんな恥を晒すなら、いっそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 23:26:47
1882文字
会話率:6%
「まだなの!? こんな所を人に見られたら大変なのよ!」「わかってる。少しぐらい我慢してくれ」貴族令嬢であるリリアナは、王宮で開催された夜会で、中庭で髪が絡まってほどけなくなるというハプニングにみまわれる。しかも相手は犬猿の仲の、女好きで有名
な騎士レオだった。堅物令嬢×軽薄な女好きの騎士(?)。2万字程度で終わる予定。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 19:16:46
15161文字
会話率:45%
リーン・セルヴィニアはある日、
パーティーのリーダーでもあり勇者でもあり、
自らの婚約者でもあったグレイブに、パーティー追放を言い渡される。
「リーン。このパーティーはもう、君みたいな非力な女剣士じゃ力不足なんだ」と。
グレイブの親
に頼まれて、婚約者であるグレイブの旅についていくことになり、
また彼の親に頼まれて、グレイブの魔物討伐数を増やすために
仕留められる魔物のとどめをほとんど全て彼にさせるようにしていたリーン。
グレイブは、彼女のそんな影の努力や思いやりを知らず、
あっさりと追放しようとしたのだった。
そんな折、パーティーの別のメンバーから、別の声が上がる。
「リーンが抜けるなら、俺も抜けるわ。
好きな子が抜けさせられるっていうなら、着いていくのは当然でしょ」
そう名乗り出たのは、このパーティーの賢者であり、
誰もが振り向く絶世の美貌を持つノア。
ノアとパーティーを追放されたリーンは、
ノアにある交渉を持ちかけられる。
一緒に、世界に5人いるという勇者の査定をしにいこう、と。
そしてその間にリーンを口説き落とすと。
最初は、ノアにどこか軽薄な印象を持っていたリーンだったが、
次第に彼に絆されていくようになる。
これは、軽薄のらりくらりだけど実は凄まじい実力と本性を隠し持つイケメンが
不器用真面目剣士女子に執着してべったりと口説き落とすという、
作者の趣味100%で作られていく予定の物語です。
※カクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 20:00:00
103481文字
会話率:36%
リーン・セルヴィニアはある日、
パーティーのリーダーでもあり勇者でもあり、
自らの婚約者でもあったグレイブに、パーティー追放を言い渡される。
「リーン。このパーティーはもう、君みたいな非力な女剣士じゃ力不足なんだ」と。
グレイブの親
の言いつけで、
グレイブに経験値を与えるために魔物のとどめを彼にさせるようにしていたリーン。
グレイブは、彼女のそんな影の努力や思いやりを知らず、
あっさりと追放しようとしたのだった。
そんな折、パーティーの別のメンバーから、別の声が上がる。
「リーンが抜けるなら、俺も抜けるわ」
「好きな子が抜けさせられるっていうなら、着いていくのは当然でしょ」
そう名乗り出たのは、このパーティーの賢者であり、
誰もが振り向く絶世の美貌を持つノア。
ノアとパーティーを追放されたリーンは、
ノアにある交渉を持ちかけられる。
一緒に、世界に5人いるという勇者の査定をしにいこう、と。
そしてその間にリーンを口説き落とすと。
最初は、ノアにどこか軽薄な印象を持っていたリーンだったが、
次第に彼に絆されていくようになる。
これは、軽薄のらりくらりだけど実は凄まじい実力を隠し持つイケメンが
不器用真面目剣士女子に執着してべったりと口説き落とすという、
作者の趣味100%で作られていく予定の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 10:17:20
7693文字
会話率:43%
※連載ではありません。連続投稿後、完結します。
「今日も綺麗だね」から始まった、放蕩、軽薄男、牡丹の精霊・ペオニサと、品行方正な風の王の副官、雷帝・インファの友情の物語。
性的なことを嫌悪するインファは、軽薄な言動を繰り返すペオニサを警戒し
ていたが、彼の明るさ自由さに次第に惹かれていく。しかし、彼の兄であるフリージアの精霊・リフラクにインファは付け狙われ、インファに受け入れられているペオニサは憎まれていた。
そんなとき、風の王夫妻の末の娘、闇の王であるイリヨナが成人の日を迎えた。初代闇の王の欠片から生まれたイリヨナは、インファ以外の兄弟達に受け入れられていず、イリヨナが父である風の王・リティルを猫に変えてしまったことで、兄弟達に攻撃の機会を与えてしまう。イリヨナの剣の師匠でもあるペオニサが助けに入ろうとしたそのとき、彼はインファを陥れたいリフラクの手によって暗殺されてしまう。
頑張り屋で可愛い末の妹・イリヨナと自分に流れる血を憎む血の繋がらない兄・レイシの確執。
弟を憎む兄・リフラクの結末。
憎まれながら、それでも兄が好きなペオニサの涙。
猫に変えてしまった両親を元に戻そうと奮闘する、イリヨナ。
インファは、逃げるペオニサとの友情を守ることができるのか?
