高校1年生の年間スケジュール(導入と挑戦の年)
4〜6月|基礎力の徹底と数学の楽しさを知る
各分野の基礎講座(整数・図形・確率など)
論理思考ゲームやパズル大会への参加
ホワイトボードでの「ミニ発表」練習
数学ニュースやコンテンツに触
れる機会増
7〜8月|仲間と取り組む挑戦の夏
数学合宿(上級生のサポート役 or 初参加)
数学甲子園予選の体験参加(チーム補欠 or 応援)
問題の「読み方」と「解法の型」訓練
チーム活動での学年混成ワーク
9〜11月|発表と応用への一歩
文化祭ブースでのスタッフ・案内・説明担当
自由研究プレ課題(テーマ探し)
数検準2級〜2級挑戦(希望制)
先輩の研究・解説発表を聴く経験を多く
12〜2月|次年度への準備と土台づくり
JMO問題に触れてみる(月1〜2問)
「来年の自分」宣言カード作成(目標とプラン)
春休みに向けた自主勉強計画
新高2としての意識形成折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 23:00:00
64365文字
会話率:34%
本好きな普通の女性・ユリアは、ある日突然、交通事故をきっかけに異世界へと転生してしまう。目覚めた先は、静かな森の奥。魔法使いのローブをまとい、手には杖。どうやら彼女は、この世界で“選ばれし魔法使い”として呼ばれたらしい。
迎えに来たのは、
口うるさいがどこか憎めない老魔法使い・エハルオー。彼の弟子となったユリアは、魔法の訓練……かと思いきや、薪割りや畑仕事、動物の世話と、なぜかスローで地味な生活が始まる。
「異世界って、もっとこう……冒険とか、戦闘とかあるんじゃないの?」
戸惑いつつも、森での穏やかな日々と、優しい人々との出会いが、ユリアの心を少しずつ癒していく。
戦いじゃなく、癒しを求めて。魔法と共に歩む、スローライフ転生物語、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 22:57:01
1461文字
会話率:59%
これは、クラスの誰も名前を憶えていないような少女――鈴咲 涼姫の物語。
彼女の夢は、ネットで有名になって「友達を作ること」。
『〝フェイテルリンク・レジェンディア〟第一章〝胎動〟編。宇宙を滅ぼそうとする謎の敵に挑もう!』
ある日、
突如として鳴り響びいた声に、世界中が動揺した。
それは、未知の存在が運営する、謎のゲームの開始の合図だった。
ゲームに参加できるのは、選ばれた者のみ。
自他ともに認める「ボッチ」である鈴咲 涼姫も、謎のゲームの「プレイヤー」として選ばれた。
だが涼姫は敵が怖くて、ずっと訓練モードばかりしていた。
そんな訓練モードに現れる、誰もクリアできない最高難易度〈発狂〉。
涼姫はこの誰もクリアできないこのモードを、世界で初めてクリアして有名になろうと、さらにVRに引きこもる。
3年後。最高難易度〈発狂〉をクリアした涼姫は――史上最強のプレイヤーになっていた!?
―――これは、クラスの誰も名前を憶えていないような少女が――銀河に、その名を轟かせる物語。
~~~
あとがきに時々、補足情報を書くかも知れません。もしかしたら一箇所にまとめるかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 22:30:00
1548986文字
会話率:41%
陸上自衛隊・第一空挺団に所属する精鋭隊員、藤林は訓練中の事故で意識を失ってから目覚めると、世界大戦前夜の永田鉄山になっていた。
相沢事件の結末を回避すると、おのずと自分がなすべきことを知る。
日本が敗戦国にならぬよう、運命へと挑む戦いが始
まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 22:13:43
58056文字
会話率:23%
魔法学院に通うイズルはある日の実践訓練後に、二人の少女に声を掛けられる。
穏やかな笑顔のファラ、いつも賑やかに笑うローザ。
彼女たちには安全委員会の選抜試験に合格するという目標があった。彼女たちに誘われ、イズルも受験に参加することとなる。
やがて迎える試験日。その日を境に運命の歯車が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:23:36
127659文字
会話率:32%
突如としてクラスメイトと共に異世界へ飛ばされた千間アサシ。勇者一行として毎日の訓練をこなす彼らの道程は順調のように思われた。
とある事件が起きるまでは。
最終更新:2025-07-04 20:14:53
526992文字
会話率:46%
オリジナル組織で捜査したり逮捕したりする物語。
男性主人公、恋愛要素なしです。
テロやハッキングなど物騒なワードが飛び交う為、R15設定しています。
~組織概要~
テロの急増に伴い、危機感を持った警察、自衛隊などの上層部が作り上げた組織が
ある。
その名は、青少年特殊捜査本部。通称、特捜。
何かに秀でた能力を持つ青少年が集められ、基本的には14歳以下が訓練生、15歳以上が現場に配属される。
配属先の課ごと係ごとに特色の基準が異なっている。
1課は実働部門で、その中の2係は高IQ保持者で構成されている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:00:00
1090781文字
会話率:31%
元・食べ歩きマニアの男が、美食を極めた前世から一転、剣と魔法の世界に転生!
