祖国に忘れられても、帰還する理由がある。
第一部 『帰還』
記憶を失い、国外に放り出された‟次期皇帝”リツは、唯一付き従っていた従者ゲッカの導きのもと、祖国を目指し長い帰路をたどる。
…皇帝の座に就くために。
【登場人物】
リツ(葎
)…極東の大帝国“灯台郷”より国外追放された、皇位継承順位第一位の皇女。追放された理由を知らない。“聖”。
ゲッカ(月下)…リツに仕える従者。皇女に絶対的な忠誠を誓っているが、その素性は謎に包まれている。“邪”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:00:00
48142文字
会話率:41%
おぼろげに前世の記憶を持つ、女伯爵のカリーナは、自国内では、変わり者で有名だった。未婚の女性にはあるまじき奔放さで男性と付き合っていたからだった。
彼女の前世の記憶や価値観としては当然の行動だったが、理解者は少なかった。
さらに、彼女は女だ
てらに騎士団を率いていたのだが、王妃の嫌がらせで送り込まれた一触即発の場で、敵将であるマルス将軍と出会う。
彼は同盟相手として彼女との婚姻を願い出る。自国に嫌気がさしていた彼女は、彼の話に乗って、彼の元に嫁ぐことにする。
それは、彼が実は第五王子であり、皇帝の座を狙っていると知ったからでもあった。より高みを目指すべきだという衝動に駆られるのも、前世の記憶の影響だろうか。
カリーナは、自分の夫を皇帝にするため動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 06:03:39
231159文字
会話率:25%
宇宙を支配する銀河帝国が地球に襲来。
軍団を率いる銀河皇帝は堅固なシールドに守られていたが、何故か弓道部員の女子高生、遠藤アサトが放った一本の矢により射殺されてしまう。
しかも〈法典〉の定めによってアサトが皇位継承者たる権利を得たことで帝国
は騒然となる。
皇帝を守る〈メタトルーパー〉の少年ネープと共に、即位のため銀河帝国へ向かったアサトは、皇帝一族の本拠地である惑星〈鏡夢(カガム)〉に辿り着く。
そこにはアサトの即位を阻まんとする皇帝の姉、レディ・ユリイラが待ち受けていた。
果たしてアサトは銀河皇帝の座に着くことが出来るのか?
そして、全ての鍵を握る謎の鉱物生命体〈星百合(スター・リリィ)〉とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 21:00:18
149017文字
会話率:42%
(国のために役に立ちたかった…)
国のため敵国に嫁ぐことを決めたアンゼリーヌは敵国に向かう道中で襲われ剣で胸を貫かれてしまう。そして薄れゆく意識の中で思い出すのは父と母、それに大切な従者のこと。
(もしもあの時違う道を選んでいたら…
)
そう強く想いながら息を引き取ったはずだったが、目を覚ませば十歳の誕生日に戻っていたのだった。
※恋愛要素薄目です
※設定はゆるいくご都合主義ですのでご了承ください
※アルファポリス様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 14:03:38
54099文字
会話率:54%
我儘な王女と言われるエメラインには弱いが魅了の力があった。
それを使って妹の結婚話を自分のものにし、妹の振りをして帝国の後宮に入る。すべては盲目の妹を守るために。
帝国を治める新しい皇帝はヘビ獣人の血を引き、異母兄弟姉妹たちを皆殺しにして皇
帝の座についた男だった。
--
ノベルバでも公開していますが、なろう版の方が長く少し内容を変えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 21:00:00
21013文字
会話率:51%
美しい星々に囲まれ、魔法と神秘に満ちた大陸、アストラル。
大陸を統一する皇帝の座の継承者として、選ばれた五人の少年少女たち。
皇帝を目指す彼らを待ち受ける未来とは?
そして、彼らが最後に見つける星とは?
