長兄のクーデターで父王を討たれたカラント王国の第四王女カルナリアは、王の証たる至宝『王の冠』を託され、西の国にいる次兄のもとへ届けるべく逃亡する。
しかし幼い身では追跡を振り切ることは不可能で、ついに絶体絶命の危機に陥った時、救いの手が現れ
る。
――正体不明、行動原理不明、「めんどくさい」が口癖で、カルナリアを奴隷として扱う、謎の女剣士、ぐうたら怪人が。
この怪人物しか頼るもののない王女の、苦難の旅路。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 17:52:52
1688861文字
会話率:30%
世界に魔法が発展した世界--
人々は魔法を使える人間を進化した人類として呼称される"進"人類が、魔法を使えない新人類を排斥。
日本の東西が分断され、それぞれが独立した国となった。
人々が魔法を頼るようになった結果、科学が
劣り始め、科学の進歩が停滞した。
もう一方では、科学が"進"人類との戦争により財源が尽き、破滅の一途を辿り、科学の進歩は無い。
東に追いやられた新人類の国が破滅に向かう一方、"進"人類が住まう西の国では魔法により
そんな世界でも犯罪は起こり、そのために警察がいる。
警視庁の公安部総務課特別庶務係に所属する警部補:先崎 埼(さきざき さき)は、庶務係であるにも関わらず特別という名のもとに捜査員としてある事件に出向く。
しかし捜査に進展はなく、すっかり夜も更けたため、夜食がてら近くのバーに立ち寄るが、席を外した際に落としてしまった資料をバーのマスターに見られてしまっていた。
だが彼は資料を見ながらこう言った、
「今すぐ現場に連れて行ってくれないか。」--
魔法が広まった世界で起こる、魔法があるからこそめちゃくちゃ出来る新感覚魔法ミステリ?
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体、事件とは一切関係ありません。
※この作品は無断転載禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 00:03:56
16307文字
会話率:56%
下級貴族令嬢であるエミリア・ゴッドフレイは、前世の記憶を思い出した。
今から百年前、西の国の姫ジェシカは敵国である東の国の王子アーサーと恋に落ちるが、侵略戦争の中で二人は永遠の愛を誓い合って命を落とす。
今もなお「王子と姫の悲恋物語」として
語り継げられるそのジェシカ姫が、エミリアの前世だった。
魔術の研究と開発に明け暮れることに、生き甲斐を見出していた天才魔術士エミリアの元にある日、前世で恋人だったアーサーの生まれ変わりである、自国の王子エルヴィンから結婚を申し込まれる。
「前世での約束を果たしに来たよ! さぁ、今度こそ永遠に愛し合おうじゃないか!」
色恋より魔術優先のエミリアに、イケメン王子の婚約話に乗るはずなく。
相手がアーサー王子の転生後の姿とはいえ、百年も前の約束を果たすなんてどうかしている、時効よ時効と考えるエミリア。
そして幼馴染のように一緒に育った義弟マルクと共に、なんとか前世での約束事を白紙にする為、国王に直談判しようと考えるエミリア。
そこでエミリアの師匠である宮廷魔術士クリフトから、恐ろしい真実を聞かされる。
*カクヨム様にも投稿してます。
*こちらの作品は、まだ書籍化やコミカライズのご依頼は来ておりません。ご縁があれば是非ともよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 17:09:42
16902文字
会話率:25%
我々が暮らす世界とは異なる世界エデノイ。
その西の国にはとある少年が暮らしていた。
時に賞金稼ぎ、時に魔物狩りを請け負うその少年は……
ニンジャ!?
剣と魔法の世界に忍者が殴り込み!
読みたくなくても、読む!
