主人が自分のことを理解していくお話。
最終更新:2025-06-11 13:53:34
320文字
会話率:0%
あらゆる武器や防具などに『強化ポイント』を与え、強化できる──付与魔術師レインはある日、所属していた冒険者ギルドを突然クビになった。
「ギルド中の武器や防具は全部強化された。おかげでこのギルドは大陸最強になった。もうお前は必要ないんだ」
今まで仲間だと思っていた彼らは、自分のことを便利な道具としか思っていなかった──。
失意のレインはこれまでギルド員の武器や防具に与えていた『強化ポイント』をすべて回収する。
「これからは自分たちの実力だけで戦ってくれ」
ギルドの冒険者たちは武器や防具が弱体化したことに気づかず、今まで通りの活躍ができなくなる。
一方のレインは今まで他者のために使っていた『強化ポイント』を、今度は自分一人のために使用し、最強の武器や防具を次々に作っていく。
「手始めは──『銅の剣+10000』だな。これ、聖剣より強いような気が……」
かくして、追放されたチート付与魔術師は史上最強の武器防具使いとして、気ままな生活と超絶無双を始めるのだった──。
最高順位:日間総合4位/ハイファンタジー2位 週間総合5位/ハイファンタジー2位 月間ハイファンタジー5位
※カクヨム、アルファポリスにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 12:00:00
283217文字
会話率:42%
高校二年生の浜野田あかりは、親友とともに充実した学生生活を送っていた。
だが、そんなある日、あかりは突然「触れたものを脆くしてしまう力」に目覚めてしまう。
その日を境に歪んでいく日常。
転校を拒み、自ら命を絶つ親友。自分のことを忘れて
しまった家族。人語を話せる黒猫。
日常が非日常へと化していく中で、あかりは自分が魔女であり、持っている力の本質が「時を操る」ものであることを知る────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 12:00:00
219437文字
会話率:50%
三年前に助けた少女は、どうやら本当は白髪だったらしい。
そのことを知ったのは、藍沢ひなぎが歌手としてデビューしたときだった。
白髪で美少女で歌も上手い。曲もよい。となれば売れない理由がない。デビューしてすぐシンデレラのようにスター街
道を駆け上がっていく姿を、柏木飾はテレビの前でなんとなく眺めていた。
出会ったときに連絡先も交換してはいない。だからあれ以来自分とはなにも関わりがなかった。
たった一瞬、関わりがあっただけだから忘れられているかもしれない、と思った。
でも、案外そうではなかったらしい。
「よ、よかったぁ……忘れられていたらどうしようかと思ってたんだぁ」
ひょんなきっかけで再会することになったひなぎは、心の底から安心したように胸を撫でおろしていた。
べつに、ひなぎと再会できたことも、忘れられていなかったこともうれしいけれど。
でも、ちょっと待って。
……すでに人気者になったひなぎが自分のことを好きみたいなんだけど、どうすりゃいいの?
―――
【注意】
ラブコメちっくなあらすじですが、シリアスな展開もあります。ご注意ください。
音楽モノです。
ガイドラインに基づき、実際にある歌の曲名まで記載することがあります。歌詞の引用はしませんが、なんらかの問題が生じた場合は本文に訂正が入る場合があります。ご了承ください。
なお作者は音楽に関してはど素人なので、甘い表現があるかもしれません。
また、引用元についての解説は、ネタバレになる可能性があるのであとがきという形でまとめて注釈入れさせていただきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 12:10:00
360041文字
会話率:37%
「ここを出たけりゃ、捨てたものを探して拾わなければいけない。
自分で捨てたんだから、自分で探せ。それだけのことだ」
知らない世界に迷い込んだ彼女は、両陛下から’’アリス’’の名をもらった。
不思議の国――とあるお伽噺が基盤となって作ら
れた世界で、アリスは役柄を持つ人々と出会う。
帽子屋、眠りネズミ、三月ウサギ、公爵夫人、チェシャ猫――
物語が繰り返される止まった世界。全てを忘れていたアリスは、記憶を取り戻さないと、この国の外には出られない。
肝心なことを話そうとしない彼らと過ごしながら、アリスは少しずつ不思議の国と自分のことを知っていく。
不思議の国はアリスのだめだけの用意された、残酷な世界だった。
登場人物たちそれぞれの過去と真実、叶わない想い、譲れない目的が交差し、大きな流れによって、止まっていた時は動き出す。
すでに結果は決まっているチェスの盤上で、アリスは救いのない物語から抜け出すことは出来るのか?
