ユールス共和国がアーラスト帝国へと宣戦布告してから、すでに数年の月日が流れていた。
戦車や航空機はまだ開発されておらず、装輪装甲車やトラックも数少ない時代、劣悪なライフルの性能を補うべく、兵士達は銃剣やスコップで白兵戦を繰り広げている。
そして、重機関銃の弾幕が張られる中、二人の兵士が出会う。
互いは、互いにとって、敵兵であり、ライバルであり、大切な人でもある。
戦場と、恋の物語。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 01:10:00
23319文字
会話率:18%
買収もきかない、困難で危険な任務にはふたりのエージェントが挑む!
最終更新:2023-11-11 07:00:00
325文字
会話率:0%
元殺し屋メイドと血飛沫大好き男爵の主従話。
月を隠していた雲が流れ、月明かりが照らしたのは、木の上で艶やかに揺れる黒髪と、丸い猫目。それに、銃口。
その瞳がひとつ瞬いたのを見て、地面を蹴ると、サイレンサーから鉛玉が硝煙をあげた。
銃弾を避け、間近に迫った私の動きが予想外だったのか、彼女はわずかに瞠目し、ナイフを掴んだ。
確実に急所である頚動脈目掛けて切先が降ってくるのを、細い手首を掴んで防ぎ、背中で捻ってやると、高い位置から地面へとナイフが突き刺さるのを視界の隅で確認する。
それでも身体を前傾させ、自ら木から落ち、彼女は私を振り解いた。
落ちた衝撃を前転で受け身を取り、落ちていたナイフを持ち直す手腕に、私は思わず片頬を上げてしまった。
この子、使える。
***
全11話。
アルファポリス、カクヨムにて完結済み作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 08:00:00
37121文字
会話率:28%
地球外からやってきた未知の感染症に冒され衰退した人類。
緩やかに滅亡へと歩みを進めていく半終末の現代の片隅で、訳アリ少女たちの営む運び屋は、今日も今日とて鉛玉を運んで行く。(未定文面)
最終更新:2022-10-01 21:37:08
141702文字
会話率:25%
南蛮渡来の鉄砲は、非常な金食い虫だった。
とある国の殿様はその費用を少しでも抑えるべく、発射した鉛玉の回収を、ある生き物に任せ……
最終更新:2022-06-13 12:00:00
2219文字
会話率:5%
独裁者アーノルド・ウェイクマンは世界を支配した。
彼は戦争をこよなく愛していた。
完璧な征服で敵を失った彼は、絶望のあまり拳銃自殺を図る。
ところが実行の直前に異世界へと召喚される。
アーノルドが呼び出されたのは、強大な魔王軍に脅かされた
世界だった。
そこには彼の愛してやまない戦争があった。
勇者として希望を託されたアーノルドはそれを一蹴し、欲望のままに王国を乗っ取る。
そして、新たな戦争に向けて準備を進めていく。
異界に降り立った独裁者は猛威を振るい始めた。
召喚魔術でかつての軍隊を招集し、ファンタジーの戦いに硝煙と鉛玉を持ち込む。
凶悪なモンスターを現代兵器で薙ぎ払い、或いは洗脳して配下に加える。
周辺諸国に戦争を仕掛けて、さらには魔王軍にも銃口を向ける。
独裁者は止まらない。
戦争のための戦争で世界を狂わせる。
数々の英雄を打ち倒して悲劇的な功績を連ねる。
やがて第二の魔王と呼ばれるに至る男は、ただひたすらに戦禍を渇望するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 18:08:37
105399文字
会話率:14%
(紹介文)
西部の聖夜に轟く銃声!悪党へ鉛玉の贈物だ!
ガンアクション&バイオレンス西部劇、ここに開幕! よりによってクリスマスイブに!
悪漢どもが民を苦しめる西部の街。
クリスマスイブのその夜、現れたのはサンタクロース。
――ただし。鋼の如き筋肉と、かついだ袋にいっぱいの銃を携えたサンタ。
「今夜が何の日か知ってんだろ? 俺はマジメさ、仕事に来たんだ。プレゼントを届けにな。これぞ賢者の贈り物、鉛玉をクソたっぷりとよ!」
銃弾飛び交う酒場の中、サンタクロースの剛腕が、二連散弾銃が悪党どもをなぎ倒す!
舞うは硝煙、そして血煙!
さらに現れる新たなサンタ、そして謎のガンマン……彼らの正体とは?
本格バイオレンス西部劇、ここに開幕! よりによってクリスマスイブに!
