どこかなつかしいのに、そこはかとなく先鋭的
――ネオ・ファンタジー開幕
「別に、どの話から読んでいただいてもかまわないのよ。
わらわとしては、『事故物件』の話がお気に入りなの」
黒猫のミーシャは、尻尾をぴぃんと立ててそう言った。
【あら
すじ】
現代日本でのほほんと暮らしていた鉄輪ナツメと斉藤雄介(ユースケ)は、わけもわからないうちに、魔力あふれる世界「第三の箱庭」へと転送された。
ネットもねえ。サイゼもねえ。
おまけに言葉も通じねえ。
さらには二人が、この世界の万物の根源である「魔力」の影響を
一切受けない体であることが判明する。
せっかくファンタジー世界に来たのに、
ボミオスもブラインもモグレフもマカジャマも使えない。
ユースケのテンションは、だだ下がりだった。
なお、武闘派のナツメはそこはどうでもよかった。
そして、そんな特別な二人を力あるものたちは放っておかなかった。
ある者は究極の鉄砲玉として利用するために、
ある者は一方的な庇護欲から、
またある者は平和維持の観点から、
ナツメとユースケは追い回されることになる。
ところが、ある事件をきっかけに、
列強は二人の存在が途方もなく危険なことを理解する。
「取り扱いを一歩間違えれば、この世界は消滅する」
そうして彼らの出した結論は、
「争っている場合ではない。
力を合わせてナツメとユースケを元の世界へ送り返す手段を探し出す。
……それも“なる早”で!」
ということであった。
こうして、列強間の協力体制が確立。
世界につかの間の平和が訪れたのであった。
しかし、列強に散々怖い目に遭わされたナツメとユースケは、
彼らの食客になるつもりはなかった。
だから、生きていくために、自分たちで稼いで食ってゆかねばならぬ。
そこで二人は、自分たちの特異体質を活かして「魔道探偵」なるトンチキな職業を立ち上げたものの、世間に認知されていない職業というものは、
どうにもスタートアップが難しい。
はてさて、どうなることやら……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 17:00:00
63515文字
会話率:42%
生まれ育ったド田舎を出て、都会で新生活をスタートさせることになった桐生旭。
恐ろしき都会に吞まれないために、「身の程をわきまえて、所詮自分は田舎者」をスローガンに都会での日々を過ごそうとするのだが…。
「あなたは百年に一度の逸材なんです!
ぜひ、うちの事務所に!」
(ぜ、絶対詐欺だ…)
旭を決して放っておかない人々。
街を歩けば注目され、逆ナンまでされ…。
しかし、その真意に旭は気づかない。なぜなら――自分のハイスペックさにとことん無自覚だから。
(これってもしかして、貞操観念逆転世界ってやつか?)
決して自分が大注目されているとは思わない無自覚男。
都会の高校に転校し、ド田舎からやってきた謎のハイスペック男を当然見逃すはずもなく…。
「どういう女の子がタイプですか⁉」
「連絡先交換してください!」
「放課後どこか遊びに行きませんか⁉」
生まれ育ってきた町とは全く違う都会に翻弄される旭。
さらに同じマンションに住む猫みたいな美少女と仲良くなったり、学校の有名人たちに気に入られ、遊ぶようになったりと、ただの田舎者ならありえない、羨ましすぎる学園生活になっていき…。
「――君が好き」
やがて最強の田舎者は、誰もが羨む学園生活のすべてを手にしていた⁉
この世で最も“羨ましい”、理想の高校生活がここに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 16:35:02
181394文字
会話率:46%
八年前の夏、京都の名門大学・南洛大学で、ある青年が姿を消した。
