この物語は二十二世紀の合衆国から始まる。見た目はアフリカ系の日本人グレッグ(本名:真屋圭二)と日本に帰化したネイティブアメリカンのイヨタは、とある任務の最中にベータと呼ばれる異世界に連れていかれる。二人を案内したのは黒猫ラミー。ラミーは二人
の記憶をパッケージしてベータに連れてきたという。どうやら肉体はアルファと呼ばれる元の地球にあるらしい。二十世紀末から二十一世紀前半にかけて爛熟したラノベ文化にどっぷりはまっていた二人は転移上等、魔法万歳とばかりにベータでの暮らしを始めるが、ある日ジープを乗り回すよからぬ連中を発見する。どうやらそいつらはVR-MMORPGのプレイヤーであるらしい。
「異世界であるはずなのに、VR-MMOフィールドになっている?」
教育関連のNPOとは名ばかりで日本初のPMC(民間軍事会社)のメンバーであるグレッグとイヨタは、ベータのネイティブ生き物達を守るためにちょっとした戦をはじめるのだった。
主人公のグレッグとイヨタ以外の主な登場人物は、二人の師匠となる黒猫ラミー(たまに銀色のクマにもなる)、二人の上司である永原、秘書AIオニキス、ベータ世界の主神ソレイユ、イヌもどき魔法生物プリミーなどがいます。そこまで深刻な物語ではなく、エッチなシーンもありません。
なにせ初投稿ですので、あれこれ不手際もあると思いますが長い目で見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 20:00:00
94779文字
会話率:56%
上級異端審問官にして、退魔師であるヨハン・コルネリアス司祭と、吸血鬼の姫アリスは、魔術で制御された蒸気機関の世界で、世の中の安定を陰から支えていた。ある日、違法奴隷を扱う貴族の屋敷を強襲し、わずかに生き残った無辜の民を救い出すことに。しかし
、その裏を引く存在に疎まれる結果となり、アリスは囚われてしまう。アリスの身を開放するべく動き出したヨハンは、違法奴隷の手を引いた黒幕に辿り着く。しかし、黒幕によりヨハンは窮地に陥ってしまう。そのピンチに駆けつけたのは、他ならぬアリスだった。咎人として背中を預け合う二人は、黒幕の配下を蹴散らして、黒幕を追い詰められるのか?
「マジック×スチームパンクな吸血姫と退魔師コンビの痛快アクション×ダークファンタジー」ご覧あれ。
※最後まで書けてないのでエタったら、ごめんなさいっ><折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 23:00:00
41710文字
会話率:43%
『売らない』ではだれにでもあるような、芸術家の葛藤をかきました。
『焚書』では芸術家の一番大切なものを書きました。
キーワード:
最終更新:2020-09-02 15:19:36
533文字
会話率:0%
個人的には何かの手違いで焚書になっても仕方ないかなぁと思うような詩です。
最終更新:2020-06-14 23:27:58
259文字
会話率:0%
気がつくと異世界に召喚されていた男・三島陽章(みしまはるあき)。
しかし彼を召喚した女性・ミリアロードは、本当は強力な『魔術書』を召喚するつもりだったという。
もとの世界へと戻ることを望む一方で、自分が異世界に召喚された意味を見出したい陽
章。
ミリアロードとともにお嬢さまが集う魔法学園へと入り、生徒たちと交流して、戦って、別れて、また再会して……。
そうこうしているうちに気づけば周りは『魔術書』を狙うこわい人たちばかり。
それは聖女に賞金稼ぎ、平和を謳う派遣会社に焚書テロリストとよりどりみどり!
世界を巡る争いにガチで参戦してしまう陽章とミリアロードは『詠唱を合わせる』能力で協力し、無事に戦い抜くことができるのか!?
