海上をいく、巨大な石油タンカーと。船の甲板に立つ、真壁環、という男。
この男の役目は、わが国の燃料輸送における、アジアでの海路を守ることにあった。
その役目をまっとうしようとする真壁は、南シナ海の航路の独占を狙う共和国との争いに、否応
なくまきこまれていくことになる。
そんなのを目指して、頑張った作品です。
これを書いていた当時は。一帯一路、が危険視されていたんですよ。なんだか昔の話ですけどね……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 12:33:46
75591文字
会話率:13%
主人公シルフィーヌは前世の記憶。
そう、自身が交通事故で他界するまでの記憶を持つ少女。
そんな彼女は、幼少期に自身の従兄が、生前に読んでいた物語のヒーロー様だと気が付き。
時期に彼の妃の一人。
七戦妃に選ばれ、愛する彼の危機を救うヒロインに
なるとわかり。
無我夢中で魔法の修行を続ける中で。
物語のストリート通りに女王陛下から、憧れの王子様の妻になるようにとの文が送られてくるから歓喜するのだが。
彼女が生前に読んでいた本が七戦妃と言う題だけあって。
シルフィーヌの他にも六人の妃が選ばれるのだが。
彼女と故郷を同じにする妃は後四人いるから。
シルフィーヌ以外にも。
女王陛下からの他国の王子の妃になるようにと四人のお嬢様達の元へと文がいくのですが。
残りの妃達も、自身が女性だと言う事だけで、己の持つ才能を生かす事も出来ずに。
このまま何処かの貴族の者と結婚。
そのまま、自身の才能を生かす事が出来ずに老いいる事に不満を持つ、名のある貴族の娘達ばかりですから。
自分達とは肌の色も違う異国の王子との結婚話しがやってきても。
お嬢様達の御両親も含め、大変に歓喜!
それもバンザイ! やった! でかしたぞ! となるのだ。
まあ、異国の王子だと言ってもハーフの上に。
自分達と同じ血を! 海賊の血! を受け継ぐ王子だと判明するから。
ごく一部のお嬢様を覗いては、みなが乗り気……。
そう、自分の許へときた結婚話しの王子の妃になれば。
自分自身が不満に思っていた事が叶うから、喜んで嫁ぐのだが。
夫である王子の国へと戻るまでの海路は長く。
その上、敵国の領海を通るものだから。
相手も黙って通す訳でもなく。
争いの予感が。
でも、物語のあらすじを知っているシルフィーヌは、こうなることを予測していたので。
彼女は臆することなく敵の艦隊に立ち向かうのだった。
自分達の主を大帝国の王にするために。
他の妃達と協力し合い。
難敵に立ち向かうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 07:00:00
79004文字
会話率:14%
『邯鄲にて』
〝Handan〟
中國幻想怪奇絵巻。
〈目次〉
1.姜深蓮死す
2.馬好きの劉馬と絵師張遼春
3.門番単田遅刻す
4.競絵
5.茶泉の計
6.言質
7.単田策士となる
8.弼馬温
9.千金の子は市に死せず
10.多
多益瓣ず
11.朝三暮四
12.墨頓墨になり秋詠出奔す
13.再競絵
14.秋詠死して桃忠気病う
15.静美女の首に光るは碧玉
16.静美女の願いは一つ
17.年寄の冷水
18.待てば海路の日和あり
19.時は今
20.復讐するは我にあり
21.桃忠恋い焦がれ三島を夢ゆ
22.桃忠六韜三略書し単田之を破る
23.静美人美しき野獣と化す
24.炎帝之業火
25.美獣死して茶泉命数を知る
26.林受墨となる
27.墨頓誕生
28.幼妻茶泉
29.現し身
30.朝四暮三
(欠番)31.その名を語るなかれ(R18+のため)
32.碧麗死す
33.泉にて三人
34.泉にて四人
35.お茶の香り
36.取り替え子
37.墨頓最後の命数
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 14:07:22
37248文字
会話率:33%
現代にダンジョンが現れて10年。
JK(女子高生)探索者である犬山ツカサは今日もダンジョンを探索している。いつも通りゴブリンを殺し、いつも通り日銭を稼ぐ。それが彼女の日常であった。
彼女の探索ジョブはいわゆるハズレだった。ユニークではあ
るが、リスクが大きすぎて力を発揮できないのだ。
底辺探索者。ザコザコザーコ。チワワ。
なんと呼ばれようと、それでも彼女は妹のためにお金を稼ぐ。継続は力なり。塵も積もれば山となる。すべての道はローマに通ず。待てば海路の日和あり。果報は寝て待て。あれ?
