ルティーナ・クワイエットはクワイエット公爵家の長女である。
サラデイン皇国は精霊の加護を受けた国。多かれ少なかれ皆、精霊の加護を持っている。
クワイエット公爵家は古くから闇の大精霊ヴァレリーの加護を受けており、ルティーナの傍には生まれたとき
から加護精霊ウリちゃん(黒マメシバの姿)が付き従っているぐらいに、その加護は強大なものだ。
闇の大精霊とは魅了の力を持つ。
ルティーナは幼い頃は無自覚に周囲を魅了し、浄化によって魅了がとけた友人たちから蛇蝎のごとく嫌われることを繰り返してきた。
そのため、すっかり人間不信い陥り、陰の者として部屋に閉じこもってきた。
強い闇の大精霊の加護を持つ――ということで王太子殿下であるカイネ・サラデインの婚約者に選ばれた十五歳の時、ルティーナは夢を見る。
これから入学するサラデイン貴族学園で、は、ルティーナとは真逆の可愛く明るく人気者である子爵令嬢ステラ・エルナンに心を奪われる。
嫉妬に身を焦がしたルティーナは、魅了の魔法をカイネに使用しようとして失敗し、その罪を断罪されて投獄されて、ルティーナの持つ力は危険だという理由で処刑をされる。
そんな未来はおそろしいのでできることなら穏便に、婚約破棄に辿り着きたい。
というかそもそも、カイネが明るすぎて眩しすぎて、光属性の加護が強すぎて、逃げ出したいんですけれど……!
そう――カイネはルティーナの幼馴染だった。
昔から、しょっちゅう家に乗り込んできては、遊びに誘ってくるのだ。
あぁ、今日もカイネの声がする。
「ルティ、ここをあけてくれ。雪を降らせたから、雪合戦をしよう!」
「こごえてしまいます……!」
「海に行こうか、ルティ」
「とけてしまいます……!」
粛々と婚約破棄を受け入れますから、どうか構わないでくれませんか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:45:03
123121文字
会話率:33%
エルヴィオラ・クリークはクリーク伯爵家の長女である。
両親を早くに失い、妹と支え合って生きてきた。裕福な男爵家の次男シードと結婚して婿入りしてもらう予定だったが、シードに「好きな相手ができた」とフラれてしまう。
不幸は重なるもので伯爵家では
火事が起こり、妹を連れて命からがら逃げ延びたエルヴィオラは、就職先と住む場所を探して王都に向かう。
エルヴィオラは、魔法の能力をかわれて傭兵団に雇ってもらえることになる。
傭兵団の団長の計らいで、妹は学園の寄宿舎に入ることになる。
一人になったエルヴィオラは、お金を稼ぐためにやる気のない先輩のレヴィアスを連れて魔物退治に奔走するのだった。
真面目な魔導士エルヴィオラと、普段はあまりやる気のない竜騎士レヴィアスが魔物退治をしたり観光したりする話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 00:00:38
53238文字
会話率:37%
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。
だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。
そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というよ
うな意味のことを告げられる。
全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。
気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。
そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。
すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 14:59:13
12038文字
会話率:16%
その世界には、チートを使う魔法使い、異世界転生者、そしてこの世界が物語だと主張する人々が現れました。悪役令嬢と呼ばれる女性が追放され、3年後、誰も幸せにならない物語が広がりました。
この物語では、いくつかの手がかりを隠したいと思っています
が、それは明らかになるかもしれません(笑)。皆さんが楽しんでいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:18:45
3868文字
会話率:0%
❦ さよなら、サヨナラ……大切な人
怖い台詞も使っていますが……(妄想でございます)
実在の人物・団体とは一切関係ありません。(フィクション)
――――――――――――
・幼馴染みでもあり、従兄妹という繋がりもある
大好きな人と
の結婚を夢見ていた花。
その願いが一人の悪女によって 打ち砕かれてゆき、
花の心に大きな傷跡を残す。もがきながらも新しい
人生に船出をし、さまざまな人たちの狭間で揺れながら
幸せへの道に辿り着く、そんなstoryになっています。
――――――――――――――――――――――――――――――
サブタイトル 3つ
❦汚い奴は許さねーよ。裏切り者には鉄槌を下ぁ~す。(仮)
『無双悪女と夢想善女』/ 無敵な女の言うことに『私は悪くない』
執筆期間
2023.9.8 ~ 2023.12.5
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:00:00
99489文字
会話率:22%
「ステイシー・オールストン、お前との婚約を破棄する!!」
ある夜、第二王子にそう告げられたステイシー。しかし、彼女は悲観しない。何故なら彼女には薬剤師だった前世の記憶があるから!
