誕生日パーティの当日に精霊のギフトが発動し、脳裏に流れてきたのは夫の浮気映像だった。
夫のシグルドは、トラウマで苦しんでいた私を子供の頃から支えてくれた人だった。
信頼できる彼だから、政略関係なく彼を愛し、夫に望んだ。彼となら終わらない苦
しみを乗り越えて行けると思ったから。
でも結局、彼も他の男と同じだった。
私の幸せは、あっけなく崩れてしまった。
もう嫌だ。
誰か。
誰でもいい。
この力を私の中から消して。
精霊の祝福なんかいらない。
こんなの祝福じゃない。
私にとっては呪いでしかない。
お願い、誰か。
この呪いから私を助けて──
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
いつものごとく、ゆるふわ設定です。
内容が合わない方は静かにブラウザバックをお願いします。
中編未満くらいの長さです。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 12:10:00
58793文字
会話率:34%
主人公、松本 透(マツモト トオル)は小学校を卒業したばかりのこれから中学生になろうとしている男の子。
入学式当日と同時に誕生日でもある彼だが、入学式前に奇妙な夢を見る。
それを忘れたいが為にこれから通うことになる中学校のことのみ頭に置くこ
とにする。
中学校は各学年A~Zまで26クラスあり、各クラス40名ずつ生徒を集めている。
その為、一学年で1000人を越える人数となっており、三年まで合わせると3000人を越える莫大な中学校となっている。
そんな学校の新入生となるトオルには幼馴染みもたくさんおり、それらのメンバーも同校の生徒となる。偶然幼馴染みグループの半分近いメンバーがトオルと同じクラスになる。
そんな彼らは今日がトオルの誕生日だと言うことを知っており、サプライズでトオルの家で誕生日パーティーを開き、お祝いしたりプレゼントを渡したりするが…。
トオルが手にした誕生日プレゼントの中には何故か奇妙な夢の中で見た物体と酷似している物が紛れ込んでいた。
トオルは楽しく過ごしていた自分の誕生日パーティーで忘れようとしていた夢を再び思い出してしまう。
※本作品は、
エブリスタ様
https://estar.jp/_crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNi2DHGavlwkTxXcPtSFTbow81
カクヨム様
https://kakuyomu.jp/users/r_____0407
にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 21:54:57
510219文字
会話率:70%
その日、アーヴァイン伯爵家の令嬢、アリシアが18歳の誕生日を迎えた。彼女だけのための誕生日パーティーで、一番来て欲しい、婚約者だけがその場にいなかった。愛されていないのか、と不安になるなか、アリシアは不思議な指輪を魔法使いと名乗る女性からも
らった。その指輪を身につけると、婚約者の頭上に現れたのは、
-1229。
の文字。
だが、それは、よくある好感度とは違うようで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 00:00:00
17587文字
会話率:52%
泣いちゃダメ。いつものように優雅に微笑んで。華やかに笑ってみせて。それがここで生き残るための道。
第一王子の誕生日パーティーに出席したアドリアナ。普段通りのパーティーだと思っていたのに、何だかいつもと様子が違う。王太子妃の座を争っていたライ
バルモニカの手を、正装をした王子マリウスが一番にダンスに誘った。これは事実上の婚約発表? 婚約者争いに負けたアドリアナに近づいてきたのは、マリウス王子のライバル的存在であるラズバンだった。代々宰相を務める侯爵家のラズバンが失恋したばかりのアドリアナに近づいてきて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 08:27:09
24139文字
会話率:34%
島から出てはいけないと言われ育ったタクタハ国王女シズハ。
それは、その島から出てしまうと病気になってしまうからという理由だった。
だが、17歳の誕生日パーティーを開催中に、隣国の王子から婚姻を申し込まれ、強制的に島から出なければならなくなっ