「俺のこの服、何で赤いか分かるだろ? てめぇらみてぇな、小悪党どもの返り血よ――
――客席も温まった、これからが本番よ。聖母(サンタ)マリアもご清聴あれ、サンタ楽隊(マリアッチ)の大協奏だ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 15:51:11
23211文字
会話率:38%
無法の街バスコルディア。
中央政府の法が届かないこの街でモノをいうのは金と力と少々の悪知恵。
そんな場所で、賞金稼ぎのスカリーはある依頼を受けていた。
『貴族の令嬢、ハンリを護衛すること』
そういう事情を知ってか知らずか、無法者共は寄ってく
る。
そんなやつらに撃ち込まれるのは鉛玉、それも絶対切断の力を有した”剣弾”。
善悪の区別も分別もなく、どうしようもないやつらとやり合いながら、スカリーは護衛を果たす。
その先に待っている復讐のために。
相棒の『双山刀』マイディと共に往けば、今日も無法者の命が消える。
*剣弾の使い手の続きになってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 22:16:52
342845文字
会話率:36%
赤ずきんは恋に恋するお年頃の女の子。
ここ一年間ずっと遠くでうろついている灰色のオオカミ(人狼)が最近とても気になります。
「そこの灰色狼!!! 鉛玉ぶっ放されたくなければ今すぐここへ来て名乗りを上げろ!!」
うちは代々優秀な猟師の家
系なんだから、そっちが来ないなら、こっちから行ってやる。
アグレッシブな赤ずきんをなめないでよね。
襲いに来るならさっさと来い!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 18:36:10
7498文字
会話率:37%
性格の悪い上司に罵られる男。
彼はいつも怒られていた。しかし、彼は怒りを抑える術を持っていた。
妄想。
しかし、いつしか妄想は現実を侵食し、男を蝕んでいった。
最終更新:2021-02-08 19:01:01
3228文字
会話率:40%
宇宙蛞蝓に転生した男がいた。死にたいと願い叶った先は宇宙戦争の最前線。死ねばやりなおせる、その機会がやってきた。鉛玉よりも遥かに凶悪な銃弾が飛び交い、肉体なんて脆弱なものは蒸発して影も残さない宇宙戦争の最前線に、やりなおしの機会はあるのかは
わからない。だがこれが望んだ転生ではあった。宇宙蛞蝓は今日もこんなはずではと叫ぶかはわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 07:39:16
4532文字
会話率:9%
見知らぬ草原で目覚めた殺し屋、赤道倫太郎。そこが地球ではなく、まったく別の世界だと気付くまでさして時間はかからなかった。
なぜ自分が異世界にいるのか、元の世界へは帰れるのか、この世界で生きていけるのか…。悩むべきことは山ほどあるけども生きる
ために歩み始める。
時に殺し、時に助け、助けられながら仲間をつくり異世界を旅していく一人の男の物語。
ひっそりと魔法に憧れ、どうにか使えた魔法は錬金魔法。殺し屋×錬金魔法=最強!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 23:39:31
445778文字
会話率:38%
――これは魔法と科学が共存する、少し歴史が違う世界の話――
その世界は、魔法と科学、それぞれが補い合って発展を遂げていた。
ある国は空飛ぶ船を生み、ある国は電波で通話する機械を作り、またある国は鉛玉の代わりに魔法を撃つ銃を開発した。
魔法で出来ないことを科学で、科学で出来ないことを魔法でこなすこの世界では、この文の読み手方が知る世界と発展の仕方も戦争の仕方も異なる。……それでも、似たような歴史を辿るのは奇妙な偶然なのだろうか。
ある国は海を制し、ある国は独立という自由を勝ち取り、ある島国の鎖国は解かれ、各国で争いが続く。そして、世界全体を巻き込む戦争が二度も起こった。
異なるのは、歩兵や魔術師による接近戦が重要視され、核兵器が生まれなかったこと。
第二次世界大戦は決着がつかず、休戦。世界は二分され、いくつかの戦争が繰り返されながらも、危うい均衡を保っているということだろう。
そんな世界の極東の島国で産まれた、魔力が殆ど無い「魔力なし」の少年……本城幸雄。
彼は、祖父のような魔道具職人を目指し、魔法教育の最高学府と名高い「大和魔法術学園」への入学を志していた。
幸雄は「魔力なし」のハンデをはねのけ合格を手にするが、それは彼の想像を遙かに超える学園生活の始まりに過ぎなかった――。
※努力型の主人公が戦い、守り、苦悩する。バトルもあれば日常と恋愛もあるお話しです。
文字多め・展開遅め・筆者が遅筆ですが、是非お立ち寄り下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 21:19:45
99014文字
会話率:31%
舞台は悪魔、魔術、呪術、鉛玉が飛び交う19世紀南北戦争時のアメリカ。
テキサス州に向かう武装列車の中で起こる列車強盗悪魔と南北戦争で名を挙げた伝説的エクソシストの戦い。
最終更新:2020-04-20 19:43:38
2105文字
会話率:31%
スクールカーストという悪しき制度が蔓延る昨今、学校と呼ばれる空間においてオタクの扱いはやはり良いものでない。
