異世界に勇者として召喚された平山秋人。彼には転生チートとして【職業】と《スキル》の力が与えられたのだが、秋人の得た【職業】は召喚先の異世界で忌み嫌われるゾンビと関係した禁忌職【ゾンビ・マスター】だった。結果として秋人は皇城から追放され奴隷
に落とされてしまう。
そんな秋人のことを受け入れたのは冒険者ギルドだった。冒険者ギルドで厳しい奴隷生活に耐えていた秋人だったが、やがて彼は冒険者ギルドにまで裏切られダンジョンの深層へと送り込まれてしまう。完全に追い詰められた秋人だったが、ダンジョンの深層で職業【ゾンビ・マスター】の力が本領を発揮する。窮地を脱した秋人は、なんとかダンジョンを脱出することに成功したのだ。
ダンジョンの外で秋人を待ち構えていたのは、大量のゾンビが闊歩する世界だった。秋人は仲間となっていく優れたゾンビたちの力を利用し、ゾンビパンデミックの中で逞しく生きる人々と交流していく。このままのんびりと異世界で生きていくのも悪くないと思っていた秋人だったが、ある日人族の悪意に触れたことをきっかけとして人族と完全に敵対していくことになる。
他所で投稿していた完結済み作品を小説家になろう向けに改変しながら投稿していく作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 12:10:00
78882文字
会話率:40%
かなりの面食いなフィオナは元彼に追いかけられていたところ、魔術犯罪防止課のトラ男に助けられる。
「あ、あの、好きってわけじゃないんですよ! 私、あなたの顔が好きなんですよ! あなたの顔だけが好きで、中身とかどうでもいいんです!!」
「清々
しいまでの面食いですね……」
どうしてもあの顔の良さが忘れられない! 冷たく拒絶されたが諦めきれず、コネを使って魔術師になり、魔術犯罪防止課に就職。結果、ドン引きされたけど気にしない! 今の目標は、真面目で優しい男性と出会って結婚すること。それまでは、超絶イケメンのトラ男先輩を推して楽しむ! だから、良い雰囲気になったら全力で恋愛フラグをへし折ろう……。
これはヒロインが積極的に恋愛フラグを折るも、塩対応だったトラ男があまあまになって、逃げるヒロインを全力で追いかけるようになる、ハイテンションラブコメディー。時々シリアス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:26:42
436082文字
会話率:78%
もとアラフォー女子が異世界転生して第三王子様に?
大宮珠寿(おおみやじゅじゅ)39歳独身女性が、不幸な事にハイブリット車にやられて見事に異世界転生する事に。
大宮珠寿はあの世で女神様に乙女ゲー、しかもBL物ではぁはぁ♡しちゃってるのバレ
てリアルBLを目の当たりにできる王宮へと転生を進められる。
リアルはちょっとと思いつつも、北欧系の美男美女がそろうそこに興味を引かれ、美少女に転生を夢見るも、転生したのは第三王子だった!?
リアルBLや女性陣ハーレムに自分が巻き込まれつつも、いろんな誤解と偶然で彼女の周りは大賑わい。
そんなアムルエイド=エルグ・ミオ・ド・イザンカは今日も我が道を行きます。
*本作、結構いい加減な所があるコメディーテイストですので予めご了承ください。
*内容的にやや大人向けの描写が多い場合がありますが、ストーリーの展開上仕方ない表現ですのでご理解、ご了承いただけますようお願い致します。
*本作、エルハイミシリーズの一つとなりますが、他の作品を読まずとも独立で楽しめるようにしております。この世界観をお楽しみになられたい場合は、私の処女作「エルハイミ‐おっさんが異世界転生して美少女に!?‐」を合わせてお読みいただくとより一層お楽しみいただけると思いますので、お暇あればご一緒にどうぞ!
*私、誤字脱字の常習犯です。ご指摘ご指導いただけると大変助かりますのでよろしくお願い致します。
*「教えてアガシタ様!リターンズ」はダメ人間たちのどうでもいい与太話です。飛ばして読んでも一向にかまわないお話なので悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 06:00:00
314662文字
会話率:35%
おっさん海外出張中にテロで死亡。
無事こちらの世界に転生。でも女の子。しかも王家ゆかりの伯爵家!?
色々考えたけど「男とくっつけられるの嫌じゃぁっ!!」って事で頑張ってみましょう!
