1年の訓練期間を得てPTデビューする盗賊リシュは
案件調整役から蒼の洞窟の下層到達を目指すパーティの参加を
先輩であるリティアと共に行く事を求められる。
募集リーダーで一癖ある戦士ジーン、呪文をド忘れする天然ヒーラーシンシア
召喚獣が言う事
を聞かない召喚士アリッサと指導役のララを交えた
ポンコツPTは無事下層に辿りつけるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 08:45:57
721965文字
会話率:31%
近所に住んでいる綺麗で優しいお姉ちゃん、青山瑠衣(あおやまるい)のことが好きだった三代林太(みしろりんた)は、幼い日に彼女へ告白するも、「大きくなったらね」と流され続けていた。
そんな林太も高校二年生になり、かつて自分の告白が瑠衣へ届いて
いなかったことを理解しつつ、自らの想いにも蓋をして生活する。
だがある日、高校教師になった瑠衣は林太の学校へ赴任し、担任も任されるのだが――
林太(7)「お姉ちゃん、結婚して!」
瑠衣(18)「ふふっ。りん君が大きくなったらね」
↓10年後
瑠衣(28)「りん君、お姉ちゃんと結婚してぇ(涙)」
林太(17)「えぇぇぇ⁉」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 02:47:26
935文字
会話率:11%
「ここ……どこ?」
普通の女子高生レナは、気がついたら草原にいた。ギルドを訪れると、適性職業は『魔物使い』のみだと言われる。
現代っ子のステータスはとても貧弱だったが、[運:測定不能]というたぐいまれな幸運と、【☆7】激レアギフトを武器
に、厳しい世界をなんとか生き抜く。
可愛いレア従魔たちと、のんびり生活したいだけなのだが……トラブルはこれでもかと舞い込んでくる。
これは、気弱で優しい少女が異世界仕様に成長してやがて女王様と呼ばれるようになり(風評被害)魔物たち(魔人族含む)から『従えてぇーー!』と従属求愛されつつ旅するお話。
コメディ要素多いです。
※
○底辺から、そのうち最強従魔たちのご主人様へ(成長早めです)。
◯従魔は、弱い種類からつよーい希少種へレアクラスチェンジ
◯狩って採って食べて、ゆるーい異世界旅がしたい(希望)。
○イラスト有りのサブタイトルの横に★印をつけてあります
◯個人小説サイトにも転載しております。
【書籍化】TOブックス様から七巻発売決定!! 2021年1月9日です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:54:55
3247257文字
会話率:31%
姫乃さんはなぜか傘を僕によく借りに来る。「ごめーん九澄くん。また借りに来ちゃった……えへへー♪」 忘れ物屋さんの姫乃さん。彼女のため僕は次から予備の傘を用意していくことにした。
「よよよ、予備!? ええええー!?」
なのになぜ、僕は彼女に涙
目で睨まれてるんだろう……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:59:03
3883文字
会話率:49%
異世界アレバルニア、この世界の住人全てに授けられる特別な才能ーーギフテッド。
作るもの全て美味にしてしまう、料理人最高峰のギフテッド『究極シェフ』を授かったマーヤ・ボナペティは
ある日、何者かによって『味覚障害』の呪いをかけられてしまう
。その呪いによって水以外の一切を口にすることが出来なくなったマーヤは、栄養失調で痩せ細ってしまい明日をも知れない命となる。
ある日、マーヤを救う為にと一人のコックが訪れる。彼はこの世界で数少ない『究極シェフ』のギフテッド持ちであったが、彼の作る料理ですらマーヤを救うことは出来なかった。その時、コックが一冊の不思議な魔術書をマーヤに手渡す。その本に書かれた魔法陣を使って、マーヤはある人物を召喚することに。
彼の名前は諏訪部正太、異世界流通センターと呼ばれる食品卸売業の営業マンだった。異世界を股にかけて商いをしている諏訪部は、こことは違う世界『チキュウ』から召喚されてやって来たと言う。
呪いによりアレバルニア産の食べ物の一切を食べられなくなってしまったマーヤの為に、コックは「チキュウ産の食材とレシピを使って料理したものなら食べられるんじゃないか」と提案。
その狙いは的中し、食事を数年振りに食べることが出来たマーヤ。
「呪いが解けるまで、うちと取引しませんか? こちらはチキュウ産の食材とレシピを提供する。それをあなたが購入し、調理して食べれば健康を取り戻せる。お互いウィンウィンの関係だと思うのですが」
このままでは餓死するのを待つばかりのマーヤに選択の余地などなく、まずは自分が生きて行く為に諏訪部の取引を受けることに。しかし食材を購入するには、金銭が必要となる。お人好しな諏訪部は、またしてもマーヤに提案。
「それなら出世払いということで。まずはあなたが健康になって収入を得るまでの間、それまでの費用はこちらで立て替えておきましょう!(涙目)」
ここからマーヤと諏訪部による、チキュウ産異世界料理店『ボナペティ食堂』が開業される。
*カクヨム様にも同作品を投稿しています*
*不定期更新になりますが、1章完結までは書き切ります*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:34:32
104048文字
会話率:31%
なんじゃこりゃー!?
