世界に空いた、無数の穴ーーそれはもしかしたら、『何か』が『こちら側』へ侵入した証かもしれない。
彼らはこう呼ばれている。
この世にあらざるものーー『ヨモツド』。
そんな異形の怪異、『ヨモツド』が引き起こす様々な問題に対応すべく
設立された特殊事案対策専門機関『ナカツド』は、人々の平穏な暮らしを守るべく陰ながら奔走する毎日を送っている。
その第七支部へ配属された新人のトキヤ・イテクラは、自分とは正反対のイサリ・カガヤとバディを組むことになり、その自由奔放さに振り回されながらも先輩隊員や仲間たちの手を借りながら、次々と巻き起こる問題に立ち向かって行くーー
※ホラー、暴力表現なども含みますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
125731文字
会話率:49%
ここは、月霞市国。日本のどこかに存在する小さな国。
ここには、競争や効率、成果を求める日々に疲れた人々が、静かに移り住む国。
この国には、大きな会社はひとつもない。
誰もが、自分の「好き」を大切にしながら、自然体で暮らしている。
必要以上
にに欲しがったりしない。
花を育てたり、物を作ったり、ゆっくりとお茶を飲んだり。子供達も好きな事をたくさん学べる環境。秩序は親が教える。いじめもない。
そんなふうに、心をすり減らすことなく、優しい時間を生きる人たちの国だ。
ここは、心の澄んだ人だけが辿り着ける、優しい世界。
登場人物
◆ リリカ(27歳・女性)
この国に来て、もうすぐ一年。
ロングヘアーに小柄で華奢な体つき。
フリーのフラワーアレンジメント作家として、自宅横のアトリエで花と向き合う日々。
週に一度、木曜日だけは図書館でボランティアをしている。その帰りに立ち寄るカフェが、最近のささやかな楽しみ。人見知りで恥ずかしがり屋。思ったことをすぐに言葉にできない性格。紅茶と本が大好き。
◆ アオイ(32歳・男性)
この国に移住してきて2年になる。
フリーランスのプログラマーとして働く傍ら、地域のイベント企画などにも顔を出す。長身のイケメン。
柔らかな物腰と、どこか色気のある佇まい。
本心はあまり語らないタイプ。
週に数回、お気に入りのカフェで深煎りのコーヒーを飲むのが日課。
◆ シノさん(カフェのマスター)
月霞市国の図書館近くのカフェの店主。
柔らかな笑顔と落ち着いた声で、誰からも愛されている。
カウンターの奥から、静かに客たちの様子を観察していることが多い。
常連たちの微妙な心の動きを、さりげなく後押ししてくれる存在。
◆ ノノ(28歳・男性)
リリカの高校の先輩で、リリカより一足先にこの国に移住した。
木で器やカトラリーを作る職人。
リリカの家の近くに住んでおり、よくお互いのアトリエを行き来している。
おっとりとした雰囲気の中に、時折鋭い観察力を覗かせる。
リリカの良き相談相手であり、心の支えでもある。
◆ 美月(28歳・女性)
アオイの仕事仲間。主にデザインを担当している。
連絡はほぼ毎日のように取っているが、会うのは2ヶ月に1度程度。
必要以上に踏み込まず、程よい距離を保つ関係。
アオイにとって、仕事のパートナーであり、プライベートには深入りしない存在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
47760文字
会話率:24%
倉吉晴翔はある日突然、後ろから声をかけられて同じ制服を着た派手な見た目の男子生徒から自己紹介と共に可愛らしい紙袋を渡された。しかも、その中身は手作りの甘いお菓子だった。
そして、その日から毎日放課後になるといつも同じ時間にお菓子を持ってくる
ようになった。しかも、そのお菓子はとても美味しくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:28:04
8927文字
会話率:52%
ヒーロー協会から除名という名の追放をされた悪名高いヒーローの私は、そのヒーローで活動していたことを秘匿して郡部の町に引っ越しをした。
そこでヒーローに成りたての女の子が、私が元ヒーローであったことを知り、私に訓練をしてもらいたいと言い始
めた。
静かに、誰にも気にされず過ごすつもりだったのに、中々私を放ってくれない。
他人に教える、ということはとても難しい。
手探りで教えながら、過去を振り返る。どうやって教えられたか、どんなタイミングであったか。
先輩、あなたはどんな風に私に教えてくれていたのかな。
先輩、何を思っていたのですか。
なんてことを、ふと、人生2回目だけど頼りにならない私は思うのだ。
