二人が辿り着いたのは、南海の孤島、はたまたジャングルの中の秘密基地?そこで出迎えたのは小型ロボット・ハナ。エレベーターで地下へ続く建物の中の一室へ案内され、そこで松岡の受けた密命、そして巡り合う仲間・・・。
物語は、アメリカ東海岸バージニア
州のノーフォーク港から始まる。厳戒態勢の中、新型兵器を積載されたコンテナが陸揚げされる。そして日米海軍協同で新型兵器の試運転が行われ、来る海戦へ備えることになるのだが……。
一方、中国の造船所に於いてキューピッチに建造される艦船が進水し、いよいよ海洋国家の面目躍如、アメリカ海軍と日本の自衛隊が待ち受ける海域へ進出。そこで繰り広げられる覇権争いの中、一発の魚雷が発射され・・・・・・。
「敵を一拍子で打つこと」と、念じる松岡に勝機はあるのか!?
―「トリトンの逆襲」【第2段】、海の中の闘いが始まります。
(「エブリスタ」同時掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 14:00:00
29184文字
会話率:44%
更生法下で再建を計っていた富双造船は破産、その時山岡弘明は30歳になっていた。すでに結婚して子もいた弘明は、人を介して神戸の芙蓉貿易へ転職した。そして2年目の秋、西海岸からアメリカへ入った弘明は、ニューヨークのJFK空港で足止めを食らう所か
ら物語は始まる。
さてどんな初ヨーロッパとなるのか、技術屋として転職した弘明が思わぬ事件に巻き込まれ、技術営業として動きまわる。だが長年倒産会社で何を喋らずに図面を描いていた人間に、おいそれと営業出来るはずがない。すったもんだの末、弘明は思わぬ結末に出くわすことになるのだった。
(エブリスタ、同時掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 21:49:36
38472文字
会話率:21%
アンボセリの夜
僕はケニアのアンボセリ国立公園に旅で訪れ、現地ガイドと交流を持つ。
ある晩、薪をくべながらカリイと、日本とケニアの自慢合戦をし、やがて会話は途切れ僕達は黙ってグラスを傾けた。
旅の最終日、僕は空港で自分の双眼鏡を彼に渡
した。彼の息子に僕も、カリイも見たことのない風景を見てほしいと思ったからだ。ナイロビの空港から飛び立った飛行機の窓から彼が手を振ってくれているのが見えた。
「お元気で」僕は心の中で呟いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 10:36:13
815文字
会話率:19%
ゴールデンウィーク明け
沖縄旅行に出かけたクラスメートが、教室に来たとき教えてくれた。
那覇空港にお前のそっくりさんがいたと。
もちろん、俺は沖縄へ行っていない。
しかしそのそっくりさんは、一週間後にもまた目撃され……。
最終更新:2022-04-11 23:00:00
3047文字
会話率:2%
平成11年秋、斉田一郎{60歳}は四国徳島県の脇町にいた。その数週間前名古屋の古書店で〝天皇家の大秘密政策”と言う本を購入。読んでみて斉田は天皇家と言うよりも空海の四国八十八札所巡りの解説の方が面白いし説得力があると思った。
天皇家発祥
という問題の場所は徳島県吉野川中流の北岸にある貞光町という所だ。好奇心に駆られて斉田は常滑から車でやってきたが特別な史跡はない。
問題の貞光町は空海の定めた八十八札所から見えないようになっている。厳密には〝この聖地”は貞光町から少し離れた鍵掛山の麓の部落だと言う。貞光町は天皇家の先祖が最初に天下った所だと言う。
貞光町の近くの脇町に来たものの斉田の気を引くものは何も無い。遠路はるばるやってきたので鍵掛山部落まで足を延ばすことになる。
部落に着いた時、待っていたかのように20歳位の女が斉田を自宅に招き入れる。
彼女は言う。この部落は日本という国が出来る前からある。自分とあなたは夫婦鳴る運命だと言う。
そして神社の聖なる場所で、200名の部落民に祝福される。その時斉田の肉体が若返る。
奇蹟は2人が夫婦になって常滑に帰ってえも起こる。
当時常滑は中部国際空港の建設の最中であった。斉田が経営する斉田不動産の社員が全て入れ替わる。斉田が経営する借家、アパートの住民が居れ変わる。彼らは皆鍵掛山部落の域のかかった者達である。