ファンタジーな世界に心踊ったのも束の間、この世界の料理ときたら、マズい、それはもう壊滅的にマズい!
食を愛する者として、この絶望的な現実に打ちひしがれる。
クレマン子爵家の長男として新たな人生をスタートさせたアルフォンスは、「このままじゃ、ボクが絶滅する!」と一念発起。
「食改革」を心に誓い、剣や魔法の訓練もそこそこに、頭の中は「どうすればこのマズい食事を少しでも美味しくできるか?」で、もうパンパン。
領地の特産品である小麦を武器に、前世の豊富な食知識と、数々の食べ歩きで培った調理アイデアをフル活用。最初は困惑しまくりだった料理長も、アルフォンスの小さな改革が食卓に起こす奇跡に感動し協力してくれることに。
若い領主である父エドガーや、おっとりママのソフィアも、アルフォンスの突飛な行動を面白がり、食卓の変化を心待ちにする。
これは、マズ飯異世界を舞台に、アルフォンスが食の革命を巻き起こす、笑いと美味しさ満載のハートフルコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 19:40:00
22202文字
会話率:48%
東京湾に浮かぶ未来的な人工島。
そこに設立された学園、赫弾学園《アーク・ノヴァ》は、現代社会に認知され始めた未知のエネルギー「魔晶石《マナ・コア》」を増幅・変換する特殊な銃、「魔導銃《ディゾルバー》」の扱いを学ぶための特別な場所。
この学園の高等部1年生として入学した廻世ルファは、触れたものの構造を不安定化させる固有の能力を宿した魔導銃《壊砕の赫弾《クラッシュ・ルビー》》を手に、その門をくぐる。
無愛想で一匹狼的なルファだったが、明るく社交的な同級生との出会いをきっかけに、彼女の日常は大きく変化していく。プライドが高く努力を惜しまないお嬢様、物静かで豊富な知識を持つ知性派、そして持ち前の運動能力を活かして戦う快活な少女。個性豊かな彼女たちは、時に意見をぶつけ合い、時に深く支え合いながら、かけがえのない友情を育んでいく。
学園生活の中で、少女たちは魔導銃の訓練に明け暮れる。それぞれの固有能力を最大限に引き出すための連携戦術を磨き、日々実力を高めていくのだ。頼れる先輩たちもまた、彼女たちの成長を見守り、時には助言を与え、時には共に汗を流すことで、その絆は学年を超えて広がっていく。
やがて訪れる学園最大のイベント「クラス対抗戦」。少女たちは個人戦、そしてチームとしての総合力が試されるグループ戦に向けて、情熱を燃やす。幾多の激戦と困難を乗り越え、力を合わせて乗り越えていく。
特殊な力を持つ「魔導銃《ディゾルバー》」を巡る、少女たちの青春と成長の物語。
学園での出会いと友情、そして来るべき戦いを経て、彼女たちがどのように未来を切り開いていくのか。
その学園記録が、今、ここに始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:30:00
2907文字
会話率:23%
この惑星世界の守護女神、執行の女神セレーナ、統制の女神ローゼ、この二人の姉妹女神は200年ほどは協力して上手くやっていた。そして、執行の女神セレーナは天上界より人間界に降りて過度の介入をしたことにより、ローゼはセレーナを精神体と肉体を分離、
無力化封印してしまうのだった。
そして千年ほどの時が流れ、統制の女神ローゼの力の及ばない領域【ゼロゾーン】が広がる事を懸念した、ローゼはセレーナを復活させる事を決意、しかし、セレーナの肉体はすでに機能を失い使い物にんらない状態だった。そして、精神体の転生復活のため依代の肉体を選定一人の王家血統者の少女に転生させる。
その少女は5才の時、セレーナの意識記憶を取り戻す。