「……ゴザルなんて言っている
人を僕は見たことがない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 11:21:22
30760文字
会話率:46%
時は中世、王朝時代。この頃巷に東洋はやり、うつつを抜かせばロマネスク、その覚めた後にジャポニズム、それが高じて西の国では、次第に柔術貴族の嗜み、騎士の道やら舞踏の代わり、剣道武道が流行りけり。そしてそれから100年後、もはや国技になりかわり
、各国盛んに武道を行い東洋に負けぬ強さ得た。そんな時代に産み落とされしは、誰しもご存じシンデレラ、さりとて武道の流行る世に、彼女が行きしは舞踏にあらず、ガラスの足袋はき紗々の道着に、王子と手合わせ武闘会。この物語はそんな少女の、拳に秘めたる戦の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 19:10:14
19372文字
会話率:35%
ー現代を生きる少女と西の国から来た魔女たちの物語ー
翠 瑛美梨(あおい えみり)は今まで何回も失敗してきた“あること”をするために深夜の森に来ていた。するとエーティと名乗る、魔女狩りから逃れてきた魔女が現れる。
瑛美梨がしたい“あること”と
は何か。魔女たちの行く先は光か、闇か……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 23:09:18
7235文字
会話率:62%
【北と南の大国に挟まれながらも上手い立ち回りで生き残ってきた西の国・サイロンディ。
可もなく不可もなかったサイロンディが近年稀に見る凄まじい発展を見せている。
その背景には美しすぎる国王夫妻の存在が在るという。】
最終更新:2022-11-21 21:13:04
4222文字
会話率:25%
商業都市『ファンブル』の孤児院に住む修道女見習の孤児「クリス」は、少し魔力を持つごく普通の少女。魔力を使い、また『火』の精霊に協力してもらい、孤児院の運営費を稼ぐためマッチを売っている。大きな炎で長く燃え尽きない「加護」のついたマッチを売
るクリスは、街では『マッチ売りの聖女』などとよばれていた。
ある日、大聖堂の司教からとある口のきけない少女の面倒を見るよう頼まれる。口のきけない少女は「クラーラ」といい、元は人魚であるということが「心の声」でクリスには伝わってきた。
クラーラは海で見かけた「王子様」に一目惚れをし、家族の反対を押し切り、その舌を対価に魔女から薬を貰い受けたという。人魚から人間に変わることができるものの、歩けば激痛が走り、王子と結婚できず、他の女性と王子が結婚した場合、その翌朝の朝日と共に泡となるというのである。
王子ハンスは、以前海岸に倒れているところをクリスが見つけ、『火』の精霊の力を借り蘇生措置を施したのであるが、その前に、海で遭難してクラーラが海岸まで運んだため助かった事を知る。ハンス王子は、海で溺れていた時の記憶があいまいであり、クラーラとクリスが同一人物だと信じクリスに求婚する。
クラーラを助けるためにクリスがとった行動とは。
このお話は、『妖精騎士の物語』の三百年後の世界であり、魔術や精霊の存在が廃れ、忘れ去られつつ科学が生活に広がってきた時代となります。
香具師のような聖女クリス、元人魚のクラーラ、そして王子ハンスとの三角関係とプラトニックな腐れ縁、遥か西の国に続く巡礼街道を旅する中で、クラーラの呪いを解くためにクリスとクラーラが頑張るお話になります。
恋愛要素は薄めですが、女性同士の友情と恋愛を描ければと考えています。女の子が二人旅するお話になるでしょうか。
アンデルセン童話などの登場人物をモチーフに二人と取り巻く人物を描いていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 12:00:00
403146文字
会話率:50%
西の国ルベール王国にて、王城はお祝いムードとなっていた。この国王妃が懐妊したためである。しかし、臨月に入ったという頃、王妃が突如失踪した。それから早、16年。現在、王は未だに、妻とその子供を探し続けている。王妃とその子供はどこで何をしている
のか。
時同じくして、一人の少年が、魔の森で魔物を倒していた。彼の名はリオン。その少年こそが、16年前に失踪した王妃の息子である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 18:00:00
1681文字
会話率:46%
夜の九時、絵本を読んでいたエリスは、もっと遅くまで起きていたかった。
