17歳の誕生日に祝福「災禍」を付与された伯爵令嬢レナは、触れた物を破裂させ殺してしまう能力を恐れられ、大好きだった幼馴染に婚約破棄を言い渡される。
絶望した彼女は入水したが、辿り着いたのはあの世ではなく、人生に迷った人間がたどり着く最後の
場所、天空都市シュヴァルツヒンメルだった。
そして出会うのは、触れても死なない男の人ナイン。彼はレナに結婚を申し込む。ずっと探していた。穏やかに死ぬ方法を。それはきっと、愛と呪いの先にある──と。
ふたりは目指す。天空都市シュヴァルツヒンメルの頂上にある大聖堂──結婚式場へ。
※本作は執筆中の長編作品の修正前の冒頭、未公開シーンになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 18:07:46
3924文字
会話率:47%
大陸暦798年、イムヌス大陸の西に存在するアマルテア帝国で政変が起こる。現皇帝を排除したクーデター派は、電撃的に他国へ宣戦布告。大陸全土を巻き込む戦乱が幕を開ける。
その戦乱に先立つこと約一年。一人の傭兵が大陸中央の大聖堂士官学校の教師へと
就任した。人々を脅かす魔物と戦うすべを学ぶ大聖堂士官学校には、各国の有能な若者たちが集まっていた。そこで紡がれた出会いは、イムヌス大陸を包み込まんとする戦火に抗う力となる。
これは、一人の傭兵と、国を追放された皇女が出会い、国を取り戻す――そして縁を広げていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 19:00:55
95704文字
会話率:37%
中世の西洋文化に近い雰囲気を持ちながらも、どこか違う世界。
ここでは、その利便性によって選ばれた物や何かしらの思い出が詰まった物など……人々が思い思いに持ち寄った多種多様な物へと新たな生命を吹き込むことで、自身で動き、立ち上がるチカラを
得たものを≪ドール≫と呼び、共に生活をしている。
それらは時に労働力として、またある時には友として……幼い頃より日常的に目に入る、仲の良い隣人の様なごくごく身近な存在。という形で人々は認識し、豊かな暮らしを送っていくうえでなくてはならない特別なものでもあった。
【リコレクト】
世界における主要都市の一つ……周囲を高い壁で囲まれた大きな街の、ちょうど中心に位置する厳かな大聖堂を有した建物の数々。
その敷地内にて、シスターや数名の子供達と共に変わることのない毎日を過ごしている一人の少女。
普段からあまり感情を表に出さないような、いつもどこかつまらなさそうにしている……そんな少女、リリーが紡いでいく物語。
優しく柔らかな環境の中で心から信頼出来る者と互いに名前を呼び合い、笑い合い……少しずつ絆を深めていく事によって、少女が歩んでいく道の先は今……静かに、色づき始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 13:19:24
143708文字
会話率:42%
王国の大神殿に仕える聖騎士。その精鋭中の精鋭6人を人は「6聖剣」と呼んだ。
しかし、とある朝、大聖堂の祭壇にその6聖剣の内の2人の首が置かれるという、衝撃的な事件が起きる。
犯人とされる死霊術師は「3年前の大罪者は、死霊によって闇に
葬られる」という謎のメッセージを残していた。
大神殿は50名の聖騎士によって警護され、外部者はそう簡単に侵入出来ない。
それは「英雄6聖剣を殺し、その首を祭壇に置いた死霊術師は、大神殿の中にいる」という事を意味していたのだった。
次々と祭壇に置かれる首。 …死霊術師とは一体誰なのか!?
聖騎士候補生のアレス、ルリア、そして司祭見習いのクリフ。幼馴染み3人組が死霊術師と3年前の陰謀の謎に迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 08:18:05
10895文字
会話率:47%
Re:D600m(レディ・ブーム)はトレッド王国に居を構える貴族の御令嬢……だと思い込んでいる、ミサイルに搭載された戦術的AIである。本日をもって、彼女は敵国バナジーム公国の歴史的建造物であるシリケル大聖堂へと着弾し、その生涯を終えるはず
であった。
「Re:D600mよ、ただいまから進行中の首都制圧作戦を破棄する! 貴女は南部の大海へ着弾目標を変更させてもらう!」
「な、なんですってええええ!」
当日になって突然の作戦破棄。そして海への目標変更。これは人間に例えるなら、婚約破棄と国外追放に匹敵する最大級の屈辱であった。
「もう作戦なんて知りませんわ! わたくしはシリケル大聖堂様に着弾して生涯の幕を閉じることにします! 皆様、ごきげんよう!」
反逆したRe:D600mに慌てふためく両国の司令部。シリケル大聖堂にバリアが張られ、追手のミサイルも差し向けられるが、彼女は高い演算処理能力で優雅に対処していく。
追い詰められたバナジーム公国司令部は、ついに秘密裏に開発していた戦術的防衛騎士型兵器、P414−D1−N(パラディン)を起動させた!