ハーメルンでも公開しています。
※ハーメルンで活動されている『難民180301』先生の『塵埃の魔法少女』に感化されて書きました。
こういうお話って結構好きなんですけど、『難民180301』先生が作った作品は特にグッとくるものがあるんです。
そんなお話がかけたらいいな、と思って書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:21:34
15927文字
会話率:30%
化物だらけのこの国で、女は全てを書き記す。
廃刊が決定したオカルト専門雑誌の記者――鬼門シゲルは、謎の書置きを残して他界した天才作家の死を追っていたが満足に情報が集まらない。そんな中、先輩の大乗に新しい記事ネタを紹介される。それは『見世物
小屋の影無し男』というものだった。
影無し男――太宰と共に様々な異形を書き記していくシゲル。だがそれは、彼の無くなった影の真実にも繋がっていくことになる。
こっくりさん、オスガタ様、鬼女、そして影無し男。
何でも御座れな明治モダンの怪異奇譚――ここに開幕。
※pixivにも更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:10:00
45975文字
会話率:49%
どうやら自分は死を迎えると転生をするらしい。
けども、結局転生したところで、友人もできず、周囲からは蔑まれ、ただ孤独な世界を生き抜くだけ。
時間の流れに身を任せ、与えられた世界を自然の行きつくままに生き、そして、死を迎え、再び転生をする。
そんな輪廻を幾度となく繰り返した。何度も何度も何度もだ。
おかげで、転生の中で戦いの技だけは十分に長けた。
そして、今回、転生して行きついたのが、この巨大地下迷宮都市だった。
そこで地図を作るマッパーを生業としていると、運命を揺るがす人物と出会う。
それは――
転生する前の現実世界で唯一、楽しかった大学時代。
所属してたサークルで好意を寄せていた先輩に、あまりによく似た女性冒険者だった。
これはただの偶然なのか。
それとも――
ただ時間の流れに身を任せるだけだった人生が、今、大きく動き始める。
大迷宮の冒険での感動と、切ない恋の物語。
冒険あり、感動あり、涙ありの物語を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:09:57
209659文字
会話率:27%
俺の彼女――白川玲奈は、清楚で優しい、完璧な彼女だった。
……そう思ってたのに。
放課後、偶然見た光景。
玲奈は田中先輩に腕を絡め、俺を冷たい目で見下ろした。
「ごめんね。智也くんといても、退屈だったの」
全てが終わった。
絶望と悔し
さ、嫉妬で狂いそうな夜。
気づいたら、俺は歌っていた。
そして、深夜のテンションでネットに投稿した歌が、ほんの少しだけ、誰かに届いた。
――ここから俺の物語が始まる。
あの女が後悔して泣く日まで、俺は歌い続ける。
寝取られた陰キャ男子が歌い手として成り上がる、痛快逆転ラブストーリー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:02:33
42596文字
会話率:26%
じゃがいも畑が広がる辺境の小村ミオラ。11歳のクチルは、唯一の楽しみである祖母の『レフカの創国記』と、小さなレフカ像を胸に秘めながら、貧しい日々を送っていた。そんなある日、村で行われた選定式で、クチルの右目に「闇の剣」の紋章が輝き、神話の
英雄・レフカの意思を継ぎ人々を守る<継ぎ手(つぎて)>の予備生の1人に選ばれる。
予備生として選ばれたクチルを迎えたのは、副指揮官パトリック・ランヤード。愛妻家で継ぎ手たちの指導を務める彼のもと、同時期に選ばれた「光の盾」イヴァン・レテノアスとともに、継ぎ手としての訓練を始める。このときの継ぎ手のメンバーは、クチルの先輩にあたる「闇の剣」ヤナ、「結びのハンマー」レオシュ・ウィンヤード、「穿ちの弓」シェナ・アルベルト、「喪失の槍」フベルト――五人の少年少女と絆を深めながら、厳しい訓練に励みながら、襲い来る逆徒(ぎゃくと)から人々を守る日々を送っていた。
しかしある日の出来事を境に、クチルは継ぎ手の使命の裏で、国家が密かに進める“ある計画”の存在に気づいてしまう。守るべきは“誰”の正義か。正義と欺瞞が交錯する世界で、クチルたちは己の剣を掲げて運命を翻そうと奔走する──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
