徳川家康が天下統一を果たし、日本を鎖国した鎖国大霊幕が二百年以上続く日本国。
外からの外圧を知る村正一族の末裔・千子夜光(せんごやこう)は、徳川幕府の霊気観察方という土地の霊気を調査する役目についていた。
それを口実に、呪われた村正一族とし
ての恨みを果たし、徳川家康の霊気であるイエヤスアークを斬り捨て、日本を開国へと導く目的で家康の眠る東照宮の聖櫃を目指して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 13:17:49
36210文字
会話率:55%
時は幕末――。
伏見奉行所奉行・鬼瓦京史朗は昨今の日本の情勢に危機感を感じながら奉行所の仕事だけではなく、単独でも悪を取り締まる行いをしていた。
黒船来航以降の諸外国による開国を迫る武力外交。
京の町で暗躍する不逞浪士。
西国諸藩に呑まれる
京都の表と裏に一つの楔を打つべく京史朗は徳川の世が終わる事も知らず奔走して行く。
幕末の世で起こる時代の変革を見た鬼の物語ーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 13:00:00
25843文字
会話率:49%
時は幕末――。
伏見奉行所奉行・鬼瓦京史朗は昨今の日本の情勢に危機感を感じながら奉行所の仕事だけではなく、単独でも悪を取り締まる行いをしていた。
黒船来航以降の諸外国による開国を迫る武力外交。
京の町で暗躍する不逞浪士。
西国諸藩に呑まれる
京都の表と裏に一つの楔を打つべく京史朗は徳川の世が終わる事も知らず奔走して行く。
幕末の世で起こる時代の変革を見た鬼の物語――。
※以前のを修正した再掲載になります。
※アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-21 12:00:00
153384文字
会話率:32%
幕末に吹き荒れる開国の嵐!!
ペリー率いる黒船の脅威を前に、『あの人』が姿を現す――!!
※本作は、『飲み書き祭り』企画作品です。
最終更新:2020-08-01 21:12:19
2699文字
会話率:42%
大航海時代をテーマとした海洋系VRMMORPGで、同じ高校で憧れの女の先輩が地方艦隊編成のために艦長を探しているとの噂を聞いた。ゲームの中で先輩の艦隊に入りたい一心でプレイを開始し、大海原で先輩を捜していると、ゲームのベテランらしいイケメン
の船長が三人も仲間になりたいと志願してきた。
彼らにドキドキしつつゲームを進めていくうちに、どうもリアルな彼らは「今まで話したことがない、うちのクラスの生徒」に思えてきた。でも、彼らの人に言えない悩みを聞いてしまったので、リアルバレしていいのか大いに迷う。
ついに最後の海域である東アジアへ船を進めた私は、鎖国の日本を開国させて聖剣を手に入れた後、大阪で先輩に遭遇。そこで仲間と一致団結して討伐することになった相手は、チート能力を持ち、長崎を拠点に他プレーヤーの艦隊を殲滅して暴れ回る最凶最悪のヨシツネ艦隊だった。
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本改訂版は2018年にsutasan名義で公開した作品を大幅に加筆・修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 23:23:06
256440文字
会話率:52%
末裔とは?
…日本では、主に江戸時代後期の開国後からみられる。西洋の妖怪と交わって生まれた子孫たちのことを指す。(広辞典第97刷『末裔(まつえい)』の項より引用)
妖怪と人間の間に生まれた“末裔”の少女たちの、短い高校生活の物語です。
最終更新:2020-06-18 13:01:02
7722文字
会話率:44%
日露戦争は日本の勝利に終わった。だが戦費は国家予算の60倍にも及んだ。当時(1905)の政府歳入は4億円。戦費は20億、その5倍を費やしたのだ。もう一歩も兵士は動けなかった。砲弾も銃弾も燃料も底を突いていた。
大阪砲兵工廠の製造能力を越え
た戦闘消費が原因だった。
そのため砲弾は海外から買わねばならなかった。
海戦に必要な戦艦も全て外国製で、輸入が必要だった。
講和会議は極めて不利な条件で行われた。ロシアはその領土を1mmたりとも失っていない。ウラジオストクを攻撃すれば条件は変わったろう。だが戦闘継続はすでに不可能だったのだ。
日本が江戸時代に鎖国して、ペリー来航で開国した250年間。その250年に渡る技術停滞はあまりにも長かった。大政奉還から日露戦争に至るまでの37年間では取り返せなかった。国産技術がまだ実践に耐えるだけの水準に達していなかったのが原因だ。
明治政府の肝煎り、官営釜石製鉄所は操業から2年で廃業している。技術不足、燃料不足、粗悪なコークスが原因であった。
これを全部ひっくり返して、37年間で250年を取り戻す!
