俺は生まれてこの方、人のために泣くという経験をしたことがない。
テレビを観ていて、事故で何人もの人が死んだなんてニュースが流れてきても、気の毒だなくらいには思うけど、悲しいという感情はまったく湧いてこない。
だって俺とは関係ないからだ
。
この世界では、毎日数え切れないくらいの命が失われている。
その命一つ一つに同情していては、とてもじゃないが身が持たないだろう?
だから俺は、一度も募金とかもしたことはない。
俺は誰にも同情はしないし、誰のことも助けない。
――そうやって高校生まで生きてきた俺だったが、ある日の放課後の帰り道。
隣のクラスの有名な美少女が、一人で号泣しているのを目にし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 21:13:08
10020文字
会話率:39%
どれだけ悲しいことに直面したとしても
その場は笑って誤魔化して強気でいたとしても
やっぱり夜は一人で静かに泣いちゃうかな
あたしは一番傷つきやすいから
だけどあたしメンタルは強い……から
最終更新:2023-01-10 12:22:58
348文字
会話率:0%
3ヶ月に一度しか働かない冒険者のリューク。ダンジョンへ潜った彼は、そこで聖女と呼ばれる少女と出会う。そして……悲しいことに彼はニートを卒業することになってしまった……。
最終更新:2022-09-18 12:22:10
10068文字
会話率:48%
『昔々、あるところに大変見目麗しい令嬢姉妹がおりました。ですが、姉の評判は悪く、姉の婚約者であった王子様は、やがて妹の方に心惹かれてしまいます。婚約者を奪われ泣く姉に、妹はこう言ったのです。
「ねえ、何がそんなに悲しいの?」』
姉のフィ
オナの幸せを奪おうとする妹のニコラ。だが、その行動には裏があったのだ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 15:43:48
6593文字
会話率:50%
悲しい時は、泣きたいですよね。
だけど頑張ろうとしてしまう、そんなあなたに贈ります。
最終更新:2021-09-09 08:00:00
371文字
会話率:0%
岡山県玉野市に恐ろしくも悲しい伝説がある。
今を遡ること動乱のさなかの室町時代、安芸出身の盲目の座頭たち五人がいた。
一念発起して信濃の善光寺へ参るべく、瀬戸内の海を船旅の途中であった。
ところがその全財産に眼がくらんだ船頭。座頭たちは金
品をまるごと奪われたうえ、ちっぽけな岩礁に置き去りにされ、潮が満ちてきて海の藻屑と消えたという。
それ以来、周辺では怨みを飲んで死んだ五人の無念か、すすり泣く声が聞こえたり、火の玉が飛ぶなどとよからぬ噂が飛び交った。地元漁師は気味悪がって近寄りたがらない、いわくつきの岩礁だった。
……この悲劇伝説には諸説がある。
五人とも溺れ死んだのではなく、うち一人が近くの海岸に打ち上げられ生き残ったともされているのだ。
本作は、この生き残った座頭の逸話を題材に、恣にアレンジした物語である。
岩礁から近くの無人島に命からがら逃げた座頭の一人、杜の市。琵琶法師だった。
口封じするために追ってくる船頭、鬼市郎。
因果な運命の綾糸が織り成すさなか、得体の知れない不気味な島で命がけの遊戯がくり広げられることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 10:07:34
61867文字
会話率:13%
どうしようもなく悲しいとき。
「男だから泣いてはいけない」のだろうか。
「年寄りだから涙を流してはいけない」のだろうか。
涙は武器ではないし、弱みでもない。
泣くことは不格好ではないし、無駄でもない。
遠く離れたあのときに、変わらず続
くこのときに、涙を流して泣けたなら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 22:31:25
207文字
会話率:0%
アレスとブレンという仲の良い兄弟。二人は成長するに連れ距離を置くようになってしまう。そんな,二人に訪れた悲劇とは・・・。
最終更新:2019-11-02 16:20:37
2821文字
会話率:44%
ある病におかされている 七瀬 朝陽 (ナナセ アサヒ)は 家でも学校でもその病のせいで うんざりな生活を送っていた。そんな日常のなかでたまたま出会ったのは 同い年の髪が金に染められた 四ノ宮 大地 (シノミヤ ダイチ)だった。彼らの関係は一
瞬で終わるものだろうと思っていた、だが 突然に現れた朝陽のピンチを救ったのは 大地だった。そして彼らの恋は動き出す。不器用な2人は少しずつ距離を縮めていった。朝陽にとってこれまでにないぐらい幸せだった。しかし その幸せは突然消えていく。
2人に隠されていた、過去と嘘を知ったとき 彼らは、私たちは 何を思うだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-29 23:00:00
15754文字
会話率:57%
我々の世界と違う、魔法のある世界、その名もアリミシリア。
そこには六人の勇者がいた。その中の一人、光の勇者、エマ。
彼女はエルフで永久の時を過ごしていた、そんなある時の勇者達との
悲しい物語である。
最終更新:2019-06-18 20:14:36
1062文字
会話率:27%
※タイトルに★があれば挿絵、☆があれば写真が含まれます。
非モテで酒浸りでマダヲ(まるでダメなヲタク)な俺。童貞のまま三十歳の誕生日を迎え、飲みすぎて寝ゲロで窒息して死亡。
俺をあの世へ送るためにやって来た死神は、驚くほどの美少女。悲しい
死に方をしたヤツばかりを担当していて、俺の次は魔女裁判にかけられた無実の美女が処刑されるのを見届けるという。
……えっ、泣くほど嫌か? なら俺を連れてってくれへん? せや、そこに転生させてくれたら、美女もあんたも死ぬ気で助けるで! ……もう死んどるけどなっ!
