公爵令嬢のフローレンは自らに婚約破棄を迫って来た王子様と自邸の一室にて相対していた。それ自体は別に個人の事情だから全然問題ないとして―――――待って。ストップ。帰れ王子様。どうして私を巻き込むんだ。いよいよ関係ないじゃんか。今回は絶対ランチ
食べるからな私は!
リューリ・ベルは今日も今日とて食堂でご飯がしたいだけ。
『そんなことよりランチにしたい』の後日談的な何かです。前作をお目通しくださったすべての方に、少しでもお楽しみいただければ幸い(本作は前作のネタバレを多大に含んでおりますのでご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 00:00:00
10149文字
会話率:57%
終端抵抗 未来モンスター・カリュド
「お前は、カリュドのピンヒールに貫かれたくなる!やがて訪れる緩慢な死よりも今、この瞬間の快楽の為に。」
人類はやっぱり馬鹿だった。
環境汚染や地球温暖化も止められずに、今ではコクーンと呼ばれ
る地上珊瑚礁ドームに分散して細細と生活を送るのみ。
コンピュータを蒸気機関から得る電気で走らせる「斑文明」世界に未来はない。
そして2201年、遂に「奴ら」は、やって来る。
やがて未来において交差する世界の覇権を掛けて、未来モンスター達との戦い火蓋が切られる。
『時の矢の種族』最強の女戦士と融合した映画屋、獅子吼響児は、この日を予言したSXF技術の帝王の遺言に従って、帝王の盟友弓削の私設軍隊と共に、泥沼の闘いにその身を沈めていく。
そしてそんな獅子吼と運命を共にする隠れビッチな金髪令嬢の運命は?
※ この作品は「アルファポリス」にも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-10 07:05:08
173109文字
会話率:27%