材料組織学を必死で学ぶサムライたち。
国産技術で戦艦、大砲、砲弾、奇想兵器を大量生産するのだ!
多段階熱間鍛造を必死で実践し、油冷処理に挑戦した。
日露戦争で日本はどこまで行けるのか、ニコライ二世の運命は変わるのか?物語はペリー来航の10年ほど前、アヘン戦争の頃の埼玉から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 08:00:00
166974文字
会話率:22%
近代日本、しかし少しだけ現実の歴史とは違う道を歩んできている世界。
江戸時代に開国したは良いが、政権が変わることは無く、海外との交流などはあるが世界大戦やらの戦争なども何も無く、未だ日本は侍、将軍等といった江戸時代の風習を色濃く残した独自の
発展を遂げていた。
更に現代日本との違いは他にもあり、ある頃から、世界各地で謎の異能力を発現させる人間が跡を経たなくなり、数十年後、世はまさに異能力社会と成り果てていた。
この物語は、へっぽこ侍達が刀と異能力で戦いながら最強のサムライを目指す、和風なのか洋風なのかよく分からない物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 23:02:23
28122文字
会話率:63%
権現様は、徳川秀忠に一つの強い遺言を残した。「日の本を世界から閉じること、決してまかり成らぬ!」
かくして江戸幕府は開国路線を幕府の基本政策として、歴史を歩んでいくことになる。
何があっても鎖国しない江戸幕府。閉ざされていないので、徐々に日
本の外へと出かけていく日本人たち。
とはいえ天下泰平を謳歌したいのであって、植民地獲得にも戦争にも興味なんてない。
日の本に足りないものがあるから海外に向かうだけ。そんな感じの江戸時代が紡がれていきます。
(なお、私どもが主宰するホームページに掲載している作品の転載になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 19:21:55
195946文字
会話率:0%
「生まれながらに目が赤い子は不吉」
「前世が血と戦を求めた妖魔の生まれ変わりだから」
開国して数百年。非科学的な迷信が未だに罷り通るこの国で、私はひっそりと森の中で暮らす。
億万長者になりたいだとか、有名になりたいだとか。
物語の主人公に
なりたいだとか、お姫様になりたいだとか。そういう願望は一切なく。
ただ麓の人達と程々に穏便に交流しつつ、相棒と共に暮らして行ければ十分に幸せだったのだ。
だというのに私の知らないところで流れた噂のせいで有名になっていて、よりにもよって一番目の付けられたくない人達に興味を持たれてしまった。解せぬ。
ああ、誰かあの頃の平穏な日常を返してくれ!
