世界の終焉でゾンビだらけになったはずなのに、まったくゾンビに会わない男がいた。その男の名は遠藤近頼、22歳で彼女いない歴22年。まもなく世界が滅びようとしているのにもかかわらず童貞だった。これは彼を取り巻く女達のこれまでと、生き残りをかけた
物語(サイドストーリー)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 10:48:36
446279文字
会話率:56%
魔術が絶えて一千年以上後の世界。第七王子のライナスが趣味で集めていた魔道具の魔法玉を友人の妹アリアに譲ったところ、それが爆発を起こした。この爆発の影響で、アリアは強大な魔力を授かり、ライナスも魔力はわずかながら魔術を使えるようになっていた。
アリアの魔力を制御するために、ライナスと王立アカデミーの魔術研究班が試行錯誤する中、何者かにアリアが狙われた。ライナスの剣術と魔術によりアリアを守ることはできたが、完全に解決したわけではなかった。
いつのまにかアリアに惹かれていたライナスは、アリアをより強固に守るために、妃に迎えることにした。婚約した二人は、お互いに想い合いながら未だ正体の知れない敵に立ち向かおうとしていた___
(このお話は「青星の水晶〈上〉」の続きです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 10:12:34
127334文字
会話率:42%
知らない土地、知らない世界
生きるとは何か?死ぬとは何か?
たくさん考えて目標を達成するために
がむしゃらに生きる物語。
あまり裕福な家庭で過ごしたわけでは無いけど楽しかった人生を歩んでいた
そんな彼こと主人公は、目が覚めたら森の中にいた
。
何が起きたのかもわからず混乱する
水も食料もない彼は今後どうなるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 02:51:38
115010文字
会話率:36%
発病からの回復・再発を繰り返す、自称・『不知(ふじ)の病』に6年もの間悩まされている少年、優兎(ゆうと)。
学校生活や友達とのふれあい……普通の学生として送るはずだった日常を遠くで見つめながらも、健気に過ごしていた。そんなある時、病の謎を
掴む人物が現れる。優兎の体内に溜まっている『魔力』が『毒』として体に害をもたらしている可能性があると言うのだ。
魔法や想像上の生物といったファンタジー作品を好む優兎は、自身を苦しめる原因を知り、打ち拉がれる——と思いきや、異世界での療養という話に、反対の声を押しのけて飛びつく。
病を治すため、願望を叶えるため、『魔法界(ムーヴ・ベイン)』へと旅立つ運びとなったわけだが、彼を待ち受けるのは決して楽しい事ばかりではない。どこか不穏な空気を纏う世界なのであった。
■他サイトとの重複投稿(アルファポリス)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 16:23:11
692402文字
会話率:46%
病気で死んだはずが、異世界の魔女として目が覚めた。
魔力を増やすために異世界に喚び寄せられ、魂を取り込まれたのだ。
乗っ取ったわけではなく2個の魂が綺麗に混ざり合った結果、意識の主体が「私」になっていたというもの。
魔女の記憶は全てあるが
、記憶の中に魂を切り離す術は存在していない。ましてや、戻れる体はない。
これはもう新しい世界で楽しく生きていくしかないと決め、魔女生活を自由気ままに送ることにした。
魔女である彼女の名前はノワール。
7人いる魔女のうちの1人で、強欲の魔女。極度の引きこもり。
そんな魔女だったノワールが、意識が「私」と混ざり合ったおかげで? せいで? 人並みに動くようになる。
奴隷の子供を引き取り、人間の彼氏ができ、眷属たちと楽しく過ごす……はずだった。
「ノワールよ。全ての生き物において、魔女ほど執着心がある生き物はおらん。欲するだけで満たされることはない乾いてばかりの欲だ。それ故に、馬鹿らしいほどの執着心が生まれる」
嫉妬・愛・憎悪・陰謀が、7人の魔女の間で渦巻き激化していく。
ノワールは、穏やかに過ごせる日々を守るために、売られた喧嘩を買うのだった。
*売られた喧嘩を買いますが、バトルシーンはほぼありません。作者本人は恋愛小説として書いています。
*死・暴力・イチャイチャがあるためR15になります。
*1ページ辺りの本文の長さは一定ではありません。2,000文字を目安にしますが、短くなったり長くなったりします。
*月曜日と木曜日に1話〜2話投稿します。予約投稿をしますので、12時と12時10分投稿になります。
