プロローグ
彼は一つの志を持っていた、誰よりも真面目に生き、誰からも模範でありたいとその為であれば、自分はどれ程の苦境に立っても前を向き続けると、その行いを貫き続けた彼は。
彼女は知っていた、決して自分が優れている訳でも自分だけが特
別な訳では無い事を、それでも自分だけが前に進む勇気を持っている事を、決して優れている訳では無いがしかし彼女だけは。
彼女は後悔した、自分が多くの人の憧れであり自分の命より価値のある人を死なせてしまったことを、故に彼女はその人の変わりとなる皆が憧れるべき存在にならなくてはと彼女は思い続けていた、しかしそれは間違いだと気づかされる、しかし彼女はそれでも進み続ける事を誓った、例えそれが自分を死に至らせる毒だとしても彼女は。
彼は夢を抱いた、全ての人を守り助ける事はできないかと、彼の前でその行動をしてきた人を見て憧れた、憧れてしまった。それがどれ程大変な事かも知らずに彼女に憧れてしまった、その行動の行きつく先は、誰も望まない物ものだとしてもたった一つの夢はの結末を知ってなお、彼は。
彼女は謝りつづけた、自分の行動がどれ程大切な人を傷つけるかも知らずに。彼女はそれを善だと信じ行動し続けた、大切な人を傷つけるその時まで。彼女はその行動が間違いだと気づき、これからは大切な人を悲しませてなるものかと決心する、しかし何人も彼女の本質を変える事は出来ない、自分の行いの結果どれ程悲しむ人が居ても彼女は。
彼女達は進み続ける、どれ程の犠牲が出ようと今までの自分達のやってきた事が間違いではなかったと証明する為に彼女達は。
これは自分の意志で大切なモノを守りたいと願いそしてその為に動いた者たちの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 08:00:00
305149文字
会話率:55%
伯爵令嬢のエレーヌは第一王子のエドワードと婚約中であった。
舞踏会の夜、エレーヌの前に現れた少年は突然、「婚約破棄したいんでしょう?」と言う。
エレーヌは否定するが聞き耳を持たず、薬を嗅がせて気を失わさせると彼女を誘拐した。
田舎の屋
敷に監禁されるエレーヌ。助けが来るのを待つが少年はエレーヌが自分の意志で家出したように見せかける仕掛けをしていた。
自分を愛していると言えば屋敷から開放すると言う少年。
それに対して嘘で愛しているとは言えないと答えるエレーヌだが、本当にエドワードの事を愛していたのかと少年に問われ、一瞬、答えに窮するのだった。
そんな中、頻繁に屋敷を訪れる庭師の青年が気になりだすエレーヌ、しかし青年が敵か味方か分からず悩む。
意を決して屋敷を脱出するエレーヌ。少年の追っ手から彼女を匿ったのは庭師の青年だった。
青年は村長の息子だった。青年と暮らし始めるエレーヌ、村人にも慕われ村の生活に幸せを感じ始めるのだった。
一方、エレーヌの家出をただひとり不審に思ったエドワードは、彼女の行方を探し続けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 04:01:50
20912文字
会話率:32%
主人公、高校三年生の十八歳。中肉中背の平凡な青年である。
彼は散歩からの帰宅途中、突然体調を崩してしまう。風邪を引いたと思い、急いで帰ろうとするものの、不可思議なことに体の自由がきかなくなる。自分の意志とは無関係に体が動きはじめ、ついに
は道路へと飛び出してしまった。そこに車が迫り、間一髪で助けられるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 23:00:00
556931文字
会話率:32%
ある世界、ある国の、ある少女の物語。
新進気鋭のクリエイターとして人気が出始めていた彼女は一つの問題を抱えていた。
それは自分の意志とは無関係に結ばれた婚約。
不本意ではあっても結んでしまった契約を反故にする事は難しい。
渋々ながらも受け入
れつつ少女は日々を過ごしていた。
その日も嫌な予感がしつつも少女は婚約者から招待された夜会に出席した。
「この売女が!お前との婚約など続けることはできんな!」
唐突に行われる婚約破棄の宣言。
それは男が仕組んだ醜悪な劇の開始の合図だった。
少女はありもしない嘘を並べ立てられ、築き上げた物を踏みにじられる。
だから少女は一つの賭けをした。
自分自身を救うため。
そして、この男を破滅させるために夜会に毒を盛ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 17:11:58
20808文字
会話率:26%
「敵を強化するスキルなんて何の役に立つんだ!」
新米冒険者イクスは、S級冒険者シグマのパーティーから追放されてしまう。
原因は彼に発現した固有スキル【汝の隣人を愛せよ】。これのせいで、イクスはその場にいるだけで敵を祝福して強化してしま
うようになる。戦闘では完全にお荷物になってしまった。
固有スキルは放棄することも封印することもできず、また発動は自動的なため自分の意志で制御することも不可能。
そればかりか、冒険者の仕事をしていなくても害虫やネズミ、カビやホコリまでもが祝福され、無駄に強化されてしまう始末。
イクスの人生は、その日から強制的にハードモードを強いられることになった。
そんな中。イクスの噂を聞きつけ、一人の魔女が彼の前に現れる。
神に見放されても尚、自ら苦難に挑もうとする『勇ましき愚か者たち』は、世界を変えることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 19:00:00
39334文字
会話率:32%
主人公・池本 桜は本来の性別は男だが、気づけば「自分の意志で男と女を切り替えられる能力」を手にしていた。甘く見ていた未来はトラブルの連続へと変わっていく...