運命の美少女と出会いながら、キャッキャうふふっ♡ して絶
賛いろいろと成長中!
「ごきげんよう皆さん、私がエルハイミですわ!」
ギャグ有、お色気有でおっさんが異世界転生して美少女になっちゃうお話です。
*お色気満載のかなりふざけた物語となっています。ギャグ要素が強いのでお読みになる時にはご注意を。
*百合ハーレム、百合恋愛が満載です。
*「教えてアガシタ様!NEO」は本編とは関係のない与太話となります。初めての方はこの部分は飛ばして読んでいただいても本編には影響はありませんのでよろしくお願いします。本編に出たがりの天秤の女神アガシタ様率いるダメ人間のどうでもいいトークですのでw
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 15:44:27
1951334文字
会話率:36%
予知能力(?)を持つフォルトな王国第四王女、オリーヴィア。
持ち前の天真爛漫さ全開にして、国(自分)の為に尽くしていく。
時には両親、兄弟たち、さらには国民までを巻き込んで自分の思うままに進めていこうとする。
剣も魔法も使う、異世界ファンタ
ジー!
ってまた夢!?
私ってそんなにやばいやつかしら…
お兄様たちを巻き込んでいるのは認めるけれど。
って、今はそんなことどうでもいいわ!
私たちの生活がもっともっと良くなるように、今日も全力を尽くすわよ!
-------------------------
これは、オリーヴィアたちが頑張って自分の国を動かしていく話です。
R15とセルフレイティングしていますが、そこまで残酷な描写は書かないと思います。
もしものことがあった時のために一応つけておりますが、あくまでオリーヴィアが奮闘する姿が描きたいだけなので、あまり心配せずとも読める…はずです。
何卒よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 00:00:00
20579文字
会話率:40%
連作エッセー。日常のどうでもいい話をテーマにする予定です。
キーワード:
最終更新:2024-11-21 19:39:35
51793文字
会話率:2%
侯爵家令嬢のエリナはまだ結論を出せずにいた。
この婚約は本当に自らが望んでいるものであるのかと。
そしてエリナは彼について聞いてしまった。
婚約者はというと他の女性との関係をお楽しみになり、自分に興味が無いどころかどうでもいい!?
未だ
揺れ動く胸中、迫る決断の刻。
迷った挙句に婚約者の素行を調べることにした。
真実をこの目で確かめる。その結果次第では。
全ては私が婚約者になってしまえば分かる話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 19:23:29
5824文字
会話率:19%
俺、神取雅孝は高校二年生。武闘派の高校「鏡学園」の学生だ。格闘技が主の学校、格闘技――最初はあまり興味を抱かなかった。つまらなそうに日常を平常運転していたことから父に転校を勧められた結果だというだけだ。鏡学園は父の母校でもある。当時は「番長
」と称し称されいい気分に浸っていたらしい。ほんとうにのっけは父の背なんてどうでもいいと思っていたのだ。今は違う。それなりに興味深いシチュエーションを楽しもうと考えている。俺を取り巻く環境はまあ豪華だ。空色の瞳の香田、ピンと張った背筋が綺麗な桐敷、そして万能な神様を地で行くべっぴんさんの風間――美少女三人揃い踏み。
今回の舞台、出来事、テーマは、「対抗戦」である。格闘技の深淵を標榜しているらしい鏡学園に則した格好で執り行われる部と部の戦闘だ。フィジカルとメンタルの全力全開全身全霊でもって真っ向からぶつかりあう――らしい。恐らく高校生の大会としては最高峰であろう格闘技のイベントだと考えるとテンションが上がらなくもない。風間を部長とする「ファイトクラブ」はここ二年の優勝チーム。風間が入学してからてっぺんだということだ。まあまあ面白い事実ではある。女子供が頂点を手に入れるとか――だなんて言うと、多様性が重んじられるこのご時世にあっては嫌われてしまうことだろうが。
たった一人の男――美少女どもに囲まれて幸せを謳歌する俺は連中にいいところを見せてより大きな愛情を得てやろうと考える――嘘だ。
男の価値は何を得たかではなく何をしようとしたかで決まる――異議は受けつけるし、その際には容赦なく論破してやろうと考える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 04:14:57
26823文字
会話率:66%
私はヒトを殴るのが好きで、好きで好きでしょうがないのだけれど、最近は我慢していて、しかしてその中にあって、相棒にサンドバッグの役割を担ってもらっているわけだ。私は相棒のことが好き好きで、相棒もまた私のことが好きであるはずだ。――今回は中国ね
ずみを捕まえた。表現が悪い。中国人の女を相手にすることになった。私は比較的どうでもいい思いで関わることにしたのだけれど、どうやら相棒は当該女性に健全な道を歩ませたいらしい。まったくもってめんどうな話だ。だけど私は相棒が大切なので一所懸命、力を貸さなければならない。惚れたもん負けだ。つらいところである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 07:18:23
4944文字
会話率:52%
女に生まれながらにして女の子しか好きになれなかった私は、大好きな女の子達に囲まれた学園生活を送るためにとある女子高に入学した。
そこで他の子とは違う特別だと思える一人の女の子に出会う。
何だかんだでその子と付き合えることになったものの、その
せいで世界をかけた戦いに巻こまれることになってしまった。
明日死ぬかもしれない、彼女とのお付き合い。
でもいっか!