※この作品は「カクヨム」にも掲載し
ています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 08:00:00
31038文字
会話率:33%
「もう絶対に逃げませんから…
神様…」
アーデルハイトはグランツ帝国唯一の王女様
しかし皇帝の第二夫人の子であることを理由に、皇后から常に命を狙われて、王族らしい生活を享受することは出来なかった。
ついに皇后の子である第一王子が皇帝に
即位すると、悪政に民が反発し、クーデターが起こる。数日後には王宮を追い出されるはずだったアーデルハイトと弟の第二王子フェルディナントもクーデターに巻き込まれ、命を落としてしまう。
「もう他人には何も望まない」
意識を手放した次の瞬間、アーデルハイトは18歳から、10歳の時の自分へと戻っていた。
弟と自分を守るため、そして皇后や第一王子、自分たちを見捨てた皇帝やその他の貴族達全てへの復讐のため、アーデルハイトは第二の人生で皇太子…ひいては皇帝の座を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 16:45:29
25404文字
会話率:35%
一部の富裕層のみが行くことのできる、至高のリゾート地、『新世界』に招待された、『その日暮らしバイト星人』のトモキと『天才』と呼ばれる大地。
新世界についた彼らが目にしたのは、15世紀にヨーロッパで行われた魔女狩りから逃れてきた魔法使
いたちの子孫が暮らす、魔法と剣のファンタジー世界だった!
しかしながら、実は新世界における異世界人は人として認められておらず、新世界に招待されたものは皆想像を絶する悲惨な最期を迎えていた。
その事実を知ってしまった二人は脱出しようと試みるも、なんやかんやで失敗。二人は新世界で生きていくことになってしまう。
トモキはとある理由で見出された魔法の才能により、『裏ギルド』と呼ばれる通常では考えられないほど危険なクエストをこなすギルドに参加し、魔法のランキングを上げることで下剋上を目指す。
大地は持ち前の才覚を活かして領邦の有力者に擦り寄り、No.2の座を勝ち取ることに成功。選帝侯の座を勝ち取り、次の皇帝選挙で皇帝の座を掴み取るために邁進する。
これは、二人の少年が『表』と『裏』から新世界を勝ち取るための冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 21:47:16
6643文字
会話率:34%
ユリアスは、魔導家(まどうけ)代表として、ひょんなことから第一皇子の身の回りの世話をする側仕(そばつかえ)として宮中に送り込まれてしまう。
仕える主人(あるじ)のラザフォード殿下は、うつけの皇子と噂されるほど変わり者らしい。
そんな皇子と王
位継承を巡っての王政内部のゴタゴタに、知らず知らずに巻き込まれていくユリアス……
二人は皇帝の座に必要な『賢者』にたどり着くことができるのか−−−?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 23:46:45
321015文字
会話率:38%
大陸西部を支配下に置くエスタリア帝国では、四人の皇子が次期皇帝の座を争っている。皇帝の血筋はそれぞれが固有の強力な魔法を使うことができ、その力を使って最も功績をあげたものが皇帝となるのだ。
第四皇子ウィルフォードが得意とするのは、「障壁」の
魔法。最年少ということもあり、まだ目立った功績をあげることができないでいた。哀れに思ったデューン第一皇子から手ごろな事件を紹介してもらい、護衛とともに解決に向かう。
果たしてウィルフォード皇子は戦果をあげ、皇帝となることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 10:51:39
374375文字
会話率:47%
これは数多の銀河の中にある、とある惑星系の物語――
海陽と呼ばれる恒星を中心に12の惑星が集まる海陽系。
その海陽系の7割を統治していた星間連合帝国と帝国に反旗を翻した統合軍の戦いは、
帝国皇帝の戦死によって終結を迎える。
これにより
星間連合帝国は崩壊し、3000年以上に渡り繁栄を極めていたガウネリン王朝は幕を下ろした――
――85年後
海陽系屈指の名門大学パネロ大学の近代歴史学部に通うミカン=フランソワ・ナカハシは自らの仮説を立証するため、ヒート・ヘイズと言う人物を探っていた。
このヒート・ヘイズという人物は、統合軍の創設しながら、戦後一切表舞台に現れることはなく、海陽連邦政府によってその存在さえ抹消されていたのだ……。
――帝国暦3379年
帝国史上最盛期と呼ばれた時代……軌跡先導法による徹底管理体制の中、帝国民は最低限以上の生活と、暖かな家庭、充実した仕事に恵まれ、誰もが平穏に暮らしていた。
