第6回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞への応募作品です。
最終更新:2024-12-15 14:54:12
923文字
会話率:11%
一か月前、季節外れの大雨で家の後ろの山が崩れたことから、ド田舎から隣町・春咲町の住宅街に引っ越してきた主人公・片倉いちご(15)は、春咲町内にある高等学校、春咲高校に入学することになった。入学式当日、校門の前の桜に浮かれていると、「……あれ
、もしかしていちご?」と、幼なじみの住岡航太と三年ぶりに再会する。人見知りで知らない人と話すのが苦手ないちごは、中学校の間中々友達が出来なかったため、航太は同年代で唯一の友達。そんな航太とはクラスが離れてしまったが、いちごは無事入学式を終える。その後の自由時間、航太がいちごのクラスへやってきて、一緒に学校を回ろうと言ってきた。それに何やらお願いもあるらしく……?不思議に思いながらも校舎巡りをしてると、航太は「春咲高校平和部」と書いてある教室の前で足を止めた。中に入ると、その部活動の部長、九十九魁星の姿が。話を聞くと、平和部とは簡単に言うと人助けをする部活動らしいのだが、廃部の危機にあるという。だから入部してくれと魁星からお願いされる。しかし、事故で両親を失っているいちごは、自分を育ててくれている祖父母に負担はかけないよう、少しでも学費の足しにとアルバイトをするつもりでいた。だから「ごめんなさい」と断るのだが、魁星は「いーから。結局入部しなくても、見てってくれよ。悪いもんじゃないから」と言っていちごを部活体験に連れて行く。そこでいちごの元に訪れた素敵な出会い。自分に自信がないいちごが、人と出会い、次々と訪れるピンチや出来事に向き合い成長していく。純粋無垢ないちごだからこそ、たくさんの登場人物の心を動かすことが出来る。そして、すれ違いなどで生まれる悲しい感情を、温かな思いや笑顔に変えて行ける。出会いと別れ、本心と涙。おっちょこちょいだけど人のために一生懸命頑張る主人公の姿は、つい頬が緩むほど愛らしく、胸を掴むほど勇敢で、心に響くほど尊い。
高校生を主とした、青春・成長・涙・恋の物語です。
きっとあなたも、いちご達の一生懸命な姿に笑顔になる──。
新作です。
よろしくお願いします!
(この作品は、「アニセカ小説大賞1」に応募しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:58:52
30561文字
会話率:32%
感動・衝撃の青春恋愛小説──
「小説家になろう」初投稿作品です。
興味を持って頂けたら嬉しいです。
最終更新:2024-11-09 17:40:38
94271文字
会話率:27%
5分で読めるショートショート集!
あっと驚き、わっと泣け、ぐわあと笑える。
魅力満載の超短編たちをお届けします。
通勤、通学のスキマ時間や朝の読書に効果的!
小中学生から大人まで楽しめる上質な一冊です。
─────────────────
─────
『余命3千億5千万字』
医者から驚きの余命が宣告されてーー。
『頭上』
『個性重視面接』
『画伯密室殺人事件』……etc折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 14:08:49
29177文字
会話率:37%
『あなたも“派遣勇者”になってみませんか?』
ニートのハセガワはダメ人間である。頭は悪いし、運動も出来ないし、非モテのヲタク。趣味はネット内で人の揚げ足を取って遊ぶことだ。
そんな社会の最底辺にいる彼が、あるとき訪れたハロワの帰りにあ
る求人を見つける。興味本意で応募したのだが、出勤地はなんと異世界だったーー。
果たして、社会経験が全くないハセガワでも、立派な“派遣勇者”になれるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 10:30:13
67788文字
会話率:25%
聖ヴィリアン暦1092年――桃色の花が咲く頃。
この日、勇者が死んだ――。
魔王を倒した翌朝、宿屋の一室で静かに息を引き取っていた勇者レイン。その信じられない状況に、パーティメンバーの3名は悲しみにくれていた。
