辺境の地で家族とともに畑を耕し家畜の世話をする貧乏没落伯爵令嬢のカヨ・ビリンガム。家族や領民を助ける為、条件のいい花婿をゲットしてくると家族に啖呵を切り、王都へ出る。が、子息の集まりそうな集まりに参加してはいろいろやらかしてしまう。そこでつ
いたあだ名が「狂犬令嬢」。花婿をゲットするどころか、だれにも相手にされない無為の日々を送る。そんなある日、彼女は王宮で行われたパーティーでどこかの貴族子息をぶっ飛ばす。その貴族子息がどこかのご令嬢にセクハラ行為を行っていて、それにたいして鉄拳制裁をくだしたのだ。それは、彼女にとって史上最大のやらかしとなった。そして、それがきっかけで彼女の運命は目まぐるしく変わっていく。
※ハッピーエンド。ざまぁあり。ご都合主義のゆるゆる設定はお許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 19:18:25
11469文字
会話率:34%
【二行でわかるあらすじ】可憐でいじらしい聖女(※ヒーロー視点)をブラック労働から救い出しなんとか幸せにしようと暗躍してヒロインを勝ち取ったはいいものの、好きすぎて手が出せない男と結婚したのに上司ヅラを崩さない男にグイグイ迫る歴代最強聖女(※
傍目から見るとバカップル)の話
【真面目なあらすじ】聖女フィオナはある朝突然、「真実の愛に目覚めた」とのたまうダリル王子に婚約破棄を告げられ、その上きちんと聖女の務めを果たしさえすれば、影武者を立てて王宮から出て行って構わない、といわれる。長年のブラック労働と厳しい戒律、バカ王子に嫌気がさしていたフィオナはそれを承諾し、偽聖女としてあえて追放される。しかし自由の身になったフィオナを追ってきたのは王族でもなければ権力者でもなく、聖女管理局の上司であるエドガーだった。てっきり連れ戻しにやってきたのかと思いきや、彼は自分と結婚し、港町で聖女としての業務をこなしながらひっそり暮らそうと語る。思い人からのとんでもな提案にフィオナはいちもにもなく同意し、聖女管理局港湾支部としての活動と新婚生活が同時に始まるものの、現実はトラブル続きであった……。短編「追放聖女の働き方改革」の設定を変更し、その後を書いたものになります※アルファポリスにも掲載しています※最初の数万字は予約投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 22:21:46
116340文字
会話率:50%
貴婦人を守って、魔から奪還したばかりの戦地を旅する事になったアンシャルと、
悪徳上官をぶんなぐって一兵卒に降等されたダンカー。
貴婦人ロサミナを交え、ちぐはぐトリオの旅の物語。
最終更新:2019-10-14 09:34:31
66809文字
会話率:22%
店に明かりが灯るのは、夜の帳が下りる頃。
街外れの暗い小道でぽつんと営業している喫茶店のおはなし。
最終更新:2018-11-16 06:02:25
11534文字
会話率:31%
おどろいたのは、その人がおしのびで町に来ていた、この国でいちばんえらい人だったってことだね。
そうやって、ぼくはこの国のこくしゅさまにひろわれたんだよ。
国主様と国主様に拾われた猫のお話。
同じ場面なはずなのに、それぞれの視点で割とシリア
ス度が一致していないのは仕様です。
一章の内訳は
1.初見殺しはなはだしい猫視点
2.本編と言って差し支えない他視点
3.おまけ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-08 20:00:00
196231文字
会話率:2%