そして不動産を通じて、斉田の理解を超えた方法で20億という大金が斉田不動産に転がり込む。
鍵掛山部落の住民は古代から連綿と続く闇の組織だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 11:21:19
30495文字
会話率:9%
マルデクの正体は白龍だった。龍の正体――螺旋模様――宇宙に充満するプラズマ、宇宙空間を螺旋状に流れる電流、その形状した姿が龍。
大きなものでは銀河宇宙、地球上では台風、微小な物では生物のDNA,龍は螺旋の象徴である。太古マルデクは太陽系
惑星内に新しい惑星として侵入してきた。マルデク星として侵入して、巨大な土星と木星に囚われて、巨大惑星マルデクは分裂する。月や地球などを産む。やがて火星と木星の間に入ったマルデク星は2つの星の引力に引き裂かれれ、小惑星になる。太陽を恒星としてプラズマを発光させて地球を育んだマルデクの目的は人類を誕生させて、自らを人類の創造主となることだった。
2032年の冬までに地球は生物が生存できる環境ではなくなっていた。洞窟や地下室などに避難した人間はすべて死亡。
マルデクに率いられて白光の世界に入った人間は2千年後、原始人として再生する。黄金の異界に避難した人間は神々として成長して、フォトンベルトを脱した後に太陽の住人になる。
2033年春から地球は火山の噴火や台風、地震などで揺れに揺れる。陸地は陥没して、海底が陸地となる。2千年間、地球は揉みにもまれるのだ。人類の創造した文明は跡形もなく崩壊して、大地に吸い込まれて消えていく。フォトンベルト突入後、ポール・シフトが頻繁に起こり・南極が北極に、北極が南極に瞬時に入れ替わる。
2032年12月22日、ついに太陽の灯が消える。人間の脳内物質メラトニンが分泌されなくなり、人間はこの日をもって、発狂死する。
2033年春、日奈子と共に地下室から抜け出した陽中公平の前に、自分の家や中部国際空港、遠くは四日市、鈴鹿山脈が霞のように消えていくのを見る。代わりに黄金色に輝く世界が広がる。妻の佐江子、両親、黄金の異界に避難した人々が姿を現す。その数、地球規模で7千万人。彼らは2千年かけて、人間から神々に進歩していく。
7歳の子供から成人に、一瞬の内に成長した日奈子は結婚する相手と共に、銀河宇宙の中心に行く。そこで子供を産み育てる。2千年後、地球に帰ってくる。そして神々となった者たちを太陽に送り込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 09:02:21
44486文字
会話率:2%
切通雄二は朝眼が覚めた時、異様な世界にいる事に気が付く。切通の家は高台にある。眼下に常滑港や飛行場が見下ろせる。それらが全て消滅して、海がすぐ目の前まで迫っていた。家は何十年も人が住んだ事がないように荒れ果てていた。妻の幸子もいない。
慌てて外に飛び出す。家の周りには工場や借家が建ち並んでいたが、全て無人で荒れ果てていた。
海は家の5メートル程先の崖下まで迫っていた。空は分厚い雲が垂れ下がり、僅かに雲間から薄日が差していた。女の全裸死体が波間に漂ってくる。それは殺したはずの前妻の麗子だった。彼女の死体は切通の目の前で、たちまちに腐乱して消えていく。同時に切通の家や周りの家などが崩壊して大地に吸い込まれるようにして消えていく。後の残ったのは切通と1本の松の樹のみだった。
この時切通はすべてを悟る。この世界は麗子とその母の静子の怨念の世界だったのだ。切通はこれから何が起こる事を全て知った。
切通は空手道場で師範をしていた。佐原静子は入門して約1年後、稽古をつけた事で切通と結婚する。母の静子も切通家に住む。静子と麗子はスーパーの洋装品店で働いている。2人は家にいる事はほとんど無かった。
切通の結婚の蜜月生活は長く続かなかった。麗子自身切通との2人だけの生活を拒絶していた。2人のすれ違いの生活が始まる。静子が自分の店を持ったことで、切通家の財産の使い込みが発覚する。
切通は麗子との離婚を要求するが、静子の謝罪で元の木阿弥となる。
切通は幸子と知り合う。彼女の優しさが切通の心を支配する。彼は幸子と結婚するために麗子と別れる事を真剣に考え始める。