彼女がかわいいから。
世界なんて正直どうでもいいけど、彼女がかわいいから命をかけて戦います。
この物語は、女の子好きな女の子が、大好きな彼女と付き合っていくために戦い続けるバトルファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 00:00:00
1053145文字
会話率:39%
飼うと決めてから覚悟はしていたつもりだった。
出会ってから十数年、よく生きてくれた……愛猫と間違いなく言える。
君と過ごす時間はとても穏やかで優しくて、ささくれ立った心を癒してくれた。
君が日に日に元気をなくして行く様に、改め
て覚悟が揺らぐのを感じていたよ。
側にいてやりたかった、ごめん……後悔が募る。
君がいない日々は酷く色褪せていて、とても無気力になってしまう。
食事も喉を通らない、どうでもいい……
今日、同僚に何か言われた気がするけど覚えていない……鬱陶しいと感じただけだった。どうせ仕事を押し付けてきただけだ。
騙されて、利用されて、嗤われて……うんざりだ。
あぁ、眠い……
夢で君に会えるかな?
もし、また会えるならまた一緒に暮らしたいな。
一緒に遊んで……
一緒に昼寝して……
穏やかで……
優しくて……
温かくて……
のんびりと……
だらけた時間を……
……
ミーナ……
また……
会いたいよ……
…………
……
その日、彼はその世界から姿を消した。
始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 00:00:00
2365179文字
会話率:56%
小国レンツェの王家の“恥”のエレンディラは王と奴隷の子。父に見捨てられ、異母兄姉たちに虐められる毎日。冬の寒空の下、池に突き落とされたエレンディラはついに絶命した。
ので、前世の日本人の記憶が蘇り「王族全員ブッ殺す!」と、新たな人生のスター
ト!となるはずだった。
しかし、その日、レンツェは大国アグドニグルに滅ぼされ王宮は一夜で血の海となった。怒れる皇帝はレンツェの国民すべてを奴隷とすると宣言し、王の間で王族たちを集めると全員その場で斬首すると言い放った。
「有益な者なら生かしてやる」と皇帝は嘯くが、命乞いをする王族は次々に首を落とされていく。
自分の番となり、皇帝に「で?お前は無能か?有能か?」問いかけられ、エレンディラははっきりと答えた。
「陛下!プリンを食べませんか!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 22:33:39
606270文字
会話率:41%
僕の死んだ親父からの受け入りだが、
2160年 前触れもなく月の表面が崩れた。
地球は、天変地異に襲われた。
山は消し飛び、どこまでも続く荒野。荒れ狂う暴風雨。
一部の地表は、はがれ消えマントルが露出し、全地球の火山が一斉に噴火した。
地
下都市に逃げ込むことに成功した少数の人類のみが生き残り、地上から全ての生物が消滅した。
そして、月からの落下物とともに宇宙人=月人(つきびと)が人類へ襲い掛かってきた。
だそうだ。約40年前のことだから俺は生まれていないし、どうでもいい。今世界がどうなっているかなんて知る奴は誰もいない。
僕は自分の趣味を満たすために軍に入り、月人と戦う。
なぜならば、奴らには人権が無い。俺のおもちゃだ。好きに遊んでやる。
おっと、誰かが来たようだ。
このにやけた面を戻して、好青年を装わねば。
くくく、月人のことを考えるだけで興奮してくる。
は?人類の勝利?そんなものに興味は無い。俺は面白おかしく生きるだけだ。
『毎週火曜日更新』の予定です。
時間は午前中を目標にしております。手作業による更新ですので、多少の誤差は、お許し下さいませ。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 10:09:04
1232063文字
会話率:28%
死にかけた主人公が新たな仲間たちと共に敵に立ち向かうバトルファンタジー!
