私は18歳で大好きな人とともに死んだ。
敵・太陽の国の罠に嵌ったのだ。
けれど気がついた時、私は10歳になっていた。
一緒に死んだはずの大好きな人に再会した。
大切な仲間ができた。
この月の国が大好きになった。
守りたいものがたくさん
できた。
これは大切な人を守り、ともに生きたいと願った私の物語。
さぁ、月桂樹を大好きなあなたに捧げましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 00:15:50
22664文字
会話率:63%
「悪いが、僕は君のことを愛していないんだ」
結婚式の夜、二人きりの中。
私の夫となった人。アスタリア帝国第一皇子ルイス・ド・アスタリアはそう私に言い放った。
(まぁ…当然でしょうね。)
別に、その言葉に私が驚くことは無かった。
私たちの結婚はお互いを愛し、結ばれたものではない。
親同士が決めた政略結婚の関係なうえに、私は小国の第二王女だ。私は彼にとって邪魔な存在でしかない。
だから愛していないと言われても、そりゃそうよね。としか思わない。
彼は、皇后の直々の息子ではなく側室の息子。継承争いで皇后から命を狙われている身。
皇后からの命令で、十日後には戦地へと送られる。生きて帰ってこれるかどうかも分からない。
そんな男に愛されても、迷惑な話よ。
戦地へと向かった夫を想い、涙を流すわけでもなく。
私は可哀想な皇子妃として、中々に皇宮暮らしを楽しませていただいていた。
そんなある日、メイドが夫に手紙を出せと言い出してきた。
彼に手紙を送ったところで、私を愛していない夫はきっとこの手紙を読むことは無いだろう。
そう思い、普段の不満の手紙、悪意を込めて手紙に書きだしてみた。
それがまさか、彼から手紙が返ってくるなんて・・・
☆
短編版より、一部加筆があります。
題名に♡がついているものが加筆されている部分です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 00:07:50
97470文字
会話率:38%
容姿端麗、帝国にたった一人の公女。
全てにおいて完璧な少女として育ったソフィア。
自分の人生はまさにイージーモードだと思い込んでいた。
しかし、ある日突然。
婚約者が「君とは婚約破棄をするぞ!」と言い出した。
その横には涙を流
して「私が悪いのです」と悲劇のヒロインぶり、謝罪をする男爵令嬢の姿。
完璧な私が、婚約者である、子爵令息から婚約破棄を突然言い渡されてしまった。
ただの子爵の息子が、公爵家の娘の私に、婚約破棄宣言…?
熱湯を浴びせられ、自分よりもずっと身分の低いものに笑われる。
これ以上の侮辱があるだろうか。
その上、今までのは全部嘘でした…?今更それが通用するとでも…?
挙句の果て、婚約破棄は全て嘘でした〜!と馬鹿げたことを言い出す始末。
もういいです、貴方の間抜けさには呆れました。
私の方から婚約破棄を願います。
「ということなので、私と結婚してください公爵様」
「・・・はい?」
あなたからの愛は求めません。
互いの利益のために結婚しましょう、公爵様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 10:19:29
24981文字
会話率:36%
「悪いが、僕は君のことを愛していないんだ」
結婚式の夜、二人きりの中。
私の夫となった人。アスタリア帝国第一皇子ルイス・ド・アスタリアはそう私に言い放った。
(まぁ…当然でしょうね。)
別に、その言葉に私が驚くことは無かった。
私たちの結婚は、お互いを愛し、結ばれたものではない。
親同士が決めた政略結婚の関係。
だから愛していないと言われても、そりゃそうよね。としか思わない。
彼は、皇后の直々の息子ではなく側室の息子。
継承争いで皇后から命を狙われている身。
皇后からの命令で、結婚式から十日後には皇后の命令で戦地へと送られる。生きて帰ってこれるかどうかも分からない。
そんな男に愛されても、迷惑な話よ。
戦地へと向かった夫を想い、涙を流すわけでもなく。
私は可哀想な皇子妃として、中々に皇宮暮らしを楽しませていただいていた。
そんなある日、メイドの一人が夫に手紙を出せと言い出してきた。
不満はいくつもあったが、一応は皇子妃として良い暮らしをさせてもらっている身。
きっと私を愛していない夫はこの手紙を読むことは無いだろう。
