小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
推理ランキング 9001~9050位
Base bookのトップインフルエンサーが連続して襲われた。
目黒区で図書館帰りの女子大生が連続してレイプ殺人された。
EITOのチームと中津興信所のチームは、連続事件に関わっていく。
オクトパスは、ダークレインボーとは関係ないマフィアグループが4つやってくるぞと警告してきた。
窪内組組長が久保田管理官のところに山辺商会にやってきた。「山辺の息子殺し」は窪内組ではないと言う為に。そして、敵の『枝』はトーナメント戦を提案してきた。
オカルトオタクの主人公 速水ミヅキは大学の先輩で金井静の要望で占い師の仕事を引き受ける。ひょんなことから出会ってしまった一人の刑事 須山守とともに謎めいた事件の真相を暴いていくドタバタコメディタッチの推理小説? 見てみてくださいね。
コナン・ドイル氏のシャーロック・ホームズ「白銀号事件」の二次創作です。
新たに警察官を目指す方に伝えたい
警察職務の一般認識の誤解
元警察志望で法学部に通っていた私が警察に失望した理由
警察を再建すべき理由
野川裕美子は誰もが羨む上流家庭のマダムだった、エリート商社の営業マンの夫と子供に恵まれた生活に満足していたがある高校の同窓会がきっかけで崩壊していく・・
「おはよう」
『・-・・・ -・・・ -- ・・- 』
ここは僕と鏡の君と美しい星々しかないセカイ。
※noteで掲載した作品を加筆・修正したものとなります。
陰キャな女性・神無月絢奈は西澤沙織という女性からある誘拐事件の解決を依頼される。自分は探偵じゃないと思いつつも渋々芦屋から豊岡へとバイクへ向かった先で絢奈が待っていたモノとは・・・!?
それは、ぱっと見ただの手紙
それは、とある者にしかわからない手紙
それは、自業自得の手紙
男性は背中をこちらに向けている。
その背中にはナイフが刺さっていた。
痛くないのだろうか、何かあったのだろうか。
そんなことが頭に浮かんでは消え、一つにまとまる。
答えは一つ。とりあえず救急車を呼ぶべきだ。
新人教師・堺町友介が担任を持つ三年四組には、推理力の高い六人組がいる…?
そんな話を聞いた友介は、自分が遭遇した事件や恋人の刑事・凛が受け持つ事件を六人に解かせてみることに…。
今回は事件ではなく、遺産をめぐるトラブル。古い知り合いからの突然の電話で友介が聞いたのは、ナゾナゾだらけの遺産。それを解かないと、遺産は手に入らない…? 運動バカの左門悠吾はナゾナゾを解けるのか。
伝子は、後輩で警察官の愛宕の依頼で、「アルコール依存症」で亡くなった人物の危険を調べることになった。伝子が下した結論は「偽装」だった。
中学時代のクラスメイトが次々と殺されいくニュースを見たある日、中学時代とても仲のよかった友人が殺されたことを知り地元に帰る主人公、
鳥越翼。
しかし事件は翼が思っていた以上に恐ろしく狂ったことばかりが待ち受けていた。
犯人は誰で、なんのために。
とある時代から続くサックスという名家は、滅びの運命を辿っていた。
三人の娘が一族の若い男を連れ去り、殺してしまう呪い。
今年に至っては男児は一人しかいない、絶望に満ちた会合の空気は、とある人物の名案によって払拭される。
そうだ、呪いを解けば良いのだ。
長く続いた呪いの、一端が紐解かれる。
二十九歳で盲目となり新聞社を辞めフリー記者となった四十四歳の須依南海は、左足が義足で一つ年上の烏森と組み、大手広告代理店が通常のランサムウェアとは違った不正アクセスを受けた事件を追う。一部情報漏洩され百億円の身代金を要求されたが、システムを回復させた会社は、漏洩した情報は偽物と主張し要求に応じなかった。中身が政府与党の政治家や官僚との不正取引を匂わせるものだったからだ。政府も情報は誤りと主張。圧力により警察や検察の捜査も行き詰まる。そん
な中須依の大学の同級生で懇意にしていたキャリア官僚の佐々警視長から、捜査線上に視力を失う前に結婚する予定だった元カレの名が挙がっていると聞き取材を開始。しかし事件は複雑な過程を経て須依や烏森が襲われた。しかも烏森は二度目で意識不明の重体に!やがて全ての謎が佐々の手によって解き明かされる!折りたたむ>>続きをよむ
符頭音符、第二の事件。見事、解決に導くことはできるのか??
