恋人であった千保(ちほ)との連絡が取れなくなって、一か月。どうしても千保のことが忘れられない泰示(たいし)は、手紙を流すために海岸へやって来た。
千保への想いに浸りながら砂浜をほっつき歩いていると、そこには打ち上げられた少女が。どうや
ら彼女は、最愛の人を探して漂着したらしい。あれ、もしかしてこの少女って……?
※ハーメルンにも同一作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 11:23:09
4254文字
会話率:31%
魔道学院に通うステフィは、精霊の力を借りて神樹に花を咲かせる。それは、聖女にしかできないと言われている芸当だった。
けれど、意地悪なクラスメイトがその功績を横取りしてしまう。おまけに彼女はステフィを偽聖女扱いしてきた。
罰として軟禁され
るステフィだったが、精霊と一緒に脱走。そして、奪われたものを取り返しに行くのだった。
これは、嵌められた令嬢が、真の聖女の地位を取り戻すまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 12:46:59
8516文字
会話率:37%
優しい飼い主のもとから脱走した元・野良猫の蓮くん。動物を殺して売ってる悪徳業者に捕まり大ピンチ。もたもたしてたら殺される。そこで出会ったペルシャのお姫様のジンジャー、妖怪猫の紅葉とともに、悪徳業者をやっつけて飼い主の元へ戻りたい。地元警官の
健一の助けを借りて、拾ったキックボードを駆動して、ジンジャーを守って蓮くんが走る。やがてキックボードは猫用バイクに変化し、蓮くんのライディングテクも上がり、湘南からの246号線を爆走カーチェイス。スーパーライディングが新宿の街の空を飛ぶ。はたして蓮くんたちは逃げ切れるのか。無事に飼い主の元へ戻れるか。
※カクヨムでも同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 21:16:10
37287文字
会話率:15%
2046年。電脳空間と現実の境界があいまいになり始めた時代。
巨大多国籍企業に勤める研究者アーサー・キサラギは不治の病で死の淵にいた娘アルマをデータ化してデジタル空間で生かそうとした。
しかし、上層部によってアルマのデータは他者に
寄生しなければ生きられない情報生命体デーモンへと変えられてしまう。
アーサーはアルマを自身に寄生させ施設から脱走。アルマが生き延びる方法を探るため傭兵となる。
犯罪組織の陰謀。巨大多国籍企業の闇。存在が噂される外なる世界の存在。
「アルマ。俺はお前のためにならばこの手を血で染めよう」
アーサーはアルマために手段を問わぬ外道に落ち、鬼となった。
これはあり得たかもしれない物語。そのひとつ。
小説家になろうとカクヨムにて連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 14:00:43
60640文字
会話率:63%
世間から見れば、普通に暮らしている伯爵令嬢ルイーズ。
けれど実際は、愛人の子ルイーズは継母に蔑まれた毎日だ。
継母から、されるがままの仕打ち。育ててもらった恩義もあり反抗できずにいる。
継母は疎ましいルイーズを娼館へ売るのを心待ち
にしており、それをルイーズに伝えてしまう。
18歳になれば自分は娼館へ売られる。そうなる前に逃げるつもりだ。
継母の狙いとは裏腹に、ルイーズは子爵家のモーガンと婚約。
モーガンの本性をルイーズは知らない。
婚約者の狙いでルイーズは、騎士候補生の訓練に参加し、侯爵家嫡男のエドワードは出会う。
この2人、出会う前から互いに因縁があり、会えば常に喧嘩だ。
「どうしてエドワードは、わたしと練習するのよ。文句ばっかり言うなら、誰か別の人とやればいいでしょう! もしかして、わたしのことが好きなの?」
「馬鹿っ! 取り柄のないやつを、俺が好きになるわけがないだろう‼ お前、俺のことが分かっているのか? 煩わしいからお前の方が、俺に惚れるなよ」
エドワードは侯爵家嫡男の顔の他に、至上者としての職位がある。それは国の最重要人物たちしか知らない。
その2人に、ある出来事で入れ替わりが起き、互いの距離がグッと縮まる。
一緒にいると互いに居心地が良く、何の気兼ねも要らない2人。
2人で過ごす時間は、あまりにも楽しい…。
それでもエドワードは、ルイーズへの気持ちを自覚しない。
あるきっかけで体が戻る。
常々、陛下から王女との結婚を持ち掛けられているエドワード。
彼の気持ちはルイーズに向かず、自分の結婚相手ではないと判断。
そんななか、ルイーズがいなくなった…。
青ざめるエドワード。もう会えない…。焦ったエドワードは彼女を探しに行く。
エドワードが、ルイーズを見つけ声を掛けるが、彼女の反応は随分とそっけない。
このときのルイーズは、エドワードに打ち明けたくない事情を抱えていた。
「わたし、親戚の家へ行く用事があるので、あの馬車に乗らないと…。エドワード様お世話になりました」
「待てっ! どこにも行くな。ルイーズは俺のそばからいなくなるな」
吹っ切れたエドワード。自分はルイーズが好きだと気付く。
さらに、切れたエドワードは、ルイーズと共に舞踏会で大騒動を起こす!
