小説家になろう 勝手にランキング
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童話ランキング 1951~2000位
5歳の陽太くんは、おじいちゃんと一緒に「落ち葉のゆ」を作ることになりました。完成した落ち葉のゆに浸かっていると、お客さんがやって来ます。
この世には二種類の人間がいる。
自分で産み出すことの出来る人間か、テンプレート通りにしか作れない人間だ。
求められたときのみ存在を許され
そうでないときは赦されぬ
誰の介入無きところでは互いが互いを支え合い
有るところでは互いの存在が排斥しあう
真の救世主を汚した者には血を
無垢な心を拐かし、壊す者には術を
捧げて頂くのです
昔日に還る血の濃さを憎み、憂い、笑ってゆくでしょう
踏切の前に、しなびた背中が見えました。猫背に曲がった背中が、伸びをするように空を見あげます。満天の星空、踏切の音だけが、暗闇にむなしくひびいていきます。
踏切を渡らずに、背中がふりかえるとき、奇跡が起きる――
幾多の苦難を乗り越えて、探し求めていた財宝を見つけたハカセと助手。二人を待ち受けているものとは!?
※エブリスタにも掲載しております
シンプルに起きた事実を基に教訓を教える児童向けの物語。
その教訓…は置いといて、それ以外の箇所が気になって色々と考えてみたお話です。
現代社会がシンプルでないと言う事を前提に、シンプルな話で教訓を教える童話に対して、教訓以外に興味を持った子供がどう解釈するだろうと言う事も少し視野に入れてます。
「流れ星に願い事をすると、その願いは叶う」
誰もが知っているおまじない。
友達がいない少年は、流れ星に一つのお願いをする。
むかしむかし、あるところにサーラ姫という、とてもかわいらしいお姫さまがいました。でもサーラ姫は目が見えません。香りで花を見分けることができても、色はわかりません。そんなサーラ姫のために、マリウスは香りのよい花を集めた花束を渡して、それがどんな花かを一生懸命に説明をしました。でも流れ星だけはうまく説明できなかったマリウスは、サーラ姫のために魔法のお札を作りました。「これを枕の下にいれてください」
お庭にはたくさんの落ち葉。アサ子さんは良いことを思いついてしまいました。
秋に掘り起こしたサツマイモがあったのです。
ひだまり童話館「ぱりぱりな話」参加作です。
【注意】
この作品には殺人描写があります。また、作中では特定の職業が蔑視されている表現があります。あくまでフィクションであるという事をご理解の上お読みいただければ幸いです。
個人の自由を大切にする事や、自己の能力を伸ばす事こそが正しいと考えられている国がありました。その国では、恋愛は「自由を損なう悪いもの」という風に考えられていました。そんな国に、恋愛を司る神様がまつられているお社がありましたが、訪れる人がおらず、とても寂しい様子でし
た。このお社では、昔はきれいな花が咲いていたのですが、神様が力を失ったせいもあり、花が咲かなくなってしまっていました。そんなお社に、自分の恋をかなえたいと願う女の子が訪れるのですが……折りたたむ>>続きをよむ
あなたは昔になくして、今に至るまで見つかっていないもの。
ありますか?
親友にはめられ左遷されたお巡りさんと、コールガールの恋愛物語。
※この物語はフィクションです
ちゆちゃんは、いつも独りぼっちの女の子です。
そんなちゆちゃんを心配したお母さんは、テレビCMで見た『友達ができない子のための治療』を受けさせるために、ちゆちゃんをクリニックに連れて行きます。
そこで先生の診察を受けて、薬局でもらった薬を飲んだちゆちゃんが取った行動は……
病気とは何か、何が『病気』で何が『病気ではない』のか。そんな事を考えながら書いていました。普段の自分の作風とはずいぶん違っていたり、
そもそも童話の枠に入っているのかも怪しいところがありますので、ご注意頂いたうえで読んで下さるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ
これは運命の女神に導かれた小さくささやかで暖かい物語。不幸なマッチ売りの少女の肢体を這う悪党の手。飛び交う銃弾、轟く雷鳴、濡れた唇、揺れる乳。街の危機に封印された禁断の古代兵器「大天使號(仮)」が起動する。
「ねえ、人間マッチって知ってる?」
100年くらい前の、バイエルンという町でのおはなしです。
むかしむかし。
とある地域の霊山が、突然の山火事に襲われた。
燃え広がらないまま、二晩その場で燃え続けた現場には、ムササビを思わせる巨大な焼け残り痕が残っている。
その後、ふもとの村では奇妙な出来事が起こるようになり……。
クリスマスの夜に、雪だるまは野良犬のノラと出会います。明日には溶けてしまう雪だるまに、ノラは町を案内してあげることにしました。すると雪だるまは、自分を作ってくれた女の子の家に案内してほしいといいます。ですが、ノラは口ごもります。その理由は――
クリスマスの夜に、果たして奇跡は起こるのでしょうか?
