『魔王は地下にいた』
魔王不在の地上、なのに魔物が自然発生する現象に頭を抱え続けていた人類に光明が指した、らしい。
地下には魔力が渦巻き、魔物はそこから発生する。それらを倒す事で世界の平和が保たれる事。
魔王がいる限り地下には魔力
が溢れ、それによりアイテムが生成され、それらを持ち帰る事で生計を建てられる人が生まれる事。
世界は、大ダンジョン時代へと突入したのだ。
そう、学者である私の父と、大魔法使いである私の母のせいで。
社会経験と称され実家から追い出された私は、今日も私はダンジョン前の仮設住居でパンを焼いて冒険者に渡していた。
だけれど私もまた、ダンジョンに乗り込んでいく。
父と母から受け継いだダンジョン英才教育をフル活用しながら、何千回だろうと挑戦を試みる。
だって、未だ最下層に誰も辿り着いていない眼の前のダンジョンは、私の元実家なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 08:57:12
63652文字
会話率:32%
人々に幸せという名前のアイスを売るために世界中を飛び回っている「漆黒の魔術師」「黒江マミ」。
彼女は「帝国」と「魔女」、「聖王庁」などの組織が繰り広げた混沌の渦巻きに巻き込まれて苦しんでいる民を救いたいと強く思っている魔術界の頂点「オーバー
マインド」であった。
そんな彼女に出会った「蚕食の魔神」「万眼の深淵」と呼ばれる恐怖の魔神「テラ」と契約を交わした「杉本ヤヤ」。
魔女の実験体として体の半分が「ホムンクルス」に入れ替えられた彼女は自分と同じ犠牲が出ないように彼女の世界救済旅にお供することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 12:24:40
121535文字
会話率:33%
歩く死体、ゾンビ、アンデッド――様々な創作で描かれてきたそれらは、もはや想像の産物ではなくなった。
地球温暖化が進み、日本から四季が失われるという異変の中、竜也、美優、勝治にとってはごくありふれた日常が続いていた。しかし、華やかな卒業式の
日にその日常は崩れ始める。
後悔、憎悪、悲しみが渦巻き、恐怖に支配されたこの世界で、彼らは希望を掴み取ることができるのか。
これは、ぼくたちの黙示録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 22:46:38
4867文字
会話率:37%
肺炎で入院して、幻覚と、
押し寄せる、過去の経験、記憶の渦巻き、書きます。
最終更新:2024-05-21 17:43:46
1335文字
会話率:0%
遠い昔 はるかかなたの 新大陸で・・・。
婚約は破棄された! ヌエバ・エスパーニャ公爵令嬢エリーゼ・コルテスは未来の皇妃から一転、公の場で断罪されてしまう。
皇太子フェルディナントたちから糾弾され、一族もろとも破滅の危機に瀕する
エリーゼ。宮廷には陰謀が渦巻き、悪意はいたる所に存在する。
帝国を揺るがす大事件を危惧したカトリック教会は、新世界に平和と正義を取り戻すべく、神罰と秩序の代行者たる3人のシスターを密かに派遣したのであった・・・。
自由気ままな楽天家のフランカとクールで生真面目なエリーゼ、二人の凸凹コンビのハチャメチャな毎日がはじまる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:20:00
12922文字
会話率:38%
───辛い人生より死を選ぶ。
嘗て、吟遊詩人が広めた神々の物語。あったかもしれない、居たかもしれない、そんな曖昧で神と人間の距離が今よりずっと近かったそんな時代。それがこの話の舞台。魔法もあれば、ファンタジー生物も闊歩する、ギルドだっ
て大繁盛しているし、勇者が居たりするかもしれないし、魔王だって居るかもしれない、世界。
そんな世界におちてしまった主人公──セリーヌ。彼女は強くもなく、飛び出た才能があるわけでもない、明るい性格でもないちょっとした自殺念慮持ちの女の子。
身体を造り替えられ、半神へとなったセリーヌが生きようとする世界は、神々の気紛れが交差し、渦巻き、人々の思いも被弾しまくる。この世界は決して優しくなんてない。しかも、セリーヌができる事と言えば香水を作ることだけ。だけど、彼女は神々に産み落とされた少年と元奴隷の男を連れて目的も往く先も決めずに気紛れに旅をする。
覇王が突発的に国を征服していくのを見送り、神々のやらかした後始末をしたりしなかったり、魔物と触れあったり、母を名乗る神から何故か逃げたり、冒険者をやったり…。
