「狼」――それは、人と狼の二つの姿を持つ種族のこと。
彼らは普段は人の姿で生活を営み、狩や戦闘の際は狼の姿になって戦う。
狩猟生活がメインである狼の村において、その身に宿る強さは絶対的な価値基準だった。
狼の村に住むレティリエは、村で唯
一狼の姿に変身することができない女の子だ。
狼になれない彼女は、狩や戦いに一切参加ができない為に村中から蔑まれ、ずっと肩身の狭い思いをしていた。
対して、幼い頃から思いを寄せるグレイルは、村では一、二を争う程の実力者。
狼として価値が無いレティリエは、グレイルに思いを告げることさえできず、遠くからそっとその姿を眺めるだけの毎日だった。
だが、狼の村では役立たずなだけであったレティリエは、人間の世界においては絶大な価値を誇る美しい狼だったのだ。
狼達の婚姻相手を決める「豊寿の祭り」の日、レティリエはその容姿に魅了された人間達に攫われてしまう。
そして彼女を助けにきたグレイルも、人間の魔の手に落ちて共に連れ去られてしまったのだ。
人間に売られそうになる二人だが、レティリエは鋭い洞察力と強い精神力、そして美しい容姿を武器に苦境に立ち向かっていく。
これは、報われない人生を送っていた女の子が、幸せになるまでの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:14:23
83979文字
会話率:39%
母と双子の兄を魔獣フェンリルに殺され、刻印を刻まれたエルディアは、男として騎士団副団長ロイゼルドの従騎士となります。
魔獣に呪われながらも敵討ちを目標に頑張るエルと、色々振り回されながらもあたたかく見守るロイの師弟のお話です。魔法も剣もとっ
てもチートな令嬢従騎士と天然過保護な騎士のほんのり恋模様も。
果たしてエルは魔獣を倒して呪いの刻印を解くことができるでしょうか。
第二章は、死んだはずの兄が生きていることを知ったエルは、兄と刻印の主である狼を探し始めます。 従兄弟の騎士や他国の皇子などエルの周囲は複雑になってきて、過保護な師匠ロイはやきもきしてしまいます。隣国との戦争も始まる中、エルは無事兄に出会うことができるでしょうか。
第三章は、ルフィの主であった隣国の皇子が皇帝となり、エルはその皇妃として望まれる事に。その背景には魔獣の契約者である双子の争奪と、フェンをめぐる陰謀があった。フェンは、なぜフェンリルに異端の獣と呼ばれたのか。ルディとルフィはなぜ刻印を受けたのか。エルはその謎を解き、フェンを救う事ができるでしょうか。
このお話はアルファポリスさんでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 23:03:20
323184文字
会話率:39%
普通の女子高生のはずの私の背中には、今大きな黒いコウモリのような翼が生えている。
コスプレしているわけではない。引っ張ってもとれないのだ。
目の前には白いフード付きマントを来た人が立っている。
「お迎えにあがりました」
マントの人が私に向か
って手を伸ばす。
「どこへ行くって言うの?」
恐る恐る聞くと、
「あなたの生まれた世界へ」
なんて言っている。
いやいや、私、日本人ですから。
神殿の風鏡の封印を解く風の乙女として精霊が守護する世界に連れて行かれた女子高生のルーラこと水城瑠羅は、その世界の王様・神官達と共に旅をしながら、魔物に覆われた風の王国を救いに行きます。
チート能力が目覚めてくれないルーラは、本当に国を救うことができるでしょうか。
黒銀の狼のお話の世界の、別の大陸の物語です。
このお話はアルファポリス様にも投稿しています
それにあたって完結済みでしたが、題名の加筆・プロローグを最後に持っていく等の編集を行いました。
一度読んでいた方にはややこしくてすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 19:42:34
72309文字
会話率:33%
私、ザーリア・シュタインは「元」伯爵令嬢。いまは何でも屋【白銀の狼】に所属し、ちょっとした小遣い稼ぎをしている。ある日、私の生家であるシュタイン伯爵邸に立派な馬車が止まっているのに驚いて立ち寄ると、従妹のメイヤ・シュタインが身なりのいい男
から求婚されているところだった。
しかもその男は私を見た途端「ようやく会えた、俺の初恋の人」だなんて言い出して……。
そういえばどこかでこいつの顔を見たことがあるような……って、まさかおまえはあの「泣き虫ジョン」? それに皇太子ってどういうことなんだ?