彼の名は香月慧(かづき けい)。ホラー・オカルト愛好会に入会して間もない新入生であり、歓迎イベントとして行われた“肝試し”の最中に、サークルの一行とともに訪れた洞窟──通称「鬼
ノ淵(おにのふち)」で、地底湖に泳ぎ出たまま戻らなかった。
事故として処理されたその失踪事件は、やがて世間の記憶からも薄れていく。
だが、妹である香月雫(しずく)だけは、その“違和感”を忘れられずにいた。
兄は泳ぎが得意ではなかった。なぜ暗く冷たい地底湖に、進んで身を投じるような真似をしたのか。しかも、失踪前日に投函されていた濡れた走り書き──
「湖の底から、何かが俺を呼んでいる」
まるで予兆のようなその言葉に、雫は「何か」があったと直感していた。
八年の歳月を経て、雫は一人の探偵の元を訪れる。
彼の名は真神怜司(まがみ れいじ)。三十代半ばの男で、表向きは地味な調査事務所を営む探偵だが、裏では“見えぬもの”をも追う霊能者としても知られている人物だった。
しかし、今回の依頼において怜司が着目したのは、霊的な要素ではなかった。むしろ、より現実的で生々しい“人の悪意”だった。
調査を進めるうちに明らかになる、かつてのサークル内の人間関係。
そこには恋愛と嫉妬、支配と服従、若さゆえの軽薄な残酷さが渦巻いていた。
当時、香月慧が好意を寄せていた女子学生は、サークルの上級生──特にリーダー格の男と密かに関係を持っていた。そして慧の存在は、次第に“邪魔なもの”として扱われていったという噂も浮上する。
“肝試し”という名の行事は、ただの娯楽だったのか。
それとも、もっと意図的な“処分”だったのか。
そして、地底湖で何が行われたのか──。
水の底に広がるのは、怪異でも神秘でもない。
人が人を呑み込んで隠してしまった、“罪と沈黙”である。
真神怜司は、封印された八年前の真実に踏み込み、証言と記憶の綻びから真相を暴いてゆく。
その先に浮かび上がるのは、たった一人の死をめぐる、若者たちの歪んだ絆と、その代償。
やがて怜司は、地底湖の底に“何もない”ことこそが、最大の恐怖であると知ることになる──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 15:11:45
102502文字
会話率:24%
中央ヨーロッパのとある都市。この街には、人間の濁った魂を食らう悪魔が現れていた。その悪魔を祓い、濁った人間の魂を救う特別な力を持つ『使徒』と呼ばれる者たちは、人々にヒーローのように慕われていた。
ある日、使徒の戦いに遭遇したペトロはユダ
に声を掛けられ、仲間になってほしいと誘われる。使徒にはなれる条件があり、それを自覚するペトロは使徒になることを決意する。
使徒の一員となったペトロは、仲間たちと共同生活を始める。世間に存在を認められている使徒は企業のイメージキャラクターを生業にするモデルの一面もあり、事務所も立ち上げていた。戦いの経験を積み、使徒とモデルの二足のわらじが始まると、記憶喪失でありながらも社長を務めるユダが自らマネージャーとなり、二人三脚で仕事をしていく。ペトロに恋愛感情を抱くユダは少しずつ思いを伝え、優しいユダにペトロも次第に心を許していくが……。
ある時、悪魔とは違う存在が現れる。その名前は『死徒』。この世に彷徨う怨念の集合体で、『ゴエティア』という悪魔を使役する彼らの存在は新たな戦いを呼ぶとともに使徒の精神を脅かし、ユダとペトロの運命を動かし始める。
ユダの記憶喪失と関係する、彼に課せられていた“責務”と、死徒との“因縁”。それが明らかとなった時に突き付けられる現実とは。
使徒は亡き者たちの思いを受け止め、未来を切り開けるのか。そして、ユダとペトロの未来は……!?
