英雄オルテギアを母に持つ、アハト国第四王女のオリヴィア。
彼女は病に倒れ死の淵を彷徨った時に、不思議な存在と出会う。
それは異世界から転移してきた霊魂トモエ。
トモエは「オリヴィアが死んだ時、その体を使い復活できる」と知り、オ
リヴィアの体に憑りつく事になる。
一つの体に二人の意志が共存する、そんな不思議な同居生活を続けていくうちに、オリヴィアの諦めかけた夢が再び膨らんで行った。
「母の様になりたい」
弱虫で泣き虫なオリヴィアが、アグレッシブで豪快で剣の達人だったトモエと触れ合い、刺激としごきを受けながら、試練を乗り越えていく。
剣聖と呼ばれた母を目指す為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 08:13:09
115920文字
会話率:37%
時は慶応四年(1868年)。
大政奉還が行われたにも関わらず、迫る官軍の影に江戸の人々は怯え、一部の武士は上野寛永寺に立てこもって徹底抗戦の構えを見せている。
若き御家人・能谷桑二郎も又、上野へ行く意思を固めていた。
吉原へ一晩泊り、馴染
みの遊女・汐路と熱い一時を過ごしたのも、この世の未練を断ち切る為だ。
翌朝、郭を出た桑二郎は、旧知の武士・戸倉伊助が「田吾作」と名乗る奇妙な女衒相手に往来で刀を抜き、手も足も出ない光景を目の当たりにする。
長い六尺棒を豪快に振るう田吾作の動きは何処か薩摩・示現流を彷彿させるもので、もしや密偵か、と勘繰る桑二郎。
伊助の仇を打つ名目で田吾作に喧嘩を売るものの、二人の戦いの行方は、汐路を巻き込み、彼の想定とは違う方向へ進んでいくのだった……。
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 07:34:01
10544文字
会話率:39%
江戸期、紅花の商いで大儲けした、実在の紅花商人の豪快な逸話を元にした物語である。
出羽尾花沢で「島田屋」の看板を掲げて紅花商をしている鈴木七右衛門は、地元で紅花を仕入れて江戸や京で売り利益を得ていた。七右衛門には心を寄せる女がいた。吉
原の遊女で、高尾太夫を襲名したたかである。
花を仕入れて江戸に来た七右衛門は、競を行ったが問屋は一人も来なかった。
七右衛門が吉原で遊ぶことを快く思わない問屋達が嫌がらせをして、示し合わせて行かなかったのだ。
事情を知った七右衛門は怒り、持って来た紅花を品川の海岸で燃やすと宣言する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 12:22:25
24283文字
会話率:52%
アイラ――自由奔放で、性格が強く、口も(少々)うるさくて、怖いもの知らずの、なかなか――豪快な気性である。
全国でも有名な超進学校に転入してきて、素性も経歴も明かさず、ただ名前だけを口にして、何か裏のありそうな、なんだか謎の少女だった
。
その学校で知り合った男友達(?)菊川(きくかわ)龍之介(りゅうのすけ)(素直で快活、腕っぷしは先祖直伝)と藤波(ふじなみ)廉(れん)(冷静沈着、淡々男)の二人を巻き込んで、全く対照的なその3人が揃い、一人は意図的に、そして偶然に――学園の裏で繰り広げられている危ない事件に遭遇していく。
危ない事件に首を突っ込んでも、怖いもの知らず。
「かかって来るなら、かかって来い!」――とのアイラの側に廉がつけられることとなってしまった。
そしてその廉を引き連れて、更に危ないことに首を突っ込んでいくアイラ。
なのに、何も知らされていないはずの龍之介まで、事件に巻き込まれることになって、平穏だった学園生活がなんだかハチャメチャになってしまったのだろうか……。
アイラに振り回されて、その性格に翻弄されて、その行動に巻き込まれて。
それでも、性格も行動も違う3人が揃い、アイラの機転に、廉と龍之介の手助けも借りて、事件の解決に望む3人は、やっぱりやらねば――と全力投球!
そんなアイラの周囲のもにぎやかで、誰がアイラを手にするのか?