そこへゆっくりと扉が開き
、葬儀屋が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 18:56:11
9872文字
会話率:48%
優等生の柚月は、周りの期待に応えるため、いつだって自分を殺して生きてきた。
高校生になり、特待生として地元から遠く離れた高校に入学した柚月の前に現れたのは、同じく特待生ながら自由奔放な性格の三石コウ。
ひょんなことから寮がコウと同室にな
った柚月は、無邪気な彼に振り回されながら、少しづつ影響されていき……。
これは、『特待生』である優等生と劣等生のふたりの青春が閉じ込められた箱庭の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 12:10:00
93479文字
会話率:42%
第一王子として生まれたサーマンには3歳の時から影武者がいる。影武者のカールは、何事にも優れた才能を持ち、とても優秀で第一王子のサーマンはいつも影武者のカールに助けられていた。そんな時、隣国との戦争が始まり、第一王子は出陣することになる。それ
を見ていたカールがとった行動は……。王子と影武者がお互いを尊重して想い合う不思議な感動ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 19:33:31
7833文字
会話率:49%
海の街で俺たちは出会った。黒艶の長い髪を風に躍らせる君。恋人になって初めて気付ける相性の悪さ。色々な愛の形がある中で、俺たちの形は−。同じ季節を歩く君と向き合うことを拒んだ俺の罪は−。気ままな子猫のようだった君を今でも、思い出す。
最終更新:2024-11-19 17:18:45
10842文字
会話率:67%
暗いと思うか、明るいと思うか。
夜の明けるころか、日の沈むころか。
あなたの見る景色は、あなたの心しだい。
まどろんで見るような夢に、静かに寄り添う掌編をお届けします。
この言葉たちが、少しでもあなたの心のカラッポに響くもので
あったなら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 09:17:54
9852文字
会話率:9%
青い星の青いカメに転生した僕が、ポイされたのは深淵のダンジョンだった。
「えっ?」
神さまの優しくない優しさに泣けてくる。。。
最終更新:2024-11-11 05:30:53
16852文字
会話率:70%
打木希美(うちき きみ)は追い込まれていた。
三分ごとに与えられる指示。
これをこなさねば、部屋から出ることが出来ないのだから。
これは弱気な一人の女性が、初めて人を好きになった時に、勇気を振り絞り、前を向こうと決めた物語。
前を向くと
決めて頑張ることは、難しいけれども楽しい。
そんな彼女を見守るのは、感情をめったにあらわさないクール系男子と、明るい太陽のようなワンコ系男子。
時に温かく、時にじんわりを誘いながら、彼らの交流は始まっていきます。
人見知りを治して、今まで知らなかった世界を見上げてみたい。
人を愛さないと決めた、彼の凍り付いた心を溶かしたい。
本当の自分を隠し続ける、彼の心によりそいたい。
叶わないとあきらめていた今までの自分に別れを告げ、前へと進もうとする希美の行動はやがて自分を、そして周りを次第に変えていきます。
時に笑えてちょっぴり泣ける。
そんなお話はいかがでしょうか?
こちらの作品は、カクヨムにて投稿していた話を改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:18:02
74451文字
会話率:30%
安楽死が認められた世界。亡骸を埋葬するための山が自分の町に建てられた――。
《自らで死を管理する》という名目で個人の選択として安楽死が国で認定されるようになった。
自ら死を選ぶ人は多く、いつしか、安楽死を選んだ人のみを埋葬する場所を建設する
ことになった。【卒塔婆山】。田舎の町に住む私の家付近に建てられた“人口の山”。
向かいに見える山を見たくなくてカーテンすら閉めっぱなしにしてた私だけど、通学途中に山でうろつく不審な人物を見かけて……?