最終更新:2022-03-04 21:57:24
3877文字
会話率:24%
宿屋の息子として平凡に生きていたカイル。
彼は「魔法媒体」という能力があることを見いだされる。
「魔法媒体」という能力は、本人はなにも起こせないが、パートナーの魔法能力を大幅にブーストし、その臨界点すら大きくしてしまう。
魔法能力を大幅
に伸ばし、出世の糸口を狙う野心家の美少女達に狙われるカイル。だが本人は
「未来は自分の意志で掴み取る! 流されて決断とかしない!」と決意していた。
野望を隠さない女の子達と、それにどうにか抵抗する男の子のドタバタ劇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 21:00:00
58524文字
会話率:41%
神々しい青白い月に向かってゴールデンレドリバーの雌である老犬が願いをかけた。
老犬の名前はステラ。
ステラをまるで本当の子どものように育て、自分たち自身の老いた身を案じるより、ステラの身体をいつも気に掛けている両親を見て、ステラはもう
これ以上の負担を掛けまいと行動に移す。それは自分の意志を貫き通すために毎日の食事を拒み、未練を残さないために今までの大切な想い出を食べることだった。
回想をしながら想い出を食べことは苦痛を伴ったが、ステラは耐えながら食べ続けた。やがて想い出が残り少なくなると、記憶も次第に薄れ、ステラは次第に冷たい闇の世界に引きずり込まれていった。ステラは気付いた。自分の選択が過ちであったことに。
絶望に陥ったとき、ステラは闇の世界にひとつの光を見出すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 08:00:00
33682文字
会話率:27%
「田川昂胤探偵事務所 ウォンジャポン」
第一章
少林拳の達人で元傭兵の田川昂胤が開いた探偵事務所に、傭兵学校時代に世話になった鬼教官が訪ねてきた。ダンが昂胤を訪ねて来たら足止めをしてくれ、何かたくらんでいるイヤな予感がするという。ダンと
は、傭兵学校の十年先輩で、伝説の男だった。
教官が中国に行ったすぐ後にダンが昂胤を訪ねてきて一緒にゲームをしないかと言った。引き留めたが、ダンはすぐに韓国に行ってしまった。様子を探るためダンの誘いを受けた昂胤は、探偵事務所のスタッフ雄大を連れてダンのいる韓国に飛び、ダンに合流する。
ついてみると、ダンは傭兵数十人でキャンプをしていた。雄大を含めて七人チームを任された昂胤は、目的を知らされないまま地獄の訓練を始めた。チームは他に六つあった。
ある日ダンが東洋人二人をチーム長のミーティングに連れてきた。東洋人二人は、深々と頭を下げた。
第二章
北朝鮮には、世界に名だたる《特殊部隊》がある。部隊員は二万人。それぞれ一騎当千の強者ぞろいで、個々の力量はデルタフォース以上だという自負を、北朝鮮首脳部は持っていた。さらに最近新しく極秘で誕生した《神龍隊》は、北朝鮮首領の直接護衛部隊で、特殊部隊から選抜された五百名規模の精鋭中の精鋭部隊だった。
北朝鮮では、餓死者が毎年三万人にも達していた。しかし、国民は蜘蛛の巣にかかったエサのように管理されており、まったく自由がなかった。自分の意志さえ政府の監視下に置かれ、その政府も蜘蛛の巣にかかったエサ同様だった。自由に行動できるのは、首領ただ一人。しかもその首領はすべての国民から神格化されていた。
ソンヒョンは高級官僚の次男。生まれたときからすべてに恵まれていた。勤務先は朝鮮労働党統一戦線部。通称《統戦部》で、親の七光りがあればこその境遇だ。仕事は、首領神格化の神輿担ぎだ。ソンヒョンは、この仕事に最近疑問を抱いていた。そんなころ、神龍隊第四大隊長をしている母方のいとこヨンスから、驚愕する誘いを受けた。ヨンスは《世直し党》の党員だという。
迷った末、ともに立ち上がる決心をしたソンヒョンは、クーデターを成功させるにはプロに頼むしかないと主張するヨンスと偶然見つけた傭兵軍団のキャンプ地に出向き、チーム長会議で深々と頭を下げた。
第三章
物語はいよいよ佳境に。