ってとりあえず書いておきます。タイトルは「シンクロスマジックオーバーワールド」と読みます(どうでもいい)。長いと感じたらSMOWでスモ↑ウと呼んでください
最終更新:2024-11-17 16:00:00
127138文字
会話率:56%
恋はわからないものですね。
最終更新:2024-11-17 14:22:29
4103文字
会話率:20%
500年前に生きていた大魔法使いファーラは転生し、自分が死んでいる間に所有する土地が略奪され、国になっていた事を知る。
今世は魔法がほぼ存在しない時代。魔法契約で譲渡された土地を奪えば、奪った人間にペナルティが課せられる事を知らない現在の統
治者。
過去の統治者はペナルティにより、短命だった。ファーラにしてみれば自業自得。そんな事はどうでもいい。
ただ、自分の土地を取り戻したい。そんなファーラが、失われた魔法をこっそり駆使し、大切な土地を取り戻そうと奮闘するお話。
ご都合主義のゆるゆる設定ですが、楽しんでいただければ幸いです!
カクヨム様、アルファポリス様にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 00:00:00
80357文字
会話率:21%
『悪役魔女とパリピなスライム達の旅 ~ポンコツスキルも意外といいぞ~』と題名を変えまして第3回HJ小説大賞後期受賞しました。書籍化予定です。
人が魔族となる世界で、魔族となってしまった私は村人から石を投げつけられ、崖から転落する。そして気
づいた。私は乙女ゲームの世界で、最恐の悪役お色気魔女(の、お子様時代)に転生してしまったのだと。
本来なら怒りに復讐心を燃やしゲームヒロインの敵となるはずが、蘇ったのはお気楽日本人の魂である。ゲームもヒロインもどうでもいいので、まったり大人になっていきたい……はずが黒髪イケメン、ちょっと怖い顔のゲームのお相手キャラが絡んでくる。あとたまに大人になったり。チートスキル(しかしポンコツ)を駆使してがんばるぞ!
旧題名『乙女ゲームの最恐魔女に転生したけど幼女だしポンコツです。』
*カクヨム様、題名を変えてノベルアップ様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 13:54:42
396919文字
会話率:35%
ブラック企業で働いていた40代の冴えないサラリーマンが趣味にしていたのは乙女ゲームに登場する従魔たちを愛でること。ずっと楽しみにしていた復刻イベントの前日に帰宅途中にて転落死してしまったのだが、その転生先がまさかの乙女ゲームで愛でまくってい
た最強従魔!?
しかも、まだ見ぬ可愛いキャラ達との運命の出会いが俺を待っているのなら、これはもう育てるしかないよな?!
あ、乙女要素はどうでもいいんでそっちで好きにしてくださいな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 17:25:17
44971文字
会話率:20%
侯爵令嬢ベルティーユが目を覚ますと、半年の月日が流れていた。その間の記憶が頭に浮かんできてわかったのは、異世界人ミノリがベルティーユに憑依し、ベルティーユを憎悪する家族や鬱陶しがる婚約者とたった数ヶ月で打ち解けたということだ。
そしてミ
ノリは、憑依が終わったことで本来の自分の体でこの世界に現れて……。
なぜ憑依されたのかはどうでもいい。中身が他人になるとあっさりベルティーユを受け入れた家族や婚約者を恨みながら、ベルティーユは病で命を落とした――はずだった。
気づけばなぜか、三年ほど前に時間が戻っていたのだ。
そのうち死ぬ運命。それなら愛などない家族も婚約者も捨てて、残りの時間を自由にのんびり過ごそう。そう決意したベルティーユは、ユベール公爵家の若き当主に契約結婚を持ちかけたのだけれど……。
「愛していますよ、ベルティーユ」
公爵がいつの間にか、ベルティーユを本気で溺愛し始めたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 09:00:00
177577文字
会話率:46%
粗…筋…
またここで、筆が止まるのだ。
正直、あらすじなんてどうでも良くない!?