この作品はエブリスタ、カクヨムに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 17:33:20
5110文字
会話率:38%
AI少女とある青年のひとつの出逢い。ひとつの感情。
※この作品はエブリスタに掲載しています。
最終更新:2023-05-31 17:12:30
3328文字
会話率:56%
自分の未来に絶望した少女・明《めい》は健康を売り買いできるチケットを持つ謎の男に出会う。
チケットを受け取った明は自分の健康を様々な病気の人々に売っていく。
健康と引き換えに莫大な財産を得た明だったが身体は既に限界の状態になっていて……。
※この作品はカクヨム・エブリスタに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 12:15:49
6833文字
会話率:31%
ワケありの医者が、ある時山で行方不明になった患者を探していた。
気が付くと大きな正体不明の生き物に襲われ、怪我を負う。なんとか治療して逃げ切り行き着いた先は知らない街だった。
けが人を治療すると感謝され、お金を払うという。相場の二割でいいと
いうと感動してお金を渡された。
それを見ていた女性から治癒院を開かないかと誘われる。その女性は、自分が医療ミスで殺してしまった女性そっくりだった。
誘いを受けて治癒院を開くことにする。
もう二度と、あの過ちを起こさない様に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 07:10:00
86770文字
会話率:43%
消えたい――
満月の夜、そう願ったわたしの前に現れたのは、不思議なクラスメイトだった。
自らを魔女と称する彼女は、願いを叶える代わりに、花魔女見習いとして、この世にとどまる亡者の魂の未練を解消する仕事を手伝ってほしいという。
半信半
疑で引き受けたわたしを待っていたのは、個性豊かな亡者たちで……
生きることに疲れたあなたへ贈る、ファンタジーヒューマンドラマ。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 17:00:00
114600文字
会話率:29%
地獄落ちを逃れたくて黒猫に生まれ変わったら、大嫌いだった君と再会した――
生前、小さな悪事を積み重ねたまま死んでしまった瀬戸 卓也(せと たくや)は、地獄落ちを逃れるため、黒猫に転生する。
その自由さに歓喜したのもつかの間、空腹で行き
倒れているところをひとりの少女に助けられ、そのまま飼われることに。
拾われて一ヶ月ほどが経った頃、ふたりにある不思議な出来事が起きて……?
君に出会って、大嫌いだった世界をちょっとだけ好きになれたんだ――
春夏秋冬に起こる奇跡 不器用なふたりが織りなす、甘く切ない青春物語。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 16:00:00
100322文字
会話率:27%
泣けるラブコメ!
あゆむは缶コーヒー会社の下っぱ社員だ。
同社のレナは清純派をよそおって男あさりをする百戦錬磨な女だった。同僚のマユはあゆむをオトせるかとレナを挑発した。カラオケ代を賭けてだ。レナは受けて立ってあゆむに接近する。
そんなある夜あゆむは夢を見た。小学生の女の子が夕陽に向かって泣いていた。あゆむはその子にイチゴをわけあたえた。だが女の子が誰なのかあゆむの記憶になかった。
小学校の同窓会で心理学者の森崎にその話をした。女の子はしのぶだと森崎が指摘した。
「あんたは涙目のしのぶが好きになった。けど悪ガキにからかわれてごまかそうとしのぶをいじめた。あんたの弱い心はいじめた罪の重さを背おい切れなかった。長い夏休みが明けるとしのぶは転校していた。しのぶが目の前から消えたのを幸いにあんたの無意識はしのぶの存在をなかったものとした。いなかったしのぶはいじめられないし惚れもできない。あんたは初恋を封印しちゃったのよ」と。
あゆむは封印がとけた初恋に苦しめられてしのぶがいるドイツに飛んだ。あゆむはしのぶと再会してふたりでデンマークを観光した。だが最後まで好きだと告白できなかった。
あゆむは帰国して一部始終をレナに話した。するとレナに怒鳴られた。
「しのぶさんは『結婚指輪買っちゃおうかな? どんな指輪ならわたしに似合うと思う?』って左手の甲を見せたんでしょう? スカポンタン! 『きみならどんな指輪でも似合うよ』ですって? どアホウ! それがプロポーズされた男の返事かい!」
「なんの話だよいったい? ぼくはプロポーズなんかされてないよ?」
「されたの。されました。二十四歳の女が指輪をはまってない左手の甲を見せたの! それってきみに結婚指輪を買ってほしいって謎かけじゃない! わたしの指に結婚指輪をはめてよって催促よ! もう一度ドイツに行け! 行って男らしくコクって来い!」
レナに背中を押されてあゆむは再度ドイツに向かった。今度こそしのぶに告白するために。
そのころマユはレナにこう言っていた。
「あんた敵に塩を送ったんじゃない? 賭けはもう頭にないでしょ?」
「わかってるわよ。バカなまねをしてるなって。あーあ。なんでけしかけちゃったんだろ?」
「あんた男あそびのしすぎで経験がなかっただけだわ。それ初恋よ」