タイトルに無双と書いちゃったのでたぶんどこかで無双します。
※誤字脱字はご指摘くださると私が喜びます。
※お話の設定や内容になんらかの矛盾が生じた場合、基本的には後の話数の設定や内容を優先致します。
2020/03/23 連載開始(第1話投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 23:59:53
98410文字
会話率:54%
あんまり習いごとが多いもんだから、家を飛び出したアリス。
あんのじょう、マンホールに落ちてしまった!
そのなかに広がっていたのは、ちょっと奇想天外荒唐無稽摩訶ふしぎなふしぎな世界。
途中から誰に向けて書いてんのかわからなくなった物語!
め
ちゃくちゃな話が好きな人向け?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 08:06:49
52081文字
会話率:32%
図書室のシモン先生を慕う女生徒クレア。
先生の夢を見るようになった彼女は、そのことを親友のメグに打ち明ける。
だけどこの国には夢を見る自由すらなく、クレアの見た夢もメグによって密告されてしまう。
近未来のディストピアを舞台にした、先生と女
生徒の命がけラブストーリー。
※「覆面作家企画8」参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-20 18:21:56
5297文字
会話率:32%
禁教令。宗門改。
江戸幕府において、キリスト教徒はその治世を揺るがしかねないものとして、厳しく取り締まりされていた。
宗門改に臨む、与力の一人にあたる彼は、キリシタンの持ち物を押収し、精査の上で処分することが仕事だった。
その中には本来、
口伝でのみ伝えるべき、祈りの言葉が見受けられる書もあったとか。
すべてを闇に葬っていく彼。しかし祈りの書は思わぬところで生きていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-10 17:34:54
3737文字
会話率:3%
「奴らは神だのと聖女だのとそれらしいことは語るが、何一つ正しくない。どいつもこいつもあのうそに満ちた言葉に惑わされているのだ。だが、私たちは違う。私たちは真実を知る一族なのだから」
最終更新:2018-05-17 12:50:02
4833文字
会話率:36%
神聖でないものなど、『本』ではない。
最終更新:2015-08-12 19:21:17
4424文字
会話率:20%
戻りたい焚書官と、進みたい魔女。出会ったふたりの、はじまりの物語。
シロン・ヴァスガナードは、とある宗教の異端審問員である。焚書官と呼ばれる特別な地位を持つ彼に、上層部から言い渡された使命は、古の錬金術師、ベルトマンの遺物を探すこと。彼の
持つ英智を全て記したという歴程書を求めて、彼の故郷から続く軌跡を辿っていた。やがてシロンは、ある不気味な森へと足を踏み入れることとなる。そこに居たのは、森の魔女バーバヤーガ・ロゼと名乗る仮面の少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 12:33:47
20915文字
会話率:48%
辺境での輸送任務中、正体不明の相手に襲撃された主人公の部隊。幸いにも人的にも物的にも被害
は少なかった。襲撃を受けた原因は、輸送していた「図書遺産」にあるとしか考えられなかった。
かっては我が国もと図書隊が専守防衛目的で創設され、激しい戦
闘を繰り広げてきた時代があったが、今日では、思想差別的なことで見れば、ネットやSNSなどでの拡散の方が影響力も強くなり、
書籍においての攻防はほぼ皆無となっていた。
しかしながら、思想や民権運動が先行してきた政治思想においても、民主主義が、かっての輝き
を失い、大衆迎合的、週刊誌ネタ的な、思想や信念も何もない、マスコミ扇動的投票行動が、政権
の実績や陣容をまったく顧みなくなってしまい、どの国でも政権が不安定になってしまった。
民主主義の政治体制のでありつつ、民主主義以外の政治選挙体制を模索する必要が、世界中の
国家で必要な時代になってきた。
図書遺産は、そんな、現在においては絶対と思われている民主主義を、相対的にとらえなおし
時代に適した国家の政治選挙形態を、模索する秘密裏の国家的プロジェクトとして始まったので
