「残念だよ、ディアーネ」
いきなり婚約者に呼び出されての第一声で失望された、マルレーン男爵家の令嬢ディアーネ。
その婚約相手であるグレイム伯爵家の次期当主ウィルワードは、猫令嬢と揶揄されている彼女を
疎ましく思い、聖女毒殺の濡れ衣を着せて
婚約破棄をもくろんだ。
弁解もむなしく、流れるように有罪からの投獄、そして処刑が決まり、打つ手がなくなった
ディアーネであったが、
「ディアーネ嬢にどうかお慈悲を与えてあげてください」
なんと、彼女に救いの手を差し伸べたのは、聖女リリエルその人だった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 13:50:30
7789文字
会話率:28%
病弱だが毎日を楽しく生きている夕月夜絆。だが夜絆は小さい頃からの病気が本格的に牙を向き、生と死の境目で彷徨った
そこで自分の人生の転機に出会う。自らの運命を変えるために夜絆は自らの過去に戻る決意をした
最終更新:2011-09-26 07:00:00
20825文字
会話率:74%