曽根崎警察に一人の男が訪れた。男は或る絵を盗まれたと言った。それはゴッホの向日葵の絵だと男は言う。しかし、その絵は存在しない絵だった。そう、通称「芦屋の向日葵」、ゴッホが生涯二番目に描いた向日葵だった。同じころ、曽根崎の通りを抜けてある男のもとに向かう一台の車があった。その車から降りた女性はある人物を訪ね、ある依頼をする。「向日葵を描いて欲しい」
この小説は大正から昭和にかけて関西に実在した、ゴッホ作向日葵をモデルにした小説です
舞台は埼玉県川越市。三芳野高校の文化祭は予算100万円、300名超の実行委員会が7つの班に分かれて準備する一大イベントだ。しかし共学化により、男子校時代のまま伝統ある文化祭を継続できるか危ぶまれ、対策として5年前新たに警備班が創設された。新入生の花崎マユリは警備班初の女子メンバーとして、一癖も二癖もある先輩たちとともに、伝統の継続を邪魔しかねないトラブルを、表沙汰にならないようひそかに解決していくのだが――。(カクヨムにも掲載中)
終末と呼ばれた世界大戦が終結してから40年。惨憺たる現状を目にした人々が立ち上げた『世界治安維持機構』により世界は復興、そして大規模な発展を遂げ、世界は平穏を取り戻していた。
そんな中、とある青年"調月 翔"はある"事件"を目撃し、気絶させられ連れ去られてしまう。そして目が覚めると、世界治安維持機構の『特殊捜査官』を名乗る謎の美人、"ルイス・ヴァルター"に「事件の捜査を手
伝ってほしい」と唐突にお願いされる。渋々了承した調月は、向かった事件現場で、なぜか『犯人の遺体』を目にすることになった。
平和世界に隠された黒い闇に迫る近未来ミステリー。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
探偵機関《ホルスの目》に所属するシャーロッティアはいわば問題児であった。シャーロッティアは問題行動ばかり起こすため、上司の気持ちを知ってもらおうと弟子を与えられた。
弟子の白銀神楽とシャーロッティアの推理小説。
二人のちぐはぐな会話の掛け合いや、難解なミステリー解決。
・世界観
世界は一つの大陸と十三の島に分けられている。それ以外に島や大陸は確認されていない。
マリアンヌ大陸は十三の都市に分けられている。
壱級都市、弐級都市、参級
都市…………拾参級都市。
世界はかつて、もっと巨大な姿をしていたが、原因不明の何かによって滅んだと言われている。折りたたむ>>続きをよむ
とある男性会社員、思いを抱く隣人女性との物語です。
実況動画で見た、所謂“ウミガメのスープ”。
答えを知っているお館様に、アレコレ質問しながら答えを導き出すまでのやり取り。
私の所属するアイドルVtuberグループ『ディライブ』は、世間では世界の大手三社Vtuber事務所の一つと言われている。最近では海外にも支店を構え、それぞれの母国語を話すVtuberが現地で人気を博すまでになっていた。それでも最初は小さな事務所からのスタートで、少数精鋭の一期生からこつこつと耳目を集めていった。悲喜交々ありながらも、スターの道を駆け上がるかの如く絢爛な彼女達の煌めきと、それを応援するファンの熱量は尋常ではなかった。
これはまだ、Vtuberという言葉が一般に定着する前の話。黎明期に活動していた、偉大なる先輩達の悔恨――。
Vtuber事務所を舞台にした「犯人当て」第三弾。折りたたむ>>続きをよむ
記憶消せるクラスメイト雛栗に自身の家族が殺人をしてしまったことを消してほしいと頼む主人公。