この世界はいったい誰のせいなのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:10:00
409319文字
会話率:59%
そう、これは地球に人類が住めなくなった未来のお話。月に事務所を構える『異次元探偵社』は、細々と依頼業務をこなす極普通の探偵事務所でした。ただ、この事務所を開くために新畑懐が集めた面々は、ちょっと変わった人達だったのです。
会社を立ち上げ
て二年も経過しようという頃には、『人類委員会』と称する者からメールで依頼される仕事が大半を占めるようになりました。それは、文字通り異次元で展開されるお伽噺を本来のハッピーエンドに戻すことだったのです。
ひょんなことから竹取物語のかぐや姫をアルバイトに加えた異次元探偵社は、様々なお伽噺のハッピーエンドに挑んでいきます。
笑いとユーモアに富んだ六人の探偵が巻き起こす、奇想天外な未来の物語をどうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:00:00
531780文字
会話率:74%
元警察官にして化学を修めた私立探偵・神代慎が、現代社会の闇に潜む事件を、冷静かつ知的な推理で解き明かす本格ミステリーシリーズ。舞台は東京・神奈川を中心に、医療、法曹、学術といった専門分野に踏み込んだ、リアリズムと知性に満ちた物語群。助手の橘
颯、事務員の森下澪、そして旧知の警部たちとともに、神代探偵が“語られなかった真実”に光を当てる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:00:00
140462文字
会話率:29%
探偵になる日 ― 神代探偵事務所・創設録
2014年秋、神代慎25歳。
警察を去った男は、誰にも命じられず、誰も守らない道を歩み出した。
「声を拾う」こと――それが、彼の選んだ答えだった。
初めての“依頼”は、名前も明かさぬ女性からの小
さな声。
行方不明の夫、残された違和感、そして見えない圧力。
捜査という名を持たぬ調査のなかで、神代は初めて「報告の相手」が変わったことを知る。
旧知の刑事・三条との非公式な連携、警察とは違う目線、
そして、境界の外にこそ“届く声”があると知ったとき、
神代探偵事務所の扉が、静かに音を立てて開かれる。
ラストシーンには、後の“事務員”森下澪が――。
これは、シリーズの原点となる創設録であり、
神代慎が「探偵」になる瞬間の、静かな決意の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:28:46
10019文字
会話率:31%
神奈川と山梨の県境にひっそりと存在する霧深き村――霧降村。
かつて“祟り”の名のもとに封じられた香の技術が、いま再び命を奪い始める。
私立探偵・神代慎は、奇怪な変死事件の裏に潜む“香による記憶操作”の痕跡を追い、村に隠された禁忌の真実へと迫
る。
科学と信仰、記憶と幻想が交差する中、浮かび上がるのはかつて失踪した少女・香月真緒の影。
そして、彼女が残した“香の遺言”を継ぐ者の存在。
香りは祈りか、呪いか――。
◆登場人物
神代慎:元刑事の私立探偵。化学の知識で不可解な事件を読み解く。
橘颯:法学専攻の助手。冷静だが情熱的な一面を秘める。
宗方智尋:村の神職を継いだ青年。信仰と理性の狭間で揺れる。
香月真緒/香月透:かつての巫女候補。消えた少女が遺した香の記憶とは?
本格推理×怪奇幻想×サイエンス。
霧と香に包まれた祟りの村で、神代探偵が“記憶の毒”を暴き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
13112文字
会話率:27%
医師、弁護士、会計士、歯科医師、看護師、そして影で支えるマネージャー――
それぞれの本業に就きながら、夜のステージでは“正体不明の音楽ユニット”として活動する6人のプロフェッショナル。彼らの名は「Zone STARZ(ゾーン・スターズ)
」。
契約を結ぶのは表舞台ではなく、巨大な芸能事務所《株式会社・龍雷神》と、謎多きプロデューサー“黄金(こがね)”。
その素顔を知る者は、この世界にわずか6人のみ。
過酷な医療現場、司法の最前線、経済の裏側を駆け抜けながら、
「誰かの明日を照らす音楽を届けたい」――そんな信念だけを胸に、彼らはステージに立つ。
やがてその音楽は、国家さえ動かす“何か”へと変わっていく。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-24 11:00:00
63485文字
会話率:24%
祖母が昔、運営していた探偵事務所で所長である女子大生(兼女優)が、キムチを食べると過去に舞い戻る能力を用いて事件を解決していく様を描いていくナンセンスコメディ兼探偵物語。
最終更新:2025-07-23 21:30:00
52432文字
会話率:32%
ごく普通の高校生・宮坂翔太の前に現れたのは、
誰もが憧れる“完璧なヒロイン”――
国民的アイドルグループ「SIRIUS(シリウス)」のセンター、朝比奈紗奈だった。
新学期、転校してきた彼女は、なぜかその素顔を隠し、正体を明かさずに学園生
活を送ろうとしていた。
そして偶然にも、翔太の「隣の席」に座ることになる。
学校ではただの転校生、舞台の上ではトップアイドル。
そんな“二重生活”の中で、彼女は少しずつ翔太に心を許していく。
彼女の秘密を知った翔太は、自らもまた「彼女の秘密」を背負い、支えようと決意する。
けれど、この恋は――誰にも知られてはいけない。
芸能界のルール、ファンの期待、ライバルの罠、事務所の圧力。
数えきれない障害を前に、それでもふたりは恋を選ぶ。
「君がアイドルでも、僕は君を好きになった」
「あなたと出会って、私はひとりの“女の子”になれた」
そして数年後、世界に向けて語られる衝撃の言葉。
――「彼女は、僕の妻です」
青春×芸能×純愛。
“好きになってはいけない”からこそ、誰よりも本気だった恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-21 18:00:00
11799文字
会話率:22%
探偵事務所『ダンディ』の所長の姪、小田 真葵(まおい)は二十二歳。そそっかしく早とちりばかりして、いつも叔父に呆れられている。両親のいない真葵は叔父と二人暮らし。探偵として浮気調査や迷い猫捜しをしながら穏やかに過ごしていた。そんなある日『
鈴木』という女性が訪ねてきた。その日から真葵の人生は大きく変わり始める。なぜ大切な人達が次々にいなくなったのか……次に消されるのは自分なのか……追われ続けている理由は?