てしまう。
しかしその王子の噂はいいものではなく、そのまま船に乗って行ってしまえば、酷い事をされるのはわかっていた。
そこに一人の青年が現れ、泣いていたシズハを船からさらって連れ出してくれた。
その青年の正体は…。
そして今後シズハの身体は…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 19:00:00
98966文字
会話率:41%
悪役令嬢エルド・ルティアは死んだ。
二ヶ月前、王太子ソル・キルエットを聖女であるリルシア・ミラーに奪われ婚約破棄を受けて絶望のままに歯向かうが魔力暴発で聖女リルシアを傷付けてしまう。国を救うとされる聖女を傷付けた罪として断頭台に立たされ処刑
されるエルド・ルティア。
美しさを求めた彼女が最期には綺麗に笑うことすらも出来なかった。首への熱を覚えたまま、目を覚ませば十歳の誕生日パーティを迎える三日前の朝だった。
そこで、エルドは思い出す。
死した後、アンデッドとなってリルシア・ルティアに服従されていた事を。死の間際の屈辱、死してなおの屈辱にエルドは耐えられなかった。
エルドにはメルネというメイドとアルという執事が仕えていた。彼らをエルドは宝石と讃えて「私!これがいいの!」と傍に置いた。宝石は磨かずしてその真価を発揮しない。宝石が持ち主を輝かせるならば、宝石を輝かせるのもまた持ち主であるエルドだ。
悪役令嬢エルド・ルティアは過去に帰って一つ、二つ、煌めく宝石を自身の宝石箱に入れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 18:37:35
16858文字
会話率:23%
家族に疎まれてるエリザベスは、誕生日に婚約者が異母妹に心変わりしたから婚約破棄されたと告げられる。
自分を嫌う父親が碌な縁談を持ってこないと理解していたエリザベスは卒業後、出奔して1人で生きていこうと決意。
ところがその日の放課後、邸で
友人を招いて誕生日パーティーを開いていると同級生のアランが訪ねて来て、突然婚約を申し込まれ…
不遇な伯爵令嬢×クールに見えて色々重い公爵令息
カクヨムにも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 20:13:45
44274文字
会話率:52%
旅団の一味であるリナリア。今宵皇太子殿下の16歳の誕生日パーティーが開かれる。リナリアの任務は『毒入りワインを作った張本人を炙り出すこと』。皇太子殿下が出る前に犯人を見つけないと。
ふと見渡すと会場の真ん中で1人グラスを煽る男性を見かける。
するとこちらに歩いてくるではないか。
リナリアは犯人を見つけることが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 21:56:30
3473文字
会話率:54%
ふられ屋と名付けられバカにされるほどに、好きになった人に告白せずにはいられない初心正直。新三年生を迎える日に、一人の美少女と出会う。名前は二槍仲美。
一目惚れをした初心は彼女に告白するが、知り合いからなら始めてもいい、という予想外の返事
がくる。その日から初心と二槍の関係が始まる。
初心は惚れさせるための作戦を実行していくが、ことごとく二槍に看破される。逆にやり返され、赤面する日々。彼女を知っていくにつれ、たびたび引っかかることや、疑問に残ることがありながらも、初心は距離を縮めていく。
とうとう二槍の家で二人きりの誕生日パーティーをするまでに至り、そこで友達以上恋人未満へと昇格を果たす。このまま恋人への階段を昇っていく、そんな気持ちが、不意にへし折られる。
二槍が実は家族から虐待を受けていることが発覚したからだ。
虐待の事実を知った初心は詳しい話を聞き出し、力になれないかと提案する。卒業するまでうちに住まないか、と。だがその提案は一蹴され、二槍は虐待の巣窟に帰ってしまう。
何もできずに落胆していた時、帰り道で二槍を見かける。そこで、ひどい暴力の跡を体中に見つける。単身赴任から帰ってきた叔父にやられたことを看破した初心は、二槍をうちに連れ帰り、叔父に啖呵を切る。もう二度と会わせない、ふざけるな、と。