これからどのような展開に
樹齢5年の桜の盆栽は、安アパートの窓辺で静かな夜明けを眺めていた。突然の侵入者に拐われたご主人様。犯人は誰なのか?動機は何?何処へゆく?桜の盆栽は、必死に念じて追跡を開始した。
私立探偵の大和太郎は殺された大矢伸明の足取りをたどり、犯人像をつかもうとして京都、富山、九州、兵庫を駆け巡る。そして、CIAの持っている情報が犯人特定に必要となる。
そして、出口王仁三郎の亡霊が何を狙って封禅の儀式と泰山府君祭を飛鳥光院に行わせたのかが、事件と並行して判明するが、太郎は何も気ずかない。アンゴルモア大王の復活を目指してブラッククロスとホワイトクロスの動きは平行して進んでいく。
ウミガメのスープ オリジナル問題 参加型
で出さなかったボツ問題集です。
ものによっては解答も同時に書こうと思います。
祖母が昔、運営していた探偵事務所で所長である女子大生(兼女優)が、キムチを食べると過去に舞い戻る能力を用いて事件を解決していく様を描いていくナンセンスコメディ兼探偵物語。
1920年代の繁栄を遂げたアメリカに似た何処かの大都市にて。
私立探偵のハリー・ライナスは三年前に婚約者を何者かに殺された過去をもっている。普段は浮気調査や尋ね人探しをしつつ、闇に葬られた事件の真相を独自に探ろうとしているが、一向に進展がない日々を過ごしている。
唯一の家族である黒猫のトントと「脳内」で会話しつつ当てのない毎日を送っていたハリーだが、あるとき旧知のマフィアのボスからの依頼で「亡国の女王」を名乗る女性と関係を持つことに
なる。
しかし、このことでハリーは大都市の支配層やマフィア、警察といった権力の絡んだ陰謀に巻き込まれることになる…
「喋る黒猫」三部作の最終作。折りたたむ>>続きをよむ
猫と話せ、他者の過去を見通せる占い師が東京・雑司ヶ谷を舞台に活躍する物語。
茶トラ、三毛、柴トラ、ハチワレなど様々な猫が登場し、しゃべりまくり、活躍しまくります。
あと、
ちょいとばかり面倒くさい三角関係などもあります。
※『カクヨム』でも掲載しています。
明治30年、横浜――天才との呼び名が高い奇術師・鶴天斎聡一の一人娘・華子は、幽霊騒動の《からくり》を暴くため、大店「壽屋」を訪れる。そこには探偵の青山麗治郎と祈祷師の睡蓮様こと高木芳子、そして店主の孫娘・みさをがいた。他愛もない幽霊騒動が更に大きな事件を呼び、華子の休日は奇妙な方向へと進んでいく……
鳶色の髪に白い肌、大きな茶色の瞳の美少女奇術師と、きりりとした目元の高貴な顔立ちの探偵。見た目は華麗な美男美女なのだが、中身は《ズボラでう
っかり者》と《運動音痴のうんちく語り》と少々残念な二人。互いに秘密を抱えながら、不可解な事件の謎を追っていく。
*物語は半年後の「見習い奇術師・鶴天斎華子の複雑な感情(仮
」に続きます。
《参考文献》
「天一一代~明治のスーパーマジシャン~」
藤山慎太郎:著 NTT出版:出版
「横浜の街創りと文化の伝統」
小幡正雄 串田誠一 しおはまやすみ:著 あるちざん:出版
「幕末明治見世物事典」
倉田喜弘:編 吉川弘文館:出版
「横浜150年の歴史と現在~開港場物語~」
横浜開港資料館 読売新聞東京本社横浜支局:編集 (株)明石書店:発行
「実証・日本の手品史」
松山光伸:著 (株)東京堂出版
「日本奇術文化史」
河合勝、長野栄俊:著 公益社団法人日本奇術協会:編 東京堂出版:発行
(横浜市の歴史、明治時代の生活についてインターネット等でも調べました。)