だけど、やっぱり強くもなく、付和雷同なセリーヌは香水を作ったりしながら、誰よりも人間らしく、神の影響を受けながら生きる…そんな話です。
まァ…作者である自分が重い噺など嫌いなのでギャグテイストになれて………たらいいなァ。願望です。基本的にバッドエンドとかメリーバッドエンドとか好きなタイプなので。
だけど、重い噺なんて書けないし、多分そう思うと思います。ウン、多分。
あと、噺の進み具体が亀並みにゆっくりです。さっさとサクサクと進むのがお好きな方には多分向いてないです。
†††
「アルファポリス」にも出しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 18:55:34
23412文字
会話率:37%
『兄さんいっしょにお風呂入りましょう』
『兄さん膝枕してほしいです……』
『兄さんだいすきです!』
星崎蒼太にはお兄ちゃんが大好きな甘えん坊で可愛い妹『純白(ましろ)』がいる。
高校生になった頃、蒼太はそんな純白に対して兄妹以上の感情を抱
いてしまった。だがその感情は決して許される事のないもの。このままではいけないと、その気持ちを押し殺して蒼太は次第に妹から距離を置くようになる。それは妹の将来と幸せを願っての事。突き放す度に悲しげな顔を浮かべる妹に心を痛めながら、それでもいつかは分かってくれるはずだと信じていた。でもそれから10年後、蒼太は父から二人の間に隠されていた真実を告げられる。蒼太と純白に血の繋がりはなかった、実の兄妹ではなかった、二人は結ばれる事が出来たのだ。
けれど何もかもが遅すぎた。純白は結婚する、自分ではない別の誰かと。後悔と悲しみが渦巻き、死んでしまいたいとさえ思った。そして願ってしまう。妹の傍にずっと居た、あの頃に戻りたい、純白との青春をやり直したいと――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 16:15:03
53768文字
会話率:41%
死亡した元船長カイトの頭脳を模したAIを搭載するサルベージ潜水艇ビーグルは、困難な大渦巻きでの事故のサルベージを成功させていたが意識を持つコンピューターの規制委員会に活動を制限された。
最終更新:2024-01-12 15:29:22
9990文字
会話率:37%
午前零時発売の人気小説を買った帰りに、プランタ、ボンザ、ペイズ、ミーナ、そしてポーは
不思議な渦巻きに吸い込まれてしまう。
そこから、特別な力を持つ者たちとポーたちの戦いが始まる。
*登録必須キーワードは異世界転移にチェックしましたが、異
世界転移というよりは異時代転移です。
*固定キーワードのオリジナル戦記はちょっと大袈裟かもしれません。ご指摘いただいて直したほうがいいと判断したら(あとから直せるのならば)訂正します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 07:20:55
72186文字
会話率:28%
元々人間ながら、全身骸骨の『死神』であるソラは、同僚のシャーリアと共に、生物の魂を仲介し、輪廻転生の秩序を守る仕事をしていた。しかしある日突然、彼らの上司である死神に、2人が元々人間であったことを理由にクビを言い渡され、強力な『死術』により
存在ごと現世から抹消されてしまう。
──しかし目が覚めると目の前に広がっていたのは『異世界』だった。しかもソラたちは前世の人間だった頃の姿に逆戻りしていた。死神の力を隠しつつ、何も分からない状態でありながら、少しでも異世界を理解するために情報収集に奔走する。
その中で、次第に異世界における状況が芳しくないものであることが分かっていく。長年に渡る亜人種の迫害、人間同士での戦争、貧困による飢餓、はたまた輪廻転生の秩序に異常をきたす魔術の存在など、多くの『負の感情』が渦巻き、異世界での秩序が崩壊しかけていた。
そこでソラたちは、死神としての圧倒的な力、信頼のおける眷属、知恵、裏工作を使って、ソラたちや異世界全体にとって都合の悪い国々や教会を、できる限り恐怖によらない方法で潰していくことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 12:00:00
29964文字
会話率:47%
「あなた魔法使いだけど質問ある?」
宇宙最強の魔法使いから魔力を受け取り、星野彗は魔法使いへと『進化』した。
思ってたよりも科学が進んでいる魔法界に戸惑いながらも、彗はエイリアンと魔法使いが手を取る大宇宙へと飛び出した。