交通事故にあったと思ったら変な変身ベルト付けられてた!
英語が母国語じゃないおっさんに英語でワケわからん説明されたけど、あんたがわかってないのに俺がわかるか!!って怒ったら今度は流暢な日本語で俺に今日から生まれ変わって
戦隊モノの青になれだって!
最初からそう言えっての!って怒ったらおっさん涙目。
気まずくなって話題を変えて「俺が青って事は他に赤とか黄色とか居るんだろ」って聞いたらおっさん今度は号泣!!
─────俺にどうしろと!?
そんなこんなで、たった一人で戦隊名乗る羽目になってちょっとブルーな俺のお話。
この作品はカクヨムさんにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 19:24:53
399864文字
会話率:33%
あがり症だと気付かれないようにポーカーフェイスを保ってきた『完璧令嬢』のキャロット。
そのせいで婚約破棄をされたが、ギリギリのところで持ちこたえた。
奇跡的にも次の縁談はやってきたが、もうポーカーフェイスを保てそうにないと、涙目で訴えてしま
う!
しかし、次の縁談相手。若き黒のクローディオ・ロジェット公爵閣下は、喜ぶ。
「どんなあなたでも受け入れるよ」
溺愛。むしろ重すぎる愛で包み込んで甘やかし!?
バレンタインデーに合わせて【『ただ身を委ねて?』系スパダリ溺愛ヤンデレシリーズ第一弾。】投稿。
(アルファポリスサイトにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 06:10:01
17011文字
会話率:24%
ある日、眼鏡の子供をトラックから救った主人公。目が覚めたら……眼鏡に転生していた!? モンスターの体を乗っ取って冒険をしていると、パーティを追放された少女に出会う。主人公はより良い宿主を探し、最強になるため、少女は強くなって追放したパーテ
ィを見返すために冒険を続ける……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 15:34:18
1578文字
会話率:0%
なんで転生者である俺がマスターより目立たないんだよ!!