ワイルドウインド・シリーズ18作目。華嵐の約束編です。
恋愛要素ありのファンタジーです。
※単独で読めるように精進しておりますが、キャラクター、世界観は前作から続いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 15:09:09
153584文字
会話率:52%
家が大好きな会社員 八重島 新。
仕事帰り、ようやく家に帰れると胸を躍らせトンネルを抜けると、そこには広大な平原。そして目の前には軽薄な笑みを浮かべた神を自称する男。
どうやら異世界転移されたらしい。
早く家に帰りたいのに。
神(自称)
の目的は?俺はいつ帰れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 23:00:00
4334文字
会話率:26%
主人公の三太は冴えないコンビニでバイトをする大学生だったが、いつもネット小説を読んでいた。その小説はとある派遣会社員がホームページで日々更新しているものであり、その小説を読んだユーザーが様々なコメントを書き込んでいた。その小説については猫と
呼ばれる少女と、中村猫というデザイナーが主軸になっている物語で、その物語の特徴として、世界が猫化していくという舞台設定になっていた。三太の軽薄な学生生活は、その日々更新される猫の小説によって感化されるようになり、猫に興味を持ち始めることになる。そして、やがて、その影響で猫を目的とした冒険ができるのではないかと密かに思い始めていた。そんなことをきっかけに、三太は大学の先輩の中村さんに話を聞いてもらうことにした。中村さんは暇人にしか見えない三太をもてあそぶようにその話題について興味を持ち始める。やがて、中村さんは終始冒険しようとしている三太を気にするようになり、やがて唐突に猫を飼うことになる。また、日々更新している小説では、日々猫化する世界で猫と呼ばれる少女と中村猫がシュールで愛おしい日常を更新していく。時間が経つにつれ容姿が猫になっていく少女と、自分の名前を含め記憶さえも猫に侵攻されていく中村猫=苗猫猫。やがて彼らは言葉を超えたニュアンスの愛について読者が気づかされるほどになっていく。また、住んでいた家の家財も猫化し、彼らはどこかへ消えてしまっていた。そんな現実と非現実が同時進行していく中で主人公の三太は、飼い猫を逃がしてしまった中村さんや、バイト先の敏子さん、大学の知人こと合コン王の大野、そしてその大野の彼女と出会い、また、猫との不思議な繋がりを意識していきながら、自分の未来についてポジティブに考えられるようになっていき、最後には中村さんの猫もみつかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 21:02:12
27898文字
会話率:30%
主人公の三太は冴えないコンビニでバイトをする大学生だったが、いつもネット小説を読んでいた。その小説はとある派遣会社員がホームページで日々更新しているものであり、その小説を読んだユーザーが様々なコメントを書き込んでいた。その小説については猫と
呼ばれる少女と、中村猫というデザイナーが主軸になっている物語で、その物語の特徴として、世界が猫化していくという舞台設定になっていた。三太の軽薄な学生生活は、その日々更新される猫の小説によって感化されるようになり、猫に興味を持ち始めることになる。そして、やがて、その影響で猫を目的とした冒険ができるのではないかと密かに思い始めていた。そんなことをきっかけに、三太は大学の先輩の中村さんに話を聞いてもらうことにした。中村さんは暇人にしか見えない三太をもてあそぶようにその話題について興味を持ち始める。やがて、中村さんは終始冒険しようとしている三太を気にするようになり、やがて唐突に猫を飼うことになる。また、日々更新している小説では、日々猫化する世界で猫と呼ばれる少女と中村猫がシュールで愛おしい日常を更新していく。時間が経つにつれ容姿が猫になっていく少女と、自分の名前を含め記憶さえも猫に侵攻されていく中村猫=苗猫猫。やがて彼らは言葉を超えたニュアンスの愛について読者が気づかされるほどになっていく。また、住んでいた家の家財も猫化し、彼らはどこかへ消えてしまっていた。そんな現実と非現実が同時進行していく中で主人公の三太は、飼い猫を逃がしてしまった中村さんや、バイト先の敏子さん、大学の知人こと合コン王の大野、そしてその大野の彼女と出会い、また、猫との不思議な繋がりを意識していきながら、自分の未来についてポジティブに考えられるようになっていき、最後には中村さんの猫もみつかる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 20:59:46