宇宙を監視
する連合軍時々ギルドに所属しながら、美しい惑星を日々巡り、壮大な魔法界へと一歩を踏み出した。
しかし、彼は知らない。
死神が憐れな紛い物を睨んでいる事を。
隣に復讐心を燃え上がらせる者が居る事を。
救われない怨念が救済を待ち続けている事を。
そして、大きな陰謀が彼の目下で手ぐすねを引いていたことを。
宇宙に悪が渦巻き、謀略に満ちていることを。
あらゆるジャンルが混在するごちゃ混ぜファンタジー!
※設定資料は『活動報告』および『シリーズ』からどうぞ
※20201001追記:改稿元の『モバスペ』サ終に伴い重複掲載表記を削除折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 15:17:30
707215文字
会話率:50%
遥か昔、人々が持つ感情がChord(コード)というエネルギーを生み出した。全人類が内在的にある感情からコードを生成しているわけだが、とりわけ全人口の上位数%にも満たない一部はそのコードをエネルギー源として超人的な能力を操るコードオーナーとし
て存在する。また人は約32個の感情を持っているとされておりコードオーナーはその内1つの感情を主感情として持ってメインコードを生成し、能力の源としている。
しかし正の側面があるのと同時に負の側面もまた成立していた。人々の様々な感情が渦巻き、地球という生物が保持できる以上のコードが溢れてしまった現代、その余剰分はヒトならざる者、人外、通称「闇」として日常に現れ人々の生活に支障をきたしている。このような中でコードオーナー達の一部は人類の平穏を保つべく能力を活かして対闇特別武装隊員(対闇)として闇と対峙するのであった。
主人公、石倉夕我は高校生。対闇プロスペクト候補のアマチュアの対闇として地域の安全に尽力している。今作は彼を取り巻く仲間達や教師などの人間関係の構築や闇との対峙を経て人類の意義を見出していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 22:54:09
11721文字
会話率:53%
宇宙から飛来した変動重力波により滅亡の危機に瀕した令和X年の地球。中央政府を失った日本は暴力と恐怖が渦巻き、己の肉体と闘気によりあらゆる政敵を打ち倒し政拳を握った者だけが統治者となる社会になっていた。
※この作品は「小説家になろう」「アル
ファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
※この作品は2022年に文芸同人誌で発表した作品を改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 15:08:10
2472文字
会話率:48%
"今"より数十年先の時代の地球、エンタメが発展していきSNSなどであらゆるコンテンツが生み出され続け、話題性を取り上げていく時代。その時代の新たなる可能性の一つが、ある二人の若者の思い付きと行動で物語の幕をあける────
主人公、日方 透(ひがた とおる)は自経営の会社の休暇、休日を過ごしていた時、絶景を見るのが好きだったが、自分はどうしても、"見る"だけではつまらないという感情が渦巻き、人生の先が退屈だという事に頭を悩ませていた。
だがそこに彼の幼なじみ観旅 凪咲(みたび なぎさ)が家に訪ねてきた、透は凪咲との雑談をしていく中で、彼女に悩んでいる事を気づかれ、相談に乗ってもらうことから彼の人生に大きな影響を与える───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 12:38:39
3501文字
会話率:36%
昭和最後の日、女子高生である「私」は病院で死んだ…はずなのに、目が覚めたら猫になっていた。親代わりの保護者猫「ガンツ」やボーイフレンドチビ猫「ポンタ」、研究者猫「セージ」に囲まれて厳しくも楽しい「野良猫ライフ」を送る私。しかしその世界には
飼い猫と野良猫の抗争があり、私も否応なく巻き込まれていった。魔王ボッツとの対決が迫る。
猫と魔法と陰謀と家族愛がグルグル猫の目のように渦巻き、物語は意外な方向に…
全10回、毎週金曜日投稿の予定です。猫とファンタジーを愛するすべての人に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 20:12:26
104680文字
会話率:46%
あなたは幽霊を信じますか?