ある日、突然ドラゴンの体に転生してしまった男子高校生。よっしゃこれで俺も無双系入り、と思った矢先にこの体の基礎スペックに絶望する。
『攻撃力……1!?』
果たしてこの体で主人よりより強
く、有名になれるのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 00:00:00
2441文字
会話率:29%
テーマは代償と希望と煙草 | アンノウンという怪物が蔓延る現代社会で、化け物の巣に連れ去られた少年、一ノ瀬レンは、アーティファクトを使いアンノウンを狩ることを生業としている『抗魔隊』所属の『英雄』三烏アサに助けられ、窮地を脱する。しかし、彼
はメディアで見た時と姿も形も、『性別』に至るまでもが変わってしまっていた。「俺が元に戻るためには、異性に惚れなきゃいけない」。上層部に嵌められて人形になる呪いをかけられてしまった三烏アサは元の体に戻るために、主人公は母の事件の真相を追うため、一時的なタッグを組む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 15:07:36
15916文字
会話率:53%
神とも崇められる最強種である竜人族の竜王フィリクス。彼の悩みはただ一つ。いまだ運命の番が現れないこと。可愛いうさぎ獣人の番といちゃいちゃ過ごすかつての冷徹眼鏡宰相を、涙目でじっとりと羨む日々を送っていた。
雷鳴轟く嵐の夜、遂に彼の耳に長年探
し求めていた番の声が届く。夢にまで待ち望んだ愛する番が呼ぶ声。だがそれは、今にも失われそうなほど弱々しい声だった。
一方そのころ、弱小国の宿命として大国ドラードの老王に召し上げられるはずだったアスタリアの王女アイリスは、美しすぎるゆえに老王の寵愛を受けることを恐れた者たちの手によって、豪華な花嫁衣装に身を包んだまま、頼りない小舟に乗せられ、海の上を彷徨っていた。
必死に抗うものの、力尽き、海底へと沈んでいくアイリス。
(お父様、お母様、役立たずの娘をお許し下さい。神様、我が魂を身許に捧げます……)
息が途切れる最後の瞬間、アイリスは神の姿を見た。キラキラと光る水面を蹴散らし、美しい黄金色の竜が、真っ直ぐにアイリス目指してやってくる。アイリスの国、アスタリアの神は竜だ。アスタリアを作り、恵みを与え守ってくれる、偉大で優しい竜神様。代々そう言い伝えられていた。
(神様……ああ、なんて、美しいの……)
竜と目があった瞬間、アイリスはにっこり微笑み、ゆっくり意識を手離した。
運命の愛に導かれ巡り合った二人。二人の恋の行方は……。
運命の番を全力で溺愛したい竜王様と訳が分からず戸惑う不憫美少女の全力いちゃらぶストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 17:35:19
45456文字
会話率:53%
人類と異星人が戦争状態にあるこの次元。
そんな世界に、一人で戦局をひっくり返す男が存在していた!
これはそんな男の物語。
ではなく、彼に振り回された者達による、掲示板での会話だった!
この作品は、「カクヨム」様 「ツギクル」様 「アルフ
ァポリス」様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 17:28:12
234810文字
会話率:34%
魔王軍によって人類は滅亡の危機に瀕していた。が、それはかつての話! 突如現れた勇者によって人類は再び立ち上がった! これはそんな勇者のお話……ではなく、そんな彼に振り回される者達による、魔法掲示板での会話だった!
この小説は「カクヨム」様に
も投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 18:00:00
33145文字
会話率:15%
ごく普通の男の子が美少女の体に脳移植されて、でっかく見える男達が怖くて涙目な話です。おまけに、美少女は性的虐待で自殺未遂で脳死したからか、体に焼きついた記憶で男に触られたらパニックに―――。「六章 二学期に突入」からラブコメ要素が強くなって
ます。
※挿絵を頂きました!ありがとうございます!※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 16:49:08
807824文字
会話率:43%
2007年4月1日。世界中にダンジョンが出現した。
建物の大きさや建築様式はさまざまであったそれらは入口に必ず同じ文字があった。
地球上のどの文字とも一致しないそれは読む者の母国語を読んでいるように以下の意味を示した。
「これは神の試練
であり祝福である」
それと同日に世界中のテレビにて一度きり流れた映像もまた物議を醸すことになる。
全世界電波ジャックと評されたそれは次のような内容であった。
「これよりダンジョン最深部に一番最初に来られた方の願いを一つかなえることとします。
奮ってご参加ください」
人知の及ぶところではない御業によって出現した建物。
銀髪の美女によって告げられた冗談のような告知。
王の願いをかなえようと軍隊を送る国家があった。
神を騙る者として破壊を試みる宗教国家があった。
様々な思惑で突入していく団体や個人がいた。
各国は情報不足の中対応を迫られることとなる。
混乱ののち、時は流れ、世界はダンジョンを受け入れた。
法が作られ、仕組みを整えていった。
10年後、インターネットが発達した世界に再び全世界電波ジャックが行われTV放送されると同時に
動画投稿配信サイト「We Tube」にも同じ内容の動画が投稿されていた。
銀髪の美女は語る。
「最下層到達者が現れました。これよりダンジョン攻略情報共有のためのWe Tubeによる配信を許可いたします」
さらにそれから6年後。
世間で最初に最下層到達したと言われている者は派出所で涙目になっていた。
「本当に瀬上秋人なんです、信じてください! 」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 14:19:38
51806文字
会話率:22%
ふと目覚めた時の違和感から、異世界転生したと理解した私。この世界にはスキルというものがあり、10歳の時に神から与えられる。
種類がありすぎてちょっと将来に役立つか不明な場合もあるらしいけど、どんなものでも私にとってはワクワクである! 楽
観的な性格は前世から変わらない。ネタでもむしろ良いのでは? なんて思いながら神殿へと向かう。
さぁ来い! って思って貰ったスキルは歌姫。うーん。私は歌そんなに得意ではないっていうか、音痴というか……。まぁそれでもスキルとして得たのだから一定のレベルまではいける。その先はいいやー。
そう思って神殿から出ていこうとしたけれど、何故か呼び止められてしまった。
あれよあれよとお話し合いの場に。そして聞かされるこの世界の事。おおっと? それはつまりあれです? あれですか? 私はこれから猛特訓しないといけないと!?