でも、10歳に眠気を耐える術はなかった。どうにかして起きていたいと思ったエリスは、おかあさんに頼むと「目が覚めるくらい幸せなお話をしてあげる」と言ってくれた。
そ
うして話してくれたのは、おかあさんがこの国の女王になる前の話。
かつて王女だったおかあさんと、見知らぬ農民の少年「アラン」とのお話であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 07:55:30
10954文字
会話率:42%
西の国から東の国へ、突然嫁がされることになった王女フェリアス。だが東の国で馬車が魔物に襲われてしまう。危機を救ってくれたのは、銀髪に銀の瞳を持つ、戦士シルバーだった。
最終更新:2022-06-11 10:09:18
140391文字
会話率:54%
魔族と人族が存在する世界。魔族は大気中の魔素を体内で魔力に変換し、自分と相性の良い属性の魔法を使うことができた。魔族はその不気味さから人族により北へ北へと追いやられ、ラヴィーネ大山脈を越えた寒冷の痩せた地にイズールを建国した。大山脈を超え
る頃には多くの犠牲が伴い、多くの魔族は人族に深い恨みを持った。
人族は分裂と統合を繰り返し、中央の国リズニア、西の国シェルドント、南の国ウェルダ、東の島国トワナができた。長年続いた戦争はようやく落ち着き、世界は少しずつ平和へ動き始めているように見えた。
新月暦990年の頃のこと。戦争が収まって約45年。人族と魔族が交わることがなくなった頃に次の問題が発生した。ごく稀ではあるが、人族同士から魔法が使える子が生まれ始めたのだ。人族はその子どもたちをコンバーターと呼び、虐殺したり見世物にしたりなどひどい扱いをした。リズニアの国王はコンバーターを積極的に引き取り、生活できる場所を探した。
一方、イズールでも魔族同士から魔法が使えない子が稀に生まれ始めたのだ。魔族たちはその子らをインバーターと呼び、虐殺したり国の外に追いやった。冬のイズールではそれは死を意味していた。
現在、新月暦1034年。ラヴィーネ大山脈の隙間には、山に隠されるようにひっそりと小さな村が存在している。そこに住む一人の少女ライナ。「困っている人を放っておけない」彼女が森で助けた少年たち。この出会いが世界の在り方を大きく変えるものだとは、このときは誰も知らなかったのである。
初めての作品になります。いたらないところが多いかと思いますがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 20:00:00
912177文字
会話率:52%
エクソア大陸を震撼させたゾンビウィルス騒ぎの張本人、真紅の屍術師を斃した彼らは英雄と讃えられる。そんな英雄の一人、傭兵コモドは盟友の少年を連れて気楽な里帰りを楽しもうと思っていた。しかし、このエプシス大陸では東の国クルーと西の国インバルコ
で戦争の兆しがあった。帰郷の途中のコモドはまだそれを知らない。頼れる仲間達と共に、コモドはどう戦争を乗り切るか!? または鎮めて再び英雄と呼び称されるのか。どうする、コモド!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 13:11:54
183585文字
会話率:43%
主人公リリーと出会う人々たちの物語。
舞台は西の国、イスラーン。ここは古代から多国との貿易が盛んで、様々な文化と宗派が交わる多文化国家だ。一歩道に入るとスクーという市場が広がり、活気溢れた城下町が広がる。
広い市場には時計塔があり、多くの若
者の待ち合わせ場所で有名。
ある日この平和な街が一転し、銃声や悲鳴そして血が流れる街へと変わった。
内戦がおきバラバラとなった人々の心。
全員が被害者であり当事者である。
残された人たちの物語に注目をして、彼らの生きる力を表現しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 23:36:48
44234文字
会話率:28%
セーレン国ローゼライト公爵令嬢のイェディカは、婚約者の第2王子・ベリルを妹・ルチルに寝取られた。更には婚約者もイェディカからルチルに変わってしまう。そのお詫びにと王家からもたらされた代案は、西の国境を守る勇猛果敢な西方民族であるイールーの長
・シュラに嫁ぐというものだった。
※のんびり気ままに投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 18:48:15
45879文字
会話率:52%
4つの国のうち、西の国に住む孤児、少女うみ・少年とうりは、森の中でガラスの壁を見つける。
