スキル【ダメージ調整】の不純な使いかた
RPGをプレイしている高二男子は普段から思っていた。「可愛い女の子から回復魔法をかけられたい!」と。
そして幸か不幸か、魔法がある異世界に転生することになる。
女神様から授かったチート能力は【ダメ
ージ調整】。どんな攻撃からでも受けるダメージ量を自分で調整できるというものだ。
「つまり致死ダメージですら、無傷にもかすり傷にもできるってことか! それなら俺が攻撃を全部受けて、いい感じに痛そうなケガ程度に調整すれば女の子に回復してもらえる……!?」
てっきり最強タンク(盾役)として生きるのかと思いきや、可愛い女の子に回復してもらいたいという不純な動機で冒険者になる。
ただ周りからは献身的に見えるため多大な心配をされてしまうが、それでも生き方を変える気は無いらしい。だけどそれには理由があるのだった。
※カクヨムでも公開済みです
※主人公は変です。「変なことやってんなぁ」という感じで気楽にご覧ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:11:26
28426文字
会話率:33%
五人組パーティで盾役を引き受けている太っちょ冒険者のライマル。彼は足が遅いせいで味方を守れないことが多かった。そのせいである日、ついにパーティを追い出されてしまう。
しかし、それを不服に思ったメンバーの美少女、リーシャが一緒についてきてくれ
た。二人で他の街に向かい、新天地のギルドで一からやり直すことを決めた。
そこからライマルの人生は上向き始める。新たな能力を手に入れ、リーシャと仲を深め、成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 23:21:32
47451文字
会話率:53%
高校に入り、たった二年で四度の失恋を経験した少年 清川棗。
今日も容姿を理由にフラレた彼を慰める幼馴染、武原葵と、武原秀彦の二人との下校中、突然響き渡る鐘の音。
気がつけば真っ白な部屋に立っていた彼らを待ち受けていたのは、異世界の
女神を名乗る女性だった。突然の異世界召喚に興奮する葵、怯える棗、特に動じない秀彦の三人。女神はそんな三人に頼みがあると持ちかける。
女神の提示した頼みとは、魔王に脅かされる世界を救って欲しいという、物語やゲームではありふれたもの。女神の力で危険はないという説明を受けた三人は、葵の推しもあってこの条件を快諾する。
「ヒデは盾役の聖騎士、先輩は……あー、勇者やりたいんですね?わかりました、じゃあ僕は回復役やるよ」
「ふむ、普通ならお止めする所ですが。クラスツリーを見た上での判断ですし、その意志を尊重いたしましょう。それでは棗さん、貴方は今から”聖女”です。サービスで髪の毛だけ聖女っぽく伸ばして差し上げますね。」
「……は?」
説明を読まずそのままの姿で性転換させられた棗。唯でさえ容姿に不安があるのに、そのままの姿で性転換。響き渡る棗の悲鳴をよそに冒険が始まる。
「どうしてこんな事に……」
前作でイラストを乗せた所、お怒りの声がなかったので今回は偶にイラスト載せようと思います。第一話の冒頭でタイトル的な物がありますので、もし不快でしたら感想欄にお書き下さい。あまりに不評でしたら下の方に移動します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 00:20:57
671511文字
会話率:60%
天空に浮かぶ“空葬都市スカイリムズ”は、吊り鎖でかろうじて大気圏に留まる重力不安定領域。16歳の少年・久遠永翔は、時間を0.数秒単位で圧縮/巻き戻す固有能力〈逆風廻帰《ループロード》〉を使い、崩壊寸前の街を修理して生計を立てていた。
ある夜
、無重力の天空裂から落下してきた謎の繭が割れ、中から星核巫女アーナンダ・ヴィルヤが誕生。彼女は“十度目の卵殻”──世界を終わらせるか、新たな月を産むかを決定づけるキーそのものだった。
目指すは重力0の裂け目に浮かぶ星核中枢《スターハート》。そこで世界は「九度目の破壊」か「十度目の誕生」か――二択の終局を迎える。永翔は“やり直し”ではなく“続き”を選び、蒼い新月を空に産み落とせるのか?