出会うはずのない2人の、変わり身の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 08:26:25
206788文字
会話率:35%
奴隷主人公トムのスキルはピーピング、勇者の助けを見限ってキュクロ人のイシュターと脱走する。イシュターはいい人間ではなかったが、この世界で生活するうえでのいろいろな知識を持っていた。ついでに未発見のダンジョンも持っていた。
ダンジョンに潜るこ
と5年、久しぶりに帰った国は魔王に支配されていた。
でもいい国だった。
勇者が奴隷を解放しないので、奴隷が勝手に自由になるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 16:39:19
99779文字
会話率:28%
各地で続く、豪雨、地震に、冷害、異常発生する害虫に、落雷に、ついには大火山の噴火が目前という、踏んだり蹴ったりのニホン国。さすがにこの事態の異常性に気づいた時の首相キジダダはメイジ神宮で神にお伺いを立てるのだが…
最終更新:2023-07-05 23:41:31
3827文字
会話率:47%
天真爛漫な辺境伯令嬢が、町の住人たちに愛されているというお話。
最終更新:2023-06-15 06:00:00
3500文字
会話率:42%
クラスメイトの西野の飼い猫・タマに生じた悲劇とは?
夏祭りだからこそ生じた事件の顛末にご注目!
最終更新:2023-06-06 19:02:54
1857文字
会話率:67%
月夜の晩、悪徳孤児院から脱走を図った兄妹は山中にて追手に追い詰められつつあった。
その時現れた喋るネズミに導かれ兄と妹は半世紀の刻を超え終戦直後の東京にタイムスリップしてしまう。
第一章はライトに展開しますが、二章中盤以降はシリアスになり
ます。三章以降は女性に対する凌辱等、過激な描写が伴いますのでご注意下さい。
以前、なろうに投稿していた自作のリメイクです。
カクヨムにも放置してあります。
続きを書いたので少しずつでも投稿する……予定、です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 18:16:02
58897文字
会話率:49%
女子高生の猪飼らいは文芸部の部長、新里文也を病的に愛していた。彼を監禁しようとしては脱走されているものの、今回こそはとまた監禁する。しかし、新里文也は書いている小説を頑なに見せようとしない。不安に苛まれる猪飼らいは、強引にでも彼の原稿を見よ
うとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 20:01:02
7293文字
会話率:59%
我が主・双木涼平は、死者の魂が流れつく冥界への入り口を守りし番人である。本来ならば女にしか務まらないお役目であるが、今は訳あって我が主が務めている。
そして私は、我が主にお仕えする三つ頭の番犬。人は私をケルベロスと呼ぶ。
今は我が主、
そして我が主の父君からの命を受け、人に化け、我が主とともに男子高校生として生活しながら、本来の役目である番犬としても働いている。
冥界とは、死者の魂がゆっくりと浄化され、心安らかに過ごしながら生まれ変わりの時を待つ場所である。
脱走は御法度。私に与えられた使命は、我が主の許可なく冥界から脱走した者をとらえ、食い殺すこと。
……であるはずなのだが。
なにかとトロく、けれど頭脳は常に冴え、さらには超がつくほどのお人好しである我が主は、冥界からの脱走者がかかえる怒りや心の歪みを解消しようと奔走する。
私はそれに付き合いながら、我が主とともに脱走者の死の真相を追いかける。
すなわちこの物語は、不本意な死と理不尽な人の心をめぐる、あの世とこの世の間を駆ける我が主による推理譚である。
※エブリスタにて同時連載中です。