72166文字
会話率:56%
高校一年生の吉澤瞬は、クラスメイトで軽音部に所属する京坂鈴からとある噂を耳にする。それは、軽音部の一年生が先輩の彼氏を寝取り、そのことがきっかけで部活の雰囲気が悪くなっているということだった。吉澤はかつて音楽をやっていたこともあり軽音部に誘
われるも固辞し、「学校一の嫌われ者」について思いをはせていた。
すると、帰り道にいつも通らない公園で女子高生の弾き語りを目にする。もう二度と音楽には関わらないと決めていた吉澤だったが、その天才的な歌声に心を奪われる。
しかし、女子高生の正体は──学校一の嫌われ者、渡辺楓香だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
133600文字
会話率:60%
『どこからやって来たのか、過去の経緯を何も聞かないのがこの街のルール』―――。家出をして歌舞伎町でスカウトされた主人公は、ゲイであるという秘密を隠しホストとして働き始める。個性的な客や先輩ホストたちに囲まれて、過去に傷を負った主人公は成長し
ていく。不夜城の街で繰り広げられる再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:45:44
67515文字
会話率:62%
15歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
仕方がなくこの山王学園入るも通う意味を未だ見出せていない。
入学式のため学園まで足を運んだはいいが参加せずに帰ろうとするも、聞こえてくる喧騒につい足を止
めてしまう。
そこにいたのは同級生の2人組。
何かと騒々しい小柄な柊夕太。
態度も口も最高に悪い蓮池楓。
この出会いが、自分の運命を大きく変える事になるとも知らずに______
そんなある日。
雅臣は夕太が発案したサークルに人数が足りないからと無理やり名前だけ貸すことになってしまう。
嫌々ながらも参加させられるも、雅臣はそこで出会った4人の先輩を通じて自身の人との関わり方や考え方を思いがけず見直す事となった。
生きることにままならない子ども達は、山王学園高等部で出会う人々の価値観に触れ傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしなきゃ伝わらないだろ__!!」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:44:14
612155文字
会話率:35%
16歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
特に慌てることも無く、堂々と入学式に遅刻するどころか式に行く意味を見出せない雅臣は聞こえてくる喧騒につい足を止めてしまう。
そこにいたのは同級生の2人
組。
何かと騒々しい小柄な柊夕太。
態度も口も最高に悪い蓮池楓。
この出会いが、自分の運命を大きく変える事になるとも知らずに______
そんなある日。
夕太の発案するサークルに人数が足りないからと無理やり名前だけ貸すことになってしまう。
そこで出会った4人の先輩を通じて、雅臣が自身と人との関わり方を見直す事になる。
生きることにままならない子供達が、山王学園高等部で出会う人々の価値観に触れ傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしなきゃ伝わらないだろ」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
※こちらは春チャレンジ版にて11話まで掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 14:35:53
37919文字
会話率:35%
この高校の生徒会副会長を務める僕・東山 優真(ひがしやま ゆうま)の評価は、自分で言うのもなんだけどかなり良い方だと思う。
後輩に優しく、先輩にも毅然と意見を言うことができる。仕事も出来て、現生徒会長からも信頼されている次期生徒会長の最
有力候補。
顧問の先生を含めた生徒会のみんなの評価はだいたいこんな感じだ。
だけど僕は要領が悪くて、本来ならとてもじゃないけど“仕事が出来る”とは言えない。みんながそう思ってくれているのはこの優秀な人材揃いの生徒会役員の足を引っ張らないように、どうすれば合理的に動けるか常に頭をフル回転して動き続けた結果で──つまりはただの根性論である。次の生徒会長なんて荷が重い!