登場人物紹介
主人公久遠永翔 16歳。皮肉屋だが根は世話焼き。
時間に“ひっかかる”感覚を持つ
固有能力〈逆風廻帰《ループロード》〉:2秒以内の未来/過去を圧縮・再生。時穿剣《クロノクレイヴ》
アーナンダを守り「破壊の十度目」を誕生へ転換するキーパーソン
星核巫女 アーナンダ・ヴィルヤ 片眼が金、片眼が星。
無垢だが星々の年輪を見通す観測者的落ち着き星核との共鳴。
虚空繊維のサリーが魔力障壁を形成“十度目の卵殻”そのもの。
自身の運命を誕生へ導く決断を下す
仲間①アーラーディヤ〈アーラ〉獣人族ハーフ。
褐色肌と長い尻尾。 豪胆&照れ屋。 鉤爪と怪力。
尻尾で体術/防御 近接戦の盾役。
永翔への好意を素直に示し場を賑やかす
仲間②アニラ〈アニ〉 尖耳を持つ風精術師。
理知的で感情は表に出しづらい。
風律呪で気流操作・結界展開 後衛サポート。
永翔に淡い想いを抱えつつ、姉アーラと掛け合い
ライバル アリヤン・ラージェンドラ “影勇者”と呼ばれた剣士。
過去ループで永翔を討った宿縁。
双剣による負時相斬
世界を補正=巻き戻しで救おうとするが葛藤を抱え、終盤で和解
敵勢力 スカイハウンド 王都直属の空営局を装う密輸艦隊。
星核片を闇取引 砲撃艇・対重力弾都市崩壊を加速させる外圧。
永翔たちを追う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 00:55:21
5372文字
会話率:32%
幼馴染として、そしてバディとして――
ずっと隣に立っていた。
自分の剣が誰かを守れると思っていた。
けれど、気づいてしまった。
――俺の手を振りほどくように、強くなっていく。
だから俺は、置いていく側の言葉を選んだ。
それが、お前の
未来を邪魔しないための、最後の盾になると信じて。
――そしてその数年後、ひとりの少年に声をかけた。
※没落ギルドの仕事斡旋人 外伝『失われた盾』~ゴルザンという男~を読了後に読むと深みが増します。お時間あればぜひ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 11:10:00
2595文字
会話率:32%
――昔々、まだ“盾”が傍にあった頃の話だ。
若き日のゴルザンは、無骨で寡黙なだけの剣士だった。
誰とも馴染まず、力だけを信じて前に進もうとしていた彼に、
ある日、陽気な“盾役”の先輩がバディとして組まされる。
最初はぎこちなく、ぶつかる
ばかりだった二人。
だが、次第に信頼を重ね、息の合ったコンビとなっていく。
これは、ゴルザンが“守られた側”だった頃の物語。
信じ、託し、失い、そして前に進む――
のちのギルド支部長“ゴルザン”を形作った、ある冒険の記憶。
※本編『没落ギルドの仕事斡旋人』未読でも楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 19:36:08
14708文字
会話率:32%
主人公、日向廻はダンジョン配信者、だけど悲しいことに頭には『売れない』が付く。
それもそのはず、ダンジョン配信にはとにかく映えが求められる。
ド派手な戦技、高等魔法、それらを持つ冒険者の配信には同接が集中する。
対して日向は盾役、戦
闘で目立つことのない、自他共に認める地味な職だ。そろそろ現実を見ないといけないのかもしれない。
「もう諦めるしかないのかな……」
そんなある日、日向は女冒険者がモンスターに襲われ、ピンチになっている現場に遭遇。
日向は得意の盾系スキルで救い出すと、足早にダンジョンを後にした。
しかし……、
「――い、今の冒険者はなんだ!?」
「――オーガの攻撃にビクともしてなかったぞ!?」
「――特定班、特定班急げ!!」
女冒険者の正体は、今をときめく超人気ダンチューバー『姫路トウコ』だった。
無論その様子は絶賛配信中、盾役あるまじき日向の活躍は不特定多数の人間に知られ、ダンジョン界隈はパニックになる。
……これは、引くぐらいの防御力をもつ冒険者、日向メグルが伝説級のダンジョン配信者になるまでの軌跡である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 13:17:26
3684文字
会話率:24%
ある冒険者パーティー『蒼銀の翼』。彼らはパーティーの足を引っ張る無能な盾役・ガイルを追放する決断を下した。
守る力だけは人並み以上だが、それ以外は全て劣等。仲間を庇うどころか戦闘のたびに足手まといとなるガイルに、リーダーのレインは見切りを
つけたのだ。
追放の場面で激昂するガイルを冷酷に蹴り飛ばし、彼を魔獣が徘徊する森に置き去りにした4人。これで新たな未来が切り開かれるはずだった。