42225文字
会話率:43%
顔も身体も平凡。
だけど、「現世の興奮」は、女達にとって極上の獲物だった。
狙われる。
誘われる。
ヤる寸前の凝縮した淫靡。
身体目当てで軽薄に、都合のいい男として使われる爛れた性春。
貞操観念が逆転した世界で女性優位で狙われ誘われる日
々を謳歌する男を描く、オムニバス形式シリーズ作品。
※登場人物は漏れなくクズ
==========
音声作品の台本風作品。
コンセプトは、貞操観念逆転世界を舞台にした、読み手(聴き手)を直接狙った誘惑。
設定説明などを省いたオムニバス形式の作品ですので、どこから読んでも大丈夫です。
同一の主人公として読み手(聴き手)を描いており、ひと繋ぎの物語ではあります。
現段階で本番描写は無く全年齢として執筆していますが、「行為直前またはソフトタッチ」を描いていますのでR-15区分。
フリー台本としてこちらでも公開しております。(pixiv:https://www.pixiv.net/users/36186248)
使用許諾のご相談などごいざいましたら、お気軽にご連絡ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 15:58:34
16273文字
会話率:0%
強靭な鳥の脚を持つ少女、アルカイヤは数十年前に絶滅した異人類〝鳥人類〟の最後の生き残り。
滅びた己の母国や種族の歴史をたった一人でまとめあげ、考古学者となった彼女は学会の学者たちからは〝火喰〟と疎まれていた。
花と共に生まれ、花と共に生き
る異人類〝魔女〟。そんな魔女たちが住まう街、魔女街ペイタルを訪れたアルカイヤは、旧知の仲であり街長でもある魔女ボアンに「百年前に滅びた大国〝魔女の国〟の滅亡の原因を突き止めて欲しい」という依頼を受ける。
そして、ボアンによりアルカイヤの助手として紹介されたのは、さすらいの自称錬金術師ガヴィという、借金あり、人誑しの悪癖ありの軽薄男であった。
堅物な学者気質であるアルカイヤと、軽薄錬金術師ガヴィは時に互いを喰らい合いながらも、〝魔女の国滅亡〟の謎を紐解いてゆく。
これは、文明と歴史の象徴たる〝火〟をその身の内に宿した【軽薄錬金術師×人外学者少女】の「火喰」たちによる、世界の歴史と運命を変える異世界考古学冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 16:23:02
38577文字
会話率:56%
あらすじ書くの苦手です。まず主人公がいます。森くんです。子供のころから横笛の篠笛が得意でした。なぜなら子供会で習っていたからです。そこには他にも3人の女子がいました。この人たちがメインヒロインです。同じクラスの巨乳な広井緒出子、ちょっと遠い
学校へ行った賢い葉具君エル、定時制高校へ行くノリのかるーい丁字聖子。主人公は雑な性格をしていて軽薄です。いつも幼なじみを困らせています。でもなんか嫌われない。そんな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 00:10:22
70810文字
会話率:64%
”鋼の頭を持つ女”とまで言われてしまうほどの堅物侯爵令嬢エルシャは生まれた頃からの婚約者である王太子から婚約破棄を告げられ追放された。
追放先は王国の最西端…”王国の爪の先”と言われる程のド田舎。
そして、あてがわれた男は過去数多の婚約者
がいながらも結婚式当日に逃げられ続けた軽薄男ケヴィン。
だがしかし、その男、実はチートハーレム男…の友人であった。
”百戦百敗”と呼ばれる程婚約者から逃げられ続けたフレポジ男…
チーレム男の爪痕残る辺境の地で追放令嬢は軽薄男の妻となりその毒牙にかかるのであった…
(※)と書かれている部分は寝室表現がありますので苦手な方はお気を付けください。
※”小説家になろう”、”アルファポリス”、”ノベリズム” にて投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 10:00:00