事情を話した初心家でその日、家族みんなで二槍の誕生日を祝うパーティーを開く。うちの子になりなさい、初心の母にそう言われた二槍は涙を流し、美味しい料理を食べる。温かい家庭に触れ、傷を癒される二槍だったが、叔父につけられたトラウマ、周りの人間が消されることを仄めかされ、初心家に迷惑をかけないために一人帰る。
翌朝二槍がいないことに気づいた初心は、家族全員で二槍を助けに行く。交番相談員の祖父や二槍の友人たちと協力して、二槍家に潜入する。ぼろぼろの二槍を見つけて脱出させようとするも、叔父に見つかり、初心はぶちのめされる。
死ぬ寸前まで殴られるも、二槍を本当の意味で救うために、初心は立ち上がる。叔父を挑発し、家の外で殴られることに成功する。叔父は現行犯逮捕され、二槍は偽りの家庭から解放される。
無事退院した初心が家に帰ると、二槍が自分の部屋にいた。これから一緒に住むことになったと報告を受ける。さらには、恋人へと関係が昇格され、二人は正真正銘の恋人同士になる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-25 13:20:10
139858文字
会話率:45%
子爵令嬢ジェシカと伯爵令息ライドリックは婚約を交わした。
婚約後も二人の交際は順調に進み、愛を深めていく。
ジェシカには特殊な能力があった。それは『許可を得た相手に念でメッセージを送ることができ、相手もそれに返信することができる』というも
の。
ジェシカはこの能力で、ライドリックを誕生日パーティーに誘う。
しかし、返事は「行けたら行く」だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 16:40:12
5317文字
会話率:35%
「お前との婚約を破棄する」
女学校を卒業し、18歳の誕生日を迎えたドロシーは、結婚報告をするはずだった誕生日パーティーで婚約破棄されてしまう。
しかも婚約者が皆の前で紹介した恋人は、女学校でドロシーをいじめていた少女である。
どう
していいか分からなくなったドロシーの前に現れたのは、平民上がりの魔法騎士・ベルンハルト。
「では、俺と結婚してくれませんか」
「え? あ、えーっと……はい!」
とりあえず頷いたドロシーだったが、その後、この結婚は白い結婚だと告げられてしまう。
「俺は貴女に相応しくない。だから、これは白い結婚です」
「え?」
「貴女が、真に相応しい相手に出会えたら、離婚しましょう」
「……え?」
訳が分からないままベルンハルトの領地へと向かったドロシーは、せめて彼の役に立ちたくて、小さな領地を発展させようとする。
しかし一緒に過ごすうちに、ドロシーはどんどんベルンハルトに惹かれていって……!?
(白い結婚なんて、今すぐやめたいんだけど! なんでこんなに手を出してくれないの!?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 08:01:52
78955文字
会話率:47%
メグの婚約者、次期公爵ダニエルの誕生日パーティーで起こった断罪劇。
全員敵の状況、どうするメグ。
最終更新:2024-06-24 14:03:48
3059文字
会話率:9%
伯爵令嬢のマーガレットは、最近婚約者の伯爵令息、ジェファーソンの様子がおかしい事を気にして、親友のマリンに日々相談していた。マリンはいつも自分に寄り添ってくれる大切な親友だと思っていたマーガレット。
でも…
マリンとジェファーソンが密か
に愛し合っている場面を目撃してしまう。親友と婚約者に裏切られ、マーガレットは酷くショックを受ける。
不貞を働く男とは結婚できない、婚約破棄を望むマーガレットだったが、2人の不貞の証拠を持っていなかったマーガレットの言う事を、誰も信じてくれない。
それどころか、彼らの嘘を信じた両親からは怒られ、クラスメイトからは無視され、次第に追い込まれていく。
そんな中、マリンの婚約者、ローインの誕生日パーティーが開かれることに。必ず参加する様にと言われたマーガレットは、重い足取りで会場に向かったのだが…
アルファポリス、カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 07:10:00
111142文字
会話率:45%
アーベル王国の第一皇女として産まれた主人公ソフィアなのだが。
幼くして、アーベル王国女王、自身の母が何故か急な病で倒れ、他界。
母の死後、国王である父から、あれ程母と仲慎ましく見えていた父が、自分の父ではない。
自分は母が浮気をして出来た子