子供の頃に、自分が前世でやりこんでいた乙女ゲームの世界に転生
したと気付いた彼女は、婚約破棄されても生きていけるように薬局で修業していた。
婚約破棄後本格的に薬剤師として働き始めたステイシー。
そんなある日、頻繁に薬を飲み忘れるという老夫婦の対応をしたステイシーは、ある思いを抱く。
第一王子との恋愛がありますが、メインがステイシーの薬剤師としての活躍なのでファンタジージャンルにしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:26:57
14896文字
会話率:53%
「お前を抱く気はない」新婚初夜で、イルザは夫となるアルフォンスからそう言われ、「お、おう……」と言うしかなかった。イルザは前世の記憶を持つ転生者。悪役令嬢になる定めの彼女は、断罪を回避する為に頑張ったが第一王子に婚約破棄され、冷徹公爵と呼ば
れるアルフォンスに嫁ぐ事になったのだ。
イルザはアルフォンスの仕事の手伝いをする事になったが、ある日イルザの持つ宝石が盗まれる事件が発生する。犯人はすぐに判明したのだが……。
果たして、イルザとアルフォンスの関係はどうなるのか……?
サクッと読める短編です。宜しくお願い致します!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 15:00:25
4902文字
会話率:51%
幼い頃から愛を育む姿から「微笑ましい二人」とか「可愛らしい二人」と言われていた第二王子アーロンとその婚約者ノア。
彼らはお互いがお互いを思い合って、特にアーロンはノアを大切に大切にして過ごしていた。
自分のせいで大変な思いをして、難しく厳し
い人生を歩むだろうノア。アーロンはノアに自分の気持ちを素直にいい愛をまっすぐに伝えてきていた。
二人とは対照的に第一王子とその婚約者にあった溝は年々膨らむ。そしてアーロンは兄から驚くべきことを聞くのであった。
✔︎ 第二王子×婚約者
✔︎ 第二王子は優男(優美)容姿、婚約者大好き。頼られる男になりたい。
✔︎ 婚約者は公爵家長男ふんわり美人。精霊に祝福されてる。
✔︎ あえてタグで触れてない要素、あります。
✔︎ 脇でGL要素があります。
✔︎ 同性婚可能で同性でも妊娠可能な設定(作中で妊娠した描写は一切ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:20:00
16631文字
会話率:32%
「アデリナ・ハウゼン、貴様との婚約を破棄する!」
アデリナはアヒム・メンロス王太子に婚約破棄された。その瞬アデリナの頭の中に前世の記憶が蘇る。この世界がアデリナがよく読んだ『メンロスのピンクの薔薇』という小説の世界だという事に気づいたのだ。
小説のヒロインのクラーラは公爵令嬢で元々幼馴染の王太子アヒムと婚約目前だったが、近隣国のハウゼン王国の王女アデリナが王太子の婚約相手として留学して虐めまくるのだ。がアデリナの国が隣国エンゲル王国に攻め滅ぼされて、アデリナはアヒムに断罪されて最後はその隣国に引き渡されて処刑されてしまうのだ。
呆然とするアデリナは虐めていないのに、皆が虐めていたと証言をしてくれて、追放されてしまう。
そこにはならず者共が待ち受けていて、危機一髪の所を白馬に乗った騎士エルが助けてくれるのだ。
エルとともに帝国に渡ろうとするアデリナに襲いかかるエンゲルの手の者。二人は果たして帝国に逃げ切れるのか?そして、エルの正体は?