しかし、帝国には不安の種がいくつか存在していた。
帝国皇帝ダンジョウ=クロウ・ガウネリンの兄であり、前皇帝の座にいたランジョウ=サブロ・ガウネリンが建国したフマーオス公国との冷戦状態が続いていたのだ。
さらに、協力を求めるも静観する神栄教民主共和国や、未だ軌跡先導法に不満を述べ帝国に歩み寄ろうとしないローズマリー共和国、そして各宙域には宇宙海賊の横行が目立つようになっていたのだ。
幼少期から共に育ってきた三人組、アーカーシャ・デュナン、エルディン=ネメシス・ミュリエル、メアリー・ブランド・ガンフォールは、帝星ラヴァナロスの衛星ベオルフで民間の軍事関連の仕事を請け負う“シャドー・ウルフズ”という組織に属し、親代わりでもあるカンム・シーベル・ユリウスが持ってくる帝国軍の後始末や依頼をこなす生活をしていた。
そんなある日、3人のもとに新たなメンバーがやってる。
少女の名はリオ・フェスタ。帝国軍士官学校を首席卒業した秀才である。
エリートコースから脱線して、民間軍事組織の監視役にやってきた彼女と協力し、4人は神栄教民主共和国の諜報任務に向かうのだが……
多種多様な人々が様々な感情の中で繰り広げるスペースオペラ第ニ部第四章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 10:00:00
218504文字
会話率:55%
遠い銀河の中に輝く恒星・海陽(マリンライト)。
12の惑星が集まるここ海陽系で1つの時代が終わりを告げた。
3000年以上に渡って海陽惑星系の7割近くを統治していた星間連合帝国が崩壊したのだ。
――それから78年後。
歴史学者のトー
マ・タケダは戦争が起きた理由を探していた。
この海陽系に繁栄と秩序、そして平穏を齎してきた星間連合帝国は1人の男が歴史舞台に降り立ったことで変貌していく。
男の名はダンジョウ=クロウ・ガウネリン。
星間連合帝国の最後の皇帝である。
彼は皇帝の座に就いて間もなく、自らが考案した新法案・軌跡先導法を皇帝権限によって推し進めていく。
その法案は国民1人1人を遺伝子レベルで調べ上げ、そこから判明する才覚から、後の人生を完全に管理する法案である。
帝国民はそれぞれに適した仕事・結婚を振り分けられたことで、帝国の発展は最盛期を迎えるのだ。
しかし自由と平等を求める人々は、この科学的に証明されながらも非人道的な管理体制に反旗を翻した。
所々で起きた小さな火種はやがてそのうねりを上げ、統合軍という形になって星間連合帝国から自由と平穏を勝ち取るのだ。
しかしこの前に1つの疑問が残る。
星間連合帝国は何故自由と平穏を捨てて軌跡先導法なる法案を生み出したのか?
その理由こそがトーマの考える戦争の引き金である。
その謎を解き明かすため、彼は最後の皇帝ダンジョウ=クロウ・ガウネリンの生涯を辿っていく。
愚弟の皇族として生まれながら
多くの人々に慕われる賢帝となり
やがて世界を徹底に管理する暴君となった男
この男の生涯にこそ帝国崩壊の秘密が隠されている。
巨大な星間連合帝国
女性が主権の握るローズマリー共和国
世界中に数多くの信徒を持つ神栄教
社会の裏で蠢くマフィアや軍需企業
陰謀、野心、愛憎、差別、希望、誇り
多種多様な人々が様々な感情の中で繰り広げるスペースオペラ第一章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 10:00:00
560482文字
会話率:53%
ーーとても強い男ととてもえらい少女のはなし。
戦士と皇帝、最強の男と年若き少女の物語。
"神の力"を持つ帝国最強の戦士、"軍神"クロノス・アーレス。
彼は、"聖域の血"を持ち、数
年前に齢14にして皇帝の座についた少女皇帝、クリスティア・サンクトムを護り、時に剣を教えたりなどしながら帝国の武の象徴として闘っていた。
ある時、クロノスは元上司である帝国騎士団長、アイオロス・イアロスにより『皇帝クリスティア暗殺計画』を知らされる。
暗躍するアイオロス、そして彼の手によってその失われていた記憶と"力"を取り戻したクロノスは、かつて「絶対守る」と誓った少女の暗殺計画へと身を投じていくことになるーー。
カタフィギオ帝国の少女皇帝、クリスティア・サンクトムを"軍神"と呼ばれた男、クロノス・アーレスが護りながら無双する、基本的には最強主人公系のお話です。
※この作品は、nanamusicにて実験的に連載しているものを同時連載的に転載したものです。
※後日談の後半あたりからはこのサイトの独自連載となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 00:12:00
197424文字
会話率:54%
