「ライラ。大人になったらけっこんしよう」
「ラダくん?」
「俺じゃ……嫌か?」
「ううん。私、私、ラダくんに相応しい女の子になるね」
小学院二年、引っ越すライラにラダは言った。ぽっちゃりライラはラダとの約束を胸に、減量を頑張り淑女の嗜みも
身につけた。
十八になったライラは今でもラダを思い未婚だった。しがない領主の娘であるライラは仕事を探すも上手くいかない。そんな帰り道、大人になったラダと再会するも――
「誰オマエ。知らね」
「……! わ、私……ライラ」
「だから、知らないって」
ラダは最初、ライラを覚えてないと言ったが、のちにちゃんと覚えていたと発覚する。
しかしラダはどうやら高貴な身分らしく、さらにはライラがラダの頭に触れると――
ラダは王家の呪いでドラゴンになってしまう体質だった!
これはライラがラダと契約結婚ののちに、ラダの呪いを解くまでの話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 20:10:00
18239文字
会話率:64%
「リディア=マイヤール、……君との婚約を破棄させてもらう!!」
「そのセリフは!!!! もう聞き飽きましたわ!!!!!」
リディアの容赦ない右ストレートが婚約者だった男の顔面に炸裂した。
――決闘は淑女の嗜み。
この時代、貴族同士
の争い事は肉体言語で決着をつけるのが習わしであった。
戦いには強さだけでなく優雅さも求められる。淑女たちは己の肉体を鍛え上げ、その強さと美しさを競い合った。
強すぎるが故に五人目の男に婚約破棄されたリディアは誓った。
「私、この国で一番強い女になって、次期皇帝陛下の妃になりますわ……!!」
皇帝の妻となる女にはそれ相応の強さが求められる。
最強の女の座をかけて、宮廷武闘大会へ参加することになったリディアの戦いが始まる!!
果たしてリディアは皇帝の妻となることができるのか!?
愛は拳でつかみ取れ!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 12:01:25
64370文字
会話率:41%
下水道マンホールに落下したアラサー女子である橘美夕は、気が付けば10歳の貴族令嬢ミュウ・ランフォードとして異世界転生していた。
そこは、中世ヨーロッパに似た世界だったが、一つ違っていたのは、自分の剣闘士を闘技場で戦わせることが淑女の嗜み
とされていることだった。
そんな世界の剣闘士奴隷商人の店で、ミュウは、悪魔憑きとして忌み嫌われる、アルビノのように肌の白い青年シャザーク・ロックウッドと出会う。
ミュウの身体としては年上の剣闘士の男性、中身の美夕として年下の剣闘士の男の子。
複雑な気持ちのミュウと、誰も信じられないシャザーク、二人の波乱の日々がここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 19:27:58
165608文字
会話率:30%
トランプとは切り札の事である。
そしてトランプは競りで決められる。
何のことか分からない? ではどうぞお読みください。
最終更新:2023-01-23 00:06:08
2118文字
会話率:10%
バグだらけの乙女ゲーム世界に転生。
クリアが先か? フリーズが先か?
やりこんだ乙女ゲーム『王妃(仮)』の世界に転生した主人公。
だが、このゲームはバグだらけ。
RTA(リアルタイムアタック)の世界記録保持者である主人公は、あらゆるバグ技
を使いこなし、世界最速でざまぁする。
愛しのイェーリオ様と世界最速で結ばれるために――。
カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 20:03:54
13457文字
会話率:2%
「ルイス・エクエス……貴様との婚約を破棄する!!」
侯爵の爵位を持つ家に生まれたルイスは、読書と妄想と執筆が好きな少女。彼女は突然婚約者であるアベルから婚約破棄を破棄されてしまった。
理由を聞いてみると彼女の妹であるニーナとの真実の愛に
目覚めたのと、ルイスがニーナを虐めていたのを知って愛想が尽きたというのが理由。
妹のニーナはとても可愛らしい見た目に甘え上手、勉強やダンスといった淑女の嗜みは全てルイスより上だが、とにかくワガママな性格。さらに、ルイスのものはなんでも横取りをする、酷い性格。
きっとニーナのいつもの横取りによって婚約者を奪われたと察したルイスに、追い打ちをかけるように、婚約者がいなくなり、家に不要だからと父親に言われ、屋敷を追放されてしまう。
日頃から妹に私物を取られ続け、両親も優秀で見た目も良い妹だけを愛す一方、自分には冷たい態度を取られ続けた彼女は、こんな屋敷こっちから出ていってやる! と決める。
話を聞いてついてきた従者と一緒に屋敷を追放されたルイスは、ティア・ファルダーという偽名を使い、遠い地にあるボロボロの小屋に住む事になった。
新しい生活を始めたルイスは、空いた時間に趣味の執筆をしようと思い立ち、外に出て執筆をしていると、そこを通りかかった男性に原稿を読まれてしまった。
その男性は、なんとルイスの理想の王子様に瓜二つ。まさかこんな人が現実にいるなんてとドキドキする彼女に、その男性はつまらない物語だと酷評をする。
自分の物語を酷評——とくに王子様についてたくさん酷評されてしまったルイスは、次はもっと面白い物語を書いて、あの男にぎゃふんと言わせてやると意気込む。その男性の正体などつゆ知らずに。
この物語は、自分の理想の王子様に瓜二つの男性と出会った事をきっかけに、本気で物語を書きながら、男性と共に幸せになっていく物語。
☆既に全話執筆済みなため、エタる心配はございません☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 19:30:41
103600文字
会話率:63%
豪商の家に生まれたエレノアは、伯爵令嬢にも関わらずお金儲けが大好き。淑女の嗜みなんて二の次で、趣味はもちろん市場調査。
そんな彼女のもとに訪れた縁談は、なんと王国の第3王子だった。しかし彼はワケアリで……。妾の子というだけで城で冷遇され
て心を閉ざす王子。エレノアにも素っ気ない態度をとってしまって二人の行く末どうなるの?!