だと聞かされるのだが。
それでも国王は、自分のことを愛してくれたから。
主人公は、他人が羨むような仲慎ましいお城暮らしを続ける。
でもアーベル王国の、国王の座を狙っている宰相であるドンが、自身の息のかかった娘達をつかった。
国王へと再婚の話しを持ってくるのだが。
国王はソフィアが可愛い、愛おしくて仕方がないのと。
主人公の母を妃として迎える時に再婚はしないでくれと、義父との約束もあるから一度は断るのだが。
それから一年、国王が、そろそろ年頃の女性の柔肌が欲しくなる頃を見計らって。
ドン宰相が今度は、自身の娘の誕生パーティーをおこなうので、国王へと参加して欲しいと嘆願。
国王はこれが、ドン宰相の離反の策! 仲慎ましいソフィアと国王の仲を裂く為の陰謀とは知らずに。
国王は若い年頃の娘達と言った餌に釣られ、ハーレム王気分を堪能しにいく。
ソフィアには宰相の誕生日パーティーだから直ぐに帰宅をすると嘘をつき出かけ。朝帰りをする。
それでも幼いソフィアは国王さえ、自分の許に帰れば嬉しいので何も言わずにいるのだが。
国王はもう既にドン宰相の策に堕ち。ドン宰相の息のかかった貴族の娘達と、側室の話しがでる程の恋仲。
特に寵愛を受けているのは、アーベル王国一の美女と名高い、ドン宰相の娘を寵愛している。
だから一月も経てばドン宰相の娘は妊娠。ソフィアの死んだ母の席でもあり。
今は自分の席だった女王の座は、義母に奪われ。
義母は妹のロべリアを出産するのだが。
ドン宰相の娘が城に入り女王になってからは。
国王はソフィア避け、蔑ろにする。
そんな最中の出産なので、ソフィアは益々城内で孤立。
寂しさの余り白の実室に篭るようになる、不幸なソフィアなのだが。
その不幸に更に追い討ちが。ソフィアに不幸が訪れてしまう。
そう、この世界の不治の病の一つである精霊付きにソフィアはかかり。
彼女の愛する国王の命で、幽閉棟と隔離され。
彼女は悲惨な生活送り始める。
だからソフィアは自分から国王を奪った女と宰相への復讐を誓い。
二人への復讐の機会を待つのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 07:00:00
145979文字
会話率:10%
27歳になり、婚期が心配される年になった頃、私はとある交通事故で命を落としてしまう。けれども、次に目が覚めたときは前世とは異なる異世界に『エレナ・クレメンス』という名で生まれ落ちた。いわゆる生まれ変わりというやつらしい。『魔法』が息づいてい
る世界に生まれ落ちたけれども、大それた魔法も使えない私は、平々凡々に生きていくものだと思っていた。可愛い弟、優しい両親、何不自由なく育ち気が付けば、前世で命を落としたときと同じく27に差し掛かり、結婚適齢期は過ぎていた。けれども、そんな27歳の誕生日パーティーで、『レイ・ガルシア』と名乗る少年に……。年の差9歳。何かの罠かと疑うエレナとエレナを溺愛すぎて裏で色々画策している王子様の年の差ラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:32:47
112787文字
会話率:48%
平民のジェイラは、七歳の時に辺境伯邸で働く父に連れられ、同い年で辺境伯一人娘のルシールお嬢様と出会う。
最初のうちは仲良く遊んでいた二人だが、ある頃からルシールはジェイラを苦しめる言動を取り始める。
ジェイラが止めても聞くことのないお嬢様
は、この地において絶対的な存在。ジェイラがどんな目に遭っていようとも、父や使用人、騎士達は、ルシールが正しく、悪いのはジェイラだと決めつけていた。
それでも耐えてきたジェイラだったが、ルシールの十歳の誕生日パーティーの準備中、父と激しい口論となる。もうここにはいられないと泣きながら逃げ出そうとしたが、失敗し……ルシールと自分を信じてくれない大人達を前に、ジェイラは自分自身を諦め、ルシールの専属侍女として彼女に従い続けることを決めた。
二人が十五歳になった頃、二人の若手騎士が辺境伯騎士団に入団してきた。その一人、エリゼオが迷子になっていたところに遭遇したジェイラ。会話をする中で、ジェイラのことを知らない彼はとても優しく、ジェイラに温かな気持ちをもたらしてくれたが……ルシールがエリゼオに一目惚れしたことによって、自身の想いをすべてなかったことにする。