少しずつ解き明かされる真実に胸を痛めながらも立ち向かおうとする真葵の物語。
物語を途中で区切る事ができず一話目がかなり長くなってしまいました。
二話目からは短くなる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:13:39
67990文字
会話率:80%
かつて、恋人に裏切られ、芸能事務所を追放され、「才能のない女」と蔑まれてすべてを失った元女優・白雪茉莉。
――だが彼女は、生きていた。名前を変え、姿を変え、海外で演技を学び、今や“朱音マリア”として舞台の世界で名を馳せる実力派。
そんな彼
女が、かつて自分を裏切った男の主演ドラマのオーディションに姿を現す。
「……あら、お久しぶり。私のこと、忘れた?」
今度は、私がスポットライトの中心に立つ。
泣いて謝っても、もう遅い――
これは、全てを失った女が“演技の才能”と美貌で頂点に返り咲く、逆転と復讐のシンデレラ・ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:05:45
18576文字
会話率:23%
突然父が事故で死にました。
父が経営していた冒険者ギルドを急遽引き継ぐことになったレイは、引き継ぎもない中、事務所の資料を漁って気が付きました。
この冒険者ギルドは、父のワンオペレーションで事業が回っており、売上もろくにない経営難であると。
無職転生など旧き良きなろう小説に焦がれてfeat.ハロプロ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:50:00
109282文字
会話率:31%
「それじゃ、夏休み限定の探偵事務所を開くことにしよう。今日からよろしく、コナン君」
暑い夏、ボクは、彼女と事件に行き合った―――。
夏休みの朝、高校2年の野田耕史(のだこうじ)は同級生の葛西稔梨(かさいみのり)が、浜辺で自殺したことを刑
事である叔父から知らされる。
あんなに真面目そうな子が、自ら命を絶つなんて―――。
その日の夜、街で偶然に出会った同じクラスの湯舟敏羽(ゆふねとわ)に、葛西稔梨の自殺の件を伝えると、なぜか一緒に事件を探る羽目に。
敏羽は、稔梨と中学からの親友で、高校に入学頃から距離をおかれて悩んでいたという。
そして、二人の探偵活動は、新たな事件を引き起こし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:12:40
57335文字
会話率:49%
TSしたからVTuberになろう(急転直下型人生)
持ち前の美声とスキルでVTuberの天下取ってやろうと意気込んだのに、合法ロリの姿のせいで事務所の先輩方に死ぬほど可愛がられて上手くいかない件。
対面コミュニケーション能力❌️
性格の良
さ❌️
大人っぽさ❌️
の主人公が織り成すVTuber生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:10:00
41592文字
会話率:30%
夢見蓮華(ゆめみれんげ)はTS転生者である。
奴はVtuberが前世の頃から好きだった。
そのため、自分がTSした今、推しのVtuberとイチャイチャするために自分磨きをしてVtuberになることを決意する。
そして奴は花依琥珀(はなよりこ
はく)としてデビューし、メスガキキャラで所属事務所のライバーを全員堕としにかかる。
が、奴は知らなかった。
奴が長年の努力の結果、自分が思うよりもハイスペックになってしまっていたこと。
どうせ失敗するし、せや!ビジネスてぇてぇを披露しよう!的な心持ちでいたのに全員堕とすことに成功してしまったこと。
メスガキが分からされるまで残り──というかメスガキキャラに関しては光速でメッキが剥がれる。
他サイトとマルチ投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 19:20:00
158947文字
会話率:37%
毒舌系Vtuber(煽りオスガキ系Vtuber)として大手Vtuber事務所からデビューした主人公は、慣れないキャラ付けに心を痛めつつも、半年でチャンネル登録者数18万人と数字を伸ばす。
しかしアンチもそれなりに多く、ストレス発散のために
主人公は、Tnitterのフォローフォロワー0の鍵アカウントを作って、そこに愚痴を吐き散らすことで精神の安寧を図っていた。
そんなある日、TnitterのRT懸賞に参加すべく鍵を外したことが原因で垢バレ。
毒舌系Vtuberである主人公が、実は裏ではリスナーや事務所のメンバーの愛を語っていたことが盛大にバレてしまう。
「あれ……なんでバレて……ミッッッッッ!!(か細い鳴き声)」
それから主人公は、毒舌系から一転、リスナーやメンバーから愛されイジられるVtuberへとなっていく。
さらには別事務所の有名ライバーとも接点ができ……?
