「フランシス、俺はお前との婚約を解消したい!」
魔法学院の大学・魔法医学部に通う伯爵家の令嬢フランシスは、幼馴染で侯爵家の婚約者・ヘクターの度重なるストーキング行為に悩まされていた。
「真実の愛」を実らせるためとかで、高等部時代から度
々「恋のスパイス」として当て馬にされてきたのだ。
静かに学生生活を送りたいのに、待ち伏せに尾行、濡れ衣、目の前でのいちゃいちゃ。
忍耐の限界を迎えたフランシスは、ついに反撃に出る。
「本気で婚約解消してくださらないなら、次は法廷でお会いしましょう!」
そして法学部のモブ系男子・レイモンドに、つきまといの証拠を集めて婚約解消をしたいと相談したのだが。
「高貴な血筋なし、特殊設定なし、成績優秀、理想的ですね。……ということで、結婚していただけませんか?」
「……ちょっと意味が分からないんだけど」
しかし、フランシスが医学の道を選んだのは濡れ衣を晴らしたり証拠を集めるためでもあったように、法学部を選び検事を目指していたレイモンドにもまた、特殊設定でなくとも、人には言えない事情があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 22:12:19
14174文字
会話率:51%
橘花蓮は、乙女ゲーム『煌めきのレイマリート学園物語』の悪役令嬢カレン・ドロノアに憑依してしまった。カレン・ドロノアは他のライバル令嬢を操って、ヒロインを貶める悪役中の悪役! 断罪回避を目指して頑張るも、なぜか攻略対象者みんなが近寄ってくる。
おまけにヒロインが現れる前から、何故か命を狙われる始末。カレンは無事、学園を卒業できるのか?! 逆ハーレムは苦手、主人公(♀)が一途じゃないのは嫌だ! 甘々はうーん(๑•﹏•)と思う方はお避けください。裏の副題は「当て馬にも愛を!!」です(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 20:27:41
357143文字
会話率:37%
シルフィーネ伯爵令嬢に二人の目立つ男性が好意を抱いてアプローチをしている。アルフレッド公爵子息とエドワード公爵子息だ。しかし現在はアルフレッドがやや優勢。エドワードは空き教室で抱き合う二人を目撃し、人知れず涙した。そんな場に異種族である花人
(かじん)の特徴を持つ、ロディーナ伯爵令嬢が現れ取引を持ち掛けた。
「この度、当て馬になられましたエドワード先輩に情報をお売りして、勝ち馬にならないかというご相談にまいりましたの」
これは情報の売買が好きというロディーナと、エドワードの物語。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 12:58:24
273402文字
会話率:45%
侍女にぞっこんの王子に、婚約解消された当て馬令嬢の物語。
最終更新:2024-03-13 23:33:27
2688文字
会話率:44%
婚約破棄に国外追放されましたが、これでお役御免なのでしょうか?
唐突に前世の一部を思い出しましたが、記憶がまだらなので、わからないコトばかりです。
乙女ゲームをほとんどプレイしたことないので、自分の立ち位置がよくわかりません。
もしかしなく
ても、最初からつんでいるようです。でも、これで私は自由です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 06:00:00
134837文字
会話率:19%
仕事を退職してからニートとして自堕落な生活を送ってきた才上進は、運動不足が祟って歩道橋から落下してその生涯を終えた。
次に進が目を覚ましたとき、そこは日本ではなく魔法の存在する異世界であった。
自分が異世界転生をしたのだと理解した進はレベリ
オン王国第二王子スタンフォードとして、新たな人生を謳歌し始めた。
スタンフォードは、自分がこの世界の主人公だと調子に乗っていたが、魔法学園高等部から入学し八面六臂の活躍をするブレイブ・ドラグニルの存在によって、自分がこの世界における〝踏み台転生者〟なのだと気がついた。
失意の中、スタンフォードは自分と同じ転生者である悪役令嬢ポンデローザと出会い、この世界がベスティアシリーズというゲームの世界なのだと知らされる。
スタンフォードにポンデローザは、原作においてほとんどの場合死亡してしまう。
唯一自分達が死亡しないルートへ辿り着くため、二人は当て馬同盟を結成して死の運命へと立ち向かう。