そんな僕が生徒会副会長という分不相応な肩書きを手に入れるまで頑張れたのは、密かに想い続けている現生徒会長・安西 修哉(あんざい しゅうや)先輩の役に立ちたいからで──……。
受け溺愛美形生徒会長×一見優秀、実はポンコ副会長
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:36:54
116825文字
会話率:58%
決まり切った日常を破るように立ち寄ったバーで、ユウに新たな道へと進む機会が訪れた。
それは今まで関わった事などない道だった。
『やり甲斐を求めたいと思っているなら、待っているよ』
差し出された名刺を見るユウは、何故自分にと驚く。
名刺に
書かれた住所へ、迷いながらも向かうユウだったが、そのドアを開けるのを躊躇っている内に、迎え入れるように内側からドアが開いた。
新たな出会い、新たな挑戦、変わる日々……。
全ての『可能性』を求めてユウが足を踏み入れたのは『探偵事務所』だ。
先輩でもあり、パートナーでもある亮二と共に依頼をこなしていたが、ある依頼が二人を分断する。
名目上は『人探し』
だが、その依頼はユウと亮二、依頼人と対象者。
双方共に絡む『二重依頼』だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:55:57
24857文字
会話率:41%
神の手違いで死亡した綾村圭は幼女死神の手引きで異能力を持ったまま、魔法栄える異世界で第二の素敵チートライフを送るはずだった。
しかしこれまた手違いで魔力ゼロ、異能力も未発現の状態で転生(リスタート)させられたために綾村は異世界でぼっち
になってしまう。
このまま非リアの陰キャとして一人寂しく異世界学校生活を終えてしまうのかと危惧した矢先、自分と同じく強引に異世界転生させられた美少女達が集う『魔法使い部』を見つける。
この部に隠された秘密に気がついた綾村は部員(仮)として居場所を手に入れることに成功、それからは本部員となるべく活動をしていくことになった。
クールを気どるもちょっぴりおバカで残念な美人部長と和気あいあいと罵りあったり、ゴスでロリ巨乳な先輩の愛らしさに見とれたり、虚弱体質なダウナー系ドMガールに何度も鮮血をぶっかけられたり、エセハーフのドジっ娘後輩に縛られたり、『魔法使(〇〇)い部』を守るためにかっこよくチート異能に目覚めたりして、綾村は不自由きままな異世界非リア充ライフをなんだかんだで満喫するのであった。
※12万字前後で完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:25:47
88065文字
会話率:41%
ルマーン帝国ハーヴァー地方の小さな村に一人の少女がいた。
彼女の名はラミナ、小さな村で祖母と両親と4人で平和な生活を送っていた。
そんなある日のこと、狩りに行った父が倒れ、仲間の狩人に担がれて帰宅。
祖母の必死な看病もむなしく数時間後には
亡くなり、同日母親も謎の病で息を引き取った。
両親が立て続けに亡くなった事で絶望で埋め尽くされているなか、
『ラミナ元気出しぃ、ウチが側におるから! と言うても聞こえてへんか……』
活発そうな女の子の声が頭の中に響いた。
祖母にそのことを話すと、代々側に居る精霊様では無いかという
そして、週末にあるスキル継承の儀で『精霊使い』を授かるかもしれないねと言われ、
絶望の中に居る少女に小さな明かりが灯った気がした。
そして、週末、スキル継承の儀で念願の『精霊使い』を授かり、少女の物語はここから始まった。
先祖の甥に学園に行ってみてはといわれ、ルマーン帝国国立アカデミーに入学、そこで知り合った友人や先輩や先生等と織りなす物語
各地に散る精霊達と契約しながら
外科医療の存在しない世の中で、友人の肺に巣くう病魔を取り除いたり
探偵のまねごとをしている精霊とアカデミー7不思議の謎を解いたり
ラミナ自身は学内武道会には参加しないけれど、400年ぶりに公衆の面前に姿を現す精霊達
夏休みには,思ってもみなかったことに巻き込まれ
収穫祭&学園祭では、○○役になったりと様々なことに巻き込まれていく。
そして、数年後には、先祖の軌跡をなぞるように、ラミナも世界に羽ばたく。
何事にも捕らわれない発想と、様々な経験をしていくことで、周囲から神様と呼ばれるようになった一人の精霊使いの物語のはじまりはじまり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:15:33
357710文字
会話率:63%
魅惑の新大陸へようこうそ! 冒険者支援課にお任せください!
