徳川十一代将軍・家斉の治世。鳴沢家のひとり娘・鈴姫は、家のために結婚する前に、生き別れた妹の幸せを確かめに市井へ出て行った。
昔の時代劇風のお話です。
最終更新:2023-06-24 00:00:00
13224文字
会話率:44%
『これぞ、復讐劇回避!! 虐待回避令嬢、キタァァァァ!!』
公爵令嬢は父から溺愛されたため、我がままな令嬢に育ちつつあった。
そんな折、両親を一度に失った遠縁の子供がやってくる。
ともに暮らすことになるが、才能の片鱗を見せ始めたこ
とから、公爵は彼を教育することに決めた。
ひとり娘である公爵令嬢は自身の立場が脅かされることを危ぶみ、義弟を追い出そうと虐待する。
そして、逆境にも負けずに成長した義弟に、復讐される。
これは、乙女ゲームの一攻略対象者である義弟とそのルートのライバル令嬢であるふたりの物語である。
いずれ訪れる悲劇を回避するため、魔導書の助言を受けた公爵令嬢は努力する。
実際は、定めから逃れようともがく変わり者令嬢の物語であり、娘を溺愛する公爵と、姪を盲愛する宰相補佐とに認めさせ、愛を勝ち取る義弟の物語でもある。
そして、今度もまた導き手となる魔導書はついに奇跡を起こす。
教え導く少女たちを愛し、彼女たちから愛される、笑いと笑いの物語である。
※全26話です。
※ハッピーエンドです。
※オネエが幅をきかせています。
※「オネエな魔導書に導かれ、婚約者とヒロインの回避を目指していたら、氷の公爵子息に溺愛されました。」の続編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 19:00:00
69137文字
会話率:27%
伯爵家のひとり娘が片思いしている従者に毎日告白をする話。ゆるふわ設定です。
タフでまっすぐなお嬢様×そっけないけど憎めない敏腕従者、好きです。
2023.04.25 追記
感想にてご指摘を頂き、数字の表記を変更しました。内容に変更はござい
ません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 18:00:00
3907文字
会話率:59%
レーリック家のひとり娘、フィルナ・レーリックは両親を突然失い、残された屋敷でひとり暮らしをはじめる。
寂しさを紛らわせるように意気揚々と家事に励むフィルナだったが、こんを詰め過ぎたせいか、ある日突然、身体が悲鳴をあげて倒れてしまう。
意
識を取り戻すとそこはベッドの上。
そして見知らぬ殿方が覆い被さるようにして顔を近づけている。
いったい何が起きたかわからないフィルナだが、その殿方は両親がお世話になっていた伯爵の甥オルト。
伯爵からの手紙には10日間だけのお手伝いと記されていたので渋々オルトを屋敷に置くことにするが
勝手に下着まで洗われてしまったりと、1日でもはやく出て行ってほしいと願うフィルナ。
しかし、炊事、洗濯、掃除となんでも完璧にこなすオルトに甘やかされていくうちに
フィルナはオルト無しには生きていけない身体になっていって⋯⋯
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 11:30:33
6025文字
会話率:48%
鋼鉄の船が大洋を行き交い飛行機が大空を飛ぶ時代になっても、魔物やモンスターは相変わらず人類の脅威であった。十六歳の少女ウーィル・オレオは、銃火器の通用しないドラゴンやヴァンパイアを相手に魔力と剣で公国を護る最強の魔導騎士だ。
だが、ウー
ィルには自分だけの秘密があった。彼女の記憶では、つい数日前まで彼女は三十五歳のおっさん騎士だったはずなのだ。……なぜ突然少女の姿になってしまったのか? なぜ周囲の誰も違和感を覚えないのか? そして、なぜ最愛のひとり娘に「お姉ちゃん」と呼ばれてしまうのか? 謎だらけのこの世界で、ウーィルは今日も魔物をぶった切る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 22:11:21
264149文字
会話率:32%
大農家のひとり娘ララは、貧窮した男爵家の称号を金で買った。形ばかりの低級貴族になったある日、突如ある伯爵家から結婚話が舞い込んで来た。相手は〝氷の騎士様〟と呼ばれる美貌の騎士だったのだが──やって来るなり、突然の婚約破棄宣言!?
人間不信の
騎士様と、農作業に生きる令嬢の、婚約破棄から始まる奇妙な恋の顛末。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 12:28:24
150669文字
会話率:51%
警官になることを夢見ていたわたしは、現世で女の子を救った時に不意を突かれて死んでしまったらしい。
伯爵家のひとり娘レイラとして目を覚ましたのはいいけれど、ここでも夢を諦めるつもりはない。
煌びやかなドレスなんて動きにくいし捜査の邪魔よ!