とある王国で婚約破棄され、国外追放の身となった、公爵令嬢のレリーナ。実は彼女は、最高神の眷属だった!最高神の手により、異世界へ転移した彼女は、ハイエルフの冒険者の100人目の弟子となり、異世界での人生を謳歌する。兄弟子、姉弟子に可愛がられ、
貴族の子女と仲良く(?)やりながら、夢の冒険者として活動する。しかし、次期皇帝の座の争いに知らず識らずのうちに巻き込まれてしまい!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 06:00:00
80759文字
会話率:55%
冷酷な皇帝アレクセイは、幼いころ魔獣がいる森に捨てられた。
そこでバケモノのような人間の女に拾われる。女はアレクセイを世話し、育て、互いに幸せな日々を過ごした。
しかし三年後、アレクセイが皇子として連れ戻される際に、女は騎士たちによって殺さ
れてしまう。
絶望のまま成長し、その後戦いに明け暮れた皇子は皇帝の座を得る。
一方、バケモノと呼ばれていた女は生まれ変わり、公爵令嬢として皇帝と出会う。
アルファポリスさんにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 00:00:00
78521文字
会話率:40%
「貴様を聖女と信じた俺が馬鹿だった。稀代の悪女め。婚約は白紙だ。出て行け」
貴族の娘のレフィアは、婚約者である皇家の嫡男に一方的に婚約破棄を告げられた。
なんと彼女の部屋から帝国の転覆を狙った計画書が出てきたというのだ。
目立つと
ろくなことがない――かつて救国の聖女と呼ばれた母の教えをレフィアは思い出していた。
だから、幼い頃から母譲りの高位の魔術が使えることも黙っていたし、興国の英雄譚に憧れて、軍事や内政の勉強に密かに精を出していたことも言わずにいたのに、その美貌から皇家の嫡男に求婚されたレフィアを妬んで罠にはめたのだろう。
帝都にいる限り悪意のある噂は勝手に広がっていく。
計画書を突き出されたレフィアはそれを眺めて言った。
「これを書いたのは私ではありません」
「ほう、証拠でもあるのか」
「証拠も何も、私ならこんな杜撰な計画は立てません。私が本気ならもっと確実にこのろくでもない帝国を転覆させてみせます」
「き、、貴様っ」
しまった。つい本音が。
「貴様のような小賢しい女に内助の功など期待できぬわ。去れっ」
皇家の怒りを買ったレフィアは、新たな婚約者として地方領主の元へ送られる。
しかし、皇家は知らなかった。レフィアが目立ちたくないが故に隠していた圧倒的な才能を――
新しい婚約者は暴君と怖れられる男。だけど、この人曲者だけど、意外と私好みで――
少なくともろくでなしの皇家の嫡男より面白い国にしてくれそう。
……じゃあ、ちょっと暗躍しますか。私なりの内助の功とやらを尽くしてみましょう。
辺境なら周りの目もそれほど気にならない。
思い立ったレフィアは、圧倒的な「内助の功」で、地方領主の夫を皇帝の座へと押し上げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 22:32:02
31579文字
会話率:55%
前世はファンタジーアニメ、ゲーム好きの女子高生、現世は宮廷魔術師長の一人娘、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢。
❇︎一章は完結しております。
『ディアナ……私の寵妃……』
誰かが耳元で、私の名前を囁いている。
瞼は開いているものの、視界は霧がかか
っているように不明瞭で、相手の姿ははっきりとはわからない。
びくりと身を震わせれば、からかうようにくちづけが落とされた。
幾度も繰り返されるそれは甘く、思考をたやすく遮って、蜜のように蕩けさせてしまう。
ーー貴方は、誰。
問いかけは、新たに注がれるキスの雨の中に埋もれた。
そしてーー
「なんっって夢を見てしまったの……っ!?」
お決まりの夢オチで目覚めた朝。魔法帝国バルハムート帝国、宮廷魔術師長の一人娘、ディアナ・ゾディアークは苦悩していた。
夢の逢瀬のお相手は、この大帝国を治める魔帝ディートリウス・アウレリアヌス・バルハムート。
若くにして皇帝の座についた彼が、急遽、花嫁選びの儀を行うことになった。人間の皇帝と彼を寵愛する精霊の王が共に国を統べるという、独自の統治体制を持つこの国では、花嫁の選び方も一風変わっている。
ーー誰が次の妃になるのか誰にもわからないーーそれを決めるのは精霊王のみであり、彼のものによる選定は〝精霊王の花摘み〟と呼ばれ、身分の上下も関係がない。帝国中の〝乙女達〟が選定対象になる中、見事、妃に選ばれた乙女は〝精霊王の寵妃〟として、皇宮に迎え入れられる。帝国中のうら若き乙女達が殺気立つ夜、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢である自分には関係のない話、とタカをくくっていたら……?