すでに10歳なんですよ! 絶対音感は得られない! 後5年で世界一になれと?? あ、そこまでではない? いやそれでも理由からするとそのぐらい……音痴なんだが? 練習方法も分からないんですよ!
涙目でスキルを確認すると、そこにはカラオケの採点画面が―――! は??
**************
1人称視点の小説です。
誤字脱字は気づき次第訂正します。
ノリと勢いの初投稿。
何か不備があれば追記します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 00:00:00
23202文字
会話率:35%
山賊一家の令嬢は、平民になった。
最終更新:2023-10-14 23:00:00
251文字
会話率:0%
前世の記憶がある日暮公花(ひぐらし きみか)は、高校の入学式で蛇ノ目剣(じゃのめ つるぎ)と出会い、愕然とする。
遠い昔ハムスターだった公花は、蛇だった剣に野山で追いかけられ、食べられそうになっていたのだ。
他人の振りをするも、なんと相手
にも前世の記憶が。ばっちりターゲッティングされてしまい、涙目の公花。
おまけに実力テストで学年最下位となり、学力トップの剣に勉強を教わることに。
「この頭お花畑の宇宙人が!」とディスられながら、親睦を深めてゆく(?)。
一方、時折不思議な力を使う剣には、なにやら秘密があるようで……。
蛇の姿になってしまい、元に戻れなくなった剣は、公花の家に入り込み、共同生活が始まる。公花に癒されながらも、運命の首輪は絞められて――。
四百年前の悲恋。そしてふたりの行きつく先は――?
※エブリスタ、カクヨム、ベリーズカフェ等、他の投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 12:00:00
72659文字
会話率:30%
「すまないエルクロ。これ以上は無理だ。パーティを出て行ってくれ」
ダンジョンを探索する上級冒険者パーティの一員だったエルクロは呪いによって女体化したことを理由にパーティを去って欲しいと言われてしまう。
男パーティに突如発生した女体は毒、
麻痺、感電、衰弱。そんなものよりも遥かに歪んだ形でパーティを蝕んでいた。以前の癖のまま男湯に乱入。半裸で過ごす。下着を平然と干す。ぶかぶかの衣服で際どい状態なことに気づかない。
数多の余罪。リーダーであるサンゲツはいち早くパーティ崩壊の原因となると見抜いていたが、追放は手遅れだった。
彼自身、見た目だけ美少女のエルクロに悶々とし、追放を自責し、リーダーとしての責任を理由に正当化、仲間としての友情。涙目になっていたエルクロへの罪悪感、欲情。もろもろがごちゃごちゃになった末に虎になってしまう。
「その声は……ボクの親友、サンゲツじゃないか」
なんか他にも侍が狂戦士のすえに鮫になったり、武闘家がロリコンになったり神官は割と前から変態なこと、武具屋の看板娘が百合女だとかが発覚していくし、他多分いろいろあるはず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 18:54:50
48437文字
会話率:48%
第二王子に転生した俺。何故か兄の第一王子の暗殺未遂の犯人にされ、人気無い北の宮殿という牢獄に監禁された。そんな所に赤子の可愛い妹が来てしまう。妹の幸せの為、前世の記憶を全開してチート魔法を完成させる。そして5年後に妹の為の楽園を探す旅に出よ
うとするが、涙目の妹に勝てず、過酷な一緒に過酷な旅へ向かうこととなる。ブラコンシスコンの2人が織りなす勘違いな旅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 21:00:00
374157文字
会話率:26%
【書籍化決定】
出版社や刊行時期については解禁になり次第!