これはメンタルすり減らす真面目系主人公が、別の意味で胃を痛くする心まったく温まらないVtuber物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 14:46:28
37027文字
会話率:33%
「魔王ゼラビロスよ、あのキモいオッサンのチ〇コ、もぎとってこい! 魔王パリピーニャ、お前は最強だからダンジョン探索に協力してくれ、あと、いったん、オッパイさわらせ――いや、なんでもない!」
「「仰せのままに、マイマスター」」
「あと、ヤクザ
の事務所に殴り込みして金とマジックアイテム盗ってきて! あと、あの偉そうな貴族をぶんなぐれ! それと、闘技場で、バレないように、コソっと協力してくれ! ギャンブルでも手を貸してくれ! それと、あれと、これと、あれも、これも!! ――ああ、くそっ、時間が足りないよ! 5分、短いって! 足りないって! バレないように注意深く、欲望を満たしていくの難しいって! でも、エグいぐらい楽しいぃいい!」
――『女神の結界によって守られた巨大都市』の外は、『魔王の称号を持つ怪物』がうじゃうじゃはびこっている。唯一『人間の生存』が許された巨大都市内部は『激しい階級制度』がはびこる超格差社会。
そんな世界に、何の力もなく転生した元日本人高校生『月光寺(げっこうじ) 時一(ときいち)』は『奴隷(どれい)』として虐げられる日々を送っていた。
ある日、そんな時一の身体に、『記憶をなくした幽霊』が取り憑(つ)く。
『力も記憶も体もなくしているが……どうやら、一日に5分だけ、お前の体を使えるっぽい』
時一の身体を使っている時だけ、その幽霊は、『召喚能力』が使える。
5分間限定だが、『街の外を跋扈(ばっこ)しているあの恐ろしい魔王たち』を、『どこでも召喚することができ、完全にコントロールできる』というチート。
巨大都市は、女神の結界によって守られているため、外敵は絶対に入れないが、幽霊の召喚能力を使えば、この巨大都市内部で暴れさせることも可能。
『時一。お前の役にたってやるから、お前も俺の役にたて。――俺はお前を利用して、なくした全てを取り戻す。お前は俺を利用して成り上がるなりなんなり好きにしろ』
こうして始まる、『地獄に転生した奴隷』と『記憶を亡くした幽霊』の、
痛快クライム成り上がりサスペンス!!