――――手記の冒頭は、これ以降は破り取られていて読むことができない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 18:00:00
6593文字
会話率:30%
鎖国政策を行なっていたが諸外国の圧力に負けて、開国しかけたその時代の日本。無差別に土地を、物を、作物を、家畜を、人間を襲う「ケガレ」が発生した。幕府は、開国の前にこの問題を解決しようと策を練る。そこに名乗り出たとある一族が行なった儀式にて
「ケガレ」を治めることが成功したものの、さらに「ケガレ」は全国に発生を繰り返した。幕府は、「ケガレ」を治める儀式を行う、「封魔」を行える人たちによる組織「封魔庁」を作り出した。
───そして時は経ち、「ケガレ」によるある都市の消滅から数年、歴史は動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 21:14:22
340文字
会話率:15%
アスタリア国第一王子ユドリアムは巨大軍事国家ピア帝国による王都侵攻から命からがら逃げ延びた。
アスタリア国に郷を構える少数民族のひとつ、竜使いの一族はその類稀なる身体能力と竜を操る力を持っていた。その一人、族長の娘であるテラルは幼い日の
ユドリアム王子との「約束」を果たすため、単身でユドリアム王子の救出に向かう。
「今度は私がユドを助けてみせるから!」
竜使いの一族の者だけが持つ人智を超えた異能力の発現、竜を操る使い手たちの攻防、竜使いの一族とアスタリア国建国に秘められたおとぎ話の真実。
アスタリア国の王子、王女たちの闘い。敵国であるピア帝国内に起こる政権争い。世界最小最強である鎖国の島国、東輝国の開国。すべての鍵を握る、赤毛の少女が作り出した「成功作」。すべての糸が織り合って、大きな本流を生む!
わあ、堅そうな王道ファンタジーですね、一見!それだけではなく、侵略国の皇子と敗戦国の王女のドキドキや、悪く言えば鈍感、よく言えば純粋なテラルと王子ユドリアムの仲も見所かなって思います!
相棒の竜フォアロとテラルとの会話も入れときましょうか・・・?
作者が何を言ってるんでしょう!全く!!
長編になります。1つずつが長くなっております!!誤字脱字等あるかと思いますが、楽しいものになるよう頑張っているのでどうぞよろしく!
食欲旺盛、頭を使うよりも食べることと戦うことが好きな主人公のテラルとテラルに翻弄されつつもたくましい王子ユドリアムをよろしくね!
本編「竜使いテラル わたしが王子を助けてみせます!」の閑話があります!
そちらもどうぞよろしくお願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-19 11:47:25
233732文字
会話率:43%
時代劇のような、けれどどうにも江戸とは違う世界に迷い込んだ小柄 兵衛(こづか ひょうえ)、ハットリ・クロード、朔月 幻一郎(さくづき げんいちろう)の三人。
本来なら居るはずのない妖(あやかし)の存在、あるはずのない魔法、そしてされている
はずのない開国。いくつもの違いに時に戸惑い、時に喜びながらも、この世界で日常を送るために妖退治の仕事へと飛び込んでいく江戸風時代劇ファンタジー。
作品の性質上、史実上の江戸時代とは矛盾する描写が存在します事をご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 20:25:10
28850文字
会話率:60%
1868年1月27日のこと。突然、切り裂く。閑静な一帯を爆音と血飛沫ちふぶきが!
硝煙渦巻き「一斉にー! 銃、大砲、発泡せよ!!」ドッーン! ドドン! バンバリバリ!! と西郷隆盛の命令で戦争が勃発した。(ここで起こした薩摩藩と長州藩を中心
とした軍いくさは、これで賊軍ではなくなった、「新政府軍」として人々に認知され始め、これ以降、幕府軍と熾烈しれつな戦いをしていくことになる)
鳥羽街道……京都の京都市南区から鳥羽を通り京都市伏見区へと至る街道であって、大坂へも通じる重要な道、この封鎖していた街道の薩摩藩兵ら5000名は、幕府軍先鋒15000名と対峙。(圧倒的に兵員数では幕府軍の方が勝っている。幕府側が「負けるはずがなーい!」と、全国の諸藩も、そして世間も高たかを括くくっていた)
「通せ!」 vs. 「いや、通さない!」と戦闘は、一進一退。
業を煮やした幕府軍は三日目の午後5時頃、一斉に隊列を組んで前進を開始! しかし立所に、幕府軍は長州らの新式火類の前に、死傷者を増やしつづけ、ついに下鳥羽方面に敗走した。