*拙い文章になりますが、楽しく読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 12:00:00
131264文字
会話率:44%
俺の前世は可能な限り前向きに言って、ゴミだった。
毒親から酷い扱いを受け続け奴隷のように奉仕を強いられた挙句、自分が不治の病であることが判明すると今度は完全にネグレクト。
ろくに病院にもつれて行ってもらえずそのせいで重度の障害が残った。
味
がしなくなったガムのように俺は捨てられたわけだ。
その後、施設に預けられたが今度はその障害が原因でイジメられた。
それでもなんとか生き延びて社会人になったけど、完全に人間不信に陥っていた俺にまともな人間関係は築けなかった。
そして40歳のある日。
なんの変哲もない、とある日。
俺は自殺した。
恨みとかつらみとか妬みとか嫉みとかこの世界にあるあらゆる負の感情を持って死んだ。
もう2度と人間には生まれたくなかった。
すると、神様が願いを聞いてくれたのか。
俺は生まれかわった。
願いを聞いてくれた。
しかし。
願いを聞いてくれたのは神様じゃなかった。
異世界で目覚めた俺は――アンデッドだった。
不本意にも転生してしまった”俺”は、異世界で一人の少女と出会う。
彼女はエンバーミングを生業とする女の子。
ひねくれてマイナス思考で世を恨んでいる俺とは正反対の底抜けに明るい子だった。
”俺”は、彼女と出会い、少しづつ変わっていく。
人間ではなくなった俺が、人間として再生していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 11:17:25
2460文字
会話率:30%
平凡な18歳高校生の一世(かずや)は、ある日突然、異世界に救世主として召喚された! しかしそこで待っていたものは、エルフの少女エリスリッド一人だけだった。
一世が召喚されて転移するまでの間、時空の歪みにより15年の歳月が経ち、すでに異世界は
モンスターと人間との激しい戦いにより両者滅亡していた……
崩壊した街。寂れた荒野。終末を迎えた異世界で、世界の再構築のため、救世主・一世とエルフのエリスによるスローライフな旅が始まる。
こちらは「ボイコネ」用の作品です。
小説とは若干、書き方が異なります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 23:47:58
166743文字
会話率:51%
荒事においては世界でも屈指の力を誇るニケー王国に生まれたデモン・イーブルは“掃除人”だ。ランクは「超級」。ずば抜けた能力を有するがゆえの肩書である。では、その仕事はというと、それはヒトに仇をなす“ダスト”と呼ばれる存在を駆除することだ。
長らく王国暮らしを続けていたデモンは、ある日、旅に出た。能動的な“掃除”はどこでも歓迎されている。だが、なにも社会的に必要な活動だからという理由で世界を巡ろうと考えたわけではない。
己の根っこに常にある、黒々とした邪心の種火。
そこに焼べるは善悪問わずの刺激という名の薪。
小さかった炎はやがて燃え盛り、業火が生み出すのは無限の快楽だ。
甘美でしかないその瞬間を味わいたいがために、デモンはあらゆる“ダスト”を冥府のゴミ箱へと送呈する――。
※他サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 15:47:15
399727文字
会話率:63%
生徒会の長(おさ)たる俺は副会長と密かに――密かに? まあ密かにだろう、とにかく関係を持っている、付き合っている。彼女の名は鈴木という。一般的な名字すぎて吐き気すら覚えたくもなるが、まあ付き合っているのだから、そこになんらかの理由はある。ど
うあれかわいい奴だということだ。
夏だ。
暑い。
夏休みを間近に迎えた生徒会の寄り合い後の場において、「市民プールにでも行かないか」と誘ったところくだんの鈴木は「嫌です嫌です!」と激しく首を横に振り、「嫌です! イヤラシイですっ スケベです会長は! 死ねばいいんです!!」と訴えかけ畳みかけてきたのでそのあまりの勢いから「だったらやめておこう」と結論づけたわけだが、だったらだったで「行きます! 行くに決まってるじゃありませんか!!」などという謎ムーヴを見せてきたわけだ。以前はツンデレのツンしかなかった人物なのだがなんだか最近変わってきた。デレが増えてきた。
DKとJKのプールでのひととき。
ありがちすぎて目眩がする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 07:03:10
5386文字
会話率:62%
