金木犀の木に手紙が置かれているのをみつけた。
スマと書かれた一通の手紙。それから文通が始まった。
スマから手紙が届き、僕はそれに手紙を書く。顔を合わせない婚約者の話、心から思っている女性のことを語る。穏やかな心温まる手紙だけの会話を。
そして、運命の日がくる。
幸せだと思っていたのに、事実を知ってた僕は・・・。金木犀の香りだけを残した。
救いのない話になっておりますので、念のためティッシュをご用意して、お読みください。
こちらでは金木犀がやっと咲き始めました。匂いとともに楽しんでいただけたなら、と思っています。
アルファポリスさんにて投稿完了しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 11:35:53
21240文字
会話率:19%
子供の頃、不思議な文通相手がいた。
屋根裏部屋の瓶に手紙を入れておくと、いつの間にか返事が現れるのだ。
最終更新:2023-10-06 14:43:29
939文字
会話率:18%
ファイナルパートナー。人工ホモ・サピエンスを使った、仮想の配偶者レンタルサービス。携帯端末より口頭でオーダーをすれば、仮想妻は注文通りの仕事を実行しにやって来る。ちなみに生殖能力はない。田坂亜一郎は一年契約をし「ともりゅん」と名付けた可愛い
仮想妻と仮想結婚し、あるリスクを乗り越えて充実した日々を送っていたが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 15:26:23
48483文字
会話率:21%
ここは竜の舞うとある世界。長年に渡っていがみ合って来たイルスデン帝国とベリエル王国だが、永久の不可侵と同盟が締結される。代替わりしたべリエル王国の国王、リオル・べリエルは、腹違いの妹サクリウス姫を、帝国の皇子シンヴレスの嫁にと差し出す。歳
の差がある二人だが、戦争の折に文通で仲をこっそり深めていた。勇猛と名高いサクリウス姫だが、文書にはシンヴレスを思いやる気持ちが溢れ、いつもディフォルメした可愛い竜の絵を添えて来る。シンヴレスはそんなサクリウス姫に憧れ、年上の彼女を是非、お嫁さんにしたいと決めるのであった。(ノベルアッププラスでも掲載中)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 12:32:28
114050文字
会話率:47%
海沿いの街、梶栗郷にひっそりと佇むファッションホテル『ピシナム』は、2019年2月にその歴史に終止符を打った。
『ピシナム』のホテルマンとして働いていた青年の磯辺は、ライターの秋山千鶴から『ピシナム』の取材を持ちかけられていた。磯辺は取材を
経たのちに、かつて『ピシナム』を利用していた女子高校生「R」との出来事を思い返す。
当時、ホテルを訪れる度に風貌の違う男を連れまわすRを、磯辺は次第に気に掛けるようになっていった。2人は顔を合わせることはなく、声を掛け合うこともなく、フロントと部屋を繋ぐ気送管ポストで手紙だけを送り合う。
そして磯辺は文通のなかでRの抱える秘密と孤独に気づき始める……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 07:59:06
55635文字
会話率:39%
エリーゼには、婚約者がいる。
戦争中の隣国と隣接した辺境伯の嫡子である婚約者様。
実際に会ったことがない婚約者様とエリーゼは、十年の間、文通を続けている。
顔も知らない婚約者様とは、生まれる前から続いている戦争が終結しないと会えない。
あま
りにこざっぱりした手紙と、会ったことがない婚約者は、自分に興味もなく、いつ会えるか分からない遠い存在--と思っていたら、戦争が終わった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 20:00:00
13595文字
会話率:28%
少女漫画の悪役令嬢に転生したという記憶を思い出した時、第二王子の婚約者であり公爵令嬢でもあるアドラネア・リシュテットは特になにもするつもりはなかった。
元々悲惨な末路をたどるタイプの漫画でなかったこともあるし、第二王子に微塵の恋心も抱いてい