そして、ローゼの影の導きにより徐々に前世の力を取り戻す、エリーブラウンと言う名の転生少女はグラン連邦国中枢院に目をつけられ、特定特異能力者に指定され、秘密保持のため、11才にして国軍管理の士官幼年学科、士官学校での教育訓練を受ける事になった。
成績は首席クラス、魔法力も高く上層部は早く戦力に投入するため、飛級制にてわずか3年で修了する。
そして、14才にして成績上位者待遇で国軍中尉に任命され、魔法士国家特級者認定を受けて国軍大尉に昇進して部隊配属となる。
部隊配属直後に発生した帝国軍、首都急襲攻撃に機兵パイロットとして中隊を率い、他部隊とも連携、帝国軍を撃退する。その働きにより、国家特別功労勲章を授与、
及び少佐に特別昇進を果たす。
帝国との開戦後、エリーは第一機動連隊、第一機動大隊長として各戦線を転戦する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 19:37:39
1222628文字
会話率:43%
榊幸太郎(さかきこうたろう)は新米陸上自衛官である。彼は訓練中に意識を失うが、目覚めるとそこは異世界であった。彼を召喚したヒューマンと呼ばれる人々は他種族からの侵略により存亡の危機にあった。
幸太郎はヒューマンたちの要請に応え、勇者として防
衛戦争に身を投じる。相棒の64式小銃、通称、ろくよんと共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 19:00:59
27415文字
会話率:38%
異形の存在・超自然災害ラプチャーによって故郷と家族を失い、自身も絶体絶命のところを助けられた荒谷レンカ。彼女を救ったのは空中移動都市「アルニカ」から派遣された聖女だった。聖女は神秘遺物と神秘術式を操り、超自然災害と対等に渡り合える存在だった
。素質を見出されたレンカは、トウコの恩に報いるため、そして故郷の破壊者への仇討ちのために聖女となることを目指す。しかし、そこで待っていたのは厳しい訓練の日々だった。訓練と試練を乗り越え、正式に「アルニカ」へ迎え入れられたレンカは目標であったトウコと同じ部隊に配属される。任務をこなし、ついには仇敵へ辿り着く糸口を見つける。激闘の末、仇敵を倒すが代償は重く、トウコが生死不明となってしまう。それでもなおレンカの戦いは続く。少しでも多くの敵を倒して、より多くを救うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 18:36:40
6073文字
会話率:44%
――舞台の上に立てるのは、“努力”と“才能”と、“執念”を持った者だけ。
創立100年を超える、女性だけで構成された名門・天翔歌劇団。
テレビ越しにその煌めくステージを目にした日から、鷹宮あかねの夢は決まっていた。
目指すは、誰より
も美しく、誰よりも強く、誰よりも愛される――“男役トップスター”。
夢を叶えるための登竜門は、狭き門として知られる天翔専門学校。
倍率40倍を超える難関試験をくぐり抜け、
あかねは、クセ者ぞろいの同期たちとともに、煌びやかな舞台の裏に広がる過酷な世界へと足を踏み入れる。
待ち受けていたのは、容赦のない訓練、嫉妬と羨望が渦巻く人間関係。
優雅な立ち居振る舞いの裏に隠された、血のにじむような努力の積み重ね。
同室となるのは、彫刻のように美しい謎多き同期・綾小路澪。
そして生涯のライバルとなる、すべてにおいて才気を放つ紫堂エリカ。
それぞれの想いが交差し、すれ違い、やがてぶつかる――。
地道に、泥臭く、時に人に嫌われてでも。
トップを目指す覚悟が、少女たちを変えていく。
努力では埋められない差があるなら、それすら越えていく。
