とある商人から成り上がった男爵家の令嬢が、
夜会で十年間婚約関係にあった子爵令息をぶん殴って、
一晩だけ婚約破棄気分を味わった翌日にまた婚約する話。
(※元サヤではない)
最終更新:2021-06-11 12:30:42
10170文字
会話率:31%
刺繍の得意な子爵令嬢アンジェリカは幼い頃に母を亡くした。
父の再婚によりできた5才年下の妹イザベラはなんでも「ずるい」が口癖の子どもだった。
これは、姉アンジェリカと妹イザベラが「ずるい」によって幸せになる話。
最終更新:2021-05-27 15:02:06
11136文字
会話率:33%
深い闇の中に落ちていた意識が、温かい光に包まれて現実の世界に引き戻される。
まどろむ意識の中、モモルナは自分が寝ていた事に気付いた。
(私……、いつの間にか寝ていたのかしら?)
少しずつ意識がはっきりしてきたので、改めて周囲を確認する。
お気に入りの花柄の壁紙、素敵な刺繍がはいったカーテン、
ふわふわと寝心地のいいベッド…
見慣れた懐かしい部屋で寝ていた事に全てを察した。
またで死んで、5度目の今日を迎えたという事に…。
モモルナ・フォンダ・シャルリー。
エルカナ王国の公爵令嬢。
5度目の正直を信じて、今度は死なない!!
なんとしてでも生き抜きます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 15:00:00
28900文字
会話率:23%
みずからの命をなげうってもいい。夜な夜な星の世界への旅に出て、銀河のほとりを羽搏(はばた)けたなら……。そのような願いをかなえるため、鴉(カラス)と名乗る少女の悪霊を鏡の中から召喚し、契約をかわそうとする女の子、憂愛(ゆあ)。
憂愛の姉であ
る(いとこ)は鴉から妹を守るべく、得意の刺繍(ししゅう)でもって悪魔よけの紋様を銀の糸で黒いワンピースにほどこし、布の鎧をまとって対抗しようとします。
自然界、ひいては森羅万象とみずからの詩を一体化させ、神にもひとしい力をもとうとする非凡な妹。妹を救出したいけど、平凡で刺繍しか取り柄のない姉に勝ち目はあるのか?
詩と刺繍による魔法のひそやかで静かな闘いがはじまろうとしています。
創作とはいかなることか、をテーマにした幻想的なファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 23:13:17
9730文字
会話率:34%
親から厳しい躾を受け、完璧な令嬢を目指したロザリーが嫁いだのは、どこか冴えない婚期を逃したおっさん公爵だった。
次は完璧な妻を目指そうとしたロザリーだったが、彼はロザリーの意外な部分を愛することが判明し──
最終更新:2021-05-04 15:48:25
5608文字
会話率:56%
ノックス王国の伯爵家の養女であるフェリスは、武器に魔を退ける力を授ける「守護神官」として働いている。だがなかなか才能が芽生えず、養父からも「役立たず」と罵られる。
ある日フェリスは夜会で酔っぱらいに絡まれたところを、異国出身の貴公子に助け
られる。
ロウエン帝国のジン・ライカと名乗った彼にお礼をするために、ハンカチに刺繍をして贈ったのだが――なんと、ロウエン帝国で女性が男性に身だしなみ品を贈るのは、プロポーズの証しだった!?
だがジンの方から改めて求婚してきたため、それを受けたフェリスは彼の妻となって故郷を離れることに。
双方に利益があるから結婚したとしても、自分にできることをしたい……と思っていたフェリスだが、ロウエン帝国の人は優しいし、夫には甘やかされ大切にしてもらえる。
さらには、フェリスの「守護神官」としての本当の能力も判明して――?
養父が、帰ってこいと言っている?
「縫穣(ほうじょう)の神子」と呼ばれるようになった私の力を、伯爵家の役に立てろ?
そういうの、お断りします。
私が聖なる力を授けたいのは、ジン様だけなので!
※ノックス王国……近世ヨーロッパのような国
※ロウエン帝国……日本や中国などのアジア諸国をごった煮にした感じの国
※能力が判明するのは物語後半です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 20:00:00
235688文字
会話率:38%
白の薄いコットン生地にひと針ひと針、白の刺繍糸で模様を刺していく。今作っているのは結婚式の折に手に持つ、真白のハンカチ。
でも今はすれ違うわたくし達。だけど久しぶりに開かれた舞踏会。お招きに預かったわたくし。装いを凝らして出向けば……。
婚約破棄の宣言をされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 20:42:32
3662文字
会話率:10%
少年は下町で暮らしている。彼は彼女にであった。
マイラはお屋敷に住んでいた。
マイラは金の髪に青い目の美しい姿。
マイラは絹と薔薇に包まれていた。
歌に刺繍 ダンスに礼儀作法、
美徳を身につける様、学んで過ごす
マイラは屋敷に住んで
いる。
マイラは少女、|お金持ち《ブルジョア》のきれいな女の子。
彼は彼女に恋をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 23:10:32
4095文字
会話率:21%
可愛いものが大好きで、女の子らしいもの全てに憧れていたのに、それを表立って好きと言えなかった私。
それがなんと、不幸な事故により生まれ変わった先では、超がつくほどの美少女、いや美幼女エリーシャル・コベリットになっていた。しかも裕福な侯爵令
嬢!?
