〝屠竜〟の異名を持つ勇士ヴァンダーは、師匠の魔術師〝星霜〟のマーレファから魔王討伐で戦死したカレイジャス王子とよく似た魔族の少女カレンを、王都から脱出させるよう頼まれる。魔族特有の言葉「テンセイガチャシッパイ」を発する魔族少女を、死んだ王子
の影武者として育てようとする師匠の企みにヴァンダーは困惑しつつ同居生活を始める。カレンの魔族特有の学習能力と身体能力に翻弄されながら、逃亡先の町クレモナで事件を解決していく。やがて魔族と呼ばれる転生者たちと交流しながら、自身に巣食う〝竜憑き〟に蝕まれていく。王子はなぜ魔王との戦いで戦死し、同じ現場にカレンが転生してきたのか。その真相にヴァンダーは果たして気づけるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 16:00:00
574713文字
会話率:54%
防衛大学を目指そうとする主人公羽鳥侑人
しかし、父である和樹に猛反対されてしまう。
和樹の父は太平洋戦争にて戦死した軍人であり、父を知らずに育った和樹は大の軍人嫌いであった。
猛反対にあった侑人は祖父の家に転がり込み、そこで祖
父について調べてみようと考える。
和樹に言われるまで名も知らなかったし、知ろうと思わなかった祖父
羽鳥文彦
一体文彦はどのような軍人であったのか、どのように戦いの中で命を落としたのだろうか。
何も知らない祖父の実態が当時の証言者によって見えてくることになる
「俺に祖父のことを教えてください」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 22:34:55
46463文字
会話率:41%
時は戊辰戦争最終地、箱館
そこには京で名を轟かせた新選組がいた。
その中でも陸軍奉行並についた土方歳三、彼だけが箱館政府の幹部で戦死したのだった。
彼の死は周りにどんな影響を与えたのか――
最終更新:2015-02-21 12:04:16
2257文字
会話率:34%
この世界では魔法使いは弱い。
ごく一部の例外を除き、魔法を使うよりも剣で切った方が早いとされ、魔法使いは治療でしか活躍できないとされていた。
そんな中、「魔法兵」によって構成された傭兵団が台頭を始める。
その傭兵団の団長は13歳の少女――前
世で、別の世界でも傭兵をやっていて、戦死して生まれ変わった戦争狂。
彼女は、この世界でも大好きな戦争をするために、魔法を武器とする傭兵団を立ち上げたのだ。
「では夢のような戦闘を続けよう。ロマン溢れる魔法を主体とした戦闘を。
……ああ、君たちにとっては悪夢のような、だったかな」
※大変お待たせしました、ExtraStoryの連載を開始します! 今回は、毎週月曜・木曜18時更新です。
※この作品は「カクヨム」にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 18:00:00
1449348文字
会話率:41%
西暦2219年
人類は宇宙で戦っていた。
20年も続く戦争は、人類をゆっくりとだが滅亡へ向かわせていた。
幾多の命、幾多の星が散りながら、人類は尚も戦い続ける。
「生き残る」
ただ、それだけの為に。
戦いに疲弊し、徐々に滅亡へと向かいつ
つある人類が取ったのは、一か八かの大博打だった。
敵の中枢に突入し、戦争を終わらせる。
絶望的な戦いの中で、戦う一人の兵士が居た。
ジョセフ・マードック軍曹。
幾多の仲間を失いながらも、戦場を駆ける彼を人はこう呼ぶ。
「不幸な死神」と。
涙を失い、輝きを失ったその瞳で、彼は今日も戦い続ける。
これは、後に「人類史上最高の英雄」と呼ばれた彼が、英雄と呼ばれるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 06:33:26
114156文字
会話率:33%
私は戦略兵器です。
生来からの能力――死に戻りを用いて未来の危機を察知し、ミナト少佐に報告するのが私のお仕事。
失敗すれば沢山の味方が戦死する事になってしまう、重大な役割を担っています。
部隊のみなさんが死んでしまっても、私が死ねばまたみ
んな生きている状態まで時間が巻き戻るんですけどね。
でもそんなの全然、嬉しくなんてないですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 22:47:38
9898文字
会話率:20%
剣聖アルベール。
これは俺が努力を重ねて得た称号。
そんな俺ことアルベールは戦死した。
死因は敵国魔導師に放たれた最上級雷魔法による感電死。
剣一筋、これこそが最強だと信じていた俺は死ぬ間際ふと思った。
マジで魔法覚えときゃよかったわ。
そして目が覚めると、新たな命として生まれ変わっていた。
エリアス・アールグレイ。
どこにでもいる普通の子供だ。
幸いこの世界にも魔法の存在はあるらしい。
前世では剣修行のみだったからなぁ。
よし、今世では魔法を極めてやるっ!
