広大な魔王城の中を謁見の間目指して駆ける少年の姿があった。少年の目的はひとつ。魔王を討ち果たし今回の戦争を終わらせるのだっ!少年は幾多の敵を倒しここまで来たっ!残るは魔王のみっ!そして最後の扉の向こうにいたのはっ!
最終更新:2023-01-12 12:39:29
7512文字
会話率:98%
メンシス王国とヘリオス王国は長年敵対関係にあったが、近年になり漸く和睦が成立した。その際、メンシス王国の第二王女エリザベスが、ヘリオス王国国王二コラの許に嫁ぐことが決定する。
本人はこの政略結婚に消極的であったが、父王はかの王のことを『威厳
と風格を兼ね備えた天性の治政者』と大絶賛する。父の評価を疑う訳ではないが、エリザベスには気掛かりなことが……。
そしてその予感は、見事に的中する。
長い旅路を経て漸く辿り着いた謁見の間で、初めて二コラと対峙するエリザベス。その二コラが開口一番放った言葉は『ふん。まぁ、悪くはないな。美人と言えるほどでもないが』だった。唖然とするエリザベスを尻目に二コラは更に言い放つ。『余には既に愛する娘がいる。お前が余に懸想するのは勝手だが、余がお前を愛する日は、永遠に来ないと思え』と――。
元々政略結婚に夢も希望も抱いていないエリザベスは、二コラを早々に見限り、完全アウェイなこの土地で『快適な宮廷ライフを満喫する』ことを新たな目標に掲げる。
しかし、エリザベスの決心とは裏腹に、あれよあれよと面倒ごとに巻き込まれていき――……。
これは『俺様気質な国王』二コラと、『男気ならぬ、オンナ気溢れる正義感強めの王女』エリザベスが、いがみ合いながらも互いの距離を少しずつ縮めていき、立派なおしどり夫婦に成長するまでのお話です。
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 10:32:07
26381文字
会話率:56%
王立学園の卒業パーティ。
今まさに、王太子殿下によって、悪役令嬢の断罪が行われている。
悪役令嬢がヒロインをイジメている証拠固めは完璧。
なんせ悪役令嬢は、本当にイジメをしていたのだ。悪役令嬢は絶体絶命。
だが、悪役令嬢も対策を用意しており
、逆転の秘策を胸にひめていたのだ。
勝つのはヒロイン達か悪役令嬢か!?
だが、ふたつの思惑が火花を散らす場に、場違いな声が響く。
「殿下それは謁見行為ですぞ」
一介の老兵士の空気を読まない正義のおかげで、ふたつの思惑は狂っていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 12:33:10
23757文字
会話率:15%
「リーンを傷つける連中は、俺が叩き潰してやる」
嫌われ種族、ゴブリンの少女リーンは、ひょんなことから『勇者』を保護することになる。
異世界から召喚された勇者、ユータは、まだ小さな子供だった。
リーンはユータの世話をしつつ、彼のた
めに、国王との謁見を試みる。
だが、リーンがゴブリンだったことが一因となり、試みは破綻してしまう。
けがれたゴブリンと共に居たという理由で、ユータには偽勇者の烙印が押されてしまうのだった。
この世界の人間に不信感を抱いたユータは、優しいリーンと共に居ることを望む。
一方でリーンは、勇者であるユータが自分と居ることは、良くない事ではないかと考えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 13:00:00
16138文字
会話率:40%
突然異世界に召喚された荒井コースケは、魔法が使え、少しレアな特殊能力も手に入れて、これからの異世界生活を楽しみにしていたが、王様との謁見の場でいきなりコースケの右腕から魔法が放たれ宰相と衛兵が死んでしまう。異世界転移翌日から殺人犯として、
拘束されたコースケは、先輩転移者穂乃果達の助けを借りて、脱出に成功するが、何もわからない状態で逃亡生活が始まってしまった。
何とか協力者を得て、しつこい追手に追われながらも、仲間と一緒に異世界を生き抜くコースケ。辛くもあるが、楽しい異世界、その原因となった異世界召喚には恐ろしい歴史があった。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
8/29本日投稿開始します。
本日6話まで投稿し、その後は毎日1話ずつ更新予定です。