ド
レスを脱ぎ捨てたわたしは、男性と同じ格好をして貴族学園の入学式に向かう。
その途中で立ち寄ったパン屋で出会ったのはリューシュ王子。
まるでモデルのような貌立ちのイケメンだ。
わたしの顔をみるなり目をまるくしたり頬を赤くしたり。ちょっと様子のおかしい王子ではあったけど、パンを奢ってくれるというのでお言葉に甘えることにした。
事件はその直後に起こる。
刃物を持った男と遭遇したわたしは前世で培った体術で戦いを挑むことになり!?
ご令嬢だからなんだっていうんです?
逮捕もすれば事件だって解決しますよ!
ついでに思いもよらないものまで射止めたことは、知りませんしたけれど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 12:07:10
13766文字
会話率:38%
連作短編ですが、各話はそれぞれ(+あるときは料理解説)で完結しています。お好きなところからどうぞ。
お品書き
漁港の町、印寿真洲に、Kitchen Dagonという洋食屋があります――
隣町の史料館で働く安奈は、ある梅雨の日、印寿真洲
を訪れる。宝冠の謎を解くことはできるのか……「D is for Dagon」(+料理解説Ⅰ)
Kitchen Dagonの孫娘ろびんと、民宿エラ萬の娘の芽春は幼なじみで大親友。の、はずなんだけど……「なかなおりサンデー」(+料理解説Ⅱ)
印寿真洲の素封家、上糸家のひとり娘、明日名さんにはいくつかの秘密(と黒歴史?)が……「ロブスターロールをもう一度」(+料理解説Ⅲ)
安奈と阿弥陀寺先生が海坂徳育大学に行ったり印寿真洲に来たり。「みご」って何? 食べれるの? ……「秋颱風」(+料理解説Ⅳ)
町はもうすぐハロウィン。だけど芽春の様子がおかしくて……。黒幕は魔女? 吸血鬼? それとも……「魔女の部屋の夢 (前・後編)」(+料理解説Ⅴ)
毎年この季節になると、グランマは三日ほど店を空けて、旅に出る……「薄くれなゐの秋の実に」
ドリームランドのお風呂事情、バハーナ食べ歩き、シャンタク鳥卵百珍……「探しものは、なんですか」
自転車旅行で印寿真洲を訪れた少年。彼が八年前にキッチン・ダゴンで食べたのは……「ハルの海」
近所に住む少年、魚くんに頼まれて、ろびんと芽春は夕暮れの小学校に……「さよなら、サマー・コーン・チャウダー」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 01:23:31
133903文字
会話率:40%
騎士からメイド転職も悪くない! 今日から私は公爵家お嬢さま付き騎士メイド!
俺より強い女子だからイヤダ? ふざけないで! そんな『入り婿』は要りません!
ブランシュ男爵家のひとり娘、凛とした顔立ちをした栗毛の女子ロゼールは20歳。
女
傑とうたわれるレサン王国騎士隊所属の騎士である。そんなロゼールは、魔物には無類の強さを誇るのは勿論、同じ隊の男子騎士も試合でバッタバッタとなぎ倒す実力の持ち主。
あまりにも強い為、『入り婿』を迎える為のお見合いも、相手に会う事さえなく、断られ続けた。
父オーバンがようやくセッティングしたお見合いも、ロゼールが相手の失礼な物言いをとっちめ、あえなくご破算に。
しかし女性当主を認めない王国の方針の為、「入り婿が必要だあ!」と怒る父は、
ロゼールを無理やり結婚させる為、修道院で、花嫁修行、行儀見習いをする事を命じた。
ラパン修道院へ入って花嫁修業をするロゼールは、
『オーガスレイヤー』と噂される美貌の公爵家令嬢ベアトリス・ドラーゼと、
運命の出会いをするのであった……
※カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 12:00:00
76804文字
会話率:34%
終戦から復興の途中にある、ダービシャー王国。
そこで王族御用達の高級カーペット店を営むペトロッシ家のひとり娘、サルシャンは、突然王国の第3王子、ドレイクから婚約を申し込まれ、そして婚約を破棄されてしまう。
この背景には、弱気なドレイクの
性格と、孫の結婚を心待ちにする余命僅かの祖母の存在があり、元来その気もないサルシャンは、偽装の結婚式に無理やり参加させられることに。
悲しい過去を持つサルシャンの顧客、カートや、ドレイクを慕う王室メイドのミラを交えながら、それぞれの幸せを探し求める偽装結婚式が、今幕を開ける……。
*前編、後編の2部構成となります。
