イクストランの国の絵描き、ピエタ・リンソンは、王の命によって『竜』の絵を描いていた。しかし、想像上の動物を描くことに苦心して、なかなか納得のいく作品を仕上げることができない。彼は、本物の『竜』を目にしたがっていた。
ふとしたことから
、新大陸で『竜』を見たものがいると噂を聞き、新大陸へ渡った。その大陸は、イクストランの軍隊が占領し、十数年前から移民が始まったばかりの場所だった。
そこで、リンソンは、祖国とは、まったく違った『夜』の恐ろしさを知った。途方にくれるリンソンを先住民の老人カペロ、そして、クーカとナダという二人の子供が救い、彼らから『夜』の怖さと先住民の文化を教わる。彼らは、『夜』を操り、『夜』から人を守る『アカル乗り』という存在だった。
※ ナイターランドまぼろし紀行は、剣と魔法が出てくるような、従来の西洋風ファンタジーとは、異なる持ち味の世界観で書き上げました。
この物語のキーワードは、三つ。
『夜』 『草』 『竜』
それらが交錯しながら、お話は結末へと向かっていきます。ファンタジーでも、すこし変わったものが読みたいという方におすすめしたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 02:12:06
114137文字
会話率:38%
季節工と呼ばれる紡績工の仕事に勤しみ日々雑巾を縫っていた少女がいた。彼女はその雇用契約期間を満了し、職場の上司、大人達が心配する中都市を去っていく。大人たちの心配の根は少女が15歳というまだまだ若く体も小さな幼女であるからだ。しかしその心配
も実を結ばず彼女は王国が新たに発見した魔境、新大陸へと足を運んでいくというのだ。その新大陸に渡る条件は王国金貨1枚、そして屈強な者であること。それは農民が5年、いやさらに働き続けてやっと稼げるほどの大金。それを少女は胸に彼女は大陸へと渡る。禍々しくも刻まれた赤く血が滲むような魔法記述(ルーン)を足に刻み歩みを進めるその赤い光は新大陸で名を知らしめる大男をも蹂躙し、彼女は今人類最年少として新大陸に足を踏み入れた。
少女を掻き立て大陸へと誘う真意、それはは死者を蘇らせる力を手に入れるため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 01:39:11
17795文字
会話率:23%
新大陸の植民地開拓者の村で平和な日常に恵まれた人生に転生した主人公、ユトリーク。彼はある日魔法の力を発見する。しかしその頃世界はまだ魔法の存在を知ってはいなかった……
本国より派遣された聖職者達が修道院を建てると同時に始まった魔女狩りと
邪教の噂に村人の視線が気になる中、彼は自分の力を知っていると自称する旅人に出会う。
力を隠しながら、いじめっ子やシスター見習いの少女が居る村で生きていく、そんなある日、植民地に戦火が広がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-10 21:00:00
82754文字
会話率:32%
新大陸ブルケデムに移民が進められて100年。
先住民族フェナーブと旧大陸魔導帝国ウォルカターラの密かな対立が表面化する中、一人の若きガンマンが荒野に現れた。
フェナーブに育てられた女呪術師とともに呪いの魔道具を追い、滅びた街の過去を追う、若
者の本意は……?
※第一章は2000年頃に http://afn-products.sakura.ne.jp/ に掲載していた物の再録です。
※第二章以降は新作になります
※このあらすじはストーリー展開とともに変更されます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-20 21:00:00
23629文字
会話率:45%
ニーチェが神を殺したように、君はゴキブリを殺したけれど、コロンブスが新大陸を発見したように、僕は君をみつけた。
最終更新:2017-01-11 17:39:36
454文字
会話率:0%
《現在、更新を休止しております/まれに既に投稿している部分の加筆・訂正を行っています》
1919年、今さらやって来た新大陸の軍勢がパリでジャズを奏でている間に塹壕で大量の出血を強いられてきた日英仏を始めとする連合軍はドイツとの休戦を迎えて
いた。ワシントン海軍軍縮条約を決裂させ、比類なき無条約時代に突入した世界は大恐慌によるアメリカ経済の失墜と共産主義の躍進を経てベルサイユ条約締結から10年と経たず再び戦争の時代へと回帰を果たしていた。
そんな世界の東の果て。大日本帝國海軍に若き提督の姿があった。赫々たる功績と中性的な容姿から『東洋のバルキリー』と呼ばれることになる彼は帝國水上打撃艦隊と共に特筆すべき存在として海軍史に刻まれることになる。
これは最前線で硝煙に塗れつつ戦い続けた若き提督を中心に史実と異なる道を辿った第二次世界大戦を記した記録である――。
水上戦闘艦艇を愛してやまない大艦巨砲主義者のための小説です。ところどころにネタ表現または少し腐った表現(性的表現はなし)が登場する癖が強いお話になっています。また残酷な表現は予定していませんが、戦争の闇が垣間見えることがあります。ご注意ください。加えて、初心者投稿&超きまぐれ連載(と書いているものの毎月20日を目処に更新)です。ご了承ください。
※なお、「プロローグ1 西暦2576年」のみ時系列が飛躍していますが、本作は第二次世界大戦期を中心にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 00:17:59
124590文字
会話率:37%
楽聖の街オーバーハイムに訪れた勇者一行は、セイレーン族が棲息する海峡を渡るために必要な聖具『いと高遠なる大鐘』を入手せんがため、オーバーハイムが主催するのど自慢大会へ出場することを決めた。だがこの街ののど自慢大会は民意を反映し、『ドキッ!
