内定先が倒産し途方に暮れた僕は、祖父の写真と遺品を手に、旅に出ることにした。
大好きだった祖父が、また行きたいと願った地は、時が止まったかのような山奥の田舎村。
そこには、昔ながらの暮らしを続ける、少し不思議な人たちがいた。
赤鬼、青鬼、三
つ目に山姥――。
恐ろしいはずの妖怪たちは、助け合いながらゆったりとした日々を過ごしていた。
ただなんとなくで、これまでソツなく生きてきた僕の心に、村の皆とのやり取りや暮らしが、じんわりと染み込んでいく。
※田舎の生活はその土地土地で様々。
この物語は、架空の田舎村を舞台に、創作したフィクションです。
こんな村もあるかもな、というお気持ちで読んでいただければ幸いです。(モデルは東北です)
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 02:12:58
32542文字
会話率:50%
安土の城主に一人の忍びが贈られた。甲賀の里で伊賀の忍術を収めた彼女は、四人の忍びを従えて主君に忠誠を誓う。
数年の時を過ごした甲賀の忍びは城主の小姓と同様に、主君の宝とされる。忍びと小姓は静かに同じ想いを胸に抱く同志。忍びの心には人間らしい
火が灯る。しかしその直後、主君の臣下が謀反を決起。京の本能寺で忍びの道標が消えてしまう。
本能寺の後の彼女が選ぶ道は、忍びらしく、忠臣らしく、女らしく。複雑な想いを張り巡らせて、忍びは二藍の懐刀を引き抜く。
──争乱の世で、二人の『らん』が二藍の懐刀を主君から賜り、生死を別つ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 13:12:26
27985文字
会話率:39%
中宮・阿莉(あり)はとある出来事により日陰者の君と呼ばれ、その立場を軽んじられていた。その出来事とは同じ女御である流澄というものの暗殺計画。未遂であり、尚且つ濡れ衣でもあったが、後宮での居場所を失ってしまった。
そんな時、久々に帝のお渡りが
あった。そして動き出す阿莉暗殺計画。阿莉の命を救ったのは……阿莉が一方的に嫌ったあの流澄だった。
───そして阿莉は聞かされる。帝と流澄の関係の謎。それは世界の中でただ二人しか知らない秘密ごと。
和モノ×テンプレ企画、参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-07 20:00:00
15809文字
会話率:40%
申子(さるこ)は五兵衛(ごへえ)の養い娘。実は雪女の子孫なのであるが、五兵衛はその事を申子に伝えていない。
村の大事な祭りの日、今年は雪降ろしの巫女が行脚してこないという。祭りのための奉納餅を作ったというのに、この有り様では祭りはできやしな
い。
「やきもちをやいていない申子」ならば雪降ろしの巫女と成れるというけれど──?
◇和モノ布教企画、テーマは「和食」ですので「五平餅」にさせていただきました◇
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-04 16:00:00
8851文字
会話率:44%
なんの因果かわかりませんが、未来の知識を持って戦国乱世の世に生まれました。
私の父上は北条氏康といいます。相模の虎などと呼ばれているらしいですよ?