よろしくお願いします。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 15:00:00
140085文字
会話率:34%
「ジョセフィーヌ、聖なる力を失い、新聖女コレットの力を奪おうとした罪で、そなたを辺境の修道院に追放いたす」謁見の間にルーカス第三王子の声が朗々と響き渡る。
「意義あり!」ジョセフィーヌは間髪を入れず意義を唱え、証言を述べる。
「証言一、とあ
る元聖女マデリーン。殿下は十代の聖女しか興味がない。証言ニ、とある元聖女ノエミ。殿下は背が高く、ほっそりしてるのに出るとこ出てるのが好き。証言三、とある元聖女オードリー。殿下は、手は出さない、見てるだけ」
「ええーい、やめーい。不敬罪で追放」
追放された元聖女ジョセフィーヌはさっさと王都に戻って、魚屋で働いてる。そんな中、聖女コレットがルーカス殿下の子を身ごもったという噂が。王国の結界を守るため、元聖女たちは立ち上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 01:19:03
5603文字
会話率:59%
絢爛豪華な謁見室で冷酷非道と噂の悪魔皇帝に迫られ、三年前のあの日のことを思い出した。
もう誰も愛さない。
すべてを失ったあの日、私はそう決心した。
「セシル・マックイーン! お前のような陰湿な女とはこの場で婚約破棄をする!」
セシルはディカルト帝国の侯爵令嬢だがデビュタントの夜会で義妹に婚約者を奪われ、帰る家も家族も失い失意のどん底で市井に放り出される。
そこで運良く魔女に拾われて修行を積み、悠々自適の毎日を送っていた。
だがある日、帝国の騎士に連行され皇帝に謁見することに。何故か修行時代にヤケで作った呪いの仮面をつけた皇帝から「仮面のせいで結婚できないから、お前が責任を取って後継者になる子を産め」と命令される。
なんとか一年の猶予をもらい、解呪できたら自由の身になると約束を取り付けた。しかし逃げないよう問答無用で婚姻させられる。
こうして愛のない結婚生活がはじまった————はずなのになんだか皇帝の態度が甘すぎるんだけど!?
一方、皇后になったセシルを引きずり落とすため義妹が画策するも、すべて失敗に終わる。そして破滅の道へと進むのだった。
すべてを失い誰も愛さないと誓った魔女が、すべてを取り戻して幸せになるお話。
※この作品はカクヨム、アルファポリス(9/2投稿開始)でも投稿してます。
※完結保証です。明るめの内容で、ヘタレカップルですがいちゃいちゃ溺愛です。お好きな方は是非どうぞ★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 21:15:35
103898文字
会話率:48%
王宮の料理長の職を辞す男。
最後の願いは、王への謁見。
男の目的は…。
最終更新:2022-09-01 10:26:37
6022文字
会話率:9%
ノーシュ国の首都、レオネスク。
12年前の大火事事件によって両親と幼馴染を亡くした主人公のシグマ・アインセルクは、
成人の日の式典に出席するため謁見の間に訪れた。
そこでセレナ王女に祝いの言葉を述べられ、晴れて大人の仲間入りをし喜ぶシグマ
だったが、
彼女から言われた初任務の内容に驚愕する。
それはなんと、自分のトラウマである12年前の大火事事件の再調査をする事だった。
そう、大火事事件は犯人が捕まっていない未解決事件だったのである――—。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 19:36:35
61821文字
会話率:65%
王と地方管理官達の会議の後、初めて使う謁見室で遊んでいると、突然謁見室中央に魔法陣が展開される、配下の一人が飲み込まれそうになるのを王は引っ張りだし代わりに自分が召喚される。その召喚主は召喚した王にどんな頼みをするのか。
最終更新:2022-08-15 17:25:45
90762文字
会話率:65%
スフィーダは幼女の姿なれど、実年齢は二千をこえている。待てど暮らせど死神からお呼びがかからないのだ。そんな彼女のお役目はプサルムという国の女王陛下。これといった仕事がない閑職である。
ある日、スフィーダは暇を解消したいと側近の男に相談した
。結果、国民と会う場を設けてもらえるようになった。多くの人々と面会できることは、彼女からすれば願ったり叶ったりだった。