※本作品に登場する人物や団体はフィクションであり、特定の実際の人物を基にしたものではありません。ただし、ルイス・キャロルの過去や実際の事実を参考にしている部分があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:37:44
182235文字
会話率:36%
地球を失った人類が宇宙へと進出し、千年ほどの月日が流れた。この時代の人類は『宇宙連合』なる強大な銀河系連邦国家の樹立を目論んでいるようだった。
宇宙連合軍が主体にとなって研究を進める『恒星間航行技術』の実現もすぐそこまでという段階にあり
、人類の太陽系外進出は目前に迫っていた。
宇宙西暦3189年の火星には、太陽系最大とされる人類の都『タルシス・シティ』があった。無数の高層ビル、巨大ショッピングセンター、酸素マスクのいらない緑地公園、清流せせらぐ河川敷、巨大な宇宙港────
タルシスで暮らす少年レンは、獣亜人の少女ニナが好きだった。彼女とはずっと一緒に暮らしていたけれど、それは恋人としてではなかった。
しかし、とある小さなクリスマス・イヴの夜。レンは、自分がニナへ抱く恋心にやっと気が付くことが出来た。
ニナの方はといえば、彼女もたまらなくレンが好きだった。彼よりも、ずっと長い間好きだった。クリスマス・イヴの夜、ニナはついに最愛のレンと想いが通い、幸せな気持ちでいっぱいになった。
だけれど、ニナは自分がとても嫌いだった。昔から大嫌いだった。
大好きなレンからいくら「好きだ」と言われても、ニナはどうしても自分のことは好きになれなかった。「私はニンゲンに生まれたかった」というのは、彼女のちょっとした口癖だった。
獣亜人は、太陽系のどこでも差別の対象だった。
獣亜人やその関係者と知られれば、まともな生活はまず不可能だった。
それでも、レンは全く気にしなかった。昔からニナを家族として大切に想い、いつだって庇ってやった。
ニナは、そんなレンが本当に大好きだった。
ずっと一緒に居てほしい、そう願っていた……
だけれど、いつの間にかニナはいなくなっていた。
代わりに、ひとりぼっちのレンの傍で流れ始めた───
────スペース・オペラが、鳴り止まない。宇宙の果てまで、鳴り響く。
※この作品には以下の要素などが含まれるかもしれません。苦手な方はご注意下さい。
・非道徳的な行為・残酷な描写・戦争などの暴力行為
・現実世界での社会問題や風刺的ともとれる表現
・性的嗜好性の強い表現折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:00:21
99864文字
会話率:58%
母親からネグレクトを受けている蒼は、自分のことを『おれ』と言っている小学一年生の女の子。
夜の仕事をしている母親が、女の子である蒼に嫉妬してしまうから。男の子らしく振る舞うことを強いられた。
そんな蒼はある日、『ひなた』という名前の可愛い
女の子と出会う。
いじめられているところを助けた蒼にひなたが言う。
「あおちゃんはぼくのヒーローだ」と。
蒼はひなたのヒーローでいようと誓う。
そして、神様を信じない蒼は願う。
『わたしにも現れないかな…。わたしを救ってくれる、ヒーロー』
ひなたと過ごす時間だけは心地よかった。
だけど、蒼がひなたと一緒にいられたのはわずかなものだった。
数年後、二人は再会する。
彼らにとっての『ヒーロー』は、それぞれ形を変えてーー
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-08 15:00:00
85084文字
会話率:32%
旧題『山野太一の、勘違いと愚痴と、それから……』
個人主催 : 第一回いっくん大賞 キャラクター部門受賞作
ーー毎週月曜12時更新ーー(たまに更新を忘れます許してください)
山野太一は小中を過ごした土地に別れを告げ、とある地方都市の
進学校へ入学する。
太一にとって都合の悪いことに、その学校は部活動が強制され、必ず一つの部活に所属することが義務付けられていた。中学生時代のイザコザから、人のいない部活を選び、入部を決める太一。
その部活の名は「発掘部」。
いったい何をする部活なのかは分からずに、何の気なしに入部届けを出しに部室へ赴くと、そこには気を失うほど綺麗な先輩がいた。
その先輩は部室の下に穴を堀り秘密基地を作り、バニースーツで誘惑してきたり…?