毎日、新しい発見があり、兄妹仲も良好で、楽しくすごしています。
時たま、有名な武将の名前をち
らほら聞きますが、私には関係ないようです。
世のいく末を、この小田原からのんびり眺めたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-08 22:18:56
159870文字
会話率:26%
江戸の一部を騒がせる、血を吸う妖怪の噂。小料理屋「かさね屋」でその話を聞いた浪人・相川辰馬もその噂に巻き込まれていく。
※「きつねと同心」と同キャラです。
※似非江戸時代ものです。
※妖怪出ます。
※これはあくまでもフィクションです。
※
カクヨムと重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-18 22:21:29
29745文字
会話率:56%
悲恋の縁を持った者にのみ使える、たった一度だけ過去へ戻るための神具【悲恋の鈴】。
その鈴を授ける神様『櫛形』と、鬼の子と呼ばれたとある男の人生の噺。
3話完結です。
最終更新:2018-02-13 23:31:13
16902文字
会話率:38%
京の政争を逃れ、菊童丸は父親と共に朽木という地へ下った。菊童丸は日ノ本を統べる武士となるべく、日々修行の毎日を送っていたある日……奇妙奇天烈な山伏に出会った。
その者は、あるモノを探しているらしい。
最終更新:2018-02-12 21:00:00
17717文字
会話率:44%
時は幕末。
嘉永六年の黒船来航から日本は動乱を迎えた。
攘夷、佐幕、尊皇、開国……様々な思想、野望が渦巻き、京の都は血煙りの絶えない陰惨な雰囲気に包まれていた――
「永倉組長。あれは“もののけ”ですわ」
初めてそう言われたとき、
新選組二番隊組長永倉新八は空いた口が塞がらなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 21:01:57
13927文字
会話率:45%
庭にある大きな梅の樹は遠い昔からずっとあって、”彼女”はいつでも見ていた。
最終更新:2017-04-01 09:00:00
5368文字
会話率:46%
その日、少女は失恋した。
脇目もふらず、とっておきの晴れ着が乱れるのも構わず、追われてもいないのに逃げていく。
どこへ?
どこへでも。
そして少女は、あやかしに「恋心」を奪われた。
最終更新:2018-02-12 18:14:08
14166文字
会話率:43%
夏の夜に舞う碧の光、蛍。
ヒカルの祖父の田舎には、自らを“ホタル”と称する、人ならざる子供たちがいた。
「あげる、螢石」
虹彩と同じ色の螢石を託す。それは、“ホタル”にとって――
最終更新:2016-06-29 19:12:30
31155文字
会話率:34%
旦那様と二人暮らしのわたし。
わたしは奇病のせいで屋敷から出られない。
けれど旦那様が老いていく程に、違和感は増していき――。
最終更新:2018-01-31 23:00:00
13847文字
会話率:25%
風鈴にまつわる少し不思議な夏の思い出の話。
最終更新:2017-08-29 18:00:00
5214文字
会話率:23%
温室にあった翡翠色の花を見た老婆は思い出す。
かつて名も知らぬ珍しいその花を見せてくれた、かけがえのない一人の少女の記憶を。
最終更新:2017-06-13 21:00:00
10000文字
会話率:15%
「カメラが欲しい!」と、離島に住む少女は告げた。でも、貰ったカメラは少しいわくつきで……
道草家守先生の和モノ冬恋企画参加作品です。
最終更新:2018-01-28 10:00:02
11496文字
会話率:27%
勇者は数々の戦いを超え、ついに魔王に勝利した。歓声を浴び、殿様から願いを尋ねられ、彼は静かに望みを口にする。その言葉を口にしたとき――
最終更新:2016-11-18 18:01:24
10645文字
会話率:36%
うちにいる三毛猫さんの尻尾はふたまたに分かれている。
成人した年の夏、その三毛猫さんと結婚しなさいと言われた。
猫又という妖怪の三毛猫さんとその冬に結婚してから、私の恋は始まった。
安定のハッピーエンド。甘々溺愛物語です。
和モノ布教し隊
主催、和モノ冬恋企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 20:05:34
9380文字
会話率:48%
終戦の翌年、私は妻を連れて帰省した。
過去の家族とのやりとり。大事な人の死を思う。
そんな、追憶の夏。
「和モノ夏企画」参加作品です。
世界観は「蚊」と「人形」と同じです。よろしければこちらも是非お願いします。
最終更新:2017-08-04 07:10:44
5360文字
会話率:32%
頃は夏。街に出た私が見掛けた光景。
戦後まもなくをイメージしています。
高校生の頃に書いた短編です。
「蚊」と同一のシリーズですが書き方は変えています。
最終更新:2017-05-27 11:02:31
1180文字
会話率:23%
私の名前は薫という。今年で歳は二十半ばを迎える。父を結核で亡くし、幼い姉妹達を養うため叔父の家に女中として奉公に行った。そして、そこで叔父の息子「清太郎」と出会った。あれは、まだ清太郎さんが両の手の指で数えられる年齢の時のことで。同時に私
が丁度齢二十になった時のことでもある。私は年齢も、立場も違う彼に恋をしてしまった。だが、それは彼も一緒だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 20:26:23
5412文字
会話率:21%
ワナに引っかかった鶴を猟師さんが助けました
鶴が恩返しにやってきます
さてそこからのハッピーエンド
軽い読み物なのでお気楽にどうぞ
ほぼ鶴の恩返しです
感想評価よろしくお願いします
最終更新:2018-01-01 22:49:59
2066文字
会話率:30%
村の木こり、太助には人には言えない秘密がある。
村長の娘との婚姻を明日に控えたある日のこと、いつものように斧を持ち雪山へと踏み入るのだが……
最終更新:2018-01-01 15:37:31
3896文字
会話率:53%
エルフや獣人が居るのが当たり前の現代社会。
パワハラに耐えかねて、ついに辞職表をいけ好かないエルフの上司にボディーブローと共に叩きつけてきた主人公♀。
帰ってきたら我が家であるアパートが燃えており、住むところもなくなり宿を探して彷徨い歩く。
そして、何かに導かれるようにたどり着いたのは古びた|社《やしろ》。そこで出会った巫女服の犬耳白髪幼女と猫耳白髪幼女に何故か好かれており、一緒に暮らすことに!