悪意のあるキャラクターや展開はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 15:24:18
11775文字
会話率:30%
順応性の高さだけで地球の探査隊に選ばれた宇宙人の主人公は、資料を読み込むだけで地球人の姿かたちそっくりになり、見た目は15~16歳くらいの金髪碧眼の美少年。
無事に着陸できたのに1羽のカラスによって宇宙船は大破、主人公は記憶を失ってしまう
。
そこを水商売上がりな金持ちの妻、嘉純さんに拾われて早20年。
天外淀臣と名付けられ日本人の戸籍を得て、日本人らしく茶髪に茶色い瞳に順応。すっかり艶っぽいマダムとなった嘉純さんのペットとしてぬくぬくと暮らしていた。
だがある日、飼い主が金持ちの妻という立場は安定性に欠けると気付いた淀臣は、大好きな祖父を敬愛する名探偵や子供にされた名探偵に憧れ、金を稼ぐためだけに探偵事務所を開設する。
その帰り、誘拐されかけている娘を助けた淀臣。
翌日、その娘が地元の伝統工芸の大家のひとり娘だと知る。
初依頼はその伝統工芸の家元から、ひとり娘アヤとホストの婚約を3ヶ月以内にアヤから破棄させること。
その後当のアヤがお礼にと訪れる中、第2の依頼人が。
地元が生んだスター喜劇王の妻の浮気調査を依頼される。
順応性がバツグンすぎて、刃物も拳銃も効かない無敵の宇宙人ボディからどんどん地球人へと変化していく淀臣。恋愛脳のお嬢様アヤを幼なじみポジションに置き、元宇宙人パワーを遺憾なく発揮して真相に迫る!
淀臣の心臓がただの太鼓ではなく、急所へと順応する前に依頼をクリアできるのか?!
この作品はカクヨムとアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 11:11:14
121912文字
会話率:48%
大国ラドガ辺境国で生まれた王女マリーナ、十八歳。彼女は執政官である最高権力者ヘルモーズ卿のひとり娘だった。
首都から離れた郊外の城で、家庭教師や使用人たちとともに暮らし、大切に育てられたマリーナは世間を知らない。自分で買い物もしたことも
なかった。外部との繋がりといえば友人のグルヴィアひとり。美しく世間知らずの深層の令嬢である。
十八歳の誕生日が近づき成人としてお披露目舞踏会が、父の本城で開催されることになった。皇女ははじめて田舎の城を出て都会に向かった。
首都に到着してすぐ大通りで自分の名前を呼ぶ美しい声を聞く。
それはリュートを片手に歌う「アヴェ・マリア」の曲。はじめて聞く、その曲と歌声に彼女は心惹かれた。
歌っていたのは、奴隷に落ちた異世界からきた男ユーセイ。日本の音大で将来を嘱望されたエリートだった彼は、意図せずこの世界に転移してしまった。二酸化炭素が多い異世界の空気に、彼は意識を失い、気づいたときには奴隷として売られていたという。
一方、マリーナは父親が開いた舞踏会で多くの求婚者と出会う。
その一人、北の大陸にある小国フレーヴァング王国の王子との結婚を父は望んでいた。
フレーヴァング王国は長い間、シオノン山の降灰に悩まされ作物が枯れ、国民は飢えていた。しかし、一年前に、この国に救世主「炎の巫女」が現れ、ドラゴンとともにシオノン山の怒りを鎮めた。ドラゴンの力を持つ、かの国は列強の興味の対象に躍り出た。
皇女であるマリーナの結婚は政略であり、北の大陸に足がかりの港湾を持ちたい父と、隣国のシルフィン帝国の脅威に、豊かな国ラドガ辺境国の力と資金を得たいという王子、両国の思惑が合致する結婚である。
世間知らずの皇女は、そんな状況にも関わらず奴隷であるユーセイに恋してしまった。
友人グルヴィアや、母親代わりの使用人の助けを経て、マリーナはユーセイを奴隷から解放する。
ふたりはラドガ辺境国から逃げ、フレーヴァング王国の山にある一軒家に愛の巣を作る。それから、半年、異世界から来たユーセイとの愛に溺れる皇女。
しかし、異世界とこの世界は空気が違う。ユーセイの身体は徐々に病に侵されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 11:00:00
101719文字
会話率:47%
裕福な織物商のひとり娘であるわたしは、父のもとで働く青年を婿に迎えることになる。
父の屋敷で夫の帰りを待ち、父の仕入れた織物に刺繡をする、結婚してもそんな日々がずっと続くと思っていた。