ダンの本当の狙いは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 10:10:21
34218文字
会話率:48%
「田川昂胤探偵事務所 ウォンジャポン」
第一章
少林拳の達人で元傭兵の田川昂胤が開いた探偵事務所に、傭兵学校時代に世話になった鬼教官が訪ねてきた。ダンが昂胤を訪ねて来たら足止めをしてくれ、何かたくらんでいるイヤな予感がするという。ダンと
は、傭兵学校の十年先輩で、伝説の男だった。
教官が中国に行ったすぐ後にダンが昂胤を訪ねてきて一緒にゲームをしないかと言った。引き留めたが、ダンはすぐに韓国に行ってしまった。様子を探るためダンの誘いを受けた昂胤は、探偵事務所のスタッフ雄大を連れてダンのいる韓国に飛び、ダンに合流する。
ついてみると、ダンは傭兵数十人でキャンプをしていた。雄大を含めて七人チームを任された昂胤は、目的を知らされないまま地獄の訓練を始めた。チームは他に六つあった。
ある日ダンが東洋人二人をチーム長のミーティングに連れてきた。東洋人二人は、深々と頭を下げた。
第二章
北朝鮮には、世界に名だたる《特殊部隊》がある。部隊員は二万人。それぞれ一騎当千の強者ぞろいで、個々の力量はデルタフォース以上だという自負を、北朝鮮首脳部は持っていた。さらに最近新しく極秘で誕生した《神龍隊》は、北朝鮮首領の直接護衛部隊で、特殊部隊から選抜された五百名規模の精鋭中の精鋭部隊だった。
北朝鮮では、餓死者が毎年三万人にも達していた。しかし、国民は蜘蛛の巣にかかったエサのように管理されており、まったく自由がなかった。自分の意志さえ政府の監視下に置かれ、その政府も蜘蛛の巣にかかったエサ同様だった。自由に行動できるのは、首領ただ一人。しかもその首領はすべての国民から神格化されていた。
ソンヒョンは高級官僚の次男。生まれたときからすべてに恵まれていた。勤務先は朝鮮労働党統一戦線部。通称《統戦部》で、親の七光りがあればこその境遇だ。仕事は、首領神格化の神輿担ぎだ。ソンヒョンは、この仕事に最近疑問を抱いていた。そんなころ、神龍隊第四大隊長をしている母方のいとこヨンスから、驚愕する誘いを受けた。ヨンスは《世直し党》の党員だという。
迷った末、ともに立ち上がる決心をしたソンヒョンは、クーデターを成功させるにはプロに頼むしかないと主張するヨンスと偶然見つけた傭兵軍団のキャンプ地に出向き、チーム長会議で深々と頭を下げた。
第三章
物語はいよいよ佳境に。
ダンの本当の狙いは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 10:22:48
45411文字
会話率:39%
まるで働かない小説家の父と二人暮らしの透はいつか独り立ちするために学業とバイトに励む毎日を送っていた。
そんなある日、父が失踪し、借金取りが透の暮らすボロアパートの部屋へとやってくる。そのとき初めて透は父が多額の借金を背負っていたことを
知る。
ヤクザに売り飛ばされそうになる透の目の前にひとりの男が現れた。その男の登場をきっかけに透は『アーティファクト』という超常の力を持つ道具とそれを収集、管理する秘密結社アグノストの存在を知ることになる。
自分の意志とは関係なく『アーティファクト』に選ばれた透は、否応なしにアーティファクトの関わる事件に巻き込まれていく。
初めての事件を解決し、透は多額の借金と世界の命運を背負った日常を送ることになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 06:00:00
46211文字
会話率:38%
幸せな日常は誰もが望むと思う
俺は自分の意志で選択した人生に間違いはないと思っていたのに、結局挫折してしまう
苦しみながら生きているのは自分だけじゃないのか
このまま何も変わらないなら、いっそのこと死んでしまいたい
最終更新:2022-01-03 15:00:00
2754文字
会話率:14%
女子高生の彼女は、実は空が飛べる―
ただし、自分の意志に反して体が浮き上がってしまうのだ!