そんな事をして過ごしていると、独り暮らしの家の戸を叩く音。魚眼レンズを除いてみれば、ロリ巨乳の姿がそこにはあった。
明らかに違法な容姿の先輩に、胃袋と通帳と、もしかしたら貞操と、そんなあれこれを握られながら、始まる同棲生活。
まさかの二重苦に見回れた太一。しかし、二度ある、いや、二つあることは三つ目もある。
「俺に出来ることなんて、誰にでも出来る」そう嘯く太一に、迫る魔の手。
その正体は、世界を揺るがす最高峰の頭脳を持った兄だった。
「お前は俺以上の天才だ」
と言う、兄の言葉に耳も貸さず、
「兄さんの尻拭いくらいはする」などと言う太一。
人は、どこまで自分のことを卑下できるのか。真価を発揮し続ける天才は孤高で、しかしいつまでもシリアスはやってこない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 00:10:27
738722文字
会話率:36%
お嬢様の高校生の少女がを助けにいく物語です。
自信作でもあります! ぜひ読んでみてください!
あらすじ
姿を消してしまった友達の少女、山田海を救うために不思議な相棒、いじわるな『魚』と一緒に森にやってきたお嬢様の高校生の本田星
は、そこで一人の同い年の少年と出会った。少年の名前は葉山澄と言った。澄は自分のことを森の門番だと名乗り、星と一緒にいなくなった海を探してくれると言った。星はその申し出を受けて、澄と二人で海を探しに、森の奥へ奥へと進んでいく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 16:12:49
75533文字
会話率:31%
姿を消してしまった少女、山田海を救うために変わった相棒『魚』と一緒に森にやってきた本田星は、そこで一人の少年と出会った。少年の名前は葉山澄と言った。澄は自分のことを森の門番だと名乗り、星と一緒にいなくなった海を探してくれると言った。星はそ
の申し出を受けて、澄と二人で海を探しに、森の奥へ奥へと進んでいく……。
長編作品 第二作目
演劇 迷子の星(あなたを救う、……ううん。違うな。このお話は、あなたに私が救われるお話)
まんまるお月様。
こんばんは。いつも明るいお月様。あなたも夜が怖いの?
見上げる冬の星空はとても美しかった。都市で見る空の何倍も美しい。たくさんの星が夜空で輝きを放っている。空はいつもよりも高く、空気は透明だった。
そこには巨大な月があった。白く輝く美しい球体があった。その球体に星の目は釘付けになる。明るい夜。とても素敵な予感がする夜だ。
森は濃い緑色の葉を生い茂らせていた。木の幹は太くて大きい。大地は焦げ茶色。そこには一本の獣道がある。数日前に雨でも降ったのか、森の草木は水気を帯びている。霧のような白い靄が浮かんでいる場所がある。
吐く息は白く、空気は凍えるように冷たい。今は冬だ。そういえば私が海と初めて出会った日も、こんな寒くて暗い冬の日だった。そんなことを本田星は久しぶりに思い出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:33:46
367613文字
会話率:17%
溟の後宮には、物書き女官がいる!