ぼくは生まれてこの方鼻血を流したことがなかった。十七になって初めて鼻血を体験した。いじめてくる同級生が嫌だった。だから歯向かった、立ち向かった。連中を後悔させてやろうとか、そこまで大それたことを考えたわけじゃない。ただ、ぼくにも意地があると
いうことを信じたかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 22:49:54
4509文字
会話率:58%
「証明してみます……その場から出ていきます、見ていてください!」それは、幼馴染二人とともに異世界に召喚された高校生、高山和子の最後の言葉だった。
異世界はよく読んでいた小説や漫画のような世界だと思っていたのかもしれないが、違っていた……特別
な力に恵まれたわけでもなく、駆け出し冒険者並みの体力しかなかった。
それでも、カズは時間がかかっても元の世界に戻る方法を見つけたいと考えていたが、王国は神と共謀してカズを魔物が跋扈する場所に放り込んでいたことが判明する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 20:21:29
6504文字
会話率:22%
一人で独力で
ここまで来たわけじゃないのだから
キーワード:
最終更新:2024-11-11 22:47:28
227文字
会話率:0%
後ろ向きになりたいから
始めたわけじゃない
キーワード:
最終更新:2024-04-16 18:57:25
279文字
会話率:0%
何もしてこなかったわけじゃないから
キーワード:
最終更新:2024-03-15 19:17:28
241文字
会話率:0%
────これはやがて、恋に繋がる2人の水色の春の物語。「俺の声が遥に聞こえてほしい。なんどでも呼ぶから、どうかその耳に届いてほしい」
小学6年生の天辻拓馬は5度目の転校を経験する。しかし転校初日からクラスメイトと衝突してしまう。そんな問題児
の彼が優等生になれるのは学校の図書室。彼はそこで水色の髪の生徒と出会う。その子に見とれた天辻はすかさず話しかけたが無視をされてしまう。だがその子は無視をしたわけはなかった。天辻拓馬が話しかけたのは月先遥──彼は耳が聞こえない。そのせいか月先は消極的な性格だった。しかしそんな月先を知りたいと思った天辻は『筆談』を通して交流していく。その中で天辻は自分が抱く月先への感情に、疑問をいだくようになる。彼の疑問をよそに2人の仲は友達から親友へと深まっていく。喧嘩っ早い天辻と音が聞こえない月先。2人が過ごしたわずかな時間が後に、現実を超越する奇跡を起こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 21:20:31
39879文字
会話率:38%
捕虜となった女騎士と、敵国の騎士の話です。
※短編で出会いを書いていた話の連載版です。
4話と5話、7話以降が短編に加筆したものです。また、6話内にも少し加筆があります。
短編、大きな反響があったわけではないので、作者の自己満足的な連載
版になります。よろしければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 15:06:08
169867文字
会話率:38%
ユウトはロボットやAIが大好きだが、これまでに手に入れたデバイスはどれも理想とは程遠く、失敗続きの日々を送っていた。ある日、携帯電話が壊れてしまい、最新鋭のAIを搭載した携帯デバイスの発売日が近いことを知る。ユウトは悩んだ末、ベーシックプラ
ンの3ヶ月無料という魅力的な特典を考慮し、購入に踏み切ることに。しかし、発売日当日は大行列ができており、買える気がしない。帰り道、本社の前を通りかかると「デバイス購入できます」の文字が。誰もいないその場で中に入り、購入を試みるもすでに売り切れ。だが、担当者から色の指定はできないが一台残っているとの言葉を受け、ユウトは思わず購入を決意。新たなAIデバイスを手に入れた彼は、これまでの失敗を乗り越え、ついに理想の相手と出会えるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 10:00:00
98712文字
会話率:36%
俺の名前は中谷 侑人。ひょんな事から異世界転移なんてものを経験する事になった。…いや、異世界だと決まったわけじゃないけど。夢かもしれんし、知ってるゲームの世界かもしれん。簡単に言えば…多分迷子だ。
…あれ? そういえば…神様とか現れないの
? スキルとか貰えるのがお約束なんじゃないの? …いないものはしょうがないか。
まぁ、そんなもの無くてもなんとかなるだろう。俺にはちょっとだけ不思議な力があって、それを使えばこの世界でも…あれ? 使えば…、使…、使えなくなってるんですけど!?