二人の間に芽生える愛の行方はどうなる。
ハッピーエンドはお約束。最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:19:58
66315文字
会話率:33%
「3日後の卒業パーティーでお前のエスコートは出来ない」子爵家のエリーゼは婚約者の第一王子から宣言されてしまった。そんな、このままではゲーム通りにその卒業パーティーで皆の前で断罪されて最悪処刑されてしまう。そんな事になったらお母様と約束した事
も守れないじゃないかと、エリーゼは絶望した。しかし、そんなエリーゼの元に超過保護な義兄が現れて話はますますややこしくなっていく。更に今まで厳しかった義兄がやたらエリーゼに優しいんだけど、何か変だ。
第一王子はエリーゼを帝国の公爵家の傍流に過ぎないと思っていたのだが、実はエリーゼの正体は……ヒロインの正体とその義兄の正体が判明した時、馬鹿にしていたこの国の貴族たちの間に激震が走る!
果たしてこの危機をエリーゼは義兄とともに乗り切れるのか?
ヒロインを守るために命をかける義兄の愛、ハッピーエンドはお約束です。
最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:17:23
237496文字
会話率:37%
「えっ、ゲームの世界の悪役令嬢に生まれ変わった?」頭をぶつけた拍子に前世の記憶が戻ってきたフラン、でも、ケームの中身をほとんど覚えていない!公爵令嬢で第一王子の婚約者であるフランはゲームの中で聖女を虐めて、サマーパーティーで王子から婚約破棄
されるらしい。しかし、フランはそもそも前世は病弱で、学校にはほとんど通えていなかったので、女たらしの王子の事は諦めて青春を思いっきりエンジョイすることにしたのだった。
しかし、その途端に態度を180度変えて迫ってくる第一王子をうざいと思うフラン。王子にまとわりつく聖女、更にもともとアプローチしているが全く無視されている第二王子とシスコンの弟が絡んできて・・・・。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 07:40:01
741426文字
会話率:41%
ダリアは悲劇の中にあった。
結婚があと三ヶ月と迫ったとき、すっかり準備も整えているというのに、婚約者が浮気をし、その浮気相手に子供ができたというのだ。そして婚約破棄を言い渡されてしまう。
ただでさえダリアは、五歳の時に母を愛人に殺され、
十三の時に後妻と折り合いが悪く家を出て他国に渡り医術を身につけるものの家の都合で帰国。故郷の国では異国の医学など、と低く見られておりダリアは医師として認められず、その道は絶たれた。やっと幸せな結婚ができると思った矢先の出来事だった。
失意のダリアは宮廷医の元へ嫁ぐことになるが、バロウ家を取り仕切る大姑はダリアに冷たくまるで嫁扱いはされない。夫であるリュシアンは仕事に追われているのかなかなか姿を現さず、いざ会えばダリアを罵るような発言をする始末であった。
しかし、ダリアは負けない。
悲劇など吹き飛ばすように生きてきて、これからもそうするつもりなのだ。
黒いドレスを身に纏い、黒く長い髪をたなびかせるようにしてツンと澄まして歩き、その鋭い眼光と人を見通す鋭い眼差しで、数々の悲劇と闘っていく。
そう、ダリアには悲劇など似合わない。
※この作品では差別的な言動、シーンがありますが、フィクションであり、舞台となっている国とその年代の社会背景によるものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:15:02
9591文字
会話率:49%
「真実の愛ゆえの婚約破棄って、所詮浮気クソ野郎ってことじゃない?」
巷で流行ってる真実の愛の物語を、普段から軽くあしらっていた。
そんな私に婚約者が静かに告げる。
「心から愛する女性がいる。真実の愛を知った今、彼女以外との未来など考えら
れない。
君との婚約破棄をどうか受け入れてほしい」
ーー本当は浮気をしている事は知っていた。
「集めた証拠を突きつけて、みんなの前で浮気を断罪した上で、高らかに婚約破棄を告げるつもりだったのに…断罪の舞台に立つ前に自白して、先に婚約破棄を告げるなんて!浮気野郎の風上にも置けない軟弱下衆男だわ…」
そう呟く私を残念そうに見つめる義弟。
ーー婚約破棄のある転生人生が、必ずしも乙女ゲームの世界とは限らない。
この世界は乙女ゲームなのか否か。
転生少女はどんな役割を持って生まれたのか。
これは転生人生に意味を見出そうとする令嬢と、それを見守る苦労人の義弟の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:00:00
60392文字
会話率:17%
婚約者の公爵令嬢は聖女をいじめていたと証言する者も多数いた。
冤罪でも持っていける状況だった。
ある少年がいなければの話だが。
彼の名はセルフィル、酔っぱらって便器に頭を突っ込んで溺死したおっさんの転生者である。
実家の公爵家を守るため
にセルフィルは頑張る!