ある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 16:12:49
1106文字
会話率:34%
凍りついた物語をレンジでチンしてくれたあるおばさんたちの物語です。
二十代のおばさんも若干二名程いますが、十代を基準にして言えば、二十歳過ぎればやっぱおばさんでしょう。
あと終盤でいわゆる「大きなお友だち(?)」もパーティに加わります
。
やっぱり私には童話は無理だったようです。
キーワードなどもちょっと変ですが、「中学生(以上)向け」というレイティングで、一応投稿しておきます。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 18:50:15
15450文字
会話率:38%
退会処分を受けた同志に捧げる散文。三十と一夜の短篇第7回。
最終更新:2016-11-05 00:00:00
823文字
会話率:31%
廬生はじっとその男を睨んでいた。
政が目配せすると数百人は居よう儒者、方士達の篭められた”坑の口”を秦の兵は埋め始めた。
まだ視界の隅に見えている政の吐き捨てた一瞬の言葉を廬生は聞いた。
「5年待つ… 仙丹を探し出すのだ。何も無けれ
ばそのまま死ぬが良い。」
坑の入口は完全に塞がれ訪れた闇の中を3日歩いた。
闇の中で発狂し殺し合いを始める者も居たが廬生は何も言わず歩いた。
光が見えた先に辿り付いた所で廬生は言葉を失った。
蒼い虹が煌く赤い空が広大な大地に敷かれていた。
天には仙山幽谷が聳え立ち異様な応龍の群れが雷の様な叫びを谺させている。
「おお!これぞ仙郷じゃ!崑崙に間違い無し!我らは真人ぞ!」
誰かが叫び走り出すと、幾人かの諸生が釣られてそれに続き地の空へと落ちて消えていった・・・
「あれは侯か・・・」
廬生は崩れ落ち天の地に叫んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-30 15:03:22
362文字
会話率:24%
此の文章は一九○八年、ルブランシュ大学の学会誌「考古学年報("la Revue Annuelle de l'Archeologie", vol.56)」に掲載された至極短い発掘記「スウ・クツク遺跡群発掘記("
la Fouille de Seu-Couque")」を日本語に翻訳した物で在る。彼の発掘記は学者のものとは思えぬやうな非科学的な代物で在り、掲載を許した大学と史学科は轟々たる非難に晒されたものゝ焚書を免れ今も仏蘭西各地の大学図書館の奥地で埃を被つてゐる。
處が、其のまゝ埃を被せてゐれば世の平穏も守られたものを態々埃を掃って訳者の下に持つて来た筋金入りの物好きがゐた。地方国立大に勤める訳者の友人である。留学中に彼の学会誌を見出した彼は此れを大層面白がり、此れを日本に広めてやる巧い手は無い物かと、斯う考えたのだ。
其の内容は訳者に取つても俄かには信じ難い物で在つたが、己の職分に従ひ、原文に忠実な翻訳を心掛けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-13 18:53:49
20102文字
会話率:2%
一生のうちに読み書きできる言葉の量に限りがある世界。一生分の言語量は子に言葉を教えるのに十分な歳を過ぎた頃には大抵尽き、人は以後失語症となる。
主人公・在架《ざいか》が生まれた時には両親は失語しており、在架は両親が自分に何も言葉を残さな
かった事にわだかまりを抱いたまま、高校生活を送っていた。
口に出して言えない言葉を抱えながら毎日を送る在架の前に、生まれてから一度も言語に触れる機会が無かった為に、物心ついた頃から失語症だった邯歩が現れ、言語を解さずとも誰よりも強く意思を伝える力を持つ彼女に在架は心を奪われる。
そんな中、公文書館や出版社等への連続放火事件が起こる。 在架は母から託された父母の学生時代の文通の束からそれが「焚書テロ」だと知り、そして「焚書テロ」の渦中に引き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-30 23:35:01
305280文字
会話率:7%
不正アクセス、コンピューターウィルス、追跡クッキー、いろいろと手の込んだ手法が現代には蔓延していますが、特定の作品に対する妨害や弾圧は古くから行われていました。では、一体、それを行った後はどうなったのでしょう?
最終更新:2006-08-15 11:14:47
10162文字
会話率:5%