初恋を成就させたい皇太子殿下と、「元」伯爵令嬢の娘。溺愛レベルが最高値を常に更新し続ける愛の重たい男が、初恋を搦め手から成就させるまでの闘いの記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 18:00:00
14407文字
会話率:42%
森に囲まれた小さな村を守る白銀の狼たちは村の人々と共に共存していた
ある日、村にやってきた人間が原因で廃村となってしまう
数年後、白銀の狼を狩るために結成された団体『白銀狩り』に属する人々に追われ、逃げていた少女を助けたのは不思議な匂いのす
る少年に助けられ__!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 13:41:52
589文字
会話率:19%
同じ顔をした双子なのに、地味で目立たない姉のマリアーナと、華やかで人気者の妹モーリーン。マリアーナはいつもモーリーンに馬鹿にされ、損な役割を押しつけられていた。
ある日、二人は国をあげての聖女選抜試験に呼び出される。試験の結果、聖女に選ば
れたのは妹のモーリーン。けれど……
「聖女の処女は、国王陛下のもの!?」
二人は聖女の『初夜権』が国王にあるという秘密を知ってしまった。
父親よりも年上の国王に処女を奪われることを嫌がるモーリーン。マリアーナはいつものように、モーリーンから聖女の身代わりを押しつけられてしまう。
聖女として連れていかれたマリアーナが、無理やり初夜権を行使されそうになったその時――危機一髪のところを助けてくれたのは、謎めいた白銀の狼だった!
前に怪我をした銀狼を助けた恩返しなの……?
大きくて強くて優しい狼さんは、マリアーナを舐めるのが大好きな甘えん坊。ところが、その狼、人の姿に変化すると、もの凄いイケメンで!?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ムーンライトノベルズにて日間ランキング(完結済)3位をいただきました。
※この作品はムーンライトノベルズにも掲載しています。
※完結保証。最終話までできあがっていますので、修正しながら投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 07:00:00
109661文字
会話率:44%
【書籍版重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】
【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載中です】
「おまえのような悪辣な令嬢には、この国から出て行ってもらおう」
王太子に
婚約破棄され捨てられた瞬間、公爵令嬢レティーシアは料理好きOLだった前世を思い出す。
レティーシアは国外追放も同然に、女嫌いで有名な銀狼王グレンリードの元へ赴くことになったのだ。
「王からも政治からも遠ざけられたお飾りの王妃? なら思う存分、趣味と料理を楽しみますね」
もふもふ達に囲まれた離宮で美味しい料理を作りつつ、前世の記憶と共に目覚めたチートな魔力を研究するマイペースな毎日を送るレティーシア。
だがある日、美しい銀の狼と出会い餌付けして以来、グレンリードの態度が変化していき……?
※料理を愛する悪役令嬢がチートを発揮し元婚約者たちを見返しつつ、狼の姿を持つ国王に愛されるお話
【年間ランキング1位(異世界転生・転移恋愛ジャンル)になりました。応援ありがとうございます!!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 23:00:00
560691文字
会話率:32%
「つまりは、君に聖女の身代わりになってほしいんだ」
普通のOL・イロハ(25)の趣味はレース編み。
編みかけのブランケットと共に異世界に転移してしまった。
最初のイベントは銀の狼をブランケットで捕獲すること。
なんと銀の狼の正体は精霊王!
?
そしてブランケットには神力が宿っていたことが判明する。
そのおかげで、騎士団長・デセオによってイロハは王城へと連れて行かれる。
王子・グラシアとデセオの企み。
それはイロハに、行方不明になっている「聖女」の身代わりをさせることだった。
行くあてもないので承諾するイロハだったが、転移先は聖女第一主義の国。
何故、聖女は行方不明になったのか?
真相を探るべく動き出したイロハ。
普通のOLだった筈なのに、どんどん行動派になっていく……。
「それでも、という言葉が好きなんです。わたしにはまだやれることがある筈なんです。自分の命が危うくなっても。それでも、わたしは聖女を見つけたいんです」
タクシー代わりの精霊王。
無愛想な騎士団長。
何を考えているか分からない王子。
異世界転移仲間の絵描き。
さらには、妖艶なギルド長。
引きこもりの悪役風王女。
見るからに怪しい商人。
果たして、誰が聖女の行方を知っているのか?