※執筆中の作品であるため不定期更新となります。気長に応援していただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 06:36:24
13353文字
会話率:40%
「凶人《きょうじん》」それは日本の都市部の産婦人科で産まれた赤ちゃんが始まりだった。
片目が黒で塗りつぶされた様な目、首には締められたような痣をした容姿である。
マスコミなどの各メディア業界は、それを物珍しそうに大々的に報道
した。
これら二つの原因は、先天的《せんてんてき》なものだと各学者界隈で言われていた。
しかし、それと同じ様な突然変異を起こし始めた子供や若者が世界各地で確認され、変異を起こした人々は病院へと殺到した。
発症しなかった人々は、変異が起きた人間を「呪われた人間」通称「凶人」と呼んだ、これが「凶人」の名前の由来である。
その存在に恐怖を感じた人々は、凶人を迫害、差別をするのだった。
が、凶人にはとてつもない身体能力など、人間より優れた能力を持っていると研究でわかった時、世界の権力者は立場保持のために、世界各国にて無数の凶人収容区を作り、もし、凶人達が反抗してきた時の対抗策として「GIQ」という組織を創設するのだった。
そして、収容区に突然変異を起こした人々は、収監され、今現在もコンクリートに囲まれた壁の中で、ひっそりと暮らしている。
しかし、反社会組織「アーク」が起こした「革命戦争」により、凶人を研究していた研究施設が爆破され、特殊な実験体五体が脱走する。
革命戦争は、それだけの被害ではなく、大規模な建物の被害、膨大な人数の死者を出した。
そして、その戦争から五年後、これはある一人の少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 20:07:16
159830文字
会話率:46%
トラック転生をする羽目になったブラック企業会社員の鈴木は、異世界でギルド職員、ベルツ・リーとして職務に励んでした。
積みあがる書類、イベント会場の壁サークルのごとき行列。すり減る精神力と体力と生命力。
ギルドマスターの脱走未遂事件をきっかけ
にベルツは業務改革を始める。ペーパーレス化、キャッシュレス化、ギルドカードの多機能化などで少しでも仕事を減らそうと奮闘するが、脳筋冒険者たちからクレームが上がり始めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 13:36:41
30925文字
会話率:54%
【わたしが元々男性であったのを思い出したのは、オスの白い精を口に含んだ時だった】
前世のわたしはどうしようもない死骸だった。肥満気味、無精ひげ、家族からごく潰し呼び。
おまけにわたしから食事を奪い、サキュバスの生活に馴染めなくした。
サキュ
バスなのに男性から精を摂れない矛盾。それが家畜の、相反した価値基準と似ていて。
脱走した見せしめとして殺された家畜の話を詳しく聞いたわたし、パラド・シュリアは人間界に降り立つ。
人間を知るために。
「わたしは人間を完璧にしようだなんて思わない。それは神の仕事であって、悪魔のやることじゃない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 21:31:13
5147文字
会話率:21%
介護施設の老人たちは、羊模様の白タイツを着て、集団脱走を企てる。
最終更新:2023-04-30 19:50:57
1548文字
会話率:45%
貴族の恋愛がメインである乙女ゲームのヒロインに転生したソフィア・ユーテリス侯爵令嬢は乙女ゲームから脱走している最中。何故か、ですって?そんなの......
乙女ゲームの世界が嫌だからに決まってんだろ!!!!
っと失礼しました。つい、興奮
してしまい..えへ.。そこで私は隣国に逃げることにしました!そうなるとお金が必要になるので、私は魔術が得意ですから魔術師として働こうかと思います!