いえいえ、そんなの上等です!
王族と結婚なんて美味しいじゃないですか!愛を求められないのならば、せめてお金でお返しいたしましょう。
世の中上手く渡るなら、寵愛よりもお金です!
豪商の伯爵令嬢と王子様の奇妙なラブストーリー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 02:19:58
167506文字
会話率:58%
とある商人から成り上がった男爵家の令嬢が、
夜会で十年間婚約関係にあった子爵令息をぶん殴って、
一晩だけ婚約破棄気分を味わった翌日にまた婚約する話。
(※元サヤではない)
最終更新:2021-06-11 12:30:42
10169文字
会話率:31%
「胸がキュンとするトキメキがほしい」
恋人だと思っていた幼馴染みは、そんな言葉を最後に幼女趣味へと走った。
ユリエラ=グラス、花散る寸前の十八歳。
容姿は平凡、淑女の嗜みは壊滅的、家は名ばかりの男爵家。
社交界に出回る評判がどうであれ、胸
がキュンとするトキメキなんてものを知らないユリエラは、失恋の痛みもなく普段どおりに過ごしていた。
女王さま系王女と元彼の弟ーーー彼ら二人によって、一度は諦めた魔術の世界に連れ戻されるまでは。
トキメキどころか乙女心さえ行方不明のユリエラに、元彼の新恋人(満十歳)に端を発したお家騒動が忍び寄る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 16:00:00
107860文字
会話率:38%
悲劇の日を始まりに、出会った少年と少女。鮮やかに彩られる辺境の庭を傍らに、奇妙で賑やかな家族に囲まれつつ、二人は穏やかな日々を送る。いつしか『彼』が魔術師を目指し、王都の学院へと旅立つその時まで。
それから、数年。
年下の少年であり、義理の
弟。そして大切な家族の一員。クロードの成長を辺境からずっと見守り続けてきたレイリアのもとへ、思いがけずもたらされた一つの依頼。
やむなく王都へ向かったレイリアを迎えたのは、華やかな王宮の扉と美しく成長したクロードだった。それをきっかけにして、明らかになってゆく恋心。けれども秘めていた想いは――、失恋の痛みと共に容赦もなく切り裂かれる。
初恋は実らない。そんなジンクスを証明するかのように。
これは、後に救国の女神としてその名を知られることとなるレイリア・リエスタ辺境候令嬢が多大なる誤解とすれ違いの果てに、愛する人の傍らに座るまでの物語。
どこにでも転がっているようで、案外そうでもない恋のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 21:59:01
46382文字
会話率:31%
ウィルテンティウス王国。この国では「淑女の嗜み」として、貴族令嬢にも武術や剣術を習わせることが当たり前となっていた。
そんな中エルミシアはどうやら、前世の記憶を持ったまま生まれ変わってしまったらしい。
その上なんの因果か知らないが前世と同
じ名前を授けられ、尚且つ前世の夫が今世の婚約者になってしまったのだ。
夫を侍女に殺され苦い思いをした経験を持つエルミシアは、今世では必ず夫を守ろうと決意する。
これは百年前「剣の女王」と呼ばれた女性が紡ぐ、やり直しの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 18:00:00
24854文字
会話率:29%
女勇者が占術学者に求婚しました。
全20話予定。
最終更新:2012-01-31 18:01:25
7489文字
会話率:62%