なかったのでヒロインが出てくるのならばそれはそれで構わないと思っていたからだ。
しかし第二王子とヒロインに問題はなくとも周りはなにかと面倒なもので。面倒事に巻き込まれたくないとサクッと婚約を解消するために溺愛する両親を上手く使い早々に領地に引きこもって傷心の令嬢を演出していた。
そこに第二王子と玉座を争う第一王子の側近で大変に真面目な堅物であるジェスト・フラウサ侯爵令息が公爵家の後ろ盾を得るために婚約の交渉にやってくる。
第一王子の婚約者に成り代わるわけでもないので受けることは了解したアドラネアであったけれど、どうせならば自分も少しだけ希望を叶えたいとある取引を持ちかけて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 07:00:00
14996文字
会話率:34%
初めての夜会で王子に声をかけられたことで舞い上がっていたメイルは、彼の婚約者である公爵令嬢に意地悪された。
苦い思い出となった夜会から数日後。
メイルは辺境伯領で男女の逢瀬を目撃してしまう。
その女性というのが王子の婚約者だったのだ。
「
あなたの婚約者、浮気していますよ」
その日から密告書を突き付けたメイルと、疑心暗鬼の第二王子の文通が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 12:26:28
7212文字
会話率:27%
「私」は名前しか知らなかった「許嫁」との文通を重ね、「彼」に惹かれた。
だが、時代の波に飲み込まれ、無情にも二人は引き離される。
懸命に混乱の時代を生き抜いた「私」と、「私」が綴り続けた手紙の結末は──?
始まる前に終わってしまった、
始まりのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 15:09:24
2497文字
会話率:11%
婚約者宅に届く予定の宅配便を代わりに受け取るため、一人待つ女性。静かな部屋の中で彼女はとあることを思いつくのだが……。
最終更新:2023-08-01 20:00:00
5758文字
会話率:12%
結婚式当日の控室。
ティアレーヌ・ド・ダリルは、今日初めて、結婚まで一度も顔を合わせず文通ばかりしてきた夫と顔を合わせ、生涯の伴侶として誓いを立てることに、ゆっくりと笑みを深めていた。
この、国の古い言葉で千の花という意味を持つ国で王
族が一、建国神プロティシアの血を受け継ぐとされる強大な力を持った女系一家の皇家、実家であるダリル家と一生の縁を切り、夫方の貴族に国王によって下賜される――――それは、ティアレーヌが生まれて間もなくに決まっていた事。
けれど、この段になってまで、ティアレーヌの心はとある貴族の令嬢にあった。
令嬢の名はリュシー・ド・ミルドラ。
ハシバミ色の髪と眸を持つ、一重まぶたの目立たないけれど可愛らしい、少々口調の固い人物。
ティアレーヌも初めは他の令嬢と共に、リュシーの事をただの友達だと思っていたが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 17:46:28
6363文字
会話率:14%
手紙から始まる結婚生活
最終更新:2023-07-25 19:00:00
13658文字
会話率:0%
僕が、文通を送る相手は、かつての私。
流れゆく時代、2人が生きた時代・・・。
変わりゆく東京の街を舞台に、一つの恋が動き出す。
これは君に送る物語――。
ネクタイ先生✕朝寝雲先生による大正ロマンラブストーリー。
リレー小説ならではの展
開をお楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 22:35:38
31217文字
会話率:39%
都立✕✕精神科病院。通称『檻』。
そこで出会った私と彼。
一目惚れした私は彼に告白し、付き合うも・・・。
貰ったラヴレターに隠された秘密とは。
本気で愛した1か月。
貴方は耐えられますか――。
最終更新:2023-01-08 18:09:27
15196文字
会話率:27%
悪役令嬢にされたお嬢様とその父親との文通の話?