そう思い、普段の不満の手紙、煽りの手紙に書きだしてみた。
皇后からの嫌がらせ、無関心な皇帝陛下、変に付きまとってくる第二皇子。
それがまさか、彼から手紙が返ってくるなんて…!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 02:06:17
22603文字
会話率:30%
「戦うのも痛いのも好きじゃありません。ただ、斬るのが好きなだけです」
剣を愛し剣に愛される、誰よりも笑顔が似合う白銀の髪の少女。
ツルギ=ヴォルフラム。
「剣が肉と骨をすり抜ける感触。血の匂い。命が天に召される刹那の愉悦。その一瞬の
幸福こそが生を実感するのです」
魔術と科学が根付いた混沌の時代。
魔導帝国ヴェルトリーチェで繰り広げられる戦争の中心で、剣に狂った少女は祈りを捧げる。
「何故軍に入隊したのか、ですか? だって合法的に人を斬れるじゃないですか。何人斬っても赦される。斬れば斬るほど褒められる。こんなに素晴らしいことはありません。ここは――――――――私の楽園です」
人道も倫理も常識も、全てを斬り裂く剣戟無双のダークファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 20:40:00
103944文字
会話率:58%
――孔明様、私とお仕事、一体どちらが大事なのですか? ……そうですか。そうですよね。ならば私も考えが。『AIよAI、AI様。あなたのその、人の仕事を奪うというお力で、孔明様の大事なものを、一つずつ、一つ残らず、頂戴して差し上げて下さいませ!
』―― という願いに答えて召喚されたのかもしれない、生成AI×第二の天才軍師×幼女が、戦乱の時代に、その力を遺憾無く発揮するお話しです。
AIを全力活用しつつ、原稿は自作する作品です。間話にその使い方を紹介することなども考えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 20:31:04
659462文字
会話率:54%
「あなたは、人を殺す可能性があるの」
夜舞【よまい】病棟と呼ばれる施設に置いて行かれた私。
迎えに来てくれたのは、魔法界の権威と呼ばれている魔法使い様。
でも、魔法は滅びゆく力と言われている。
いつか、魔法使い様が必要とされなくなる日は
やって来る。
鳴り響く鐘の音は、誰かに幸せを運んでいると言われている。
今日も、鐘の音が鳴り響く。
今日も、誰かが幸せになった。
でも、空から鳴り響く鐘の音には、こんな噂もあるんです。
空から鐘の音が鳴り響いた、その瞬間。
この世界を生きる誰かの記憶が消されているって。
【他サイトにも投稿している重複投稿作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 20:10:00
6281文字
会話率:31%
エリーゼ・ミレー侯爵令嬢はこの国の第三王子レオナルドと婚約関係にあったが、当の二人は犬猿の仲。
ある日、とうとうエリーゼはレオナルドから婚約破棄を突き付けられる。
「婚約破棄上等!」
エリーゼは喜んで受け入れるが、その翌日、レオナルドは
行方をくらました!
殿下は一体どこに?!
・・・どういうわけか、レオナルドはエリーゼのもとにいた。驚くべき姿で。
殿下、どうして私があなたなんか助けなきゃいけないんですか?
本当に迷惑なんですけど。
※世界観は非常×2にゆるいです。
カクヨム様アルファポリス様にも投稿しております。
レオナルド目線の回は*を付けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 20:02:59
30022文字
会話率:34%
エイリアンの侵略で絶滅寸前の地球。
頼みの綱として召喚されたのは、名も無い悪魔だった――。
契約の代償は私の魂。だが、この悪魔はどこか奇妙で、一風変わった価値観を持っている。
悪魔の力を使ってエイリアンに対抗するが、やがて予想外の展開へと
進む。
エイリアンと悪魔、そして人類の思惑が交錯する中、地球の未来は誰の手に委ねられるのか?
そして、悪魔は本当に人類の味方なのか?
奇抜な発想と深いテーマが交錯する、前代未聞のSF×ダークファンタジー!
『私の悪魔とエイリアン』――常識を覆す物語が、あなたを未知の世界へと誘う。
その結末を、ぜひ目撃してください!