婚約破棄はメインではありません。
その後からがセルフィルの物語の始まりです。
連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:55:11
412914文字
会話率:35%
高等部の卒業パーティーで第一王子の婚約破棄が起きた。
婚約者の公爵令嬢は聖女をいじめていたと証言する者も多数いた。
冤罪でも持っていける状況だった。
ある少年がいなければの話だが。
彼の名はセルフィル、酔っぱらって便器に頭を突
っ込んで溺死したおっさんの転生者である。
実家の公爵家を守るためにセルフィルは頑張る!
婚約破棄はメインではありません。
その後からがセルフィルの物語の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 04:51:56
13255文字
会話率:46%
男爵令嬢、リフレクシア・リターナは、万象の反射という桁外れに凶悪無比な特性を持ってこの世に生まれ落ちた。
魔物の群れを鎧袖一触、ただそこにいるだけでことごとく蹴散らした恐るべき力を買われたのか、さして高くもない身分でありながら、美貌の見事さ
とオツムのよろしくなさで知られる第二王子の婚約者として選ばれたリフレクシアであったが、
「リフレクシア・リターナ! 今日この時をもって、お前との婚約を破棄させてもらう!」
バカ王子が、バカなことして、バカな取り巻きやバカな泥棒猫共々、バカな末路を辿りましたとさ。
かくして男爵家に出戻りしたリフレクシア。
やることがなくなり手持ち無沙汰となった彼女が、ある日、男爵領にある広い森へと暇潰しの散歩に行くと、一人の少年が太い木にもたれるように倒れていた。
「行き倒れですわね。別に珍しくもありませんわ」
そのままスルーするかと思われたが、少年がまだ息があるとわかり、リフレクシアはやむなく彼を助けることにするのだった──これが運命的な出会いだったと知ることもなく。
今作は、短編『婚約破棄はよろしいですけど、私の異名をお忘れではなくて?』のその後の話となっております。短編が未読でも今作を読むのに特に支障や問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:21:09
24579文字
会話率:48%
男爵令嬢リフレクシア・リターナは何の前触れも……いや、彼女は気付いていた。
すでに婚約者である第二王子の気持ちは、立て直しがほぼ不可能なまでに伯爵令嬢へと傾いていたことに。
だが、第二王子はわかっていなかった。
無敵の反射令嬢などと呼ばれ
る彼女の、その底知れない力を──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 06:32:46
3659文字
会話率:35%
「残念だよ、ディアーネ」
いきなり婚約者に呼び出されての第一声で失望された、マルレーン男爵家の令嬢ディアーネ。
その婚約相手であるグレイム伯爵家の次期当主ウィルワードは、猫令嬢と揶揄されている彼女を
疎ましく思い、聖女毒殺の濡れ衣を着せて
婚約破棄をもくろんだ。
弁解もむなしく、流れるように有罪からの投獄、そして処刑が決まり、打つ手がなくなった
ディアーネであったが、
「ディアーネ嬢にどうかお慈悲を与えてあげてください」
なんと、彼女に救いの手を差し伸べたのは、聖女リリエルその人だった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 13:50:30
7789文字
会話率:28%
公爵令嬢アンジェリーナは、レオンハルト王子に婚約破棄を突きつけられた。
理由はメルク・シュリーゲンへの迫害を彼女の支持者が行い、それを止めなかったこと。
メルクは実は今は失われた前王家の血筋を引いており、高貴な血筋の女性だった。
また、メル
クには前世の記憶があり、この世界は乙女ゲーム『花咲く頃に明ける夜』の舞台だった。
メルクはゲームの知識を活かして王太子レオンハルトと結ばれたのだ。
そして、静かに悪役令嬢アンジェリーナの断罪劇は行われ、物語はハッピーエンドで終わる……はずだった。
アンジェリーナと敵対していた、メルクに心を奪われたゲームの『攻略対象』たちは、
いつの間にか5年前の時間に逆行し、人生をやり直すことになる。