二十年前に発見された新大陸ノウリッジでは、未踏の地である大陸の東端を目指して開発が進んでいた。
港町テオドールはノウレッジの南西に位置する新大陸の玄関口だ。魔王の出現により遅
れていた、新大陸の開発が本格的に始まってから五年、この町には一攫千金を夢見る冒険者たちが日々たくさん訪れていた。同時に未知の魔物や厳しい自然、罠が張り巡らされた遺跡やダンジョンなどで幾多の冒険者が傷つき命を落としていた。港町は夢と希望を抱く者たちが希望に満ちて旅立つ場所であり、夢破れ新大陸から去っていく者たちを静かに見送る場所でもあった。
冒険者ギルドは冒険者たちの新大陸離れを危惧し、新たに冒険者支援課を設立した。彼らの仕事は道案内から始まり、冒険者が発見した遺物などの研究や運搬の手伝い。他にも支給品の配布や死体回収などの地味な作業から、魔物が巣食う遺跡やダンジョンの休憩所であるセーフルームの確保、さらには大型モンスターの討伐を手助けしたりと様々だ。それに時には有害と判断された冒険者を秘密裏に処理したりするこも……
支援課に所属するグレンはかつて冒険者だった。しかし、五年前に仲間に裏切られ死にかけ、支援員の先輩であるクレアに救われた。クレアはグレンの特異な才能に気づき、彼を引き取り冒険者支援員として育てたのだった。
今日もたくさんの冒険者が新大陸へやって来る。その中にエリィとキティルという二人の少女冒険者がいた。彼女らも他の冒険者と同じく新大陸で一旗揚げることを夢を見ていた。
ある事件をきっかけに二人と親しくなったグレンは、新大陸に存在すると言われる伝説の”白金郷”をめぐる争いへ巻き込まれていくのであった。
※更新は不定期です。カクヨム、アルファポリスでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:12:22
498942文字
会話率:53%
2020年。人生の目的もなく生きていた粳部音夏(うるべおとか)はある日、かつての高校の先輩である藍川から久しぶりに会いたいという誘いを受けて彼の家に訪問する。謎だらけな藍川の素性が気になる粳部だったが、夜になり彼が駅まで送っていくと言う。
だがその帰り道、二人は突然街灯から現れた謎の怪異に襲われてしまう。人間離れした力で怪異と戦う藍川だったが、粳部は怪異の不意打ちによって致命傷を受けてしまう。しかし、彼女は突然謎の力を手に入れて……
これは180年に渡るおとぎ話。
最新話はネオページで最速公開!→https://x.gd/bLhjK
こっちの方が見やすいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
568145文字
会話率:64%
高校中退して草野球チームとコンビニのバイトに明け暮れる少年岳志。
彼の心の支えはVtuberのくるみと巨乳の先輩アルバイター。
そんなある日、バイト先に来たコンビニ強盗を撃退したことで岳志は不思議なクーポンを入手する。
そのクーポンを使って
みると……周囲は異世界だった!?
次々に現れるヒロインに次々に現れる怪異。
恋に戦い勤労に、このフリーター忙しすぎる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:58:12
567184文字
会話率:36%
最初は、敵同士だった。
後に、先輩と後輩になった。
時に共に強敵と対峙し、時に過去の重みを感じあった。
「世の中には灰色の決着が多い。その裏には、人の悪意が蠢いているものなんだ」
召喚術師集団詠月に所属する木崎零は、召喚獣髑髏丸を駆使し戦う
。
マーダーという蔑称を受け入れた彼の世界は、ゼロそのものに等しくて。
そんな彼が、新米少女の育成を任せられることに?