熱湯風呂とのど自慢!!』として生まれ変わっていた。
果たして勇者一行はこの大会を勝ち抜き、船で海峡を渡って無事に新大陸へと赴くことができるのだろうか!? そしてオーバーハイムに伝わる歴史の真実とは一体!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-29 18:02:01
44117文字
会話率:33%
時は15世紀、大航海時代とも呼ばれたヨーロッパの君主は船乗りを資金援助し、貿易や布教、新大陸の開発に明け暮れていた。
そんな中、イスラム教国家グラナダ王国を南へジワジワと追い詰め、キリスト教国家に戻すレコンキスタに取り組む国があった。名を
イスパニアという。
レオン=カスティーリャ王国とその分家が支配するアラゴン=シチリア王国の国王同士の婚姻によって成立した連合王国だ。今はまだバラバラだが、いずれ彼らの子孫による同君連合が成立する。
そしてその数十年後、大航海時代の荒波を漕ぎ出したばかりの若い国家イスパニアに1人の若い女王が君臨していた。
これは彼女の75年に及ぶ生涯、王朝の狭間で若い国がどう動いたか、女王は何を思ってその国に君臨していたのかを描き出した作品である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 19:20:13
20880文字
会話率:9%
六万字超で一挙に上げた小説を小分けにして、投稿しなおしているものの2話目です。何とか無事に船出した、冒険者ライの過去語りと、一癖ある船長の登場、そして新大陸で見かけた青い影の行先は…?
最終更新:2016-11-15 15:55:28
56462文字
会話率:46%
世界は4つに分断されていた。ユーラシア大陸はナチス、太平洋は第日本帝国、新大陸はアメリカ、アフリカはアフリカ広域連合によって治められいたがナチスを悪とする風潮はとどまる事を知らず世界に蔓延していった。1965年ついにナチスとの戦争の火蓋が切
って落とされた。世界の運命は如何に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-14 06:04:36
2592文字
会話率:54%
大陸アレフ。魔王討伐から数ヶ月後、数々の船が開拓者を乗せて出港しようとしていた。
だが、その船にはお尋ね者のコソ泥二人組みが忍び込もうとしていた。
新大陸には警察何て居ないはず!だけど、もう泥棒は懲り懲りだから手を洗うぜ!
そう考え
る厄介者二人は泥棒から手を洗ったり、洗えなかったりするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-25 01:20:12
2715文字
会話率:66%
西暦5637年、地球はある戦争によって半年の間破壊され続けた。そして地球は荒廃し、人類は太平洋上に突如現れた新大陸に移り住むことになった。
それから2年後、約100の国を持つようになった新大陸では、小規模ではあるが、あちこちでまた戦争が
起こっていた。
そんなとき、ある国の魔術師の少年、過崎初希は7人の仲間を集め、「マジックギミックス」という戦争を終わらせるための傭兵部隊のようなものを作った。
さらに2カ月後、過崎は鷺村透哉という少年と出会い、マジックギミックスの仕事に巻き込んでいく......。
要約すると、2年前に戦争があって、そのとき戦ったのが魔術師どうしで、その生き残りが立ち上げた傭兵組織のようなものが活躍するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-19 02:06:58
86316文字
会話率:48%
コンピューターの誤作動による、惑星規模の熱核戦争とそれが引き金となった地殻変動によって、地球の姿は大きく変貌した。以来150年。当初細々と生き延びていた人類は、ようやく戦争前の石油文明を取り戻しつつあった。
陸軍の中尉だった俺は、上官ら
を半殺しにしてしまった罪で軍の刑務所にぶち込まれた。入ったら最後、タマを抜かれてふにゃけてしまうという、ラスパロマス陸軍特別刑務所、通称「緑の刑務所」にだ。元々は鉱山町であったのを、軍がここの地理的環境に目をつけ、囚人兵を送り込むようになったのが30年前だと言われている。
俺は、警備と訓練という日々を過ごしながら、テキトーに面白おかしく生きていたのだが、シャバでは少々きな臭い匂いがしていた。北の諸島共和国が、我が国と新大陸の植民地に侵攻するのではないか、という噂だ。
兵隊として、俺はどうなっていくのだろう。我が国は、そして地球は・・・。
不気味な唸りが聞こえてきているのに、俺はこののどかな田舎でのんびり過ごしている・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 17:39:12
6390文字
会話率:44%
「天弦皇国雑記」とは、天弦皇国の皇族に連なる御方及び内閣経験者に関する様々な記述を集め編纂されている記録簿です。その存在を知っている者からは略して「雑記」と呼ばれたりもします。「雑記」は各者代替わりを契機にその在位期間を1枠として編纂され
括られるものとなります。なお現在の皇室での近々編纂中の「雑記」は「天弦皇室第52代郁也陛下雑記」である。
……という事になってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-20 18:40:34
4453文字
会話率:0%
三百年前、世界異変と呼ばれた異変によって太平洋に大陸が出現し、魔法が世界を変えた。
