小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 9851~9900位
コールセンターで働いていたら、ビルの隙間から藤色のくじらが空を泳いでいるのが見えた。
高校受験を控えた僕は、勉強も、恋愛もさっぱりで、ただ淡々と日常をおくる。僕の唯一の癒しは田舎に住む、いつもまっすぐで絶対にぶれないはこばあちゃん。両親の離婚や再婚に心をゆさぶられながら、遅い初潮を迎え、僕は少しだけ大人になっていく。母の背中を追いながら。
※この作品は、アメブロ「夢を楽しむ」にも掲載しています。
9853位 窒素
高校生のわたしはとある事情から死のうと考えていた。
しかし公園で『世界一ネガティブな男』を見つけてしまい…
植物が主役の読み切り短編集の第二段。
《 樹花草綴り 短編集 弐期 》
短く繋がりなく刹那の樹花草物語。
樹花草綴りは四季折々の植物の心を描いたものです。
恋心一つとっても花や木や草ごとに違うものです。
悲恋もコメディもほのぼのも色々書けたら嬉しいですが、更新は不定期です。
花言葉をモチーフにしたり色や形をイメージして書いたりと様々です。
物語は全て読み切り短編の為、章機能を使い更新していきます。
前の樹花草綴りが2周年を迎えこ
のまま短編として書いて行くととてつもない数になりそうなので、新しく書く分は《樹花草綴り 短編集 弐期》という綴りにまとめました。
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モブによる観察記録。解決策は示さない。
見てるだけ。解決するのは当事者だから。
9858位 橙
シャッター街の屋根よりも、
小さく集った傘よりも、
今日見たどんな雨宿りよりもしっかりとした屋根の下なのに。
なんでだろうな。
今日一番で、寒いんだ。
夜空を走る汽車の中、僕と君とで雲間の駅へと降りよう。
傘を開いて被ったらむしろびしょ濡れになったんだが……あの馬鹿、一体傘をどう使ってたんだ。
あー、やっぱり帰りたくない。ちょっとそこの路地裏で一休みでもするか。
って、あれ?
お前、何してんの?
9863位 毒蛾
9864位 線路
五時を二時間ほど過ぎた外
教のお昼を食べ損ねた我は
コンクリートが、吐き出す熱に、蒸されながら
自宅までさまよう
主人公透也は、同じクラスの、ほとんど人と話そうとしない少女、鈴音のことが気になっている。親友の杏里も、密かにそう思っているようだ。しかし透也は、鈴音のことを素直に好きだとは思えない。蝶のように儚い感じのする鈴音を、なぜか憎いと思ってしまう自分がいる。 鈴音と関わりだしてから、少しずつ仲の良かった透也と杏里の二人に亀裂が生じ始めるが・・・。
(注意)この作品は小説投稿サイト「星空文庫」「ベリーズカフェ」にて同作品を投稿しております。
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ビートルズの曲をモチーフに青春と恋愛を綴った物語。
一人の青年”ボク”が突然現れた”君”に語りかける。
”君”はかつて”ボク”と一心同体の仲だったのに、ある日、突然、目の前から消え去ったが、再び”ボク”の前に現れる。”ボク”は不自由な身体で寝たきり状態、ボクの楽しみと言えば、ビートルズの曲を聴いて過ごすことだけ。
”ボク”は”君”に恨み言を言いつつ、数年ぶりの再会に実は喜んでおり、ビートルズの話ばかりをして聞かせる。
話す内に”ボク”は
”君”と分かれた経緯に思い当たる。
実は”ボク”は、、、。折りたたむ>>続きをよむ
某婚活サイトでの、私とやまこさん(44歳・女性・離婚歴あり・子どもなし)のやりとり。
SNSが進化した世界で人は脳と脳レベルで繋がる。そんな世界でユリは「繋がって」いないコウくんに出会う。そのとき初めて浮かび上がる疑問。「繋がって」いないとはどう言うことなのか。そしてコウくんから見たユリの世界とは…。こえ部にも朗読お題として掲載してます。
函館へ単身赴任した男性と、傷心の女性との一冬の恋物語。
ゆきのまち幻想文学賞で見事落選を果たした恋愛短編小説です。
もし宜しければご笑覧下さい。
自サイトで投稿済みの作品になります。
天井を見つめる掌編です。
カクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880271955/episodes/1177354054880632398
悪い夢を見た。悲しくて恐ろしい夢だった。屋上で待っている。
離任式に合わせて2年ぶりに出身高校をおとずれた主人公は、学校周辺に住みついている近所ねこに再会する。懐かしさと寂しさを抱きながら高校時代を思い、ねこと戯れる主人公だが。
9877位 無音
私のセカイは人とは違う。
そのことは、私の心を重くさせる。
—セカイなんて、壊れてしまえばいいのに—
9878位 ハコ