そして剣も魔法も最強、そんなオールマイティな自分になって今度こそ生を全うしてやるのだ。
冒険者にエルフ美少女、盗賊なんかも出てきたり?
波瀾万丈な異世界ライフ。
2度目の人生こそ真の最強を……そんな男の物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 09:54:05
134886文字
会話率:29%
主人公の藪雨雅嗣(やぶさめまさつぐ)は、とある戦いで友人のつねちゃんを護れず戦死した。
その後何度も何度も転生を繰り返し能力引き継ぎで最強と呼ばれるようになる。
そして今世では現代日本に生まれ入学することになった高校で天下統一の戦いが始まる
ことになる。
挿絵にAIイラストを使っています。なので、同じキャラクターでも絵柄や衣装などが違ったりしますが、想像で補っていただけると幸いです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 21:56:42
11180文字
会話率:40%
「我々は400年前にいるのか」
1941年12月、大東亜戦争開戦に伴い、マレー、フィリピン制圧のために、海上移動していた大日本帝国陸海軍、皇軍の諸部隊は驚愕することになった。
状況の異変を把握し、更に情報収集に努めるのにも、中々皇軍は手
間取ってしまい、1541年12月にいることが、ようやく分かった。
取りあえず、フィリピンを仮の根拠地にした皇軍の主力は、祖国の日本を目指す。
戦国時代の戦乱の下にあり、困窮している天皇陛下をお救いし、衰微している国体を回復するために。
そして、この出来事は、当時の日本に割拠していた諸勢力にも多大な影響を与え、更に世界にも徐々に影響を与えることになり、歴史を大きく変えていった。
また、その皇軍の中には、上里松一という海軍少尉がいた。
対米戦の中で戦死を覚悟していた彼は、戦国時代に生きる中で家族を作り、更にその家族が更なる人とのつながりを育んでいく。
その中には、史実で名を馳せた人物もいることになる。
そして、史実で名を馳せた人物も、また史実とは異なる人生を歩むことになる。
そんな80年余りの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:11:38
2694600文字
会話率:23%
フランスのヴェルダンの近くには、不思議な民宿がある。
その民宿に泊まると、時として、自分が心の奥底で願っていた願い事の叶っていた過去の異世界に行けるという。
僕は、第一次世界大戦で戦死したが、その時の僕自身は知らないことだったが、母親
の違う4人の児を結果的に遺した。
そして、僕は気づかない内に、もしも自分が第一次世界大戦で生き延びていたら、ということを心の奥底で願っていたらしい。
民宿に泊まって、次の朝に目覚めたら、第一次世界大戦で生き延びれた異世界に僕は来ていた。
やれることをやろう。
でも、どうすればいいのだろう。
僕は、この時代の法律等に抗いつつ、主に子ども達のためにも、できる限りのことをしようと努めることになった。
(「僕の人生の一番長い一日」や「私の本当の家族を求めて」等の後日譚になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 07:23:09
74850文字
会話率:17%
1943年初頭、第二次世界大戦後のソ連政府の受け皿を作るために、連合国の後押しにより、ロシア諸民族解放委員会が、レニングラードを改称したサンクトペテルブルクにて発足しようとしていた。
その発足を寿ぐために、日本からは吉田茂外相と梅津美治
郎陸相が赴いていた。
その頃、日本から遥々派遣された海兵隊を含む日本の遣欧総軍は、第二次世界大戦を終わらせるために、主にサンクトペテルブルク周辺に展開していたが、大量の戦死者等を出したことから、その内実は台湾からの志願兵や女性が、それなりに含まれる有様となっていた。