地位もお金も美貌もある。だったら今度こそは理想の女の子ライフを過ごしたい!
刺繍やレース編み、ダンスにお茶会、社交界。もしかして王子様と婚約?いえいえ、私だけの騎士と燃えるような恋なんてしちゃうかも。
煌めき輝く生活のためにも、さあ、六歳の今から淑女の為のレッスン頑張っちゃうぞ!!
って気合いを入れたのもつかの間、気がついてしまった。
この世界……もしかして男と女の立場が逆転してるっ!?
いやぁあああ!!刺繍やお茶会が男だけのもだなんて、誰が決めたのよーっ!!私の夢はどうなるの?
は?いいえ、絶対に諦めません!
前世からの乙女の夢を叶えるために、今世も死ぬ気で頑張ります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 21:26:52
83170文字
会話率:34%
一目惚れって傍若無人!
のその後の物語です。
https://ncode.syosetu.com/n3687gw/
前作はこちらです。
主人公は、シャロンの妹のガーベラ。
前作での馬車襲撃事件で犯人は捕まったけど?
…。
前作の主要
登場人物が大半出てきます。
あと数作、続編を書く予定です。
是非読んでくださいね!
シャロン姉様が王都の中心にある公園の一角にあるバラ園を貸切にしてくれたのだ!
広大な公園にはバラ園の他にも芝生の広場や噴水や池などがある。
その中のバラ園は大変素晴らしくて、一度でいいからバラ園を貸切にしてお茶会をしたいってずっと思ってたから。
私の夢が叶う!
今日はこのバラ園で王立学園の刺繍クラブのみんなとお茶会。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 20:41:55
10134文字
会話率:24%
異世界の女神にスカウトされて、お仕事始めました。庭いじりやお料理、編み物したり、刺繍したり精霊さん達とおしゃべりしたり…とっても充実した異世界ライフを過ごしてます!育児やお仕事で、たまに大変なこともあるけど、支えてくれる家族もできて今はとっ
ても幸せです。
物語は主人公の口語で表記してますがたまに他の人物や第三者目線もあります
時系列がズレたので少し整理しました!
2章は散らばっていたお話をまとめたものです
時系列的には1章→2章→4章→7章→8章
その後勇者編の3章、5章、6章となります
読みにくくなってしまいすみません
R2年4月1日から第9章スタートです
9章は時系列的に6章の後になります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 12:00:00
419012文字
会話率:30%
就職活動の合間に心安らぐ現実逃避をしている
最終更新:2021-02-05 19:01:27
338文字
会話率:0%
私の名前は、デターネ=イアン=ヘドファン。
ヘドファン伯爵家の次男として生まれた。
私が生まれた時、母は、ヘドファン伯爵家の紋章が刺繍された産着にくるまれた私を離そうとせず、周りを困らせたという。
兄ムサマ、執事ガ|ネッセ《老執事》、回るヘ
ドファン伯爵家の歯車。
私は居場所は・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 08:00:00
5871文字
会話率:4%
わたくし、呪いで二か月も眠っていたらしいのです。その呪いを解いたのが、通りすがりの隣国の王子さま。彼が見返りとして求めたものはわたくしとの婚約!? ってそれおかしいでしょう。この呪い、王子が関与しているのでは? 王子にはすでに、四人の妃がい
るというし、どうにも怪しい。
そもそも、なぜわたくしは呪われたの?
怨恨、嫉妬、金銭目的。それとも幼馴染を狙うご令嬢たちの仕業かしら。
幼いころからのエスコート相手であるウェルゼや刺繍の魔女ノノの力を借りて、まずは証拠を集めます! ところが、眠ってしまった原因を探るうち、どうやら王子が犯人ではないと分かってしまい――。
それでも、わたくしは婚約破棄を諦めない!