ーー様々な思惑が交錯する中で、ディアナは無事に寵妃になれるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 10:23:54
414673文字
会話率:49%
帝記299年エンプレスト帝国。
第14代エンプレスト皇帝が逝去し、歴代最年少の13歳という若さで皇帝の座に就いた第15代エンプレスト皇帝。
この期を逃さんと隣国が連合し侵略を始めた。
この侵略を阻止しエンプレスト帝国の英雄となったのが、この
物語の主人公である。
それから20年。
男は冴えないオジサンになっていた。
彼は世界を放浪し、自由気ままな生活を送っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 00:19:30
47016文字
会話率:40%
「あなたの余命は、あと30日です」
と余命宣告されたのは、グリックラン皇国の皇帝に仕えるコナツという東の果ての国から輸入された奴隷少女。
国で流行る原因不明の奇病「氷の花」が胸に咲き、余命幾ばくもないことを医師に告げられるが、コナツは
想いを寄せる皇帝リオに恩返しができていない!と奇病の原因を探ることを決意する。
リオに自ら進言して皇帝陛下付きの魔術師クロノスと共に「氷の花」の原因を調査したところ、「氷の花」が完治する条件は ”好きな相手と結ばれること” だった!
「氷の花」の調査をしている最中、皇帝の座を狙う刺客によって何度も命を狙わるリオ。コナツはリオのことを正体不明の犯人から守りながらも、奇病の原因を探る!!
はたしてコナツの「氷の花」は治るのか、リオを狙う犯人を捕えることはできるのか?
短気すぎる奴隷主人公コナツと、飄々とした皇帝リオの身分差、恋愛ファンタジー&ミステリー小説!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 23:00:00
119762文字
会話率:37%
魔導器と呼ばれる魔術を内装している道具が登場する物語。
舞台はファン帝国と呼ばれる帝国。この帝国はかつて近隣国の魔導器を奪うための侵攻した。それに対抗した近隣諸国は連合国を作り対抗した。こうして魔術大戦が始まり4年前に皇帝の死によって終
わりを告げた。
そして現在。時期皇帝になるはずだったナオトは行方不明になり時期皇帝の座は皇女リーザにしようと帝国の大臣たちは暗躍していた。皇女リーザはこのまま帝国にいたら自分の身が危ないと思い城を抜け出し隣国ダリア連合国に行くことを決意する。それは帝都の下町で何でも屋をしていた元騎士ナヲユキの運命を変えることとなる。
2014年5月より物語の改稿を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 18:00:00
361774文字
会話率:42%
魔力と共と生きる国、『ヴィーヘルム』。10年前、主人公『ジョシュア・L・ノートン』は皇帝の息子として生きてきたが、父の死を境に、国の大臣により次期皇帝の座を奪われ、城を追い出されてしまう。
大臣が帝国を王国と名を変えてからの10年間、 どん
どん国の活気がなくなるだけではなく、凶暴な魔物が増えていってしまった。このままでは父の愛したこの国から笑顔がなくなってしまう、そう思いたったノートンは、彼のロボット『エンペラー』とともに立ち上がった。はたして、彼らはこの国を取り戻すことができるのか…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 22:02:49
4118文字
会話率:25%