思いついたままに書いたので結構とんでもです
最終更新:2023-07-20 19:43:44
1933文字
会話率:40%
美しく、そして高慢なアレキサンドリア。田舎暮らしでゆるゆるなルーシー。結婚間近の浮かれ所、マウンティング女子による、格下従妹との文通。
最終更新:2023-07-17 11:05:04
5657文字
会話率:7%
侯爵令嬢のリディアは、侯爵令息であるロジェリオと婚約し、充実した日々を送っていた。
念願の婚約から3か月ほど経ったある日、リディアはロジェリオがとある出稼ぎ令嬢と「恋仲」になっている、という噂を耳にした。そして、その噂は貴族の間でどん
どん広がっているという。
リディアはその噂を信じていなかったものの、ある日噂の2人のやりとりを目の当たりにすることで、その噂の原因に気付く。
噂の原因に気付いたリディアは、ある人に相談の手紙を送る。
その相手とは、現在国際交流のため隣国に留学している、リディアとロジェリオの幼馴染兼文通相手である王太子のアーネストだった。
すると手紙を送って数日後、アーネストが留学を終え、5年ぶりに本帰国するという知らせが突如舞い込んできた。
アーネストが帰国した理由には、リディアの存在と、例の噂が深く関わっているようで……。
このアーネストの帰国と、例の噂によって、リディアの婚約は大きく一変することとなる。
果たして、この恋の四角関係はどんな結末を迎えるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 20:24:12
385145文字
会話率:37%
子供時代に夏休みを過ごした祖父母の家で女の子と仲良くなった。彼女と毎年会い文通を続けていたが、彼女は病気で亡くなってしまった。思い出を胸に氏神さんのある近所の山頂にどこかの犬と共に登る話。
最終更新:2023-07-09 22:41:23
1114文字
会話率:20%
純白の髪に氷の瞳を持つ少女ネージュは、ある日を境に聴覚を失った。
死を願う日々に、ネージュは絶望する。
けれど、婚約者のオリオンはそんなネージュに魔法の本を与えてくれた。
毎日毎日、ネージュは彼に向けて恋文をしたためる。
愛しの彼
との文通を心の支えに、ネージュは生きる気力を取り戻す。
〜〜〜これは、愛を求める少女と少年が恋文を通じて仲を深める物語である。〜〜〜
▫︎◇▫︎
『難聴令嬢は今日も恋文をしたためる』の番外編です。
本編を読んでからお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 06:00:00
7627文字
会話率:21%
純白の髪に氷の瞳を持つ少女ネージュは、ある日を境に聴覚を失った。
死を願う日々に、ネージュは絶望する。
けれど、婚約者のオリオンはそんなネージュに魔法の本を与えてくれた。
毎日毎日、ネージュは彼に向けて恋文をしたためる。
愛しの彼
との文通を心の支えに、ネージュは生きる気力を取り戻す。
〜〜〜これは、愛を求める少女と少年が恋文を通じて仲を深める物語である。〜〜〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 16:33:04
25907文字
会話率:7%
伯爵家の令嬢クロアは、兄が犯した罪によって転落した。家は取り潰し、身分も奪われて、下級メイドとして王城で雑用に励む日々が始まる。
主人の女官にはこき使われ、同僚のメイドたちには嫌がらせを受ける生活……。
クロアは社畜だった前世に思いを馳せ、
やり場のない気持ちのはけ口としてSNSを欲する。
「好きだったなぁ、前世の呟きSNS……。社畜ならぬ城畜生活、まじつらたん……」
と、転落生活の愚痴や泣き言を、地面にこっそり落書きしてしまった。――すると、なんと翌日、誰かから返事が書き込まれていた。
そこから『見知らぬ誰か』との匿名の愚痴文通が始まり、クロアは密かに心を慰められるのだが――……その相手は、『宵闇の魔導官』と恐れられる、人嫌いの魔導士ルイヴィスだった。
匿名のやり取りなので、両者はお互いの顔も本名も性別も身分も知らない。けれど、愚痴友達として仲良くなり、次第に引かれ合っていく。
そしてついには、オフ会に至り――……
(20話くらいの中短編です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 15:05:10
72139文字
会話率:35%
ある日、一通の手紙を受け取ったことをきっかけに、お隣さんとの文通が始まる。
やがて僕はお隣さんとの文通に夢中になり…?
※重めのテーマです。
最終更新:2023-05-11 23:08:31
3056文字
会話率:7%