さすがにちょっと待って! ステータスも無ぇ! 魔法も無ぇ! 不思議な力も消えとるがな!?
転移して力が覚醒するとかテンプレ展開でよくあるじゃん! 何で消えてんの!? 何このハードモード!
いかん、一服して落ち着こう。…ふぅ、とりあえず…水を探す所から始めるか。
「キュイッ!」
…ホーンラビットさん、今ちょっとあらすじ読んでるとこなんで静かにしてて下さい。出番少ないからってここで出て来なくてもい…ごめんて、ほんとにごめ…危ないからだからダメだって! アッー!
これは、異世界に渡ったアラフォーのおっさんが貴族の家にお世話になったり迷子になったり少女になったり…なんやかんやする物語である。
※主人公最強ものです。突然強くなるので成長シーンはほぼありません。苦労はしますが、基本的に苦戦はしません。
物語は三人称視点で進みます。side:〇〇と表記されている場合はその人物の一人称視点となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 00:13:30
1273768文字
会話率:49%
冴えないIT社畜で名ばかり管理職だった夜見治(よるみおさむ)。
公園で酒に酔っていると、モルモットの聖獣ダントと出会う。
彼との仕事の愚痴交換会の末に、夜見は『魔法少女にならないか』と誘われる。
ビジネスパートナーになってほしいと。
酔って
いたのもあって話に乗った。
次の日の朝、夜見は魔法の力で桃色髪の美少女になっていた。
そのおかげで休日出勤を回避出来たり、公園で幼女とお友達になれたりと良いことづくめ。
しかし昼過ぎに住んでいるマンションに帰ると、自分の部屋が火事になっていた。
そこでダントから『赴任地が決まったので夜見治としての君は殺されてしまったモル』と知らされ、すでに性別と容姿を魔法で固定してしまったので元の姿に戻れないと伝えられる。
しかし夜見の心は穏やかだった。三十代を超えると多少のことでは動じないのだ。
孤児になった夜見は仲良くなった幼女の両親、遠井上家に養子として迎え入れられ、中学生からやり直すことになった。
そこで魔法少女を育成する学校――聖ソレイユ女学院の中等部一年生となった夜見は、初日の魔力テストで驚くような結果を見せてしまい、学院中からの羨望を浴び、一躍有名人になってしまう。
しかし夜見の心は穏やかだった。精神年齢が若返ったわけではないのだ。
夜見は、何かとつけて絡んでくるライバルたちの期待に答えつつ、最光の魔法少女への道を上り詰めていく――
※この作品はカクヨムとなろうの同時連載です。投稿時間は朝8時か午後6時予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 22:50:00
758121文字
会話率:58%
37歳の独身女と10歳の男の子の話。
それは歪んだ関係かそれともこれを愛と呼ぶのか。
私は母親になりたかったわけではない。それでもこの子が愛おしかった。
それは母性か同情か…。
この人は親ではない。それでも、俺を育ててくれた。
これ
は依存か執着か…。
あなたの人生は幸せでしたか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 14:13:16
4049文字
会話率:22%
大好きな乙女ゲームに転生した! と思ったら、名もなきモブ。
ちなみに前世では、結婚相談所のコーディネーターをしていた私。自分の恋より他人の恋に奔走していた。悪役令嬢やヒロインに転生したわけではない。ならばこの世界では、自分の恋愛を楽しもうと
思ったら……。政略結婚なんて勘弁して! 自活のために恋愛相談カフェを始めた結果。恋愛はおろか他人に興味なし令息から、かまってちゃん令嬢まで、様々な悩みを聞いてアドバイス。すると意外な人物たちまで、カフェへ来るようになり……。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 10:00:55