3行読めば、だいたい良いか悪いか分かるでしょ!
それで終わりアルヨ!(古い)
最終更新:2024-11-12 22:26:15
64843文字
会話率:5%
酔った勢いですね。
シラフでは、書けません。
一週間、誰からもポイント、ブクマがなければ削除いたします。
キーワード:
最終更新:2019-04-07 21:39:01
1289文字
会話率:4%
ただ生きて、死んだだけ。
それはどうでもいい人生なのか?
歴史に名を刻むことが、何よりの栄誉なのか?
ひっそりと死んだ婦人は、光を求めた。
その子供らは、その子供らの居場所で微笑む。
どっちも特別。
キーワード:
最終更新:2018-08-01 19:54:18
2056文字
会話率:22%
アステールの血を引く者は魔術に優れる事甚だしく、特にハイン・セラ・アステールはアステール史上もっとも強大な魔力を誇る麒麟児であった。
"本来の歴史" では彼は傲慢で邪悪な典型的悪役貴族であったのだが、並行世界では一味違
う。
いや、二味違う。
一味目は、彼が極度のマザコンだという点だ。
平行世界のハインもまた本来の歴史のハインと同様に邪悪なのだが、母への愛が魔と邪を覆い隠す。
勇者も聖女も元婚約者も、彼にとってはどうでもいいことだ。
ハインはただ母と静かに安らかに暮らしたいだけで、それを邪魔する者全てが彼の敵である。
では二味目はといえば、それは彼が本来の歴史のハインよりも遙かに強大な魔力を有し、遙かに強大な魔術を操るという点だ。
愛する母に格好いい姿を見せたいがために努力を重ねた天才──ハインに不可能はない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 07:10:25
70156文字
会話率:21%
遠い北の辺境地からやって来た、見た目はとっても美形なのに中身は“狩猟の民”らしく大雑把で逞しい系な招待学生のリューリ・ベル。表向きには『異文化交流』として大陸中央の王都にある学園に在籍することになったリューリはただただ普通にそれとなく日常を
謳歌したいだけなのに、何故だかやたらと絡まれる―――――恋? 愛? 何言ってんの? 学び舎に何しに来てんだお前ら。私が巻き込まれる意味が分からん。王国民て何でこんなにめんどくさいのばっかなの?
これはそんな“辺境の民”を取り巻く王国での日常を切り取った、ささやかな日々と人々の記録。
※以前に短編で上げさせていただいた『そんなことよりランチにしたい』『どうでもいいからランチしてた』シリーズを不定期連載として頑張ってみようと思い立ったが故の投稿になります。気力が尽きない限りは続けたいところ。プロローグ後の一話と二話は過去作そのままの内容ですのでご存知の方は読み飛ばしを推奨。不定期更新なので一話分のボリュームが少々多めになる予定です。(残酷表現については念のための記載になります。いつか必要に……なるのか………?)
どうか広いお心で見守っていただけますと幸い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 21:58:16
907227文字
会話率:61%
公爵令嬢のフローレンは自らに婚約破棄を迫って来た王子様と自邸の一室にて相対していた。それ自体は別に個人の事情だから全然問題ないとして―――――待って。ストップ。帰れ王子様。どうして私を巻き込むんだ。いよいよ関係ないじゃんか。今回は絶対ランチ
食べるからな私は!
リューリ・ベルは今日も今日とて食堂でご飯がしたいだけ。
『そんなことよりランチにしたい』の後日談的な何かです。前作をお目通しくださったすべての方に、少しでもお楽しみいただければ幸い(本作は前作のネタバレを多大に含んでおりますのでご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 00:00:00
10149文字
会話率:57%
遠い北の地からやってきた、見た目はとっても美形だけれど中身は“狩猟民族”らしく大雑把で逞しい系な招待学生のリューリ・ベル。
異文化交流として大陸中央の王国にある学園に在籍することになったリューリはただただ普通に食堂でランチがしたいだけなのに
、何だかやたらと絡まれる―――――婚約破棄? 謂れのない罪? 冤罪断罪どうでもいいよ、内輪で勝手にやってりゃいいじゃん私はお昼ご飯が食べたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 00:00:00
12738文字
会話率:56%