【カクヨムにも掲載中】
https://kakuyomu.jp/works/16818093091711189051折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 20:00:00
15589文字
会話率:39%
日々の暮らしの中でふと心に浮かんだ感情や、何気ない瞬間に感じた違和感、誰かとの会話で気づいた小さな真実——。
本書は、そんな日常の中に埋もれた「気づき」を丁寧にすくい上げ、物語として紡いだ短編小説集です。
笑い、涙し、立ち止まり、そしてま
た歩き出す。
どのページにも、あなたのどこか懐かしい記憶や、誰かに伝えたくなる言葉が潜んでいるかもしれません。
特別なことは何もないけれど、だからこそ心に響く。
そんな日々の断片を集めたこの物語たちが、あなたの「今日」にそっと寄り添う一冊でありますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 20:00:00
6118文字
会話率:10%
無心で生きている毎日。
自然と無口になって、心の中に仕舞い込んだ言葉の数々。
仮面を被って、自分を偽って。
道化を演じ続ける日々の中で綴られる想い。
あなたは決して理解できないでしょう。
特殊な環境に身を置かれ、誰に開くこともなく
なってしまった心の戸。
もう自分自身さえも見失い、何もかもを見限った。
これは、そんな私が思い詰めたドス黒い闇。
そんな日々の感情を綴った断片的な物語。
私の最後を飾るかもしれない、遺言作だ――。
※
ここに嘘は何一つ存在しません。
これを読んでどう思うかは、あなた次第です。
※
最新話はツイッターにて『夜砂昏(@yasagure0423)』という名で日々更新中です。
それが止まったら私は死んだのだと思ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 20:00:00
418878文字
会話率:1%
ある日ふと「あれ? もしかして転生してる?」と気づいた私。この世界はお中世ヨーロッパを思わせる異世界、私は可もなく不可もない中堅どころの伯爵令嬢。思い当たるゲーム設定もなければチートもない。そして三度の飯より好きなBL文化もない! ないない
ずくしの世界で、なければ作ってしまおうというのが転生令嬢の逞しさとお約束!とばかりに、前世の同人活動で磨きをかけた執筆の腕と歪んだ愛を開花させてみれば。「……あなたの小説のファンです。サインをいただけないだろうか」いや、そんな無表情で言われても信じられないです、騎士様! BLのない世界でBL文化を巻き起こした平凡転生伯爵令嬢が、なんだかんだで王子殿下の護衛騎士と婚約の運びとなるも、そこにはまさかの裏事情があった!までがお約束ですよね、えぇわかってますとも。 *ヒロインがBL作家のためその手の描写(妄想や小説)が出てきますが、ストーリー自体にBL要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 19:00:00
51986文字
会話率:53%
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、月島。短大保育科を卒業して赴任したその島で、私は美しい自然と潤に出会う。本土の高校に船で通っている潤は素潜りの名人で、放課後になると何かを追い求めるかのように海に潜っていた。そんな潤や保育所の子どもたちと交流するう
ちに、自分の中に蓄積されていた些細な不安や焦燥が少しずつ変化していくのを、私はとまどいながらも受け入れるようになっていく。海に閉じ込められた小さな島で、私は今、生まれ変わろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-05 00:11:48
16165文字
会話率:34%
「――大変申し訳ありません、私の手違いであなたを死なせてしまいました」
女神にそう告げられた少年、音陸(ネム)は女神の強力な加護を宿して、リートという名前で異世界ライアッドに産まれる。
魔法の才能に恵まれたリートはやがて世界から賢者と呼
ばれるようになる。最強無欠の賢者リートは、世界を襲う魔災を解決すべく、厄災の魔女と呼ばれる魔女の討伐へと向かう。
――そして。
「アタシもその世界に連れてけ女神野郎、できんだろ?」
もう一人、音陸と同じ世界から異世界に転生した少女がいた。
これは異世界に旅立った少年と、異世界に旅立たれた少女の、世界の崩壊を賭けた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 17:20:00
622455文字
会話率:33%
吹奏楽部でアルトサックスをしている高1の音羽は、ソロコンテストに臨んでいた。
その帰り道駅へ向かって歩いていると急に上から何かが音羽へ向かって落ちてきた。
しかし看板が音羽直撃する瞬間音羽は、暗い闇の上に立っていた。そこで誰かが
言った。
「あなたの望みは何ですか?」
「私は死ぬまで楽器を吹きたい!!」
その瞬間音羽は知らない町にいた。
周りからは様々な音色が響いている。
しかし「サックスの音が聞こえないんだけど!!?」
これは音楽人生を謳歌したいサックス奏者(学生)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 17:00:00
3587文字
会話率:50%
「朝の静寂を破るように、俺の事務所の電話が鳴った——」
私立探偵として地道な依頼をこなしていた“俺”のもとに舞い込んだのは、「人が一瞬にして消えた」という信じがたい相談だった。
しかも、その失踪者は殺人事件の目撃者。カメラデータの破損、証言
の食い違い、そして“壁がちらつく”という不可解な現象……調べれば調べるほど、この街には説明のつかない“歪み”が見え隠れする。
ビルの構造が勝手に書き換わったり、同じ時刻が繰り返されたり——まるで誰かが“現実”を操作しているかのように、この街は次第に狂い始める。そこに浮上する“管理者”という謎の存在。探偵は果たして、何が真実で何が幻なのか見極められるのか?