724854文字
会話率:28%
「お前は何も悪くはない。だが、爵位も剥奪された。お前を養うことはもうできない。このまま身売りをするよりはマシだろう……」
号泣する父であり、元ベラスケス公爵を見て、私は唇をかみしめる。確かに私はまだ19歳になったばかりで、もちろん未婚。身売
りすることになれば、高値で取引されるだろうと、容姿と美貌を見て自分でも分かる。
政治ゲームで父は負けた。ライバルであるドルレアン公爵は、父にやってもいない横領の罪をなすりつけ、国王陛下も王太子もそれを信じてしまった。しかもドルレアン公爵の娘カロリーナと私は、王太子の婚約者の座を巡り、熾烈な争いを繰り広げてきた。親同士が政治ゲームで争う一方で、娘同士も恋の火花を散らしてきたわけだ。
でも最初から勝敗は決まっていた。だってカロリーナはヒロインで、私は悪役令嬢なのだから。
え……。
え、何、悪役令嬢って? 今、私は何かとんでもないことを思い出そうとしている気がする。
だが、馬車に押し込まれ、扉が閉じられる。「もたもたしていると、ドルレアン公爵の手の者がやってくる」「で、でも、お父様」「パトリシア、元気でな。愛しているよ」「お、お父様―っ!」その瞬間、ものすごいスピードで馬車が走り出した。
だが、激しい馬車の揺れに必死に耐えながら、自分が何者であるか思い出したパトリシア・デ・ラ・ベラスケスを待ち受ける運命は、実に数奇で奇妙なものだった――。
まさか・どうして・なんでの連続に立ち向かうパトリシア。
こんな相手にときめいている場合じゃないと分かっても、ドキドキが止まらない。
でも最後にはハッピーエンドが待っています!
パトリシアが経験した数奇な運命を、読者の皆様も一緒に体験してみませんか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 21:00:00
594862文字
会話率:24%
「フアレ! 貴様とは婚約を破棄する!」
パーティーにひっそりと参加していた私は、突然そんなことを言われた。人違いでそんなことを言われたわけだけど、私はそこでずっと探していた私の宝物を見つけた。
これは私たち家族がずっと探していた宝物を幸せ
にする物語。
※過去投稿した短編の連載版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 21:21:12
39910文字
会話率:42%
「フアレ! 貴様とは婚約を破棄する!」
パーティーにひっそりと参加していた私は、突然そんなことを言われた。人違いでそんなことを言われたわけだけど、私はそこでずっと探していた私の宝物を見つけた。
最終更新:2022-10-22 08:05:11
9405文字
会話率:48%
「うちのルイルイは、他にも女がいるみたいなの!」
お忍びでとある街を散策していたリュデリラはカフェでそんな声を聞き、へぇ、と思いながら耳を澄ませていた。
聞こえてきた声に耳を澄ませ途中から「すごいな、ルイルイ」などと思いながら見ていたわけだ
が、そのルイルイはリュデリラの婚約者であった。
そしてリュデリラは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 00:23:29
3353文字
会話率:38%
これは医学部に入学したばかりの医者を目指す若く未熟な学生たちの物語。
主人公の糸倉翔(いとくらかける)は恋愛なんてくだらない、そんな想いを胸に秘めた真面目で勉強家なちょっとお堅いクールな青年。対する同級生たちは、こいつら本当に医者になる気あ
んのか?目を疑いたくなるようなハチャメチャな奴らだった。