(Twitter@y_quitecontraryからの
転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 22:09:26
5768文字
会話率:40%
君方漣。
俺の両親はともに不倫をしていた。
俺が高校一年の冬、双方の不倫が原因で訴訟合戦勃発。両親ともに親権放棄を言い出し俺は捨てられた。
捨てる神あれば拾う神ありで、俺は叔父が養子として引き受けてもらえた。
一番信頼できるはずの両親に裏
切られたので人を信用することに臆病になっている。だから、敢えて知らない土地で一人きりで歩いていく荒療治を行うことにした。
イチから全てをやり直す覚悟を持つために知らない土地で一人で立ち上がり、つらい過去を乗り越えようと思った。
人は一人でで生きていけないとは言うけれど、今の僕は誰かといることのほうに怖さを感じる。また裏切られたらって。
そんなにしょっちゅう裏切り行為が発生するわけないのはわかってはいるけど、こわいものは怖い。
一人でいる事自体には寂しさは感じない。もう慣れている。
本当の恐怖は孤独の寂しさなのだった。
鈴原萌々花。
わたしの見た目は明るく活発なギャル系だ。背の低さから小動物系と揶揄されることもある。
男子からの人気も高いが実は交際したことは一度もない。逆に怖いと思うこともしばしばある。
母子家庭のひとり娘で決して裕福な家庭で暮らしてはいないが敢えてギャルを装っている。
最近母はある男と意気投合する。そのときの母は今までに見たこともない乙女の表情をしていた。
母にはこの人と結婚して幸せな家庭を築いてほしいと思った。そこにわたしは異物。いてはいけないような気がした。
それからわたしには居場所がなく、生きていく目標を見いだせなくなった。
母から距離を置かれるようになり、疎ましく思われていることも薄々は感じていた。
でも、一人は寂しい。友だちと一緒にいるときには気が紛れるが一人になったときに漣のように襲ってくる孤独の恐怖感に震える毎日。
そんな日が、あの日を、あの夜を境に変わっていく……
※この物語は、法律・法令に反する行為及び公序良俗違反を容認・推奨するものではありません。
※この作品は、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 00:00:00
131553文字
会話率:43%
ときは2019年、とある田舎町マーサーシティ。人間と、もうひとつの知的生命体『ハザード』が存在する世界。
主人公の少年バーツは、幼い頃に両親を失い、義理の家族とともに喫茶店を営み、平穏な日々を過ごしていた。
だが、夜になるとバー
ツはある悪夢にうなされる。狼のような姿をした男が、彼の目の前で実の両親の体を食いちぎるのだ。あり得ない、イカれた夢でありながら、バーツには確信があった。この夢は、過去の記憶。狼男は確実に存在し、実の両親は彼に食われたのだ。
誰にも言わず狼男への復讐を誓うバーツは、やがて自分にも特異な体質があることに気付く。そして狼男の正体に近付こうとする中、マーサーシティーに潜む巨大な陰謀へ巻き込まれていく。
〈簡単な登場人物紹介〉
○バーツ・バルクレイ……主人公。素直で単純な16歳の少年。両親を狼男に食され、復讐を誓っている。
(エール家)孤児であったバーツを引きとって育てた、暖かい家族。
○エイジ・エール……バーツの義理の父。喫茶店を経営する。たまに下ネタを言う。
○アンナ・エール……エール家のひとり娘。夢に不思議な力があると信じている。
(怪人たち)変身能力を持ち、人間社会に潜む怪人たち。バーツの友となるか、敵となるか。
○ジャンヌ・ジャスティス……白鳥の怪人へ変身できる青髪の女。強力なパワーを持っており、バーツに戦い方を教える。
○ソラト・バナグラス……人間のふりをしてバーを営んでいる男。アルコール中毒者。
○狼男……バーツの親の仇。だが、その素顔は分からない。バーツの夢に出てきて彼を唸らせる。
※感想をいただくと筆者が飛び上がって喜びます。
※小説現代新人賞二次落ち作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 20:00:00
95712文字
会話率:47%
「クララ、愛してる!」
世界最大の迷宮都市、ハインスボーンには、いくつかの名物がある。
たとえば迷宮特産、合成宝石。
たとえば地元で作った冒険者御用達のちょっと濃いエール。