夢の舞台に立ちたいと願った、あの日の自分を裏切らないために。
華やかなステージの光と、誰も知らない舞台袖の影。
青春と挫折、嫉妬と友情、そして、まだ名前のない恋心。
――これは、一人の少女が“天翔”の星になるまでの物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 18:10:12
70211文字
会話率:28%
勇者の時期候補生として、幼馴染のアルベルトと一緒に、剣術、武道、魔法、勉学を共に養成学校で学んできた、リスク。おなじ訓練や勉学をしてきた。しかし、アルベルトのステータスは、均等以上に上がるのに対して自分は何故か運と賢さしかあがらない。賢さと
は商人が使うステータスで値切るや脅すや常連さんになるなど戦闘では全く関係のない特技を覚える。剣術も武術も魔法も使えない。そして16才になりアルベルトは勇者として王国を旅立つことになった。頑張れアルベルト俺はこの王国で武器屋か道具屋におそらく、なると考えていた、しかし翌日、王宮に呼び出された俺は、王様より驚くことを任命された。「勇者アルベルトの物資補給係としてリスクを命じる」なんと俺はアルベルトの物資補給係として彼の後をついていくことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 17:38:33
395124文字
会話率:39%
死の瀬戸際から目覚めた元刑事ジョン・リウ。目を覚ました場所は、かつての自分の世界ではなかった――そこは「神警系統」によって選ばれた者だけが集められる、超精鋭の警察学校だった。
国家の中枢に関わる陰謀、洗脳された同期、そしてかつての未解決事件
――数々の謎に包まれた龍国人民警察学院で、彼は再び正義を求めて立ち上がる。
肉体訓練、格闘、法学、捜査技術――仲間とぶつかり合いながらも、"なぜ自分がここにいるのか"を追い求めるジョン。
機械のように動く生徒たちの異常な行進、隠されたシステムの真実、そして彼に課された「真実の追及」ミッション。
鍛えられるのは肉体だけではない。これは魂の覚悟と正義の物語――「正義の再起動」が、いま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 17:00:00
54317文字
会話率:42%
道化師アーサー・クラウンが冒険者となって旅をする物語。
世界に点在する1000人の転生者がいる中で一人、魔法やスキルについて知識を溜め込むアーサー。
溜め込む中で道化師装備の特典としてスキル、クリアを発言する。
そのスキルは、物体を消す能力
を持つ保有する本人も恐れる力だった。
2年の歳月を魔法やスキルの知識、実践訓練に当てて、ついに冒険者として旅をすることを決意する。
そうして最初に出会ったモンスターは、子供のフェンリルであるウルだった。
ウルは、怪我をしており、怪我の原因は親フェンリルであった。
親フェンリルは何かに操られていてウルに危害を加えた。
それをアーサーはクリアを使い食い止めて親フェンリルを変化した力、アンクリアで救うのだった。
ウルとアーサーは契約者となり、新たな友として旅立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 16:37:30
6804文字
会話率:17%
王都の中央にそびえる白亜の塔――その頂には、選ばれし者のみが入ることを許された「王都学院」が存在する。魔法と剣の才を持つ貴族の子弟たちが集い、王国の未来を担う人材が育つこの学院に、一人の少女が通っていた。
名はベアトリス=ローデリア。金