幼女大好きな主人公と、主人公大好きなケモ耳幼女2人とのほのぼのライフ。
※『和モノ冬恋企画』の参加作品です。
※イラストつき折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-27 17:00:45
12946文字
会話率:27%
前作『TS娘が親友♀をその気にさせて遊んでいたら、美味しく頂かれたお話』の前話となる作品。
男として死に、女として生まれ変わった主人公ましろは新しい学校に上がってからの初めての夏休み。そこで行われる夏祭りと花火大会が合同で行われるという
ビックイベントに、幼馴染であり親友でもあるエリナを誘い参加することに。
いつものようにエリナを誘惑し、からかいながらイベントを楽しむことにした。
※TS(トランスセクシャル)主人公とヒロインの百合物語です。
前作: http://ncode.syosetu.com/n8657eb/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 20:39:18
6115文字
会話率:47%
七夕の夜、炭焼き小屋に住む源三郎のもとに、ひとりの美しい女が訪ねてきた。
さらさと名乗るその女は源三郎の妻になることを望み、そのまま炭焼き小屋に住み着く。
さらさには普通の人間とは思えないあやしいところがあった。その正体は狐狸妖怪の類ではな
いかと怪しみつつも、源三郎はさらさと仲むつまじく暮らす。
だが、冬が近づくにつれ、さらさの身にある変化が現れた。
妻の身を案じる源三郎は、意を決してその問いを口にする。
「そなたは本当に――ひと、なのか」
果たしてさらさの正体は。そして、妻の正体を知った源三郎は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 20:36:32
12263文字
会話率:34%
それは、寒い夜の、ある駅のホームのおはなし。ペットボトルのカフェオレの甘い香りに、猫又さんが誘われて……。
最終更新:2017-12-14 10:00:00
5989文字
会話率:57%
中学三年の日向は、夏休みを利用して幼い頃住んでいた小さな村に帰省していた。
そこで日向は祖父から、妖怪がこの世界にいること、そして初恋の女の子である璃緒が雪女であることを知らされる。
「和モノ夏企画」参加作です。
最終更新:2017-08-29 20:56:08
30057文字
会話率:46%
歩いている人、立ち止まっているすべての人へ。
最終更新:2017-05-21 20:04:42
25903文字
会話率:62%
【注意】ハッピーエンドではありません。『照の巫女』の家系に唯一名を連ねるけれども、神凪の能力を持たない朱音。彼女は、幼馴染の少年をそばに置き続けていた。神の声を聞けぬ少女の恋の顛末は? 和モノ冬恋企画参加作品です。
最終更新:2017-12-12 06:00:00
8010文字
会話率:29%
■和モノ夏企画に参加します。8/1~3の21時に更新する、和モノ夏企画と題された章が該当部位です。参加作品部分だけ読んで楽しんで頂ける構成にしています。■私、唐沢千鶴。忍の血を色濃くひくからと、学生の身でありながら、勉学の傍ら、とあるお嬢様
の身辺警護に励む日々。そんな私に突如降ってきた縁談。『天狗さまと契れ』そんな阿呆な!! そうして顔を合わせた天狗さまは、私のよく見知った顔で……。■本編全十二話は、五十鈴スミレ様主催、決められた婚約者企画参加作品です。■今後も当面はちょくちょく番外編を単話、もしくは短話で更新予定。Web拍手設置しています。誤字脱字の指摘、感想等、匿名でも記入可能ですのでいただけたら嬉しいです。2017年3月3日・自サイトへ転載開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 07:00:00
84303文字
会話率:36%
春の気配が強まってきた某県の山腹。そこに久し振りに足を踏み入れたのは愛らしい女吸血鬼。過去に口にさせられた、刺激的な味を忘れられない彼女は……。――和モノ春花企画参加作品です。一読頂けたら幸いです。拙作、『鄙びた茶屋―あやかし達の夏の陣―』
の続編にあたりますが、前作を知らずとも楽しめるように書いています。◆2017年4月11日・自サイトへ転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-10 22:00:00
7473文字
会話率:40%
「わたしね。じつは猫になれるんだ」と親しい女性から告げられた主人公。本気になんてしていなかったのに、ある日、ほんとうに猫がやってきて……?