振り回される龍之介と廉、そして、賑やかなアイラの“一族”も出て来て、ありふれた平穏無事と日常から離れて、ちょっとスパイスなアドベンチャーを、「やっぱりやらねば」ね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 12:00:00
495123文字
会話率:57%
鰻。鰻のやりたいことって、なんだろう?それに、挑戦する。
キーワード:
最終更新:2022-07-17 00:37:48
297文字
会話率:0%
『彼女は焚き火の前にいた。焚き火の前に置いた椅子の上に胡座をかいて座り、そして、火で炙ったのであろう串刺し肉に塩を振って豪快に齧り付いていた。』
とある重大な任務を担って、神殿を訪れた王子ヴィンスは、そこで焚火の前で飲んだくれている異世界
から召喚された聖女メグミと出会う。焚火の炎の中に失せ物の在処を見ることができるという彼女に『失せ物探し』を依頼したヴィンスは、異世界のつまみを食べながら焚火を囲んで一緒にお酒を飲むことに。。。
聖女メグミ側からすると、年下イケメンと一緒に楽しく飲んでいたら、気づかないうちに重大な任務を終えている話です。
※焚き火がやりたいと思っていたら、こんな話が出来上がりました。
※本編全5話予約投稿済です。
※本編は恋愛要素なし。本編完了後に始まる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 22:00:00
54421文字
会話率:27%
―ある一人の男は言った。
『未知を求めるには遅く、満ち足りるには早すぎた。』
現代には珍しい世界を旅する男は、文字通り、世界の全てを見て回った。
生まれの祖国である日本を最初に、有名な国から世界の端と言って良い辺境の果てまで。
一緒に
旅した仲間に見守られながら、生を終えるその瞬間にそう言葉を残した。
―そして、その言葉を聞いたある神は男に提案した。
『ならば、今だ謎多き幻想生きる世界を望むか?』
―無論、答え何ぞ最初から決まっている。
『望む……いや、願う。私を、俺をその世界で生きさせてくれ!』
神は微笑みながら、男を己が創みし世界に転生させた。
神、魔物、神獣、精霊、亜人、魔法。
地球から消失した幻想神秘がある異世界で、男は未知を求めて道を歩む。―全ては己が心を満たす為に。
未知の為なら例え神の中魔物の中!愉快に豪快に繊細に!
「おお!これぞ未知の道!フぅぅーーッ、最高だぁぁ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 11:57:24
9504文字
会話率:19%
500年以上の時を生きてきた龍王たちは、食物連鎖の不動の頂点だ。日本でホワイト企業のサラリーマンとして働いていた主人公・五十嵐龍人(イガラシ リュウト)は何の因果か異世界の、それも龍王の中でも古参の嵐の竜王ウィンドブルムの目の前に異世界転
移してしまった。幸いにも人間に対して寛容であったウィンドブルムは龍人を弟子として受け入れる。…というのはもう、300年以上も前の話。龍の修行の成果、人知を超えた力を手にした龍人は世界中を巡る旅を100年ほど続けていた。世界巡りに一段落が付いた龍人のもとに、かつて旅のついでに弟子にとったウォンカード王国の王子から手紙が届く。曰く、『王位を継いだためウォンカード王国に定住してはもらえないか』と。豪快でありながらも、どこか浮世離れした龍人の領地経営が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 14:04:32
10293文字
会話率:48%
豪快な性格で逞しい肉体の力自慢という典型的な〝脳筋タイプ〟の男戦士、サーク。
しかし、彼はある日突然、それとはまったく正反対の可憐な美少女へと変貌してしまう。――迷宮から持ち帰ってきた『秘宝』のせいで。
か弱い女の子と化し、鍛え上げた自
慢の筋肉も、無双の怪力と強さも全て失ってしまったサーク。
それどころか、所属していた冒険者パーティーからも追放されてしまう。戦士としての役割を果たせなくなった役立たずだと、仲間達から見放されて。
絶望と失意のどん底に落ちる美少女のサーク。
だが、ふとした切っ掛けから、この美少女の体がとんでもない能力と可能性を秘めていることに気づく。
その能力を活用することで、サークは以前の自分自身の強さを超える。
そして、冒険者として再び這い上がろうと決意する。
その上で、サークは心に誓う。自分を足手まといと決めつけて切り捨てた、かつての仲間達への復讐を。