糸を編んだような髪と、透き通るような青い瞳を持つ、美しき伯爵令嬢。気品と誇りを備えた彼女は、その立ち居振る舞いひとつで周囲の目を奪う、まさに「王都の金の薔薇」と謳われる存在であった。
だが、彼女には胸に秘めた切ない想いがあった。
――婚約者、シャルル=フォンティーヌ。
同じ伯爵家の息子であり、王都学院でも才気あふれる青年として知られる彼は、ベアトリスの幼馴染であり、未来を誓い合った相手でもある。だが、学院に入ってからというもの、シャルルは王女殿下と共に生徒会での活動に没頭するようになり、ベアトリスの前に姿を見せることすら稀になっていった。
「ベア、また一人で昼食か?」
友人の一人が声をかけても、彼女は微笑みで答えるだけだった。その微笑は、どこか寂しげで、冷たい風のようだった。
「私は平気よ。彼には……王女殿下という、ふさわしい方がいらっしゃるもの」
そう言ってベアトリスは、手にしていた魔導書を閉じ、立ち上がる。そして学院を離れ、城壁の外れにある「旧市街の地下迷宮」へと足を運ぶのだった。
かつて王都を守るために築かれたその地下迷宮は、今では訓練場として解放されており、一定以上の許可を得た生徒ならば立ち入りが認められていた。だが、危険な魔物が潜むその場所に足を踏み入れる者はそう多くはない。
しかし、ベアトリスは違った。
「──火よ、我が敵を焼き尽くせ。“クリムゾン・レイン”!」
紅蓮の雨が降り注ぎ、現れた魔物たちが一瞬で灰と化す。彼女の魔力は学院でも屈指のものであり、その戦闘技術もまた実戦経験に裏打ちされたものだった。
怒り、悲しみ、失望。シャルルへの報われぬ想いが、彼女の心に炎を灯し、それが戦場での強さとなって現れる。何度も迷宮に足を運び、何百、何千という魔物を打ち倒すうち、いつしか彼女は「地下の女王」とまで呼ばれるようになっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 16:10:00
181467文字
会話率:38%
その日、俺――リオ=グランティスは、魔術師として人生最大の分岐点を迎えていた。
「お前さぁ、魔法って、なんかこう……地味じゃね?」
そう言い放ったのは、俺の師匠、アリステア=フェンブラム。
王都でも五指に入る魔術師なのに、なぜかいつも笑
いながら無茶ばかり言ってくる変人である。
そして、俺は今、その変人の前で困り果てていた。
「師匠……何度も言ってますけど、魔法は繊細な術式構築と精神集中が――」
「いや違うって。お前の魔力さ、繊細に扱ったら逆に不安定になるんだよ」
「だからって剣で魔法を撃てって、無茶すぎません!?」
俺の手には、長剣。
本来なら剣士が使うはずのそれを、師匠は「杖の代わりに使え」と言い張ってきた。
「いいじゃん、剣で魔法撃つとか。浪漫!」
「師匠、それはロマンであって、理論じゃない……」
だけど、アリステア師匠は真剣な顔で言った。
「リオ、お前の魔力は普通じゃない。杖じゃ流しきれない。だから“出力制御”のためにあえて鉄を通せ。剣身が抵抗になって、魔力が安定する」
「……それ、学会で発表したら怒られるやつでは?」
「うん。だから発表してない。お前だけに教える、禁断の奥義だ」
禁断って自分で言ったなこの人。
でも――俺もわかっていた。
普通の魔法の打ち方では、俺の魔力は制御できない。
それでも諦めきれず、俺は魔術師を目指してきた。
「剣を杖に……か」
重みのある剣を両手で構える。
魔術師が扱うにはあまりに武骨で、不格好な代物。
だが、確かに手の中に収まるそれは、杖よりも――何かしっくり来る感触だった。
「いけるかもな……」
そして、次の瞬間――
「《フレイム・ブラスト》!!」
俺は咄嗟に剣を振り下ろした。
ズガァァァァァン!!