だが、森で命を落とすはずのガイルが手にしたのは、伝説の盾だった。絶望の中で力を得たガイルは、かつての仲間たちへの復讐を決意する。一方、ガイルを切り捨てた『蒼銀の翼』の面々は、彼を追放したことで新たな危機を招くことに。
追放する者とされた者の運命が、再び交錯する時が迫る――。\n\n冒険者の世界で繰り広げられる復讐と因果の物語、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 01:47:14
22319文字
会話率:42%
カロリールはダンジョン攻略のパーティの盾役だった。しかし最終層直前で仲間に裏切られ、絶命してしまう。カロリールは転生してルマという名前で人生をやり直すことになる。前世の職業、盾役の経験を生かして成り上がっていく。
最終更新:2024-09-28 15:21:18
15310文字
会話率:38%
※本作は『ある盾役の憂鬱』の外伝です。先に本編をお読みいただくことを推奨します。
https://ncode.syosetu.com/n0811if/
【あらすじ】
「パーティメンバーを増やそうと思っているんだ」
冒険者パーティ
『レニゴールの絶対守護者』に所属する魔法士ヨネサンは、リーダーのカイルからそう告げられた。
候補となっているのは小さな村で暮らすアリーシャという名の少女。類まれな魔法の才能を持つその少女は、モンスターの魔の手から領主の命を守ったのだという。
ヨネサンはリアム、シェルファ、ライザールらと共に村へ赴き、アリーシャをパーティへと誘うが、彼女にはそれに応じることができない、ある事情があった。
冒険者に憧れ、魔法士を志しているはずの少女が頑なに仲間になることを拒むのはなぜなのか。その胸の内に秘めたる想いとは――。
『ある盾役の憂鬱』の一年前。アリーシャとの出会いとパーティの結束を描く外伝シリーズ第一弾!
【登場人物】
ヨネサン 本作の主人公。冒険者パーティ『レニゴールの絶対守護者』に所属する攻撃役。魔力付与が得意な魔法士。
アリーシャ 小さな村で暮らす少女。冒険者に憧れている。
リアム パーティの盾役。寡黙で屈強な戦士。
シェルファ パーティの回復役。精霊魔法を操るエルフ族の少女。
ライザール パーティの攻撃役。あらゆる攻撃魔法を使いこなす天才魔法士。
カイル パーティのリーダー。戦士。
ダイアナ パーティの回復役。魔法士。
イスタリス パーティの攻撃役。魔法士。
――――――――――――――――
全十六話の中編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:11:23
62307文字
会話率:38%
盾役《タンク》……それはパーティの前衛に立ち、自らの肉体を駆使してあらゆる敵の攻撃から味方を守る者。
戦士リアムは大型モンスターを専門に討伐するパーティの盾役として、身体を張って仲間を守ってきた。
しかし、長年に渡る苦痛の日々は気付
かぬうちに彼の心に深い闇を作り出していた。
ある日、限界を迎えたリアムは依頼成功を祝う打ち上げの席でパーティの仲間に告げる。
「――今日限りで俺はこのパーティを抜けようと思う」
パーティを抜け、自由と安息を手に入れたリアム。
一方、盾役を失い混乱するパーティの元へ、三年前に討伐し損ねた巨人の討伐依頼が舞い込むのだった……。
――――――――――――――――
全十二話の中編です。
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 20:13:17
43688文字
会話率:34%
四人一組でパーティを形成しダンジョンと呼ばれる魔物の内部へ挑む冒険者……その中でも最弱層にいたノエルは、『ジャストガード』という攻撃が当たる寸前に盾を突き出す事で相手を怯ませるだけのスキル持ちだった。
しかも、その体は貧弱で、とてもパ
ーティを守る盾とは呼べない。
だがある日、魔汚染武具と呼ばれる呪われた盾に取り憑かれたノエルはパーティメンバーから攻撃され、『深淵』へと落とされる。
そこで得た魔眼と呪盾だけを武器に戦い抜き、オリハルコン級の冒険者達に認められる。
やがて、異端者だけで集まったようなパーティの盾役となったノエルは……もう、誰にも手がつけられないほどに強くなっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
27771文字
会話率:48%
VRMMO「ワールド・オブ・パムルゴニア」
六人きりのギルド「フリッツパーティー」の面々は、今日も今日とてノースピーク城の攻略にいそしんでいた。
緊張感のない不真面目なメンバーたち、全裸で暴れまわる凶悪なボス、そして襲い来る睡魔と不運…
…。