※とことん出世して大団円を向かえるハッピーエンドとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:13:56
226212文字
会話率:26%
奇異な死神がいる。
その死神は謎解きを欲としており、未解決事件解決に命を捧げ、叶う事が出来なかった魂を見つけては、自身の住処に呼び寄せる。
そこは数多くの死者達の記憶を本として置かれている図書館であり、死神にとっての謎を解くための探偵紛いの
事務所でもある。
死神は死者達の記憶や、神の力を使い、未解決事件の一冊の本として、擬似的な舞台を作り出す。そこに魂を参加させ、その魂の視点で謎解きを楽しむのだ。
その謎解きに失敗すれば、魂は消滅。成功したとしても、死者が生き返る事もなく、事実が変更される事はない。真相が明確になるだけ。
それでも魂達は事件の真相の解明を望み、死神の言葉を受け入れる。
今回、この死神探偵事務所に訪れたのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 05:13:56
505190文字
会話率:36%
ハロウィンを間近に控えた秋。
一人事務所で留守番していた探偵の近藤武蔵(こんどうむさし)は、一本の電話を受ける。
現場に赴く武蔵。そこにはロングコートに身を包み、ベールで顔を隠した見るからに怪しい依頼者が待っていた。
依頼者は武蔵に、拉致
された夫と息子の捜索依頼をお願いするのだが…。
大人気シリーズ『コンビニ探偵M』第4弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:34:20
72232文字
会話率:40%
探偵の近藤武蔵(こんどうむさし)は、真夏日が続く今日この頃、エアコンが壊れた事務所で思案に暮れていた。
そんな折、探偵長の近藤むな志にエアコンの修理を頼んだ電気店へ向かうように依頼される。
仕方なく、相棒のナナコと電器屋へと向かう二人。
そこで、二人に課されたのは、電器屋の親子を無事とある場所へと送り届ける任務だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 22:15:55
180389文字
会話率:42%
音楽業界内でもきっての有力プロデューサー、烏丸四季がある日、事務所を立ち上げ、タレントプロデュースを宣言する。注目が集まる中、オーディションで選ばれたメンバーは年齢も出身もバラバラな男女4人ずつの8人。プロデューサーは男女デュオで4組をアイ
ドルデビューさせるという。その発表には皆が驚く。
オーディション合格者の内訳は……札幌出身のピアニストと仙台出身の歌手の30代ペア。東京出身の元子役と名古屋出身のアイドル志望の10代後半ペア。大阪出身の芸人志望と広島出身の強面俳優志望の20代後半ペア。福岡出身のミュージシャンと沖縄出身のダンサーの20代前半ペアである。
デュオはそれぞれ反発し合ったりするも、次第に歩み寄り、成長していく。プロデューサーはメジャーデビューの時期を探り出す……。
禁断のデュオたちの挑戦が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:20:06
6675文字
会話率:78%
ウミガメのスープ的な物語です。
「守秘義務の範囲内でお話しするとしよう」
【海野辿探偵事務所】を営む探偵、海野辿はクレイジーな来訪者である小林優希に自らが体験してきたケースを守秘義務の範囲内で語る。
まるでウミガメのスープのような形式で
語られているそれに魅了された女子校生の優希は幾度となく海野辿の元を訪ねることになる。
自らの質問で真実に辿り着こうとする優希と、それを面倒に思いながらも受け入れている海野辿の会話を中心に展開される。
【新感覚推理探偵ものウミガメのスープ式会話奇想天外ストーリー】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:05:11
93495文字
会話率:74%
空中都市に住んでいる鍵山レムには、人の記憶を読み取ることができる特殊能力を持っていた。
ある日、彼の探偵事務所前に倒れていたのは、マレカという名前以外を忘れた少女が倒れていた。
ここから、レムは隠された陰謀に巻き込まれていくことになる。
これは、特殊能力を持っているレムと少女の出会いから始まる、人の記憶にまつわる不思議な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:00:00
21795文字
会話率:53%
「悪魔を殺すのが、俺の“癖”なんだ――」
東京の片隅でひっそりと営まれる阿部探偵事務所。
事件を追う青年・阿部光(あべ ひかる)は、ただの探偵ではない。
彼は陰陽師の父と悪魔の母を持つ、異端の存在。
その身に宿す“殺衝動(さつしょうどう)
”に従い、彼は悪魔を狩る。
人間と悪魔のはざまに生きる者の宿命に光は抗う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:54:21
36649文字
会話率:28%
『死体探し』専門の探偵事務所
そんな場所を訪れた『僕』を待ち受けていたのは、クセ強すぎる面々だった!
躁うつ病の『死体装飾家』シスター、絶え間なく配信をする中年所長、機械のようにパソコンに向き合い続けるAI男、手だけしか姿を見せないヒキ
コモリエンジニア……
死体を探して欲しいと依頼をした『僕』に突きつけられた条件は、『死体を現代アートの素材にさせてほしい』……!?
捨てた人間の思考をトレースして、死体を探し出す探偵・無花果と『僕』のドタバタミステリ中編集!
そして、ひとの『死』でしか自己表現ができない孤独な天才から生まれる『作品』と、それに共鳴するものたち……
死臭にまみれたユニークなメンバー、Grave Dancers(他人の死で得をするものたち)の、これはヒューマンドラマである!
あと、最低コメディ要素もあり!
毎日1820更新、お楽しみに!
面白かったら評価コメントレビューブクマお願いします!
※この作品はカクヨム、ノベルアッププラス、ネオページでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:23:38
409766文字
会話率:35%