何としても早く第二次世界大戦を終わらさねば、多くの人がそう想いを交わし、第二次世界大戦を終わらせるための攻勢が春を期して始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 19:26:07
181135文字
会話率:19%
戦後の寂れた温泉街。
山路館という一軒の宿に、一人の青年が逃げ込むように訪れた。
作家志望の浅見蒼一郎、二十五歳。
度重なる原稿の却下に心を折られ、東京を離れた彼を待っていたのは——
戦場で右手を失いながらも左手で絵を描き続け
る孤高の画家。
戦死した息子の夢を守り続ける女将。
戦争の記憶を抱えながら人々を癒やす看護婦。
やがて梅雨が訪れ、魂の叫びが聞こえ始める。
真実の芸術とは何か。人はなぜ書き、なぜ描くのか。
山路館で過ごす数ヶ月の中で、蒼一郎は人生の答えを見つけていく。
そして、ある運命的な決断の時を迎える——
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:00:00
13218文字
会話率:42%
俺の名は。〝天音アスト〟
現在はアルキオネの艦長を務めている。
あまり目立ちたくない性格のおかげか、参加した戦場から全てひっそりと無事に生還している。
未だ人類は、謎の宇宙怪獣を相手に防衛を強いる日々を送っているが、俺はなるべく目立たないよ
うに立ち回る事で何とか生きながらえてきたのだが……
次々に配属されるクルー達が有能すぎて、俺の戦艦はいつしか不沈艦と呼ばれるようになり、目立つようになってしまう。
美少女達クルーたちは何故か俺が凄い艦長だと思ってるみたいで……度々ちょっかいかけてくるんだが……
えっと……もしかしてまた活躍しちゃってる? 頼むからお前ら、そんなに頑張んないでくれ……
【あらすじ】
人類が宇宙に進出して幾数年が経過した遥か未来の地球。宇宙への希望を見出した人類は手を取り合い、平和に暮らしていた。
北暦108年、突如地球圏に襲来した謎の宇宙怪獣『|ENIM《エニム》』によって、宇宙コロニーを襲撃された。多大な犠牲を伴い、人類は辛くもその脅威を排除することに成功した。この敵に対応するため、人類は宇宙連合軍を創設。
北暦111年、宇宙連合軍は「太陽系全宙域防衛戦線」に基づき宇宙連合艦隊を引き連れて第2の地球としてケプラーを建造。ケプラーを中心に対ENIM侵攻阻止防衛ラインを強化した。
北暦179年、ENIMとの交戦が激化する中、1体のENIMを生きたまま捕縛することに成功する。生体データから人型兵器|Drive Doll《ドライヴドール》を開発。今まで宇宙艦隊での戦闘のみだった人類は、その圧倒的な性能により次々と数多くのENIMを撃墜し、ここから人類は反撃の糸口を見つけたかのように思えた。
そして現在、西暦290年、宇宙連合軍はDrive Dollを運用してもなお、戦死者は後を絶たなかった
どのような新機体、新造艦であっても無限に現れるENIMの脅威は変わらない。生還率はどんなに大きく見積もっても60%だ。
そんな中、天音アスト艦長率いるアルテミス級 DD専用強襲揚陸艦 5番艦 アルキオネは、今や旧式と言ってもいいのにも関わらず。この23年間沈むことなく帰還している。
彼の噂を聞いた者たちは、臆病者や卑怯者と呼ぶ者も居れば、英雄と呼ぶ者もいるが果たして――
これは、目立ちたくないおっさん艦長と彼を取り巻く美少女エリートクルー達のSFラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 09:54:33
129634文字
会話率:45%
彼氏いない歴=年齢アラサー橘梓《たちばな あずさ》。
趣味の乙女ゲーをプレイ中に顔面からパソコンへ突っ込んでしまう。
ふと意識を取り戻した彼女がいたのは、直前までプレイしていたゲームの世界、
なのだが。
まさかの悪役令嬢シルビアが『破
滅ルート』へ入った瞬間に転生してしまう。
スペースオペラ×恋愛アドベンチャーの世界で、前線へ飛ばされてしまった梓もといシルビア。
しかも彼女は設定上『すぐに戦死する』運命にあった。
悲嘆に暮れるシルビアだったが、任地で待っていたのは推しのイケメンで!?