そいつらを超える冒険者となることで、絶対に見返してやる。
後悔させてやる。自分をパーティーから追い出したことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 20:01:43
320578文字
会話率:25%
悪徳王子と言われるイケメン王子のアリスタ。自分に異様なまでに執着する影武者のイリスに貞操は狙われるは、そのイリスが自分よりも有能だわでちょっと悲しい立場にある。婚約者のティナは美人だがとにかく静かで、一緒にいても楽しくも何ともない。そんな時
、街に降りて出会ったのはタチアナ。美しくも豪快な彼女に心惹かれ、王城脱出に向けてアリスタは奮起する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 12:08:35
40909文字
会話率:40%
この物語の主人公、終夜鴉紋(しゅうやあもん)が転移したのは、赤い瞳の人間を『ロチアート』と呼び、家畜の様に管理して喰らう絶望の世界であった。
秩序の守られた泰平の世。その世界に何の悪意もなく大切なモノを奪われた鴉紋は、腕を黒く変化させ、人な
らざる剛力を発現した。
怒り迸り何もかもを破壊しながら、鴉紋は世界を統治する9人の“天使の子”を殺し尽くし、自らの願う世界を創造する事を決意する。
――しかし彼がこの世界に訪れてしまった事も、その世界を破壊するといったある種異常に思える意志すらもが、彼の内に潜む“別の人格”による因果である事を彼は知らない。
――そして壊れていく。
ロチアートも同じ人間だと言いながら、ロチアートの為に人間を殺戮していく悪魔へと。
平和な世界に堕ちて来た、ただ一つの悪意として。
そして同じ時、同じ世界にて、一つの“正義”が産声をあげる……
鴉紋に大切な者を殺し尽くされた黄金の騎士
この世界の主人公、ダルフ・ロードシャインは、煮え滾る執念に“不死”の能力を発現して心に復讐の大火を逆巻かせる。
何度も死に、何度も死に……地獄の様な責め苦にあえぎ苦しみ続けながら、ダルフは力に手を伸ばし続ける。
正義を宿した豪快極まる巨大剣、鉄塊の如きクレイモアを振るい、修羅となっていきながら……
悪魔を滅し、安寧を取り戻す為に。
452話453話あとがきにて、世界観や赤目達の正体についての種明かしがあります。
キリスト神話、アルマゲドンや生命の樹、ソロモン72柱など、天使と悪魔との闘争を題材にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 22:07:12
1344693文字
会話率:56%
主人公──アルクス・アルカーナは、元ハンターの豪快な父と心配症な母、皮肉屋の弟。
計4人家族の〝 変人〟と呼ばれた村民だった。
それもそのはず、彼は前世の記憶を持つ、転生者であった。
そんな彼には、ある夢があった。
〝 魔法使いになる〟と
いう夢が。
だが、この世界に魔法なんて概念は存在しなかった。
その事実に、打ちのめされるが、ある一人少女との出会いに大きく運命だ揺れ動く。
これは、抗い進んで、夢を掴まんとする。
彼ら彼女らの冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 22:00:00
25130文字
会話率:33%
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。
そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。
これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。
基本2日に
一回ペースで投稿してます。
時間はだいたい20時前後、たまに閑話を朝7時ごろに更新しています。
カクヨムとアルファポリスにも同時掲載しています。
よければよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 07:00:00
77164文字
会話率:51%
彼女は、本当に健やかで豪快で可愛くて。
小悪魔だ。
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220371917465)のうちの一作です。
最終更新:2022-01-07 08:00:00
312文字
会話率:36%
スモウとはなんなのか? カラテとはなんなのか?