エリゼオを望むルシール。ジェイラは辺境伯からの命に従いながらも、ルシールが幸せであることこそ正しいとする周囲の言動をただ見ているだけだった。
しかしエリゼオは、そんなジェイラをいつも気にかけ、困っていたら助けてくれることさえあった。エリゼオの優しさに触れる中で、徐々にジェイラはルシールの幸せを願えなくなっていく。
そんなある日のこと、ジェイラはルシールから「エリゼオに恋をしなさい」と命じられる。
この言葉が、ジェイラとルシール、そしてエリゼオとの関係を大きく変えていくこととなる──
自分自身を諦めていた女の子が、新しい出会いによって今と過去に向き合い、恐怖に立ち向かってでも幸せを掴み取ろうとするお話。
※全五十話
※毎日一話更新予定
※一部、暴力・残酷描写あり
※この物語は作者独自の世界設定であり、フィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:00:00
257908文字
会話率:41%
こまつなの正体を、あたしは知ってしまった。
最終更新:2024-04-26 07:00:00
597文字
会話率:0%
ルーリア・バスカイルは出生時に黒精霊から祝福を受けた。それによる魔力の暴走を恐れて伯父が施した小さな世界の中でひっそりと生きてきた。
ある日、“虹の乙女”として既に名を馳せている妹のアメリアと一緒に、王妃の誕生日パーティーに出席することにな
り、そこでルーリアはカルロスと再会する。カルロスはルーリアが子どもの頃、黒精霊に襲われているところを助けてくれた男性で、再び会いたいと思っていた相手だった。
しかし、パーティーで魔力が暴走しかけ、黒精霊を呼び寄せてしまう。その場は再びカルロスに助けられたルーリアだったが、それを境に魔力が不安定となってしまう。ルーリアは生きるために小さな世界を飛び出して、カルロスと縁を結ぶことになるが……。
愛のない結婚のはずだった。けれど、不器用でも温かな想いが確かな絆を深めていく。そんなふたりのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 08:26:20
141080文字
会話率:40%
幼いころに両親を亡くしたローズは、叔父に引き取られたのち、侍女のように扱われ、従姉妹のミレスティには意地悪されながら生きてきた。
十六歳となり、ミレスティ共々王子の誕生日パーティーに招待されたローズは、庭の奥にいた国守りの精霊を助けるの
だが、その手柄はミレスティのものに。
みんながミレスティを称賛する中、隣国から来たジェイクという男性だけは偽りを見抜き、ローズに「あなたはどう生きたい?」と問い、自分の生き方を考えたことのなかったローズは自分自身と向き合う。
ミレスティは大聖女候補と王子の婚約者候補といった名誉を手に入れるのだが、王子がローズを気にしているのが気に入らず、大聖女となるために聖女宮に入るのに、お世話係としてローズを連れて行くと言う。
入ったら最後、もう自由に生きられない。そう感じたローズは初めての反抗に出る。
「そのお話、お受けいたします! あなた様の婚約者候補として、わたくしをシェリンガムへ連れて行ってくださいまし!」
新たな場所で自分の居場所を見つけ、抑えていた能力を無自覚に発揮し、ゆるゆると周りを巻きこんで行くお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 21:00:00
163957文字
会話率:42%
今日は私の婚約者のダニエル・モンステラ第一王子18歳の誕生日パーティー。花が大好きな彼のために、パーティー会場は貴族達からの花のプレゼントで溢れかえっている。そんな楽しいパーティーのはずが突然婚約破棄を言い渡されて!?
最終更新:2024-03-31 07:10:00
4370文字
会話率:51%
主人公、アリス・ハイト・ルークは勇者と魔王の娘だ。
成人になった15歳の誕生日パーティーの直後、父である魔王に呼び出される。
魔王から自分の跡を継ぐように告げられる。
だが、アリスはそれを拒否して、小さい頃からの夢だった冒険者になりたいと告
げる。
アリスと魔王は喧嘩になり、魔王に追放宣言を受けて、アリスは魔王城を飛び出していく。
そして、アリスは冒険者となり、様々な仲間と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 09:00:00
234012文字
会話率:50%