ちょっぴりのミステリと、ほんのりラブもお楽しみください◎
【完結まで予約投稿済です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 07:13:31
80611文字
会話率:32%
柘榴堂。それは、魔女のひとりが店主をつとめる、時の止まった空間(アンティーク・ショップ)。
使い魔の銀の狼とともに、選ばれた客を迎え、しかるべき場所へ送ってゆく。
それが彼女――エリザベートのつとめ。
※柘榴堂のエリザベート(短編)の続編
です。1話完結物ですので、短編を未読でも読めるようになっています。
※不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 18:06:05
20718文字
会話率:51%
魔法が発展した世界で魔法を使えない『忌み子』の主人公が冒険し、人々を救う成り上がり英雄譚。
忌み子は社会の中で蔑まされて生きている。主人公は忌み子であることを理由に、両親に捨てられ修道院で過ごすが、路頭に迷ったところを老人に救われる。
双子の少女たち、パーティ追放された男の子、白銀の狼などの仲間と出会い、ともに冒険することで広い世界を知り、やがて主人公は滅びの運命を知る。
時を同じくして力を失う人族に一斉に襲いかかる魔族。圧倒的な力の差をはね退け、多くの人を救い一人の忌み子は英雄となる!
※不定期更新となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 10:07:40
379099文字
会話率:42%
一度目は地球という惑星の日本人女性として、
二度目はファンタジー世界の公爵令嬢として、
そしてーーー、三度目は、
美しい白銀の毛並みを持つ、狼でした?!!!
最終更新:2020-07-13 23:56:08
718文字
会話率:5%
ある日、突然転生の為に呼び出された男。
しかし、異世界転生前に神様と喧嘩した結果、死地に送られる。
魔物に襲われそうな所を白銀の狼に助けられたが、意思の伝達があまり上手く出来なかった。
狼に拾われた先では、里ならではの子育てをする過保護な里
親に振り回される日々。
男はこの状況で生き延びることができるのか───?
大人になった先に待ち受ける彼の未来は────。
☆
第1話~第7話 赤ん坊時代
第8話~第25話 少年時代
第26話~第?話 成人時代
☆
あらすじが分かりにくくてごめんなさいっ!
ネタバレにならない程度のあらすじってどーしたらいいの……
読んで貰えると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 02:00:00
267060文字
会話率:38%
貴婦人を守って、魔から奪還したばかりの戦地を旅する事になったアンシャルと、
悪徳上官をぶんなぐって一兵卒に降等されたダンカー。
貴婦人ロサミナを交え、ちぐはぐトリオの旅の物語。
最終更新:2019-10-14 09:34:31
66809文字
会話率:22%
番の見つからない銀狼の獣人が、異世界から番を喚ぶお話。
最終更新:2019-07-13 12:29:15
6236文字
会話率:26%
天涯孤独の高校生・白金雷兎(しろがねらいと)は、一年前、学校から孤児院へ帰る際にクラスメイトである百鬼哀南(なきりあいな)と共に黒い空間の歪みに飲み込まれてしまう。
歪みの先に現れた世界、それは魔術が広まり、魔術師と闇の魔術に身を染めた
咎人が戦いを繰り広げる世界であった――。
とあることがきっかけに魔術世界の魔法騎士団「フェンリル」に加入した二人は、騎士団員たちと共に魔術世界を守るために奮闘することになる。
なぜあの日、彼はこの世界へ飛ばされることになったのか――。
戦いの果てに、何が待っているのか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-21 20:00:00
39157文字
会話率:49%
多田隆。十七歳。高校生。
日本にて電話でお届けえっちなにゃんにゃんサービスを頼もうとしたところ隕石に撃ち抜かれ死亡。
多田隆。享年十七。
あの世にておっぱいがすごく魅力的な女神から天国or地獄の審判を受ける。
おっぱいは善き願いなのになぜ
か地獄行き。
どうせ地獄に行くのなら女神様のおっぱい揉みたかった。
でも合意なきおっぱいは悪なので仕方ないと割り切っている。
多田隆。
地獄への道すら踏み外し異世界へと迷い込む。
そこで出会った白銀の狼におっぱいチャレンジ。
成功して狼はケモ度50%の狼娘へと変貌。やったぜ。
にっきゅうもすごく良い。ぷにぷに?ふにふに? うーん新触感。
おっぱいは後少しだったけど固くてぶっといメイスに頭を打たれて頓挫した。
多田隆。
おっぱいを求める物語はまだ終わらず。
今おっぱい道の歴史がまた一ページ。
ああ、おっぱい。いつか揉むその時まで待っていろ。
この物語はほのぼのゆるふわ異世界ロマンファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-14 21:59:14
4509文字
会話率:21%
雪に閉ざされた王国を救うため、お姫さまは森に住む狼のもとに嫁ぐことになりました。愛を知らないお姫さまと、人間に仲間を殺されたひとりぼっちの狼。彼らはひと冬をともに過ごし、やがて本当の家族になるのです。ところがある時、彼らに予想もしない出来事
が訪れ……。愛する家族を守るため、お姫さまと狼が選んだ道とその結末とは。
※この作品は、『月は夢など見るはずもなく』(NコードN7322FE)の第7話「十三夜」の中で、ヒロイン月玲(ユエリン)がヒーローに聞かせた昔話です。
※この作品は、佐倉治加様主催による「真冬に染みるくれなゐ」企画に参加しております。タイトルにあります「暁の国」は、この企画タイトルから連想いたしました。
※この作品はアルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 06:04:11
3459文字
会話率:0%
事故に遭い、目を覚ますと森の中で真っ白でもっちもちの丸い生きものと向き合っていた私。
転生したその先は、魔族が暮らす王国だった!