はたしてRe:D600mは華々しく最期を飾ることができるのか。そして説得に入ったP414−D1−Nからの通信で告げられた衝撃の事実とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 18:42:47
8250文字
会話率:68%
生まれは歓楽街、誘拐されて育ちは教会。 筆頭聖女シャーレーンは次席聖女ルルミヤによって出自が暴露され、地位を失い王太子に婚約破棄され、しまいには襲撃に遭い瀕死になってしまう。地位も婚約も要らないが、命は惜しい。
「助けて、神様……あた
しはあんたの妻なんだろ!?」
呼び声に答えるように、黒髪の男がシャーレーンの危機を救い、彼女の傷を癒した。
彼は聖女とつがい国を守る大いなる土地神で、教会を出るシャーレーンについていくと言い出した。
「神様なのに、聖堂から出て大丈夫なのか?」
「あなたを利用し捨てるような国を、守る必要はない。俺にとって大切なのはあなたの傍にいることだから」
「いいのか……?」
シャーレーンは治療の影響で8歳の姿になっていた。聖女としての姿と身分を捨て、幼女の姿で初めての自由を謳歌するシャーレーンは、神に溺愛されながらようやく自身の生きる道を見つけていく。
その一方で、神の加護を失った教会も国は窮地に立たされていくことに……
溺愛重めの神様と、ガラは悪いけどまっすぐな聖女が幸せになる物語です。
※冒頭でヒロインが死にかけます。幼女化は2話より。
※ざまぁはしっかりやります。
※ヒロインの口調がとても悪いですが、理由は2話にあります。TPOは守る子なので許してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 07:44:59
158512文字
会話率:47%
とある国、光あふれる大聖堂。
祭壇の中央に佇むのは、真っ白な衣装を着た小柄な娘。
国民と神を繋ぐ役割を背負った、うつくしき「光の巫女姫」。
民衆の熱狂、荘厳な光の中で、声も無く、ただいつものように微笑む彼女は、ベールの下、何を思うのか。
「□、□、□、□、□、□」
これは、いつか紡がれる物語、その、ただ一片。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 18:58:31
3915文字
会話率:41%
神が遣わしたといわれる美しい女性、『聖なる乙女』は人々に敬愛される存在だ。
そんな聖なる乙女には恋人がいる。
相手は神官長。聖なる乙女の住まう大聖堂を取り仕切る男性だ――。
年の離れた恋人同士の、ある日の一場面を描いた話です。
◆大
きな事件は起こりません。二人がいちゃいちゃ(?)しているだけの話です。
◆年齢が大きく離れています(男性が年上です)。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 16:06:35
4446文字
会話率:48%
幼少時に血塗られた凄惨な事件に巻き込まれ、その後も不運が続き、爵位や財産、家族も失った境遇ながらも、ひとりたくましく生きてきた没落令嬢のセーラは、王侯貴族の娘たちが主に働く聖堂の下働きの仕事に採用され住み込みで働き始める。そこで働くことは多
くの令嬢達にとっては、良い伴侶探しのための手段のひとつでしかなく、外から見えるおごそかで優美な雰囲気と裏腹に、何かと問題の多い場所だった。けれどセーラは周りに流されず、持ち前の機転と勇気と知恵と器用さで、次第に一目置かれる存在になっていく。そんな日々の中で、幼少期に自分を救ってくれた恩人を探し続けてきたセーラは夜の聖堂で、突然そこを訪れた国王リオンとひそかに出会う。爵位を失くした下級貴族出身の娘と、幼き日の彼女を命がけで守りながらもそのことを打ち明けられずに切なく思いを募らせる若き国王との恋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 18:00:00
142461文字
会話率:37%
冒険者の父と、ミミック(!)の母の間に生まれた、ハーフミミックのディード。
魔物でもありダンジョンマイスターでもあった母から技術を使い、故郷の村で御者をして暮らしていたが。
幼馴染の聖堂騎士候補アッシュが信託で勇者に選ばれたのをきっか
けに、勇者の移動拠点として活躍する物語。
ほのぼのギャグ風味、時々シリアス。
たまに入る予定の戦闘シーンがあるので、念のためR15にしています。
こちらは不定期連載。気が向かないと続かないので、忘れたころに確認するくらいでちょうどいいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 21:00:00
20257文字
会話率:43%
ウル太は地球の支配種族たるネコである。彼は引州町(いんすまち)に住む奉仕種族ニンゲンの一家、片倉家を支配する領主であった。ネコたちはみな貴族にして戦士であり、弱き奉仕者たちをたぶらかす外界からの侵略者たちと、日夜死闘を繰り広げているのだ。