戦いの最中、謎の壁ハマりに巻き込まれたパーティーの盾役「聖騎士フジ」は暗闇の通路の先で不思議なNPCの少女ニアと出会う。
強力なガーディアンを従えながらも、魔物たちから異常なまでのヘイトを集めるニア。
彼女を守るためフリッツパーティーの面々はゲーム世界を奔走することとなる。
大襲撃の夜を越え、
『ひでき』と呼ばれるトッププレイヤーたちと戦い、
運営からのお叱りに怯えつつも、
六人と一人の少女は世界の終着、最果ての地『極点』を目指す。
すべてはいまだ難攻不落、前人未到のラスボス攻略に挑むために──。
【主な登場人物】
【フジ】主人公。パラディン。ヒューマン。鎖で縛るのが好き。
【レドロフスキー14世】錬金術師。ノーム女子。中の人はおじさん。
【ミレイ】プリースト。エルフ。スカートが短い
【ガブ】盗賊。犬みたいな種族。目付きと口が悪い。
【ベル】魔術師。ヒューマン。ヘッドギアのスペック不足により色々大変。
【八丁堀の使い】サムライ。種族不明。タヌキの着ぐるみを着ている。強い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 01:23:25
153892文字
会話率:27%
王立冒険者アカデミーでも有名な落ちこぼれジョブの四人の男女が強制的にパーティーを組むことに!
主人公のジュノンはちぐはぐなジョブ構成に絶望する。二週間後に差し迫った学期末までにダンジョンの10階層を突破しなけば退学になってしまうのに、忍者に
暗黒騎士にドルイドに呪術師と、まともな盾役さえいないのだ。
だが、誰ともパーティーを組んで貰えない主人公たちはこの落ちこぼれパーティーに望みを託してダンジョンに潜るしかなかった。すると、意外にも四人のジョブの相性が良くて―――。
落ちこぼれと周囲から蔑まれ自信を失くしてした少年少女が、知恵と工夫と実力でダンジョンを踏破してゆくことでたくましく成長してゆく異世界ダンジョン青春譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 14:00:00
47954文字
会話率:47%
役立たずの農家の四男坊主、家で奴隷として結婚もできずに兄に使役されるか、小銭で奉公に出されて弟子工として働かされるか、冒険者の荷物持ちとして生きて行くかを選ばされて、最底辺のポーターとして探索に。
普通の扱いとして、パーティが危機に陥
った時に囮として使われ、刺されて蟻の巣のダンジョンの中で放置。
大蟻を育てる抱卵器として連れて行かれ、手足を斬り飛ばされて過ごす致命傷。
地獄の底で復讐を誓っても無効で、頭は幼虫が分泌する薬物でラリってしまい、内臓を食われても苦痛を感じない体にされた。
巣の頭脳体であるリッチが来て、頭が良いか適性でもあったのか「蟻の使用人」として雇われた。
家畜や人体を定期的に供出して、蟻の抱卵器として提出する役目を仰せつかって現世に帰還。
まずは最初は首の後ろに虫を入れられて奴隷から開始、肉体部分は虫の手足と外骨格に交換されて、例えチンピラ多数に囲まれても無傷で撃退。
自分を陥れたパーティーを告発しても無効、受付で門前払い。銀等級金等級冒険者が優先され、ゴミクズ以下のポーターの言い分を聞く馬鹿はいない。
受付嬢にも鼻で笑われて塩対応。大蟻の巣の底に追いやられた少年の復讐が始まる。
自分を陥れたパーティー全員を、大蟻の巣の底にご招待。女メンバーはゴブリンの孕み袋にするか、地の底のゾンビみたいな手足が無い抱卵器連中の性奴隷に。
リーダーの金等級冒険者でも盾役の戦士でも、大蟻の集団には手も足も出ずに誘拐されて、居住者のホモゴブリンの孕み袋にされて、ケツがガッバガバになると二回り大きいゲイオークに使われて快楽堕ち。
抱卵器の提出数が増えると次第に大きな権限が与えられて、1メートル級の働き蟻を複数使役できるようになり、続いて3メートル級の戦闘蟻でも複数使役できるように改造。
街を全て崩壊させて、無事冒険者ギルド全員を、受付嬢ギルドマスターを含めた一人残らず地獄に叩き落すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 09:11:39
54403文字
会話率:30%
NFO――〈ニュー・ファンタジー・オンライン〉
それは数多のゲーマーを仮想の沼へ引きずり込んだとされる新たなVRMMORPG――異世界ファンタジオを自由に冒険出来るフルダイブゲームだ。
そんなゲームに、若干の……割と大きめなトラブル
がありながらもログインした《リリキルス》という少女は、ゲームオーバーしたくない一心でダンジョンを攻略し、HP極振り。
スキル構成も回復特化にして、外見も中身もゾンビらしい回復役になった……のだが!