そして、やり直し始めた彼らは『前の人生』の経験を活かして動き始める……。
※主人公アンジェリーナには、前世の知識はなく、また逆行の記憶を持ちません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:10:00
85280文字
会話率:22%
王太子に婚約破棄され、冤罪によって断罪された侯爵令嬢アルカディアは魔獣と戦い暮れるセイラン辺境伯家に嫁ぐように王家と父親に命じられた。
心の整理がロクにつかないまま、婚姻し、辺境伯ランドルフの妻となったアルカディア。
初夜にランドルフから覚
悟を問われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 21:17:03
22006文字
会話率:38%
『無能公女』と蔑まれてきたレオーナ・フェルメル公爵令嬢。
その理由は、彼女が一度も人前で魔法を使ったことがないからだった。
魔法の使えない無能な公女と罵倒されてもレオーナが気にすることはない。
そして、あるパーティーの日。レオーナは婚約者で
あるテルメオ王子に婚約破棄を突きつけられてしまった。
テルメオ王子の隣には黒髪の男爵令嬢アイリーンが立っている。
彼らはレオーナに『ありもしない』罪を被せ、断罪まで始め、謝罪を要求してきた。
だが、そんな彼らにレオーナは笑って言う。
「ようやく私の魔法をお見せする事が出来ますわね」と。
※再掲載作品。過去に投稿した作品です。
※間違って消してしまっていたため、改めて投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 12:12:45
18136文字
会話率:31%
「アイリス・エンダーハイム! 貴様との婚約は第一王子の権限で今夜破棄する!」
公爵家のパーティーに参加していたら、突然私の婚約者……ラグランジュ王国第一王子ゲオルグ・ラグランジュが意味不明なことを叫びだした。
ゲオルグの傍には見たこと
もない令嬢がしな垂れかかっているし、どうやら私の婚約者は隠れて浮気をしていたらしい。
「ゲオルグ様、一体どういうつもりか教えてくださいな。公爵家のパーティーで突然そのような戯言を言うなど……」
「うるさい! 貴様のようなブスは王妃に相応しくないのだ!」
「……ブ……?」
「俺様のような美形の隣には同じくらい輝きのある女性が相応しい。王妃がブスなど諸外国に馬鹿にされるではないか!」
は? 私がブスだから婚約を破棄するって? 正気?
これは魔導具が好きな一人の少女が、婚約者からブスだという理由で婚約破棄されてからの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:00:00
49016文字
会話率:59%
「ハリス・ワイマール、貴男との婚約をここに破棄いたしますわ」
会場中にラライザ王国第一王女であるエリス・ラライザの宣言が響く。
王宮の大ホールで行われている高等学校の卒業記念パーティーには高等学校の卒業生やその婚約者、あるいは既に在学
中に婚姻を済ませている伴侶が集まっていた。
彼らの大半はこれから領地に戻ったり王宮に仕官する見習いのために爵位を継いではいない状態、つまりは親の癪の優劣以外にはまだ地位の上下が明確にはなっていないものばかりだ。
だからこそ、第一王女という絶大な権力を有するエリスを止められるものはいなかった。
婚約破棄の宣言から始まる物語。
ただし、婚約の破棄を宣言したのは王子ではなく王女。
辺境伯領の田舎者とは結婚したくないと相手を罵る。
だが、辺境伯側にも言い分はあって……。
男性側からの婚約破棄物はよく目にするが、女性側からのはあまり見ない。
それだけを原動力にした作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 17:02:19
9193文字
会話率:50%
竜使い一族であるドラグネイズ公爵家に生まれたレクス。彼は生まれながらにして前世の記憶を持ち、両親や兄、妹にも隠して生きてきた。
十六歳になったある日、妹と共に『竜誕の儀』という一族の秘伝儀式を受け、天から『ドラゴン』を授かるのだが……レクス
が授かったドラゴンは、真っ白でフワフワした手乗りサイズの小さなドラゴン。