常識を覆す怪奇現象と仮想を思わせる世界観が交錯する、新感覚ミステリー。
あなたの信じる“現実”は、本当に本物だろうか——。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-29 15:35:27
19329文字
会話率:23%
人間って怖いよね、私はあなたが怖い。
キーワード:
最終更新:2025-01-29 15:23:55
364文字
会話率:0%
大地の奥底に封じられている神様は思いました。
『なに? いま異世界冒険って流行ってるの?』
彼は地上にいくつもの目を持ち、この世界が正しく成長しているか監視しています。
とは言え、さすがに異なる世界を見通す目など持っていません。
しかし
、自分が見通せない世界だからこそ興味があります。
『ならオレの眷属送り込んじゃえばよくね?』
自分と繋がりのある眷属の目を通せば、異世界の様子は自分にもわかるでしょう。
そして彼は自分の命令を聞きそうな、運の悪い眷属にその指令を与えたのです。
「あ、あなたはもしかして私たちの造物主様!?
い、いきなりですね、そ、それで私にその人選を行えと?」
『あー、いやいや、一人でやんなくていいよ、
向こうに送るのも一人にする必要ないし、
こっちの世界に影響なさそうな人物、適当に見繕ってさ?』
「わ、我らが主はアバウトなんですね・・・わかりました。
じゃあ、知り合いの子と相談してちょっとやってみます。」
他力本願、責任転嫁、いきあたりばったりの精神で行われたその計画は、
まず最初に、一体のお人形さんに対して行われました。
そのお人形さんは、見たこともないお屋敷の中で、
お尻をあげたポーズで這いつくばっていました。
気が付いたらいきなり、そんなところに飛ばされて、
自分がどんな態勢でいるかも、今は後回しにするしかありません。
現状認識も何もできていないまま、
薔薇の刺繍の黒いドレスの裾が膝下から床に拡がっています。
それでも、やがて彼女はゆっくり立ち上がりました。
ここがどこだかわからないけども・・・
そして思考回路も正常に作動するようになると、彼女は自分の仕事を思い出したのです。
この場所がどこであろうと自分のすべきことはただ一つ・・・
それは、
かつて大地の底に封じ込められし冥府の王が与えた崇高なる使命。
「私は鎌を振るう、汚れた命を絶つために・・・。」
そう、最初に送られたのは、都市伝説の主、「私メリーさん」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 14:00:00
2464747文字
会話率:18%
薔薇の刺繍のドレスを纏い
か細き腕には一振りの鎌
その冷たい瞳に魅入られた者に
逃れる術は ない
私はメリー…いま、あなたの後ろにいるの…
呪われた人形メリーの都市伝説。
その他の13階段や、エミリーの赤い手袋など、関連する都市伝説
、物語をも巻き込み、
さらには中世ヨーロッパの伝説や、
神話の世界にまで足を踏み入れることになるでしょう。
なお、シリーズ化するか、
一つの物語にまとめてしまうかは今も悩んでますが、
メリー編が終われば主人公も変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 23:11:20
1547333文字
会話率:14%
※本作品は各エピソードがプロローグ・チュートリアル・エピローグの3つの物語でできています。本編どこいったよ……
- SideA - チュートリアルに向かうプロローグ
7種の種族が存在する大地"セブンスフォード"。人族
《ヒューマンレイス》を始めとする種族ごとの国、種族ごとの"術式"が存在する世界。そして、そこに現れた新たな種族"希源種《オリジンワン》"という脅威……。
「あなたは私の全てだ……」
これは英雄とは無縁の"嫌われ者"、シーアという少女のお話
- SideB - 終わらないチュートリアル
聞いてほしい。突如現れた幼女、おっと失礼、女性曰く、俺は英雄の生まれ変わりみたいなものだとか。それで"オリジンワン"とかいう正体不明の48匹の化け物を倒せという。
冗談じゃない! よくわからないがそういうのは他所でやってくれ!