それは「飛ぶ」という表現が正しいのか!?
あと彼女は変態だ!
小学生女子に興味があるらしい!かなりヤバい奴だ!
最終更新:2021-09-24 17:00:00
3774文字
会話率:12%
──この王女は忌まわしき赤子である。長ずれば必ずや国を滅ぼすであろう。
そう予言された第五王女のヘイゼルは、物心ついた時から国のはずれにある森で、乳母のガーヤと従者のジャジャと三人で静かに暮らしている。
乳母と従者は家族同様ヘイゼルを愛
してくれるけれど、聡明なヘイゼルは知っている。
二人が自分の護衛であり、監視も兼ねていることを。
だから幸せな恋愛も結婚も、誰かがここから連れ出してくれることもありえないとわかっていた。
そんなある日、ケガ人を連れた若い男が、手当てと薬を求めて現れる。
彼の名はアスラン。
求めに応じて扉を開け、アスランと言葉を交わし始めた時から、
ヘイゼルの運命の歯車は動き始める──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 13:10:39
105498文字
会話率:45%
有史以前より、地獄から這い出る悪魔に苛まされ続けるも、人間社会はどうにか発展を続け、遂には令和の時代にまで突入した現代日本。
こよなく猫を愛する少年天草竜胆は、地獄由来の死病に苦しめられつつ必死に日々を生きてきたが、ある日悪魔に襲われる
猫を目撃してしまう。現代兵器を結集してさえ抗し切れない圧倒的戦闘力を持った悪魔相手に、弱点を突いてなんとか猫を助け出せた竜胆は、猫の正体が、地獄でもとりわけ危険な高位の悪魔だと気づかされる羽目になった。
どうやらこの悪魔猫は、地獄の悪魔たちに命を狙われているらしい。人間社会に紛れるために美少女へと姿を変えた悪魔猫は、竜胆を死病から救う名目で、転生と称して悪魔の体に作り替え、おまけに彼を完全制御下に置けるリモートコントローラーを駆使して、攻め入る悪魔や気に食わない人間をかたっぱしからブッ飛ばしていく。実行犯は当然全て竜胆だ。
人間社会の裏で暗躍する、人身から変化した天使たちからも彼は目を付けられ、竜胆に普通じゃないほどに懐く妹も悪魔の襲撃を受けて天使化。人類側軍隊と、襲い来る悪魔も交えて、竜胆は混乱を極めた戦いのるつぼへと否応なしに巻き込まれていく。
自分の意志がどうであれ、リモートコントローラーの導くままに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 17:34:40
496443文字
会話率:38%
『神』の悪戯か『外れスキル』を持つ者は『外れスキル』を持つ者とひかれ合う。 果たしてそれは本当に自分の意志なのだろうか――。 第一章は、ジェミニ王国の外れスキル『ものマネ』のディオと当たりスキル『剛剣』のスクロイの双子の話。 追放された
兄のディオ、今までの恨みを晴らそうとする弟のスクロイ。それを察し、生まれ故郷を離れ別の街でダンジョン攻略を生業にし始めた兄のディオ。 それでも追いかける弟のスクロイ。 この双子の兄弟の結末は、また違う物語へと続いていく。 外れスキルを持つ者はジェミニ王国以外にもいるのだから――。 そしてそれは『外れスキル』を持つ者同士の生き残りをかけたバトルロイヤルと発展していく。 最後に生き残る『外れスキル』は果たしてなんだろう――。 ※沢山出せばどれか一つくらいは気にいっていただける、外れスキルがあるだろうとかそんな事は思っていませんよ。ええ本当ですとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 23:13:34
169128文字
会話率:55%
主人公が目覚めると、その体は人型巨大兵器に。全高十数メートル、全重量数十トン、数万馬力のパワーを秘めた無敵の肉体……ただし、自分の意志で動けない!