特に何かできるわけでもない。ただ小さくて可愛いだけのドラゴン。一族の恥と言われ、レクスはついに実家から追放されてしまう。
レクスは少しだけ悲しんだが……偶然出会った『婚約破棄され実家を追放された少女』と気が合い、共に世界を旅することに。
手乗りドラゴンに前世で飼っていた犬と同じ『ムサシ』と名付け、二人と一匹で広い世界を冒険する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:00:00
262748文字
会話率:50%
ユーグレイス王国、リトハルド公爵家三男グレイハルト。彼は野暮ったいべっ甲縁眼鏡に、顔を隠すほど伸びきった前髪の、みすぼらしい青年だった。
そんなグレイハルトが出会った兄の婚約者エリーゼ。彼女との出会いが、グレイハルトを変えていく。
最終更新:2021-11-18 13:00:00
29072文字
会話率:51%
ラスタリア王国の田舎男爵長女ラプンツェルは、妹のリリアンヌに婚約者を奪われ失意のどん底に落ちてしまう。さらに、リリアンヌの策略で戦地に送られたラプンツェルは、敵国であるラグナ帝国の皇子カドゥケウスが率いる『狂犬部隊』に襲撃される。
命の危機
を感じたラプンツェルは、自分に問う。
このままでいいのか。なぜ、こんな目に合うのか。
ラプンツェルは、カドゥケウスに願う。
「お願い、ラスタリア王国を滅ぼして……」
煌めく銀髪、燃えるような灼眼に興味を持ったカドゥケウスは告げる。
「気に入った。お前、俺の傍にいろ」
ラスタリア王国を捨て、ラグナ帝国の皇子の傍で、ラプンツェルは変わっていく。
これは、敵兵の少女と、次期皇帝の青年との物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 07:00:00
64567文字
会話率:52%
両親を事故で亡くしたティナは、膨大な量の光の魔力を持つ為に聖女にされてしまう。
多忙なティナが学院を休んでいる間に、男爵令嬢のマリーから悪い噂を吹き込まれた王子はティナに婚約破棄を告げる。
大喜びで婚約破棄を受け入れたティナは憧れの冒険者
になるが、両親が残した幻の花の種を育てる為に、栽培場所を探す旅に出る事を決意する。
そんなティナに、何故か同級生だったトールが同行を申し出て……?
※しばらく更新できず、一度削除しましたが、完結まで執筆出来ましたので再投稿させていただきます。
全75話です。
完結まで毎日更新予定です。
お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:00:00
86954文字
会話率:40%
王太子から冤罪→婚約破棄→処刑のコンボを決められ、死んだ――と思いきや、なぜか六年前に時間が巻き戻り、王太子と婚約する直前の十歳に戻ってしまったジル。
六年後の未来を知っているジルは未来を変えようと焦り、顔も見ず別の男性に求婚するが、即答で
了承を返したのは隣国の若き皇帝(六年後は闇落ち予定)だった。
皇帝に求婚を真に受けられ、誘拐され、後に引けなくなったジルは腹をくくる。
「あと六年ある、それまでに皇帝を更生させればすべて解決する!(と思いたい)」
これは魔力チートで軍神令嬢と呼ばれていた男前幼女が、王太子のしつこい求婚(復縁)を回避しつつ、かつての部下と再会したり、かっこよく物理で事件を解決したり、呪われた皇帝と本当の夫婦になるお話。
◆2/27原作3巻・オーディオドラマ特典付きで発売中◆
*無料視聴もございますので角川ビーンズ文庫公式サイトをご覧ください*
*コミックス1巻発売中・月刊コンプエースにてコミカライズ連載中(作画:柚アンコ先生)*
*原作書籍1~2巻・角川ビーンズ文庫様より発売中(イラスト:藤未都也先生)*
※R15は念のためです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:00:00
1038252文字
会話率:55%
婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。
ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予定の悪役令嬢……冗談じゃなくってよ!