「うそ?」
レナはマユの言葉に愕然とした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 14:42:26
171395文字
会話率:41%
兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。
ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおか
しい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 15:38:11
115078文字
会話率:45%
高橋隆史(たかはしたかし)は幼馴染みに告白してフラれてしまい屋上に行くと、そこには泣いている女の子がいた。
学校一の美少女、白雪姫と呼ばれている白雪姫乃(しらゆきひめの)だ。
フラれたショックがあるものの我慢して泣いている理由を尋ねると、姫
乃のことを気に喰わない女子たちに呼び出されてかなり酷い嫌味や妬みを言われたらしい。
無意識の内に姫乃を抱きしめてしまった隆史は、彼女に「辛い時は思い切り泣けばいい」と言って自分の胸を貸す。
泣き終わった姫乃は隆史に「今度は高橋くんが私の胸で慰められる番です」と言ってきた。
幼馴染みにフラれたことを知った姫乃は、お礼として隆史を慰めたいらしい。
慰め合いを終えた二人は一緒にいるようになり、無意識の内に周りにイチャイチャ砂糖を振りまくから周りからバカップル認定されるのだった。
距離がどんどん縮まっていく中で、学校一の美少女が自分を好きになってくれる訳がないと思っている隆史と、未だにフラレた幼馴染みが好きだと勘違いしている姫乃とのじれじれ両片想いラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 10:06:50
270508文字
会話率:34%
世界では他人の感覚を追体験できるVRソフト「イミテイト」が流行していた。竹田清春の幼馴染――間藤真昼は天才ピアニストで、彼女のピアノ演奏を収録したイミテイトも若年層に爆発的な人気を誇っていた。
しかし彼女は人気絶頂の中でこの世を去る。ニ
セモノには価値がない、と言い残して。
二年後、孤独な高校生活を送っている清春の前に、雨宮深月という転校生が現れる。偶然から彼女のピアノ演奏を聞いた清春は、その弾き方が真昼そっくりであることに気づく。
それをきっかけに深月と交流を始めた清春は、次第に深月の言動から幼馴染の片鱗を感じ始める。二人はまるで違う性格をしているというのに。
ただの気のせいなのか。自分の気持ちの問題なのか。
それとも、幼馴染に近いことに理由があるのか。
やがて清春は一つの真実と共に、避けられなかった結末へとたどり着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 18:10:00
122236文字
会話率:38%
私、加藤菫伶は普通の人が泣く場面で泣けない。そんな人間が絶対に泣けると言われる映画を観た。
キーワード:
最終更新:2024-10-07 14:03:42
2974文字
会話率:35%
新庄誠は深い傷を背負っていた。中学校で起きたある日を境に周りから嫌われてしまう。高校では何かが変わると思っていた。現実はそんなことなかった。様々な出会いをしていく。彼は何を誰を選ぶのだろう
最終更新:2024-10-04 22:49:22
35892文字
会話率:47%
しばらく泣けていない人へ…。
絵本の原作として書いてみた作品です
泣くことを忘れてしまった人に贈ります
最終更新:2024-09-30 19:18:33
6112文字
会話率:0%
主人公の1人で中学2年生になったばかりの相原聖楽は通学途中、交通事故でトラックに轢かれてしまった。そして、次に目を開けると聖楽は生死体と言う生と死の狭間の体、肉体とも霊体違う存在になっていた。どうにか意識を肉体に戻そうとしていると、少年が聖
楽を見て一瞬で聖楽の腕を掴み、空に飛び立った。もう1人の主人公である少年の名は天野愛羽と言い、生死管理者と言う役職を持つので聖楽を生死庁に連れて行くと、行って来た。
生死庁に着くと、すぐに生命管理部に連れて行かれ、聖楽の現在の状態を聞く愛羽。聖楽の体は轢かれてしまって重症を負ったが、死ぬ事はなかったが、一度肉体と魂が分離し、魂は肉体が死んだと誤配した事で、肉体が魂が戻るのを拒んでいる。戻れるのに暫く時間がかかると言われた。肉体自体は意識不明と言う事になっている。
聖楽は魂が肉体に戻れるまでの間、自分と同じ様な生きれるのに魂が分離した人や本当に死んでしまった人達を生死庁に案内したり、死ぬ予定の人の観察をする生死管理者と言う者になった。愛羽の弟子、相棒として一緒におり、色んな事を学んだ。
そして、色々な事情で死んだ人や生きれる人、生きたかった人、死にたかった人を見て人として成長して魂が肉体に戻っても、生死管理者として働く聖楽と、聖楽を成長させ、自身の心も成長し生死庁に居る理由が段々と判明して行く愛羽のミステリーほのぼのストリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 19:28:32
3412文字
会話率:67%