気付けば「だってタフだから」とギルドメンバーに盾にされ、挙句の果てには宙を舞ったレアドロ武器が胸に突き刺さってまさかの装備判定。
しかもレアドロのくせに呪いの剣だったおかげで抜けなくなって強制縛りプレイ、スタートです。
もはや種族すらアンデッドになってしまい、名実ともにゾンビ娘に成り果てる。
不運すぎるリリキルス。
ろくに武器も持てない無能キルス。
それでも一緒にゲームをしてくれるギルドメンバーに、ゾンビ娘は次第に友情が芽生えて仕方なくそのツギハギの体を盾に……「なわけあるか!」
何かと盾にしたがるギルメン達と、迫り来る強大なボスモンスター。
胸に刺さったレアドロ武器を狙う他のプレイヤー。
周りの全員、み~んな敵。
でも、回復しか出来ないリリキルスは一人じゃ戦えない。
だったらこの腐った脳みそをフルに使い、あの手この手でゲームオーバーから逃れつつボスモンスターを攻略するまで!
「ただのしかばねだからって舐めるなよぉ!?」
目指せノーコンティニュー!
回復しまくって、必死に足掻いて生き延びて!
そして盾役から外され、まともにヒーラーとして活躍出来る日は来るのか!
――これは一人の少女が死んで始まるリビングデッド・フルダイブ。
やがて最強のゾンビゲーマーになる――かもしれない物語である!
*カクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667806112079
(カクヨムコン9参加中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 15:02:48
45943文字
会話率:41%
デリータはスキル《ダメージ吸収》を買われ盾役として上位ランクパーティーに参加していたが、全体のことを考えて動くあまり『スキルをまともに使えない無能』と蔑まれ、ついに追放されてしまう。
「今度は自分を大切にしてくれる人を大切にしよう」と決め
るデリータだったが、実は彼の《ダメージ吸収》はその極致にいたっており、あらゆるものを消去できるスキル《存在消去》へと進化していた。
そうとも知らず上辺だけで追放したパーティーは、これまで圧勝していたモンスターや踏破できていたレベルのダンジョン攻略にすら苦戦するようになり、やがて冒険者としても人としても没落していく。
その一方のデリータはお嬢様をチンピラから救ったり、モンスターから街を救ったりしながら日々を送っているうちに、やがて人々から《救世主》と呼ばれる存在になっていく!