※この作品は「カクヨム」様、「ハーメルン」様にも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816700428016472247
https://syosetu.org/novel/271020/
更新通知や創作関連のツイートをするアカウントですが、よかったら見ていってください。
https://twitter.com/snk329折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 18:14:56
435663文字
会話率:46%
ポンコツ娘の暴走、無自覚ヤンデレの覚醒、当て馬くん可哀想な御都合主義のお話。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-03-10 17:15:23
4015文字
会話率:51%
悪役令嬢になってしまったので断罪回避を頑張るよくある話
最終更新:2020-07-23 22:33:17
3073文字
会話率:77%
夜会にて、婚約破棄されたロシェ・ヴァロワは事実を知った。
ロシェの役割は、ヒロインの友人かつライバルとして立ち回り、最終的にはヒーローに婚約破棄され身を引く事だった。つまりは、当て馬。
そして、当て馬はもう一人いた。
ヒロインの婚約相手で
あったロイズ・ラントシュタイナー伯爵だ。
そこで、ロシェは考える。
(W婚約破棄された私たちは当て馬同士、お似合いなのでは? そうだ、伯爵と結婚しよう!)
ところが、相手は頭脳明晰、容姿端麗、おまけに目的の為ならどんな手段も使う、ちょっぴり近寄り難い高嶺のハイスペック男だったから、さあ大変!
フリーになった伯爵を狙うライバルは多し。
一方で、売れ先のない、見た目も中身も平凡で位の低い男爵令嬢のロシェ。それでも諦めずに、あの手この手で地道に努力していくベイビーステップストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 17:03:54
41515文字
会話率:34%
気高き公爵家令嬢オリヴィアの護衛騎士であるテオは、ある日、主に天啓を受けたと打ち明けられた。
その内容は運命の女神の聖女として召喚されたマイという少女と、オリヴィアの婚約者であるカルステンをめぐって死闘を繰り広げ命を失うというもの
だったらしい。
だからこそ、オリヴィアはもう何も望まない。テオは立場を失うオリヴィアの事は忘れて、自らの道を歩むようにと言われてしまう。
しかし、そんなことは出来るはずもなく、テオも将来の王妃をめぐる運命の争いの中に巻き込まれていくのだった。
五万文字いかない程度のお話です。さくっと終わりますので読者様の暇つぶしになればと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 21:13:49
48075文字
会話率:36%
「どうなっているんだ。これは……まさか転生?」
俺は全身鏡に映った、目付きの悪い少年に絶句していた。
ゲーム【アポカリプス】で勇者アベルに婚約者を奪われて殺される哀れな噛ませ犬、悪役貴族カインにそっくりだったからだ。
しかも勇者に
奪われるのは、俺がゲームで好きだった最推しヒロイン、セルヴィアだった。
ちくしょう! このままじゃ、最推しヒロインをナンパ勇者に取られて殺されてしまう。そんなのは絶対にゴメンだ。
俺はゲームシナリオをぶっ壊して、セルヴィアと共に幸せになる未来を掴むことを決意する。
「このゲームをやり尽くした俺ならできるハズだ!」
これは怠惰な悪役貴族に転生した主人公が、【ゲーム知識×過剰な努力】によって、いつの間にか勇者を超える英雄になってしまう物語。
カクヨムでも連載中
https://kakuyomu.jp/works/16817330663584849146
●最大順位
カクヨムコン、プロ作家部門。週間2位。1月13日
カクヨムコン、総合ランキング。週間5位。1月13日
異世界ファンタジー。週間5位。1月10日
異世界ファンタジー。月間7位。1月16日
総合ランキング。週間5位。1月10日
総合ランキング。月間10位。1月16日折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 19:36:51
255722文字
会話率:42%