この作品は幽霊が科学的に証明され、幽霊をどのように使うかいろいろな観点から考えた作品です。
幽霊は死ぬ直前にどのような感情を持っていたのかで幽霊のスペックが決まり、死ぬ直前どのような考えでいたのかで幽霊の性格が決
定される世界。
もし、あなたが死ぬ直前になったらどのような感情でどのように考えますか?
この作品は異世界や異能力などは登場しませんが皆さまを飽きさせないようにつくりました。
ぜひ楽しんでください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 17:45:31
2986文字
会話率:32%
「もう二度と後悔はしない」
青年の転移人生はこの言葉から始まる。彼はいままでの怠惰を憂いていた。怠惰は彼の無力を招いた。なんの取柄もないと見限っていた自分の人生を肯定してくれた大切な女性をその無力のせいで殺されたからだ。彼は新たな世界で2
度と過ちを繰り返さないと決意した。
その世界は混沌の最中にあった。無力感の原因が人にとって怠惰に帰せられるなら、世界にとってのそれは停滞だろう。そして停滞は衰退とも解される。その世界はまさに衰退していた。数多の陰謀が渦巻き、人々に根差した魔法は過去の模倣に成り下がる。人の生息域は魔物の跋扈する魔界の侵食によってじりじりと後退していくばかりだった。
だが、そんな世界にも衰退を憂い、健気に生きる萌芽に満ちていた。ある者は自由を愛し、ある者は困窮する市民を憂い、ある者は魔法や学問に魅了されていた。彼らは決意した青年と出会い、世界を変革する嚆矢となる。
停滞した世界は再び動き出す。その先に待ち受けるのは紛れもなく『終焉』だ。この物語は『終焉』に向かって歩み始めた世界と『終焉』をもたらす英雄の軌跡を紡ぐ試みである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 06:00:00
16351文字
会話率:46%
ここは悪意が渦巻き各地で怨嗟の声が上がるディストピア、その日世界は一人の魔女を生み出した。それは世界各地を焼いて回り世界に恐怖を刻み込んだ。人類は魔女を共通悪とし、団結することを決意した。それから100年、平和となった世界の片隅で祝福されし
双子が生まれた。これは彼らの人生を綴る物語。*残酷描写ありですが、そこまで激しくない予定です。一応ね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 07:00:00
2089文字
会話率:46%
誰かが読んでくれても、引き込むものは無い。グルグルと渦巻きに落ちてゆくような、そんな詩とか物語を作れたらいいけれど。もう一度、聞かせてと、そんなことを言われたら、そんなことを言えたら、そんな風に生きられたら、よかった。
最終更新:2022-08-23 06:53:20
512文字
会話率:0%
都内有数の進学校に滑り込んだ龍野一二三は、そこが女子校だったという衝撃の事実を知り、一人屋上で黄昏れる。
すると一羽のカラスが、あろうことが彼女にぶつかってしまい、一二三は不運にも屋上から転落してしまう。
異世界転生。そんな言葉が
頭の中で渦巻き、次に彼女が目を覚ますと、そこはあからさまに中世日本の風景だった。
両親は黒髪でアジア人顔。しかし一つ違うのは、頭に角が生えているということだけ。
なんと彼女は、龍と神が交わって生まれた、龍人と呼ばれる種族に転生していたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 16:00:00
693824文字
会話率:54%