こうなったらラスボス(魔王様)を攻略して死
亡フラグを回避しましょう。
悪役令嬢に転生してしまった私tueeeeな主人公が、ヒロインと元婚約者と幼馴染み達にざまぁしたり、事業やら何やらで部下(下僕)を順調に増やしたり、魔王様に愛されたりするお話。
◆書籍版は角川ビーンズ文庫様より発売中(イラスト:紫真依先生)◆
◆コミックスは角川コミックス・エース様より発売中(作画:柚アンコ先生)◆
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 22:02:54
1017389文字
会話率:54%
求婚にきたはずの王子様が従姉妹を選び、家を追い出された伯爵令嬢オクタヴィア――は、そのことを少しも気にしていなかった。
彼女には滅びた帝國の「悪魔の遺産」を回収するという大事な使命があったのだ。相棒の帽子ハットと一緒に王都に出てきたオクタヴ
ィアは決意する。
「よし、遺産回収のために探偵やろう!」
だが、王子様は従姉妹と結婚できず何やら言いがかりをつけてくるし、警官や異端審問官の目を盗んで遺産を回収するのは楽じゃないし、勝手に助手を名乗る男はつきまとうし、とどめに悪魔の遺産を横取りする怪盗まで現れる。
「よし、あの怪盗の足を折ってつかまえよう!」
果たしてその解決策は探偵として正しいのか!?
何よりあからさまにあやしい助手の正体に気づいたほうがよくないか!?
推理は物理な道具チート令嬢探偵VS骨折を狙われる怪盗の、ラブコメ事件簿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 07:00:00
48554文字
会話率:53%
へっぽこ聖女のアニは、能力の低さを理由に聖女を罷免され、第五王子との婚約も破棄されてしまう。
肩書きだけの聖女になってしまい、人々の嘲笑から逃げだした彼女は地方の都市で第二の人生を開始した。
やがて時は過ぎ、世間のウワサ話も落ち着いたこ
ろ。うるさいお目付け役のセネガーと親切でおせっかいな隣人たちに囲まれて、アニは完璧なぐーたら生活を満喫していた。
「アニちゃん、彼氏でも作ったらどうだい?」
「――ごもっともです。『彼氏』つくりますわね!」
やぶれかぶれのアニは、土の聖女の権能でゴーレムの彼氏を造ってしまった!
そして、セネガーからもらった花の種で一攫千金を狙うも、のちにそれは悩みの種にもなってしまい……。
お騒がせ系聖女のアニは、小さなゴーレム彼氏・プーとともに、今日もスローライフを夢見て空回り。
そんなどたばたラブコメディ。
※一週置きで、二話ずつ更新です(7:00と12:00)
※一話につき3000~5000文字程度折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:00:00
36878文字
会話率:44%
「ぼくからお姉ちゃんをとらないでください」
公爵家の嫡男として生まれたレオニートは、『前』の記憶を持っている。
それによると悪役令嬢の姉は、一年後に第二皇子から婚約破棄され修道院に送られてしまう。
――ぼくがそれを回避して、お姉ち
ゃんを『幸せ』にするんだ。
レオが日々奮闘する中、とある美少女ヤニーナと出会う。
彼女はレオと同じ『前』を持つ『ヒロイン』だった。
「あたしの邪魔しないで!」
「ぼくに死ねってことですか?」
これは『ゲーム』の『シナリオ』であるとの観念に囚われるヤニーナ。
あくまでも立ち向かうべき『現実』だと言うレオ。
二人は互いに反目し悩みながらも、それぞれの『幸せ』の形を模索し、寄り添っていく。
※ざまぁ要素はありません。
※間接的な虐待描写、ほのめかし表現あり。
※テンプレ要素を使った作品ですが、テンプレ通りに進みません。
※完結済み、一日三話投稿、全二十四話。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 06:00:00
50768文字
会話率:16%
私の婚約者は悪役令嬢。
そう伝えてきたのは婚約者の弟。
「なにを言っているのかわからないよ」
確かに私はそう言った。
その時は実際にわからなかったから。
なろうラジオ大賞に応募してみるために書きました。
最終更新:2019-07-05 15:16:04
1000文字
会話率:12%
姉「明日たぶん婚約破棄されるんだけど、目立ちたくないから代わってくれない?」
弟「いいよ…………え?」
最終更新:2024-05-06 06:22:57
7432文字
会話率:42%
転生したら、どう見ても悪役令嬢と婚約させられました、ありがとうございました。
詰んだ。
そんな主人公が甘々に出来愛され、蕩けさせられるお話に、なる予定です。