これより14年前。
時が、215年間の|沈黙を破った。風雲急を告げていた。
1854年2月13日寒風吹き荒れる中、小五郎は、2度目のぺリー来航があったとき、直接見に行き、その圧倒的な黒船の佇まいに、かじかんだ手を忘れた、言葉を失った。7隻の船体は真っ黒なタールを塗りたぐって、日本の大型船の約25倍の大きさの黒船。この2度目の来訪で今回は幕府は押し切られて、アメリカとの開国を渋々認めた。
(日本より、アメリカを最恵国とした。「日本人よりアメリカ人の方が大切なのか? アメリカ人の日本での行動につき、日本の法律は一切及ばないことにした『治外法権の許可』 vs.「なんとバカな、なんと弱腰な、ムッ!」)
ところがこのニュースは世界中に飛び散って、同じ年にイギリス、ロシア、オランダがゾクゾクとやってきて、この三カ国とも同じような条件で開国せざるを得なくなった。
そして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 03:44:29
60900文字
会話率:10%
プレートテクトニクスによって、国の位置がかわってしまった2×世紀。
相変わらず世界への影響力が大きい大国3国は100年前から鎖国をしている国-イルニ国-が完璧な人間型ロボットを開発したという情報を得る。対話での開国を各国で試みるも門前払
いを食らい、武力で強制開国をすることに決定。名付けて、『3ヶ国イルニ侵略計画』。
同じ頃、イルニ国では『計画』を聞いた天皇と首相、大統領は苦渋の判断を下す。
一つの国旗の下、彼らは固く誓う。
「私達は絶対に屈しません。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 01:00:00
7933文字
会話率:55%
時は明治。
日本は列強各国の圧力を受けてやむなく開国した。
それはとある軍人と華人小娘の幻歴史
最終更新:2019-08-19 09:06:11
7720文字
会話率:37%
Fラン大学生コウノダイチは、卒業旅行でフランスに向かう途上、航空機墜落事故に巻き込まれる。
瀕死のダイチを救助したのはクランジス王国に暮らす少女、マエリナ・ダネイゲル。
「ヨーロッパ最後の秘境と呼ばれる私たちの国もようやく開国することにし
たのです。中世の街並みがそのまま残ってるから、ファンタジーの世界が体験できるっていうコンセプトで観光を経済の柱にしていくつもりです」
ダイチは少女から協力を求められる。
「それで、国内の少数民族に了承と協力をいただく交渉に向かっているんです。開国してすぐ一流国に上りつめた日本の方、同行していただけないでしょうか」
「よし。OKだ。任せろ」
「では行きましょう。エルフの里へ」
「エルフ?」
「はい、エルフ、その次は伝説の魔女、そのまた次は巨大なドラゴンです」
えーと、ここほんとに現実世界だよね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 00:23:46
39217文字
会話率:32%
もし今まで互いに存在すら知らなかった国同士が、如何にして邂逅し、友好的な外交関係を構築していくのか――を描いたシミュレーション・ストーリー。
渋谷に住む大学一年のシンは自宅マンションの階段で行き倒れていた幼女を保護する。幼馴染みのミチ
からロリコンと誤解されつつも、聞いたこともない言語で話す幼女に難儀した二人は大学の先輩で南アフリカ人のメグとマレーシア人のアイシャの協力を得て留学生たちと話をさせるも結局会話は成立しなかった。永遠に問題は解決しないと思われた矢先、幼女が纏っていたローブが半年前に集団で国道を練り歩いて日本を騒がせ、そして消えた謎の集団が身に付けていたものと似ていることが分かり、彼等の足跡を追ってたどり着いた建設途中で放棄された山奥のトンネルを抜けるとそこは自然に囲まれながらも周辺の大国に存在を脅かされ、汚職がはびこり、貧困にあえぐ小さな王国エストザーク。幼女の正体は王国で為政者に助言するほどの賢者だったのだ。軍から派遣された世話役の女剣士で大尉のソフィも加わり、シンとミチはフラットな視点で王国の現状を知るとともに、膨大なリチウムとニッケルが埋まっていることを知ったふたりは王国の未来を憂うメルとソフィの想いに応えるべく、トンネルで繋がった日本との国交樹立に向かって第一歩を踏み出そうとするが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 17:56:49