最終更新:2017-12-11 00:21:32
3001文字
会話率:20%
冬の山中、贖罪に励むもの、一人。
山を登りて、命を終えんとする、愛し合う二人。
恋情の果てにたどり着いた贖罪の形、果たしていかなるものか。
※この作品を和モノ冬恋企画に登録させていただきます。
魂をも凍りつかせるほどの冷たい悲恋と
なっていることを願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 18:17:14
4329文字
会話率:52%
ある日の朝。目覚めてみると、庭に一輪の小さな花びらが落ちていました。
ぽつり、ぽつりと長雨のように降ってくるその花びら。
それらがなんとなく気になりだした”私”は、少し調べてみることにしました。
和モノ布教し隊様の和モノ夏企画に、
この作品を登録させていただきます。日本の里山近くの古民家に住む主人公と思ってご覧いただけると幸いです。
ほかの参加者の皆さんの素晴らしい作品も、ぜひご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-01 10:36:13
1904文字
会話率:0%
とある日、ある梅を見て思った言葉を少し掘り下げたり、整理したりしてショートショート風に書いてみました。短い中に内容ぎっしり、とはいきませんでしたが、”人は梅”という言葉の意味で楽しんでいただけると幸いです。
和モノ布教し隊様の「和モノ
春花企画」に、この作品を登録させていただきます。他の方々の素晴らしい作品も、ぜひご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-04 12:16:22
2273文字
会話率:62%
古都の大学に学生として通いながら、文化芸術を講師として教えている絹子。ちょっと変わった下宿先にも慣れそれなりに満足して生活していた。
そんなとき、同期生であり生徒でもある崎守に、とある相談をされる。
『おつかれさんです、ごくろうさま』
見えないナニかに出会ったら、それをつぶやき立ち去ろう。
あやかしと人間、それが混在する世界で生きるモノたちのお話。
以前、マイナビ出版ファン文庫さんで書籍化された『繰り巫女あやかし夜噺』のプロトタイプになります。
規約変更により再掲載します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-28 20:05:11
34023文字
会話率:38%
先帝の孫である音橘は、両親の死をきっかけに落ちぶれた生活をしていた。
血筋を求めて求婚する貴族はあとを絶たないが、身分差を理由に断り続けてきた結果、高慢な姫、誰も声を聴いたことのないことから『音無姫』と揶揄されるようになっていた。
た
とえなんと言われようと、音橘にはどうしても嫁げない理由があった。
そんな中、現帝の第二子である健皇子が求婚してきて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-01 15:11:45
69135文字
会話率:24%
異能を持つがゆえ、監視されながら生きてきた少女遊子。高校進学を機に、寮生活を送ることとなるが、そこで迷ひ神と呼ばれる奇妙な化け物に襲われる。そこで、助けてくれたのは五年ぶりに再会した幼馴染の青年、総一郎だった。
最終更新:2013-11-15 01:23:03
155869文字
会話率:27%