これは、忠犬少女がご主人様と出会い、キャッキャウフフしながら現代ダンジョンを攻略する物語である。
※この小説の9割はヒロインの解説で出来ています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 16:26:27
123079文字
会話率:29%
寒風の吹く、海岸通りを歩く高校生。電話をするスーツの男性とすれ違った。
最終更新:2023-05-20 22:19:20
283文字
会話率:38%
「私は毒打を受けたいと思っていますが、美しいお姉さんはいますか? そうでない場合、もう一度尋ねます…」 - 災厄の剣、旧世界の守墓人、調律師、最後の天国の防衛者、天文学会の黄金のカウボーイ、24の破壊要因の1つ、淮海路の小佩奇、深淵烈日、
最終的な地獄の王:葵詩。 ある日、困窮している葵詩は、拾ったチートアイテムが使えるようになったことに気づきます…ただし、これは良いことではないようです。 お金を稼ぎ、生き残るために、彼はこの危険な世界に足を踏み入れてしまいました。 現実の外の境界、日常の後の異常。 理想国、支配局、存続院、そして頂点に君臨する天文学会、グリーン・デイ、黄金の夜明け、存世の生存者、および多元宇宙の敵… 生き残るか滅亡するか? これは質問です。それでは、世界を救う10,001の方法の中から、HAPPYENDへの道を選びましょう。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 15:44:41
4689文字
会話率:17%
統一国家『魔導国』が崩壊して数百年。世界は東西の大陸に分断されていた。
東大陸においては長きにわたり戦乱が続き、いつ終わるともしれぬ闘いの日々が続いていた。さらに、古の昔に封印された魔王も復活し、東大陸は混乱の極みに達した。しかし、そん
な中、二十五人の英雄、後に《五君・二十士》と呼ばれる者達が立ち上がり、ついに魔王を退けることに成功する。
戦後の復興に合わせて、溢れ出る力は長らく交流の途絶えていた西大陸への航路を開こうとする情熱へと変わり、ついに東西の大陸を海路で繋ぐことに成功する。英雄“白鳥”の手によって、ようやく大陸間定期航路が就航し、東西の交流が始まった。
東西交流が始まって程なくして、“白鳥”の依頼を受け、かつての大戦で名を馳せた英雄達三人が西大陸へと赴いた。
その身に神の力を宿した半人半神の英雄《小さな雷神》フリエス、かつて巨大帝国を治めた軍神の神官《慈愛帝》フィーヨ、新たなる魔王を自称する《十三番目の魔王》セラの三人だ。
依頼の内容は、“白鳥”が探し求める天使の行方を探し出し、手紙を届けること。
そんな道中、立ち寄った『酒造国』レウマにて、事件に巻き込まれる。偶然出会った追われる男を助けたところ、国の重臣であるトゥーレグ伯爵の弟フロンであることが発覚。定例会議にて、謎の仮面の剣士に襲撃され、他の重臣も突如現れた鉄人形《アイアンゴーレム》によって次々と殺されるという大事件が発生した。
フロンの依頼を受け、かつての英雄二人と自称魔王は事件解決へと動き出した。
元宮廷魔術師にしてフロンの師であるアルコの助言を得て、事件の真相へと迫り、レウマ国の秘宝たる『金のなる畑』の謎を解き明かす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 07:03:16
700313文字
会話率:39%
第三次世界大戦後荒廃した西暦2042年地球。
80億人以上いた地球人口は10パーセントにまで減少、倫理観は低下し暴力と略奪が横行する中それでも人々は力強く生活していた。
文明は一部後退し移動手段は陸路と海路のみとなった世界、物資と人間が移動
するのも物騒な時世、それを警護送迎する事を生業とした者たちが居た。
この物語はそんな命知らずたちの活躍の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 11:49:46
17522文字
会話率:51%
普通の社会人が気がついたら異世界に転生!