135768文字
会話率:64%
「千数年の歴史を持ち、伝統を今に残す国、日本。そんな国で生まれ育った人間たちは、確かに豊かに、繁栄してきた文明を受け継いでその営みを守ってきた。しかし近代、現代の開国、勝戦、敗戦を経て、日本はその伝統にいろいろな変化を加えてきた。」・・・と
いう教科書の歴史だけが真実なのではではない。
少年の名は小畠逸太。彼の目に映るのは「思考放棄した人々の現実」だった。
彼は何が正しく、どういう姿があるべき姿か、宝南高校の舞台でいろいろな出会いの中で模索する。
その先に、残酷な現実が待っていようとも。
「みんなが笑って暮らせる」、そんな社会。
そんな社会のあり方を目指して、考えて考え抜いて編み出した答えは、
「リア充応援」だった。
※活動報告、twitterにて随時お知らせしていきます。
(現在スローペースにて投稿中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-16 15:57:41
89205文字
会話率:44%
カレーに対する未練を残し、長州藩士の吉田松陰へと生まれ変わってしまった男。
カレーの香りすら漂わない幕末日本に絶望した松陰少年は、叔父による殴る蹴るの折檻により不満が爆発。
幕末の有名人の成長を待たずに己の力で維新を成し遂げる決心をする。
これは、カレーを食べたい一心で幕府を開国させ、インドの植民地化を阻止するべく、討幕派佐幕派、攘夷派開国派を問わずに人材を結集し、奮闘する男の物語である。
※言葉遣いは現代風です。登場人物の名前は基本的によく知られたモノを使っています。政治的な主張も多数含まれるかもしれません。作者の力量上、ご都合主義で話が進みます。若干のファンタジー要素があります。諸々ご注意下さい。
230話で1855年となり、この年から維新を始めております。
なお、タイトルの後ろに★がついていると地図情報があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 03:47:52
1164758文字
会話率:34%
150年にわたる戦国時代を終えて、徳川家康の手によって徳川幕府が開かれて300年。
長きにわたる平和の時を過ごした瑞穂国に、ある日四隻の『魔攻船』が開国を要求して攻め寄せる。
それは、世界最大の帝国となったアヴァロニア連合王国からの使
者であった。
これを機に、瑞穂国は尊王攘夷思想の高まりとともに国内が分裂を始め、国内諸藩はそれぞれの思惑のもとで蠢動を始める。
最強戦力『奇兵隊』の総督である高杉晋作と、稀代の豪傑である桂小五郎を擁する長州藩。
狂信的な思想集団である『輪読の会』の中心人物である西郷隆盛の牙城となった薩摩藩。
風雲児である坂本龍馬の故郷であり、姦雄・武市半平太が中心人物となった『土佐勤皇党』の跋扈する土佐藩。
そして、それらの過激浪士たちを抑えるべく組織された、幕府の擁立する『新撰組』。
歴史の裏には、これらすべての武装勢力と関わりを持ち、時に彼らをつなげた忘れられた英雄がいた。
その男の名は、山岡鉄舟。
幕末最強の剣士と謳われながらも、歴史の陰に忘れ去られた男の、その知られざる物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-19 22:00:00
4287文字
会話率:14%
時は元禄。突如として徳川は開国派の諸藩によって倒された。
後にこの出来事は「元禄維新」と呼ばれることになる。この出来事により、
日本は史実より200年程早く近代化が始まることになる。
時は進み20世紀。日本は世界の三大大国に数えられる国にな
っていた。
1707年に起こった民衆による民主化運動による国民主権・差別撤廃・国力増進を成し遂げた日本はアジアの覇者として君臨していた。
そして欧州ではナポレオン戦争から既に存在していたドイツ帝国が圧倒的な国力を持っていた。
しかしそれを快く思わない国々もいた。1914年には米仏露が日独英墺に宣戦布告。第一次大戦が開戦した。辛くもこれを退けた日独はさらに国力を増大。
だがその25年後再び世界を戦乱の渦が飲み込む。
この物語はそんな人類史上類を見ない戦乱と虐殺の嵐を駆け抜けた二人の日本人とドイツ人、その戦友たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 22:17:14
159673文字
会話率:61%