※このお話は、拙作『雪だるまの手ぶくろ』の別バージョンとなっております。独立したお話となっておりますので、『雪だるまの手ぶくろ』を読まれていな
いかたでも楽しめるようになっております。折りたたむ>>続きをよむ
水の女神『グウレイア』が湖で魚たちとたわむれている中、一匹のカエル『ケロッグ』が大きなヘビ『ミズチ』がグウレイアと勝負したいと伝え、グウレイアはミズチの元に向かいました。
果たしてグウレイアとミズチの勝負の結末はどうなるのでしょうか?
カメを助けたと思ったら、ナマコだったでござるの巻。
※このお話はフィクションです。
特定の団体や個人、その他諸々とは一切関係ありません。
玉手箱は中国製なので開けると爆発します。
清竜ノ和は素直な者にしか炭がすれないすずりを母にもらう。しかし、試しに炭をすってみても墨は一滴も生まれなかった。そんな彼女の元に1羽の白いハトが現れて言う「従順になればよいのです」。清竜ノ和は素直になりたいと思い、ハトの言う通り1分目をつぶった。ところがだまされて、ハトと入れ替わる呪文をかけられてしまう。
御殿を追い出されたハトの清竜ノ和は一つ目の雲島で他人に冷たいカラスと出会う。二つ目の島では見返りを求めるスズメと出会う。三つ目
の島では偉そうなインコと出会い、最後にたどり着いた島では優しい竜人の青年と出会った。ふたりは友達になり、やがて彼が治らない病気なのだと知る。青年はある日「あと数日したら出ておゆき」と言う。冬の寒い風が吹くころまでは生きていられないのだと知った清竜ノ和は、御殿にすぐさま帰って元の姿に戻してもらい、竜人の姿に戻って馬車を走らせた。青年は庭で横になっていた。清竜ノ和は青年の手を取り御殿へ向かった。しかし、2人が一緒に暮らせる日は訪れなかった。折りたたむ>>続きをよむ
むかしむかし。
早朝に、とある男が道の端でこと切れているのが発見された。
外傷はなく、血を吐いたような痕はない。
足跡をはじめとする、犯人につながるものも残っていない。
下手人は、いったい……。
ここは人魚の沢山住む場所、シーメイドシティ。
上半身が人間で下半身がお魚、それが『人魚』。人魚は海の中で鰓呼吸をしている。鰓呼吸といっても人間の耳に当たる部分についている魚の鰭の後ろからあごのほうに向けてすこしばかり開いているだけで、顔を正面から見たらそれはまったく見えないし、陸にいる時には閉じられているから横を向いても目立って目についたりはしない程度のものだ。
シーメイドシティの外れの洞窟に住んでいる魔女のところに赤い珊瑚のよ
うな美しい髪でエメラルドの瞳をもった人魚が魔法をかけて欲しいと訪れた。ある日自分が助けた人間の王子に一目惚れして、人魚である自分の下半身を人間の脚に変えて欲しいと彼女は魔女に頼んだのだ。
魔女はその願いを聞き届け、人間の脚を与える代わりにと彼女の美しい声を奪った。
脚をもらって喜んで王子のもとへと急ぐ珊瑚色の髪をした元人魚。
彼女に脚を与えた魔女。その魔女もまた王子のことを知っていたとも知らずに。
ヒロインとして、元来悪役である魔女側からの目線と事情を考えてみました。
〈アンデルセン人魚姫を参考にしました〉折りたたむ>>続きをよむ
あいちゃんは、3さい。
おかあさんが、たまごをもっていいました
「めだまやきをつくろうかな」
ショートショートのお話です。
はがき1枚の長さです。
アルファポリスさんにも掲載しています。
創作昔話です。
山奥を彷徨う瀕死の旅人が見つけたのは、妖しい蜜柑の木……
むかしむかし、というほどでもないくらいの話。
あるところに、偏屈なパン屋さんがありました。
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オリジナルの童話です。
ある雪の日、少年サトシの不思議な体験。
子供の頃、誰もが経験したことがあるような、いつの間にか忘れてしまったようなお話。
※「冬童話2021」の投稿作品です。
狭間に閉じ込められた女の子を、外の世界へと連れ出すお話。
※1話完結です。
赤ちゃんが泣きだすと、アタマにきますよね。
赤ちゃんの笑顔は、最高にハッピーだけど、泣き声はストレス。
それは何も、お父さん、お母さんだけじゃないんですよ。
これは、小さなおにいちゃんの、短い、短い奮闘記です。
この物語は、どこかにあるかもしれない、とある村の物語です。
※この小説(または童話)は、冬の童話祭2021への応募用小説です※
少女アンは、母親とふたり暮らし。
クリスマス前夜、最愛の母親が、大切な指輪を無くしたと知り、見つけようと街に繰り出すが⋯⋯?