周囲の地面が爆発四散した。
魔法が、剣から放たれた――それも、明らかに規格外の火力で。
「う、うそだろ……マジで撃てた……!」
剣の先から吹き出した火柱は、訓練場の模擬岩を余裕で粉砕していた。
それは、確かに“魔法”だった。
「……これ、魔術師として誤解されないですかね?」
俺は――“剣で魔法を撃つ魔術師”としてやっていく。
そしてこの選択が、後に王国中の魔術師や剣士、貴族や王族までも巻き込む大騒動になるとは――このときの俺はまだ、知る由もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 08:10:00
6573文字
会話率:42%
アシサノ=エリュシオンは、貴族の令嬢でありながら、剣に情熱を燃やす少女。世間の期待や「女の子らしく」といった価値観に背を向け、ひたむきに剣を磨き続けていた。ある日、王立学園の訓練場での厳しい修練中、教官が倒れるという事故が発生。動揺する中、
アシサノは「治したい」という一心で手を伸ばし、無意識のうちに治癒魔法を発動する――詠唱も属性もない、自然発動型の奇跡だった。
その瞬間から、周囲の目が一変する。「野蛮女」と蔑まれていた少女は一転、“聖女”と噂され、王都の注目を集め始める。だが、アシサノ自身はその力の意味も正体も理解できず、戸惑うばかり。希望と不安が入り混じる中で、彼女の運命の歯車は大きく動き出す。剣士を目指していた少女が、知らぬ間に“奇跡の象徴”として、新たな運命へと巻き込まれていく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 12:10:00
14144文字
会話率:43%
…ここは科学と魔法が完全に等価、ファンタジーとSFが混ぜて煮こまれたような世界。
立入制限地区、それは魔素濃度が高くモンスターが強く生育する、人類が支配権を放棄したエリア。
時折人里までやってくる奴らは、人類の脅威であり資源だ。
竜人
のラーズは、国家の最終兵器である騎士…、の見習い。
闘氣(オーラ)に目覚めるのが遅かった外様騎士と揶揄されている。
だが、そんなことはどうでもいいことだ。
「…」
ドン!
「騎士なのに銃かよ!?」
騎士も、貴族も、国家も一枚岩じゃない。
表に出せない任務を処理する隠密騎士として、淡々と、冷静に、無情に、日々の仕事に勤しむ。
そんな物語。
・所々、生々しい、痛々しい描写があるので注意
・主人公チート無し(主人公以外は使いますw)
・強くなるための訓練と考察を楽しむ小説
・オリジナル設定と用語を多く使っています
・一話3000字前後で投稿、十章で完結予定
・漫画みたいな戦闘を書いてみたくて、あえて擬音語や叫び声を多用しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 16:07:29
78594文字
会話率:46%
転生チートクソ喰らえスタンス
強敵に挑む、血に塗れた強化兵の物語
ここは科学と魔法が完全に等価、ファンタジーとSFが混ぜて煮こまれたような世界。
大崩壊により国を失い、更に仲間を皆殺しにされた一般兵のラーズ。
全てを失った絶望が
トリガーとなり、限界を越えた体が変異体因子を覚醒。
貴重な被験体として、強化人間である「変異体」の非合法研究施設に強制収容されてしまった。
始まった地獄の日々。
繰り返される人体実験。
選別という名の一対一の殺し合い。
戦場で鍛えた戦闘術、目覚めた変異体の能力で多種多様な異能力に挑む。
「パワードアーマーの装甲を味わえ!」
「火属性魔法でこんがり焼いてやろう」
「サイキックのテレパスハック、試してみる?」
「うわあぁぁぁぁぁ!」
ドッガアァァァァァァァァン!
…死んで……たまる…か………!
※所々、生々しい、痛々しい描写があるので注意
・主人公チート無し(主人公以外は使いますw)
・強くなるための訓練と考察を楽しむ小説
・オリジナル設定と用語を多く使っています
・一話3000字前後で投稿
・漫画みたいな戦闘を書いてみたくて、あえて擬音語や叫び声を多用しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 03:00:00
1311645文字
会話率:43%
転生チートクソ喰らえスタンス、弱いまま足掻く一般兵の物語
【ジャンル別日間一位、月間二位感謝!】
ここは科学と魔法、ファンタジーとSFが混ぜて煮こまれたような世界。
魔力が少なく身体能力も低い…、そんな一般兵にとって戦場はあまりに過酷
だ。
飛び交う魔法に銃弾や砲弾、敵兵の剣やモンスターのブレス、etc.
巻き込まれれば死ぬ…、当たり前の話だ。
竜人のラーズは国民を守る防衛軍(※公務員)の見習い兵士。
陸戦型歩兵銃と魔法装備を駆使して、そんな戦場を駆ける。
戦闘は火力じゃねぇ、戦術だ!
「大型のサイクロプスに豆鉄砲が効くか!」
「小型戦車の装甲に風魔法なんか効かないって!」
「うわあぁぁぁぁぁ!」
ドッガアァァァァァァァァン!