神々は封印され、世界から黄金の国ジパングと呼ばれた国が失われてしまった現在。
イギリス生まれの少女クライディア・ランバルトは魔法使いになるためのチケット、グ
ロウワーズ魔道学院への入学許可が届いた。
魔法使いになるために向かった学院で出会ったのはタスクと名乗る不思議な少年、そして同じく魔法使いになるべく入学してきた仲間達。
新大陸クローディアスを旅する探究者ゼントとの出会いが、クライディアを達を世界の謎へと導く。
英雄の娘と呼ばれるようになるクライディアの魔法使いへの道は、波乱万丈になるばかりであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-26 10:33:35
100496文字
会話率:58%
新大陸――そこは広大な土地と大量の資源に恵まれた未開のフロンティア。そして欲しいものは、すべて力によって手に入れる世界。自らの望むものを手にするために、人々は今日も荒野に銃を撃ち鳴らす。
最終更新:2016-03-26 17:00:00
80263文字
会話率:54%
新大陸の先住民である「亜人」と呼ばれる者達と、帝国軍の戦いから約十年。休戦という名目だけの取り決めのもと、敗北した亜人達の扱いは酷いものとなっていたーーーー。
その中、とある町に一人の少年が現れる。開拓者の一人として生活するその少年の名
前はライト。彼を中心にして新大陸に新たな波乱が巻き起こる。
※真面目なあらすじですが、ゆったりとした場面も入れていくつもりです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-16 00:00:00
10839文字
会話率:42%
公海暦3年。
新大陸からの侵攻と内紛によって六大公国が、新たに統一国家として再建されて三年。
時代の流れによって、多くの寺社や儀式が排除されようとしていた。
その波に乗じるかのように、過去の『ある少女』が唱えた、絶対的な秩序に
よる統治を主張する集団が、軍や国家、民間を蚕食していた。
彼らは「ムダなもの」「秩序を妨げるもの」と称して寺社仏閣を打ち壊し、それらにまつわる文化財や書物を焼き尽くし、テロ活動を行う。
そんな新たな『宗教』がはびこるなか、水上の社殿、盤龍宮にて回収作業にあたっていた軍の調査員、小早祈は、海にそびえる大鳥居の下に沈む、小舟型の筐体を発見する。
六公時代初期……あるいはその前の時代、『樹治』と呼ばれる年代のものと推測されるその中に眠っていたのは、花嫁姿をした少年だった。
戦国の世から数百年を隔てて蘇ったその子を、様々な思惑を秘めた異形が付け狙う……
「樹治名将言行録 ~鐘山環伝~」から三百年後の世界をえがく、魔と法と神とが入り乱れる和風ファンタジー。
作者の悪趣味全開のヤケクソでえがく、ブラックジョークだらけの挑戦作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 01:02:20
22501文字
会話率:24%
娘が生まれたばかりだというのに死んでしまった俺。
ああ保険に入っていて良かった、じゃなくて……。
気が付いたら地獄のようなところでちっこい化け物になっていた。
ものすごい年月が、多分経って俺はそこそこ強い化け物になっていたが、ある時足元に
魔方陣が表れた。
異世界召喚ってやつだな。
俺を呼び出した奴が言うには、俺って男爵級つまり最強より何歩か手前の悪魔なんだと。
召喚したから命令を聞けとか抜かした奴が気に入らなかったのでぷちっとひねりつぶしてやった。
立ち去ろうとした俺を引き留めたのは生け贄にされた美女の幽霊。
赤ちゃんを助けてくれたら何でもするというので蘇生しようとしたのだが中途半端にゾンビになった。
短くすると悪魔の俺がゾンビを嫁にして新大陸を開拓しながら子育てする話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-03 12:44:06
33436文字
会話率:23%
地球と良く似た別世界、大航海時代を間近に控えたとある国で政変が起きる。
~新国王による大粛清~
次々と捕らえられる領主たち、制圧される領土。
わずかに残った領主の末裔達はしかし、表向き恭順しながらも反攻の機会を伺った。
自らの道を切り開
くため、男は大海原を渡る。鍵をにぎるのは、新大陸…。
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生きるため、復讐のため、なによりプライドのため、生死をかけた戦いが今始まる!
…と思っていたのもつかの間、
領地奪還の前にまず海の向こうで開拓を進めないとダメらしい。
正直右も左もわからないが、そこはほら、トーマのやつにでも任せてけばなんとかなるだろ。多分。
~王国歴527年 ラダム・フォートの日記~
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Q.どんなお話?
A.国王に人質を取られた貴族たちが、モンスターと闘いつつ開拓するお話。
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※以前したらばで主催していた安価スレの設定を元にしていますがほぼ原型はありません。
※ストーリーは全く異なるのでご安心ください
※初めてなので一言でも感想いただけると励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-22 17:18:54
32167文字
会話率:37%