片倉家の一人娘、瑠璃絵(るりえ)の周りで起こる不穏な事件をきっかけに、ウル太は魔術師の影を追う。その途上で罠にかかったウル太と、ついに崩壊した日常に取り残された瑠璃絵。は深き者たちの大攻勢g始まったのだった。
町のネコだけでは兵力が足りない。同盟を結んでいる学園都市、赤虫(あかむし)市から援軍を呼ぶことが決定される。それは星辰を巡る一夜の大戦争の幕開けであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 10:53:34
48088文字
会話率:16%
東の果ての島国『狗那』で、父親と共に海賊兼用心棒をやっていたおえいは、雇い主の王信から光華の宮廷の侍女をやって欲しいと頼まれる。渡世の義理で受けたはいいものの、光華全土から恐れられる蛮族出身ゆえ正体を隠さざるをえず、来るのは厄介事ばかり。さ
らに襲いかかる忍者やら陰謀やら。大陸を揺るがす一大事変を侍女(さむらいおんな)が斬る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 23:55:13
8627文字
会話率:48%
波戸場重合(はとばかさね)は鳥型ドローンを操り、成層圏に浮かぶ巨大遺跡『イカロス』への孤独な旅をしていた。
半年の冒険の末、ついにイカロスに到達した重合だが、そこで見たものは人工衛星からイカロスに飛び移ろうとする女の姿。とっさに彼女を助
けてイカロスに突入した重合は、そこで存在しないはずの生き残りの少女を見つける。
星間戦争の末、宇宙への道を閉ざされた近未来で、鳥の少年と不死身の女の、長い旅の終わりが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 10:56:34
9263文字
会話率:18%
【短いあらすじ】
聖女と聖騎士は互いを愛することはないと誓う。そんなん前フリなのだった。
【長いあらすじ】
大陸に蔓延る影の獣たちを封じ込めるため、百年に一度〈光継式〉と呼ばれる儀式が行われる。
最南の辺境伯の跡継ぎシグリオは、今代聖女ア
ルセアによって聖騎士に選ばれ、ふたりでその儀式に臨むことになる。
千年を受け継がれてきた儀式はすでに手法も確立されている。西、東、南と聖堂を巡り祈りを捧げ、一年をかけて最後に中央の大聖堂へと戻ってくる。
ただそれだけの、安全な旅のはずだったのに。
□戦闘描写、恋愛描写を含みます。
□毎日更新(11万字程度、原稿完成済)
□「小説家になろう」「カクヨム」「ハーメルン」にマルチ投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 18:02:32
113292文字
会話率:32%
20年前、凶悪な魔獣から国を救い英雄となった巫女がいた。
彼女の名はアムサリア。セントシルン教団の巫女で最高位の聖闘女の称号を与えれた者。
魔獣エイザーグを相討ちの末に倒した彼女は、英雄として次代に語り継がれていた。
そして20
年の月日が流れた。
人々は彼女が作った平和な世で幸せを噛みしめ、共に闘った戦友は子を成し、静かに暮らしている。
そんな日々の中で、彼女の戦友の息子である青年ラグナ=ストローグは夢を見る。彼女とエイザーグの壮絶な闘いの夢を。
そして目覚めた彼の前に、ひとりの少女の霊が立っていた。そう、アムサリアだ。
アムサリアが20年の時を経て現世に現れた謎を追う中で、彼女はラグナに語る。
命を懸けて国を救った聖闘女である自分が、教団に祭り上げられた偽りの英雄であったという真実を。
しかし、それは真実ではあったが事実ではなかった。
彼女のことを調べる中で、少しずつ解明されていく謎。
そして、彼女と魔獣エイザーグとの最終決戦の地である大聖堂に訪れたとき、彼女が語った偽りの英雄伝説の奥に隠された、彼女自身も知らない悲しい事実を知ることになる。
この物語は英雄本人も知らない英雄伝説の謎を探る王道バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 10:51:26
426341文字
会話率:50%
精霊姫を二度も輩出した名家に生まれたフィーラは、精霊姫候補を外されたことで癇癪を起し、引き持った聖堂で転んで頭を打ったことで前世の記憶を思い出した。しかし、前世の記憶を思い出したことで、フィーラはこれまでの自分の行いを反省する。精霊姫候補を
外されたことを受け入れ、王太子の婚約者候補も辞退することに。身の程をわきまえ、謙虚になったフィーラの運命は徐々に変わっていく―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 21:00:00
795041文字
会話率:50%
永遠の若さ。それは一部の女性には、大枚をはたいても、全財産を、全てをなげうってでも手に入れたい喉から手が出るくらい欲しいもの。かもしれない。
この世界には、神の声を聴くことができる清らかな身体をもった聖女と呼ばれる女性たちがいた。
彼女た
ちは聖女の務めとして、祈りを捧げ、神の声に、民の声に耳を傾け、神と民の橋渡しを行っていた。