世の中、溺愛が流行っている。ダフネは無表情な婚約者に不満はないが、周囲のような愛を囁き合う恋人たちにほんの少し憧れる貴族令嬢。そんなある日、婚約者のルーカスが見たことのない優しい表情でご令嬢と話しているのを見かけ、自分は二人の邪魔者になって
いるのではないかと、婚約解消を考えるようになる。そんな中、舞踏会で出会った訳アリの侯爵子息と友人になったダフネは、ままならない恋に悩む友人のために当て馬として頑張ろうと決意するが……。
お互いが相手を想うあまり少しずつすれ違っていた二人の、ハッピーエンドの物語。
ゆるふわで可愛いお話を目指したものですので、楽しく読んでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 12:00:00
48867文字
会話率:53%
過去の人生、平均寿命5歳という短命で生きてきた少女は、今回の人生で「悪役令嬢、ヒロインと王子の当て馬として生まれる。20歳までは絶対死なない代わりに、20歳の誕生日で必ず死ぬ。」という契約書にサインした。ゲームのシナリオ上、少女も悪役令嬢と
して王子に嫌われようとするが、やっぱり王子も少女が生理的に嫌いなようだ。
少女は、20歳までは絶対死なないということがわかっているので、かなり無茶なことをする。怪我も、死ぬことも恐れない行動に、王子はなぜかいら立ち始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 21:11:14
4499文字
会話率:37%
王家主催の夜会の日、『当て馬令嬢』グレース・カーム伯爵令嬢と『種馬令息』エルヴィス・ベルテンペスト侯爵令息が一つの控え室に閉じ込められてしまう。グレースには『当て馬令嬢』と言われるだけの事情があり、エルヴィスには『種馬令息』と誤解されるだけ
の過去があった。二人を閉じ込めたのは、エルヴィスの親友第一王子ジェラルドだったのだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 07:15:05
5687文字
会話率:45%
恋人のアキがネコマタのクロに恋愛小説の中に送り込まれてしまった。
クロに頼んで俺も彼女を追いかけて恋愛小説の中に入ったけど王子様とヒロインを争う当て馬騎士だって?
アキが誰になっているかクロが教えてくれないから自分で探すしかない。
も
しアキがヒロインになってたら物語の最後には王子様と結ばれて初夜の警固は俺の役目?
何としてもそれを阻止しようと思うものの小説のあらすじをほとんど知らない俺は悪戦苦闘。さらに俺には婚約者もいてそのうえヒロインのライバル令嬢がやたら絡んできてヒロインの様子をおちおち探ってもいられない。
なんとかしてアキを振り向かせて連れて帰らないとアキが取られてしまう。
知らない小説の中に入った恋人を探して悪戦苦闘する男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 21:46:26
3186文字
会話率:58%
タイッツーで呟いたものを短編に起こしました。
『身分違いの恋で、片方に婚約者がいた場合。恋のスパイスや恋敵として見られるのは、婚約者にとっては迷惑な話ではないか?』と言う話です。
あらすじはあとで考えます。
楽しんで頂けましたら、評価ボ
タンやブックマークをして頂けましたら励みになります。
pixivにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 13:02:34
6448文字
会話率:64%
1841年にパリ・オペラ座で初公演された『ジゼル』というバレエ舞台をご存知でしょうか。
それは現在公演されるクラシックバレエの中でも、とても人気のある舞台作品の一つであります。
この作品の見所はたくさんありますが、最も有名なシーンといえば、
やはり深い夜の森の奥で舞う美しい精霊達による神秘的なダンスシーンでしょう。
ただこの『ジゼル』は、実は他の追随を許さぬ悲劇の物語なのです。その悲惨さたるや、登場人物全員が不幸になる結末を迎えるというストーリは、一度見た人の心に深く突き刺さります。(※でも括りはラブ・ロマンス)
そしてその中でもダントツにドンマイな登場人物とは、ヒラリオンというなの当て馬役の青年ではないかと思います。
見返りを求めぬ恋をし、本当に見返りがなかった上に、恋した人に別の男のための囮にされて殺されるのですから。
……ということでこれはそのヒラリオンが、そんな己の運命に抗おうと藻掻き、ハッピー・エンドのグランドフィナーレ(大団円)を迎えるIFストーリー。