鵬 梨翠(ペン リツイ)は尚宮局で働く女官である。
実は嬪である明華(ミンファ)の姉だ。
純粋無垢な明華が他の妃妾から聞いた、嘘か真かわからない「噂」。
後宮を隈なく見れば見るほど滲み出てくる「証拠」。
噂だけで万物を知った気になり、自分のことは棚に上げるおめでたい妃妾たちを内心では嗤いながら、梨翠は謎を解く。
どうしてそこまで「噂」や「証拠」が気になるのか。
それは、梨翠が後宮内の人気作家「女知青」(ジョチセイ)で、何かと小話が欲しいから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 09:38:09
571文字
会話率:16%
どうしたらよかったのか分からない弱い僕の内側__。
最終更新:2025-06-02 17:39:10
1298文字
会話率:16%
ずーっと片想いしてた執着攻め×勉強の出来るおバカ受け
秀才×天才
寡黙×おしゃべり
正反対だけれど、惹かれ合う男子高校生二人の物語
「ゲームオーバーじゃん」
高校二年生の的場は、定期テストの結果を見て絶望した。
小学生のころからずっ
と自分に片想いしている茶原に負けたからだ。
「俺に成績で勝てたら恋人になってやるよ」
と約束をした過去の自分を呪いながら、茶原との恋人生活をスタートする。
だが、ようやく勝ち取った恋人の座だというのに茶原の口数は少ない。ほとんど触れてこようともしない。
ただひたすら的場に尽くす茶原は、異様なほど的場のことを知っていた。
最初は気味悪く思う的場だが、自分より自分のことをよく知っている茶原との時間が居心地が良くなってきて……
※アルファポリス、ノベマにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 00:10:00
17730文字
会話率:33%
攻略不可能と言われたS級ダンジョン「ニブルヘイム」に挑んだ主人公――アトスは仲間の聖女を庇い、ダンジョンの最下層で一人孤立してしまう。
パーティの消耗も激しく、このままでは全滅すると判断したアトスは自分のことは置いて逃げるように仲間たちへと
促す。
「必ず助けに来ますから……! 絶対……絶対に死なないでください!!!」
「――あぁ、待ってる!!!」
去り際に放った聖女の一言に希望を見出し、アトスは助けが来るまでは必ず生き延びてみせると誓い、一人モンスターの群れへと立ち向かった.....。
「――と、まぁ、これがちょうど三年前の出来事なんだけどさ。……そろそろ助けに来てくれてもいい頃だよな?」
これは助けが来ずダンジョンに置き去りにされた少年が自力で脱出して三年ぶりに街に戻る、ただそれだけの物語。
.....そのはずだったのに、いざ街に戻ると勝手に死んだ扱いされてるし、更には大昔に人類の脅威として恐れられた「魔王」と間違われて指名手配まで!?
かつての仲間たちは何故か病んだ目つきで俺のことを追いかけてくるし、一体何がどうなってるんだ!?
「――必ず、探し出してみせます……!」
「――必ず探し出してみせるわ……!」
「――……必ず.....探し出す.....!」
「――俺はただ、街に戻りたいだけなんだけど!?」
果たしてアトスは無事街に戻り、闇堕ちしかけのヒロインたちを元に戻して平穏な日々を取り戻すことは出来るのか?