クリスマスのひ。おくさんは ためいきを つきます。だいすきな ひとと いっしょに いられない クリスマスが あまり すきでは ないようです。おくさんは クリスマスの いいところを さがそうと おもいました。
おじいさんの罠にかかったカチカチ山のタヌキを助けたのは….桃太郎!?
※軽いブラックジョークのあるコメディです
たったひとり運命の相手を待ち続けている妖精は雪の中、空を見上げる。
これは妖精がたったひとりの運命の相手に出会う物語
冬童話2021参加作品です。
──ここは、忍の里。静かに静かに、彼らは生きていた。
※詐欺ではありません。
整理整頓が苦手な佳苗さん。 今日も佳苗さんはお部屋のなかで探し物をしています。 お部屋の中が散らかって汚屋敷になりかけると、佳苗さんの家にはお掃除妖精さんが現れるのです。いたずら好きなお掃除妖精さんは、毎回大事なものを見つからない場所に隠してしまいます。 隠されたものを探しだす方法はただひとつ、お部屋を掃除することだけ。 困った佳苗さんが一生懸命お掃除をしていると、職場の後輩が家を訪ねてきて……。 お掃除をしていたら、結果的に家電よりも
優秀な年下イケメンをゲットしたOLのお姉さんのお話です。折りたたむ>>続きをよむ
年長のそうたくんは、初雪が降るのを見つけました。雪を捕まえたそうたくんは日の当たらないところに隠してあげます。
次の日、公園に行ったそうたくんは「ゆき」と名乗る女の子と出会いました。
ふたりは一緒に遊ぶうちに仲良くなり、そして。
街には雪が降りだしました。深く。ごうごうと。
冬の童話祭2021作品。
悪魔が笑うため、幸せそうな人間をさがす話。
多くは語りません、お楽しみ下さい。
タンポポは、いつも空を自由に動く入道雲に憧れていました。いつか自分も自由に空を飛べたら…
そんな自由を手にしたタンポポに待ち受けるものは
絵本作家の友人は、毎日夢を見ていました。
そんな彼女がある日出会ったのは、夢を食べる動物でした。
湖で満月をながめていた水の女神『グウレイア』は葉っぱの上に生き物の卵を見つけました。その次の日…。
ある大雨の日、キャンプに訪れた一人の女の子。
雨宿りのため、近くにあった洋館で一休みすることに。
ちょっぴり不思議なおばけやしきの探検のおはなし☆
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※一二章は物語の関係上、文量が少なめです。
※気になる方は3・4章から読み始めることをお勧めします。
アルファポリス等にも投稿予定です⭐︎
どういう育ち方をしたらこうなるのか分からない赤ずきんちゃん。
良い子は真似しないように…………
主人公、月野悠(つきの ゆう)は家族想いの18歳。ある日、鞄の中に身に覚えのない「ヴァナサ」という本が入っていて、彼はその本で異世界と繋がってしまう。今まで家族の為だけに生きていた彼が、異世界で出逢った仲間達と魔物、魔物使いなどに立ち向かって冒険をするお話。
可愛いアリス。小さなアリス。でも本当に残念だ。君は「本物」にはなれないよ!
うさぎは逃げて、蝶や花たちが笑顔で誘い、帽子屋たちは狂ったお茶会。そこにわたしは混ざれない.......。
不思議の国のアリスをモチーフにした掌編です。
小学校時代の僕は、卒業という概念が苦手だった。
慣れ親しんだ環境とも、仲が良かった仲間とも別れて、新しい場所へと入っていく。でもそこが、前より良い場所ではなかったら……?
そう思うと、先へ進みたいとはなかなか思えなかった。
やがて卒業を前にした、大掃除を迎えた日。僕は涙を見ることになる。
ぼくには名前がありませんでした。ぼくは名前を探すために旅に出ることにしました。旅のとちゅうで出会うものたちは、みんなそれぞれのやくわりがあることを知りました。名前がないぼくにもやくわりがあるのだろうか。それはいったいなんだろう。