*誤字脱字、表現におかしな点がありましたらご指摘よろしくお願いします。史実に基づいて執筆していますが、私の創作した部分もあるのでご了承ください(*他投稿サイトでも公開しています)。 折りたたむ>>続きをよむ
(注意!)もしこの文章を読んでいる小学生がいたらこんなの見ちゃだめです。ブラバしてね! こういう小説を読んでいいのは、大人だけです。
小学生はみんなブラバしてくれたかな? よろしい。では内容紹介に入ります。
この小説は、小学生をメインターゲットにした小説です。
え? なんで小学生をブラバさせたのかって? それは本編を読めばわかります。
小学生は読んじゃだめ……だけど小学生に読んでもらいたい。
なので、是非あなたが小学生になったつ
もりになって読んでくださいね。
(本小説は、カクヨムなどで重複投稿しています。詳しくはプロフで)
この小説は、こうもんで遊ぶことに興味津々な小学生が主人公です。(自己投影させてね!)
「こうもんで遊ぶことは悪いことです。なので遊んではいけません」
そう言われるとますます、こうもんで遊んでみたくなりますよね?
主人公は、小学生なのにもう初体験を終えています。童貞ではありません。
小学生でそんな刺激経験したら、当然頭がおかしくなります。
彼は普通のアレじゃもう満足なんてできません。
そして、近所に住むお姉さんと一緒に、こうもんで遊ぶことを夢見るようになるのです。
こうもんで遊んではいけません。
その魅惑的な響きに心まで奪われ、
陶酔し、蠱惑へ誘われる。
こうもんをめぐる駆け引き。
こうもんに隠された秘密。
小説の具体的な内容については、言えません。ただ内容を一言で表すのなら『こうもんで遊んではいけません』です。
再三言いましたが、ぜひ主人公に自己投影させて感情移入させてお楽しみください。
きっと頭の中が弾けるような刺激を味わうことができますよ?
あなたの脳内のニューロンが発火し、シナプスが電流で爆ぜる。とろけるような夢の中、騙される快感をお楽しみください。
以下、本編のあなたが見たいであろうシーンの一部です。
「僕……? お姉さんと一緒にあそぼ?」
「遊ぶってなにして……?」
「もちろん、こうもんで遊ぶのよ……手を貸して?」
「で、でも先生がこうもんで遊んではいけませんって言ってたよ? これっていけないことなんじゃないの?」
「そうよ……こうもんで遊ぶのは悪いことなのよ……いけないことだからこそ燃えるのよ?」
【第一章 小学生、セ○クスをする】へ続く。
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大阪難波にある新聞社Mの本社ビル一階のカフェで佐竹亮はひとりの老人と向き合って話をしていた。老人の名前は――猪子部銀造と言った。
老人が来社したのは佐竹が勤めるM社が全国紙で募集した「東京オリンピックにまつわるエピソード」についてだった。老人は大阪泉南のある土地にある七灯篭が照らす『馬蹄橋』、そして今では消えてしまった奥深い山間の温泉街にあった『東夜楼蘭』について語り出す。しかしそれらは東京オリンピック開催前年に起きたある若者三人に
まつわる事件であり、またある警察官の自殺にも繋がった『悲劇』であった。
果たしてその事件とは何なのか。
そして時は2020年、それが半世紀も過ぎた今、何故、佐竹の前で明らかにされたのか。
老人は去り際に佐竹に言う。
――「長年秘密にしていた事件をわしに語らせたのはあの変な頭の若者のせいだよ」
老人が語ったその若者とは一体誰なのか?