352271文字
会話率:35%
「俺の妻になってくれ」
「正気ですか?」
裏稼業を生業とするエイナは、若き実業家のクレイグと1年の護衛契約を結んでいた。
契約満了間際、クレイグから「ドレス姿が見たいから」という軽薄な理由で結婚を迫られる。
そんなとき、エイナは王子暗殺
犯を王子の目の前で捕縛した。
命を救われた王子は一目ぼれし、その場で求婚する。
その様子を見たクレイグは急いで結婚届を出した。
エイナの心がまだ自分にないと知りながら。
※約18,000字の完結済みを投稿しています。
※主人公の女性が襲撃犯を殺す描写が1話のみあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 12:00:00
17698文字
会話率:41%
学園史上最高の天才と謳われたアルティフィア伯約令嬢にはひとつの噂があった。
生徒から相談されたあらゆる問題を、『悪だくみ』で解決してしまう、というのだ。
そんなアルティフィアのもとに、ワーリエラ子爵令嬢が訪れた。
そして婚約者が平民の娘と
付き合っているかもしれないという悩みを打ち明けた。
アルティフィアはそれを婚約破棄だと断定した。
「君ほどの素晴らしい令嬢を婚約者に持ちながら、
平民の娘に現を抜かす軽薄さ、実に許しがたい。
これはもはや、『ざまぁ』するしかない!」
アルティフィアの進める『悪だくみ』に従い、ワーリエラは
『ざまぁ』の準備を進めることになる。
果たしてワーリエラは見事『ざまぁ』を決めることができるのか?
アルティフィアの『悪だくみ』が導く結末とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 06:00:00
15425文字
会話率:32%
差し出すモノが釣り合う対価と認めれば願い事を叶えてくれる森の魔女と、彼女の加護の元で安穏と暮らし極楽とんぼの名を欲しいままにするお気楽な王太子エドアルドの攻防。どうしても軽薄な態度を取ってしまうエドアルドの頑張りは報われるのか。 ちなみに魔
女はものすごく年上のため、王子のことは小童かつ煩い蠅くらいに思っています。割と容赦ないです。そしてとても口が悪いです。
*チラリとですが、戦争と搾取が出てきます。直接的に人が亡くなる表現はありませんが、登場人物のやり口を不愉快に感じる方はいらっしゃるかもしれません*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 10:00:00
18220文字
会話率:49%
「シンシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
国中の貴族が集う華やかな夜会の最中。
公爵令嬢のシンシアは、婚約者のセドリック王太子殿下から、唐突に婚約破棄されてしまう。
セドリックはシンシアが男爵令嬢のブレンダを
階段から突き落としたことを理由に、婚約を破棄してきたのだ。
だがそれはまったくの濡れ衣。
自分は無実だと弁解するシンシアだったが、セドリックは一切聞く耳を持ってくれない。
途方に暮れて一人会場を後にするシンシア。
するとそこに――。
「ウェーイ、どしたん彼女? 元気ないじゃん」
「っ!」
胸元をザックリ開け、身体中にジャラジャラと装飾品をつけた、いかにも軽薄そうな男が声を掛けてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 21:01:26
5907文字
会話率:52%
紅葉が舞うキャンパスで、大学三年生の毒島は常に苛立っていた。家では傲慢な両親に。大学では軽薄な同級生に。毒島が唯一心を許せるのは、研究室の先輩であり、どんな我儘も受け入れてくれる交際相手の高梨だけだった。高梨と過ごす日々の中で、卒業後は嫌い
な両親から離れ、遠い所へ高梨と一緒に暮らすのだと、毒島はいつしかそう思うようになった。しかし高梨は、毒島にとって忌々しいこの土地に残ることを望んでいた。一緒にいる未来を信じていた毒島には、それは裏切りだった。毒島は今まで隠していた本音を暴力的なまでに彼にぶつけ始める。
全五話の予定です。
pixiv、カクヨムにて、同小説を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 18:00:00
28613文字
会話率:73%