酒が大好きで童貞で奥手な俺と、お酒に目がない気弱で心優しい美少女死神のでこぼこ珍道中、満を持して公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 21:02:46
154748文字
会話率:46%
私はウソ泣きが好きで、得意だった。
第一子で長女の私。さながら家の中のアイドルで、それが泣いたと分かると、両親は私をいつも構ってくれたから。
ある日、おばあちゃんの家に遊びに行った私は、やっぱり構ってもらいたくて、おばあちゃんの前でウソ泣
きをしてみせた。
けれどそれは、おばあちゃんにするべきことじゃ、なかったかもしれない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-02 21:32:33
3170文字
会話率:8%
普通の生活。普通の暮らし。
そんな中で普通に恋をして、お付き合いして。
私、橘優花は前々から好きだった桜木直人に告白をした。校内でも全くの無表情で有名な彼は、怒るどころか笑うことすらしない。付き合ってしばらくすると、直人の友達である斎藤から
直人と一日デートすることができれば理由を教えると持ちかけられた。結局は直人自身からその理由を聞くこととなったが、あまりにも辛く悲しい過去が彼を縛っていた。その後もあんなことやこんなことをする二人であったがーーーーー
笑うことを忘れた少年と泣くことを忘れた少女の静かな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-29 00:47:01
6904文字
会話率:69%
悲恋の詩…のつもりです(笑)同じ単語が並ぶなんとなくウザイ(笑)詩ですが、お付き合い下さいませ!
軽い気持ちで書いたので、へんな箇所は飛ばして下さいませ!(笑)
最終更新:2017-10-12 20:18:41
843文字
会話率:0%
春の季節は悲しい。でも、そこには一生忘れないものがあるはずだ。
最終更新:2017-03-21 17:40:59
846文字
会話率:24%
主人公 佐喜之江 樟葉 (さきのえ くずは) は、失恋経験のある高校二年。失恋のこともあってから、性格は変え、男子には非常に厳しい女子高生となっていた。 特に恋愛ごとは懲りごりだと思っている。
そんなある日、通っていた学校に転校生 柿崎
秋十 がやってきた。だがその転校生は、主人公の失恋相手だった!? 秋十は名前を変えており、樟葉と秋十は分からずにいた。 お互いのことが分からなくても、次第に惹かれていく秋十と樟葉。しかし、ひょんなことから秋十と主人公の親友 那希 は付き合うことに!?!?
明かされる真実に主人公は、秋十を好きになれるのか!
悲しい過去と愛の青春ストーリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 22:20:06
1393文字
会話率:33%
君が泣くのがつらいんだ。
だから、戯けて踊るぼくちんを見て笑ってよ。
最終更新:2016-09-30 21:03:10
537文字
会話率:0%
二年前、「情報屋テリー」と名乗る人物が暴いた北朝鮮・ロシアでの共同軍事プロジェクトは多くの変革をこの世界にもたらせた。
この日本では、新たに「情報税」なるものが導入され、またありあふれた職業の欄の一つに「情報屋」が付け加われたのはつい最
近のこと。
こんな世界で少女の鳴き声が聞こえてきた。彼女はテリーによってプロジェクトを暴かれたせいで
全てを失った。無論、彼女は「情報屋」を憎んでいる。そんな悲しい「日常」
そんな彼女の手を握ろうとして、握り切れていない少年がここに一人。
お金が無いせいで泣く泣く家に引きこもる少年。情報屋の資格を持ち、「師匠」から貰った帽子に宿る妖精に似た風貌の「テリー」と過ごすその「日常」は退屈さを増していた。
そんな二人の「日常」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 12:44:33
8318文字
会話率:43%
小さな集落が、その日燃えた。山賊に襲われ、女性を拐われ、腹いせに燃やされた集落。たまたま生き残ったのは、幼馴染みのまだ小さい少年少女。手を繋いで燃え盛る炎を見つめた。二人だから泣くことができた。
泣いたあとは、立ち上がるだけだった。
※
ハッピーエンドとは言いがたいです。
※人がたくさん死にます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-23 00:00:00
21013文字
会話率:31%
泣く理由が欲しい時に、無駄に色々考えた結果。結局、後悔だけが残る。
キーワード:
最終更新:2015-05-03 04:00:53
887文字
会話率:11%