これまでも全力で生きてきたが、これからも全力で生きていこう。
その思いを胸に、スフィーダ、今日もがんばるのである。
※この小説は『悠久幼女の女王陛下は、今日も暇を持て余す。』の連載版です。
※”カクヨム”、始めました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 23:27:50
1086968文字
会話率:57%
人類の悲願、魔王討伐をなしとげた勇者ノアーシュ。
王国に帰還した彼には、国家を担う栄光と、そして公爵令嬢である聖女ファルシールとの婚姻が約束されていた。
だが、その日。
謁見の間へとやってきた彼の隣にはすでに、可憐な神官少女が寄り添うよう
に立っていたのだった……。
いま、世界最悪の修羅場の火蓋が切って落とされる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 17:35:06
16235文字
会話率:37%
悪魔の出る廃校と呼ばれた場所で俺はミニチュアサイズの狼男と出会う。
ひょんなことで狼男に気に入られた俺は、了承もなしに魔界へと連れて行かれていかれてしまう。
魔界にはたくさんの悪魔がミニチュアサイズで存在していた。
呆然としている俺をよそに
魔王様との謁見が決まり、怯えていると魔王様は実は普通の人間の女の子だった。
あんずは「悪魔」「狼」「壊れた高校」を使って創作するんだ!ジャンルは「邪道ファンタジー」だよ!頑張ってね!
により書きました三題噺です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 18:18:00
4686文字
会話率:35%
国境の村で人望の厚いレプゴーは伝令の落とした一通の手紙に気付く。彼を慕うプワスキの家に立ち寄った際、彼は生き別れの娘から手紙が届いたので都へ旅立つと言う。プワスキはレプゴーの用心棒として旅へ同行する。
都の城では大公が誰もいない部屋で妄想
の女性たちと戯れていた。その様子を見ていた補佐官のファーデンは、隣国との国境争い収める案を大公に拒絶され、通信でネイダフに愚痴をこぼす。
大公が依頼したロボットを完成させた博士は最後の実験に挑む。大公とファーデンが見守る中、少女スラがロボットと対面させられる。ロボットはひどいポンコツだったが、実は対面していた少女スラもロボットだったと明かされ大公は喜ぶ。
旅の途上、レプゴーらは牢に入れられる。そこで知り合った記憶喪失の少女アイヒロットとレプゴーは看守の出す謎を解いて脱出するがプワスキは置いていかれる。
国境でプワスキの家族に危機が迫る。ファーデンは大公を責め立てるが、カタツムリの世話が忙しいと取り合わない。ファーデンは大公を弑し、ロボットのスラを傀儡にしようと考えるが、スラは自分を人間と思いこんで逃げてしまっていた。
レプゴーとアイヒロットは大公に謁見する。その場で悲劇と喜劇が交錯し、一同は予想を超えた展開に見舞われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 07:30:49
62340文字
会話率:60%
ある少女は、天才だった。
産まれて間もない1ヶ月程経った頃、少女は喋りだした。
喋りだしてからは、少女は言葉を積極的に覚えるようになり、一歳という若さで日本語と英語を聞き、読み、書き、話すことが出来た。
それにより、少女は『理解す
る』ということに喜びを覚えるようになった。
それ以来、少女は積極的に知識を溜め込み、生活に応用するということを繰り返していた。
親の携帯を借りてはあらゆる分野に手を出して、身に付けた知識を心理学なら親で、美術なら自分で描いて、自然科学なら対応した物で試しながら、着々と成長していった。
しかし、少女にある悲劇が訪れる。
ある日、十歳にまで成長した少女は、両親とショッピングモールに来ていた。三人で店内を周っていると、店内に強盗が侵入しているといった内容のアナウンスが流れた。
客が一斉に逃げ出したことで逃げ遅れ、入口付近で三人は殺されてしまう。
しかし、親と一緒にショッピングモールに出掛けていた少女は、実は少女が身代わり用に新しく作った新型AIであった。
それから数時間後、テレビを観ていた少女は、ニュースで二人の死亡を知ってしまう。