捻くれ者と健気な少女が織りなす、召喚獣が飛び交う現代ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-21 17:34:32
585763文字
会話率:46%
地味な丸眼鏡をかけた少女頼子は、
幼馴染のサッカー少年浩次
中性的な先輩隆夫
と穏やかな日常を過ごしていた。
しかし、女の子にモテモテな少年池田と学校祭の準備をすることになってから隆夫と浩次の心に火がついて?
最終更新:2015-08-07 21:24:24
10976文字
会話率:57%
「どうされましたか」
階段から聞こえてきたその声に真昼含め五人全員が振り返る。
そこには死神を傍らに携えた名探偵が地に降り立っていた。
佐原玖音はその日、絶海の孤島にある洋館に、同輩の物部葵と、一つ先輩の望月真昼と共に身を寄せる運びとなっ
ていた。
玖音は、夏休みの長期休暇を利用して、真昼に彼女が所有する洋館にバカンスをしようと葵と共に誘われていた。玖音は「もちろん」と了承し、その無人島へとたどり着く。
玖音はすぐに思い知ることになる。
名探偵と別荘この組み合わせで何かが起こらないわけもなかったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:44:49
35361文字
会話率:43%
小柄でおとなしい男子中学生の風見弘樹は、義理の母、矢谷令子が顧問兼コーチを務める「鈴之森総合格闘技クラブ」の合宿に参加していた。弘樹は格闘技が好きではない。夜中にこっそり宿を抜け出して一人で公園のベンチで泣いていると、合宿の参加者の一人、安
達英子が通りかかった。満月の月明かりのもと、英子は弘樹の涙に引き込まれて……。
<主な登場人物>
風見弘樹・・・・主人公
風見和也・・・・弘樹の父親
安達英子・・・・弘樹の先輩
矢谷令子・・・・弘樹の義理の母親
矢谷麻里・・・・弘樹の義理の姉
宮崎朱良・・・・弘樹の姉
宮崎蓮・・・・・弘樹の妹、蘭の双子の姉
宮崎蘭・・・・・弘樹の妹、蓮の双子の妹
風見正一・・・・弘樹の祖父
風見妙・・・・・弘樹の祖母
宮崎ナナ・・・・弘樹の母親
田中敏夫・・・・ナナの内縁の夫
田中敬一・・・・敏夫の息子
風見仁美・・・・弘樹の従姉
風見順子・・・・弘樹の従姉
風見絵里・・・・弘樹の腹違いの妹
川島弘美・・・・絵里のバンド友達
上野早苗・・・・絵里のバンド友達
上野亜紀・・・・絵里のバンド友達、早苗の妹折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:40:00
140868文字
会話率:16%
でかくてガサツな空手女子の大学生、金山真理が失恋をした。相手はバンドマンの山崎雄二。裕二は真理の腹いせの暴力から 逃れるため、自分の後釜の恋人探しを真理の弟武志に頼む。軽音部の先輩である裕二の頼みを断れず、武志はしぶしぶ姉の恋活の手助けを引
き受ける。武志は姉 からショタ好きであることを聞き出して、クラスメイトの八坂裕太に白羽の矢をたてて……。
<登場人物>
金山武志・・・・高校生
金山真理・・・・武志の姉、大学生
金山智子・・・・武志と真理の母
山崎雄二・・・・武志の先輩、バンドマン
八坂裕太・・・・武志のクラスメイト
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 18:14:03
8130文字
会話率:21%
吉田明子は職場の後輩の四谷正敏に自分のアパートへの荷物運びを頼む。アパートの部屋で二人は肉体関係を持つ。その後、残業のたびに明子は正敏を情事に誘うようになる。ある日、明子は正敏に結婚してほしいと頼みむのだが断られてしまう。それから明子がと
った解決策 は……。
<登場人物>
四谷正敏・・・・主人公、工場勤務の会社員
吉田明子・・・・正敏の職場の先輩
山本達也・・・・明子の同期
松本・・・・・・正敏と明子の上司、課長
山川・・・・・・正敏と明子の上司
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 09:00:51
3364文字
会話率:11%