「RPGだったら、これ絶対敵側の国だよね?!」
この世界で手に入れた"必要なものを見つける力&q
uot;を駆使しながら、銀の狼と共に生きていくおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-17 22:23:44
4071文字
会話率:30%
『皇帝として生きる』
少年はそう決意した。
そんな彼の前に立ちはだかるは、彼を政治の道具にしようとする宰相、庶子の生まれを嫌悪する貴族、エルフ純血主義を貫くテロ集団――
のちの伝説で「黄金の獅子」「金の天子」と呼ばれた皇帝は、乙女の如く
秀麗で、賢者の如く聡明で、獅子の如く勇猛であったとされる。その傍らには銀大狼とよばれし、魂を魔物との融合を果たした魔身の男がいた。
けれど歴史家は、彼が無鉄砲で方向音痴、口の悪い等身大の少年だったことを知らない。
歴史の真実を刮目せよ!
キャライラスト一覧(地図付き)→http://ncode.syosetu.com/n6157ds/
(誤字報告大歓迎!というか誤字あってすみません。頑張って潰していきます)
シリーズ「金の獅子 銀の狼」№5(この話からでも読み始められます) 第5回小説大賞(旧なろうコン)一次通過/№4「青き瞳の君へ」第3回小説大賞一次通過/BL(微エロ有り・15R)
☆各話ごとに視点変更(PC版は背景色を変更)
BL要素有り(苦手な方はお手数ですがご移動願います)15R指定程度のエロ描写含む(年齢に満たない方はご移動願います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-10 16:48:20
1104990文字
会話率:46%
月のない夜の忘れられた記憶。
城を出たばかりの十三歳のユーリィ(皇帝ユリアーナ)が、本編では決して本人が言うことはないであろう過去を、狼魔に語っています。
シリーズ『金の獅子 銀の狼』外伝。
最終更新:2018-01-19 02:37:23
3784文字
会話率:0%
男はジェイドという青年と一緒にいた。そこへ片思い中の少年から手紙が届く。
相変わらずの変態扱いで報われない恋に悩む男と、妙な勘違いをした少年と、微妙な立場にいる青年。
やがて三人は連続殺人の罠にはまっていく。
そんな中、拒絶し続けた少年に、
わずかな心の変化の兆しも!?
シリーズ「金の獅子 銀の狼」№3。
※シリーズ(ここからでも読めます)
※サブタイトル→キャラ視点
※15R及びBL要素有りですので、年齢に満たない方苦手な方はお手数ですが移動をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-27 14:00:00
75678文字
会話率:57%
『ありがとう。どうか、しあわせに』
『神官さま』と教会に一緒に住む少女、アザリー。彼女はセクハラ親父のようなことを言う彼を鉄拳制裁(回避)しつつ、穏やかに暮らしていたのだけれど。
ある日、役人の女性が現れて言った。「悪
魔を差し出せ」
そうして、ふたりの穏やかな日常は崩壊する。
これは『神秘』の消えかけた世界で、ひたむきに生きた悪魔と契約者の話。
「僕は、どうしてもわからない」
黄金の瞳を持った男は途方に暮れた。
「お願いをしに来たの」
悪魔を愛した灰色の瞳の少女は懇願した。
「敵ではないよ」
銀の狼は青年の姿で黄金の瞳を和らげた。
「大好きだよ、僕の友達」
ずっと昔に、病気の青年は黒猫を抱いて笑った。
「生きて、生きてください、せめて」
吸血鬼の少女は、泣きじゃくりながら、悪魔を愛おしんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-23 06:00:00
14147文字
会話率:31%
「このままにしたら、ずっと後悔するって、わかってるもん」
世界の隅っこの村に住む少女チトは日没の森で怪我をした白銀の狼と出会う。それをビーストという、嘗て世界を恐怖に突き落とした魔王の手下の一人と分かった上で丁寧に看病をする。しかし、そのこ
とを村人に知られるや否や狼殺しの決起が行われ、チトは銀色の狼と村を飛び出す決意をするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-20 03:46:05
11239文字
会話率:32%