その時の過度なショックで開眼したのが『源戒』。
少女は開眼した『源戒』の能力を理解すると、二人を助ける、蘇生する方法があるかもしれないと考え、『源戒』を発動。
『源戒』を発動したことによって出た結果は、異世界への転移。そう、少女は異世界なら二人を蘇生する方法がある世界だってあるかもしれないと考えたのだ。
そうして転移した場所はある国の王城の謁見の間。
そこでは、丁度勇者の召喚を完了したタイミングだったようで、少女以外の三人の高校生が喚ばれていた。そこに少女が転移してきたことで、少女も勇者と勘違いされてしまう。
貴族や王族は、勇者を政治に利用する目的で喚んだらしく、媚びを売ってきたり、高慢な態度に嫌気がさし、国を出ることを決意。
旅の中で少女は何にも縛られない自由を謳歌しつつ、当初の目的である"両親の蘇生方法"を探して世界を周る。
※小説を書くのは初めてなので、設定や説明が拙い部分があったり、更新が遅かったりしますが、ご容赦ください。一話一話は短め。
あと、天才でも抜けてるところがあります。頭が良いだけでアホじゃないとは言ってn((殴折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 15:37:41
184833文字
会話率:37%
アスタレイア王国には建国以来守られている一つの伝統がある。
王家に生まれた第4王子・王女以下は、亜人……いうならば人間の言語を話す人ならぬ姿をした者と婚姻を結ぶと決められている。
第6王子であるエトゥスと第5王女であるミルカが謁見の間に呼ば
れたことは、相手の種族が決まったことに他ならない。
数ある種族の中、相手を知ったエトゥスは絶望の淵に追いやられる。
逃げることも許されず異種族に婿入りの決定したエトゥスは、未知の生活に飲み込まれていくのだった。
全24話(毎日更新) 6万時程度
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 19:21:04
59979文字
会話率:33%
17歳の誕生日。成人を迎えたエルゼは、大人としての一歩を踏み出す為、城へと向かう。
謁見を無事に終え、次なる儀式へと向かったつもりが、なんと、お見合いが待っていた。
最終更新:2022-06-10 15:10:00
3573文字
会話率:58%
金都、繁栄を極めたこの都に、ある老学者が来た。この学者は王宮に上り、王に謁見する。学者は物語好きの王に奏上する。物語を生成する機械を。動力を得て、歯車とクランクを回し、物語る機械を。その機械、名付けて「ミカニック・シェヘラザード」
最終更新:2022-06-09 20:42:20
8659文字
会話率:61%
魔王討伐を果たした勇者アレンは、謁見の間にて国王に「魔王を倒した直後から、勇者の力が失われた」と告白する。その告白を聞いた国王は顔色を失い、当てが外れたと言い残して謁見の間から出ていく。場に取り残された勇者アレンに声を掛けた人物は、かつて魔
王討伐を共に果たした仲間である賢者ヴィードであった。豹変した国王の態度に戸惑うアレンに向ってヴィードは言う。「君は政治というものを分かっていない」と……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 20:20:06
11408文字
会話率:22%
「サーラ・ビアンコ男爵令嬢! 私は真実の愛を見つけた! ゆえにジェダイト王国第一王子の名において貴様との婚約破棄すること、そしてこのイラーリア・ジラルディ侯爵令嬢と新たに婚約することを宣言する!」
は? 真実の愛……?
ジェダイト王
国王宮の謁見の間に大きな声が響き渡る。私に婚約破棄を告げた第一王子が厳しい表情で私を睨みつけている。王子の隣にはイラーリア・ジラルディ侯爵令嬢が勝ち誇った笑みを浮かべながらピッタリと寄り添う……しかし婚約破棄され国外追放された可哀想な聖女サーラはただの聖女ではなかった。祖国に別れを告げたサーラは本当の力を解放するのであった……後悔してももう遅いですよ?
(注1)このお話には婚約破棄・追放・聖女・ざまあ・恋愛要素が含まれています。
(注2)このお話は全5話で完結します。気軽に読んでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 20:52:27
22102文字
会話率:36%