これは乙女ゲームから脱走したヒロインが、隣国でも周りに溺愛される話。ストーリー展開早めで、恋愛要素は暫くしてから。一話ごとが短めなので、サクサクと読み進められるかと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 20:00:00
57830文字
会話率:47%
ルネル村のパン屋の一人娘レネは、勇者クラウスの幼馴染み。彼の常軌を逸した変態行動のせいで魔物を素手で討伐できるほどの強さを身に着けている以外は、いたって普通の女の子。ある日、変態勇者が魔王討伐の旅から脱走してきてから、レネの平和な日常は激変
していく。クラウスを追いかけ村にやって来た勇者一行は、なぜか次々とレネに懐き――。「いや……私は普通に恋とかしたいんですけど……」 ※異世界恋愛ですが、ラブコメ要素強め。変態注意報。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 11:42:22
84655文字
会話率:31%
ルシエラ・デュラ・ノウゼンハレン公爵令嬢は、聖女ガブリエラに婚約者のローラン王子を奪われてしまう。一発逆転を狙い聖女の暗殺を目論むが失敗してしまったルシエラは悪役令嬢ばかりが集められた修道院へと追放されてしまうのだった。
この世界が前世で
やっていた乙女ゲームと似ていることに気付いたルシエラは死の運命を乗り越えるためにも修道院からの脱走を計画する。果たして彼女は鉄壁と言わている修道院から脱走し、平和な日常を手に入れる事ができるのか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 12:30:44
6674文字
会話率:60%
私の母親は禁忌を犯し、『黒の災禍』と呼ばれる大悪魔ロキアの封印を解いた。
母によって封印が解かれたロキアは、私、アウル・ブラウンの体を器とし、
『なぁ~、アウル暇だし世界滅ぼそうゼェ』などと毎日話しかけ、ブーブー文句を垂れ流している。かつて
世界を危機に陥れた大悪魔よ、コンビニに誘う感じで世界を滅ぼそうとするな。
悪魔の器として生を謳歌している私は、世界を滅ぼす危険分子として教会と王国に厳重保護対象者として塔に幽閉させられている。
まぁ、その気になれば塔の結界なぞお茶の子さいさいで破壊出来るし、魔法を使わずとも塔の抜け道を知っている為、ちょちょいのちょいで脱走可能だ。これぞ、ガバガバセキュリティ。
しかし、私が塔の脱走を実行しないのは、この世界の秘密を知っているからである。
まず私は前世の記憶を持っている【転生者】だ。スタートラインが周りの人間と比べて、普通じゃない。そして転生先であるこの世界は、前世で愛読していたファンタジー小説『フォルトナ』と一緒であることに気が付いた。
小説でアウル・ブラウンが迎える最後は、悲惨なものだった。
彼女は自力で塔を脱走し、大悪魔ロキアに体を乗っ取られた挙句、破壊の衝動に抗えぬまま視界に入ったものを全て攻撃するとんでもない戦闘狂(バーサーカー)に陥った。
やがて主人公やヒロインたちと戦うことになったアウルは、彼らに完膚なきまでにボコボコにされて死を迎える。
前世で死を体験したからわかる。小説と同じ死に方をするなんて冗談じゃない。絶対痛いじゃん。
私は静かに過ごし、静かに死にたい。
自身の死に影響しているロキアをどうにかしようと考えたが、彼は私と運命共同体で繋がりを断つことは不可能だった。
つまり、ロキアが死ぬと私も死ぬ。私が死ねばロキアも死ぬ。
これがほんとのデッドロック状態か…と悟りを開いたのは言うまでもない。
まぁ長年一緒に過ごしたせいか、結局ロキアに情が移って彼を死なせるのに抵抗を覚えた。
かといってこのまま塔の中で一生を過ごすのも嫌だし…。
あ、そうだ。小説で主人公たちが活躍する当分の間は塔に引きこもって、ほとぼりが冷めたら脱出すればいいんじゃね?
…と考えた矢先、突然黒いフードを被った人達が塔の結界を壊しにやってきた。
え?何々、ロキア様あなたを救いに参りましたって!?
お引き取りを願いたいのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 02:00:00
4055文字
会話率:20%