剣と魔法が支配するドーゼン大陸に突如表れた、謎の存在”ブドウ”。残虐極まりないオーガ族の猛将は、スモウと出会い、自らアイデンティティたる角を折った。天才と称された錬金術師は、カラテと出会い、カ
ラテ用のゴーレムの制作に着手した。
人の争いを自称リキシが吹き飛ばし、蘇る魔を自称カラテカが叩いて砕く。
ブドウを知った者たちの怪しい知識と豪快な技が、世界を揺らがす。
※この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/1177354054907826361)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 15:29:40
165126文字
会話率:31%
幼く両親を失ったクロエは教会に預けられ育った。桃色の髪の所為で虐められていた彼女は、誰にも迷惑をかけず一人で生きていくため魔法の勉強を始める。
年月が経ち道具に魔法を付与する職業【魔具師】になったクロエは、大手生産系ギルドに就職することが出
来た。ここから充実した毎日が始まる……と思いきや、待っていたのはパワハラ労働。
あまりに理不尽な要求を繰り返され、心身ともに病んでいた彼女は遂にギルドを抜け出してしまう。
途方に暮れる彼女は、幼少の頃に唯一仲が友人のユリウスと再会する。
実は第四王子で、しかも王家に伝わる聖剣に選ばれていた彼は勇者の称号を得ていた。
彼はクロエに言う。
「もしよければ僕の王宮で、僕の補佐として働かないかい?」
こうして王宮で働くことになったクロエ。
仕事では付与ばかりしていた彼女だったが、本当に得意なのは攻撃魔法だった。派手で豪快、乱暴なまでに高威力な魔法をぶっぱなす!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 11:00:00
10583文字
会話率:39%
私の名前はアメ。
厄介な姑がいるんだ。誰もがオババと呼ぶ姑は豪快女。
歴史コメディ小説「夢幻無双!戦国時代に貧しい庶民の女と意識が入れ替わった私とオババ、オババTUEEE」では、一緒に戦国時代に転生して、あろうことか、主人公である私アメを
差し置いて、大人気になった姑オババだ。
もともと、現代でもお元気な超絶77歳。
今回、オババは現代でなんと婚活に乗り出した。
いえ、夫であるおじじは生きている。
これは、オババと私とオババの妹と、その娘の涙にあふれた感動コメディ、小作!
涙は、ほとんど私が流している。
もう、誰も止められない、オババを、どうか、みんな、止めとくれよ。
*こちらの作品は、カクヨムでも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 12:00:00
158179文字
会話率:30%
私の小学校6年生の時の担任で、K先生という人がいた。
お酒が大好きな豪快な人で、学校で赤い顔をしていることもしばしばだった。そんな先生を、私は嫌いではなかったのだが、すぐゲンコツが落ちてくるので、あまりよく思っていない人も多かったようだ
。これは、そのK先生にまつわるある日の夕方の出来事だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 07:00:00
1332文字
会話率:10%
カクテルという概念があまり根付いてない世界にいつのまにやら迷い込んでしまった私。その世界はファンタジーで妖精やエルフ、オオカミ男、人間などなど色々な種族がいるところだった。何より魔法もあるのでびっくり!何故か行き倒れていた私を拾ってくれたの
が喫茶店とバーを兼ね備えたお店を営んでいるという夫婦だった。豪快だが優しい旦那。それに寄り添う妻。まさに理想の夫婦である。しかしその2人の営んでいる喫茶店&バーは『飯は美味いが酒は不味い』ことで有名だった。料理は美味しい。自分のいた世界よりも格段に美味しい。だが酒は不味い。酒というよりカクテルが不味い。頑張って美味いものにしようとしているが作られるものは全てゲテモノ。罰ゲーム並みのものばかり。この世界のお酒が不味いから?いいや違う。組み合わせるものが独特のすぎるのだ。そんなお店にきてしまった主人公こと酒井楓は拾ってくれた恩を返すため、何より美味しいカクテルを出すために奔走するのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 10:57:33
10973文字
会話率:47%
料理大好きOLの作手美美(つくでみみ)は最近流行のMMORPGオーディナリー・エブリデイの中での日常プレーを楽しんでいた。メインジョブは料理人で、現実世界ではやれないような 豪快な感じの料理作りなどをリアルに楽しんでいたのだ。だが、ある日何
故かログインした時に、まるでプレイヤーが現実の己の姿のままMMORPGの世界へ転移してしまったかのようになり、しかも皆がメインではないジョブにチェンジして戻れなくなってしまっていた。しかし楽天家の彼女は困難な状況に陥った中でも、仲間と共にたくましくその世界を楽しんでいくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 18:00:00
122978文字
会話率:33%