孤児仲間の星空(せいら)とリリと共にガラスの壁を調べると、ある条件を満たせば通れることを発見。
壁の向こうにあったものとは一体…。
青春ラブコメ×冒険
の心ときめく異世界物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 12:50:45
455文字
会話率:36%
西の国の王女テセイアは、将来女王になる予定なものの、その減らず口と自由な振る舞いの為に臣下に好かれていなかった。一方で、彼女の弟の王子アリウスは大人しく周りに逆らえない性分で、次の王にと望まれていた。
あるときテセイアは腕の良い靴屋の若者レ
プラと出会う。段々と友好を深める二人だったが、王女のことを快く思わない大臣が、彼女の排除を企み始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 18:16:21
7334文字
会話率:21%
私はいつもどんなストレスのかかることでも作品に昇華しようと想っています。
キーワード:
最終更新:2021-12-01 13:01:16
743文字
会話率:0%
「あー……気持ち良い」
泉に足をつけるなんで、ちょっと前では考えられなかったわ。
家庭教師が見たら目を剥いて卒倒するかも。
以前なら、デイドレスをきっちり着て、遠くから日傘をさして、綺麗な泉ね、と微笑んで見るのが精一杯。
こ
んなことして良いかしら……ちょっとドキドキしながら、周りに誰もいないことをもう一度確認して、靴と靴下を脱ぎ、裾をまくって、泉に足をつけたのだ。
心の澱おりが溶けていくようだわ。
自由。
私、自由だわ。
私、もう好きに生きていいんだわ……。
もう出ないと思っていた涙が溢れ出る。
伯爵家の長女だったアリーチェは、妹のヴィオラに全て奪われてきた。
婚約者と伯爵位も奪われ、廃嫡されたアリーチェは、騒動を聞きつけた叔母の領地に身を寄せる。
そこで出会った男性と話をする内に……。
黒の森の南西の国で、アリーチェが虐待に耐え、負けて捨て逃げし、自分で一歩を踏み出し、幸せを掴む話です。
全五話の予定です。
順次更新しますので、よろしくお願いいたします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 13:25:20
19146文字
会話率:17%
ド・ストライク。
フクフクだったほっぺは見る影もなく、真一文字に結ばれた唇。表情筋が活動を放棄した顔。
キラキラ輝いていた瞳は、遠目でも分かるほど陰を帯びている。
戦う男としては細い部類だろうが、猫科のようなしなやかさを連想させ
る身体。
馬の背で背筋を伸ばし、まっすぐと前だけを見つめ、沿道の領民たちには目もくれない。
そして特筆すべきはその腰回り。
ド・ストライク。(二回目)
西の国の森境の町の娘ディリアには前世の記憶がある。
前世はこの国の王の兄アルドの婚約者だった。
黒の森から魔物たちが溢れ出し、戦いに明け暮れる中、アルドはディリアを一再認識しなかったが、ディリアが死んだ婚約者の生まれ変わりだと知り、ディリアがけがをして……。
西の国のディリアとアルドのお話です。全10話の予定です。
「前世、」シリーズをご一読いただきますと、二人の心情が分かった上でお読みになれますので、是非どうぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 11:25:58
22876文字
会話率:20%
今でも夢に見る。
迫り来る魔物たちを切っては捨て切っては捨て、魔力は空になり、剣はすでに血と油で切れず、力任せで叩き潰すように魔物を殺している自分。
黒の森から溢れ出てくる魔物たちとの戦いの日々。
少しずつ前線は後退し、森境
の町をひとつ捨て、荒野に布陣していた。
北の国で黒の森から魔物が溢れた時の話から、西の国の森境の町に住むディリアの前世の婚約者、王兄殿下の話となります。ディリアは出てきません。
魔物との戦いや、自殺、人が死ぬ表現があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 03:08:07
12096文字
会話率:17%
魔法が存在し、魔物が存在する世界
世界は ゛西︎︎ ︎︎ ︎︎゛と ゛東 ゛に別れ、それぞれ発展していく
ある日、東に住む1人の青年の元に一通の手紙が届く
それは西の国へ行けという青年の師匠からの手紙だった
その青年 天絢一
哉により世界は少しずつ動き出す
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 19:17:17
3711文字
会話率:66%