さらに愛らしい妹分の少女にも巡り合い、生きる気力も湧いてきたところ。
彼女に忍び寄る悪意の陰……。
繰り返す危機から身を守るため。
ついに彼女は国家を転覆し自らが頂点に立つ決意をする。
愛と生存と出世、国家転覆をかけたスペースオペラが今始まる。
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 12:12:07
831755文字
会話率:42%
第一次世界大戦中に激しい戦いが行われたヒュルトゲンの森では、戦死したはずの敵国の兵士たちが亡霊となって現れ、戦後も村人たちを襲い続けていた。なぜ兵士たちは亡霊となったのか、その目的は何なのかも分からないまま、村人たちはかつての侵略者に怯え
続ける日々を送っていた。
そんなある日、謎の妖美な女性がヒュルトゲンの村に訪れ、村の宿で下働きをしていた青年アルミンに森への案内を依頼する。彼女の訪問を機に、亡霊兵士たちの謎が解き明かされていく。
※古戦場が持つ神秘性と、戦後の敗戦処理を題材に描いた物語です。
全4話で描きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 23:47:43
19357文字
会話率:38%
ある頃から、戦場に現れては戦死者の死体を連れ去る魔女の噂が流れるようになった。
曰く、激しい籠城戦が行われた日の翌朝城から死体が消えた。夜明け前に畑作業に出た農夫が、道を一人歩く女を見かけ不審に思い声を掛けたが笑い声を残し女は掻き消え、その
後をいくつもの死体が呻き声を上げながら連なり歩いていた。
曰く、平原で両軍が激突し何千人もの死者を出した翌朝死体が消えた。停戦協定を結び両軍の死者を回収に向かった部隊が、打ち捨てられた武具を残し連なり歩き去る死体を見た。追いかけたが日が昇り始めると女の笑い声と共に掻き消えた。
曰く、夜中に馬車を飛ばす商人が道なき道を歩く女を見かけその後に続く死者の大軍を見た。商人が死者の大軍に驚いていると背後から女の笑い声が聞こえ振り返ると誰もおらず、再び死者の大軍を見やると女と共に掻き消えていた。
噂である、しかし見た。と言い出す者が後を絶たず、ここ数年続く戦争の地で死体が消えるようになったのも事実であった。
茨の魔女である。誰が言い出したのかは不明だが、死者を引き連れ消える女は茨の魔女と呼ばれるようになっていた。
そして茨の魔女の噂に、新たに騎士が加わる事となった。
妖馬の背に乗り、魔剣を振るう騎士である。
かの魔女に仕える騎士が現れ、魔剣によって城を、砦を、大軍を打ち砕く。死者は茨の魔女が連れ去り、騎士は次の得物を求めて妖馬を進ませる。
骸の騎士である。
これは骸の騎士と呼ばれるようになった少女と、その従僕が茨の魔女と交わした契約の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 17:58:28
40434文字
会話率:36%
戦死した夫が帰ってきた。二本の脚で歩いて。しかも若返って。
夫の人格をほぼ完璧に再現したその存在は、自身を夫だと言うが――。
最終更新:2024-10-13 23:00:07
5282文字
会話率:57%
戊辰戦争最後の戦いで戦死寸前の土方歳三が勇者として異世界に召喚される。召喚時に女神に会い祝福されるが、いきなり戦闘に巻き込まれ王国に追われる立場になる。気を取り直して色々な好奇心を満たす旅に出でようとするが・・・。
最終更新:2024-10-05 21:47:09
423017文字
会話率:17%
地球とパラレルワールドの第2地球、第3地球、第4地球、第5地球、第6地球、第7地球、第8地球を道に繋がるホーリーワールド群。
第1地球の北米大陸大信帝国第1皇子に産まれた元スナイパーの敗残兵、超能力の未來予測能力者としては普通に産ま
れた。
父親は同じ未來予測能力者、元スナイパーの敗残兵、十回の滅亡を重ねた大信帝国の第140代目に産まれた。
聖騎士レベルが語るホーリーバリア、ホーリースラッシュ、スーパーホーリースラッシュ、ホーリーマシン、ホーリーシップの証。
シン140代目の証は継承した聖騎士レベル10、インファイトレベル9、極、指揮官レベル9、ダッシュレベル9、庇うのスキル。
また人口が継承した力を習う。
地球、月、火星に拡がった人類とニューヒューマン、外太陽系のデューヒューマンと接触した。
