時空を超え、物理学の巨星たちが集結!世紀の知性が激突する、前代未聞の対談番組が幕を開ける!
相対性理論の巨人アインシュタイン、量子論の父ボーア、「シュレーディンガーの猫」のシュレーディンガー、そして不確定性原理のハイゼンベルク。20世紀の物理学を築き上げた天才たちが、現代に蘇り、科学史上最大の謎「量子力学」を巡って火花を散らす!
最初の扉は、あの奇妙な「シュレーディンガーの猫」。箱の中の猫は、観測されるまで生きている状態と死んでいる
状態が重なり合っている…?シュレーディンガー自身が、その思考実験に込めたコペンハーゲン解釈への痛烈な皮肉を語る!対するボーアとハイゼンベルクは、観測の重要性を説き、重ね合わせ状態の正当性を主張。しかし、「そんな馬鹿なことがあるか!」とアインシュタインが吼える!「物理法則は客観的な実在を記述すべきだ!月は私が見ていなくてもそこにある!」――観測とは?実在とは?量子の世界の入り口で、天才たちの信念が早くも激しくぶつかり合う!
続く扉の先は、さらに深遠な「不確定性の世界」。ハイゼンベルクが突きつけた、位置と運動量を同時に正確には知ることができないという「不確定性原理」。それは、世界の根源的な不確かさを示すのか?ボーアが「相補性」の観点から擁護する中、アインシュタインの怒りが爆発する!「神はサイコロを振らない!」――物理学の根幹であるはずの決定論が、確率の霧に覆われることへの魂の叫び!シュレーディンガーもまた、確率解釈への嫌悪感を露わにする。宇宙の法則は、厳密な因果律か、それとも気まぐれな偶然か?実在を巡る対立は、神をも巻き込む究極の論争へと発展する!
そして最後の扉は、アインシュタインが「不気味な遠隔作用」と唾棄した「量子もつれ」。どれだけ離れていても、二つの粒子が瞬時に影響し合うかのような奇妙な現象。アインシュタインは、これを局所実在論に反する量子力学の「不完全さ」の証拠として突きつける!だが、ボーアは揺るがない。「それは情報伝達ではない。二つの粒子は、一つの量子系として繋がっているのだ」と、非局所的な相関の存在を説く。局所性か、非局所性か?実在は観測に依存するのか?数十年にわたるアインシュタインとボーアの歴史的論争が、時空を超えてクライマックスを迎える!
果たして、量子の扉の向こうに広がる真実とは?折りたたむ>>続きをよむ