泣いちゃダメ。いつものように優雅に微笑んで。華やかに笑ってみせて。それがここで生き残るための道。
第一王子の誕生日パーティーに出席したアドリアナ。普段通りのパーティーだと思っていたのに、何だかいつもと様子が違う。王太子妃の座を争っていたライ
バルモニカの手を、正装をした王子マリウスが一番にダンスに誘った。これは事実上の婚約発表? 婚約者争いに負けたアドリアナに近づいてきたのは、マリウス王子のライバル的存在であるラズバンだった。代々宰相を務める侯爵家のラズバンが失恋したばかりのアドリアナに近づいてきて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 08:27:09
24139文字
会話率:34%
「"争いに集まる人は好かれやすい"。経済ジャーナリストが富豪17名から得た、富裕層に伝わる格言です。このような格言が富裕層に好まれるのは、彼らは、身内内での争いの火種が常に降りかかる立場であることが関係しています。争いに
加わることすらできないのは、彼らにとって、"争うに値しない価値なき人物"という評価と同義なのです。富裕層が好むのは争いに勝てる人物。初めは、言い争いでも何でも構いません。"敵を見つけ出し勝つコツ"さえ掴んでしまえば、富裕層の目に留まることは容易いでしょう」…………一族の1人である令嬢は、一族の長から頼み事をされていた。それは"一族が財政難なので何とかしてほしい"という趣旨の頼み事であった。令嬢には、以前から気にかけていた"王宮の王子"がいたため、この機に王子を婿にすることを決意するのだった。……令嬢が王宮を訪れると、王子との婚約最有力候補と噂されている"姫"と遭遇する。王子を巡り、軽口を叩きあう令嬢と姫。しかしついには王子の前で決着をつけることになってしまう。婚約者争いに巻き込まれた"令嬢"。そして婚約者争いのNo.1"姫"。王子を愛する2人の争いがついに始まるのであった。……そして、この争いが"仕組まれたもの"であることを、令嬢はまだ知らないのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 11:16:14
5602文字
会話率:17%
エルディア・コレテウス公爵令嬢、彼女はユリウス王太子殿下との婚約者争いに敗れて、王宮で女官長をしていた。一生、独り者で寂しく女官長として終わる運命だったエルディア。
わたくしは負けた。王妃争いに負けたのだ。
悔しい…とても悔しい…
やり直せ
るなら人生やり直したい。
そこへ新たな婚約者として名が出ていて、婚約出来なかったディード王弟殿下が現れて。
赤い玉を地に叩きつけ、本来と違う人生にエルディアは突き進む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 14:00:01
4602文字
会話率:30%
ワタクシは侯爵家の一人娘、エリーエ・シャトロミン。
幼馴染のギル嬢と婚約者争いをしておりますの。
お相手はジョン公爵令息。彼の心を奪った方が勝ちの勝負をすることになりましたの。
弟のカルティに相談すると、男が女に求むもの、それは胸だそうです
わ。
でもどうしましょう! ワタクシ、お胸が小さいですのよ!!!
そうですわ、魔王の城にある『願いの叶うランプ』で胸を大きくいたしましょう。
では早速魔王の城へ乗り込みますわよー!
※この作品は、『設定投げて! 企画』に参加しています。みこと様に投げていただいたお題で執筆いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 07:42:06
5195文字
会話率:35%
容姿端麗、文武両道の主人公、立花樹は大学生活に不満を感じていた。
ある日妹と出かけていると、妹のファンが2人を襲ってきた。妹を守ろうとした樹は刺されてしまい‥
気がつくと暗闇の中にいた
転生した樹はある帝国の王子となった
この物語は樹と
仲間たちが世の中の不条理と戦っていく物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 12:45:53
3867文字
会話率:23%