普通の村人の子に生まれたがトラブルに巻き込まれる
異世界で【スキル】【魔法】駆使してトラブルを解決していくが、いつの間にか段々と普通から遠のいていく…
最終更新:2022-03-27 09:49:38
744932文字
会話率:44%
とある社会人であった主人公が、気がつくといつの間にか竜が守護する世界のゲーム世界に来ていた。
ゲームの世界に来た主人公は自分がその世界のモブキャラになっており、しかもそのモブキャラは途中で死んでしまうキャラであることを知っていた。
死亡する
予定のモブキャラになった主人公は、自分の死亡フラグを折るのと、起きるであろう世界の危機を回避するためにゲームの知識等を使い必死に足掻いていく。
海路希望です。連載小説はこれで2作目になります。
他にも異世界トラブルという小説を書いています。リンクは下に張って置くので、よければそちらも読んで下さい!
https://ncode.syosetu.com/n4316gn/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 00:12:48
22180文字
会話率:46%
魔法と剣の世界。
気や魔力に技能が使える世界で、主人公はその世界で唯一気も魔力も使えない。
そんな主人公だが、唯一使える技能の力を鍛えて成り上がっていく。
最終更新:2021-02-22 13:07:47
2757文字
会話率:40%
国宝を手に、ダーケン帝国の間の手から逃れようと、王女エミリと家臣のロイは王都を逃げ出す。
しかし、陸路も海路もダーケン帝国によって塞がれ、同盟国であるスコープ帝国のある大陸へと渡るには、魔の海洋『霧海』を抜ける他無かった。
ある老人の
話を元に、二人はある船に乗り込む、それは古代文明の生き残り、海の支配者として恐れられた戦艦ゴリアテであった。
そこで出会ったのは女中のカフェとゴリアテの艦長、そして様々な都合を抱えた乗客達。
霧海を渡るゴリアテ。しかし、ダーケン帝国の魔の手はゴリアテを襲った。
これは国を守る為生き残ろうとする王女と、数奇な運命を持つ乗客達、そしてそれを乗せた伝説の大戦艦の戦いを描く物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 19:34:48
49203文字
会話率:46%
これまでの大学生活を振り返って。
最終更新:2021-05-31 05:31:04
1517文字
会話率:9%
ここは魔法都市にあるショッピングモール。
魔法都市は面積が10万平方kmほどの島国であり、2つの大きな大陸を結ぶ海路の真ん中に位置している。
もともと大陸から離れ、魔法の研究者たちがひっそりと研究に明け暮れる静かな国だった。
しかし
、技術の発達に伴い、大陸間の人の移動や貿易が多くなり、中継点である魔法都市は、宿屋や商店が栄えていった。
研究者達は、自分達の場所が奪われたと怒っていた。
しかし、ある時ひとりの研究者が、巨大なショッピングモールを作ろうと言い出した。
ショッピングモールの売り上げを研究費として使えば、今まで大きな悩みであった、金が足らなくて研究が進まなくなることがなくなるだろうと。
みんな研究に没頭するだけでお金には無頓着な人だらけだったので、お金に困らなくてもいいというのはありがたいと、すぐに協力者が集まり建設が始まった。
その結果できたのが、この島全体に広がる巨大なショッピングモールである。
このショッピングモールには大陸間の交易により、世界中のありとあらゆるものが集まり、さらに最先端の研究による優れた魔道具も売っているため、今日も世界中の人々が訪れ、賑わっている。
ちょっと変わったショッピングモールの一日を描いた日常コメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 10:46:26
2494文字
会話率:45%
●稲葉幸人(イナバ・ユキト)は、ある日、突然、東京を襲った『怪獣』のせいで命を落とす。
そして異世界で、大きめの小動物に転生してしまう。(ウサギ)
しかも、その異世界のウサギは、とんでもないレア素材として狙われていて!?
森で密
猟者に襲われているところを、白馬に乗った王女様に助けられ、彼女の国へ案内されるが、こちらの世界でも『怪獣』が暴れていた。
原因を探るため、とりあえず、かつての魔王城(観光名所)を目指して旅立つ二人。
しかし、神出鬼没な『怪獣』と、個性的な王女の友人達に行く手を阻まれてしまう。
さらに、魔王城への海路が何者かに閉ざされてしまった上に、王女の国の国宝が狙われてしまう。
国宝を守るため、王女の国へ引き返すユキト達。
そこで彼らが見たものは、王国を押し潰すほどの巨大な『怪獣』だった………
頭に響く神の声。性癖が歪んだ王女様。強欲な魔女と商人。二つの世界で暴れる『怪獣』達。
敵と味方をくぐり抜け、ユキトは世界を救うことが出来るのか?