これはある目的を達成するために最底辺の冒険者として生きる男が、なぜか連れて行くことになってしまったモンスター娘たちや、勝手に結婚宣言してくるお嬢様たちと著しい成長を遂げながらハーレム・無双をし、特に望んでもいなかった救世主になってしまう物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 20:16:04
262490文字
会話率:31%
神官アウラは、勇者で幼馴染であるダグと将来を誓い合った仲だったが、彼は魔王討伐の褒美としてイリス皇女との結婚を打診され、それをアウラの目の前で快諾する。
アウラと交わした結婚の約束は、神聖魔法の使い手である彼女を魔王討伐パーティーに引き入れ
るためにダグがついた嘘だったのだ。
『お前みたいな、ヤれば魔法を使えなくなる女となんて、誰が結婚するんだよ。神聖魔法を使うことしか取り柄のない役立たずのくせに』
そう書かれた手紙によって捨てらたアウラ。
傷心する彼女に、同じパーティー仲間の盾役マーヴィが、自分の故郷にやってこないかと声をかける。
アウラは心の傷を癒すため、マーヴィとともに彼の故郷へと向かうのだった。
捨てられた主人公が、パーティー仲間の盾役と幸せになる、ちょいざまぁありの恋愛ファンタジー短編。
※思いつきなので色々とガバガバです。ご容赦ください。
※力があれば平民が皇帝になれるような世界観です。
※他サイトでも転載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 17:00:00
31001文字
会話率:32%
Bランク冒険者パーティー『聖杯を受け継ぐ者』の盾役『アダマ』は「硬いだけのデクは必要ない」と言われて追放される。だがしかし追放したリーダー『カイト』はアダマの就職先を見つけていた。あくまで善意と言いつつもカイトはアダマを『人喰らい 《マン
イーター》』と恐れられている人物が隊長をつとめる部隊へ送り出す。
アダマは何も知らずに中央区へ向かい部隊に配属となる。そしてそこにいたのは、硬くて大きな男性が好きな隊長『クラウディア・カエサル』、魔法を放てば甚大な被害をもたらす範囲魔法をこよなく愛する『エリアエル・マーリン』、ビキニアーマーの露出狂『シグナ・ルーン』であった。
変態三人と邂逅することによりアダマの伝説が、——始まる。
一方その頃聖杯を受け継ぐ者はというとアダマがいなくなった後、すぐに暗雲が立ち込めていた。それを察したパーティーの斥候役『メアリ』は抜けることに。そこから転げ落ちるかのように聖杯を受け継ぐ者は落ちぶれていく。
*旧題: 「「硬いだけのデク」と言われ追放された俺は軍に入り限界突破した【硬化】スキルで変態美女の守護者となりました」
*また上記題名でカクヨム様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 19:01:10
200679文字
会話率:42%
とある酒場にて偶然相席となった四人の冒険者達。
彼ら彼女らにはとある共通点が在った。
そう、彼らには、自身が所属していたパーティーから追放された事がある、と言う共通点が。
「なぁ、俺達でパーティーを組んだら面白くなるんじゃないか?
」
その一言により、本来であれば交わらなかったハズの彼らの運命が交わり、世界の命運は大きな鳴動を見せ………………無い!
「英雄?勇者?悪いけど、そんな面倒そうなのごめんだね。そう言う厄介そうなのは、俺達を『不要』だと言って棄てた奴らに持っていってよ」
※流行りの『追放もの』の主人公達を一つのパーティーにぶちこんだ様なモノになっております。
ごった煮感が強いですが、面白そうだと思って頂けたのでしたら一読して頂けると有難いですm(_ _)m
※タイトルは仮なのでその内変更する可能性在り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 20:58:24
758085文字
会話率:32%
冒険者ギルドSランクパーティのリーダーを務めるタンク(盾役)の青年グシャートは、ある日の夜の酒場の席で勇者の青年テルスと言い争いになり、酒の勢いで彼とその恋人であり聖女のスセをパーティから追放してしまう。
翌日、正気に戻ったグシャートだっ
たが時すでに遅し。テルスとスセは新たなパーティを結成し、華々しい活躍をしていた。唯一パーティに残った召喚士の青年レナジェとクエストを受けるも失敗。一気に底辺へと落ちぶれる。
果たして、勇者と聖女を追放してしまったグシャートの運命はいかに!?
(こちらはカクヨム様、ノベルアッププラス様、Nolaノベル様でも連載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 13:48:12
22133文字
会話率:33%
街の冒険者ギルドでもトップクラスのパーティーのリーダーをしいていた主人公は、ある日仲間によって迷宮に置き去りにされる。
だが待って欲しい。
迷宮とは言ってもここは初心者向けの迷宮の上層。
しかも仲間たちは、別れ際に過剰ともいえる強化魔法、
回復アイテムの数々を残していった。
一体あいつらは何がしたいのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 19:00:00
9814文字
会話率:34%