…もう帰りたい
※所々、生々しい、痛々しい描写があるので注意
・主人公チート無し(主人公以外は使いますw)
・強くなるための訓練と考察を楽しむ小説です
・漫画みたいな戦闘を書いてみたくて、あえて擬音語や叫び声を多用しています
・オリジナル設定と用語を多く使っています
・恋愛パートは付き合ってからが本番
・一話3000字前後で作っています
・一章約三十五話と閑話で構成、十章で完結予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 02:00:00
1234143文字
会話率:40%
最強冒険者のホムラとジルは、ある日2人住んでいた家に断りも無しに転がり混んで来た受付嬢や冒険者ギルドに苦情を言っても何の対象をしてくれず。黙って姿を消すことにした。
憧れる隠居生活。
普段の訓練も疎かにせず自給自足の毎日を楽しんでいた。
最終更新:2025-07-04 15:51:45
271519文字
会話率:41%
暴君と呼ばれている皇帝の娘に転生した私は冷遇されると思っていたけど、尋常じゃない執着と愛情を注がれて皇帝であるパパに育てられていた。
だけど、皇妃とその息子の異母兄からは嫌われていて、属性魔法と魔力量が分かり、次の皇帝が私だと確定した途端、
命を狙ってくるように…!?
そのせいで、パパだけでなく、メイドや護衛騎士達まで過保護が加速していく一方……。
そんな中で、本格的に座学の勉強やマナー、魔法の扱い方を訓練することになった時、長い間不在だった大魔法使い様が帝国に帰ってきて、私を見た大魔法使い様はよく分からないけど私を気に入ったらしく、魔法の扱い方を教えてくれることに。
そして、気づけば大魔法使い様まで過保護になってしまった……。
命を狙われることなく平穏に過ごしたい私は、皇妃と異母兄が私を殺そうとしていることを明らかにしてパパに処罰してほしいけど……そう簡単にいかなくて四苦八苦してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 12:11:23
58319文字
会話率:57%
セレス・ノード──それは地球に設けられた、人類最高水準の研究設備と知性が集う先端研究施設であり、重力構造の制御や多次元空間理論、意識と場の共鳴といった、境界領域の知を実践的に扱う中枢でもある。その活動の一部として、異星知性体エリディアンに関
する研究や接触も進められている。
15歳の少年、リュシアン・モレルはその学苑で学ぶ学生のひとり。物理学への探究心を抱きながら、最近ではアーク・コンダクターへの志望に心を引かれている。
重力場と意識を共鳴させ、空間そのものに働きかけるこの役目は、単なる操縦士ではない。
限られた訓練生だけが選抜される、いわば「重力と宇宙を読み、導く者」。その訓練は、人間の認識や反応の限界にまで踏み込み、従来の科学と常識の枠を超えた負荷を強いられる。操縦というより、空間と同調し、力場そのものを“感じて制御する”感性が求められる役割だ。
自分がそこにふさわしいかどうか、リュシアンはまだ答えを持っていない。
ある日、論理学の新任講師として赴任してきたソリテーション──ティス・エラとの出会いが、リュシアンの思考と感受性にゆるやかな変化をもたらしていく。
彼女の講義は、論理と思考の構造そのものに踏み込むもので、生徒たちの関心を強く引いた。
彼女は、タイタンの湖底で進化したエリディアンという知性体の投影体であり、人間のように話すが、その内面は異なる法則で動いている。
彼らは音や振動を使って、言葉よりも深い部分で意図や感覚を伝え合う。リュシアンにとって、彼女の語る論理はどこか遠く、だが不思議と引き込まれるものだった。
生徒たちのあいだには見えない隔たりが生まれ、言葉にしにくい緊張も生じる。
リュシアンもまた、ティスとの対話を通して、自分自身の過去、迷い、そして何のために進むのかという問いと向き合うようになっていく。
学苑に残るか、宇宙へ出るか──その選択は、自分という存在をどう捉えるかに関わっていた。
この物語が描くのは、遠い未来や異星との邂逅ではない。
まだ答えの出ない問いを手に、誰かと共に考えながら前に進もうとする、ひとりの少年の姿である。
答えは示されないまま、物語はそっと閉じられる。
けれど、その問いは、どこかでまだ続いている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 12:00:00
49345文字
会話率:20%