そして、地球でユキトの帰りを待つ、二つの尾を持つ猫の正体とは?
二つの世界を駆け抜けて、
ウサギの主役が飛び跳ねる。
王道冒険ファンタジー(?)開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 14:00:17
146232文字
会話率:58%
世界は、バルド王率いるバルダロスとブルーノ王率いるドリアニアの二大大国が覇を競っていた。そんな中バルド王に拾われたダンテは、そこでのし上がるべく戦さに奔走していた。
あるとき、戦友であるカルロと、不意なことで知り合った踊り子の女性である
エセルとともに任務に赴き旅に出る。そこで、ダンテは浮遊石の存在を知ることとなる。やがて、その浮遊石は、戦場に革命を起こす一大アイテムとなった。そして、この浮遊石は、浮遊都市ゼノスで得られるという。
ダンテとカルロとエセルの三人は、バルド王の命により、味方に引き入れたカーラの助けを得て、浮遊石を求めに海路の旅に出る。そこで苦難の末にゼノスにたどり着いたとき、それまで従順を装っていたゼノスが本性を現し始めた。なんとエセルはかつてゼノスにいた住人であり、浮遊都市にいながらにして世界中の戦さを闇賭場にして儲ける胴元だったのだ。
まるで掌の上で地上の戦さを金儲けの種にして弄ぶゼノスとエセルの正体を知ったダンテは、憤りを覚える。そして、そのゼノスでエセルの闇賭場を摘発しようとしているチェスターに姿をくらましたエセルを捉えるよう指示を受ける。期限は三年以内、それまでにエセルを捉えることができなければ、体内に仕込まれたナノマシンによってダンテの命はなくなるのである。
やがて、ゼノスから浮遊石を持ち帰ったダンテは、バルド王とブルーノ王の戦いに巻き込まれながら、エセルの行方を捜していくうちにそのエセルの指南役であるグレゴリーの存在を知った。
そして、このグレゴリーにダンテはあるビジョンを頭の中に受け付けられる。その後は、むやみに草原の夢が出てくるのだ。そして、ダンテは自分と同じようにこの草原の夢に苛まれる少年チコと知り合うことになる。チコが言うには、この草原の夢を植え付けれらた者は、何かしらの役割が与えられているという。さらにダンテは、自身の王のバルドも同じような草原の夢を見ていることを知り、衝撃を受ける。
ダンテは訝しんだ。では自分には一体、どんな役割を植え付けられたのだろうかと。
バルダロスとドリアニアの戦いはついに決着がつき、ダンテはエセルの指南役のグレゴリーを倒し、エセルを捉えることに成功した。だが、最後にエセルは意味深な言葉をダンテに投げかけ、やがて、その意味を知ったダンテはある覚悟を決めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 20:00:00
104114文字
会話率:52%
防衛省と密接な関係がある民間企業
高級クラブで「接待」を
最終更新:2020-02-12 16:00:36
434文字
会話率:85%
南米、ブラジルで発見された新種の感染症。「ブラズィウ熱」と呼ばれたこの感染症は狂犬病ウイルスの変異種と考えられた。思考を食欲に支配され、目につくもの全てを喰らう殺戮装置と化した感染者達によってブラジルは暴動の渦に巻き込まれる。
その後ウイ
ルスは短期間で陸路と海路、空路を通じて瞬く間に世界に拡散、事実上人類文明は崩壊した。
最初の感染から7年後、崩壊した日本に1人の少年の姿があった。
(当小説はカクヨムでも同時連載しております。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 00:51:28
4921文字
会話率:18%
地球「セラー」
青く彩った美しきこの世界では資本主義・自由主義陣営の主体「ラメシア共和国」と共産主義・社会主義の主体「ビエトス連邦」の10年間の戦争(赤青戦争)により多数の地域・国が廃墟化する。
ラメシア共和国は戦況が不利になり、ビエトス
連邦の首都「カスモ」に物資が運搬される海路を封鎖し、極秘部隊を浸透させ、連邦軍の主軸とる将校たちを始末する計画を立てる。