静子の店が潰れる。切通は使い込んだお金の返済を静子にせまる。
やがて静子が切通の食事に猫いらずを入れている事を、切通は知る。麗子達の殺意を知った切通は2人の殺害を計画する。山の中の松の樹がある場所でまず静子を殺す、次に妻の麗子を生きながらに埋めて殺す。そして幸子と結婚する。
だが幸子との蜜月の生活は長く続かなかった。幸子が気管支炎で死ぬ。その原因が死んだ麗子たちの怨霊にあると悟った切通は、警察に自首する。2人の遺体が掘り返されて、切通は死刑となる。
麗子と静子の怨霊の世界に囚われた切通の霊はやがて2人の棲む地獄へ連れていかれる事を知る。
その時幸子の姿が天界から現れ、切通を救い上げるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-29 09:02:11
53007文字
会話率:12%
香月よう子様主催の「春にはじまる恋物語企画」参加作品です。
完結済連載小説『防犯シャツが強過ぎて誰も近付かなくなったけど、何故か長身イケメンが私に頻繁に接触を図るようになりました。』の後日譚ですが、本作単体で読めるようにしております。
『防
犯シャツ〜』を読む必要はありません。
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春休み。オランダ留学中のマサトが一時帰国する為、大学生のかすみは国際空港へ彼を迎えに行く。
かすみは彼が旅立つ時に、自分の部屋の鍵を、旅のお守りとして渡している。
でも二人は付き合ってはいない。
見上げる空は同じなのに、お互いの気持ちはきっと違う。
ずっと遠距離だった友達以上恋人未満の二人が、空港を舞台に心の距離を縮め合おうとするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 01:00:00
6848文字
会話率:19%
トラック運転手の庄造は娘の結婚式のため仕事を早く終わらせようと急いでトラックを走らせていた。
ニュージーランドからやってきたバックパッカートミーは空港から宿泊所への道すがら疲れて寝てしまい、運悪く轢かれてしまう。
偶然出会った2人の異世界
転生(?)物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 16:20:52
9194文字
会話率:54%
20xx年の福島県には国がかりの大規模な再開発で国営カジノが設立され、それに伴い空港付近一帯は日本最大の繁華街・氷宮市として生まれ変わったのだった…そんな氷宮市に存在する唯一の高校・氷宮総合高校は名前さえ書ければ入学できる底辺高校。
そし
て、氷宮総合高校に入学した高校一年生の市原ユタカは、
普段はあまり目立たず、勉強も運動もそこまで得意ではない地味な少年である。だが彼には二年前の七月に屋上から飛び降り自殺を図り、当時1年1組の担任だった・坂井柚由の真相を追うという明確な目的があり、実際は最強の腕っ節を隠し持つ。
そんな彼は学校を仕切る生徒会長で美少女の桜優里に接近する。
普段はお転婆娘な彼女。その一方でステゴロの姫と呼ばれるヤンキーである彼女の側近となったユタカ。
ヤンキーたちの抗争やアウトローの利権争いに巻き込まれながら、少しずつ真相を追い、今まで手に入れなかったものたちとも出会っていく…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 16:55:27
4901文字
会話率:29%
亡くなった娘の画を頼まれた多恵さん、その家に行くと土気色した娘輝美さんの幽霊に遭遇。聞けば夫が親友に浮気をされ、子供まで出来、残された自分の子供たちのためハードに働いたあげく肝臓を悪くして亡くなったらしい。その冷気が子供や両親に悪いと教え、
仏壇に篭るように説得。輝美さんは多恵さんに話しをする事で心が晴れると言う。多恵さんは明るくなった彼女をモデルに画を書き上げ、友人の二人の幽霊共々熊野詣を計画。只初日は海を得意とする友人と行動を共にする。二日目、心中した夫婦の飛び入りで6人で熊野参り。三日目、念願の瀞八丁に向かう。ギター引きの男性とその亡くなった妻とのトラブル煮を回避し足りしながら旅を終わらせる。