それから、オットーの告白と、クララの拒絶。
ソロ金級
(ゴールド)冒険者であるオットーが、貧乏商家のひとり娘、クララに熱烈な愛の告白を繰り返して数年。
幼馴染の間の恋はいまだ実ることなく、住人の耳目を楽しませている。
オットーの愛には秘密があり、クララの拒絶には理由がある。
迫るタイムリミット。募る恋心。山のような貢物。
そして訪れる運命の日。
幼馴染たちの上に、福音の鐘は鳴るか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 19:42:11
13108文字
会話率:43%
京都加茂川に浮かんだ中年男の遺体。ジョギング中の事故なのか、男の首には出雲大社の御守りが掛かっていた。早速調査に乗り出す京都府警の熊野巡査部長。
一方、S大学歴史研究会の星里鈴は、歴史オタクの小八木たちと共に丹後半島沖にある犬養島で犬養家の
儀式を手伝うアルバイトに向かう。
古代丹波国に起源を持つ犬養家が所有する無人島の犬養島で十年に一度行われる鎮魂儀式。この島に伝わる鬼火伝説と連続不審死。警察庁人事課課長星里崇のひとり娘、星里鈴が、サスペンスあるあるの無人島事件で活躍するシリーズ第二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 18:28:04
150459文字
会話率:55%
「ママ、あのね」
ひとり娘と温泉旅行に行く私。
娘との関係を思い返しながら、田舎のバス停で娘を待っています。
最終更新:2021-02-28 15:30:32
15683文字
会話率:53%
「ほら。ここ、触られてるの、わかる?」
大病院の院長のひとり娘である愛里を自分だけのものにしようと、7人の医師たちが愛里の心を狙う。
恥ずかしがりやな皮膚科医、医療に誇りを持つ救急医、ミステリアスな麻酔科医・・・・・・!
嫌いな父親と同じ
職業である医師とは恋をしない、と決めている愛里だが、果たして医師たちに篭絡されずに運命の相手を己で見つけられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 00:00:39
1229文字
会話率:67%
閻魔大王様のひとり娘の閻魔姫(七歳)は「私だってひとりでできるもん」という理由で地獄界から家出してきました。そして人間界で、もうすぐ死ぬ運命だった大野裕樹(ユウキちゃん)の魂を狩るはずが、『大』と『太』をまちがえて、ユウキちゃんのクラスメ
ートの太野裕樹(ヒロキくん)の魂を狩ってしまいます。おかげで、ヒロキくんは自分の魂を持たない、不死の魔人になってしまいました。
でも、閻魔姫は自分のミスを認めません。
「私、地獄界から家出してきたんだもん。だから、家来が欲しくてヒロキを魔人にしたのよ」
閻魔姫はお付きの死神ボタンをつれて、ヒロキくんの家に居候をします。ヒロキくんはヒロキくんで
「このままだと、クラスメートのユウキは寿命が尽きて死んでしまう。なんとかしないと」
と考え、閻魔姫の家来として、成仏屋をやることにしました。ほかにも、閻魔大王様の命令を受けた死神のアズサとザクロが閻魔姫を迎えにきたり、いろいろと騒動もありましたが、本当の問題はこのあとでした。地獄界の釜に封印されていた、べつの不死の魔人が脱走していたのです。不死の魔人の目的は閻魔姫との結婚でした。
「何も悪いことはしてないのに、俺は不死の魔人というだけで地獄の釜に封印された。でも、閻魔姫と結婚できたら、俺は次の代の閻魔大王だぜ? そうすれば自由になれる。俺は自由が欲しいんだ」
閻魔姫は七歳です。そんな横暴、見過ごすわけにはいきません。ヒロキくんは魔人と対決します。そのときは、なんとかヒロキくんが魔人を追い返したのですが、魔人はヒロキくんの魂を閻魔姫から奪っていました。
後日、自分の魂その他を賭けて、改めてヒロキくんと魔人は対決しますが、ヒロキくんは負けてしまいます。しかし、そのとき、閻魔姫、ボタン、アズサ、ザクロ、ユウキちゃんが駆けつけます。みんなの助けもあって、ヒロキくんたちはなんとか魔人を拘束することに成功したのでした。
これは、第5回講談社ラノベ文庫新人賞で二次(2次)落ちした話です。
この話は、「カクヨム」、「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 20:17:29
116951文字
会話率:73%