ただ自分なりの生き甲斐を見つけただけなのに、彼らは教室で、あるいは行事において、積極的に学校生活を楽しむ事を許されない。
「でしゃ
ばるな」「空気を読め」「何をイキってんだオタク風情が」
いわれのない軽蔑を恐れ、オタク達は自分を抑えて空気の読解に勤しむ。
しかし思春期の自尊心はそんな下らない事に屈したりしない。
「オタクだって、青春して良いじゃない」
かくして、三人のオタクが立ち上がった。
ライトノベルを創作したり、好きな曲の踊りの振り付けを考案したり、イラストを描いてみたり。
これは開き直ったオタク達が全力でイキってみせるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 03:00:00
1805文字
会話率:30%
帝国の騎士であるジアは皇帝の命を受け、勇者と呼ばれる少年やら世界的に信仰されている女神教の聖女やら各国から派遣された実力者達と共に救世の旅に出ていた。
ところがこの勇者の人格があまりに壊滅的で、旅の途中、ジアは不当な扱いばかり受けていた。
そんなある日、とうとうジアは勇者から追放宣言を下された。
曰く、「チートじゃないお前は足手纏いだ」
馬鹿らしくなって言われるがままパーティを抜け出したジアだったが、その時に勇者から荷物を奪われ、騎士証、つまり騎士である資格を失ってしまう。
ところがジアにはある秘密があってーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 22:16:16
35824文字
会話率:27%
魔術が存在するとある世界。そこでは千年前、普人族と呼ばれる種族と魔族と呼ばれる種族が争っていた。
当時、異世界から勇者を召喚して普人族が勝利を納めた。
そんな神話とされる時代の更に遥か昔から歴史の裏で暗躍していた組織が存在する。
【秩序の鎖】
文献に名前すら残らなかった伝説の組織。
そもそも名すら知られていない組織は、もちろん規模、構成員その他一切の情報が無い。
その組織で十番目に荒事に強い少年ハルカは、今日も今日とて身に覚えのない災難に巻き込まれていた。
「異世界の勇者って、 あの千年前の伝説の?
……へ? 近々召喚されるから任務?」
巻き込まれ体質の主人公が裏で暗躍するお話。
作者がオカルト好きなのでその要素が混じっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 21:00:00
134813文字
会話率:32%
超大型演算コンピューターの必中可能距離を軽く超えて100%の狙撃を行う少女。
機械化兵との一体多数の戦闘で完全勝利する生身の少女。
突破不可と七台の走行用AIが答えた悪路を余裕で走破する運転技術を持つ少女。
そんな科学を超える天性の才を持
って生まれた少女兵士達は最高峰の科学技術と共に異世界救済の為に召喚された。
アルラウネは焼夷弾で焼き払い。
オークは超遠距離狙撃で宿屋から依頼達成。
魔王の幹部でさえ鉛玉で黙らせる…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-30 08:57:37
6603文字
会話率:37%
飴玉のような趣味、鉛玉のような刺客
某スレ杯43回に出しました
最終更新:2017-10-26 08:00:29
1871文字
会話率:32%
地上は人間の物ではなくなった。突如地から湧いて出た災厄によって、人は地上から地下へと押しやられたのだ。蜘蛛の巣のように広がる地下だけが唯一の生存圏。地上に出れば、一度奴らの餌になるか、それとも苗床になるか。
そんな地上で物資を集めるために命
をかける走り屋こと≪ランナー≫達とそれを支える人々の物語。
金の代わりに弾丸を、命の代わりに弾丸を、命が鉛玉より軽い世界で生きる極限のサバイバルパニックの世界で、誰が最後まで生き残るのか。
誤字脱字があれば、ページなどと一緒に教えてもらえると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 08:00:00
21743文字
会話率:41%
「資源確保主導企業設立促進等に関する法律」――通称「会社法」。
この法律が半ば強引に、半ば強制的に可決、施行されてから、国は国の体を成さず、国の土地は「会社」によって区分された。数少ない土地と、その土地の中に眠るより少ない資源をめぐり
、血で鉛玉を洗うような日々が続く中、20X7年、新入社員が入社する。
名を、サキダリカという。
株式「会社」AIC管区内の大学を中程度の成績で卒業し、誤って営業部署に配置されてしまった彼女は、血みどろの現代社会を生き抜くことができるのか。サキダやその上司、同期たちの周辺に起こる、社会が故の不条理、「会社」が故の理不尽を乗り越えることができるのか。
甘辛めの群像劇を、ぜひお楽しみください。
―――「現代社会の、闇は深い」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 02:11:20
2997文字
会話率:59%
大葉倫太郎は精神科の女医に自作の小説を渡す。小説は倫太郎の半生記といえるものであった。倫太郎は小説を渡したのを最後に通院を止める。小説を読み終えた彼女は倫太郎との再会を求める。
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最終更新:2016-03-24 16:21:00
634文字
会話率:36%