パイロットの操り人形として地獄のような戦場に放り込まれることになった主人公が、心のよりどこ
ろとするのは、心優しい美少女整備士と妹だけ。
ところが、襲ってきた巨大帝国によって主人公の属する国は壊滅。美少女整備士も行方知れずに。復讐に燃える妹が主人公を駆るも、所詮は一般市民なので窮地に。絶体絶命の状況で主人公が「自己操作」能力を獲得し、超絶無双!(いまこの直前です)
舞台となるのは、恒星が寿命を迎え、凍結しつつあるダイソン球(恒星の周りを超構造体で覆い尽くした人工天体)。極低温の世界なので、火薬兵器やレーザー砲は失われ、耐寒性能にすぐれる人型巨大兵器だけが幅を効かせています。
[ご感想や評価をいただけると、大変励みになります!]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 23:22:51
274009文字
会話率:20%
現実とは違う世界、アルナールを舞台に繰り広げられる惨劇。
シャイタンはチート持ちである異世界転生者を嫌っていた。彼等を皆殺しにしないと気が済まなくなった。
本来一般人である彼がチート持ちを殺せるわけがないのに、次々と抹殺していくのであ
る。
そうして異世界転生者に頼った国はどんどん衰退していくのであった……。
一方でチートを頼らず、国民の自主性に任せる国は相手にしなかった。彼はチートを頼り切る人間の場所だけを察知していたのだ。
シャイタンは自分の意志と思っているが、実際は神の手により、手に余る転生者を抹殺していたにすぎないのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 14:08:53
10767文字
会話率:32%
自身の作品に低評価が来たら、やっぱり凹みますよね。
でも、自分らしく創作活動を続けていれば、やがて低評価をポジティブに捉えるヒントが掴めます。
最終更新:2021-06-12 19:59:54
3192文字
会話率:0%
「おい、お前髪の毛そってやるよ」
毎日のように執拗に行われるクランメンバーからのパワハラ。
精神的に追い詰められ、自分の尊厳さえも奪われる。
でも俺は信じてたんだ。努力がいつか報われるって。だが、それば幻想だった。
ある日、俺はメン
バーのあまりに理不尽な行為に意見したらクビになった。しかも挙げ句の果てに殺人、強姦魔にされた。もちろん俺は無罪だ!
俺じゃないんだ! と叫ぶも、相手は王族。当然とばかりに自分たちの罪をなすりつけてくる。
正義なんてどこにもないんだ!
絶望する俺に言い渡される死刑宣告。死刑が執行されようとしていたとき、幼馴染のジャンヌが現れて俺を救ってくれた。
ジャンヌと一緒に暮らすうちに俺の心の傷が少しずつ癒やされた。そして突然、秘められた能力が覚醒する。
次に俺とジャンヌはモンスターに理不尽に虐げられていた村人を救い出す。村人に感謝される俺たち。これだ! 俺が本当に求めていたものは!
俺の人生は今始まったんだ。今までは人の人生を歩んでいた。理不尽な命令にもしぶしぶ従っていた。でも俺はもう我慢しない。
もう自分よりバカ相手に尻尾を振る必要もない。これからは俺の夢を叶えるための、自分の意志で踏み出す人生が始まる。新しい俺の冒険の旅が。
これは虐げられていた一人の男が自分の人生を踏み出すためのストーリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 10:45:24
54621文字
会話率:30%
勇者の持つ洗脳によって、強制的に勇者を好きになるように魅了状態にされた女性達。
彼女たちは大切な人たちや愛する人たちに対して、自分の意志関係なしに「取り返しのつかないこと」をしてしまい、故郷、恋人、そして絆を失ってしまう。
・
・・洗脳から解かれ、正気に戻ったとき。
彼女達は失ったものを取り戻そうとする。
「覆水盆に返らず」という言葉がある。
自分たちが洗脳されたと言っても「取り返しのつかないこと」をしてしまったという自覚はある。
それでも彼女達は、自分ではない自分が零してしまった水を「盆に戻そう」と行動する。
―その水は既に他のお盆に注がれている。
―その水を入れようとして、誤ってお盆に泥を入れてしまう。
―その水を入れるためのお盆に穴が開いている。
―その水は既に蒸発している。
勇者の洗脳によって壊れたものを取り戻し、傷ついた過去を乗り越える人達の物語。
※2020/12/17に本編完結しました。
お読みいただき本当にありがとうございます。
番外編をこれからゆっくりと投稿していこうと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 22:00:00
320181文字
会話率:35%