女装男子、男の娘。
ふたなりも出すかも。
※カクヨム、ムーンライト、アルファ
ポリス掲載中※
※オリジナル貴族採用※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 06:00:00
164247文字
会話率:46%
カクヨム同時連載中。
婚約破棄直後、乙女ゲー?悪役令嬢転生モノです。
最終更新:2023-10-06 06:00:00
7977文字
会話率:34%
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。
さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。
中世ヨーロッパ風異世界転生。
毎週月曜水曜更新。
最終更新:2024-05-06 06:00:00
84670文字
会話率:56%
ズバニールとアリサは公爵家の美しき双子である。
二人の成人を祝う誕生パーティでズバニールは婚約者メイロッテではない女性男爵令嬢パレシャを侍らせ登場し、メイロッテに婚約破棄を言い渡した。さらにはアリサがパレシャにしていた行動をメイロッテの命令
だと言い出すしまつだ。後から登場したアリサは怒りを滲ませた。
ズバニールとメイロッテの婚約は幼き頃からのものである。ある日、ズバニールの婚約者となるメイロッテが屋敷に来た。メイロッテを見たアリサは前世の記憶を思い出した。メイロッテはアリサの憧れのスーパーヒロインそのものだったのだ。
そんな三人が学園へ入学すると男爵令嬢パレシャがズバニールに絡んできた。それを注意するためにアリサがパレシャの元へ行くとパレシャはアリサを味方だと宣い無理なお願いをしてきたりアリサに無理矢理付き纏ったりしてきた。どうやらパレシャも前世の記憶があり、パレシャにとって乙女ゲームの中に転生してパレシャがヒロインらしい。そんなものは意に介さないアリサであったがアリサを通じて他の学生に接触し迷惑をかけていくパレシャにアリサは怒りを覚え注意をしていくようになる。パレシャにとってそれはまさに悪役令嬢であり、本来の悪役令嬢メイロッテではないがそれをメイロッテの命令とすることで話の辻褄を合わせようとするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 10:19:51
106516文字
会話率:52%
【書籍化作品】である『私を王子妃にしたいなら貴方たちが淑女のお手本になってください』の続編。
月火木金の週四連載予定。
男爵令嬢リナーテを王妃にすると宣ったイードルとサバラルとゼッドであるが、『ドレスの罰』を受けて淑女の現実を知った
。
反省をして婚約者を大切にする日々を過ごし半年ほどした頃、隣国オミナード王国からフェリアに留学の打診がきた。
王妃になるべく見聞を広めたいフェリアは喜色めいたがイードルは難色を示す。イードルの嫉妬を見抜いた王妃陛下の進言でイードルも一緒に留学することになった。サバラルとゼッドも同伴である。
たんなる短期留学だと思っていた四人であったが隣国オミナード王国へ行ってみると第二王子ヨンバルディが婚約破棄を望んでおり、その協力者になるためにヨンバルディの恋人役をすることになっていた。
「フェリアをヨンバルディの恋人にはさせない。私がその婚約者を口説こう!」
そう進言しようとしたイードルであったが、なぜかイードルがヨンバルディの恋人役をすることになった。
イードルは隣国の学園で女装し淑女見習いたちの手本になれるのだろうか。
ヨンバルディの婚約の行方は。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 08:17:30
109108文字
会話率:51%
地球の知識を持つ王女アンネリーベルは幼い頃から未知の世界を探検するのが夢だった!そのために一生懸命頑張って、知識チートを駆使して、時代を先取りする海軍を一から作った!隣国に宣戦布告(ついでに婚約破棄)されたり、王女自ら指揮を執って敵艦隊を
壊滅(ついでにざまぁ)させたり……これまで色々あったが、ついに探検に出る時が来た!今のアンネに探検よりも大事なモノ(恋人兼副官)ができたが、やっぱり探検もしたいよね!まぁ恋人も一緒に来てくれるから問題ない!異世界の大航海時代の幕開けである!……え?その恋人とは結婚しないの?いや、同性だから無理だね!こればかりは地球の知識があっても、どうにもできないよ!まぁどちらも結婚しないと決めたし、もうずっとこのままでもいいよね……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 05:00:00
134321文字
会話率:56%