そんな時、桜並木に一人たたずむ女性に心惹かれていく翔。願いが叶う桜の花に春花(はるか)が込めた願いとは?春花の大切な人を襲った突然の事故と病気。診断とは時に高次な方程式だった。僕たちだって初めから医学生らしかったわけじゃない。たくさんの人と出会い、様々な経験を経て人として医療人として成長していく僕らの等身大の青春ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 13:06:36
154873文字
会話率:27%
「エリちゃんがさ、秀樹のこと好きみたいなんだけど」
冬も近づいてきた11月のある夜のこと。そろそろ寝ようと布団でぬくぬくしていた俺、中野秀樹(なかのひでき)に仲の良い女友達からそんな電話がかかってきた。彼女の言うエリちゃんとは同級生にして
幼馴染である二岡恵利(ふたおかえり)のこと。
なんでも彼女から俺が恵利のことを好きかどうか探って欲しいと言われた、らしい。
俺と恵利は小学校からの付き合いだ。内気で恥ずかしがりなところのある彼女のことを好ましく思っていたけど、彼女がどう思っているかを測りかねて、ずっと「仲の良いお友達」的な関係を抜けきれずにいる。
そんな彼女が俺のことを好いてくれている。普通なら大喜びでもしそうなものだけど、ふと、俺の中に悪戯心が湧いてしまった。
(決定的な返事をせず、彼女がどういう反応をするか楽しんでみたい、と)
冷静に考えれば、どうかしているとしか思えないのだけど、とにかく弄ってみたくなったのだから仕方がない。
というわけで、作ってきてくれたお弁当を褒め殺ししてみたり、それでいて彼女からの好意に知らんぷりをしてみたり。あるいは、デートに応じておきつつ、決定的な返事を保留する。そんな阿呆なことを一週間以上続けていたわけだけど。
「秀君。ここ最近の態度は一体全体どういうこと!?」
放課後の屋上、彼女からの呼び出しに応じてみれば怒気を孕んだ彼女からの問い詰め。
これは純情で可愛い幼馴染からの必死のアプローチを弄んだど阿呆な男の末路である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 10:15:16
7344文字
会話率:46%
俺、北条悠馬(ほうじょうゆうま)は大学三年生にして、特技と呼べるものもない平凡な人間だ。
ただ、自慢できるとしたら、電車で隣の席で酔いつぶれている幼馴染。東条花梨(とうじょうかりん)。可愛くて、情に厚くて、酒癖が悪いことが玉に瑕な、たっ
た一人の親友とも呼べる人だ。小学校が一緒で、中高は別で、それでもお互いに交流を続けた、幼馴染では珍しいパターンと言えるかもしれない。
今、俺たちは二人で飲んだ帰りなわけだけどー花梨の足取りがどうにも危なっかしい。というわけで、おんぶして自宅に連れて帰ったわけだけど。
幾分酔いが冷めた花梨の声は真剣で、とても大事な話だとすぐわかった。
彼女から語られたのは、親友、という言葉でもなお生温い俺への想いだった。
でも、まあ。それはお互い様かもしれない。
これは俺と花梨が抱えてきた想いを打ち明けあう、友情と愛情が入り混じった、酒臭いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 09:03:49
4513文字
会話率:52%
今、俺、的場防人(まとばさきもり)は彼女と抱き合っていた。
消毒液のツンとする香りにほんのりと汗の匂いと少し甘い香りに。
授業中だってのに、なんで俺は保健室でこんな事をしているんだか。
かつての誓いを忘れたわけじゃない。病弱な彼女
を支えるのだと。
でも最近は恋人なのか恋人でないのか曖昧なこの距離が少しだけ苦しい。
今なら告白しても、いいだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 16:03:21
6530文字
会話率:38%