ラメシア共和国は戦争に勝つために、ビエトス連邦は戦争に負けないために、カスモと海を繋ぐ「アリナ公国」のシュレイク海峡では激しい攻防戦が相次ぐ。
ラメシア共和国の軍医、ヤンは戦闘兵力不足により、後方支援部隊から最前方部隊に配置され、シュレイク海峡攻防戦に参戦する。
しかし、同年冬、ビエトス連邦の奇襲攻撃により、シュレイク防衛軍は壊滅し、ヤンは雄一の生存者として廃墟街に残される。
廃墟街に残されて47日目。
ヤンの人生の転換点となる出来事が起きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-23 02:00:00
5395文字
会話率:3%
突如起きた『異変』によって地球は拡張した。
土地が広がり、一見すれば喜ばしく思えたのだが…『エルフ』や『獣人』に『ドワーフ』などの多種族が現れたのだ。
そして、ゲームに出てくるようなモンスターの存在まで確認されたのだ。唯一の救いはモンスター
は『ある一定領域』にか存在できないことが分かり人類の脅威ではなくなった。
だが、それと同時に人類が作り上げた現代兵器や銃器と言った殺傷性・破壊性のある兵器が全く機能しなくなってしまったのだ。(電化製品など生活必需品には影響はなかったが…。)
そして1番の問題は、モンスターの存在によって海路・空路・陸路…すべての手段で別大陸や国境越えができなくなってしまったのだ。
これより、輸入・輸出の手段を失った人類は一時的に経済マヒを起こすことになる。
経済不和が落ち着くと次なる問題…『食糧危機』が迫ってきたのである。
政府はこの事態に農業・酪農の増築を進めようとしたのだが適した土地の確保が難しく悩んだ挙句、モンスターの住む領域である『モンスターフィールド』を活用しようと試みたのだ。しかし、戦う手段の無い人類に成す術もなく諦めかけた時、奇跡が起きたのである。
いつしかふとネット上で『モンスターがいるなら戦うのは剣か魔法じゃね?』や『だったらレベルもあんじゃね?』という声が上がった。『ステータス・オープンの言葉でステータスが見れたりして…』に続き『やってみたら…ステータスが頭に浮かんだ』と言う声が上がり始め、ぽつりぽつりと同じような事象が起きたとの報告が上がり始めた。次第に爆発的に『ステータス』の存在が明るみになったのである。
戦う手段を得た人類はモンスターを狩りはじめていく。モンスターフィールドを支配するフィールドボスを倒すとその領域を得られることが分かり、人類は一縷の希望を手にした。
また、モンスターフィールドの中にダンジョンを見つけ攻略したところ「外国」へつ続く『扉』を開くことができることを知ることになり、少しずつではあるが人類の生活は安定に向かったのである。
そして…物語の主人公は長野県の山間に住む青年。
冒険とに町興しを中心とした物語が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-09 23:25:55
113988文字
会話率:59%
普通の社会人、干潟海路。まぁそんな一般人が色々あって転生した世界で繰り広げる冒険の物語である
最終更新:2017-11-12 08:57:16
1681文字
会話率:76%
五大陸。
そこには様々な力を持った種族が住んでいた。
大陸の支配者達は憂鬱に隣の大陸へと視線を配る。
『あの大陸が手に入れば、どれだけ豊かになる事か』
そんな事を考えるが、移動手段は中央の大陸、零を経由する海路しか手段は無か
った。
そんな零と呼ばれる大陸には十体の人《ひと》が住んでおり、その人間もまた周囲にある大陸を欲していた。
圧倒的な力を持つ零の住民との接触をせず、何とか他の大陸へ移動する方法を欲して止まなかった支配者達だったが、海路以外の例外がここには存在する。
浮遊島。
あまりにも小さなその場所は、かつて多種族間での抗争の場となった場所であり、今は誰も住んでいないハズであった。
五大陸条約上、浮遊島を利用して移動しても良いとされるのはただ一人だけ。
そこで、彼らは少年と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-20 00:50:42
1098文字
会話率:6%