国家戦略兵器のランチャーウィズ、ホーリーランチャーウィズ、またウィズショー、ウィズ大戦。
シンの当代は副官のメーサ、ウィズパイロットのミキト、また近衛騎士護衛部隊の二人。
仲良しのヨーロッパ教国法王の長男、またユーラシア王国王子と親しく付き合い。
北と南でウィズ大戦も多かった昔。
転生者のシンの当代、また父親も同じ転生者、この師弟関係も入る未來予測能力者の親子。
大信帝国の未來を予測した先代の皇帝、反乱に戦死する殉職を選び、長男のシンの当代は未來予測から、この回避に動く。
許嫁のメーヌとシンの当代は奔走する。
だが運命の流れは残酷で、反乱軍、宇宙独立派に敗れた大信帝国の正規軍。
この歴史上の未來予測能力者の未來を描く、また代々のシンを描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 11:29:57
22146文字
会話率:22%
かつて、人は弱かった。オーク、ドワーフ、エルフ…数多の異種族の中で、人は蔑まれ、神に見捨てられた存在だった。
しかし、人は諦めなかった。森を切り開き、沼を耕し、知識を蓄え、数を増やし、生き抜いてきた。そして、さらなる力を求め、人は神に祈り
を捧げた。
その願いが届いたのか人の前に龍が現れた。強大な魔力を持つ龍は人を護り人に魔力を与えた。人はその力で異種族と戦い、龍王国を築いた。しかし、時が流れ、龍王国は衰退の一途を辿っていた。
辺境では反乱が勃発し周辺諸国は侵攻を開始。龍の血を継ぐ貴族たちは次々戦死し、戦況は悪化していく。龍王国の命運は風前の灯火だった。
そんな中、一人の耳が聞こえなかった男が竜として転生する。転生した男に待ち受けるの運命は戦争か平和か。なぜ聞こえないだけの男が竜として生まれ変わったのか。
「異世界転生×聴覚障害者」という異色のファンタジーの幕が今開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 20:56:35
4208文字
会話率:2%
女騎士クッコロさんの物語。敵軍の包囲下、落城間近の砦に籠る少年皇帝とその手勢。「童貞のままでは死んでも死に切れぬ」――近衛の女騎士クッコロさんは、主君である少年皇帝に懇願され、一夜の相手を務めることに。その後、少年皇帝を護るため戦死したクッ
コロさん。記憶を維持したまま現代日本に転生してしまう。日本に順応しつつ高校生まで育ったが、ある時元の世界に再び転移。そこは、前世のクッコロさんの死から三百五十年が経過した世界だった。「カクヨム」「ノベルアッププラス」に重複掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 22:17:02
552239文字
会話率:59%
第二次大戦中にスターリングラードにて戦死したかに思われたソ連兵ニコライエフは、目覚めるととエミール・シュタインハルトとして異世界に転生していた。また彼は転生時に、何の因果か他者とは比べものにならないほど膨大な魔力を獲得しており、それを駆使し
て彼は、新たに出会った仲間たちと共に異界の地で再び兵士として大戦果を挙げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 17:30:00
119232文字
会話率:52%
公爵令嬢であるエーデリンネは、婚約者であるガイル王子との関係性に悩んでいた。
敵国との戦争のため騎士団を率いるガイル王子はとても忙しくエーデリンネを顧みない。さらに彼はエーデリンネを裏切って愛人を作っていた。
ある日、エーデリンネはガイル
王子に約束をすっぽかされ、彼から無理強いされて居合わせたリュート王子に弱音を吐いてしまう。
望むのは期待したことを反故にされるとか、約束を破られるとか、そういったことがない"平穏"な関係だと。
しかし、ガイル王子は戦死してしまう。
それに奮起したリュート王子は周囲にとって予想外の凄まじい大活躍をして、敵国を撃退する。
一方、婚約者を失ったエーデリンネは領地に帰ろうとするが、それを留めるリュート王子。果たして彼女は"平穏"な未来を手にすることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 17:31:14
8935文字
会話率:26%