幼馴染が邪神の生贄に選ばれたことを知ったエルトは自分が身代わりになるため邪神の元へと向かう
そこで邪神と対面をしたのだが、生まれ持った『ストック』のスキルが発動し邪神の攻撃を切り
抜ける
カウンター攻撃で邪神を滅ぼしたエルト。邪神が貯め込んでいたお宝と【神剣ボルムンク】を手に入れ街に帰ろうとするが、来る時に使った魔法陣は一方通行
仕方なく邪神の住み家から脱出して町へと帰ろうとするが、そこは故郷からかなりはなれた場所だった
彼は無事に町に戻って幼馴染に会う事ができるのか?
※ハイファンタジー2位・総合4位達成!(2/13 20時ランキング時)
※ハイファンタジー1位・総合2位達成!(2/14 20時ランキング時)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 13:04:42
203727文字
会話率:47%
剣と魔法の生きる世界、グリューネ。
十二歳で受ける洗礼式で、一人の少年はある物語を思い出した。
人類を滅亡へと導く物語、『暁に燃ゆ』。その小説と、自分のいる世界が酷似していると。
不安に慄く少年の眼の前で次々起こる小説のワンシーン
。それを驚愕で受け止めながら、少年ことジムサは涙目になる。物語の通りなら人間の国は全域焦土となり滅びてしまうのだ。
死にたくないよぅぅっ!!
混乱しつつも洗礼の水晶に触れたジムサ。すると彼に神々の祝福が贈られた。もらった祝福は『通行人』
その祝福を見た瞬間、彼は全てを思い出す。地球人であった前世や、この『通行人』というスキルを創ったのが前世の自分であることなど。
なにがどうなって?
前世も一般庶民なら、今世もバリバリのパンピー。そんな自分に何が出来ようか。
それでも物語を知り、己で創ったスキルを持つのはアドバンテージだと、ジムサは家族や自分を生き残らせるため暗中模索を続ける。
何も出来ないと嘆きつつ、彼は物語の中枢へ無意識に絡んでいった。周囲の預かり知らぬところを、ちょいちょいと変革しながら。
それと気づきもせずに世界を変えるジムサ。
異世界最弱だった『通行人』が、無意識に異世界最強となるヒストリー。御笑覧あれ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 07:46:47
8717文字
会話率:22%
貴族の婚前恋愛禁止令が出されてからというもの、疑似恋愛相手として自律稼働人形が飛ぶように売れ、それらをつくる人形師は空前絶後の繁忙期に入っている。
ひとりでメイド人形をつくり続けていたところ、美丈夫人形ばかりつくる羽目になり、べそべそ泣い
ている可愛い女の子の人形好き人形師エスターは、ある日騎士のシリルに押しかけられる。
「俺の顔をした人形を売るなんて、なにを考えているんだ!?」
「えっ!? お客様に言われた通りの人形をつくっただけなんですけど!?」
シリルに片思いしているものの婚前恋愛禁止令のせいでなにもできないから人形をつくりたい令嬢のせいで、何故か怒られるエスター。
エスターは自分を挟んで令嬢と騎士が不毛な争いをするのを涙目で見守りつつ、いつしか彼女にも恋が舞い込んでくる。
人形つくる以外の全てを諦めているエスターと、自信満々俺様騎士シリルの、喧嘩と人形談義と、ときどき恋。
サイトより転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 07:00:00
100199文字
会話率:49%