白浜空港まで送ってくれた宿の息子に女性を紹介する事を約束する。一方旅で輝美さんはすっかり明るくなり、友人の二人の幽霊にも好影響。花嫁候補は田舎が好きで若くて丈夫な画家の理恵ちゃんを紹介。このコロナ禍、蕎麦屋や旅館の行く先を多恵さんは心配するが、それでも何とかしようと頑張
る夫々の店にエールを送るしかないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 15:16:46
48255文字
会話率:53%
中学3年。木下 優。
突然パパに連れられて空港に行くと、そこにはロリエーナという美女が、
話を聞いていると、留学生という事………。
しかしある日の夜事件が起きる。ロリエーナのピンクのおパンツがないとの事……………。一体優達に起こった悲劇とは
………………?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 13:51:33
3505文字
会話率:50%
1993年1月30日、兜山健治(22)は、上海行きの飛行機の機内にいました。その二つ後ろの席に座る亜美寺リン。見知らぬ二人は、上海空港から市内までのタクシーに偶然か必然か、あいのりします。翌日、兜山健治は、一人で南に向かう列車に乗ります。健
治は、そこで出会った”人相見”と名乗る香港人のチェンに、ある取引を提案されます。原稿用紙10枚の短いシナリオです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 13:59:24
2793文字
会話率:44%
幽霊をもしかしたら見たかもしれないという、むかしのこと
最終更新:2022-02-05 22:18:30
492文字
会話率:17%
私は小さな空港の搭乗待合室で一人ぽつんと待っていた。
最終更新:2022-01-26 20:09:38
3343文字
会話率:46%
主人公・風太は放課後、物静かでどこか変わった性格の持ち主である空乃の後を追う。たどり着いた場所は空港で、なにやら訳アリのようだった。
最終更新:2022-01-16 17:00:00
87087文字
会話率:49%
『第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』参加作品です。
羽田空港第四ターミナル。
通称、タイムトラベル空港。
初めてのタイムトラベル旅行。
私は足早に保安検査のゲートに向かっていた。
最終更新:2021-12-28 12:16:10
998文字
会話率:18%
出張に行く男。旅行に行って来た女。普段交わる筈の無い二人が空港という舞台によって運命が交差した。これぞ運命の交差点!
最終更新:2021-12-24 12:29:47
1000文字
会話率:50%
オーストラリア旅行最終日、洋司と梨恵はホテルを後にして空港へ向かう。二人の旅の終わりを描いた短編。
最終更新:2021-12-12 13:42:09
7040文字
会話率:25%
僕,狭山春樹はしがない大学生。成人式の帰省帰りに空港テロに巻き込まれる。遭遇したテロ実行犯を取り押える直前で意識が途切れてしまった。
自分の人生を振り返るなかでなにができたのか。どこで間違ってしまったのか。振り返りながら死んでしまう。
最終更新:2021-11-26 15:05:19
2810文字
会話率:20%
2004年4月29日から5月3日まで、四川省の黄龍、九寨溝を観光しました。その報告です。
旧北九州空港発着のツアーに参加した時のレポートになります。
最終更新:2021-11-08 22:48:06
14972文字
会話率:1%
空港を舞台に脅威と戦う少女たちの物語
短編から連載形式に変更しています。
この小説はカクヨムにも掲載しています
最終更新:2021-11-08 00:15:21
16598文字
会話率:33%
空港を舞台に脅威と戦う少女たちの物語
この小説はカクヨムにも掲載しています
最終更新:2021-06-14 00:50:45
3783文字
会話率:25%
もう30年以上前の話。ある勇者と1つのヘルメットにまつわる思い出。
最終更新:2021-10-24 16:00:00
1144文字
会話率:0%