異端審問官と、彼に両親を火刑にされた少女の話。
審問官は信教に惑い、約束の地を見出す。
彼が愛した少女は、黒死病の人々を救うために身を捧げる。
――――それは旅の途中、少年達と少女と青空の聖なる正三角形。
暗い小屋に閉じ込められた少女は、右目から紫色の花が零れ落ち、それに伴って感情が消えていく病にかかっていた。(ツイッターの診断メーカーからネタを得ています)
小説のようであり小説ではない。
詩のようであり詩ではない。
ただ思いつくままに言葉を並べた羅列です。
読了後、絵画のような広がりを感じていただけたら幸いです。
''私”の恋か分からない。
曖昧な感情。
もし、恋なら。
君に届けたい。
探偵とその助手を育成するために作られた学園で起こる、少しサスペンスなほのぼのスクールライフ。探偵モノ×学園モノ。自サイトにも掲載中です。加筆、訂正したものをこちらにアップしています。
孝は子供のころ、父の田舎に里帰りをするのが楽しみだった。そして、小学校三年生の夏に不思議な体験をした。
虚構における集合的無意識すなわち各作品の根底に存在する共通項それを〈語り部〉とするならまさしくナラティブの主体そのものであり隠れようとする原罪の権化ではないだろうか主人公はいま作者はいまこの〈語り部〉という存在に打ち勝ち意識の範疇つまり作品という枠におさめる必要があるのではなかろうかここに生まれるテクストはその未完成段階の保存された足跡であるワイドスクリーンバロックが時空を駆け巡るのに対しこれはクロスオーバーならぬクロスアンダーいうな
れば虚構に対する主観を駆け巡る甘い断続の叙述なのである。
※個人サイト「埃城」に重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ
こんにちは、高野真です。
溺れる者は藁をも掴む、という言葉がありますな。
せやけど、その藁がほんまに掴んでええもんかどうかは、本人にはわかりません。自分が助かるんに必死やさかいに。
今日はひとつ、そんなお話をして差し上げましょう。
※これは私が過去にHPで載せていた小説を、なろうにアップさせて頂きました。
世の中は、様々な「ベタ」で溢れ返っていると思う。正義の味方は悪に勝ち、火サスの犯人は必ず崖の上で真相を告白する。そのような「ベタ」を書いてみたいと思い、この夏の幻という作品を執筆しました。
あ、ちなみに中身はちょっと悲しい恋愛物語です。
ゆうじは入院先の病院で、自らを宇宙人Hだという少年、宇宙(ひろむ)と出会う。ひろむとすごす病院での日々。
サイトからの転載作品です。
千絵里は結婚式の日を迎え、高校時代を思い出していた。『私と先生はあの頃感覚で生きていた』大人になって千絵里が先生にお願いしたこととは、先生に対する千絵里の復讐なのか・・・!?
長編を書こうと思って書き出して、アイデアが足らずに短編になったお話をまとめました。
青いスカートを履いた猫とはまたベクトルが違いますのでご了承ください。
クソみたいな人生を過ごした26年間と、その後の私話。
キャバクラや風俗の話はありますが、性描写はありません。
※残酷な描写あり、は保険ですが、放置子出身なので残酷なのかもしれないこともままあります。
ある男の作った木彫りの像が、現代の街角に生きる様々な人の手に渡ってめぐっていくさまをただ描いた物語。
作者も気持ちが悪い、と思う二つの物語をまとめました。
一つめ「脳髄虫」
二つめ「死を越えて」
──「脳髄虫のあらすじ」──
あるとき青年は自身の脳味噌に、虫が潜んでいることに気付いた。
──「死を越えてのあらすじ」──
死と生の境界とは何であろうか?
僕の好きなひとは僕の推しに恋をした。夏フェス会場で揺れる恋のゆくえは。
→僕が好きな相手は大学の後輩であるアマネ。しかし、アマネは僕が憧れるロックバンドのボーカリストに恋をしていて……。彼に逢うため夏フェス会場に向かったふたりの恋のゆくえはどうなるのか。夏フェス気分をすこしでも味わって頂ければ幸いです。
しいなここみさん主催『純文学ってなんだ? 企画』参加作品です。
未来都市、ホルトゥシア。
人類の最後の都市。
そこへ、過去より一人の男が迷い込む。
目の前には、女のロボット。
ロボットは語るーー人間の歴史を。
やがて男は、この世界唯一の『老婆』と出会う。
主人公とその愛犬アロは、荒廃した世界の中で、人の優しさに触れ、希望を見出しながら生きていく。
本作品は、しいな ここみ様主催『純文学ってなんだ?』企画参加作品です。
主人公の新月明は生きる意味を見つけられずにいた。彼の中での時間は長らく動いていなかった。まるで凍っていたように。そして彼は変化を求めて夢の世界に浸かっていくようになる。そんな中で彼はある少女と出会う。果たして彼女は彼の人生をどう変えるのだろうか...
彼氏にフラれた"わたし"が研修の一環でバンジーを飛ぶことに。郊外の遊園地のバンジーのジャンプ台で妖術師と出会う…