「あなたは元の世界では英雄でした。そして、世界のために……いえ、"世界のせい"で死んだ」
これは英雄という立場は謹んで辞退したいと願う俺、こと、三階 十字《さんかいじゅうじ》の物語。正直始まらなくていいぞ本編は……。
- SideC- プロローグに向かうエピローグ
エピローグにしてすべての始まり。これは物語を創り出すための物語。
「それでは……ともに勤しみましょう。我らが創造主様のために」
そう言って彼女は微笑んだ。
※本作は以前カクヨム様にて執筆していたもの(掲載時未完)を修正して公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 13:00:00
14213文字
会話率:52%
「彼女こそが真の聖女だ。お前のような不完全な結界しか張れぬ者に、この国の守りなど任せていたのが間違いだった。今日をもって、聖女の地位を剥奪する!」
第三王子がまあそんなような妄言をおっしゃるので、
「そうですか。その女性程度の力では無理
だと思いますけどね。私よりずっと劣ってるようですから。だから神殿で実力を見せるのではなく、王族であるあなたに接近したのでは?」
などと親切に忠告してあげたらカッとなった令嬢にビンタされそうになったので、守護魔法で防いだら令嬢の腕がバキバキに折れました。
やばい。
王子の私室に封印魔法をかけて二人を閉じ込めると、私は事態が明るみになる前に、かつての相棒と共に他国へ逃げ出すことにしたのでした。
え?
この国が今後どうなるかですか?
……ふふ、聞かずともお分かりでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 12:07:10
325805文字
会話率:42%
―――お前は絶対に地獄行きではない。それはこの冥王が誓う。
『蘇りの巫女』と呼ばれたミヨは、突然現れた冥王に殺された。
傷ついた魂を癒やすために冥界に留まるが、冥王はミヨのことを気にかけていて………
感情がぐちゃぐちゃになりながら、人生
と死について考える。
『蘇りの巫女』と『冥王』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 12:00:00
87667文字
会話率:41%
あるところに、一人の王子様と、一人のお姫様が住んでいました。
二人ともとてもかわいらしく、周囲にも大変かわいがられて育てられていました。
ある日、お姫様は幼馴染みに言いました。
「私はあなただけのお姫様になりたいの」
そんなお姫様の願いを叶
えようと、幼馴染みの男の子は懸命に努力を始めました。
そしてお姫様も、彼に相応しくなりたいと自分を磨き始めたのです。
ところが、事態はあらぬ方向に進み始めてしまいます。
何を目指しているのか、どこに向かっているのか分からなくなってしまうのです。
■R15は保険です。
■更新は不定期です(目標はカレンダーの奇数日・12時更新)。
■コメントとか使い方がわからないので設定できてないです。特に返事ができないのでごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 12:00:00
2406830文字
会話率:32%
婚約者には、何よりも大切にしている義妹がいる、らしい。
ある日、私は階段から転がり落ち、目が覚めた時には全てを忘れていた。
対面した婚約者は、
「お前がどうしても、というからこの婚約を結んだ。そんなことも覚えていないのか」
……とても
偉そう。日記を見るに、以前の私は彼を慕っていたらしいけれど。
「階段から転げ落ちた衝撃であなたへの恋心もなくなったみたいです。ですから婚約は解消していただいて構いません。今まで無理を言って申し訳ありませんでした」
今の私は、あなたを愛していません。
気弱令嬢(だった)シャーロットの逆襲が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 12:00:00
124824文字
会話率:24%
「だってあなたは彼女が好きでしょう?」
その言葉に、私の婚約者は頷いて答えた。
「うん。僕は彼女を愛している。もちろん、きみのことも」
最終更新:2025-01-27 18:31:19
7007文字
会話率:17%
「もう少し、背は高い方がいいね」
「もう少し、顔は華やかな方が好みだ」
「もう少し、肉感的な方が好きだな」
あなたがそう言うから、あなたの期待に応えれるように頑張りました。
でも、だめだったのです。
だって、あなたはお姉様が好きだから。
私は、お姉様にはなれません。
想い合うふたりの会話を聞いてしまった私は、父である公爵に婚約の解消をお願いしにいきました。
それが、どんな結末を呼ぶかも知らずに──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 12:30:00
41894文字
会話率:30%