※企画期間内に完結予定です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 00:38:26
28227文字
会話率:27%
人気家庭教師の仕事・婚約者の浮気・実は本命側だったという浮気相手への示談金と化した貯蓄・元婚約者名義の同棲宅・実家。僅か一週間にして全てを失った主人公は、彷徨う街で住人募集のポスターを貼る親友に鉢合わせ彼女が管理するシェアハウスへ転がり込
む。大家であり同居人でもある親友の勧めで大人気乙女ゲームへ二人揃ってのめり込み、遂には合同で同人誌を製作するまでに至った。
ところが、ようやく迎えた脱稿祝いの帰り道で急に倒れた親友がそのまま植物人間になってしまう。恩人である親友の回復をよすがに働き続けた末、主人公は過労で倒れ意識を失った。
目覚めた主人公は洋館のベッドに寝かされていた。高熱が引いたばかりの頭に蘇る別の人格は、最推し攻略キャラの女秘書「プラリネ」の公式設定そのもの。伯爵令嬢プラリネはこの先の攻略ルート次第で立場が変わってしまう。親友は過去も今もあの子ただ一人、恋愛はもうこりごり、推しに仕え続けられるとはいえ腑に落ちない逆ハーレムエンドはまっぴら御免。いっそストーリーの知識に囚われず、理不尽な悪女扱いで追放されぬよう気をつけつつ最推しとヒロインのキューピッドになろうと決意。
そんな断固たる決意を胸に王立学園へ入学したプラリネだが、いざ邂逅した男爵令嬢ヒロインはプラリネに対し最低限の礼儀で接する程度の塩対応。天真爛漫である筈のヒロインは公式設定とは異なり至って常識人だった。そのくせ陰では最推しとプラリネが絡む情報に瞳を輝かせながらメモをとっており、その姿は前世最大の心残りであった無二の親友そのものではないか。
ヒロインと最推しのシンデレラストーリーを願うライバル伯爵令嬢、ライバル伯爵令嬢と最推しの主従夫婦エンドこそ生き甲斐と意気込むヒロイン。W異世界憑依を果たしたズッ友女子二人の当て馬ポジション争奪戦、行方は如何に……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 00:02:38
103374文字
会話率:46%
男子高校生 大碁は、とある恋愛相談を受けた。ただし、彼女が狙うのは大碁の幼馴染 叶太だった。
…どうやら大碁は、そこに思う所があったらしい。
最終更新:2024-01-01 00:41:08
14720文字
会話率:63%
ここは作品と作品の狭間。そんな世界で経営されている当て馬屋。店主は七篠太郎という和服姿の男。その他従業員は二名。演技の天才だがセンスが壊滅的な女の子ネム。王子のような見た目だが、性格が悪いレス。彼女らは、BL、夢小説、少女漫画など、当て馬と
呼ばれるキャラならば何でも演じる。あの作品の当て馬キャラももしかしたら彼らが演じているのかも。彼らの日常をそっと覗いてみましょう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 22:41:34
4202文字
会話率:73%
九歳の時、両親を失った薄幸の公爵令嬢・シャーロット・ランスリーは思い出した。ここが、前世で読んでいた小説『明日世界が終わるなら』、通称『明日セカ』の世界であると――。その物語の中でシャーロットの役割は、『主人公』の当て馬。しかも幸薄い感じの
虐め役。そしてさんざん主人公を虐めていたくせに、最終的には主人公に心酔してしまう残念な子。ツンデレか。その上なんだかわかんないけど転生する時、自称神に訳の分からない命令をされていた。まあ聞こえなかったけど。
そして私がその命令に従う必要なんてひとかけらもない。断言しよう。『物語』も命令も知ったことじゃない。私は私の想うがままにしか私の人生は使いません。そんなの当然ですよね文句は受け付けませんよ、礼儀を勉強してから出直してはいかがだろうか自称神。
――というような主人公が繰り広げるあれこれ。完全見切り発車。更新は不定期になると思います……。
※※※2018/11/9より大幅加筆修正はじめています。大筋は変わっていませんが大分他者視点が増えています。今までブックマークしてくださっていた方は二年越しの変更で申し訳ありません(-_-;)※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 13:00:00
1560409文字
会話率:30%