本作『馬蹄橋の七灯篭』は大阪泉南の地の修験道山地を舞台にしたミステリ作品です。
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回復魔法×殺人×ミステリー
回復術士(ヒーラー)の集まった山小屋にて、回復不能の殺人事件が起こる。救護兵は犯人を捜すが、推理の果てにヒーラーたちの真実が暴かれる―――
息抜きに書きました。全3話の短編予定、最終話は少し遅れて掲載します。
、
【12.24短編『イブ限定!幸せの25サンドケーキ事件』を更新】
ラブコメ×推理。雨と雷の日、雷宮光(らいきゅう・ひかる)は、佇んでいた美少年に一目惚れをする。光は持ち前の度胸としつこさで交際を迫るが、その少年・水無月日向(みなづき・ひなた)はかたくなに断って……。あるとき、ふたりは階段下で男子生徒2人が倒れているのを目撃する。逃げ場がない状況で犯人はどうやって現場から去ったのか――?「日常の謎」「読者への挑戦」「安楽椅子探偵」編など。
ラブコメ要素強めのライトミステリです。折りたたむ>>続きをよむ
親友からの連絡が途絶えた
1番近くにいた彼女(ミナミ)を疑うシンジ
彼(ツカサ)を喪って途方に暮れる彼女
行方がわからぬまま時間だけが過ぎる
失踪か事件か、それとも
3年前の事件が物語を大きく揺るがす
友情か愛情か
3人が最後に出した答えは...
京都府南部のまちで高齢女性が殺害された。警察が逮捕したのはハタチの男。報道合戦の火蓋が切られた。連日の犯人視報道に、日々(ひび)新聞の新人記者・早水(はやみ)健(けん)は疑問を抱く。他方で警察は直接証拠を集められず、検察は釈放を決定。そんな折、鑑識が被害者宅から採取した指紋は、男だけでなく被害者の友人女性の指紋とも酷似した。その女性は聞き込みを続けた早水が疑った人物だった。二年余りの再捜査の末、検察は男を不起訴処分とし、事件は迷宮入り
した。折りたたむ>>続きをよむ
「トリックを全て見破り追い詰めて、あなたが犯人だと言い放つ。これ以上に爽快な事があるかい?」 警察庁の入庁試験で異例の即日不合格となったヴェイル。誰もが魔法を使える世の中で、魔法が使えなかったのだ。失意のまま帰りの列車に乗り込んでいたが、列車内で殺人事件が発生する。ヴェイルに暴言を放った試験官が捜査を担当し、ヴェイルは容疑者として厳しい取り調べを受けてしまう。不可解なことに、ヴェイルにしか犯行が不可能だと言うのだ。しかし得意の推理で事件
を見事解決する。無事刑事になれたヴェイル。だが配属された十課の面々は一筋縄ではいかない者ばかりだった。折りたたむ>>続きをよむ
2022年、藍丸市にて殺人事件が増加中。事件を艦艇警察署の警官である中月遙申は、姉と一緒に
事件を紐解いていく…。
投稿時間・曜日
時間:20時
前編投稿:月曜日
後編投稿:木曜日
晴天のある日、澄ヶ咲第一高等学校の女子学生が命を落とした。隠蔽する学校、死を喜ぶクラスメート。亡くなった女子学生の友人、高円寺は彼女の死の真実を求めて、一枚の手紙を頼りに真実へと走っていく。
大学一年の秋。これといった特徴の見当たらない、僕。西之園裕巳は刺激のない、作業的な日々を送っていた。しかしそんな彼にも大学内で唯一、心休まる居場所があった。それは囲碁部の皮を被った、一学生に私物化された城。美人だがしかし、だらしないそして経済学に狂気の先輩の城である。廃部寸前で、部員もたったの三人だけだった。
ある日授業終わりの部室でいつも通りなけなしの部員三人で駄弁っていると、夏休み前のとある謎が提起された---。