※五話完結。予約投稿済。
※ミステリーではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 05:00:00
15940文字
会話率:63%
コーセリア帝国は国王ゼファールによって、大陸一の強国となった。そんなコーセリアの憂いといえば、未だに定まらない王太子の存在であった。国王には正妃の他に4人の側妃が存在し、正妃以外に王子が生まれている。王太子妃候補の筆頭とされたヴィレンテー
ル公爵令嬢レオーネは、王室のいざこざに巻き込まれない様に注意してきたが、城の書庫で出会った貴婦人から刺繍を教えてほしいと頼まれてしまう。
…………正直、大変断りたかった。けれどそれは叶わないのもわかっていた。その貴婦人こそ、ゼファール国王の正妃マリオンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 00:00:00
2674文字
会話率:44%
刺繍靴を履いて生まれた姫は、長いローブと仮面を着けて孤独に育った。
心を許せるのは、庭園で出会った庭師の少年だけ。
幼い二人は惹かれ合うが、少年は身分差をわきまえて姫を諦めていた。
姫の十二才の誕生日パーティーで、彼女の正体は魅了の魔力をも
つ妖だと判明する。
制御出来ない力に翻弄される姫。魅了され狂っていく人々。
姫を守る役目を担った少年は自らも妖となって傍に控えるが、姫とは結ばれない運命を課せられてしまった。
仮面の下に隠された姫の魔性と、姫に魅せられて行く人々の物語です。
※視点が多いです。
著者:梨鳥ふるり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 23:15:00
56881文字
会話率:33%
ある庭で、少女が鞠付きをして遊んでいました。
金色の糸が縫い込まれたきれいな紅い鞠でした。
少女は金色の糸で刺繍されたきれいな紅い振り袖を着ていました。
少女はころころと歌いながら機嫌良く鞠をついていましたが、なにかの拍子に鞠は少女
の手から離れ、ほろほろと転がっていってしまいました。
少女は鞠をおいかけます。
とてもお気に入りの鞠なのですから。
やがて鞠は転がるのをやめて、翡翠色をした池にぽちゃりと落ちました。
少女が見つめていると、鞠はどんどん沈んでいって、やがて見えなくなってしまいました。
少女は急に悲しくなって、涙をほろほろとこぼしました。
とてもお気に入りの鞠なのですから。
やがて池からちゃぷりと音をがして、少女がみると、池から大きなかえるがのぞいていました。
黒々とした大きな目で、少女を見ています。
「きみが鞠を落としたのかい」
かえるがききました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 16:00:00
1878文字
会話率:23%
さく、さく、ひと針通すたび、淡く小さな光の粒がふわんと布に浮かぶ。木枠にはめられた絹のハンカチに刺繍糸の花が咲く。
――これを使う人が、きっと、悲しくならないように。
私は願いながら手を進める。
魔力は素直だ。
心に迷いがあると
色が濁る。だから、それだけを考えながら手を動かすのだ。そうして仕上がった刺繍を、必要としてくれる人の元へ届けよう。
「魔力は『想いの力』なの」
母の口癖だった。
この世界は、心を込めて作ったものにはそれがなんであれ魔力がこもる。込められた魔力は光の粒となって私たちを照らすんだ。
針仕事で生計を立てているルチアーナ・カフィ。ある日いつも通り仕事をしていると見えないはずの妖精が現れて――。
※カクヨムさん、アルファポリスさんでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 04:44:36
43000文字
会話率:30%
失踪した親友を探すために女が訪れたのはある探偵のところだった。赤い襟の刺繍がある白い服、ゆるく編まれた三つ編み、左耳につけられたピアス。そして蒼と紅のオッドアイをした精悍な顔立ちの男はこの謎を解けるのか。
*****
「赤い襟」「三つ編み
」「オッドアイ」「片耳ピアス」のキーワードから作品を書くというお題で書いてみました。久々に執筆。気持ちはミステリー。続けられたら続けたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 22:22:32
2945文字
会話率:53%
私パトリシアと公爵家嫡男のアンソニー様は幼馴染だ。そろそろちゃんと婚約しようかと言う話が公爵家から持ち込まれ明後日には回答しなければならなくなってしまった。いきなり男性として見ろと言われて混乱するばかりの私であったが、その日以来、毎日のよう
に会っていた幼馴染に会えなくなってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 22:59:33
10884文字
会話率:53%
空に大きな鷹が飛ぶ。
その背に乗る少女――肩に天秤の刺繍を飾る会計官・ラウは、じっと地平の果てを見つめていた。
その地のヌシとも呼ばれる、大陸をはばかる巨大な獣〈ダイアクラス〉。
古代から存在する翼竜・ワイバーンを使役する帝国は、今も各地
を進攻・侵略を続けている。
これに立ち向かえるのはダイアホークのみ――七歳だったラウは、そのヒナと友達になったことを理由に、国から軍属せよと命じられてしまう。
だが……これはラウの天命だった。
訓練場を訪れていた商業都市の会計官と出会うと、その才知を活かせと会計を学ぶことに。
そしてなんと十二歳にして、会計官の最高位を意味する〈金色の天秤〉の称号を与えられたのである。
「王は言う。『神のみが与を裁く』、と」
「なれば帳簿は神の宣告なり。会計は決して嘘を告げず、人の手のみ嘘を書く」
才覚を見いだし、智慧を授けてくれた師の教えを胸に。
戦場に蔓延る不正会計を暴くため、ラウは前線に出る会計官として大空へと飛び立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 22:07:52
224568文字
会話率:40%