浄化、打倒、永遠、抹殺、そして―― 帰還。
各々の思惑が重なり合い、結果次々と余計な困難がもたらされていることを当の本人であるアトスは知る由もない.....。
※本作はカクヨム様でも連載しております
↓実績はこちら
・週間総合ランキング 10位
・週間ジャンル別ランキング 5位
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 20:10:00
94259文字
会話率:54%
あることをきっかけに、幼馴染が自分のことを好きなことが発覚した…あれ、もしかして私もしーちゃんのことが好きなのか?って考えてたら、百合ゲー?の世界に来たらしいんだけど…何で私こんなにモテてるんですか-!…だが断る、私は幼馴染ルートを開拓する
ので!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 18:16:05
1375文字
会話率:50%
日本のどこにでもいそうなモブサラリーマンの安田有馬(やすだゆうま)は、ある日何の前触れもなく、突然異世界に転生してしまった。しかも、古びた片眼鏡という変わり果てた姿となって……。
あまりにも突然のことに驚き戸惑う有馬だったが、次第に自身の
置かれた状況を把握し、やむなく片眼鏡として第二の人生を歩むことを受け入れた。
とはいえ、流石に自分一人では異世界を生きていける自信がない。何せ、片眼鏡になってしまったのだから。
できることなら、自分のことを大事に扱ってくれる持ち主と巡り合いたい。それが貴族や富豪、学者であればなお良い。きっと異世界のいろんな書物を目にする機会があるはずだから。それらを読んで楽しみながら、平和で穏やかな異世界の生活を営みたい。
そんな異世界スローライフを夢見ていたはずなのに、現実はまったく甘くなかった。「なんでこんなことになってるんだぁ!?」今日もどこかで彼の心の叫びがむなしく響くのだった。
はたして、片眼鏡となった有馬に平和で穏やかな日々は訪れるのか?
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※誤字脱字やおかしな点などは、皆様からご報告頂いたり、こちらで見つけ次第できる限り修正するようにしております。
※カクヨムにも登録しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 18:00:00
284051文字
会話率:61%
まず、この作品は詩集です。
テーマとしては、自分に優しく温かい気持ちになれるものです。
読後、自分のことを考えたり大切にしたいなと思えると、嬉しいです。
ストックがありますので、しばらくは毎日アップします
最終更新:2025-05-26 06:23:26
58813文字
会話率:3%
元公爵家執事の冒険者ジェイ・ハミルトンの物語第4章(その1)。
お嬢様の命令によりプーウォルトの下に仲間とともに転移したジェイ。そこにいたのは黄色い熊野仮面を被った大男・プーウォルトと黒猫の首の後ろを掴んでぶらーんとさせた白いアヒル男
・シーサイドダック。
自分のことを「本官」と言いジェイたちを「ミジンコ」呼ばわりするプーウォルト。発言の前には「サー」を付けろと命じたり上官の言葉は絶対と言い放ったりするプーウォルトにイアナが反発するがあっさり負けてしまう。
そして、敗れたイアナがシーサイドダックの魔法によって展開した魔方陣に吸い込まれてしまい……?
*本作は他サイトでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-24 20:10:39
13454文字
会話率:38%
「かみさまに声を奪われた巫女」と呼ばれる少女。王宮の片隅で、静かに暮らす彼女には、他の人と言葉を交わすことができなかった。彼女の声は「かみさま」に聞かせるためにしか発せられず、その美しい歌声はけして誰ものにもならない。好きだった世界は失われ
て、自分のこともうまくわからないまま日々を過ごしていた。「ルル」という名前で呼ばれた時、彼女はもう一度、手を伸ばしてみようと、そう思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 15:18:19
2577文字
会話率:34%
これは、約千年前に封印されたという少女の、真実を知る物語。
記憶もなく洞窟で目が覚めた彼女は、千年前の予言を信じた者たちにより城へ連行されてしまう。
そこで自分が千年も前の人間だと知ると、彼女は決意する。
自分のことを知りたい、自分
の過去を知りたい
……と。
そんな彼女が、様々な人と出会い、様々な成長を経て、やがて真実を知っていく、そんな物語……。
(恋愛要素、ちょっとしたグロ要素あります。グロ要素は本当にほんのちょっとです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:17:39
30362文字
会話率:34%
他人からの評価を気にして劣等感に疲れたアラフォー男が、自分のことしか気にしない女に恋をする。きっかけはマッチングアプリの情報漏洩。
最終更新:2025-05-16 05:37:35
18522文字
会話率:52%