京都加茂川に浮かんだ中年男の遺体。ジョギング中の事故なのか、男の首には出雲大社の御守りが掛かっていた。早速調査に乗り出す京都府警の熊野巡査部長。
一方、S大学歴史研究会の星里鈴は、歴史オタクの小八木たちと共に丹後半島沖にある犬養島で犬養家の
儀式を手伝うアルバイトに向かう。
古代丹波国に起源を持つ犬養家が所有する無人島の犬養島で十年に一度行われる鎮魂儀式。この島に伝わる鬼火伝説と連続不審死。警察庁人事課課長星里崇のひとり娘、星里鈴が、サスペンスあるあるの無人島事件で活躍するシリーズ第二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 18:28:04
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会話率:55%
魔女の瞳という異能を持つためにアルファは弟が成人することを境に一族の跡取りから下ろされた。そんなアルファは周囲から持て余されていた。そんな事態に、幼なじみの獣人のジルは幼いころからの思いを告白しようと決心する。指輪まで用意した男に、彼女は告
げる。
「ジル、私は<聖女の腕>になることにした。」
「いや、ちょい待て!それって同類の魔女を狩ることにもなるぞ!?」
何を考えているかよくわからない女と、そんな女に片思いを続ける獣人がすったもんだの末に魔女という存在に関わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 08:00:00
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会話率:23%