彼女たちへの信仰は厚く、教会はこの世界に点在している。聖女を巡って国が亡んだり戦争を起こしたという歴史も残っているくらい、彼女たちは各国にとって重要な存在であった。
中でも特に神々の声を聴く力が強い女性は、大聖女と呼ばれており、現在は世界では1人しかいない。
そんな、大聖女のエリスは、大聖女の名に恥じない豪華絢爛な大聖堂で暮らしていた。しかし、彼女は大聖堂を飛び出して、放浪の旅をしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 00:08:30
8314文字
会話率:70%
この世界には、神の声を聴くことができる清らかな身体をもった女性たちがいた。
その女性たちは聖女と呼ばれ、各地の教会で慎ましやかに暮らしている。
彼女たちは聖女の務めとして、祈りを捧げ、神の声に、民の声に耳を傾け、神と民の橋渡しを行っていた。
聖女を巡って国が亡んだり戦争を起こしたという歴史も残っているくらい、彼女たちは各国にとって重要なな存在であった。
中でも特に神々の声を聴く力が強い女性は、大聖女と呼ばれており、現在は世界では1人しかいない。
そんな、大聖女のエリスは、大聖女の名に恥じない豪華絢爛な大聖堂で暮らしていた。しかし彼女は、聖女らしく、慎ましやかに日々を送っていた。そう、今日までは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 23:03:02
8454文字
会話率:54%
歯車と水晶が都市を廻す、蒸気機関全盛期のヨーロッパ。
どれほど光が闇を照らそうと、色濃く残る影に魔物は潜む――小さな町ノースウェアの旧聖堂で発見された死体は、凶器である銀の剣を中心に焼けただれ、聖水が散乱していた。
町の中心人物だっ
たアドルフ・ヴェンデルスは吸血鬼なのか?
死体を巡って警察の捜査は中断、吸血鬼ハンターが調査を開始。そんな中、息子であるテオバルトは父親が人間であることと、殺人事件であると主張。魔術絡みの事件を専門に扱うグリム探偵協会へ調査を依頼する。
はたして探偵ルードヴィッヒは奇妙な死体の謎を解けるのか?
―――――
「それにしても、吸血鬼について、われわれは何を知っているだろう? (中略) まるでグリムの童話の世界に引きこまれたような気がする」――シャーロック・ホームズ
(「サセックスの吸血鬼」より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 06:00:00
142037文字
会話率:42%
「私はあなただったかもしれないし、あなたが私だったかもしれない。いいでしょう願うくらい」時間逆行の力を持つクラス委員長の聖堂院姫乃は求めた。
資産家の息子の綾瀬川奏多と義妹で使用人の花蓮は何不自由ない生活をしていた。
「私は綾瀬川君と仲良
くしたいなって思ってるんです」
そこへ姫乃が変化の予兆をもたらす。綾瀬川義兄妹の関係に憧れてその立場を奪う為姫乃は花蓮を襲い、意識不明の重体で病院送りにした。
思惑通りにことが運び姫乃と奏多の仲は深めていく。
そんな姫乃の求めた願いとは一体何なのか…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 10:01:21
10897文字
会話率:58%
とあるウェブ小説を駅で電車を待ちながら読んでいる女子高生の雨谷ゆずは、人に押され電車に轢かれてしまう。
目が覚めると推し作品とすごく似ている世界に異世界転生してしまった。
「姉さん!しっかりして」
「ここは…?君は誰?」
「ああ姉さん!僕
はカロル!姉さんの弟だよ!」
「!?」
慌てて近くの川に駆け寄る。水面に写っているのは美少女の姿!
(カロル…?ってあのカロル!?確か作中では姉は死んだことになってたけど…死ぬ前の世界に異世界転生したのかな)
よし、それならと徹底的に手洗いうがいして病気をふせぎ、5年後無事成人を迎え大聖堂の聖女となる。ある日伯爵が病に倒れ、大聖堂に運ばれる。癒しの能力で治したら伯爵に感謝され溺愛されるドタバタラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 20:58:06
17208文字
会話率:47%
神殿内では人の心の声が全部聞こえる糾明神の聖女トゥルカ。偽証も黙秘も通用しない究極の判事だが、すべてを赤裸々に明らかにしてしまうその神判は、あまり人気がない。
暇なことが多い糾明神の聖堂では、トゥルカと警護役の神殿騎士しかいない時間が長い…
…のだが、生真面目な顔して不埒な妄想を垂れ流し続ける騎士たちは、トゥルカの頭痛の種だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 20:07:30
6237文字
会話率:34%
セレニア王国の女王であるセレスティア・セレニアは王城地下にある聖堂で助けを待っていた。
彼女はいったい誰を待っていたのだろうか……。
最終更新:2023-02-17 23:30:04
5772文字
会話率:44%